カーシェアリングの三井のカーシェアーズ公式ブログ岐阜県 – カーシェアリングの三井のカーシェアーズ公式ブログ https://blog.carshares.jp/ カーシェアリングの三井のカーシェアーズ公式ブログ Mon, 21 Oct 2024 03:43:31 +0000 ja hourly 1 岐阜・多治見市の観光ならここ! 地元ライターが教える人気のドライブスポット https://blog.carshares.jp/20409/ https://blog.carshares.jp/20409/#respond Wed, 25 Jan 2023 19:00:00 +0000 https://blog.carshares.jp/?p=20409 岐阜の東濃地方は陶磁器産業が盛んで、この地域で作られる焼き物は「美濃焼」と呼ばれています。ここ数年は、個性的なミュージアムやおしゃれなカフェ、ショップが増え、観光目的で足を運ぶ人が増えている多治見市。今回は多治見市在住のライターが、カレコのクルマで多治見市の行っておくべきおすすめスポットを巡ります。

<目次>
名古屋市内から多治見市は約1時間のドライブ
インスタで大人気!「多治見市モザイクタイルミュージアム」
店内に約14万枚のタイルが施された「SWANTILE café(スワンタイルカフェ)」
地域のものづくりを発信する器の店「PRODUCTS STORE」
商家や蔵など古い建物が残る「本町オリベストリート」を散策
2週間ごとに新作パフェが登場する喫茶「KURIKURI」
まだまだある多治見のおすすめ観光スポット
今回のドライブで利用したクルマ:ホンダ「新型ヴェゼル e:HEV」

名古屋市内から多治見市は約1時間のドライブ

今回は、名古屋駅から地下鉄・国際センター駅に向かって徒歩10分ほどの場所にある「リパーク名駅4丁目ステーション」から出発しました。まずは、ステーションの目の前を走る県道63号線を北上。「浅間町」の交差点を右折して県道215号線を進み、「赤塚」を左折します。国道19号線を多治見方面へ1時間ほどドライブです。

「リパーク名駅4丁目ステーション」からホンダ「新型ヴェゼル e:HEV」を利用
「リパーク名駅4丁目ステーション」からホンダ「新型ヴェゼル e:HEV」を利用

愛知県と岐阜県の県境にある内津峠でトンネルを二つ抜けると多治見市へ入ります。県道248号線が交わる「音羽町」の交差点を右折し、県道13号線を経由して向かったのは、大人気の観光スポット「多治見市モザイクタイルミュージアム」です。

タイルの原料である粘土の彩土場をモチーフにした「多治見市モザイクタイルミュージアム」(©Akitsugu Kojima / 写真提供:多治見市モザイクタイルミュージアム)
タイルの原料である粘土の採土場をモチーフにした「多治見市モザイクタイルミュージアム」(©Akitsugu Kojima / アイキャッチ画像ともに写真提供:多治見市モザイクタイルミュージアム)

モザイクタイルミュージアムは、日本最大のタイルの生産地・多治見市笠原町に誕生したミュージアムです。モザイクタイルとは、表面積が50平方センチメートル以下の小ぶりなタイルのこと。戦後、笠原町を拠点にタイル産業が隆盛し、全国各地の銭湯や住居、街なかをタイルで彩っていました。1995年頃から、笠原町の有志が収集した貴重なモザイクタイルの資料が時を経て、ミュージアムで展示されるようになりました。

まず、目を奪われるのは世界が注目する外観。建築家・藤森照信氏が設計・デザインを担当しており、タイルの原料となる粘土の採土場がモチーフとなっています。

インスタで大人気!「多治見市モザイクタイルミュージアム」

モザイクタイルミュージアムには2階から4階まで3つの展示室があり、それぞれの階でタイルの異なる表情を感じることができます。おすすめの見学ルートは、4階からスタート。土の壁に囲まれた大階段をのぼり、4階の自動ドアが開くとタイルに覆われた空間が一気に広がります。

