カーシェアリングの三井のカーシェアーズ公式ブログ冬用タイヤ – カーシェアリングの三井のカーシェアーズ公式ブログ https://blog.carshares.jp/ カーシェアリングの三井のカーシェアーズ公式ブログ Wed, 20 Nov 2024 19:00:00 +0000 ja hourly 1 「スタッドレスタイヤ」装着車を運転するときのテクニックと注意点 https://blog.carshares.jp/20388/ https://blog.carshares.jp/20388/#respond Wed, 18 Jan 2023 19:00:00 +0000 https://blog.carshares.jp/?p=20388 冬のドライブの強い味方「スタッドレスタイヤ(冬用タイヤ)」。雪や凍結路では強い反面、濡れた路面では夏タイヤよりも滑りやすいなど、運転する前に知っておくべき注意点が、いくつかあります。

<目次>
そもそもスタッドレスタイヤってどんなタイヤ?
凍結路や積雪路での運転のテクニック:冬用タイヤの特性
凍結や積雪がないときの注意点もある:夏タイヤとの違い
カーシェア利用時も冬用タイヤ装着車を
無理をしないで楽しい冬のドライブを!

そもそもスタッドレスタイヤってどんなタイヤ?

スタッドレスタイヤとは、ゴムの特性やトレッド面(溝)の形状を工夫することで、積雪路や凍結路でも滑りにくく、「走る・曲がる・止まる」の性能を保つようにしたタイヤのこと。

かつては「スパイクタイヤ」といい、スパイク(スタッド=鋲)を埋め込んだタイヤが使われていましたが、金属の鋲が路面を削ることで発生する粉塵が問題となり、スタッドがない(=スタッドレス)タイヤが開発されました。

スタッドレスタイヤはトレッド面がゴツゴツした形状で細かい溝も刻まれる
スタッドレスタイヤはトレッド面がゴツゴツした形状で細かい溝も刻まれる

夏タイヤとの違いは、気温の低い冬場でも“しなやかさ”を失わない性質を持つゴムが使われていること、そしてスリップの原因となる氷上の水膜を除去するためのトレッド面を持っていること。

クルマがカーブでも滑らず安心して走れるのは、ゴムの柔軟性のおかげ。でも、ゴムは寒くなれば寒くなるほど、硬化してしまいます。そこで、低温でも硬化を最小限にする工夫がなされています。

また、冬場に滑る原因は、「路面にできた水の膜」にあります。氷上を走ると、クルマの重さによって氷が溶けて水の膜になり、滑るのです(スキーやスノーボードは滑るのも原理は同じ)。スタッドレスタイヤは、この水の膜を除去するようトレッド面に細かい溝(サイプ)が刻まれています。

凍結路や積雪路での運転のテクニック:冬用タイヤの特性

スタッドレスタイヤがついていれば万全……というわけでないことは、言わずもがなでしょう。どれだけ高性能なスタッドレスタイヤでも滑りますし、滑って止まらなくなるような状況に陥ることもあります。

「運転 初心者」や「運転 苦手」などで検索したことのある人なら、きっと「急のつく運転はご法度」と書いてあるのを見たことがあるはず。

これは、どんなクルマ、どんなタイヤ、どんなシーンでも同じ。スタッドレスタイヤ装着車でも、まずは「急アクセル」「急ハンドル」「急ブレーキ」をしないよう、丁寧な運転を意識してください。そのときに大事なのは、「いつも以上に早め」の操作を心掛けること。

時間や気持ちに余裕をもって穏やかに運転することも大事
時間や気持ちに余裕をもって穏やかに運転することも大事

スタッドレスタイヤを履いていたとしても、乾いた夏の路面のようには走れません。少しでも「急」のつく操作をすれば、「前輪が空回りした」「ハンドルを切ったのにクルマが曲がらない」といった状況になるものです。

発進や加速をするときは、アクセルペダルを強く踏み込まず、少しずつクルマの動きを感じながら。ハンドル操作も同様に、“滑っていないこと”を感じながら行いましょう。カーブや交差点を曲がるときは、十分に速度を落としてからハンドル操作を行います。

