カーシェアリングの三井のカーシェアーズ公式ブログ交通安全 – カーシェアリングの三井のカーシェアーズ公式ブログ https://blog.carshares.jp/ カーシェアリングの三井のカーシェアーズ公式ブログ Thu, 03 Apr 2025 00:23:55 +0000 ja hourly 1 なぜ「スタッドレスタイヤ」は雪道を走れるの? その仕組みと運転の仕方 https://blog.carshares.jp/18572/ https://blog.carshares.jp/18572/#respond Fri, 24 Jan 2025 00:00:00 +0000 https://blog.carshares.jp/?p=18572 積雪路や凍結路を走るときに欠かせないスタッドレスタイヤ。見た目には、少しゴツゴツしているだけのように見えますが、その形状や素材にはさまざまな工夫があります。

そこで、今回はスタッドレスタイヤが冬の道を安心して走れる仕組みを解説するとともに、スタッドレスタイヤ装着車を運転するときの注意点をお伝えします。

<目次>
ノーマルタイヤ(夏タイヤ)との違い
積雪路・凍結路で滑りにくいワケ
スタッドレスタイヤの注意点
三井のカーシェアーズの冬用タイヤ装着車で安全なドライブを!

ノーマルタイヤ(夏タイヤ)との違い

雪道や凍結路でも滑りにくく、安心感を高めてくれるスタッドレスタイヤ。夏に履くタイヤ(ノーマルタイヤ)と比較して「冬タイヤ」「冬用タイヤ」と呼ばれることもあります。

「スタッドレス」という名前の由来は、昔の冬タイヤにあります。かつて販売されていた冬タイヤは、雪や氷の道で滑らないようにと、タイヤにスパイク(鋲、スタッドとも呼ばれる)がついており、「スパイクタイヤ」と呼ばれていました。

スパイクタイヤ
スパイクタイヤ

スパイクタイヤは雪道や凍結路での走行性はよかったものの、ひとつ大きな問題がありました。雪のない道や凍っていない路面を走ると、スパイクが道路の舗装を削ってしまい、粉塵を巻き上げる公害の発生源になっていたのです。

そのため、日本国内では1991年より販売が禁止となり、それに代わってスタッドを使わない(=スタッドレス)タイヤが登場しました。

スタッドレスタイヤ
スタッドレスタイヤ

雪道での走行には「タイヤチェーン」を装着する方法もありますが、着脱が面倒な上、装着したまま高速走行はできません。

スタッドレスタイヤなら、冬の初めに装着しておけば、雪が降っても降らなくてもずっと装着したままでOK。着脱の手間もなく、高速道路の走行も可能なため一気に普及し、今では冬に欠かせないアイテムとなっています。

積雪路・凍結路で滑りにくいワケ

雪道が滑りやすいことは、体験的に知っているでしょう。では、雪道が滑りやすい理由は何でしょうか?

その答えは、凍った路面の雪とタイヤの間に水の膜ができて「タイヤが浮いてしまう」ことにあります。

タイヤと路面の間の水の膜が滑る原因となる
タイヤと路面の間の水の膜が滑る原因となる

氷を素手で触ってみると、最初のうちはしっかりとつかむことができますが、だんだんと氷の表面が溶けて濡れてくると、とたんにツルツルと滑ってしまいます。それと同じ現象が雪道や凍結路でも発生しているのです。そうした水の膜を除去する機能が、スタッドレスタイヤのゴムには備わっています。

スタッドレスタイヤの表面には、「サイプ」と呼ばれるギザギザした細かな切れ込みが、たくさんあります。このサイプが雪や凍結路をひっかくことで路面の摩擦力を高めているのです。

細い溝「サイプ」が刻まれるスタッドレスタイヤのトレッド面
細い溝「サイプ」が刻まれるスタッドレスタイヤのトレッド面

また、気温が低くなるとタイヤのゴムが硬くなりますが、スタッドレスタイヤは低温下でも 柔軟性を保つようにできており、これも滑ることを防ぐ役割を果たしています。

つまり、スタッドレスタイヤはゴムが柔らかく、排水機能と路面をひっかく力が高められているということ。こうした機能は、新製品が出るたびに進化しており、年々、雪道や凍結路でのグリップ力が高まってきています。

