カーシェアリングの三井のカーシェアーズ公式ブログ愛知県 – カーシェアリングの三井のカーシェアーズ公式ブログ https://blog.carshares.jp/ カーシェアリングの三井のカーシェアーズ公式ブログ Wed, 20 Nov 2024 19:00:00 +0000 ja hourly 1 名古屋からクルマで白川郷へ!渋滞回避のおすすめルート&世界遺産を堪能する日帰りドライブ https://blog.carshares.jp/23780/ https://blog.carshares.jp/23780/#respond Wed, 30 Oct 2024 22:00:00 +0000 https://blog.carshares.jp/?p=23780 世界遺産に指定されている「白川郷」。岐阜県北部の飛騨地方に位置し、現在もなお人々が生活を営む合掌造り集落は、その景観を一目見ようと世界各国から多くの人が足を運びます。田んぼに水を張った水田、雪の冬景色も人気ですが、やはり山並みが色付く秋の紅葉シーズンもおすすめ。

今回は、名古屋駅周辺のステーションを出発し、日帰りで巡る白川郷の里山ドライブです。渋滞回避のルートと白川郷合掌造り集落内で立ち寄りたいスポットを紹介します。

〈目次〉
白川郷の渋滞回避ルートで、荘川エリアの見どころ巡り
白川郷に行く前に旧遠山家住宅を見学
紅葉の名所「であい橋」を渡って、白川郷の集落へ
人々が生活を営む、唯一無二の世界遺産「白川郷合掌造り集落」
地元の郷土料理「朴葉みそ」で飛騨牛を味わうランチ
「荻町城跡展望台」から眼下に広がる合掌造り集落を眺める
白川郷の湧き水を使ったスイーツ「水ぷりん」
今回のドライブで利用したクルマ:トヨタ「ハリアー」

白川郷の渋滞回避ルートで、荘川エリアの見どころ巡り

今回のドライブ旅は、名古屋駅太閣通口から徒歩5分ほどで到着する「リパーク名駅西第27」から出発します。車種は、高級感のある車室でゆったりとロングドライブが楽しめるトヨタのハリアーを選びました。

まずは、名古屋駅の東側へ回り、名駅インターチェンジから名古屋高速6号清州線へ。名神高速道路へ合流し、京都方面へ向かいます。その後、一宮JCTから東海北陸自動車道に入り、高山/郡上八幡方面へと進みます。

萩町合掌造り集落内は、9時~16時は観光車両の進入はNG
萩町合掌造り集落内は、9時~16時は観光車両の進入はNG

1995年に世界遺産に登録された白川郷合掌造り集落。伝統的な景観への影響を最小限にするため、合掌造りの集落内には観光用駐車場がありません。そのため、目的地は合掌造り集落から川をはさんだ対岸に位置するせせらぎ公園駐車場です。

また、観光シーズンは最寄りの東海自動車道・白川郷インターチェンジを使用するルートは渋滞することが多く、駐車場に到着するまで数時間かかってしまう場合も。今回は、東海北陸自動車道荘川インターチェンジを下りて国道156号を50分ほどドライブして、白川郷へ向かうルートを使いました。荘川インターチェンジから白川郷への道中は、下道で50分ほどのドライブです。観光スポットもたくさんあるので立ち寄りながらドライブが楽しめます。

T字路の「荘川インターチェンジ出口」交差点には、荘川地区の観光地を示す看板も
T字路の「荘川インターチェンジ出口」交差点には、荘川地区の観光地を示す看板も

東海北陸自動車道の荘川インターチェンジを出て、荘川インターチェンジ出口の交差点を左折して国道158号線に入ります。まず立ち寄ったのは、荘川インターチェンジのほど近くにある道の駅「桜の郷(さと)荘川」です。

日帰り温泉施設「桜香の湯」も併設されている道の駅
日帰り温泉施設「桜香の湯」も併設されている道の駅

道の駅に複合施設の特産品販売施設も併設されており、荘川で収穫した野菜や山菜などが販売されています。そばや漬物、木工品など飛騨荘川ならではのお土産も並んでいます。白川郷に向かう国道156号線沿いにはコンビニや商業施設が少ないのでトイレ休憩も兼ねて立ち寄っておきましょう。

▼道の駅 桜の郷荘川
住所:岐阜県高山市荘川町猿丸88
駐車場:あり
URL:http://www.shokawa.net/tour-guide/330

牧戸の交差点を過ぎるとそのまま国道156号線になり、道なりに進んでいきます。国道156号線のすぐ脇に広がる御母衣(みぼろ)ダムは、庄川をせき止めて造られたダムです。展望台からは御母衣湖の静かな湖面の眺めが一望できます。特に10月下旬~11月上旬には、湖沿いに美しい紅葉の景色が広がります。飛騨・美濃紅葉33選飛騨・美濃紅葉33選にも選ばれた紅葉スポットです。

紅葉シーズンは、エメラルドグリーンの湖面と紅葉のコントラストが楽しめる
紅葉シーズンは、エメラルドグリーンの湖面と紅葉のコントラストが楽しめる
毎年4月下旬から5月頭に満開になる荘川桜。桜の季節にもぜひ訪れたい
毎年4月下旬から5月頭に満開になる荘川桜。桜の季節にもぜひ訪れたい

ダムの向かいには、MIBOROダムサイドパークがあります。御母衣電力館、荘川桜記念館、30周年記念公園で構成された施設で、御母衣ダムや御母衣発電所、荘川桜を紹介しています。

▼御母衣ダム
住所:岐阜県大野郡白川村大字牧140-1
駐車場:あり
URL:https://www.vill.shirakawa.lg.jp/1165.htm

白川郷に行く前に旧遠山家住宅を見学

御母衣ダムから5分ほどクルマを走らせるとあるのが旧遠山家住宅。白川郷の代表的な切妻合掌造り家屋には、衣食住に関する資料が展示公開されています。旧遠山家の家屋は1827年頃、能登の大工によって建てられました。その後一度改築され、150年以上経過した現在でも屋内は黒光りするほど美しい状態が保たれています。