ブレーキも同じように“滑っていないこと”を感じながら踏み込んでください。乾いた路面よりも制動距離(止まるまでの距離)が長くなりますから、走行中は車間距離を長めにとり、止まるときも早めにブレーキを踏みましょう。

いつもよりも長めに車間距離を保つことも安全の秘訣
いつもよりも長めに車間距離を保つことも安全の秘訣

ブレーキに関してひとつ知っておいてほしいのが、ABS(アンチロック・ブレーキ・システム)です。このシステムは、強くブレーキを踏んでもタイヤがロック(回転が止まって滑る)しないように、ブレーキの効き具合をコントロールしてくれるもの。

ブレーキを踏んでABSが作動すると、「ガガガッ!」という音とともにブレーキペダルに振動がきます。この音と振動に驚いてブレーキから足を離してしまう人がいますが、「これは安全装置が働いている音」だと頭に入れておいて、驚かないようにしておきましょう。

なお、ABSが作動すると、制動距離が長くなることがあります。どんな風に作動するのか、クルマがいない場所や駐車場などで体験しておくと安心だと言えます。

凍結や積雪がないときの注意点もある:夏タイヤとの違い

スタッドレスタイヤは雪や氷に強い反面、乾いた路面での性能は夏タイヤに劣ります。感覚の鋭い人なら、夏タイヤ装着時と冬用タイヤ交換時でハンドルの効きやブレーキを踏み込む感覚が変わることに気づくかもしれません。

これは、夏タイヤと比較してグリップ力が劣るため。市街地を一般的な速度で走る分には、ほとんど気にする必要はありませんが、山坂道を走る際には注意したいもの。また、それ以上にスタッドレスタイヤが苦手とするのが、「濡れた路面」です。

濡れた路面では急ブレーキや急ハンドルをしないように
濡れた路面では急ブレーキや急ハンドルをしないように

意外にも、スタッドレスタイヤは雨の日に滑りやすいのです。スタッドレスタイヤ装着車で雨の日や濡れた路面を走るときも、いつもより「早め」に「やさしく」を意識して運転しましょう。

スタッドレスタイヤで雨の日に急ブレーキをかけると、意外なほど早くABSが効いてしまうもの。制動距離が伸びて、追突してしまうケースも考えられます。

カーシェア利用時も冬用タイヤ装着車を

都内でも深夜や早朝は気温が氷点下に達し、路面の凍結が起こります。日中になればその多くは溶けますが、午前中に出かけるときや深夜に帰宅する場合は、要注意。そこで、カレコでは一部のステーションに冬用タイヤ装着車を用意しています。

カレコでは「ハリアー」「ヴォクシー」などSUVやミニバンを中心に冬用タイヤ装着車を用意
カレコでは「ハリアー」「ヴォクシー」などSUVやミニバンを中心に冬用タイヤ装着車を用意

スキーやスノーボードなどウインタースポーツに出かける人や郊外のドライブする人はもちろん、深夜早朝にクルマを利用する人は、冬用タイヤ装着車を選んでおくと安心です。冬用タイヤ装着車両でも追加料金は発生しませんので、気軽にご利用ください。※4WD車のご用意はありません。

無理をしないで楽しい冬のドライブを!

冬のドライブに安心感をもたらすスタッドレスタイヤ。積雪路や凍結路で抜群のグリップを発揮する一方で、乾いた路面でのグリップが夏タイヤに劣るなど、メリットだけでなくデメリットもあります。

いずれにせよ、大事なのは“クルマと対話しながら、無理のない運転をする”こと。これを意識すれば、無理のない安全なドライブができるばかりか、運転が上手になりますよ!

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>>>都市部でも凍結は起こる!? 冬のドライブの注意点まとめ

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なぜ「スタッドレスタイヤ」は雪道を走れるの? その仕組みと運転の仕方 https://blog.carshares.jp/18572/ https://blog.carshares.jp/18572/#respond Wed, 19 Jan 2022 21:00:00 +0000 https://blog.carshares.jp/?p=18572 積雪路や凍結路を走るときに欠かせないスタッドレスタイヤ。見た目には、少しゴツゴツしているだけのように見えますが、その形状や素材にはさまざまな工夫があります。

そこで、今回はスタッドレスタイヤが冬の道を安心して走れる仕組みを解説するとともに、スタッドレスタイヤ装着車を運転するときの注意点をお伝えします。

<目次>
ノーマルタイヤ(夏タイヤ)との違い
積雪路・凍結路で滑りにくいワケ
いくら安心でも注意点はある!
カレコの冬用タイヤ装着車で安全なドライブを!