スタッドレスタイヤの注意点

雪道や凍った道でのグリップ力が高いスタッドレスタイヤ。しかし、どんなに滑りにくいといっても、乾いた舗装路を夏タイヤで走るような高いグリップ力は生み出せません。いくらスタッドレスタイヤを履いていても、雪道や凍結路では“確実に夏よりも滑る”ということは、覚えておいてください。

スタッドレスタイヤでも雪道や凍結路は滑りやすいので注意
スタッドレスタイヤでも雪道や凍結路は滑りやすいので注意

安全に走るためには、慎重に運転することが重要です。急発進、急ハンドル、急ブレーキなど、「急」のつく操作は厳禁。そっと発進して、そっとブレーキを踏むようにしましょう。当然、ブレーキを踏んでからクルマが停まるまでの距離(停止距離)は長くなるので、車間距離を大きくとり、早いタイミングで操作を行うようにしてください。

また当然ですが、どんなクルマであっても、タイヤが路面に接地していなければ走れません。道に深い轍(わだち)ができていて、クルマのお腹がつかえてタイヤが浮いてしまうようであれば、車高の高いSUVであろうとも悪路に強い4WDであろうとも、どんなクルマでも動けなくなってしまいます。深い轍には要注意です。

タイヤでできた溝を轍(わだち)という
タイヤでできた溝を轍(わだち)という

さらにスタッドレスは、冬タイヤと呼ばれるように冬のタイヤです。雪のない道路でも使うことはできますが、その性能は夏タイヤに及びません。乾いた路面では、コーナリング性能もブレーキ性能も1段落ちます。曲がりにくく止まりにくいのです。

スタッドレスタイヤ装着車を運転するときは、雪道や凍結路だけでなく、乾いた路面で性能が劣ることも頭に入れておくといいでしょう。

三井のカーシェアーズの冬用タイヤ装着車で安全なドライブを!

スタッドレスタイヤは、雪や凍った道を走るときになくてはならないアイテムです。「雪が降りそうだな」というタイミングでカーシェアを利用するならば、スタッドレスタイヤを装着したクルマを選ぶようにしましょう。

「新型ヴォクシー」にも冬タイヤ装着車を用意(写真は夏タイヤ)
「新型ヴォクシー」にも冬タイヤ装着車を用意(写真は夏タイヤ)

また、雪は降らなくても気温が3度以下になるような場所では、路面温度はさらに低くなり凍結していることもあります。風にあたる橋の上の道や、陰になった山坂道などは要注意です。寒い地域や標高の高い場所に行くときも、スタッドレスタイヤ装着車を選ぶことをおすすめします。

三井のカーシェアーズでは、例年11月下旬から翌3月末まで冬用タイヤ装着車両を用意していますので、ぜひご利用ください。なお、冬用タイヤ装着車両のご利用に追加料金は発生しません。いつもの料金でご利用いただけます。

※なお、三井のカーシェアーズのクルマにご自身でご用意されたチェーンを装着したり、スタッドレスタイヤへ一時的に交換してご利用いただくことはお断りさせていただいております。

>>>冬用タイヤ装着車一覧

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脱ペーパードライバー!都内を一人で運転するときに使えるドライブテクニック~基本編~ https://blog.carshares.jp/5400/ https://blog.carshares.jp/5400/#respond Thu, 16 Jan 2025 01:00:00 +0000 http://blog.careco.jp/?p=5400 右左折に車線変更、夜間や雨天の運転……。運転初心者が苦手とするポイントはたくさんあります。でも、逆に言えば、このポイントさえクリアできれば運転のハードルは一気に下がるもの。

今回は、ペーパードライバーを卒業し、同乗者にも安心して乗ってもらえるドライバーになるための、ドライブの基本テクニックを解説します!

<目次>
ペーパードライバー講習を受けずに運転を克服するポイント
ポイント1:左折時のポイントは後方確認&キープ・レフト!
ポイント2:右折は焦らずゆっくりと
ポイント3:車線変更は「したいとき」ではなく「できるとき」に
ポイント4:下り坂ではシフトを「B」や「L」に
ポイント5:夜は昼間以上に歩行者や自転車に注意
ポイント6:雨の日はいつもよりスピードを落として安全運転
脱ペーパードライバー!常に先を予測して運転上手になろう!