荘川インターチェンジから白川郷に向かう国道156号線の左手にある旧遠山家住宅
荘川インターチェンジから白川郷に向かう国道156号線の左手にある旧遠山家住宅
日本の昔ながらの生活と、暮らしの工夫が垣間見える室内
日本の昔ながらの生活と、暮らしの工夫が垣間見える室内

明治期には40人以上の家族が生活していたとされ、1階部分は居住スペース、2〜4層は養蚕スペースとなっています。床下では火薬の原料となる焔硝(えんしょう)づくりが行われていたそうです。

▼旧遠山家住宅
住所:岐阜県大野郡白川村御母衣125
駐車場:あり
URL:https://shirakawa-go.gr.jp/active/6/

紅葉の名所「であい橋」を渡って、白川郷の合掌造り集落へ

つり橋はコンクリート製で、多くの人が渡ると少し揺れるのもスリルがあってワクワクするポイント
つり橋はコンクリート製で、多くの人が渡ると少し揺れるのもスリルがあってワクワクするポイント

旧遠山家住宅からクルマで15分ほど走らせたら、村営せせらぎ公園駐車場に到着です。クルマを停めたら歩いて白川郷合掌造り集落へ向かいます。村営せせらぎ公園駐車場が満車の場合は、みだしま公園駐車場(有料、混雑時に使用)を利用しましょう。指定駐車場は、どちらも営業時間は17時まで。夜は住民の生活の場として夜間の観光客の受け入れは行っていません。

村営せせらぎ公園駐車場から白川郷の集落へとつないでいるのは「であい橋」です。全長107メートルのつり橋を渡ると集落の入口に到着します。川幅が広い庄川に架かるつり橋の上から、山々を眺めながら岐阜の雄大な自然を一望できます。庄川の清流と解放感のある景色を堪能しましょう。

▼村営せせらぎ公園駐車場
住所:岐阜県大野郡白川村荻町2495-3
駐車場:あり(有料、普通車1,000円)
利用時間:8:00~17:00
URL:https://www.vill.shirakawa.lg.jp/1157.htm

人々が生活を営む、唯一無二の世界遺産「白川郷合掌造り集落」

「白川郷合掌造り集落」は大小100棟余りの合掌造りが数多く残り、現在も人々が生活を営んでいる集落
「白川郷合掌造り集落」は大小100棟余りの合掌造りが数多く残り、現在も人々が生活を営んでいる集落

1995年にユネスコの世界遺産に登録されましたが、建物や景観だけではなく、地域に根付く住民同士の相互扶助の営みが高い評価を受けたといわれています。農村文化、生活、暮らしを深く感じることができ、日本の原風景に触れることができる場所です。

萩町合掌集落の北部に位置する和田家、周囲には消雪用の石組溝や池を備えている
萩町合掌集落の北部に位置する和田家、周囲には消雪用の石組溝や池を備えている
合掌造り集落にある和田家は、世界遺産地区内で最も大きい合掌造りで、国の重要文化財に指定されている
合掌造り集落にある和田家は、世界遺産地区内で最も大きい合掌造りで、国の重要文化財に指定されている

江戸時代後期に建てられた和田家は江戸期に庄屋や番所役人を務め、白川郷の重要な現金収入であった焔硝の取引によって栄えました。現在も住居として生活しながら、1階と2階部分を公開しています。(生活スペースは非公開)2階から眺める景色も必見です。

▼国指定重要文化財 和田家
住所:岐阜県大野郡白川村荻町997
駐車場:なし(村営駐車場を利用)
URL:https://shirakawa-go.gr.jp/active/13/

地元の郷土料理「朴葉みそ」で飛騨牛を味わうランチ

合掌造り家屋の店内には大きな座敷が広がり、テーブルもゆったり
合掌造り家屋の店内には大きな座敷が広がり、テーブルもゆったり

合掌造り集落の散策の合間にお昼ご飯を。集落の北端に位置する「白水園」へ向かいました。岐阜の名産品をたくさん使った「ごっつお和膳」や飛騨牛の石焼和膳、白川郷の天然水で育てた結旨豚(ゆいうまぶた)麻婆豆腐和膳など多彩なメニューの中から「朴葉みそ和膳 飛騨牛」をいただきました。

ボリューム満点の「朴葉みそ和膳 飛騨牛」2,200円(税込み)
ボリューム満点の「朴葉みそ和膳 飛騨牛」2,200円(税込み)
朴葉の上にたっぷりとみそとネギが乗っており、飛騨牛の肉とみそを焦げようにからませながら焼いていただく
朴葉の上にたっぷりとみそとネギが乗っており、飛騨牛の肉とみそをからませながら焼いていただく

朴葉(ほうば)みそとは、朴葉の上に、自家製のこうじ味噌を乗せて焼いた岐阜県飛騨地方の郷土料理です。他にもニジマスの甘露煮、そばや小鉢など郷土料理を存分に味わうことができました。

▼白水園
住所:岐阜県大野郡白川村荻町354
駐車場:あり※個人のお客さまは、村営せせらぎ公園駐車場をご利用ください。
URL:https://shirakawa-go.gr.jp/shop/23/

「荻町城跡展望台」から眼下に広がる合掌造り集落を眺める

桜、水田、紅葉、雪景色と、四季によって表情が様変わりする合掌造り集落
桜、水田、紅葉、雪景色と、四季によって表情が様変わりする合掌造り集落

荻町城跡は、断崖絶壁になっている中世の山城です。眼下に広がる白川郷合掌造り集落の眺めが格別な最高の撮影ポイント。高台から眺めると、合掌造りの家がすべて同じ方向を向いて建てられているのがわかります。これは、雪風を避けるために方角を工夫しているためです。

展望台へは、荻町合掌集落からゆるい傾斜の歩道を約20分登るコースがありますが、シャトルバスも運行しています。今回は、10分ほど乗車してシャトルバスで向かいました。シャトルバスは片道300円。展望台行きは9時台から15時台まで20分毎に出発しています。

▼荻町城跡展望台
住所:岐阜県大野郡白川村
駐車場:なし(村営駐車場を利用)
URL:https://www.vill.shirakawa.lg.jp/1284.htm

