カーシェアリングの三井のカーシェアーズ公式ブログハスラー – カーシェアリングの三井のカーシェアーズ公式ブログ https://blog.carshares.jp/ カーシェアリングの三井のカーシェアーズ公式ブログ Wed, 29 Jan 2025 19:00:00 +0000 ja hourly 1 メーカー別「ACC(アダプティブ・クルーズ・コントロール)」の使い方まとめ https://blog.carshares.jp/21580/ https://blog.carshares.jp/21580/#respond Wed, 20 Sep 2023 19:00:00 +0000 https://blog.carshares.jp/?p=21580 高速道路等でアクセルから足を離しても、速度を維持する機能「クルーズコントロール」は近年、「アダプティブ・クルーズ・コントロール(以下、ACC)」に進化。単に速度を維持するだけでなく、センサーにより前を走るクルマとの車間距離を一定に保ってくれるため、長距離ドライブが格段に楽になり、同時に安全性も大きく向上しました。

一方で、せっかくACCが搭載されているクルマでも、その使い方を知らなければ“宝の持ち腐れ”となってしまいます。さまざまな車種に乗るカーシェアでは、なおさらです。そこで、今回はメーカーや車種別に、ACCの使い方や使用の注意点を解説します。

<目次>
ACCの作動のしかた
新しいACCは渋滞時にも頼れる存在
ACCも万能じゃない。ACCの注意点
メーカーごとのACCの使い方
ACCを活用し、さらに便利で快適なドライブを!

ACCの作動のしかた

「アダプティブ」は「適応」や「順応」を意味していますが、ACCの場合、ニュアンス的には「調整」の方が近いでしょう。ACCはドライバーが望んで使用する機能で、常に作動している誤発進抑制アシスト機能などと異なり、スイッチを入れるまでシステムは起動しません。

ここでは、カレコでも多くのステーションに配置される、トヨタ「新型ハリアー」を例に、ACCの基本的な使い方を説明します。新型ハリアーをはじめ、トヨタのACCは「レーダークルーズコントロール」と呼称しますが、ここではACCと表記します。

「新型ハリアー」を例にACCの操作を説明していく
新型ハリアー」を例にACCの操作を説明していく

ACCは原則、高速道路や自動車専用道路のみの利用に限定されています。一般道路は道路環境が頻繁に変化するため、ACCには適しません。また、歩行者や自転車は、センサーでの認識が遅れたり、そもそも認識されない可能性もあるため、一般道路でのACCの使用は控えましょう。操作方法は、次のとおり。

ハンドルの操作スイッチの右にある、クルマとスピードメーターの描かれた「クルーズコントロールメインスイッチ」を押して、ACCのシステムを起動します。メーター内のディスプレイに「Radar Ready(レーダーレディ)」と表示されれば、スタンバイ状態となります。

他メーカーでもACCのシステムスイッチには同様のアイコンが描かれる
他メーカーでもACCのシステムスイッチには同様のアイコンが描かれる

続いて30km/h以上の速度で「-SET(セット)」スイッチを押すと、ACCが作動します。新型ハリアーには「車間制御モード」と「定速制御モード」のふたつのモードが設定されており、上記で作動するのは車間制御モードです。定速制御モードは、何らかの理由で車間制御モードが作動しないときに利用するモードで、基本的には使用しません。

30km/h以下では「-SET」スイッチを押しても、ACCは作動しない
30km/h以下では「-SET」スイッチを押しても、ACCは作動しない

「-SET」スイッチを押してACC(車間制御モード)が作動すると、アクセルペダルから足を離しても、「-SET」スイッチを押したときの速度(設定速度)を維持して走行します。

作動中は、メーター内のディスプレイに設定速度が表示されます。クルマの流れに遅れている場合、「+RES」スイッチを押すことで1km/hずつ、スイッチの長押しで5km/hずつ設定速度を上げることが可能また、アクセルを踏んで加速し、セットしたい速度になったら再度「-SET」スイッチを押すことでも設定できます。

「RES」はレジューム(Resume)の略で「復帰」を意味する
「RES」はレジューム(Resume)の略で「復帰」を意味する

速度を落としたいときは、「-SET」スイッチで操作します。このとき、ブレーキを踏んでしまうとACCの動作が解除されてしまいますので、ご注意を。ブレーキを踏んで解除された場合、「RES」スイッチを押すことで、解除前の速度で再び車間制御モードが作動します。

車間制御モードの作動中、同じ車線に前走車がいない場合は、設定速度を維持して走行を続けます。この状態を「定速走行」と呼びます。前走車が設定された距離内にいる場合、ACCのシステムが速度を調整し、前走車と一定の車間距離を保って走行を続けます。この状態を「追従走行」と呼びます。

車間距離を調整するスイッチ
車間距離を調整するスイッチ

車間距離は車速によって自動的に増減しますが、新型ハリアーの場合、《長い/中間/短い》の3段階で設定できます。80km/hでの走行時、「長い」の車間距離は約50m、「中間」は約40m、「短い」は約30mです。

車間距離は、クルマの先端とレーダー波を描いた「車間距離切りかえ」スイッチで調整。現在、どの設定で車間制御モードが作動しているかは、メーター内のディスプレイで確認できます。

>>>「新型ハリアー」の車種解説はこちら

新しいACCは渋滞時にも頼れる存在

最新のACCは、渋滞に巻き込まれて前走車が停車した際、一定の距離を保って停車します。この機能を有しているACCは、「全車速追従機能付きACC」や「渋滞追従機能付きACC」などと呼ばれます。渋滞時にとても便利な機能ですが、車種によって付いていないものもあり、カーシェアを利用する際は注意が必要です。