ペーパードライバー講習を受けずに運転を克服するポイント

ペーパードライバー歴が長いけれど、自分のために!家族のために!運転できるようになりたい!という方に、運転をするときに心がけてほしいポイントを解説します。ペーパードライバー講習もありますが、時間も費用もかかります。

ペーパードライバー卒業のポイントは、運転の練習を積んで自信をつけること。まずは、運転のコツをおさらいして、運転は怖い!という苦手意識を克服することから始めてみましょう。

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>>>久しぶりの運転で気をつけることは? 7つのポイントでおさらい

ポイント1:左折時のポイントは後方確認&キープ・レフト!

運転する上でもっとも基本となる動作が、左折です。「右折に比べて簡単」だと思われていますが、左折にも注意するべきポイントはいくつかあります。

(1)後方からくるバイクや自転車に注意する

ウィンカーを出して左折しようと思ったら、まずは左のミラーで後方確認。バイクや自転車が来ていないか、よくチェックしてください。もしもバイクや自転車が来ていたら、徐行や停止をして先に行かせてあげるといいですね。

後方からのバイクや自転車を確認する
後方からのバイクや自転車を確認する

(2)バイクや自転車がいなくなったら左に寄る

後方から来るバイクや自転車がいないことを確認し、左にクルマを寄せていきます。これは、後ろからやってくるバイクや自転車の巻き込みを防ぐため。クルマを左に寄せておけば、バイクや自転車が左側に入ってきませんね。

左に寄ってバイクや自転車の巻き込みを防ぐ
左に寄ってバイクや自転車の巻き込みを防ぐ
これくらい寄っていれば自転車も左に入ってこない
これくらい寄っていれば自転車も左に入ってこない

クルマを左に寄せて交差点に差し掛かったら、横断歩道の歩行者や自転車がいないかをよく確認して、曲がりましょう。

ポイント2:右折は焦らずゆっくりと

左折と比べて苦手意識を持っている人が多い右折も、ポイントをマスターしてしまえば、難しいことはありません。

(1)右折するタイミングで焦らない

右折が苦手な人の多くは「曲がるタイミングがわからない」と言います。たしかに、続々とやってくる対向車のタイミングを見て曲がるのは難しいもの。でも、「早く行かなきゃ」と焦る必要はありません。特に慣れないときや交通量の多いところでは、信号が変わって、対向車が来なくなるまで待ちましょう。

対向車がたくさん来るときは信号が変わるまで待てばOK
対向車がたくさん来るときは信号が変わるまで待てばOK

右折信号があるような大きな交差点では、対向車が途切れるタイミングはなかなかやってこないもの。「絶対に大丈夫!」と思える時が来るまで、焦らず待つ心のゆとりが必要です。

(2)横断歩道の歩行者や自転車に気をつける

タイミングよく曲がれたとしても、その先の横断歩道に歩行者や自転車がいる場合があります。曲がる前に対向車を見ながら横断歩道を確認し、「横断歩道には絶対に人がいる」と考えて、あまりスピードを出さず、ゆっくりと曲がっていきましょう。

曲がるときは横断歩道の前後もよく見る
曲がるときは横断歩道の前後もよく見る

ポイント3:車線変更は「したいとき」ではなく「できるとき」に

車線変更が苦手な人に話を聞くと、「車線変更したいときにできない」と言う人がいます。これがそもそも間違いで、車線変更は「したいとき」にするものではなく、「できるとき」にするものです。

例えば、「次の信号を左折する」というとき、運転の上手な人は、かなり前から左車線に入って曲がる準備をします。なぜなら直前で車線変更できるかどうか、分からないからです。「次を左に曲がるから、今のうちに車線変更をしておこう」と、車線変更ができるタイミングで早めにしておくと、直前で慌てずにすみます。

では、実際に車線変更をするときは、どこに注意すればいいのでしょうか?

(1)前方の様子を確認する

車線変更をするときはまず、この先に交差点がないか、行きたい車線の先が詰まっていないかなど、前方の様子を確認します。

まずは行きたい車線の前方を確認!
まずは行きたい車線の前方を確認!

(2)ミラーで隣の車線の様子を見る

前方が問題なければ、隣車線の後方をミラーで確認します。このとき、「あの白いトラックの後ろに入ろう」という風に、どのタイミングで車線変更するかと考え、行くタイミングを決めたら早めにウィンカーを出して車線変更することを後続車に伝えます。

ミラーを見て動くタイミングを見極める
ミラーを見て動くタイミングを見極める

(3)ハンドルを切る前に目視確認も忘れずに!