少し薄暗い大階段を登りきると、4階の展示室が広がる
少し薄暗い大階段を登りきると、4階の展示室が広がる
タイル・カーテンの上部には穴が開いており、自然光が差し込む(©Akitsugu Kojima / 写真提供:多治見市モザイクタイルミュージアム)
タイル・カーテンの上部には穴が開いており、自然光が差し込む(©Akitsugu Kojima / 写真提供:多治見市モザイクタイルミュージアム)

4階の展示も藤森照信氏がディレクションしたもので、モザイクタイルの銭湯絵や洗面台など、どこか懐かしくて美しいコレクションが並んでいます。さまざまなタイルがワイヤーに貼り付けられている「タイル・カーテン」も必見です。天井には大きな穴があいていて、空から光が差し込んでいます。モザイクタイルの見方が変わる、唯一無二の空間です。

3階の展示室では、モザイクタイルの製造やタイル産業の歴史を学ぶことができます。昭和に使われていたシート状のタイル見本や道具が展示され、製造工程を解説する映像も流れています。3階奥のギャラリーでは、定期的に特別展も開催されています。2階は、地元メーカーのタイルを使ったキッチンや寝室などのインテリアが展示。コンシェルジュカウンターではタイルに関する質問や注文も可能なのだとか。

1階の体験工房で作れるモザイクタイルを使ったアイテム(曜日や時期によって変動)
1階の体験工房で作れるモザイクタイルを使ったアイテム(曜日や時期によって変動)
さまざまな色や形状のモザイクタイルから使いたいものを選べる(©Akitsugu Kojima / 写真提供:多治見市モザイクタイルミュージアム)
さまざまな色や形状のモザイクタイルから使いたいものを選べる(©Akitsugu Kojima / 写真提供:多治見市モザイクタイルミュージアム)

1階の体験工房では、モザイクタイルを使ったオリジナルの作品づくりが楽しめます。フォトフレームや小物入れなどに、色や形、サイズが豊富のモザイクタイルから好きに選んで貼り付けてデザインします。大人から子どもまで、つい時間を忘れて夢中になれる大人気のワークショップです。土日や祝日は、コロナ対策として予約制(当日でも空きがあれば参加可能)のため公式ホームページでご確認ください。

この地で培われたタイルの技術や情報を発信するモザイクタイルミュージアム。笠原町内には、外壁やゴミステーションなど街なかに多くのタイル装飾が点在しています。街を散策しながら、タイルアートを探すのもおすすめです。

▼多治見市モザイクタイルミュージアム
住所:岐阜県多治見市笠原町2082-5
駐車場:あり (無料)
URL:https://www.mosaictile-museum.jp/

店内に約14万枚のタイルが施された「SWANTILE café(スワンタイルカフェ)」

県道248号線を北上して向かったのは「SWANTILE cafe」です。陶磁器メーカーや商社が集まる美濃焼卸団地内に位置するカフェで、タイルメーカーの日東製陶所が運営しています。

倉庫をリノベーションした店舗の外観
倉庫をリノベーションした店舗の外観
店内には、至る所にカラフルなタイルが張られている
店内には、至る所にカラフルなタイルが張られている

約14万枚のタイルに覆われた店内は、どこを切り取ってもカラフルで心躍る空間です。天井から下がるランプシェードも、タイルに色付けをする「釉薬」の桶を再利用しています。

ランチは、週替わりのおかずが楽しめるプレートランチやハンバーグランチ、野菜と具材のオープンサンド・タルティーヌなどから選べます。今回は、人気のハンバーグランチをセレクト。この日のメニューは、玉ねぎがたっぷり入っているスープ煮込みハンバーグでした。あつあつの陶板の上に乗ったハンバーグはやわらかくて、ホッとする味わいです。