白川郷の湧き水を使ったスイーツ「水ぷりん」

白川郷の清らかな湧き水から作られた水ぷりん
白川郷の清らかな湧き水から作られた水ぷりん

白川郷らしいスイーツを探して「白川郷 ぷりんの家」へ向かいました。おいしいプリンを最適なタイミングで届けるために、店内奥の厨房で製造しており、日本プリンアワード2022の初代グランプリも受賞しています。

写真左から五平餅ぷりん(480円 税込み)、水ぷりん(460円 税込み)、白川抹茶ぷりん(470円 税込み)
写真左から五平餅ぷりん(480円 税込み)、水ぷりん(460円 税込み)、白川抹茶ぷりん(470円 税込み)

名物の「水ぷりん」は、地元のきれいな湧水を使ったみずみずしいプリンです。水のきれいな村としても有名な白川郷ならではのプリンを求めて行列ができるほど大人気!カラメルから始まる3層の味わいが楽しめます。

こちらでは「水ぷりん」以外にも、岐阜の郷土料理として愛される五平餅をモチーフとした「五平餅ぷりん」も販売。また、季節のプリンも充実しており、秋には「さつまいもぷりん」や「柿ぷりん」も並びます。

大人気店のため行列ができていることも。バス停をモチーフにした看板が目印
大人気店のため行列ができていることも。バス停をモチーフにした看板が目印

集落内にはゴミ箱がないので、食べ歩きは控えましょう。プリンをすぐ食べたい場合は、店前にあるベンチで食べて瓶を戻してゴミを捨てられます。「水ぷりん」以外は郵送も可能なので、お土産としてもおすすめです。

ビターなカラメルと程良い甘さのソフトクリームがマッチする「ぷりんソフト」 (450円 税込み)
ビターなカラメルと程良い甘さのソフトクリームがマッチする「ぷりんソフト」 (450円 税込み)

帰路につく前に、ソフトクリームを食べて小休憩。プリン専門店ならではの濃厚なぷりんソフトをチョイス。自然な甘みのソフトクリームがビターなカラメルソースとマッチします。

▼白川郷 ぷりんの家
住所:岐阜県大野郡白川村荻町702
駐車場:なし(村営駐車場を利用)
URL:https://purin-no-ie.com/

写真左から、赤かぶら漬(590円 税込み)、朴葉みそ(380円 税込み)、どぶろく羊羹(170円 税込み)
写真左から、赤かぶら漬(590円 税込み)、朴葉みそ(380円 税込み)、どぶろく羊羹(170円 税込み)

集落内の売店でお土産も購入しました。飛騨地方の名産品「赤かぶら漬」は、冬には雪で閉ざされてしまう飛騨地方の貴重な食料のひとつ。漬物文化が盛んな地域の郷土食です。また、どぶろく羊羹も購入。白川郷では毎年10月に里の平和を神様に祈願する「どぶろく祭」が行われます。白川郷の人々の生活に寄り添うどぶろくを使った羊羹です。ランチでいただいた朴葉みそも購入。朴葉とみそがセットされていて、自宅のコンロで調理ができます。

今回のドライブで利用したクルマ:トヨタ「ハリアー」

都市型SUVに求められる上質感、高級感にさらに磨きをかけた4代目ハリアー。ボディサイズは全長4,740mm、全幅1,855mm、全高1,660mmと、重厚でしなやかな乗り心地を実現しています。

大きな画面のカーナビと高級感のあるデザインのセンターコンソール
大きな画面のカーナビと高級感のあるデザインのセンターコンソール

ミドルクラスのSUVだけあって室内はゆったり。SUVならではの目線の高さで運転席からの見晴らしが良いのも特徴。安定感のあるシートのおかげで、初めての土地での長距離ドライブも疲れ知らずでした。

<今回のドライブのカーシェア料金>
・料金プラン:ベーシック
・車種クラス:ミドルプラス
・時間料金: 7,900円(12時間パック)
・距離料金: 6,260円(20円×313km)
合計:14,160円

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大河ドラマ「どうする家康」ゆかりの地を巡る岡崎ドライブ https://blog.carshares.jp/20745/ https://blog.carshares.jp/20745/#respond Wed, 19 Apr 2023 19:00:00 +0000 https://blog.carshares.jp/?p=20745 2023年1月にスタートした、NHK大河ドラマ「どうする家康」。今回は、大河ドラマで一層の盛り上がりを見せている愛知県岡崎市へドライブに行きました。岡崎市内にある徳川家康公ゆかりの地を巡り、歴史と文化、ご当地グルメを堪能します。

<目次>
名古屋市内を出発!家康公ゆかりの地、岡崎市へ
徳川家の氏神様であり、勝ち神様として知られる「伊賀八幡宮」
家康公が再起を誓った地「大樹寺」へ
家康公のふるさと「岡崎公園」を散策
岡崎名物、八丁味噌を味わう絶品ランチ
大河の世界観を体感!「どうする家康 岡崎 大河ドラマ館」
松應寺横丁でいただく和クレープ「イエヤスノツルギ」
今回のドライブで利用したクルマ:トヨタ 「シエンタ」

名古屋市内を出発!家康公ゆかりの地、岡崎市へ

今回は、JR・地下鉄千種(ちくさ)駅から徒歩5分ほどの場所にある「リパーク葵第12ステーション」から出発しました。最初に向かうのは「伊賀八幡宮」。県道60号線の広小路通を東に30分ほど進んだら東名高速道路・名古屋ICに入り、静岡・東京方面へ。

「リパーク葵第12」からトヨタ「シエンタ」を利用
「リパーク葵第12」からトヨタ「シエンタ」を利用

40分ほど走ったら豊田JCTから伊勢湾岸自動車道へと進みます。豊田東ICを降り、国道248号線を走行。約1時間で最初の目的地、「伊賀八幡宮」に到着です。

徳川家の氏神様であり、勝ち神様として知られる「伊賀八幡宮」

伊賀八幡宮は松平家の子孫繁栄の守護神・氏の神として、徳川家の祖先でもある松平四代親忠(ちかただ)公によって1470(文明二)年に創建された神社です。

国の重要文化財である「伊賀八幡宮」の拝殿
国の重要文化財である「伊賀八幡宮」の拝殿
境内の各所に、徳川家の「三つ葉葵」の紋があった
境内の各所に、徳川家の「三つ葉葵」の紋があった