ミラーを見て動くタイミングを決めたら、ハンドルを切る前に後ろを振り返って目視確認しましょう。ミラーでは見づらい部分にクルマがいる可能性もありますし、スピードの速いクルマが急に近づいてくることもあるので注意してください。

ミラーの死角に入っているクルマがないかなどを目視確認する
ミラーの死角に入っているクルマがないかなどを目視確認する

目視確認して、問題がなければ、ハンドルを切って隣の車線に移りましょう。もし、タイミングがつかめなくてうまく車線変更できないときは、無理せずにそのまま走ってください。曲がりたい交差点を過ぎてしまっても、その次の交差点で曲がればいいのです。「行き過ぎたら戻ればいい」と思えば、気持ちに余裕を持って運転できますよ。

なお、走行中は一定の速度で走るように気を配りましょう。急な速度変化は、後続車に危険や不安を与えてしまいます。

ポイント4:下り坂ではシフトを「B」や「L」に

下り坂では、アクセルを踏んでいなくても、知らず知らずのうちに加速して、とんでもないスピードが出てしまうことも…。道が下りに差し掛かったら、シフトをD(ドライブレンジ)から「B(ブレーキレンジ)」や「L(ローレンジ/1速レンジ)」(車種によって異なる)の低速ギアにチェンジ。エンジンブレーキが効くようになり、ふいの速度上昇を防いでくれます。

車種によって「L」「B」などポジションの名前は異なるが低速ギアに切り替える
車種によって「B」「L」などポジションの名前は異なるが低速ギアに切り替える

ポイント5:夜は昼間以上に歩行者や自転車に注意

暗くなってきたら早めのヘッドライト点灯が原則。「まだ明るいから大丈夫」と思わずに、信号や看板の灯りが目立つようになったら、まだ明るくてもヘッドライトを点灯しておくといいでしょう。

暗くなってからのドライブで気をつけたいのは、歩行者や自転車です。歩行者や自転車は昼間以上に見づらくなるもの。「横断歩道に歩行者はいないか?」「後方から自転車は来ていないか?」などをよく確認するようにしてください。交差点では、対向車のヘッドライトで方向者が見えなくなることもあります。

夜は昼間以上に自転車や歩行者が見えづらくなる
夜は昼間以上に自転車や歩行者が見えづらくなる

ポイント6:雨の日はいつもよりスピードを落として安全運転

雨の日は雨粒で視界が悪くなるもの。「いつもよりも見えている範囲が狭いのだ」と意識して、気持ちゆっくり走るようにしてください。「見えづらいな」と思ったら、周りに合わせて無理にスピードを出さなくても大丈夫。自分が安心して走れる速度で走ってください。また、雨の日は滑りやすくなるので、早めのブレーキも忘れずに。

走行時は、夕暮れ時と同じく、空が明るくても雨の日はヘッドライトの点灯が原則です。土砂降りでなければ、クルマに乗る前に、ミラーやサイドウインドウの水滴を拭きとっておくと運転しやすくなります。窓が曇ったら、エアコンを操作して「AC」をONにて、フロントガラスに風を当てるとすぐに曇りがとれますよ!

雨の日は昼間でもヘッドライトを点灯しよう
雨の日は昼間でもヘッドライトを点灯しよう

脱ペーパードライバー!常に先を予測して運転上手になろう!

同乗者をハラハラさせない運転上手な人は、右左折でも車線変更でも、常に先を予測して走っているもの。「先の横断歩道に人はいないかな?」「車線変更したいけど、先の状況はどうかな?」と、常に“先”のことを考えて走ることが大事。また、自分の思い通りにならなくても、焦らずに“できるタイミングで”動くこともポイントです。

今回、ご紹介した6つのポイントを頭に入れて、まずはドライブに出かけてみませんか?運転しているうちに、少しずつコツがつかめてくれば、もう怖い思いをせずに楽しく運転できますよ!

