カーシェアリングの三井のカーシェアーズ公式ブログランドクルーザープラド – カーシェアリングの三井のカーシェアーズ公式ブログ https://blog.carshares.jp/ カーシェアリングの三井のカーシェアーズ公式ブログ Wed, 20 Nov 2024 19:00:00 +0000 ja hourly 1 メーカー別「ACC(アダプティブ・クルーズ・コントロール)」の使い方まとめ https://blog.carshares.jp/21580/ https://blog.carshares.jp/21580/#respond Wed, 20 Sep 2023 19:00:00 +0000 https://blog.carshares.jp/?p=21580 高速道路等でアクセルから足を離しても、速度を維持する機能「クルーズコントロール」は近年、「アダプティブ・クルーズ・コントロール(以下、ACC)」に進化。単に速度を維持するだけでなく、センサーにより前を走るクルマとの車間距離を一定に保ってくれるため、長距離ドライブが格段に楽になり、同時に安全性も大きく向上しました。

一方で、せっかくACCが搭載されているクルマでも、その使い方を知らなければ“宝の持ち腐れ”となってしまいます。さまざまな車種に乗るカーシェアでは、なおさらです。そこで、今回はメーカーや車種別に、ACCの使い方や使用の注意点を解説します。

<目次>
ACCの作動のしかた
新しいACCは渋滞時にも頼れる存在
ACCも万能じゃない。ACCの注意点
メーカーごとのACCの使い方
ACCを活用し、さらに便利で快適なドライブを!

ACCの作動のしかた

「アダプティブ」は「適応」や「順応」を意味していますが、ACCの場合、ニュアンス的には「調整」の方が近いでしょう。ACCはドライバーが望んで使用する機能で、常に作動している誤発進抑制アシスト機能などと異なり、スイッチを入れるまでシステムは起動しません。

ここでは、カレコでも多くのステーションに配置される、トヨタ「新型ハリアー」を例に、ACCの基本的な使い方を説明します。新型ハリアーをはじめ、トヨタのACCは「レーダークルーズコントロール」と呼称しますが、ここではACCと表記します。

「新型ハリアー」を例にACCの操作を説明していく
新型ハリアー」を例にACCの操作を説明していく

ACCは原則、高速道路や自動車専用道路のみの利用に限定されています。一般道路は道路環境が頻繁に変化するため、ACCには適しません。また、歩行者や自転車は、センサーでの認識が遅れたり、そもそも認識されない可能性もあるため、一般道路でのACCの使用は控えましょう。操作方法は、次のとおり。

ハンドルの操作スイッチの右にある、クルマとスピードメーターの描かれた「クルーズコントロールメインスイッチ」を押して、ACCのシステムを起動します。メーター内のディスプレイに「Radar Ready(レーダーレディ)」と表示されれば、スタンバイ状態となります。

他メーカーでもACCのシステムスイッチには同様のアイコンが描かれる
他メーカーでもACCのシステムスイッチには同様のアイコンが描かれる

続いて30km/h以上の速度で「-SET(セット)」スイッチを押すと、ACCが作動します。新型ハリアーには「車間制御モード」と「定速制御モード」のふたつのモードが設定されており、上記で作動するのは車間制御モードです。定速制御モードは、何らかの理由で車間制御モードが作動しないときに利用するモードで、基本的には使用しません。

30km/h以下では「-SET」スイッチを押しても、ACCは作動しない
30km/h以下では「-SET」スイッチを押しても、ACCは作動しない

「-SET」スイッチを押してACC(車間制御モード)が作動すると、アクセルペダルから足を離しても、「-SET」スイッチを押したときの速度(設定速度)を維持して走行します。

作動中は、メーター内のディスプレイに設定速度が表示されます。クルマの流れに遅れている場合、「+RES」スイッチを押すことで1km/hずつ、スイッチの長押しで5km/hずつ設定速度を上げることが可能また、アクセルを踏んで加速し、セットしたい速度になったら再度「-SET」スイッチを押すことでも設定できます。

「RES」はレジューム(Resume)の略で「復帰」を意味する
「RES」はレジューム(Resume)の略で「復帰」を意味する

速度を落としたいときは、「-SET」スイッチで操作します。このとき、ブレーキを踏んでしまうとACCの動作が解除されてしまいますので、ご注意を。ブレーキを踏んで解除された場合、「RES」スイッチを押すことで、解除前の速度で再び車間制御モードが作動します。

車間制御モードの作動中、同じ車線に前走車がいない場合は、設定速度を維持して走行を続けます。この状態を「定速走行」と呼びます。前走車が設定された距離内にいる場合、ACCのシステムが速度を調整し、前走車と一定の車間距離を保って走行を続けます。この状態を「追従走行」と呼びます。

車間距離を調整するスイッチ
車間距離を調整するスイッチ

車間距離は車速によって自動的に増減しますが、新型ハリアーの場合、《長い/中間/短い》の3段階で設定できます。80km/hでの走行時、「長い」の車間距離は約50m、「中間」は約40m、「短い」は約30mです。

車間距離は、クルマの先端とレーダー波を描いた「車間距離切りかえ」スイッチで調整。現在、どの設定で車間制御モードが作動しているかは、メーター内のディスプレイで確認できます。

>>>「新型ハリアー」の車種解説はこちら

新しいACCは渋滞時にも頼れる存在

最新のACCは、渋滞に巻き込まれて前走車が停車した際、一定の距離を保って停車します。この機能を有しているACCは、「全車速追従機能付きACC」や「渋滞追従機能付きACC」などと呼ばれます。渋滞時にとても便利な機能ですが、車種によって付いていないものもあり、カーシェアを利用する際は注意が必要です。

全車速追従機能に付いていないACCの場合、前走車に追従して40~30kmまで速度が落ちるとACCが解除されるシステムになっており、ドライバーのブレーキ操作が必要となります。