全車速追従機能に付いていないACCの場合、前走車に追従して40~30kmまで速度が落ちるとACCが解除されるシステムになっており、ドライバーのブレーキ操作が必要となります。

この機能に対応しているかどうかは、事前にマニュアルで確認するのがベターですが、利用しているクルマが渋滞に対応したACCかわからない場合は、非対応であることを想定してブレーキペダルに足を乗せ、いつでもブレーキをかけられるよう準備をしておきましょう。

渋滞に対応したACCを搭載していても、念のため減速時にはブレーキをかける準備をしておこう
渋滞に対応したACCを搭載していても、念のため減速時にはブレーキをかける準備をしておこう

また、対応するACCでも、停車後、前走車の発進に応じて自動的に発進するものと、発進に操作が必要なものがあります。「新型ハリアー」は渋滞時の停車には対応していますが、停車後の自動発進には対応していません。アクセルを操作する、あるいは「+RESスイッチ」を押して、ACCを復帰させましょう。

ACCも万能じゃない。ACCの注意点

ACCは、カメラやミリ波レーダーなどのセンサーにより前走車を認識します。最新の車種では、かなりの高精度で認識できるようになっていますが、それでも完璧ではありません。

特にバイクや自転車は投影面積の小ささから、センサーが認識できない場合があります。前にバイクが走っていたり、車線変更で前に割り込まれたりした場合は、ACCを解除し、ドライバー自身で運転操作を行うようにしましょう。ACCの解除はブレーキを踏むか、「CANCEL」スイッチを押して行います。

新型ハリアーの「キャンセルスイッチ」は、中央の「CANCEL」と記されたスイッチ
新型ハリアーの「キャンセルスイッチ」は、中央の「CANCEL」と記されたスイッチ

また、ACCは料金所のゲートを認識することができません。ゲートが近づいたら、前走車がいる場合でもACCを解除し、ブレーキ操作を行ってゲートを通過しましょう。通過後に「+RES」スイッチを押してACCを再作動すれば、自動的に設定速度に復帰します。

一部車種のACCは、GPS信号や地図データを元に先の道路状況を予測して、急なカーブの手前で速度を落とすといった対応を取ります。しかし、大半の車種は、急なカーブの予測ができません。

前走車がいても急なカーブではセンサーが前走者を認識できず、高い速度のままカーブに侵入してしまうおそれがあります。急なカーブの手前ではブレーキを踏んでACCを解除、減速を行い、安全な速度で通過しましょう。

メーカーごとのACCの使い方

ACCは、メーカーによって異なる名称が付けられており、用いられている技術は異なりますが、機能としては同じものになります。システムの起動や速度設定といった手順もほぼ共通ですが、スイッチ等が異なるため、少し戸惑うかもしれません。

ACCを活用するときは、運転する前に確認しておきましょう。また、同じ車種であっても、グレードや発売された時期により、機能や操作方法が異なる場合があります。

■■トヨタ、レクサス

「RAV4」
RAV4

<名称>
レーダークルーズコントロール、レーダークルーズコントロール(全車速追従機能付き)
<対応車速>
30~180km/h

<主な操作方法>

写真は「RAV4」
写真は「RAV4」

1:クルーズコントロールメインスイッチを押す。あるいは走行支援モード選択スイッチを押し、クルーズコントロールを選ぶ

2:アクセル操作で速度を上げ「-SET」スイッチ、あるいは走行支援スイッチを押して定速走行を作動させる

3:「-SET」「+RES」スイッチで速度を調節する
4:車間距離切りかえスイッチで車間距離を調節する
5:ACCのキャンセルはブレーキ操作、またはキャンセルスイッチを押す。再作動は「+RES」スイッチを押す

トヨタ車のACCは、スイッチ式とレバー式の2種類があります。

「GR86」のACC操作レバー
GR86」のACC操作レバー

例に挙げた「新型ハリアー」「RAV4」などはスイッチ式ですが、一部車種はレバー式で、レバー先端に起動スイッチがあり、レバーを上下に倒して「-SET」「+RES」の操作を行います。キャンセルはレバーを手前に操作。車間切り替えスイッチは、ハンドル右側に配置されています。

<操作スイッチ式:カレコ導入車種>
ヤリスクロス、新型シエンタ、RAV4、新型ハリアー、プリウス(仙台)、ノア(仙台)、新型ヴォクシー、MIRAI、グランエース、レクサスNX、カローラクロスなど

<操作レバー式:カレコ導入車種>
アルファード、C-HR、プラド、ハリアー、GR86など

■■マツダ

「MAZDA3 FASTBACK」
MAZDA3 FASTBACK

<名称>
マツダ・レーダー・クルーズ・コントロール、マツダ・レーダー・クルーズ・コントロール (全車速追従機能付) (MRCC (全車速追従機能付))

<対応車速>
0~100km/h

<カレコ導入車種>
MAZDA3 FASTBACK、MAZDA6、CX-5

<主な操作方法>

写真は「MAZDA3 FASTBACK」
写真は「MAZDA3 FASTBACK」

1:「MODE」スイッチを1回押す
2:アクセル操作で速度を上げ、「SET+」あるいは「SET-」スイッチを押して定速走行を作動させる
3:「SET+」「SET-」スイッチで速度を調節する
4:「▼」「▲」スイッチで追従走行の車間距離を調節する
5:ACCのキャンセルはブレーキ操作、または「OFF/CAN」スイッチを1回押す。再作動は「RES」スイッチを押す