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都市部でも凍結は起こる!? スタッドレスタイヤ装着の目安と冬のドライブの注意点まとめ https://blog.carshares.jp/20289/ https://blog.carshares.jp/20289/#respond Fri, 10 Jan 2025 10:00:00 +0000 https://blog.carshares.jp/?p=20289 都市部や雪のあまり降らない地域に住んでいると、「冬のドライブの注意点」と聞いても、「寒い地域に出かけなければ大丈夫」と、考えてしまいがち。でも、冬ならではの注意が必要なのは、都市部であっても変わりません。

凍結は、気温が0度以下で発生するからです。実は、フロントウインドウや路面の表面温度は気温よりも低くなるため、3度以下(高い場合は5度)でも凍結は発生します。つまり、日本の冬期は、ほとんどの地域で夜間から明け方にかけて、凍結のおそれがあるのです。

だから、冬期特有のアクシデントへの対応策を知っておくことは大切。今回は、都市部や温暖な地域に住んでいるドライバーに向けた、冬のドライブの注意点をお伝えします。

<目次>
フロントウインドウやリアウインドウが凍りついていたら
動き始めたクルマは起床したばかりの身体と一緒
スタッドレスタイヤ装着車を利用する必要はある?
フロントウインドウの内側が曇ってしまったら
出先で駐車するときは日当たりのよい場所を選ぼう
アクシデントを予測して落ち着いて安全に

フロントウインドウやリアウインドウが凍りついていたら

冷え込んだ朝。クルマのフロントウインドウやリアウインドウが凍結していた。乗り込んだものの、運転席からなにも見えない――。

朝、クルマに乗ろうとするとガラスが凍っている……
朝、クルマに乗ろうとするとガラスが凍っている……

いくら急用があっても、この状態で出発するのは大変危険です。ウインドウッシャーを利用することで、一時的に氷や霜を溶かすことはできますが、すぐに再凍結してしまいます。たまに、「熱湯をかけて溶かす」という人もいますが、これはもっともやってはいけない行為。ガラスが割れてしまうおそれがあります。

フロントウインドウやリアウインドウが凍結していたときは、エンジンを始動し、デフロスター(デフォッガー)のスイッチを入れましょう。最優先でフロントウインドウやリアウインドウを暖めて、氷や霜を溶かします。

「新型ハリアー」の操作パネル。FRONT、REARの表示があるのがデフロスタースイッチ
「ハリアー」の操作パネル。FRONT、REARの表示があるのがデフロスタースイッチ

リアウインドウのデフロスターは電熱式ですが、フロントウインドウのデフロスターが有効に働くには、エンジンが暖まっている必要があります。寒さにもよりますが、温風が出るようになるまで5分ほどかかるので、冷え込んだ日は時間に余裕をもって、クルマに乗りましょう。

動き始めたクルマは起床したばかりの身体と一緒

かつて、クルマはエンジンを始動したのち、エンジンの回転が安定するまで暖機する(エンジンをかけたまま出発しない)ことが必要とされていました。しかし、技術の進歩により、現代のクルマはエンジンを始動してすぐに出発しても、故障に直結することはありません。

始動直後はいつも以上に急発進や急加速を控えてやさしく走る
始動直後はいつも以上に急発進や急加速を控えてやさしく走る

とはいえ、始動直後の冷えたエンジンは、本来の性能を発揮できない状態です。高回転での空ぶかしや急な加速を行うと、大きな負担をかけてしまいます。トランスミッションやサスペンション、ブレーキも、冷えている状態では性能を発揮することができません。

これはモーター駆動のハイブリッド車や電気自動車であっても同様です。エンジンやトランスミッションなどが暖まってくるまでは、クルマをいたわるように「急」のつく操作を避けた運転を行いましょう。

「アルファード」の水温計。C(COLD)とH(HOT)の中間に針がきたら暖まった証拠
「アルファード」の水温計。C(COLD)とH(HOT)の中間に針がきたら暖まった証拠

エンジンをはじめクルマの各部が暖まったかどうかは、デフロスターが効き始める、もしくは水温計・水温ランプで知ることができます。水温計の針がゲージの中央付近を示す、あるいは青色の水温ランプが消えたら、十分に暖まった合図です。水温計や水温計ランプのない電気自動車も、10分くらいは穏やかな運転を行うといいでしょう。

スタッドレスタイヤ装着車を利用する必要はある?

凍結した路面や雪道を走行するなら、欠かすことのできないスタッドレスタイヤ。三井のカーシェアーズでも冬期に限り、スタッドレスタイヤ装着車をステーションに配備しています。では、都市部を走るときにスタッドレスタイヤ装着車を選ぶべきでしょうか?