この機能に対応しているかどうかは、事前にマニュアルで確認するのがベターですが、利用しているクルマが渋滞に対応したACCかわからない場合は、非対応であることを想定してブレーキペダルに足を乗せ、いつでもブレーキをかけられるよう準備をしておきましょう。

渋滞に対応したACCを搭載していても、念のため減速時にはブレーキをかける準備をしておこう
渋滞に対応したACCを搭載していても、念のため減速時にはブレーキをかける準備をしておこう

また、対応するACCでも、停車後、前走車の発進に応じて自動的に発進するものと、発進に操作が必要なものがあります。「新型ハリアー」は渋滞時の停車には対応していますが、停車後の自動発進には対応していません。アクセルを操作する、あるいは「+RESスイッチ」を押して、ACCを復帰させましょう。

ACCも万能じゃない。ACCの注意点

ACCは、カメラやミリ波レーダーなどのセンサーにより前走車を認識します。最新の車種では、かなりの高精度で認識できるようになっていますが、それでも完璧ではありません。

特にバイクや自転車は投影面積の小ささから、センサーが認識できない場合があります。前にバイクが走っていたり、車線変更で前に割り込まれたりした場合は、ACCを解除し、ドライバー自身で運転操作を行うようにしましょう。ACCの解除はブレーキを踏むか、「CANCEL」スイッチを押して行います。

新型ハリアーの「キャンセルスイッチ」は、中央の「CANCEL」と記されたスイッチ
新型ハリアーの「キャンセルスイッチ」は、中央の「CANCEL」と記されたスイッチ

また、ACCは料金所のゲートを認識することができません。ゲートが近づいたら、前走車がいる場合でもACCを解除し、ブレーキ操作を行ってゲートを通過しましょう。通過後に「+RES」スイッチを押してACCを再作動すれば、自動的に設定速度に復帰します。

一部車種のACCは、GPS信号や地図データを元に先の道路状況を予測して、急なカーブの手前で速度を落とすといった対応を取ります。しかし、大半の車種は、急なカーブの予測ができません。

前走車がいても急なカーブではセンサーが前走者を認識できず、高い速度のままカーブに侵入してしまうおそれがあります。急なカーブの手前ではブレーキを踏んでACCを解除、減速を行い、安全な速度で通過しましょう。

メーカーごとのACCの使い方

ACCは、メーカーによって異なる名称が付けられており、用いられている技術は異なりますが、機能としては同じものになります。システムの起動や速度設定といった手順もほぼ共通ですが、スイッチ等が異なるため、少し戸惑うかもしれません。

ACCを活用するときは、運転する前に確認しておきましょう。また、同じ車種であっても、グレードや発売された時期により、機能や操作方法が異なる場合があります。

■■トヨタ、レクサス

「RAV4」
RAV4

<名称>
レーダークルーズコントロール、レーダークルーズコントロール(全車速追従機能付き)
<対応車速>
30~180km/h

<主な操作方法>

写真は「RAV4」
写真は「RAV4」

1:クルーズコントロールメインスイッチを押す。あるいは走行支援モード選択スイッチを押し、クルーズコントロールを選ぶ

2:アクセル操作で速度を上げ「-SET」スイッチ、あるいは走行支援スイッチを押して定速走行を作動させる

3:「-SET」「+RES」スイッチで速度を調節する
4:車間距離切りかえスイッチで車間距離を調節する
5:ACCのキャンセルはブレーキ操作、またはキャンセルスイッチを押す。再作動は「+RES」スイッチを押す

トヨタ車のACCは、スイッチ式とレバー式の2種類があります。

「GR86」のACC操作レバー
GR86」のACC操作レバー

例に挙げた「新型ハリアー」「RAV4」などはスイッチ式ですが、一部車種はレバー式で、レバー先端に起動スイッチがあり、レバーを上下に倒して「-SET」「+RES」の操作を行います。キャンセルはレバーを手前に操作。車間切り替えスイッチは、ハンドル右側に配置されています。

<操作スイッチ式:カレコ導入車種>
ヤリスクロス、新型シエンタ、RAV4、新型ハリアー、プリウス(仙台)、ノア(仙台)、新型ヴォクシー、MIRAI、グランエース、レクサスNX、カローラクロスなど

<操作レバー式:カレコ導入車種>
アルファード、C-HR、プラド、ハリアー、GR86など

■■マツダ

「MAZDA3 FASTBACK」
MAZDA3 FASTBACK

<名称>
マツダ・レーダー・クルーズ・コントロール、マツダ・レーダー・クルーズ・コントロール (全車速追従機能付) (MRCC (全車速追従機能付))

<対応車速>
0~100km/h

<カレコ導入車種>
MAZDA3 FASTBACK、MAZDA6、CX-5

<主な操作方法>

写真は「MAZDA3 FASTBACK」
写真は「MAZDA3 FASTBACK」

1:「MODE」スイッチを1回押す
2:アクセル操作で速度を上げ、「SET+」あるいは「SET-」スイッチを押して定速走行を作動させる
3:「SET+」「SET-」スイッチで速度を調節する
4:「▼」「▲」スイッチで追従走行の車間距離を調節する
5:ACCのキャンセルはブレーキ操作、または「OFF/CAN」スイッチを1回押す。再作動は「RES」スイッチを押す

■■ホンダ

「ステップワゴンスパーダ」
ステップワゴンスパーダ

<名称>
アダプティブ・クルーズ・コントロール、渋滞追従機能付アダプティブ・クルーズ・コントロール

<対応車速>
0~135km/h

<カレコ採用車種>
フリード、シビック、N-BOX、ヴェゼルHYBRID、新型ヴェゼル、ステップワゴンスパーダなど

<主な操作方法>

写真はステップワゴンスパーダ
写真はステップワゴンスパーダ

1:「渋滞追従機能付ACC(MAIN)」スイッチを押す
2:アクセル操作で速度をあげ、「SET/-」スイッチを押して定速走行を作動させる
3:「RES/+」「SET/-」スイッチで速度を調節する
4:「DISTANCE」スイッチで車間距離を調節する
5:ACCのキャンセルはブレーキ操作、または「CANCEL」スイッチを押す。再作動は「RES/+」スイッチを押す