■■ホンダ

「ステップワゴンスパーダ」
ステップワゴンスパーダ

<名称>
アダプティブ・クルーズ・コントロール、渋滞追従機能付アダプティブ・クルーズ・コントロール

<対応車速>
0~135km/h

<カレコ採用車種>
フリード、シビック、N-BOX、ヴェゼルHYBRID、新型ヴェゼル、ステップワゴンスパーダなど

<主な操作方法>

写真はステップワゴンスパーダ
写真はステップワゴンスパーダ

1:「渋滞追従機能付ACC(MAIN)」スイッチを押す
2:アクセル操作で速度をあげ、「SET/-」スイッチを押して定速走行を作動させる
3:「RES/+」「SET/-」スイッチで速度を調節する
4:「DISTANCE」スイッチで車間距離を調節する
5:ACCのキャンセルはブレーキ操作、または「CANCEL」スイッチを押す。再作動は「RES/+」スイッチを押す

「N-BOX」「ヴェゼルHYBRID(旧モデル)」「フリード」などは、速度が30km/hを下回るとACCが解除されるタイプです。渋滞時に自動解除されることを頭に入れて利用してください。

■■スバル

「レヴォーグ」
レヴォーグ

<名称>
クルーズコントロール、全車速追従機能付クルーズコントロール

<対応車速>
クルーズコントロールは30~135km/h、全車速追従機能付クルーズコントロールは0~135km/h

<カレコ採用車種>
フォレスターAdvancce、レヴォーグ(アイサイトX)など

<主な操作方法>

写真はレヴォーグ
写真はレヴォーグ

1:「CRUISE」スイッチを押す
2:アクセル操作で速度をあげ、「RES/SET」スイッチを「RES/+」「SET/-」に倒して定速走行を作動させる
3:「RES/SET」スイッチで速度を調節する
4:車間距離スイッチで車間距離を調節する
5:ACCのキャンセルはブレーキ操作、または「CRUISE」スイッチを押す。再作動は「RES/SET」スイッチを「RES/+」に倒す

■■スズキ

「スペーシアギア」
スペーシアギア

<名称>
アダプティブクルーズコントロール、全車速追従機能付アダプティブクルーズコントロール

<対応車速>>
40~135km/h

<カレコ採用車種>
スペーシアギア、ハスラーなど

<主な操作方法>

写真はスペーシアギア
写真はスペーシアギア

1:「CRUISE」スイッチを押す
2:アクセル操作で速度をあげ、「RES/SET」ノブを「SET-」に倒して定速走行を作動させる
3:「RES/SET」ノブで速度を調節する
4:「車間距離設定」スイッチで車間距離を調節する
5:ACCのキャンセルはブレーキ操作、または「CRUISE」スイッチを押す。再作動は「RES/SET」ノブを「RES+」に倒す

■■三菱

「エクリプスクロスPHEV」
エクリプスクロスPHEV

<名称>
レーダークルーズコントロールシステム(全車速追従機能付)

<対応車速>
30~120km/h

<カレコ採用車種>
エクリプスクロスPHEV

<主な操作方法>

写真はエクリプスクロスPHEV
写真はエクリプスクロスPHEV

1:「ACC ON/OFF」スイッチを押す
2:アクセル操作で速度をあげ、「SET」スイッチを「SET-」に押し下げて定速走行を作動させる
3:「SET」スイッチで速度を調節する
4:「ACC車間距離」スイッチで車間距離を調節する
5:「ACC」のキャンセルはブレーキ操作、または「CANCEL」スイッチを押す。再作動は「SET」スイッチを「RES+」に押し上げる

■■フォルクスワーゲン

「T-Cross」
T-Cross

<名称>
アダプティブクルーズコントロール“ACC”(全車速追従機能)

<対応車速>
30~160km/h

<カレコ採用車種>
T-Cross

<主な操作方法>

フォルクスワーゲンの操作スイッチはハンドルの左側に設置されている

1:「ON/CANCEL/OFF」ボタンを押す
2:アクセル操作で速度を上げ、「SET」スイッチを押して定速走行を作動させる
3:「RES」「+」「SET」「-」スイッチで速度を調節する
4:「車間距離設定」スイッチで車間距離を調節する
5:ACCのキャンセルはブレーキ操作、または「ON/CANCEL/OFF」スイッチを押す。再作動は「RES」スイッチを押す

>>>T-Crossの車種解説はこちら

ACCを活用して、さらに便利で快適なドライブを!

一度、使ってみると、その便利さと安心感に驚かされるACC。便利なだけではなくドライバーの疲労軽減にも大きく貢献し、運転中はACCを使用しないときよりも、心に余裕を持たせてくれます。

ただ、ACCも万能ではなく、悪天候時は苦手といった弱点もあります。ACCを過信せず、けれど恩恵を最大限に享受し、便利で快適なドライブを楽しみましょう!