ノーマルタイヤ(夏タイヤ)との違い

雪道や凍結路でも滑りにくく、安心感を高めてくれるスタッドレスタイヤ。夏に履くタイヤ(ノーマルタイヤ)と比較して「冬タイヤ」「冬用タイヤ」と呼ばれることもあります。

「スタッドレス」という名前の由来は、昔の冬タイヤにあります。かつて販売されていた冬タイヤは、雪や氷の道で滑らないようにと、タイヤにスパイク(鋲、スタッドとも呼ばれる)がついており、「スパイクタイヤ」と呼ばれていました。

スパイクタイヤ
スパイクタイヤ

スパイクタイヤは雪道や凍結路での走行性はよかったものの、ひとつ大きな問題がありました。雪のない道や凍っていない路面を走ると、スパイクが道路の舗装を削ってしまい、粉塵を巻き上げる公害の発生源になっていたのです。そのため、日本国内では1991年より販売が禁止となり、それに代わってスタッドを使わない(=スタッドレス)タイヤが登場しました。

スタッドレスタイヤ
スタッドレスタイヤ

雪道での走行には「タイヤチェーン」を装着する方法もありますが、着脱が面倒な上、装着したまま高速走行はできません。スタッドレスタイヤなら、冬の初めに装着しておけば、雪が降っても降らなくてもずっと装着したままでOK。着脱の手間もなく、高速道路の走行も可能なため一気に普及し、今では冬に欠かせないアイテムとなっています。

積雪路・凍結路で滑りにくいワケ

雪道が滑りやすいことは、体験的に知っているでしょう。では、雪道が滑りやすい理由は何でしょうか?

その答えは、凍った路面の雪とタイヤの間に水の膜ができて「タイヤが浮いてしまう」ことにあります。

タイヤと路面の間の水の膜が滑る原因となる
タイヤと路面の間の水の膜が滑る原因となる

氷を素手で触ってみると、最初のうちはしっかりとつかむことができますが、だんだんと氷の表面が溶けて濡れてくると、とたんにツルツルと滑ってしまいます。それと同じ現象が雪道や凍結路でも発生しているのです。そうした水の膜を除去する機能が、スタッドレスタイヤのゴムには備わっています。

スタッドレスタイヤの表面には、「サイプ」と呼ばれるギザギザした細かな切れ込みが、たくさんあります。このサイプが雪や凍結路をひっかくことで路面の摩擦力を高めているのです。

細い溝「サイプ」が刻まれるスタッドレスタイヤのトレッド面
細い溝「サイプ」が刻まれるスタッドレスタイヤのトレッド面

また、気温が低くなるとタイヤのゴムが硬くなりますが、スタッドレスタイヤは低温下でも
柔軟性を保つようにできており、これも滑ることを防ぐ役割を果たしています。

つまり、スタッドレスタイヤはゴムが柔らかく、排水機能と路面をひっかく力が高められているということ。こうした機能は、新製品が出るたびに進化しており、年々、雪道や凍結路でのグリップ力が高まってきています。

いくら安心でも注意点はある!

雪道や凍った道でのグリップ力が高いスタッドレスタイヤ。しかし、どんなに滑りにくいといっても、乾いた舗装路を夏タイヤで走るような高いグリップ力は生み出せません。いくらスタッドレスタイヤを履いていても、雪道や凍結路では“確実に夏よりも滑る”ということは、覚えておいてください。

スタッドレスタイヤでも雪道や凍結路は滑りやすいので注意
スタッドレスタイヤでも雪道や凍結路は滑りやすいので注意

安全に走るためには、慎重に運転することが重要です。急発進、急ハンドル、急ブレーキなど、「急」のつく操作は厳禁。そっと発進して、そっとブレーキを踏むようにしましょう。当然、ブレーキを踏んでからクルマが停まるまでの距離(停止距離)は長くなるので、車間距離を大きくとり、早いタイミングで操作を行うようにしてください。