「伊賀八幡宮」は大きな合戦の時には家康公も必ず参拝したといわれ、いまも「勝ち神様」として開運、合格祈願にご利益があると多くの人が訪れています。

随神門の前には、神橋がかかる池がある。例年6月末~7月にはハスの花が満開に咲き誇る
随神門の前には、神橋がかかる池がある。例年6月末~7月にはハスの花が満開に咲き誇る

境内には、本殿、随神門、神橋など国の重要文化財が多くあります。また、目の前を流れる伊賀川のサクラも美しく、7月頃には随神門の前に広がる池にハスの花が咲き誇り、フォトスポットとしても人気です。

▼伊賀八幡宮
住所:愛知県岡崎市伊賀町東郷中86
駐車場:あり(無料)
URL:https://www.igahachimanguu.com/

家康公が再起を誓った地「大樹寺」へ

続いては、家康公が再起を誓った場所・大樹寺(だいじゅじ)に向かいます。伊賀八幡宮からは県道56号線から県道26号線に入り、クルマで走って10分ほどで到着です。大樹寺の敷地内に有料駐車場があるので、そちらにクルマを停めて参拝しましょう。

まずは大樹寺の本堂で参拝を。その後は、拝観受付奥にある大方丈・位牌堂を拝観するルートへ
まずは大樹寺の本堂で参拝を。その後は、拝観受付奥にある大方丈・位牌堂を拝観するルートへ
本堂の木造 阿弥陀如来坐像の両側には「厭離穢土 欣求浄土」の文字がある
本堂の木造 阿弥陀如来坐像の両側には「厭離穢土 欣求浄土」の文字がある

大樹寺は、1475年(文明7)年、松平四代・親忠が創建した松平家・徳川将軍家の菩提寺です。家康公が19歳の時、桶狭間の戦いで今川義元が倒れたことで身の危険を感じ、菩提寺であるこの大樹寺に逃れました。

こちらの拝観料は、大人500円、小・中学生は300円。拝観時間は9:00~16:30(受付は16:00まで)
こちらの拝観料は、大人500円、小・中学生は300円。拝観時間は9:00~16:30(受付は16:00まで)

大和絵師・冷泉為親作 国重要文化財「襖絵(障壁画)」が、復元品にて公開されています。大樹寺の寺宝「「貫木神(かんぬきじん)」も拝観することができます。

松平・徳川将軍家位牌堂では、家康公の命により松平八大と徳川歴代将軍の14代までの位牌が安置されています。この徳川将軍の位牌は、等身大(亡くなった時の身長)で作られています。

家光公が建立した、大樹寺山門
家光公が建立した、大樹寺山門
境内から山門と総門(現在は大樹寺小学校の南門)を通して、真ん中に岡崎城が見える
境内から山門と総門(現在は大樹寺小学校の南門)を通して、真ん中に岡崎城が見える

そして、もう一つ見ておきたいのが大樹寺の山門です。こちらも愛知県の指定文化財で、1641(寛永18)年に三代将軍・徳川家光公が建立しました。岡崎城とその北側に位置する大樹寺を結ぶ直線約3kmは「ビスタライン」と呼ばれています。


▼大樹寺
住所:愛知県岡崎市鴨田町字広元5-1
駐車場:あり(有料)
URL:https://daijuji.jp/

家康公のふるさと「岡崎公園」を散策

クルマで10分ほど南下して、家康公のふるさと「岡崎公園」に向かいます。クルマは、敷地内の約150台収容できる乗用車の有料駐車場へ。表玄関にある大手門から公園の中へ進みます。この大手門は、高さ11m、幅16.4m、奥行き6.3mの大きさで、石垣には地元産の御影石が使われています。

岡崎公園の表玄関にある「大手門」
岡崎公園の表玄関にある「大手門」
大手門をくぐると、三つ葉葵の紋のフォトスポットがある
大手門をくぐると、三つ葉葵の紋のフォトスポットがある
家康公の人形が能を舞う「からくり時計」
家康公の人形が能を舞う「からくり時計」

公園に入ってすぐの広場にある、観光案内所とからくり時計。高さ6mの時計塔は、毎時00分と30分に家康公のからくり人形が現れて能を舞います。照明と音響の演出も見もの。定刻前には多くの人がカメラを構えて集まっていました。

家康公生誕の地・岡崎城(入館料 大人300円、小人 150円)
家康公生誕の地・岡崎城(入館料 大人300円、小人 150円)

奥に進むと見えるのは、岡崎城。15世紀に築城され、家康公の生まれた城として知られています。現在の天守は3層5階建てで、2階、3階が歴史資料館となっています。天守閣石垣や礎石などの遺構に関するものから、ジオラマやプロジェクションマッピングなどを交えて岡崎城の歴史を紹介。武士と庶民の暮らし、岡崎の文化や伝統産業などを伝えています。5階展望室からの岡崎市内の眺望も必見です。

公園内にある家康像を撮影しながら、広場へ戻りました。まずは、徳川家康公銅像です。これは1965年「家康公350年祭」を記念して建てられました。

1965年に建てられた徳川家康公銅像
1965年に建てられた徳川家康公銅像

その近くには松平元康像があります。若き元康(徳川家康)の騎馬像は岡崎城を背にし、大権現として再生する日光東照宮の方角を向いています。他にも公園内には石像があるので、ぜひ散策しながら探してみてください。

1992年に建てられた松平元康像
1992年に建てられた松平元康像

観光みやげ店・おかざき屋では、岡崎のお土産品や大河ドラマ「どうする家康」の関連グッズを多数販売しています。この日は、カクキューの八丁味噌を使った「八丁すいーとぽてと」と即席赤だしのみそ汁、三つ葉葵の紋のコースターを購入しました。

「八丁すいーとぽてと」777円、「即席赤だしみそ汁」356円、徳川家の三つ葉葵の紋が描かれたコースター163円(ずべて税込み)
「八丁すいーとぽてと」777円、「即席赤だしみそ汁」356円、徳川家の三つ葉葵の紋が描かれたコースター163円(すべて税込み)