>>>カレコの車種一覧を見る

>>>高速道路を走るときの便利な機能「ACC(アダプティブ・クルーズ・コントロール)」を使いこなそう

>>>追従機能に車線維持…知っていると便利な先進運転支援機能

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コンパクトカーからミニバン、SUVも! カレコの「クルマの選び方」2023春夏【前編】 https://blog.carshares.jp/18124/ https://blog.carshares.jp/18124/#respond Wed, 19 Jul 2023 19:00:00 +0000 https://blog.carshares.jp/?p=18124 軽自動車、コンパクトカー、SUV、ミニバン、スポーツカー、オープンカー、輸入車……と、豊富な車種ラインアップを特徴とする、カレコ。利用シーンに応じてクルマを選べるのは大きなメリットである一方、「どれを選べばいいのかわからない」という方もいるようです。そこで、シチュエーション別に最適な車種やおすすめの車両タイプを前後編に分けて紹介します。

前編の今回は、コンパクトサイズのクルマを中心に、ハッチバックやステーションワゴンも紹介します。

<目次>
■前編
小回り抜群! 街乗りならコンパクトカー
小さくても積載性抜群のコンパクトワゴン
質感高い走りが魅力のミドルサイズハッチバック
走りと使い勝手を両立するステーションワゴン
小さくても実力は本格派!コンパクトSUV
クルマを選んでさらに楽しく!

■後編(7月27日公開予定)
・日常からアウトドアまでマルチに活躍!ミドルクラスSUV
・小さくても7人乗れる!コンパクトミニバン
・運転しやすさと広い室内を両立したミドルクラスミニバン
・ラージサイズのミニバン/ワゴンならさらにゆったり!
・運転を楽しむならスポーツ&オープンカーで!
・先進の電気自動車や燃料電池車にも乗れる!
・シーンに合わせてクルマを選んでさらに楽しく!

■小回り抜群! 街乗りならコンパクトカー

複数車線の道路や狭い路地が多い都市部では、コンパクトカーが便利です。小さなボディはすれ違いや駐車もしやすく、小回りも効くため転回も容易です。最近ではコンパクトカーといえども車内は広く、安全装備や機能装備も充実していて、少人数ならドライブ旅行も快適です。

●トヨタ「ヤリス」

トヨタ「ヤリス」
トヨタ「ヤリス」

「ヴィッツ」の新型モデルとして2020年に登場した、トヨタの新しいコンパクトカー「ヤリス」。「ヴィッツ」が持つ使い勝手のよさはそのままに、「走り」のよさがプラスされた人気モデルで、運転好きからも高い評価を得ています。画面の大きなカーナビも使い勝手バツグン。

>>>「ヤリス」のあるステーション

>>>詳しい解説はこちら

●スズキ「スペーシアギア」

スズキ「スペーシアギア」
スズキ「スペーシアギア」

「遊びゴコロと機能性が融合した」、広い室内空間とスライドドアで人気のスーパーハイトワゴン。「ハスラー」のようなSUVテイストが特徴で、アウトドアテイストあふれる内外装と使い勝手を持つ、ユニークなスタイルのクルマです。「スペーシアギア」は、アクティブな暮らしや趣味を楽しみたい人はもちろん、運転のしやすいクルマに乗りたい人にもおすすめ! 暮らしに遊びに大活躍の人気モデルです。

>>> 「スペーシアギア」のあるステーション

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●トヨタ「アクア HYBRID」「新型アクア HYBRID」

トヨタ「新型アクア HYBRID」
トヨタ「新型アクア HYBRID」

エンジンと電気モーターの組み合わせで、力強い走りと低燃費を両立したハイブリッドシステムを搭載することが最大の特徴。コンパクトながら、座席の足元も広く快適なことも注目ポイントのひとつです。

※「アクア HYBRID」の取り扱いは終了いたしました。

>>>「新型アクア HYBRID」のあるステーション

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●ニッサン「ノートe-power」

ニッサン「ノートe-power」
ニッサン「ノートe-power」

「ヤリス」とそれほど変わらないサイズながら、ゆったりした後席を持つ「ノート」。街中の移動からロングドライブまで、どんなシーンにも幅広く対応するバランスのいいクルマです。「ノートe-power」は、エンジンで発電し電気で走る新型モデルで、よりパワフルで上質な走りを感じられます。

>>>「ノートe-power」のあるステーション

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■小さくても積載性抜群のコンパクトワゴン

コンパクトカーと同等のボディサイズながら、背を高くすることで室内空間を広くしたコンパクトワゴンは、荷物がたくさん載せられるだけでなく、後席の空間が広いという魅力も。大人4人が乗っても快適です。

●トヨタ「ルーミー」

トヨタ「ルーミー」
トヨタ「ルーミー」

コンパクトなのにミニバンのようなゆったりした室内空間と、街中の狭い道でもスイスイ走れる取り回しのよさが魅力。後席も広く、ミドルクラスミニバンのような空間が広がります。また後席を床下に収納すれば、大きな荷物も載せられる広大な荷物が出現。大きな窓のおかげで視界がよく、安全確認がしやすいだけでなく、車両感覚もつかみやすくなっています。

>>>「ルーミー」のあるステーション

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●ホンダ「N-BOX」

ホンダ「N-BOX」
ホンダ「N-BOX」

四角く背の高いボディに広い室内空間を持つ、スーパーハイトワゴンと呼ばれる軽自動車が「N-BOX(エヌボックス」です。車幅が小さいことを除けば、軽自動車であることを感じさせない質感の高い内外装や走りの快適性も特徴で、日々の送迎や買い物から荷物の運搬、ドライブまで幅広く活躍してくれます。

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■質感高い走りが魅力のミドルサイズハッチバック

コンパクトカーの軽快な走りに加え、ゆったりした室内空間を持つことで、日々の暮らしから長距離ドライブまで幅広く活躍するのは、ミドルサイズのハッチバック。特に走りを重視したクルマも多く、運転好きな人にぜひ乗っていただきたいタイプです。