「N-BOX」「ヴェゼルHYBRID(旧モデル)」「フリード」などは、速度が30km/hを下回るとACCが解除されるタイプです。渋滞時に自動解除されることを頭に入れて利用してください。

■■スバル

「レヴォーグ」
レヴォーグ

<名称>
クルーズコントロール、全車速追従機能付クルーズコントロール

<対応車速>
クルーズコントロールは30~135km/h、全車速追従機能付クルーズコントロールは0~135km/h

<カレコ採用車種>
フォレスターAdvancce、レヴォーグ(アイサイトX)など

<主な操作方法>

写真はレヴォーグ
写真はレヴォーグ

1:「CRUISE」スイッチを押す
2:アクセル操作で速度をあげ、「RES/SET」スイッチを「RES/+」「SET/-」に倒して定速走行を作動させる
3:「RES/SET」スイッチで速度を調節する
4:車間距離スイッチで車間距離を調節する
5:ACCのキャンセルはブレーキ操作、または「CRUISE」スイッチを押す。再作動は「RES/SET」スイッチを「RES/+」に倒す

■■スズキ

「スペーシアギア」
スペーシアギア

<名称>
アダプティブクルーズコントロール、全車速追従機能付アダプティブクルーズコントロール

<対応車速>>
40~135km/h

<カレコ採用車種>
スペーシアギア、ハスラーなど

<主な操作方法>

写真はスペーシアギア
写真はスペーシアギア

1:「CRUISE」スイッチを押す
2:アクセル操作で速度をあげ、「RES/SET」ノブを「SET-」に倒して定速走行を作動させる
3:「RES/SET」ノブで速度を調節する
4:「車間距離設定」スイッチで車間距離を調節する
5:ACCのキャンセルはブレーキ操作、または「CRUISE」スイッチを押す。再作動は「RES/SET」ノブを「RES+」に倒す

■■三菱

「エクリプスクロスPHEV」
エクリプスクロスPHEV

<名称>
レーダークルーズコントロールシステム(全車速追従機能付)

<対応車速>
30~120km/h

<カレコ採用車種>
エクリプスクロスPHEV

<主な操作方法>

写真はエクリプスクロスPHEV
写真はエクリプスクロスPHEV

1:「ACC ON/OFF」スイッチを押す
2:アクセル操作で速度をあげ、「SET」スイッチを「SET-」に押し下げて定速走行を作動させる
3:「SET」スイッチで速度を調節する
4:「ACC車間距離」スイッチで車間距離を調節する
5:「ACC」のキャンセルはブレーキ操作、または「CANCEL」スイッチを押す。再作動は「SET」スイッチを「RES+」に押し上げる

■■フォルクスワーゲン

「T-Cross」
T-Cross

<名称>
アダプティブクルーズコントロール“ACC”(全車速追従機能)

<対応車速>
30~160km/h

<カレコ採用車種>
T-Cross

<主な操作方法>

フォルクスワーゲンの操作スイッチはハンドルの左側に設置されている

1:「ON/CANCEL/OFF」ボタンを押す
2:アクセル操作で速度を上げ、「SET」スイッチを押して定速走行を作動させる
3:「RES」「+」「SET」「-」スイッチで速度を調節する
4:「車間距離設定」スイッチで車間距離を調節する
5:ACCのキャンセルはブレーキ操作、または「ON/CANCEL/OFF」スイッチを押す。再作動は「RES」スイッチを押す

>>>T-Crossの車種解説はこちら

ACCを活用して、さらに便利で快適なドライブを!

一度、使ってみると、その便利さと安心感に驚かされるACC。便利なだけではなくドライバーの疲労軽減にも大きく貢献し、運転中はACCを使用しないときよりも、心に余裕を持たせてくれます。

ただ、ACCも万能ではなく、悪天候時は苦手といった弱点もあります。ACCを過信せず、けれど恩恵を最大限に享受し、便利で快適なドライブを楽しみましょう!

>>>カレコの車種一覧を見る

>>>高速道路を走るときの便利な機能「ACC(アダプティブ・クルーズ・コントロール)」を使いこなそう

>>>追従機能に車線維持…知っていると便利な先進運転支援機能

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コンパクトカーからミニバン、SUVも! カレコの「クルマの選び方」2023春夏【後編】 https://blog.carshares.jp/18158/ https://blog.carshares.jp/18158/#respond Wed, 26 Jul 2023 19:00:00 +0000 https://blog.carshares.jp/?p=18158 軽自動車、コンパクトカー、SUV、ミニバン、スポーツカー、オープンカー、輸入車……と、豊富な車種ラインアップを特徴とする、カレコ。利用シーンに応じてクルマを選べるのは大きなメリットである一方、「どれを選べばいいのかわからない」という方もいるようです。そこで、シチュエーション別に最適な車種やおすすめの車両タイプを前後編に分けて特集します。

後編では、普段使いだけでなく特別なシーンにもぴったりのクルマや次世代エコカーなどを紹介します。

<目次>
前編
・小回り抜群! 街乗りならコンパクトカー
・小さくても積載性抜群のコンパクトワゴン
・質感高い走りが魅力のミドルサイズハッチバック
・走りと使い勝手を両立するステーションワゴン
・小さくても実力は本格派!コンパクトSUV
・クルマを選んでさらに楽しく!

■後編
日常からアウトドアまでマルチに活躍!ミドルクラスSUV
小さくても7人乗れる!コンパクトミニバン
運転しやすさと広い室内を両立したミドルクラスミニバン
ラージサイズのミニバン/ワゴンならさらにゆったり!
運転を楽しむならスポーツ&オープンカーで!
先進の電気自動車や燃料電池車にも乗れる!
シーンに合わせてクルマを選んでさらに楽しく!