▼岡崎公園
住所:愛知県岡崎市康生町561-1
駐車場:あり(有料)
URL: https://okazaki-kanko.jp/okazaki-park

岡崎名物、八丁味噌を味わう絶品ランチ

岡崎公園、隠居曲輪にあるのが「八丁味噌料理 いちかわ」です。岡崎公園内に14ある曲輪の一つで、本丸の東側に位置し、龍城堀(水堀)に突き出した馬蹄形の曲輪です。1927年から続く食事処で、店内からも江戸時代に築造されたお堀や石垣を眺めることができます。

龍城堀を眺めながら、郷土の味を楽しめる「八丁味噌料理 いちかわ」
龍城堀を眺めながら、郷土の味を楽しめる「八丁味噌料理 いちかわ」

岡崎の特産品といえば、まず思いつくのが「八丁味噌」。岡崎城から西へ八丁(約870m)の距離にある八丁町(旧八丁村)で江戸時代初期からみそを作り続けていることが、その名の由来となっています。現在、八丁町では「まるや八丁味噌」と「カクキュー八丁味噌」の二社がみそづくりを続けています。いちかわでは、この両社の八丁味噌を使って、オリジナルのみそだれを提供しています。

サクサクのトンカツを八丁味噌といただく「三河もち豚 みそかつ定食」1,500円(税込み)
サクサクのトンカツを八丁味噌といただく「三河もち豚 みそかつ定食」1,500円(税込み)

いちかわでは、みそがたっぷり乗った田楽定食や、みそおでん定食など八丁味噌を使ったさまざまな料理が食べられます。みそかつは柔らかな肉質で、脂身がさっぱりしていて甘味がしっかりあり、甘辛い八丁味噌との相性抜群。

単品でも注文できる「みそおでん」530円(税込み)
単品でも注文できる「みそおでん」530円(税込み)

定食だけでなく、みそおでんは単品メニューでも注文できます。国産生いも100%のこんにゃくのおでん串が3本セットになっています。いものクセが一切なく、さっぱりとして食べやすいこんにゃくに、八丁味噌のオリジナルたれがしっかり絡まります。これは、ぜひ岡崎に来たら食べておきたい一品です。

いちかわでは、武将をモチーフしたパフェも大人気。徳川家康公パフェ、徳川四天王パフェなどさまざまな甘味があり、推しの武将のパフェをいただくのもおすすめです!

▼八丁味噌料理 いちかわ
住所:愛知県岡崎市康生町515
駐車場:あり(有料)
URL: https://okazaki-ichikawa.jp/

大河の世界観を体感!「どうする家康 岡崎 大河ドラマ館」

2023年1月から岡崎公園内の「三河武士のやかた家康館」が、「どうする家康 岡崎 大河ドラマ館」としてオープンしました。(開館期間は2024年1月8日まで)こちらでは、ドラマのメイキング映像の上映、ストーリーや人物紹介パネル、実際に使われた衣装などの展示を行っており、大河ドラマの世界観に入り込める施設です。

「どうする家康 岡崎 大河ドラマ館」の入場券は、近くのチケット販売所にて購入できる
「どうする家康 岡崎 大河ドラマ館」の入場券は、近くのチケット販売所にて購入できる
劇中で登場する徳川家康(松平元康)公の衣装(複製品)
劇中で登場する徳川家康(松平元康)公の衣装(複製品)

まずは1Fから見学。主演の松本潤さんが登場するウェルカムVTRや大判メインビジュアルが迎えてくれます。「どうする家康」番組紹介コーナーでは、あらすじや登場人物の相関図、脚本家・古沢良太さんをはじめとするスタッフの紹介、徳川家康(松平元康)の衣装(複製品)が展示されていました。ドラマの概要に触れたら、地下1階に降りて「徳川家康の一生と三河武士」ゾーンへ向かいます。

甲冑「金陀美具足」(きんだみぐそく)のレプリカ
甲冑「金陀美具足」(きんだみぐそく)のレプリカ

「徳川家康の一生と三河武士」のゾーンでは、リアルな歴史にもとづく展示が広がっています。徳川家康が大高城への兵糧入れで手柄を立てたときに着用していたと伝えられる甲冑「金陀美具足」(きんだみぐそく)のレプリカなどが展示されています。

そして、デジタル化した関ヶ原合戦のジオラマは見応え抜群。映像に合わせて、ジオラマが動きながら合戦の展開を解説しています。

劇中で登場する織田信長、竹千代、瀬名の衣装
劇中で登場する織田信長、竹千代、瀬名の衣装

再度1階へ戻ると、キャストの等身大パネルがズラリ。主演の松本潤さん、織田信長役の岡田准一さん、家康公の正室・瀬名役の有村架純さんのパネルと一緒に写真を撮ることができます。

織田信長の衣装や幼少期の家康公・竹千代の衣装は、撮影使用品が展示されています。さらに、出演者インタビューやメイキング映像が上映される4Kシアターもあり、見どころが満載。大河ファンはもちろん、見ていない人でも大河ドラマの世界観を体感して楽しめる施設でした。(※期間中、展示替えあり)

▼岡崎公園(どうする家康 岡崎 大河ドラマ館)
住所:愛知県岡崎市康生町561-1
駐車場:あり(有料)
URL: https://okazaki-kanko.jp/dousuru-taiga

松應寺横丁でいただく和クレープ「イエヤスノツルギ」

岡崎公園からクルマで3分ほど北上し、最後に訪れたのは松應寺(しょうおうじ)横丁にある「TERAKADO COFFEE」です。松應寺とは、家康公が父・広忠公のために建立した寺で、その参道は木造アーケードのレトロな横丁になっています。

木造のアーケードで昭和レトロな雰囲気が漂う松應寺横丁
木造のアーケードで昭和レトロな雰囲気が漂う松應寺横丁
横丁を進むと、家康公が父・広忠公のために建立した「松應寺」がある
横丁を進むと、家康公が父・広忠公のために建立した「松應寺」がある
クルマは、松本観音裏にある指定の駐車場に(横丁入口に案内看板あり)
クルマは、松本観音裏にある指定の駐車場に(横丁入口に案内看板あり)