●マツダ「MAZDA3 FASTBACK」

マツダ「MAZDA3 FASTBACK」
マツダ「MAZDA3 FASTBACK」

「アクセラ」の新型として登場した「MAZDA3 FASTBACK」。スポーティなデザインと走り、上質なインテリアを持つ、ワンランク上のハッチバック。そのデザインからもわかるように走りもスポーティで、高速道路や峠道も軽快に走ります。大きなリアゲートのおかげで、荷物の積み下ろしも楽々です。

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●ホンダ「シビック」 

ホンダ「シビック」
ホンダ「シビック」

ホンダの歴史あるハッチバック車の最新モデルで、シビックとして11代目。ハッチバックスタイルのボディは室内空間や荷室が広く、使い勝手は良好。スポーティなシビックの走りを支えるエンジンは、1.5L 「VTEC」ターボで、最高出力134kW(182PS)/最大トルク240Nmを発生。ターボラグ(ターボが効くまでのタイムタグ)を感じさせないスムーズな加速は、運転好きなら、ぜひ体験してほしい爽快さ。

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■走りと使い勝手を両立するステーションワゴン

ハッチバック車の荷室をさらに広くしたようなタイプが、ステーションワゴンです。現在はSUVの人気が高くなっていますが、ステーションワゴンの使い勝手の高さは決してSUVに劣らず。SUVよりも車体の重心が低いため、より安定感がありスポーティな走りも楽しめます。

●スバル「レヴォーグ」

スバル「レヴォーグ」
スバル「レヴォーグ」

「レヴォーグ」は、ターボエンジンとAWD(4WD)の組み合わせによる力強く安定感のある走りが魅力のステーションワゴン。室内は窓が大きいこともあって開放感も抜群で、前後席ともにゆったりと座れるため、長距離ドライブでも高い快適性を実現。ステーションワゴンなので荷室も広く、買い物や旅行、ゴルフにも最適の1台です。スバル独自の運転支援システム「アイサイトX」も搭載しています。

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●マツダ「MAZDA6 WAGON」

マツダ「MAZDA6 WAGON」
マツダ「MAZDA6 WAGON」

「アテンザ」が2019年に改称した名称で、世界で使われているモデル名が「MAZDA6」。室内は落ち着いたダークグレーを基調としており、エレガントな雰囲気。運転席と助手席の距離や頭上空間など、全方向に余裕があり、ゆったりとしたドライブが楽しめるのも魅力です。「MAZDA6 WAGON」の大きな特徴である荷室は、ワイドな開口部とSUVよりも低い床面によって、荷物の出し入れも容易なのがうれしいポイント。乗車人数や荷物の量などに合わせたシートレイアウトで、幅広いシーンに対応します。高速道路を長時間走るようなドライブに選んでいただきたい一台。

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■小さくても実力は本格派!コンパクトSUV

アウトドアニーズにも対応する使い勝手の高さで人気のSUV。これまでは「ハリアー」のような中大型サイズが主流でしたが、最近では「ヴィッツ」や「ヤリス」のようなコンパクトカー感覚で乗れる身近なサイズのクルマもラインアップされています。

●トヨタ「ライズ」

トヨタ「ライズ」
トヨタ「ライズ」

「ライズ」は、同じトヨタのコンパクトカーである「ヴィッツ」や「ヤリス」とほぼ同サイズのコンパクトなSUV。車高が10cmほど高いおかげで、運転席からの視界や見晴らしがよく、運転しやすい1台です。エンジンで発電し、モーターで走る「ライズ HYBRIDもラインナップ。先進的な走りを体験できます。

>>>「ライズ」のあるステーション

>>>「ライズ HYBRID」のあるステーション

>>>「ライズ」の詳しい解説はこちら

●トヨタ「ヤリスクロス」「ヤリスクロス HYBRID」

トヨタ「ヤリスクロス」
トヨタ「ヤリスクロス」

「ライズ」と「C-HR」の中間サイズとなる「ヤリスクロス」。名前の通り「ヤリス」のSUV版で、使い勝手や走りの質感、安全装備などはヤリス譲り。SUVらしく後席や荷室が広く取られていることから、ゆったりした「ヤリス」としてもお使いいただけます。「ライズ」とともに、日常生活から長距離のドライブまでこなすマルチな1台です。カレコでは、「ヤリスクロスHYBRID」も導入しています。

>>>「ヤリスクロス」のあるステーション

>>>「ヤリスクロス」の詳しい解説はこちら

>>>「ヤリスクロス HYBRID」のあるステーション

>>>「ヤリスクロス HYBRID」の詳しい解説はこちら

●トヨタ「C-HR」「C-HR HYBRID」

トヨタ「C-HR」
トヨタ「C-HR」

コンパクトSUVの中でもスポーティなデザインと走りを特徴とする「C-HR」。パワフルなおかげで運転も楽しく、いつものお出かけがちょっと楽しくなります。カレコでは多くの台数を設置しており、またベーシック料金で利用できるので、気軽にお使いいただけます。一部ステーションにはハイブリッド車を設置。ただし、後席はあまり広くないので、4~5人でお出かけのときはミドルクラスSUVがおすすめです。

>>>「C-HR」のあるステーション

>>>「C-HR HYBRID」のあるステーション

>>>「 C-HR」の 詳しい解説はこちら

●ホンダ「ヴェゼル HYBRID」「新型ヴェゼル e:HEV」

ホンダ「新型ヴェゼル」
ホンダ「新型ヴェゼル」

「ヤリスクロス」よりも少し大きく、「C-HR」と似たサイズ感の「ヴェゼル」。カレコでは2021年の登場以来、スタイリッシュなデザインと使い勝手の良さで高い人気を誇る「新型ヴェゼル」「新型ヴェゼルe:HEV」を導入しています。エンジン+モーターで走るハイブリッドのe:HEVは、高速道路や山道でもパワフル。アクティブな趣味にもピッタリのクルマです。