あつあつの陶板で提供される「ハンバーグランチ」1,580円(税込み)
あつあつの陶板で提供される「ハンバーグランチ」1,580円(税込み)
ランチは、和風クラムチャウダーや3種のデリ、サラダ、雑穀米がセットになったボリューム満点のランチ。写真映えするテーブルでいただくランチは絶品
ランチは、和風クラムチャウダーや3種のデリ、サラダ、雑穀米がセットになったボリューム満点のランチ。写真映えするテーブルでいただくランチは絶品

このランチで使われているタイルの箸置きがお持ち帰りできるのもうれしいポイントです。

カフェの奥にはタイル小物が作れる工房も。見学も自由にできる
カフェの奥にはタイル小物が作れる工房も。見学も自由にできる

カフェ内のショップコーナーでは、タイルを使った雑貨やアクセサリー、サンプルタイルなどが販売。カフェに隣接したSWAN工房では、タイルを使った鍋敷きや植木鉢などを作れるワークショップが開催されています。

▼SWANTILE café(スワンタイルカフェ)
住所:岐阜県多治見市旭ケ丘10丁目6-15
駐車場:あり (無料)
URL:https://www.swantilecafe.jp/

地域のものづくりを発信する器の店「PRODUCTS STORE」

タイルの世界を満喫しながらお腹を満たしたところで、続いてはショッピングへ。JR多治見駅北口のすぐ近くにある「PRODUCTS STORE」に向かいます。地元の産地商社の直営店として、多治見をはじめ、多治見に隣接する土岐市の窯元やメーカーの器、個人の陶芸作家の作品などを販売しています。

1階は窯元やメーカーの商品を、2階は作家ものを中心に販売。店舗前には駐車場も完備
1階は窯元やメーカーの商品を、2階は作家ものを中心に販売。店舗前には駐車場も完備
産地商社が手掛ける、カラフルな器のオリジナルギフトも
産地商社が手掛ける、カラフルな器のオリジナルギフトも
多治見で作陶している陶芸作家によるさまざまな作品などが並ぶ
多治見で作陶している陶芸作家によるさまざまな作品などが並ぶ
多治見の飲食店と開発した調味料や製菓材料も。旅のお土産におすすめ
多治見の飲食店と開発した調味料や製菓材料も。旅のお土産におすすめ

美濃焼の多様性を表すような店内には、レンジや食洗器も使える万能な陶磁器から一つ一つ表情の異なる陶芸作家の作品まで幅広いラインナップを楽しめます。毎月、2階の展示スペースではさまざまな企画展も開催されています。

▼PRODUCTS STORE
住所:岐阜県多治見市田代町1-59
駐車場:あり (無料)
URL: https://products-store.jp/

商家や蔵など古い建物が残る「本町オリベストリート」を散策

続いて向かったのは、歴史を感じる街道「本町オリベストリート」です。現在は、当時の商家や蔵などの面影を残す建物を改装したお店が並び、伝統工芸品を取り扱う器の店やウナギやそばなどの飲食店、モダンなカフェなどお買い物やランチスポットも点在。路地裏の散策も楽しめます。

ウナギやそばなどの飲食店、アンティークショップや雑貨店が並ぶストリート
ウナギやそばなどの飲食店、アンティークショップや雑貨店が並ぶストリート

本町オリベストリート沿いにある「陶都創造館」は、美濃焼のショップやカフェが入る複合施設です。施設内の多治見市PRセンターでは、多治見の観光マップの配布など地域情報を発信しているので情報収集としても活用できます。

蔵をイメージした外観の「陶都創造館」は敷地内に駐車場あり
蔵をイメージした外観の「陶都創造館」は敷地内に駐車場あり
多治見市の公式マスコットキャラクター「うながっぱ」のグッズも販売
多治見市の公式マスコットキャラクター「うながっぱ」のグッズも販売