松應寺横丁の真ん中に位置する「TERAKADO COFFEE」では、家康公の刀をイメージしたクッキーが印象的なクレープ「イエヤスノツルギ」をいただきました。

「イエヤスノツルギ」880円(税込み)、「アイスコーヒー」450円(税込み)
「イエヤスノツルギ」880円(税込み)、「アイスコーヒー」450円(税込み)

抹茶を練り込んだもちもちのクレープ生地で、生クリームと小豆、きな粉や黒みつゼリーを包んでいる和のクレープです。こだわりのコーヒーもぜひ一緒に楽しみたいところ。カップには、家康公をイメージしたステッカーが貼られていました。

▼TERAKADO COFFEE
住所:愛知県岡崎市松本町42-78
駐車場:あり(無料)
URL:https://www.terakadocoffee.com/

岡崎には、まだまだ家康公にまつわるスポットが満載。八丁味噌を使った岡崎グルメもバリエーションが豊富なので、何度も訪れてみたい街です。由緒ある歴史が息づき、大河ドラマで盛り上がる岡崎のまちでドライブ旅してみませんか。

今回のドライブで利用したクルマ:トヨタ 「シエンタ」

コンパクトクラスのミニバンで、運転のしやすさと快適な室内空間で人気のトヨタ「シエンタ」。3列目のシートを使うと7人乗車でき、床下に収納して5人乗車だと荷室も広々と使えます。両側スライドドアも便利です。

運転しやすいコンパクトなミニバン「シエンタ」
運転しやすいコンパクトなミニバン「シエンタ」
美しい曲線とスポーティーなデザインも感じられるフロント部
美しい曲線とスポーティーなデザインも感じられるフロント部
3列シートで7人まで乗車可能
3列シートで7人まで乗車可能

室内はゆったりとしていますが、運転がしやすい車体のサイズと心地良い乗り心地で、快適なドライブが楽しめました。

<今回のドライブのカーシェア料金>
・プラン:ベーシック
・車種クラス:ベーシック
・時間料金: 5,700円(12時間パック)
・距離料金: 1,692円(18円×94km)
合計:7,392円

>>>トヨタ「シエンタ」のあるステーション

>>>料金について

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>>>ご利用の流れ

>>>車種ラインアップ

<最新情報はカレコ公式SNSで>
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岐阜・多治見市の観光ならここ! 地元ライターが教える人気のドライブスポット https://blog.carshares.jp/20409/ https://blog.carshares.jp/20409/#respond Wed, 25 Jan 2023 19:00:00 +0000 https://blog.carshares.jp/?p=20409 岐阜の東濃地方は陶磁器産業が盛んで、この地域で作られる焼き物は「美濃焼」と呼ばれています。ここ数年は、個性的なミュージアムやおしゃれなカフェ、ショップが増え、観光目的で足を運ぶ人が増えている多治見市。今回は多治見市在住のライターが、カレコのクルマで多治見市の行っておくべきおすすめスポットを巡ります。

<目次>
名古屋市内から多治見市は約1時間のドライブ
インスタで大人気!「多治見市モザイクタイルミュージアム」
店内に約14万枚のタイルが施された「SWANTILE café(スワンタイルカフェ)」
地域のものづくりを発信する器の店「PRODUCTS STORE」
商家や蔵など古い建物が残る「本町オリベストリート」を散策
2週間ごとに新作パフェが登場する喫茶「KURIKURI」
まだまだある多治見のおすすめ観光スポット
今回のドライブで利用したクルマ:ホンダ「新型ヴェゼル e:HEV」

名古屋市内から多治見市は約1時間のドライブ

今回は、名古屋駅から地下鉄・国際センター駅に向かって徒歩10分ほどの場所にある「リパーク名駅4丁目ステーション」から出発しました。まずは、ステーションの目の前を走る県道63号線を北上。「浅間町」の交差点を右折して県道215号線を進み、「赤塚」を左折します。国道19号線を多治見方面へ1時間ほどドライブです。

「リパーク名駅4丁目ステーション」からホンダ「新型ヴェゼル e:HEV」を利用
「リパーク名駅4丁目ステーション」からホンダ「新型ヴェゼル e:HEV」を利用

愛知県と岐阜県の県境にある内津峠でトンネルを二つ抜けると多治見市へ入ります。県道248号線が交わる「音羽町」の交差点を右折し、県道13号線を経由して向かったのは、大人気の観光スポット「多治見市モザイクタイルミュージアム」です。

タイルの原料である粘土の彩土場をモチーフにした「多治見市モザイクタイルミュージアム」(©Akitsugu Kojima / 写真提供:多治見市モザイクタイルミュージアム)
タイルの原料である粘土の採土場をモチーフにした「多治見市モザイクタイルミュージアム」(©Akitsugu Kojima / アイキャッチ画像ともに写真提供:多治見市モザイクタイルミュージアム)

モザイクタイルミュージアムは、日本最大のタイルの生産地・多治見市笠原町に誕生したミュージアムです。モザイクタイルとは、表面積が50平方センチメートル以下の小ぶりなタイルのこと。戦後、笠原町を拠点にタイル産業が隆盛し、全国各地の銭湯や住居、街なかをタイルで彩っていました。1995年頃から、笠原町の有志が収集した貴重なモザイクタイルの資料が時を経て、ミュージアムで展示されるようになりました。

まず、目を奪われるのは世界が注目する外観。建築家・藤森照信氏が設計・デザインを担当しており、タイルの原料となる粘土の採土場がモチーフとなっています。

インスタで大人気!「多治見市モザイクタイルミュージアム」

モザイクタイルミュージアムには2階から4階まで3つの展示室があり、それぞれの階でタイルの異なる表情を感じることができます。おすすめの見学ルートは、4階からスタート。土の壁に囲まれた大階段をのぼり、4階の自動ドアが開くとタイルに覆われた空間が一気に広がります。

少し薄暗い大階段を登りきると、4階の展示室が広がる
少し薄暗い大階段を登りきると、4階の展示室が広がる
タイル・カーテンの上部には穴が開いており、自然光が差し込む(©Akitsugu Kojima / 写真提供:多治見市モザイクタイルミュージアム)
タイル・カーテンの上部には穴が開いており、自然光が差し込む(©Akitsugu Kojima / 写真提供:多治見市モザイクタイルミュージアム)