>>>「新型ヴェゼル」のあるステーション

>>> 「新型ヴェゼル e:HEV」のあるステーション

>>>「新型ヴェゼル」の詳しい解説はこちら

>>> 「新型ヴェゼル e:HEV」の詳しい解説はこちら

●レクサス「UX」

レクサス「UX」
レクサス「UX」

レクサス「UX」は、レクサスの中でもっともコンパクトなSUV。ボディサイズは「C-HR」に近く、都内の狭い道でも運転しやすいサイズです。コンパクトとはいえ、そこはレクサス。外観はレクサスらしく、インテリアも上質でエレガントな雰囲気で、気軽にレクサスの世界を体験できます。エンジンはパワフルな2.0Lガソリン。少人数での特別なドライブにピッタリの1台です。

>>>「UX」のあるステーション

>>>詳しい解説はこちら

●スズキ「ハスラー HYBRID」

スズキ「ハスラー HYBRID」
スズキ「ハスラー HYBRID」

トールワゴンとSUVの特徴をあわせ持った軽自動車のクロスオーバーSUV。背が高く四角いボディは、ポップなデザインも特徴です。ボディが四角いだけに室内空間も広く、後席の足元は「ヴィッツ」などよりも広々。また、四角いボディは車両感覚がつかみやすく、運転が苦手な方でも運転しやすいクルマだといえるでしょう。

>>>「ハスラー HYBRID」のあるステーション

>>>詳しい解説はこちら

●トヨタ「カローラクロス」

トヨタ「カローラクロス」
トヨタ「カローラクロス」

トヨタ「カローラ」のSUVタイプの「カローラクロス」は、「ヤリスクロス」より大きく「ハリアー」より小さい“ちょうどいいサイズ”で人気のクルマ。「最小回転半径」は5.2mと小さく、ボディサイズのわりに小さく回れるため、細い路地に入るときやUターン時、駐車時の取り回しも容易。ちょうどいいサイズ感で、日常から長距離ドライブまでどんなシーンでも活躍してくれる一台です。ハイブリッドも導入!

>>>「カローラクロス」のあるステーション

>>>「カローラクロスHYBRID」

>>>詳しい解説はこちら

●フォルクスワーゲン「T-Cross(ティークロス)」

フォルクスワーゲン「T-Cross(ティークロス)」
フォルクスワーゲン「T-Cross(ティークロス)」

カジュアルな中にも質感の高さを感じさせる“フォルクスワーゲンらしさ”を、凝縮したようなデザインの「T-Cross」。ボディサイズは「ヤリスクロス」とほぼ同じですが、ワイドさが強調されたグリルとヘッドランプのおかげで重厚感が感じられます。着座位置の高さによる広い視界も「T-Cross」の特徴。ファブリック素材シートの座り心地は少し固めですが、長時間のドライブでは疲労低減につながります。1.0Lターボエンジンは走り出しからパワフルで、コンパクトだけどワンランク上の機能や性能が凝縮されているクルマです。

>>>「T-Cross(ティークロス)」のあるステーション

>>>詳しい解説はこちら

■クルマを選んでさらに楽しく!

前編では、コンパクトサイズのクルマを中心にご紹介しました。街乗りやちょっとしたお出かけにも便利なカレコで充実したカーライフをお楽しみください。来週公開の後編では、SUVやミニバン、スポーツカーなどを紹介します。

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>>>どんな使い方ができる? レンタカーとの違いは? カーシェアの基本をおさらい

>>>スマートキーにパーキングブレーキ…知っておきたいクルマの「基本の操作」を紹介

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「軽自動車」小さくて運転しやすい…だけじゃない!使い勝手の高さをフル活用しよう https://blog.carshares.jp/20892/ https://blog.carshares.jp/20892/#respond Wed, 26 Apr 2023 19:00:00 +0000 https://blog.carshares.jp/?p=20892 取り回しのいいサイズと維持費の安さで、人気の軽乗用車。年々、走行安定性などクルマとしての性能が上がり、また広い室内空間を持つスーパーハイトワゴンや、使い勝手が高くアウトドアにも適したSUVタイプの車種が登場するなど、独自の魅力を備えてファミリーカーとしても使われるようになりました。

カレコでは、クロスオーバーSUVのスズキ「ハスラー HYBRID」、スーパーハイトワゴンのホンダ「N-BOX」、スーパーハイトワゴンでありながらSUVテイストのスズキ「スペーシア ギアHYBRID」、そして2シーターオープンスポーツのトヨタ「コペンGR SPORT」を導入。普通車とはまた別の便利さや楽しさをお届けしています。

<目次>
そもそも軽乗用車って? 軽自動車の規格
軽自動車にはどんなメリットがある?
軽自動車は室内が広い!そのワケは?
デメリットもあるけどカレコなら問題なし
カレコで導入している軽自動車4モデル
小さいけれど、使い方は無限大

そもそも軽乗用車って? 軽自動車の規格

「軽自動車」は、国土交通省の定める「道路運送車両法」での「自動車の種類」のひとつです。「自動車」というカテゴリーには、軽自動車をはじめ、「普通自動車」「小型自動車」「大型特殊自動車」「小型特殊自動車」といった種類があります。

このうち、乗用車として使用される一般的な種類は、普通自動車、小型自動車、そして軽自動車の3種類。各種類はボディサイズとエンジンの排気量で分けられます。簡単にまとめると、以下の表のようになります。

つまり、ボディサイズが長さ3.4メートル以下、幅1.48メートル以下、高さ2.0メートル以下。くわえてエンジン排気量が660cc以下のクルマが、軽自動車というわけです。カレコで導入している普通車のコンパクトカー「ヤリス」が、長さ3.94m、幅1.695m、高さ1.5mですから、コンパクトカーよりもさらに一回り小さいと言えます。

なお、ややこしいですが道路運送車両法の「自動車の種類」とは別に、「道路交通法」での「自動車の種類」では、小型自動車も軽自動車も普通車に含まれます。

軽自動車にはどんなメリットがある?