こちらでは、多治見で作られている器や東濃地方で作られた味噌や七味などの調味料、お菓子、タイルを使ったアクセサリーなどの買い物も楽しめます。

お土産に購入した、「たじみあられセット(えび風味)」534円(税込み)、「豆皿」440円(税込み)、「うながっぱ」が描かれた「美濃初衣(はつごろも)きなこ・抹茶」 各184円(税込み)
お土産に購入した、「たじみあられセット(えび風味)」534円(税込み)、「豆皿」440円(税込み)、「うながっぱ」が描かれた「美濃初衣(はつごろも)きなこ・抹茶」 各184円(税込み)

▼陶都創造館
住所:岐阜県多治見市本町5-9-1
駐車場:あり (無料)
URL: https://www.toutokan.jp/

2週間ごとに新作パフェが登場する喫茶「KURIKURI」

最後に訪れたのは、陶都創造館からクルマで10分ほどの距離にある喫茶「KURIKURI」です。オリジナルのスイーツやランチ、丁寧に淹れられたコーヒーやさまざまな品種の紅茶をくつろぎながらいただけるお店です。

カントリー調の外観、店の前には共同駐車場が完備されている
カントリー調の外観、店の前には共同駐車場が完備されている

KURIKURIで特に人気なのは、個性豊かなパフェ。定番のKURIKURIパフェと紅茶パフェの2種類に加えて、2週間に一度、新しいパフェを提供しており、一度メニューに出したパフェは二度と作らないというこだわりも。パフェに使う素材は全て手作りで、アイスクリームも香料や添加物を使用せず、一からお店で手作りしているそうです。

抹茶とお茶の風味が広がる定番の和パフェ「KURIKURIパフェ」1,000円(税込み)
抹茶とお茶の風味が広がる定番の和パフェ「KURIKURIパフェ」1,000円(税込み)

今回は定番の「KURIKURIパフェ」をオーダー。一番上には和栗をふんだんに使った栗アイス、抹茶アイスと抹茶・ほうじ茶のチョコ。ほうじ茶クリームの下には、抹茶の台湾カステラ、中段には洋栗のアイスクリームと和栗の渋皮煮。最後は、ほうじ茶アイスとほうじ茶ぜんざいのゼリーで締めくくります。ボリューム満点ですが、やさしい甘さでサクサクと食べ進められます。新作パフェを目当てに通いたくなるほど、おいしい一品でした。

平日の朝(9:00~11:00)はパフェモーニングを実施しており、本日のおすすめコーヒーまたは紅茶が無料でついてくるおトクなセットで楽しめます。パフェの他にも、オリジナルの焼きハヤシライスや週替わりのパスタなどランチもおすすめです!

▼KURIKURI
住所:岐阜県多治見市大畑町大洞48-28
駐車場:あり (無料)
URL:http://kurikuri1997.com

まだまだある多治見のおすすめの観光スポット

多治見には、まだまだ巡りたい観光スポットが満載。多治見市の北部にあり、森の中に開かれた複合施設・アルティストヴィラージュは、小川や植物など自然で癒されながら食事や買い物が楽しめる観光スポットです。

森の中にカフェやアトリエなどが点在する複合施設「アルティストヴィラージュ」
森の中にカフェやアトリエなどが点在する複合施設「アルティストヴィラージュ」

歴史の深い禅寺「虎渓山 永保寺」も、多治見を訪れたら足を運びたい名所です。鎌倉時代に開創された禅寺で、観音堂と開山堂は国宝に、池泉回遊式庭園は国の名勝に指定されています。

秋は紅葉で色付き、多くの人でにぎわう「虎渓山 永保寺」
秋は紅葉で色付き、多くの人でにぎわう「虎渓山 永保寺」

歴史や自然、陶磁器やタイルなどの文化あふれる多治見の街へ、カレコのクルマでドライブに出かけてみませんか。

▼アルティストヴィラージュ
住所:岐阜県多治見市小名田町小滝5-6
駐車場:あり (無料)
URL:https://www.artiste-village.com/