4階の展示も藤森照信氏がディレクションしたもので、モザイクタイルの銭湯絵や洗面台など、どこか懐かしくて美しいコレクションが並んでいます。さまざまなタイルがワイヤーに貼り付けられている「タイル・カーテン」も必見です。天井には大きな穴があいていて、空から光が差し込んでいます。モザイクタイルの見方が変わる、唯一無二の空間です。

3階の展示室では、モザイクタイルの製造やタイル産業の歴史を学ぶことができます。昭和に使われていたシート状のタイル見本や道具が展示され、製造工程を解説する映像も流れています。3階奥のギャラリーでは、定期的に特別展も開催されています。2階は、地元メーカーのタイルを使ったキッチンや寝室などのインテリアが展示。コンシェルジュカウンターではタイルに関する質問や注文も可能なのだとか。

1階の体験工房で作れるモザイクタイルを使ったアイテム(曜日や時期によって変動)
1階の体験工房で作れるモザイクタイルを使ったアイテム(曜日や時期によって変動)
さまざまな色や形状のモザイクタイルから使いたいものを選べる(©Akitsugu Kojima / 写真提供:多治見市モザイクタイルミュージアム)
さまざまな色や形状のモザイクタイルから使いたいものを選べる(©Akitsugu Kojima / 写真提供:多治見市モザイクタイルミュージアム)

1階の体験工房では、モザイクタイルを使ったオリジナルの作品づくりが楽しめます。フォトフレームや小物入れなどに、色や形、サイズが豊富のモザイクタイルから好きに選んで貼り付けてデザインします。大人から子どもまで、つい時間を忘れて夢中になれる大人気のワークショップです。土日や祝日は、コロナ対策として予約制(当日でも空きがあれば参加可能)のため公式ホームページでご確認ください。

この地で培われたタイルの技術や情報を発信するモザイクタイルミュージアム。笠原町内には、外壁やゴミステーションなど街なかに多くのタイル装飾が点在しています。街を散策しながら、タイルアートを探すのもおすすめです。

▼多治見市モザイクタイルミュージアム
住所:岐阜県多治見市笠原町2082-5
駐車場:あり (無料)
URL:https://www.mosaictile-museum.jp/

店内に約14万枚のタイルが施された「SWANTILE café(スワンタイルカフェ)」

県道248号線を北上して向かったのは「SWANTILE cafe」です。陶磁器メーカーや商社が集まる美濃焼卸団地内に位置するカフェで、タイルメーカーの日東製陶所が運営しています。

倉庫をリノベーションした店舗の外観
倉庫をリノベーションした店舗の外観
店内には、至る所にカラフルなタイルが張られている
店内には、至る所にカラフルなタイルが張られている

約14万枚のタイルに覆われた店内は、どこを切り取ってもカラフルで心躍る空間です。天井から下がるランプシェードも、タイルに色付けをする「釉薬」の桶を再利用しています。

ランチは、週替わりのおかずが楽しめるプレートランチやハンバーグランチ、野菜と具材のオープンサンド・タルティーヌなどから選べます。今回は、人気のハンバーグランチをセレクト。この日のメニューは、玉ねぎがたっぷり入っているスープ煮込みハンバーグでした。あつあつの陶板の上に乗ったハンバーグはやわらかくて、ホッとする味わいです。

あつあつの陶板で提供される「ハンバーグランチ」1,580円(税込み)
あつあつの陶板で提供される「ハンバーグランチ」1,580円(税込み)
ランチは、和風クラムチャウダーや3種のデリ、サラダ、雑穀米がセットになったボリューム満点のランチ。写真映えするテーブルでいただくランチは絶品
ランチは、和風クラムチャウダーや3種のデリ、サラダ、雑穀米がセットになったボリューム満点のランチ。写真映えするテーブルでいただくランチは絶品

このランチで使われているタイルの箸置きがお持ち帰りできるのもうれしいポイントです。

カフェの奥にはタイル小物が作れる工房も。見学も自由にできる
カフェの奥にはタイル小物が作れる工房も。見学も自由にできる

カフェ内のショップコーナーでは、タイルを使った雑貨やアクセサリー、サンプルタイルなどが販売。カフェに隣接したSWAN工房では、タイルを使った鍋敷きや植木鉢などを作れるワークショップが開催されています。

▼SWANTILE café(スワンタイルカフェ)
住所:岐阜県多治見市旭ケ丘10丁目6-15
駐車場:あり (無料)
URL:https://www.swantilecafe.jp/

地域のものづくりを発信する器の店「PRODUCTS STORE」

タイルの世界を満喫しながらお腹を満たしたところで、続いてはショッピングへ。JR多治見駅北口のすぐ近くにある「PRODUCTS STORE」に向かいます。地元の産地商社の直営店として、多治見をはじめ、多治見に隣接する土岐市の窯元やメーカーの器、個人の陶芸作家の作品などを販売しています。

1階は窯元やメーカーの商品を、2階は作家ものを中心に販売。店舗前には駐車場も完備
1階は窯元やメーカーの商品を、2階は作家ものを中心に販売。店舗前には駐車場も完備
産地商社が手掛ける、カラフルな器のオリジナルギフトも
産地商社が手掛ける、カラフルな器のオリジナルギフトも
多治見で作陶している陶芸作家によるさまざまな作品などが並ぶ
多治見で作陶している陶芸作家によるさまざまな作品などが並ぶ
多治見の飲食店と開発した調味料や製菓材料も。旅のお土産におすすめ
多治見の飲食店と開発した調味料や製菓材料も。旅のお土産におすすめ

美濃焼の多様性を表すような店内には、レンジや食洗器も使える万能な陶磁器から一つ一つ表情の異なる陶芸作家の作品まで幅広いラインナップを楽しめます。毎月、2階の展示スペースではさまざまな企画展も開催されています。

▼PRODUCTS STORE
住所:岐阜県多治見市田代町1-59
駐車場:あり (無料)
URL: https://products-store.jp/

商家や蔵など古い建物が残る「本町オリベストリート」を散策

続いて向かったのは、歴史を感じる街道「本町オリベストリート」です。現在は、当時の商家や蔵などの面影を残す建物を改装したお店が並び、伝統工芸品を取り扱う器の店やウナギやそばなどの飲食店、モダンなカフェなどお買い物やランチスポットも点在。路地裏の散策も楽しめます。