まず、ボディサイズの小ささから「小回りが利くこと」が、挙げられます。コンパクトカーと呼ばれる小型自動車の最小回転半径は、4メートル後半から5メートル前半です。

最小回転半径とは、ハンドルをいっぱいに切った状態で転回するとき、外側のタイヤが通る軌跡の半径のこと
最小回転半径とは、ハンドルをいっぱいに切った状態で転回するとき、外側のタイヤが通る軌跡の半径のこと

これに対し、軽自動車は概ね4.5メートルですから、50㎝ほど小さく転回できることになります。また、小さい上にボディ形状が四角いため、車両感覚もつかみやすく、狭い道でのすれ違いや駐車場での取り回しも楽ちんです。

よく言われる「維持費の安さ」では、主に税金の安さがメリットとなります。

まず年に一度、クルマの所有者または使用者に課せられる自動車税(軽自動車は軽自動車税)が異なります。自動車税は、エンジン排気量により税額が異なり、1000cc以下のクルマの場合、25,000円。排気量が500cc増えるごとに、およそ5,000円ずつ高くなります。

それが、軽自動車の軽自動車税は一律で10,800円なので、1000ccのクルマの半額以下で済むのです。また、車検ごと納める自動車重量税や自動車任意保険の保険料も、軽自動車は安く、トータルで“維持費が安い”ということになります。

もちろん、カレコでは各種税金や保険を含め、クルマの維持にかかる費用は無料。時間料金と距離料金(6時間以上利用の場合のみ)だけで、ご利用いただけます。同じ料金クラスなら軽自動車も普通自動車も料金は同じなので、目的や気分にあわせて好きなクルマに乗ることができます。

>>>カレコの料金

軽自動車は室内が広い!そのワケは?

N-BOXをはじめとしたスーパーハイトワゴンが、室内の広さも人気の理由のひとつです。車体サイズは小さいのに室内が広いとは、一体どういうことでしょうか? そこに軽自動車の設計の妙があります。

軽自動車は、規格により乗車定員は最大4名と定められています。そのため、後席は3名がけとなる普通車と異なり2名がけです。でも、最近の軽自動車は、乗車する4名が快適に過ごせるよう設計されたモデルばかり。

「N-BOX」の後席。頭上や足下の余裕に注目
「N-BOX」の後席。頭上や足下の余裕に注目

車幅こそコンパクトカーに劣るものの、天井が高く、またサイドウインドウが垂直に近く立っているため、室内がスクエアな形状で、閉塞感や圧迫感はありません。エンジンルームの小ささもあって車内長は意外とあり、後部座席の足下はミドルクラスに匹敵するゆとりを確保。4名乗車なら、コンパクトカー(小型自動車)よりもゆったりと乗ることができます。実際に座ってみると、その広さに驚くことでしょう。

また「N-BOX」や「スペーシアギア」といったスーパーハイトワゴンは、床面の低さもあって、後席を倒したときの広さも圧倒的。床面の低さは、荷物の積み下ろしのしやすさにつながっており、寸法の大きい荷物も楽に積むことができます。

こちらも「N-BOX」。大きな開口部と低い床面により荷物の積み下ろしもらくらく
こちらも「N-BOX」。大きな開口部と低い床面により荷物の積み下ろしもらくらく

デメリットもあるけどカレコなら問題なし

もちろん、車体サイズやエンジン排気量が限られているため、軽自動車ならではのデメリットがないわけではありません。

ひとつは、走行安定性。クルマの安定性は、左右のタイヤの幅(トレッド)と、前後のタイヤの間隔(ホイールベース)が影響します。基本的にはトレッドが広いほどカーブで安定し、ホイールベースが広いほど高速走行で安定します。

軽自動車は車体が小さく、トレッドもホイールベースも狭いため、カーブや高速道路での安定性は普通自動車におよびません。また、大きくて四角いボディは風の影響を受けやすく、橋の上や高速道路などで横風にあおられ、ハンドルをとられるといった影響を受けることがあります。

カーブに入る前は、普通車以上に十分な減速を
カーブに入る前は、普通車以上に十分な減速を

エンジンの排気量が660ccに限られている軽自動車。かつてよりもずっとパワフルで、街中での日常使いで不満を感じることはそれほどありません。ですが、4人乗車での急勾配の上り坂では、どうしてもパワーが不足してしまいます。また高速道路では、エンジンを高回転にしての走行が続くため、燃費も普通自動車のようには伸びません。高回転での走行では、エンジンの音や振動が大きくなり、乗員の疲れやストレスにつながります。

合流では、速度を上げるためにアクセルを大きく踏み込む必要がある
合流では、速度を上げるためにアクセルを大きく踏み込む必要がある

パワフルさや高速での安定性や騒音など、普通車に劣る部分はあるものの、いずれも送迎や買い物といった日常使いではあまり気にならない部分です。高速道路を走るようなときは普通車を利用すればよく、特にカレコユーザーなら問題ないと言えるでしょう。