▼虎渓山永保寺
住所:岐阜県多治見市虎渓山町1丁目-40
駐車場:あり (無料)
URL:https://kokeizan.or.jp/

今回のドライブで利用したクルマ:ホンダ「新型ヴェゼル e:HEV」

2021年にフルモデルチェンジした人気のコンパクトSUV「ヴェゼル」。高い環境性能と走りの楽しさを実現したハイブリッドシステム「e:HEV」モデルです。走行音は静かですが、パワフルな走りを体感。運転席からの視界も広く、快適な長時間ドライブを楽しめます。

フルモデルチェンジした新型の「新型ヴェゼル e:HEV」
フルモデルチェンジした新型の「ヴェゼル e:HEV」
すっきりとしたインパネには、USBなどの電源ポートも
すっきりとしたインパネには、USBなどの電源ポートも

余裕のある室内は、後部座席の足元まで広々。シックなファブリックのシートが、シンプルで上質な空間を演出しています。また、先行車発進の検知やハンドル操作アシストなどのサポートが搭載されているので安心。程よいコンパクトさと安全性能による運転しやすさ、パワフルな走りのどちらも体感できました。

<今回のドライブのカーシェア料金>
・プラン:ベーシック
・車種クラス:ミドル
・時間料金: 6,700円(12時間パック)
・距離料金: 1,692円(18円×94km)
合計:8,392円 

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名古屋から岐阜へ。紅葉を楽しむ日帰りドライブルート https://blog.carshares.jp/20026/ https://blog.carshares.jp/20026/#respond Wed, 02 Nov 2022 20:00:00 +0000 https://blog.carshares.jp/?p=20026 世界遺産の白川郷や下呂温泉など女子旅にも人気の観光スポットが多い岐阜県。今回は秋の紅葉を楽しみながら岐阜市周辺をドライブしてきました。名古屋の中心部から片道60分ほどで行けるドライブルートを紹介します。

<目次>
山頂には岐阜城がそびえ立つ、岐阜のシンボル「金華山」へ
モダンな古民家で絶品ランチ「古風人 長良」
紅葉した「金華山」と岐阜城で歴史散歩
日本三大仏が岐阜に? 正法寺の「岐阜大仏」を参拝
自然豊かな山県(やまがた)市に足を伸ばして
まだまだある岐阜の観光スポット
今回のドライブで利用したクルマ:マツダ「CX-5」

山頂には岐阜城がそびえ立つ、岐阜のシンボル「金華山」へ

今回は、名古屋駅から徒歩10分ほどの場所にある「リパーク名駅1丁目第3ステーション」から出発しました。ステーションのすぐ近くにある名古屋高速道路「名駅入口」から入り、6号清州線を進んで一宮方面へ。一宮中ICで降りて、国道22号線をドライブ。

「リパーク名駅南1丁目第3ステーション」からマツダ「CX-5」を利用
「リパーク名駅南1丁目第3ステーション」からマツダ「CX-5」を利用

木曽川にかかる橋を渡ると岐阜県に入ります。国道22号線は岐阜県に入ってしばらくすると国道156号線に変わりますが、そのまま郡上・関方面に向かって進みます。名古屋駅のステーションから1時間15分ほどで到着したのは「金華山(きんかざん)」です。

「金華山」山頂にそびえ立つのは斎藤道三や織田信長とゆかりが深い岐阜城
「金華山」山頂にそびえ立つのは斎藤道三や織田信長とゆかりが深い岐阜城

岐阜市の中心部に位置している「金華山」は、標高329m。山頂には岐阜城がそびえ立っています。西の麓に位置する岐阜公園からはロープウェーが出ており、気軽に山頂まで登れます。登山者も多く、地元の人にとってもなじみ深い山です。

国道156号線を側道に入ると、ドライブウェイに向かう看板が立っている
国道156号線を側道に入ると、ドライブウェイに向かう看板が立っている
ヘアピンカーブが多いので、運転は慎重に
ヘアピンカーブが多いので、運転は慎重に