■日常からアウトドアまでマルチに活躍!ミドルクラスSUV

日常の送迎や買い物ならコンパクトカーやコンパクトSUVで十分ですが、後席に人を載せたり荷物を載せたりすると手狭に感じることも……。ミドルクラスSUVは室内空間が広く、人も荷物もゆったり。また、高めの車高はアウトドアにも向いています。

●トヨタ「RAV4」

トヨタ「RAV4」
トヨタ「RAV4」

ミドルクラスSUVの「RAV4(ラブフォー)」は、外観からもわかるようにアウトドア性の高い1台。高めの車高に、オフロードでの走破性を高める4WDシステムが採用されていたり、シートや荷室が汚れに強い素材でできていたり、走りも使い勝手もアウトドア向けになっています。車体サイズがたっぷりしているので室内空間も広く、大人4人での長距離ドライブにも向いています。

>>>「RAV4」のあるステーション

>>>詳しい解説はこちら

●トヨタ「ハリアー」「新型ハリアー」「新型ハリアーHYBRID」

トヨタ「ハリアー」
トヨタ「ハリアー」
トヨタ「新型ハリアー」
トヨタ「新型ハリアー」

都会的でスタイリッシュな外観と、高級感溢れる内装で大人気のミドルクラスSUV。家族でのドライブはもちろん、ちょっと特別な日のお出かけにも最適な上質なクルマです。ボディサイズや室内空間は「RAV4」と同等で、荷室も広いため幅広いシーンで活躍してくれます。台数も多く設置しているので、乗ったことがない方は、ぜひ一度お試しください。

>>>「ハリアー」のあるステーション

>>>「新型ハリアー」のあるステーション

>>>「新型ハリアーHYBRID」のあるステーション

>>>「新型ハリアー」の詳しい解説はこちら

●スバル「フォレスター Advance」

スバル「フォレスター Advance」
スバル「フォレスター Advance」

走りへのこだわりでクルマ好きから評価の高いスバルのミドルクラスSUV。また、スバルは走行性能だけでなく、視界のよさにもこだわっているため、ボディは大きくても前後左右の視界がよく安全確認がしやすいのも特徴です。カレコが導入する「Advance」グレードは、「e-BOXER」というハイブリッドシステムを搭載しており、燃費とパワーを両立しています。

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●マツダ「CX-5」

マツダ「CX-5」
マツダ「CX-5」

大人5人がゆったり乗れる広々とした室内空間と、上質なインテリアが魅力のミドルクラスSUV。高級感のある室内はまるで高級輸入車のようで、普段のドライブも特別な気分にさせてくれます。荷室も、幅・奥行きともに広く、大きな荷物も積み込めるため、週末のまとめ買いから家族・お友達同士でのドライブ旅行、アウトドアまで活躍してくれます。

>>>「CX-5」のあるステーション

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●トヨタ「ランドクルーザー プラド」

トヨタ「ランドクルーザー プラド」
トヨタ「ランドクルーザー プラド」

「ランドクルーザー プラド」は、「RAV4」よりもさらにタフなオフロード性能を持つ、本格派のSUV。オフロード走行を重視した運転席は目線が高く、見晴らしは抜群です。ミニバンのように広くはないものの、3列目のシートを持つ7人乗りであることも特徴的。オフロード4WDらしいゆったりした乗り心地も特徴で、長距離のドライブも快適にこなします。

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●レクサス「NX」

レクサス「NX」
レクサス「NX」

「UX」よりもひとまわり大きなレクサスのミドルクラスSUVで、「ハリアー」や「RAV4」に近い大きさのクルマです。「UX」よりもさらに高級感を増したインテリアは、完全にレクサスの世界観。ミドルクラスだけあって後席は荷室も広く、マルチに使えるSUVとなっています。エンジンは2.0Lのターボで、さらにパワフル。落ち着きある室内空間が、特別な1日を演出してくれるでしょう。

>>>「NX」のあるステーション

■小さくても7人乗れる!コンパクトミニバン

コンパクトカーと変わらない扱いやすいサイズながら、3列シートを備えるコンパクトミニバンは、大人数の送迎やちょっとしたドライブにピッタリ。また、シートを倒して広大な荷室を持つワゴンとしても使えます。

●ホンダ「フリード」

ホンダ「フリード」
ホンダ「フリード」

「フリード」は、4,265 mmと全長が短く、コンパクトカーのように運転しやすい3列シート7人乗りのミニバン。3列目のシートは大人が乗るには少々狭いものの、お子さまなら十分な広さがあり、また3列目のシートを格納することで広い荷室として使うこともできます。「5人+広い荷室」として使いたい方にとっても使い勝手のいい1台です。

>>>「フリード」のあるステーション

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●トヨタ「シエンタ」「シエンタGクエロ」「新型シエンタ」

トヨタ「シエンタ」
トヨタ「シエンタ」
「新型シエンタ」
「新型シエンタ」

「フリード」と同サイズのコンパクトミニバン「シエンタ」。7人乗りながら小回りが利き、街中の細い路地やUターンなど運転がしやすい1台です。3列目のシートの格納方法が「フリード」の左右跳ね上げ式に対して、床下収納式となっていて、より効率のいい広い荷室を作り出せます。「シエンタGクエロ」は、落ち着いた内装を持つ上質な仕上がりで、「リパーク金山4丁目第2」に設置しています。

>>>「シエンタ」のあるステーション

>>>「新型シエンタ」のあるステーション

>>>「新型シエンタ」の詳しい解説はこちら

■運転しやすさと広い室内を両立!ミドルクラスミニバン

小回りが利いて7人乗れるコンパクトミニバンは、扱いやすい一方で、3列目のシートが狭いという欠点も。6人以上でゆったり乗るなら、ミドルクラスミニバンを選ぶといいでしょう。ボディは少し大きくなりますが、高い目線と大きな窓による見晴らしのよさにより、実は運転しやすいタイプでもあります。

