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トヨタの電気自動車「bZ4X」機能・装備から充電方法まで「三井のカーシェアーズ」での使い勝手を紹介

年々、関心が高まるEV(電気自動車)。「乗ってみたいけど、ちょっと不安……」「購入を検討したいけど、使い勝手はどうなの?」、そんな人も多いのではないでしょうか?

2025年6月現在、三井のカーシェアーズではトヨタのEV「bZ4X(ビーズィーフォーエックス)」を導入しています。今回は、このbZ4Xの使い勝手やEVカーシェアの利用方法を紹介します。

<目次>
「ハリアー」に近いサイズのトヨタのEV
後席も荷室もゆったりした室内
運転席まわりの使い勝手は?
充電はどうする? 三井のカーシェアーズでの利用方法
「bZ4X」料金とステーション

「ハリアー」に近いサイズのトヨタのEV

「bZ4X」は、2022年にトヨタから発売されたSUVタイプのEV。スバルとの共同開発で、兄弟車としてスバル「ソルテラ」も存在しています。三井のカーシェアーズでは、2WDのGグレードを導入しました。

黒い樹脂のクラッディングパネルがSUVらしさを演出する
黒い樹脂のクラッディングパネルがSUVらしさを演出する
プロポーションは「ハリアー」などのSUVと変わらない
プロポーションは「ハリアー」などのSUVと変わらない
ボンネットの中にモーターを搭載する前輪駆動
ボンネットの中にモーターを搭載する前輪駆動

「bZ4X」のボディサイズは全長4,690mm×全幅1,860mm×全高1,650mmで、「ハリアー」の全長4,740mm×全幅1,855mm×全高1,660mmと似たサイズ感です。そのほか、三井のカーシェアーズに導入されている車種では「RAV4」も同等ですから、「ハリアー」や「RAV4」に乗ったことがある人なら、きっと違和感なく運転できるでしょう。

後席も荷室もゆったりした室内

「bZ4X」の室内は、中央の大きなディスプレイと、ハンドルの奥に設置されたディスプレイタイプのメーターが特徴。とはいえ、特別EVを意識させる仕掛けはなく、「新型プリウス」など他のトヨタ車との共通性を感じさせるものです。

ハンドルの奥に配置されたトップマウントメーターは視点移動を少なくするもの
ハンドルの奥に配置されたトップマウントメーターは視点移動を少なくするもの

「ファブリック+合成皮革」のシートは、ゆったりしている上にホールド性(身体を支える)の高い形状で、長距離移動時の疲労も少ないでしょう。後席の足元は、空間の広さに加えて床面がフラットなため、中央に座る人も窮屈な思いをすることなく乗れます。

前席は運転席・助手席ともにシートヒーターがついている
前席は運転席・助手席ともにシートヒーターがついている
運転席のみ電動で縦向きがリクライニング、横向きがスライドと高さのスイッチ
運転席のみ電動で縦向きがリクライニング、横向きがスライドと高さのスイッチがついている
空間たっぷりの後席まわり。床面がフラットなことに注目
空間たっぷりの後席まわり。床面がフラットなことに注目

荷室(ラゲッジスペース)は床面が高いものの、横幅に余裕があるためゴルフバッグを横向きに積載できました。トヨタ自動車のFAQページでも、Gグレードでは「長さ46インチのゴルフクラブが入る 9.5インチのゴルフバッグが4個収納できます」と書かれています。

後席を倒したとき床面がフラットになることも使いやすいのポイント
後席を倒したとき床面がフラットになることも使いやすいポイント
リアシートの肩のレバーがリクライニングとシートを倒す操作を兼ねる
リアシートの肩のレバーがリクライニングとシートを倒す操作を兼ねる

運転席まわりの使い勝手は?

運転席は大きなセンターコンソールで助手席と区切られており、囲まれ感のある空間となっています。スピードやバッテリー残量(走行可能距離)を示すメーターパネルは一見すると小さく見えますが、実際に運転席に座ってみると見やすいものでした。

幅の広いセンターコンソール。下にはUSB-C端子が備わる
幅の広いセンターコンソール。下にはUSB-C端子が備わる
ハンドルには運転支援機能やオーディオなどの操作スイッチが並ぶ
ハンドルには運転支援機能やオーディオなどの操作スイッチが並ぶ

カーナビはディスプレイオーディオで、Bluetooth接続ができるほか、Apple CarPlay、Android Auto、Miracast対応などの各種スマホ連携機能にも対応していますから、使い慣れた地図アプリやカーナビアプリをそのまま利用可能です。

ディスプレイ下部に、POWERボタンやエアコンなどの操作系が集約されているので、見やすく、また操作もしやすいといえます。狭い道や駐車時に心強いカメラ機能も充実。

ナビは12.3インチのディスプレイオーディオ。画面の右下にPOWERボタンがある
ナビは12.3インチのディスプレイオーディオ。画面の右下にPOWERボタンがある
360度ビューカメラを搭載。シフトセレクター左の「View」ボタンでも切り替え可能
360度ビューカメラを搭載。シフトセレクター左の「View」ボタンでも切り替え可能

「bZ4X」の数少ない特殊な操作がダイヤル式のシフトセレクターで、ダイヤルリングを押しながら「D」や「R」を選択します。「P」のみボタン操作です。パーキングブレーキは電動式で、シフトセレクターの横にスイッチがついています。

充電はどうする? 三井のカーシェアーズでの利用方法

「bZ4X」は、「リパーク銀座6丁目第5(自転車可)」ステーションに設置しています(2025年6月5日現在)。このステーションにはEVを充電する充電器が備え付けてあり、「bZ4X」がステーションにあるときは、常に充電器と接続されています。

「bZ4X」は左右に給電口があり、ステーションでは右側の普通充電を利用する
「bZ4X」は左右に給電口があり、ステーションでは運転席側の普通充電を利用する

利用開始時は、充電ケーブルを車体から引き抜き、充電器に戻してから出発します。また、利用終了時は充電ケーブルを車体運転席側の普通充電口に接続し、充電器のスイッチをONにします。なお、利用終了の操作は、ケーブルを接続し、充電器をONにしなければできないようになっています。

ステーションに設置されてる充電器。カギの暗証番号は車載マニュアルを参照
ステーションに設置されてる充電器。カギの暗証番号は車載マニュアルを参照
充電ソケットはスイッチを押すと引き抜ける構造。充電器のスイッチを先にOFFにすることを忘れずに
充電ソケットはスイッチを押すと引き抜ける構造。充電器のスイッチを先にOFFにすることを忘れずに
ケーブルを引き抜いたら充電器に束ねておく
ケーブルを引き抜いたら充電器に束ねておく

出発時には、メーター内に表示される航続可能距離を確認しておくといいでしょう。取材時は100%充電で446kmと表示されていました。

航続可能距離はあくまでも目安。走行状況や冷暖房の作動でも変わってくる
航続可能距離はあくまでも目安。走行状況や冷暖房の作動でも変わってくる

「bZ4X」料金とステーション

「bZ4X」の車種クラスは「プレミアム」、料金プランはベーシックの場合、以下の料金でご利用いただけます。設置ステーションは、「リパーク銀座6丁目第5(自転車可)」です。(2025年6月5日現在)

「リパーク銀座6丁目第5(自転車可)」ステーション
「リパーク銀座6丁目第5(自転車可)」ステーション

初めてEVに乗る方でも違和感なく乗れる自然が魅力の「bZ4X」。日々、利用するカーシェアとしてはもちろん、購入検討のためのゆったり試乗にも、ぜひご利用ください。

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