国道156号線から側道に入って向かったのは「金華山ドライブウェイ」。住宅地を抜けて岩戸公園まで細い路地を進みます。公園を抜けるとすぐ山道へ。ヘアピンカーブが続くので運転は慎重に、車道の脇を歩く登山者も多いので十分に注意しましょう。

気持ちの良い山道は、登山者も多い
気持ちの良い山道は、登山者も多い
第二展望台は、少し離れた場所に停車場がある
第二展望台は、少し離れた場所に停車場がある

気持ちの良い森の中をぐんぐん進むと、山頂付近には山から飛び出すように設置された第二展望台があります。岐阜市や愛知県方面の景色が一望できるこちらの展望台では、登山客が休憩をしていました。

さらに進んで向かったのは、終点の水道山展望台です。20台ほど停められる駐車場から階段を上り、展望台に上がると眼下に岐阜市街地が広がります。

駐車場から近い場所に展望台があり、トイレも完備されている
駐車場から近い場所に展望台があり、トイレも完備されている
水道山展望台から見下ろす岐阜市街地の景色
水道山展望台から見下ろす岐阜市街地の景色

約5kmの金華山ドライブウェイは、夜9時から朝7時までは通行不可。料金は、無料で通行できます。平日は水道山展望台から岐阜公園方面に抜けられますが、土日祝は一方通行となるため、元の道を引き返しましょう。

モダンな古民家で絶品ランチ「古風人 長良」

お腹が減ってきたので、創作料理が味わえる「古風人 長良」に向かいました。長良川を越えて、長良川国際会議場方面に向かうと古民家のモダンなお店が見えてきます。駐車場は店の前に16台完備されているので安心です。

古民家をリノベーションしたお店、店の前に駐車場も
古民家をリノベーションしたお店、店の前に駐車場も

ランチは、新鮮な魚介や岐阜県飛騨地方のお肉などを使った9種類のメインディッシュから選べます。千葉県銚子産の金目鯛の煮つけ、熟成豚のトンカツ、海老マヨと揚げ野菜のサラダ仕立てなど、どれも魅力的で目移りしてしまいます。塩サバや若鶏の唐揚げなど追加でオーダーできる一品料理も豊富です。今回は、メインで飛騨豚ロースのポークジンジャー、追加の一品に特大アジフライをオーダーしました。

生ハムと季節の野菜が味わえる前菜
生ハムと季節の野菜が味わえる前菜

まずは、旬のお野菜10品目盛り合わせからいただきます。新鮮な野菜や生ハムをバジルソースで味わいます。

メインディッシュが選べるランチ1,650円(税込み)ランチは現金払いのみ
メインディッシュが選べるランチ1,650円(税込み)ランチは現金払いのみ
特製タルタルソースをたっぷり付けていただく、特大アジフライ350円(税込み)
特製タルタルソースをたっぷり付けていただく、特大アジフライ350円(税込み)

メインディッシュと追加の一品は、ご飯やお刺身の小鉢、汁物と香の物と一緒に配膳されます。肉厚で柔らかいポークジンジャーはボリューム満点。食後のドリンクまで付いて、大満足のランチでした。

▼古風人 長良
住所:岐阜県岐阜市長良福光2399
駐車場:あり
URL:https://cohoodo.com/nagara/

紅葉した「金華山」と岐阜城で歴史散歩

お腹が満たされたところで、「金華山」の西側に位置する岐阜公園に向かいます。公園から最寄りの「大宮町駐車場」は1回310円、第一・第二駐車場は1回310円(1時間まで無料)など、駐車場は数か所あります。