●ホンダ「ステップワゴン スパーダ」

ホンダ「ステップワゴン スパーダ」
ホンダ「ステップワゴン スパーダ」

ホンダのミニバン「ステップワゴン」の中でも、スポーティなデザインを持つのが「ステップワゴン スパーダ」です。エンジン排気量は1.5Lと小さいものの、ターボにより力強くスポーティに走ります。上だけでなく横にも開くリアゲート「わくわくゲート」は、「ステップワゴン」ならではの機能。跳ね上げて格納する3列目シートとあいまって、荷室の使い勝手を高めてくれます。乗車定員は8名です。

>>>詳しい解説はこちら

※「ステップワゴン スパーダ」の取り扱いは終了いたしました。

●トヨタ「ヴォクシー」「新型ヴォクシー」

トヨタ「ヴォクシー」
トヨタ「ヴォクシー」
トヨタ「新型ヴォクシー」
トヨタ「新型ヴォクシー」

「セレナ」や「ステップワゴン」と同じミドルサイズのトヨタのミニバンが、「ヴォクシー」です。トヨタ車らしいシンプルで使いやすい運転席まわりや視界のよさは特長のひとつで、8人乗車が可能。扱いやすいミニバンとして定評のあるクルマです。

>>>「ヴォクシー」のあるステーション

>>>「ヴォクシー」詳しい解説はこちら

>>>「新型ヴォクシー」のあるステーション

>>>「新型ヴォクシー」の詳しい解説はこちら

■ラージサイズのミニバン/ワゴンならさらにゆったり!

カレコでは、高級車としても通用するラージサイズミニバンの「アルファード」「グランエース」、そして4列シートで10人乗りとなる「ハイエースワゴン」をラインアップしています。ラージサイズならではのゆったりした空間をご活用ください。

●トヨタ「アルファード」

トヨタ「アルファード」
トヨタ「アルファード」

ミニバンの枠を超え、VIPの送迎車としても人気の高い「アルファード」は、「ヴォクシー」よりもひとまわり大きなラージサイズミニバン。乗車定員は7名で、「リラックスキャプテンシート」と呼ばれる2列目シートは、アームレストやオットマンもつく豪華な作りとなっています。3列目のシートは「ヴォクシー」などと比べて広いだけでなく、快適に座れる形状のため長距離ドライブにも最適。大きなボディのおかげで荷室も広く、快適性も実用性も抜群のクルマです。

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>>>詳しい解説はこちら

●トヨタ「グランエース」

トヨタ「グランエース」
トヨタ「グランエース」

ラージサイズミニバンの「アルファード」よりもさらに大きな、国内最大級ミニバン。全長5,300 mm×全幅1,970 mmというサイズは、カレコのクルマの中でも最大です。カレコで導入しているのは「Premium」という6人乗りのグレードで、2列目だけでなく3列目にもプライベートラウンジのような豪華なシートが装着されます。「6人+荷物」でのドライブ旅行はもちろん、大切なお客様の送迎にもピッタリです。

>>>「グランエース」のあるステーション

>>>詳しい解説はこちら

●トヨタ「ハイエースワゴン」

トヨタ「ハイエースワゴン」
トヨタ「ハイエースワゴン」

商用バンである「ハイエース」の車幅を広げ、4列ものシートを設置した10人乗りのワゴンです。 前から「2名-2名-2名-4名」となっている4列のシートは、バスのような形状のため、「ゆったりドライブを楽しむクルマ」というよりは、「大勢で移動するクルマ」といった雰囲気。2・3列目シートは格納できないものの、4人が座れる4列目のシートを左右に跳ね上げれば、大きな荷物も積載できます。

>>>「ハイエースワゴン」のあるステーション

>>>詳しい解説はこちら

■運転を楽しむならスポーツ&オープンカーで!

車好きな人や運転好きな人に、一度は乗っていただきたいのがこのタイプ。パワフルなエンジンに俊敏なフットワーク、そして気分を盛り上げる低さやエンジン音が、ミニバンやSUVとは異なるクルマの楽しさを教えてくれます。

●マツダ「ロードスター」

マツダ「ロードスター」
マツダ「ロードスター」

“人馬一体”のスローガンのもと、運転する楽しさを追求し続けるマツダの2人乗りオープンスポーツカー。可能な限り軽く作られた車体により、軽快かつ俊敏な走りを実現しています。アクセルを踏み込んだ際の加速や、カーブでの身のこなしの軽さが魅力的。カレコの「ロードスター」はAT(オートマチック)なので、AT限定免許の方でも運転できます。

>>>「ロードスター」のあるステーション

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●トヨタ「ハチロク」「GR86」

トヨタ「ハチロク」
トヨタ「ハチロク」
トヨタ「GR86」
トヨタ「GR86」

今では珍しくなったFR(後輪駆動)のスポーツカー。低い位置に設置された運転席に座ると、自ずと気分が変わります。一応、後ろにもシートがある4人乗りではあるものの、あくまでも緊急用といえるサイズ。1~2人で走りを楽しむドライブに適したクルマです。カレコの導入車は6速ATのため、勇ましいエンジン音と加速、俊敏な身のこなしを気軽に楽しむことができます。カレコでは従来からの「ハチロク」に加え、新型となる「GR86」も導入しました。