カレコでは冬期にスタッドレスタイヤ装着車を配備
三井のカーシェアーズでは冬期にスタッドレスタイヤ装着車を配備

行き先までの道のりも含めて降雪の予報がなく、氷点下にならない日中のドライブであれば、スタッドレスタイヤ装着車を選ぶ必要はありません。

ただし、雨や雪が降ってから数日は、日かげの水たまりが凍っていたり、踏み固められた雪が残って凍結路になっている場合があります。見通しの悪い交差点やカーブ、あるいは日差しのない道路を走行する際は凍結を想定し、十分に速度を落としてから進入するようにしてください。

「冷えると固くなる」というゴムの特性上、夏タイヤ(ラジアルタイヤ)は気温が5度を下回ると性能が落ち始めるのに対し、スタッドレスタイヤは低い気温でも性能が落ちにくいよう作られています。行き先に降雪がなくても、主な移動時間が夜間であったり、一日を通して気温が低い地域を走行する場合は、安全のためにスタッドレスタイヤ装着車を選んでおくことをおすすめします。

ちなみに、スタッドレスタイヤは凍結には強いものの、雨で濡れた路面には弱い(グリップ力が低下する)ので注意が必要です。スタッドレスタイヤ装着車を利用しているときは、夏タイヤ装着車のとき以上に丁寧な運転を心がけましょう。

また、都市部での生活だけでなく、スキーやアウトドアなど遠出をする際に、路面がどの程度凍結しているか知りたいときは、路面凍結予報を活用するのがおすすめ。事前に道路状況を知った上で運転することで、凍結よる事故を未然に防ぐことができます。

フロントウインドウの内側が曇ってしまったら

雨の日、車内に濡れた傘を持ち込んだときや服が濡れているとき、あるいは多くの人が乗ったときなど、フロントウインドウをはじめ四方のウインドウが曇り、ドライバーの視界を妨げることがあります。

ウインドウガラスが曇ると外がまったく見えなくなってしまう……
ウインドウガラスが曇ると外がまったく見えなくなってしまう……

ウインドウの曇りは車内と車外の気温差が大きく、くわえて車内の湿度が高いと発生します。かつてはタオルを持ち込み、フロントウインドウの内側を拭きながら運転したものですが、現在のクルマは高い性能を持ったエアコンを装備しています。

「GR86」のエアコン操作パネル。ACがエアコンのスイッチ
「GR86」のエアコン操作パネル。ACがエアコンのスイッチ

暖房にヒーターを使用しているのなら、ACスイッチをオンにしてエアコンを作動させることで除湿が行われ、ウインドウの曇りが除去されます。このとき、エアコンを「外気導入モード」にすると除湿の効果が強くなり、より早くウインドウの曇りを除去できます。

「ライズ」のモードの切り替えはレバー式。風を示す矢印が外から車内へ向かっているのが外気導入モード
車種によってはレバーで操作するタイプも。風を示す矢印が外から車内へ向かっているのが外気導入モード

エアコンを使用していても、状況によっては除湿が追いつかず、ウインドウが曇ってしまう場合もあります。そんなときはデフロスターを使用し、エアコンの風をじかにフロントウインドウにあてて曇りを取りましょう。

フロントウインドウの曇りが取れたらデフロスターをオフにしますが、まだ車内の湿度は高い状態にあります。しばらくの間、エアコンを「外気導入モード」にし、除湿の効果を強くしておきましょう。

出先で駐車するときは日当たりのよい場所を選ぼう

お出かけ先の気温が低い場合や、一晩、駐車するような場合は、なるべく日当たりのいいスペースにクルマを止めると、車内の温度低下を抑えられるだけでなく、ウインドウの凍結も防いでくれます。

フロントウインドウに朝日が当たる向きに駐車するとガラスの凍結を最小限に抑えられる
フロントウインドウに朝日が当たる向きに駐車するとガラスの凍結を最小限に抑えられる

夜中、駐車するならば、フロントウインドウを東や南に向けて駐車するのもいい方法です。翌朝、早くから太陽の光を浴びさせることができ、より早くウインドウの凍結を溶かしてくれます。

アクシデントを予測して落ち着いて安全に

気温が0度以下にならない、あるいは降雪がなくても、冬期特有のアクシデントは起こります。けれどもアクシデントを予測し、落ち着いて対処することで取り返しの付かない事態への発展を防げるものです。冬のお出かけは「都心だから大丈夫」と思わず、いつも以上に安全な運転を心がけましょう。

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