岐阜公園の入口の脇には、若き日の織田信長の銅像がある
岐阜公園の入口の脇には、若き日の織田信長の銅像がある
「金華山」山頂にある岐阜城にはロープウェーを使うのが便利
「金華山」山頂にある岐阜城にはロープウェーを使うのが便利
山頂まで約4分の空中散歩を楽しめる。往復 大人1,100円、子ども550円(税込み)
山頂まで約4分の空中散歩を楽しめる。往復 大人1,100円、子ども550円(税込み)

岐阜公園には、織田信長公居館跡、岐阜市歴史博物館、名和昆虫博物館などさまざまな施設があります。今回は「ぎふ金華山ロープウェー」を使って、「金華山」の山頂にある岐阜城を目指します。高低差約255mを進むロープウェーでは、約4分の空中散歩が楽しめます。山頂駅で降りたら階段を上がって徒歩7分ほどで岐阜城に到着しました。

飛騨・美濃紅葉33選にも選ばれている紅葉スポット。例年11月下旬までが見ごろ
飛騨・美濃紅葉33選にも選ばれている紅葉スポット。例年11月下旬までが見ごろ

標高329mの場所に位置する岐阜城。天守閣に登ると、眼下には雄大な長良川が。西には、岐阜県の養老山脈や三重県の鈴鹿山脈、南には愛知県の濃尾平野が広がっています。信長が見晴らしたであろう眺望に感動。秋は紅葉も見ごろなので、写真にしっかり収めておきましょう。

岐阜城の脇には岐阜城資料館があり、山頂駅の目の前には「ぎふ金華山 リス村」もあります。時間があればぜひ立ち寄ってみてください。

▼岐阜城
住所:岐阜県岐阜市金華山天守閣18番地
駐車場:あり
URL: https://www.city.gifu.lg.jp/kankoubunka/kankou/1013051/1005097/1005098.html

日本三大仏が岐阜に? 正法寺の「岐阜大仏」を参拝

次に向かったのは、岐阜公園からほど近い「正法寺」です。釈迦如来像の「岐阜大仏」が拝観できます。奈良の大仏や鎌倉の大仏に並んで日本三大仏の一つともいわれている岐阜大仏は、災いから庶民を守るために建てられたそうです。

正法寺の外観、大仏殿に入る際に拝観料を支払う。(大人200円、子ども100円)
正法寺の外観、大仏殿に入る際に拝観料を支払う。(大人200円、子ども100円)
大仏の周りをぐるりと歩けて、さまざまな角度で眺めることができる
大仏の周りをぐるりと歩けて、さまざまな角度で眺めることができる

高さは13.63m。イチョウの大木を真柱にして、かごのように竹を編んで骨組みが作られています。フラッシュ撮影は禁止ですが、写真の撮影も可能です。拝観者用の駐車場もありますが、岐阜公園の駐車場からも徒歩圏内。そのまま散歩がてら訪れるのもおすすめです。

▼正法寺(岐阜大仏)
住所:岐阜県岐阜市大仏町8
駐車場:あり
URL: https://www.gifu-daibutsu.com/wp/

自然豊かな山県(やまがた)市に足を伸ばして

岐阜公園の散策の後は、「川原(かわら)町」へと足を伸ばしてみませんか。長良川の水運を利用し、商業の拠点として栄えていた地域です。多くの商店でにぎわっており、現在も格子戸のある古い街並みが残っています。

おしゃれなカフェやランチスポットとしても人気が高い川原町
おしゃれなカフェやランチスポットとしても人気が高い川原町

長良橋南詰の鵜飼観覧船乗り場からも近く、お土産店や伝統工芸品を取り扱う雑貨店、モダンなカフェなどお買い物やランチスポットも点在しています。

岐阜公園周辺の散策を終えたらドライブを再開します。岐阜市を北上して山県(やまがた)市へ。岐阜市街地から国道256号線を30分ほどドライブして向かったのは、「山県ばすけっと」。山県のバスターミナル内に併設された、地元農家の産直野菜や特産品、岐阜や山県のおいしいものを取り扱うショップです。

旬の野菜や特産品、岐阜の地酒なども揃う「山県ばすけっと」
旬の野菜や特産品、岐阜の地酒なども揃う「山県ばすけっと」

ここのレストランは「山県ごはん」も充実。飛騨牛のひつまぶしやブランド鶏の「奥美濃古地鶏」を使った親子丼など岐阜グルメも楽しめます。今回はドライブの休憩がてら、ソフトクリームをいただくことに。山県市の栗ペーストを使った、秋の期間限定商品「山県マロンソフト」を選びました。他にも定番のミルクソフトなどもおすすめです!