>>>「ハチロク」のあるステーション

>>>「GR86」のあるステーション

>>>「ハチロク」の詳しい解説はこちら

>>>「GR86」の詳しい解説はこちら

●トヨタ「コペンGR SPORT」

トヨタ「コペンGR SPORT」
トヨタ「コペンGR SPORT」

トヨタのレーシングカー部門であるGAZOO RACING(ガズーレーシング)がチューニングし、トヨタのスポーツカーブランド「GR」で販売するのが「コペンGR SPORT」。「ロードスター」のルーフが布製の幌であるのに対し「コペンGR SPORT」のルーフはスチール製です。運転席のボタンを押すと、電動で開閉操作が可能。カレコでは「新宿サブナード」ステーションをはじめとした、都内の旗艦ステーションに導入しています。外の空気や風を感じながら走る気持ち良さとチューニングされたスポーツカーの走りをご体感ください。

>>>「コペンGR SPORT」のあるステーション

>>>詳しい解説はこちら

●ニッサン「フェアレディZ」

ニッサン「フェアレディZ」
ニッサン「フェアレディZ」

車高が低く迫力あるスポーティなスタイリングと、3.7リッターという大排気量による圧倒的なパワーを持つニッサン「フェアレディZ」。デザイン性も高く、フォトジェニックな魅力も持つ1台です。カーナビはタッチパネルでの操作の他、画面の手前にあるボタンとダイヤルでも操作でき、初めてでもわかりやすいレイアウト。デザイン性と機能性がうまく両立されている「フェアレディZ」で、スポーツドライビングをお楽しみください。

>>>「フェアレディZ」のあるステーション

>>>詳しくはこちら

■先進の電気自動車や燃料電池車にも乗れる!

CO2削減やカーボンニュートラルな世界を目指して、世界的に電気で走るクルマに注目が集まっています。多彩な車種ラインアップを誇るカレコでも、さまざまな電動化車両を用意。先進の世界をご体感いただけます。

●日産「リーフ」

日産「リーフ」
日産「リーフ」

「ヤリス」や「ノート」などのコンパクトモデルよりひと回り大きい、ミドルサイズのハッチバック車。カレコの「リーフ」は40kHwバッテリー搭載モデルで、航続距離の目安は満充電からの出発で約300km。電気自動車では、航続距離が心配されますが、片道100kmまでのドライブなら十分にこなせます。「リパークコーシャハイム経堂フォレスト」ステーションに設置。

>>>「リーフ」のあるステーション

>>>詳しい解説はこちら

●トヨタ「MIRAI」「新型MIRAI」

トヨタ「MIRAI」
トヨタ「MIRAI」
トヨタ「新型MIRAI」
トヨタ「新型MIRAI」

「MIRAI(ミライ)」は、トヨタが世界に先駆けて一般発売したFCV(燃料電池自動車)。次世代のエコなエネルギーとして注目されている、水素を燃料に発電して走る電気自動車です。水素は水素ステーションで充填ができるため、ガソリンエンジン車と同じような感覚で乗ることが可能です。ハイブリッド車の「プリウス」よりも一回り大きなセダンタイプのFCVで、「MIRAI」は4人、「新型MIRAI」は5人乗り。新型の方はボディサイズがひと回り大きく、より高級なセダンとなっています。

>>>「新型MIRAI」のあるステーション

>>>「MIRAI」の詳しい解説はこちら

>>>「新型MIRAI」の詳しい解説はこちら

※「MIRAI」の取り扱いは終了いたしました。

●三菱「エクリプス クロスPHEV」

三菱「エクリプス クロスPHEV」
三菱「エクリプス クロスPHEV」

プラグインハイブリッド(PHEV)を搭載する三菱のクロスオーバーSUV、「エクリプス クロスPHEV」。従来のハイブリッド車と同様に、ガソリンと電気を使い分けて効率よく走れる他、電気のみで走行可能な距離も拡大。荷室には最大1500WのAC100V電源もあり、アウトドアでも大活躍。高出力のモーターと大容量バッテリーの組み合わせによる力強い走りが魅力のプラグインハイブリッド車。走行シーンに応じてバッテリーの電力で走行、エンジンで発電しながら電力で走行、電力+エンジンの力で走行と、もっとも効率のいいモードが自動的に切り替わります。「エクリプスクロスPHEV」は「リパーク日本橋小網町第8」ステーションに設置。(2023年7月現在)

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そびえる石のミュージアム! 鋸山で迫力ある景色とスリルを味わおう https://blog.carshares.jp/17133/ https://blog.carshares.jp/17133/#respond Wed, 21 Apr 2021 22:00:38 +0000 https://blog.carshares.jp/?p=17133 房総半島(千葉県)を代表する観光名所の「鋸山(のこぎりやま)」。採石された山がノコギリのように見えることから、その名が付いたとされています。鋸山に建つ「乾坤山 日本寺(けんこんざん にほんじ)」は境内地に多くの見どころを有し、「地獄のぞき」は特に有名です。今回は鋸山を中心にフォトスポットやグルメスポットを巡ります。

<目次>
新宿から鋸山まで90分ほどのドライブ
はじめて食べた天然かじめの粘り強さにビックリ!
百尺観音に交通安全を祈願
「ラピュタのよう」と称される石切場跡
「地獄のぞき」から100メートル下をのぞき込む
話題の道の駅、保田小学校
今回のドライブに使用したクルマ:トヨタ「ランドクルーザープラド」

新宿から鋸山まで90分ほどのドライブ

利用したステーションは「新宿サブナード(地下駐車場)」。目的地までは90分ほどの道のりです。首都高速道路中央環状線に乗り、大井JCTで首都高速湾岸線、川崎浮島JCTで東京湾アクアラインに入ります。

広い景色が広がるアクアラインを走るのは爽快
広い景色が広がるアクアラインを走るのは爽快

千葉県に入ったら木更津JCTで館山自動車道に乗り替え。富津金谷IC出口で一般道に降りた後、10分ほどで日本寺の駐車場に到着。この日は、まずランチを食べるため、富津市にある「漁師料理かなや」へ向かいました。

はじめて食べた“天然かじめ”の粘り強さにビックリ!