ウナギやそばなどの飲食店、アンティークショップや雑貨店が並ぶストリート
ウナギやそばなどの飲食店、アンティークショップや雑貨店が並ぶストリート

本町オリベストリート沿いにある「陶都創造館」は、美濃焼のショップやカフェが入る複合施設です。施設内の多治見市PRセンターでは、多治見の観光マップの配布など地域情報を発信しているので情報収集としても活用できます。

蔵をイメージした外観の「陶都創造館」は敷地内に駐車場あり
蔵をイメージした外観の「陶都創造館」は敷地内に駐車場あり
多治見市の公式マスコットキャラクター「うながっぱ」のグッズも販売
多治見市の公式マスコットキャラクター「うながっぱ」のグッズも販売

こちらでは、多治見で作られている器や東濃地方で作られた味噌や七味などの調味料、お菓子、タイルを使ったアクセサリーなどの買い物も楽しめます。

お土産に購入した、「たじみあられセット(えび風味)」534円(税込み)、「豆皿」440円(税込み)、「うながっぱ」が描かれた「美濃初衣(はつごろも)きなこ・抹茶」 各184円(税込み)
お土産に購入した、「たじみあられセット(えび風味)」534円(税込み)、「豆皿」440円(税込み)、「うながっぱ」が描かれた「美濃初衣(はつごろも)きなこ・抹茶」 各184円(税込み)

▼陶都創造館
住所:岐阜県多治見市本町5-9-1
駐車場:あり (無料)
URL: https://www.toutokan.jp/

2週間ごとに新作パフェが登場する喫茶「KURIKURI」

最後に訪れたのは、陶都創造館からクルマで10分ほどの距離にある喫茶「KURIKURI」です。オリジナルのスイーツやランチ、丁寧に淹れられたコーヒーやさまざまな品種の紅茶をくつろぎながらいただけるお店です。

カントリー調の外観、店の前には共同駐車場が完備されている
カントリー調の外観、店の前には共同駐車場が完備されている

KURIKURIで特に人気なのは、個性豊かなパフェ。定番のKURIKURIパフェと紅茶パフェの2種類に加えて、2週間に一度、新しいパフェを提供しており、一度メニューに出したパフェは二度と作らないというこだわりも。パフェに使う素材は全て手作りで、アイスクリームも香料や添加物を使用せず、一からお店で手作りしているそうです。

抹茶とお茶の風味が広がる定番の和パフェ「KURIKURIパフェ」1,000円(税込み)
抹茶とお茶の風味が広がる定番の和パフェ「KURIKURIパフェ」1,000円(税込み)

今回は定番の「KURIKURIパフェ」をオーダー。一番上には和栗をふんだんに使った栗アイス、抹茶アイスと抹茶・ほうじ茶のチョコ。ほうじ茶クリームの下には、抹茶の台湾カステラ、中段には洋栗のアイスクリームと和栗の渋皮煮。最後は、ほうじ茶アイスとほうじ茶ぜんざいのゼリーで締めくくります。ボリューム満点ですが、やさしい甘さでサクサクと食べ進められます。新作パフェを目当てに通いたくなるほど、おいしい一品でした。

平日の朝(9:00~11:00)はパフェモーニングを実施しており、本日のおすすめコーヒーまたは紅茶が無料でついてくるおトクなセットで楽しめます。パフェの他にも、オリジナルの焼きハヤシライスや週替わりのパスタなどランチもおすすめです!

▼KURIKURI
住所:岐阜県多治見市大畑町大洞48-28
駐車場:あり (無料)
URL:http://kurikuri1997.com

まだまだある多治見のおすすめの観光スポット

多治見には、まだまだ巡りたい観光スポットが満載。多治見市の北部にあり、森の中に開かれた複合施設・アルティストヴィラージュは、小川や植物など自然で癒されながら食事や買い物が楽しめる観光スポットです。

森の中にカフェやアトリエなどが点在する複合施設「アルティストヴィラージュ」
森の中にカフェやアトリエなどが点在する複合施設「アルティストヴィラージュ」

歴史の深い禅寺「虎渓山 永保寺」も、多治見を訪れたら足を運びたい名所です。鎌倉時代に開創された禅寺で、観音堂と開山堂は国宝に、池泉回遊式庭園は国の名勝に指定されています。

秋は紅葉で色付き、多くの人でにぎわう「虎渓山 永保寺」
秋は紅葉で色付き、多くの人でにぎわう「虎渓山 永保寺」

歴史や自然、陶磁器やタイルなどの文化あふれる多治見の街へ、カレコのクルマでドライブに出かけてみませんか。

▼アルティストヴィラージュ
住所:岐阜県多治見市小名田町小滝5-6
駐車場:あり (無料)
URL:https://www.artiste-village.com/

▼虎渓山永保寺
住所:岐阜県多治見市虎渓山町1丁目-40
駐車場:あり (無料)
URL:https://kokeizan.or.jp/

今回のドライブで利用したクルマ:ホンダ「新型ヴェゼル e:HEV」

2021年にフルモデルチェンジした人気のコンパクトSUV「ヴェゼル」。高い環境性能と走りの楽しさを実現したハイブリッドシステム「e:HEV」モデルです。走行音は静かですが、パワフルな走りを体感。運転席からの視界も広く、快適な長時間ドライブを楽しめます。

フルモデルチェンジした新型の「新型ヴェゼル e:HEV」
フルモデルチェンジした新型の「ヴェゼル e:HEV」
すっきりとしたインパネには、USBなどの電源ポートも
すっきりとしたインパネには、USBなどの電源ポートも

余裕のある室内は、後部座席の足元まで広々。シックなファブリックのシートが、シンプルで上質な空間を演出しています。また、先行車発進の検知やハンドル操作アシストなどのサポートが搭載されているので安心。程よいコンパクトさと安全性能による運転しやすさ、パワフルな走りのどちらも体感できました。

<今回のドライブのカーシェア料金>
・プラン:ベーシック
・車種クラス:ミドル
・時間料金: 6,700円(12時間パック)
・距離料金: 1,692円(18円×94km)
合計:8,392円 

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