秋の期間限定ソフトクリーム「山県マロンソフト」550円(税込み)
秋の期間限定ソフトクリーム「山県マロンソフト」550円(税込み)

岐阜旅の思い出として、お土産も物色。岐阜県産丸大豆と天日塩のみを原料に長良川の伏流水で仕込んだ山川醸造の「十水仕込溜醤油 長良」。そして、山県産「富有柿(ふゆうがき)」の無添加ドライフルーツ、奥美濃古地鶏黒カレーを購入しました。

「十水仕込溜醤油 長良」540円、「かじゅえりー ふゆうがき」450円、「奥美濃古地鶏黒カレー」701円(すべて税込み)
「十水仕込溜醤油 長良」540円、「かじゅえりー ふゆうがき」450円、「奥美濃古地鶏黒カレー」701円(すべて税込み)

▼山県ばすけっと
住所:岐阜県山県市東深瀬699-5
駐車場:あり
URL:https://yamagata-basket.com/

まだまだある岐阜の観光スポット

岐阜には、他にも見どころがたくさんあります。岐阜公園の対岸にある「長良川うかいミュージアム」では岐阜市を代表する伝統文化・鵜飼の魅力を知ることができます。岐阜市立中央図書館を有する複合文化施設「みんなの森 メディアコスモス」もおすすめ。建築家・伊藤豊雄が設計した建築物で、岐阜県産の木材を使った内装デザインの美しさは圧巻です。

秋は銀杏並木が美しく色づく、各務原市の「学びの森」
秋は銀杏並木が美しく色づく、各務原市の「学びの森」

岐阜市からクルマを30分ほど走らせた各務原市には「岐阜かかみがはら航空宇宙博物館」、おしゃれなカフェや親子で楽しめるあそび場「KAKAMIGAHARA PARK BRIDGE」を併設する公園「学びの森」があります。さまざまな楽しみ方が満喫できる岐阜県へ、ドライブに出かけてみませんか。

▼長良川うかいミュージアム
住所:岐阜県岐阜市長良51番地2
駐車場:あり
URL:https://www.ukaimuseum.jp/

▼学びの森
住所:那加雲雀町10-4
駐車場:あり
URL:https://www.city.kakamigahara.lg.jp/shisei/shisetsu/1005631/1005649.html

今回のドライブで利用したクルマ:マツダ「CX-5」

安全性能もさらに強化され「進化」した人気のSUV「CX-5」。フェイスはよりたくましく、内装はよりスポーティー&上質に仕上がっています。

今回利用した2代目モデルの「CX-5」
今回利用した2代目モデルの「CX-5」
スポーティーで高級感のある内装
スポーティーで高級感のある内装

周辺の標識や車速、ナビゲーションなどがフロントディスプレイ照射されるヘッドアップディスプレイも搭載しています。高級感がある車内空間で、SUVならではのアクティブな乗り心地を体感できました。

<今回のドライブのカーシェア料金>
・プラン:ベーシック
・車種クラス:ミドル
・時間料金: 6,700円(12時間パック)
・距離料金: 1,980円(18円×105km)
合計:8,590円 

>>>マツダ「CX-5」のあるステーション

>>>「カレコ・カーシェアリングクラブ」の料金

<カレコについて>
>>>ご利用の流れ

>>>車種ラインアップ

<最新情報はカレコ公式SNSで>
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