 お食事処のほか、お土産処や日帰り天然温泉、無料の足湯がある
お食事処のほか、お土産処や日帰り天然温泉、無料の足湯がある

水揚げされた魚介が店内のいけすで泳ぐ「漁師料理かなや」。鮮度抜群の地魚や活貝のほか、地元産の「天然かじめ」を使ったメニューが人気だそう。今日は「かなや寿司」と「上にぎり7貫」、本日のおすすめに挙げられていた「カサゴの唐揚げ」をオーダーしました。

 かなや寿司は9貫で1,890円(税抜き)、上にぎり7貫は1,480円(税抜き)。共に仕入れ状況でネタ変わるそう
かなや寿司は9貫で1,890円(税抜き)、上にぎり7貫は1,480円(税抜き)。共に仕入れ状況でネタが変わるそう
 寿司や定食は「かじめの味噌汁」付き。細かくきざまれた“かじめ”は、箸ですくい上げられるくらいの粘り強さ!
寿司や定食は「かじめの味噌汁」付き。細かくきざまれた“かじめ”は、箸ですくい上げられるくらいの粘り強さ!
 カサゴ唐揚げは700円(税抜き)。頭まで食べられるくらい、しっかりと揚げられていた
カサゴ唐揚げは700円(税抜き)。頭まで食べられるくらい、しっかりと揚げられていた
 隣接する海岸では磯遊びができる
隣接する海岸では磯遊びができる

▼漁師料理かなや
住所:千葉県富津市金谷525-17
駐車場:あり(無料)

百尺観音に交通安全を祈願

富津市金谷と鋸南町の境に位置する鋸山では、「房州石(金谷石)」と称される良質な石材が採取でき、古くから採石が行われてきました。切り出した石材を運搬した道は現在、山歩きコースとして使用されています。

駐車場は、無料の「鋸山観光自動車道」を登った先にある麓側と、有料の「登山自動車道」の途中にある「大仏口管理所」付近、さらに登った先にある山頂側の3か所にありました。

 登山自動車道を使うには1,000円(税込み)の通行料が必要。麓から山頂に繋がるロープウェイ相当の高さを登れる
登山自動車道を使うには1,000円(税込み)の通行料が必要。麓から山頂に繋がるロープウェイ相当の高さを登れる

3つの駐車場は目的によって使い分けることができ、日本寺境内地にある複数のスポットを巡るなら、麓側の駐車場を利用するとおトクにクルマを止められます。目的が「山頂展望台」や「百尺観音」、「地獄のぞき」だけなら、山頂の駐車場を利用することで階段の上り下りや移動距離を少なくすることができるので便利です。

今回は登山自動車道を利用して山頂の駐車場にクルマを駐車。西口管理所から日本寺に入場し、「百尺観音」を目指しました。

 「百尺観音」へと続く小径は、巨大な石を切り出して作られたもの
「百尺観音」へと続く小径は、巨大な石を切り出して作られたもの

切り立つ石の壁をぬう小径を抜け、山頂展望台へと続く道から分かれた先で、大きな観音様が姿をあらわします。

 百尺は、およそ30メートルの高さを表している
百尺は、およそ30メートルの高さを表している

1966年に完成した「百尺観音」は、戦争により命を落とした人々を供養するため、また交通犠牲者供養のために、けわしい崖に刻まれたもの。その由来から交通安全の守り本尊として、多くの拝観者が訪れます。

「ラピュタのよう」と称される石切場跡

鋸山には「石切場跡」というフォトスポットがあります。「百尺観音」の目の前にある北口管理所より出て(入場券があれば当日限り再入場ができます)山歩きコースを歩き、「岩舞台」という名称を持つ石切場跡に向かいます。

 山歩きコースの階段は急勾配のうえ滑りやすい。歩きやすい格好で行くのがおすすめ
山歩きコースの階段は急勾配のうえ滑りやすい。歩きやすい格好で行くのがおすすめ
 北口管理所から5分ほどの所にある石の壁は、いつの頃からか「ラピュタの壁」と呼ばれているそう
北口管理所から5分ほどの所にある石の壁は、いつの頃からか「ラピュタの壁」と呼ばれているそう

北口管理所から岩舞台まで450メートルほど。狭く歩きづらい道を、およそ20分かけてたどり着きました。

 鋸山の名が示すよう、高く切り立った石肌にはノコギリの歯のような凹凸が並ぶ
鋸山の名が示すよう、高く切り立った石肌にはノコギリの歯のような凹凸が並ぶ

岩舞台は最近まで採石の行われた石切場のひとつ。現在は鳥のさえずりや虫の声しか聞こえませんが、朽ちた数々の設備が、かつての活気や喧噪を今に伝えます。

 もう動くことのない機材が、長く採石された歴史を物語っている
もう動くことのない機材が、長く採石された歴史を物語っている
 ここまでの道の険しさから、重機の搬入も苦労したことだろう
ここまでの道の険しさから、重機の搬入も苦労したことだろう

来た道を戻り、北口管理所から日本寺に再入場。あらためて「地獄のぞき」を目指します。

「地獄のぞき」から100メートル下をのぞき込む

 山頂展望台から見た「地獄のぞき」。採石が行われていた当時、石切職人の気まぐれで造られたそう
山頂展望台から見た「地獄のぞき」。採石が行われていた当時、石切職人の気まぐれで造られたそう

山頂展望台の一角にある、尾根から突き出た部分が「地獄のぞき」。房総半島や東京湾を見渡せる名勝地として有名で、天気が良ければ富士山を拝むこともできます。真下の地面まで、およそ100メートル。のぞき込むと自分が高く宙に浮いているようで、「地獄のぞき」という名に相応しい怖さを感じさせてくれます。

 丈夫そうな手すりはあるものの、のぞき込むには勇気が必要
丈夫そうな手すりはあるものの、のぞき込むには勇気が必要
 この日はもやがかかっていたが、空気が澄んでいれば富士山まで見えるそう
この日はもやがかかっていたが、空気が澄んでいれば富士山まで見えるそう