カレコで導入している軽自動車4モデル

スライドドアで後席の乗り降りがしやすい「N-BOX」と「スペーシアギア」は、ファミリーでのお出かけにピッタリ。後席を倒したときの荷室は広く、荷室の積み下ろしもしやすいため、大きな荷物を運ぶレジャーやショッピングに適しています。スペースの狭い駐車場などでは、ミドルクラスのSUVよりも良好な使い勝手を見せてくれます。

●ホンダ「N-BOX」

どんなシーンにも似合う落ち着いたデザイン
どんなシーンにも似合う落ち着いたデザイン

ホンダ「N-BOX」は、2022年の1~12月にかけて20万台を超える台数を販売し、乗用車を含めた販売台数でもトップとなった大人気モデル。軽自動車の販売台数では、なんと8年連続の首位を記録しています。

普通車にも劣らない質感の高さも魅力のひとつ
普通車にも劣らない質感の高さも魅力のひとつ

スーパーハイトワゴンならではの広々とした室内空間や使い勝手のよさはもちろん、ホンダ独自の軽自動車を超えた上質さや、先進安全運転支援システム「ホンダ センシング」の高い評価が、人気の原動力。カレコでは、都内だけでなく川崎、横浜エリアにも導入しています(2023年4月現在)

>>>「N-BOX」のあるステーション

●スズキ「スペーシア ギアHYBRID」

丸いヘッドライトやグレーのエクステリアパーツでポップな印象
丸いヘッドライトやグレーのエクステリアパーツでポップな印象

「N-BOX」と同じスライドドアを持つスーパーハイトワゴンながら、「スペーシア ギアHYBRID」はアウトドアテイスト溢れるデザインを持つクルマ。荷室の床が、汚れを拭き取りやすい樹脂製になっているなど、アウトドアでの使い勝手も抜群です。

助手席も倒れるため、サーフボードなども積める
助手席も倒れるため、サーフボードなども積める

「スペーシア ギアHYBRID」という名の通り、ハイブリッドシステム(マイルドハイブリッド)を搭載しており、発進加速などを電気の力がサポート。パワフルさと低燃費を追求しています。

>>>「スペーシア ギアHYBRID」のあるステーション

>>>このクルマのさらに詳しい解説はこちら!

●スズキ「ハスラー HYBRID」

可愛らしさの中にもタフさを感じさせるデザイン
可愛らしさの中にもタフさを感じさせるデザイン

「スペーシア ギアHYBRID」より、さらにアウトドア色の強い「ハスラー HYBRID」は、少し高めの車高により悪路走行にも強いクロスオーバーSUV。本格派オフロードカーを彷彿させるアクティブなデザインから、1~2人でアウトドアに行くような使い方に向いています。

「スペーシア ギアHYBRID」と同じく助手席を倒すことができる
「スペーシア ギアHYBRID」と同じく助手席を倒すことができる

天井は、「スペーシア ギアHYBRID」ほど高くはありませんが、頭上のゆとりは十分。また前席、後席とも足元は広く、窮屈な思いをすることはありません。「スペーシア ギアHYBRID」と同じく、掃除がしやすい樹脂製を採用。こちらもハイブリッドシステム(マイルドハイブリッド)搭載です。

なお、「スペーシア ギアHYBRID」「ハスラー HYBRID」とも、先進安全運転支援システム「スズキ セーフティ サポート」が運転の披露低減や万が一のときの安全をサポートしてくれます。

>>>「ハスラーHYBRID」のあるステーション

>>>このクルマのさらに詳しい解説はこちら!

●トヨタ「コペンGR SPORT」

軽自動車で唯一の電動オープンルーフを採用
軽自動車で唯一の電動オープンルーフを採用

ダイハツのオープンスポーツカー「コペン」を、トヨタのスポーツカーブランド「GR」がチューニング。専用の内外装や足回りを持つのが、トヨタ「コペンGR SPORT」です。軽自動車で唯一の電動オープンルーフを持つ2シーターのオープンカーで、ターボエンジンにより首都高や峠道のカーブを駆け抜けます。

RECARO製シートが身体をしっかりホールド。荷物を置くスペースはほぼない
RECARO製シートが身体をしっかりホールド。荷物を置くスペースはほぼない

荷物を置けるスペースがほとんどないため、旅行の相棒としては向きませんが、運転好きならぜひ一度乗っていただきたい1台です。

>>>「コペンGR SPORT」のあるステーション

>>>このクルマのさらに詳しい解説はこちら!

小さいけれど、使い方は無限大

かつては経済性の高さが重視されていた軽自動車も、今やご覧のとおり楽しさや快適性を持つ、使い勝手のいいクルマの代表格となりました。安全性や走行性能も向上し、それぞれの車両が独自の魅力を持つようになっています。

クルマに乗りなれた人はもちろん、初めてカーシェアを使う人やたまにしか乗らなくて運転に苦手意識を持っている人にもおすすめです。今まで乗ったことのない人も、ぜひ軽乗用車を暮らしに取り入れて、新しい便利さや楽しさを見つけてみてください。

運転のしやすさや使い勝手の高さを体験してみよう
運転のしやすさや使い勝手の高さを体験してみよう

ちなみに、セルフ式のガソリンスタンドで「軽自動車だから」と「軽油」を給油してしまうトラブルが後を絶ちませんが、軽油はディーゼルエンジン車専用の燃料です。軽自動車はガソリンエンジン車で油種は「レギュラー」となりますので、お間違いなく!

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