慣れない山歩きをしたこともあり、足はもうヘトヘト。山頂展望台から下りて、石造りとして日本最大の大仏様を拝んだのち、日本寺をあとにします。

 大仏様は、手に薬瓶を持つ「薬師瑠璃光如来像」。光背までふくめた大きさは、およそ31メートル
大仏様は、手に薬瓶を持つ「薬師瑠璃光如来像」。光背までふくめた大きさは、およそ31メートル

▼日本寺
住所:千葉県安房郡鋸南町鋸山
駐車場:あり(無料)※登山自動車道は有料
URL:http://www.nihonji.jp

話題の道の駅、保田小学校

都内へと戻る前に、お土産を買おうと「道の駅 保田小学校」に立ち寄りました。

 時報にチャイムが流れるなど、小学校らしさが演出される
時報にチャイムが流れるなど、小学校らしさが演出される

「道の駅 保田小学校」は、その名の通り2014年に廃校となった「保田小学校」をリノベーションし、2015年にオープン。小学校の雰囲気を最大限に生かし、懐かしさと新しさが調和するユニークな道の駅です。

旧校舎には、かつての給食を再現したメニューが提供される「山里食堂」をはじめ、中国料理「3年B組」やピッツァ専門店「Da Pe GONZO」などの、地元の人気店が出店。他にも観光情報を扱うコンシェルジュ、個人から団体まで使用できる宿泊施設、日帰り入浴施設が運営されています。隣接する旧体育館では、地域の特産品を扱った「きょなん楽市」が開かれていました。

まずは休憩がてら「café金次郎」で甘いものをいただきます。

 店内の設備に、小学校時代の椅子や勉強机が利用されている
店内の設備に、小学校時代の椅子や勉強机が利用されている

オーダーしたのは「びわソフト」と「いちごパフェ」、そしてホットコーヒー。びわソフトは、びわの繊細で特徴的な風味と味わいがしっかりと感じられる逸品! これまでに食べた中で一番、びわが感じられたソフトクリームでした。

 びわソフトは420円(税込み)
びわソフトは420円(税込み)

これでもかといちごの盛られたいちごパフェ。カップの中にもみっちりといちごが詰められ、いちご好きも大満足のボリュームです。いちごの甘さも、クリームの甘さに負けないおいしさでした。

 いちごパフェは1,000円(税込み)、ホットコーヒーは320円(税込み)
いちごパフェは1,000円(税込み)、ホットコーヒーは320円(税込み)

他のお客さんが購入しているのを見て、つい「イカメンチ」と「あげぱん」も買ってしまいました。

 イカメンチは300円(税込み)
イカメンチは300円(税込み)

「イカメンチ」は1人につき1つしか買えない人気の総菜。具にイカがふんだんに使われ、一口食べるとイカの風味が広がります。あげぱんはシュガー、きなこ、ピーナツと3つの味が用意されており、どれも魅力的だったのですが、今回はきなこを購入。とてもフワフワとした食感で油っこくなく、小学校の時に食べた思い出のあげぱんとは大違いの、丁寧に作られたおいしいあげぱんでした。

 あげぱんはどの味も230円(税込み)
あげぱんはどの味も230円(税込み)
 里山食堂だけではなく、cafe金次郎でも給食をイメージしたメニューが用意されていた
里山食堂だけではなく、cafe金次郎でも給食をイメージしたメニューが用意されていた

最後に、旧体育館をリノベーションした「きょなん楽市」でお土産を買います。

 名称の「きょなん」は、町名の「鋸南町(きょなんまち)」から
名称の「きょなん」は、町名の「鋸南町(きょなんまち)」から

きょなん楽市の建物内は広々としており、地域の特産品や保田小学校オリジナルグッズなど、数多くの商品が並んでいました。この日は夕方近くになってしまったため、多くの地産野菜や果物は売り切れ。買い物が目的なら、早めに訪れたほうがよさそうです。

 地産のいちごは650円(税込み)、キャベツは100円(税込み)。キャベツは特大玉
地産のいちごは650円(税込み)、キャベツは100円(税込み)。キャベツは特大玉
 小学校らしく、敷地内には桜が咲き誇っていた
小学校らしく、敷地内には桜が咲き誇っていた

▼道の駅 保田小学校
住所:千葉県安房郡鋸南町保田724
駐車場:あり(無料)
URL:https://hotasho.jp/

今回のドライブに使用したクルマ:トヨタ「ランドクルーザープラド」

新鮮な魚介グルメに観光と山歩き、話題の道の駅でお茶にショッピングと、鋸山の魅力を存分に堪能した一日。ドライブのおともはトヨタ「ランドクルーザープラド」でした。

 太いトルクのおかげで、急勾配の坂道をスイスイ登ります
太いトルクのおかげで、急勾配の坂道をスイスイ登ります

高速道路から悪路まで、どんな道でも快適な乗り心地を提供してくれる実力派の7人乗りSUV「ランドクルーザープラド」は、精練されたデザインは自然の中から都市まで、あらゆるロケーションに溶け込みつつ存在感を放ちます。

 遮音性と剛性の高いシートが、運転の疲労を最低限に抑えてくれる
遮音性と剛性の高いシートが、運転の疲労を最低限に抑えてくれる

運転席からの視界は広く、大きな車体により生まれる死角も、大型のサイドミラーとボディ前方に施されたサイドアンダーミラー、そしてバックモニターがフォローしてくれます。優れたパッケージにより小回りもきき、取り回しに困ることはほとんどありません。

<今回のドライブのカーシェア料金>
・車種クラス:プレミアム
・プラン:ベーシック
・時間料金:9,000円(12時間パック)
・距離料金:4,500円(18円×250km)
=合計:13,500円

>>>トヨタ「ランドクルーザープラド」のあるステーション

>>>「カレコ・カーシェアリングクラブ」の料金

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