また当然ですが、どんなクルマであっても、タイヤが路面に接地していなければ走れません。道に深い轍(わだち)ができていて、クルマのお腹がつかえてタイヤが浮いてしまうようであれば、車高の高いSUVであろうとも悪路に強い4WDであろうとも、どんなクルマでも動けなくなってしまいます。深い轍には要注意です。

タイヤでできた溝を轍(わだち)という
タイヤでできた溝を轍(わだち)という

さらにスタッドレスは、冬タイヤと呼ばれるように冬のタイヤです。雪のない道路でも使うことはできますが、その性能は夏タイヤに及びません。乾いた路面では、コーナリング性能もブレーキ性能も1段落ちます。曲がりにくく止まりにくいのです。

スタッドレスタイヤ装着車を運転するときは、雪道や凍結路だけでなく、乾いた路面で性能が劣ることも頭に入れておくといいでしょう。

カレコの冬用タイヤ装着車で安全なドライブを!

スタッドレスタイヤは、雪や凍った道を走るときになくてはならないアイテムです。「雪が降りそうだな」というタイミングでカーシェアを利用するならば、スタッドレスタイヤを装着したクルマを選ぶようにしましょう。

「ヴォクシー」の冬タイヤ装着車
「ヴォクシー」の冬タイヤ装着車

また、雪は降らなくても気温が3度以下になるような場所では、路面温度はさらに低くなり凍結していることもあります。風にあたる橋の上の道や、陰になった山坂道などは要注意です。寒い地域や標高の高い場所に行くときも、スタッドレスタイヤ装着車を選ぶことをおすすめします。

カレコでは、例年11月下旬から翌3月末まで冬用タイヤ装着車両を用意していますので、ぜひご利用ください。なお、冬用タイヤ装着車両のご利用に追加料金は発生しません。いつもの料金でご利用いただけます。

※なお、カレコのクルマにご自身でご用意されたチェーンを装着したり、スタッドレスタイヤへ一時的に交換してご利用いただくことはお断りさせていただいております。

>>>冬用タイヤ装着車一覧
https://www.careco.jp/car/item/studless/

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ミラーバーンにブラックアイスバーン……冬のドライブの注意点 https://blog.carshares.jp/14234/ https://blog.carshares.jp/14234/#respond Thu, 26 Dec 2019 01:00:57 +0000 https://blog.carshares.jp/?p=14234 気温が低くなり、都市部でも凍結の恐れのあるこの時期。運転中は、夏場以上に気をつけるべきことがたくさんあります。そこで今回は、冬のドライブを安全にするための注意点をご紹介します。

交差点付近では「ミラーバーン」に注意
路面が黒く見えたら「ブラックアイスバーン」かも
トンネルの出入り口や橋も気をつけたい
冬のお出かけはスタッドレスタイヤ装着車で
冬用タイヤや4WDも万全ではない
エアコンはAC「ON」を忘れずに
冬のドライブも楽しく安全に

交差点付近では「ミラーバーン」に注意

気温が氷点下になると、路面の水分が凍りつき「路面凍結」が起こります。路面が凍結すると、ノーマルタイヤ(夏用タイヤ)はもちろん、凍結路に強い冬用タイヤ(スタッドレスタイヤ)でも滑りやすくなります。

特に気をつけたいのが、交差点付近で多い「ミラーバーン」と、一見すると凍っているように見えない「ブラックアイスバーン」です。

 路面の凍結部が磨かれた状態のミラーバーン
路面の凍結部が磨かれた状態のミラーバーン

ミラーバーンは、クルマの往来によって路面の凍結部がツルツルに磨かれた状態を言います。特に発進や停止が頻繁に行われる交差点付近でよく起きるもので、もっとも滑りやすいと言われている危険な路面状態です。

交差点から発進するときはもちろん、赤信号や「止まれ」で停止するときにも、十分に注意してください。発進時は優しくアクセルを踏むこと、停止時は早いタイミングでブレーキをかけゆっくりと減速することが大切です。

路面が黒く見えたら「ブラックアイスバーン」かも

ブラックアイスバーンは、一見すると濡れただけの路面に見えますが、路面の表面の水分が凍っている状態です。その名の通り黒く見えるのが特徴ですが、濡れているだけにしか見えないのが怖いところ。少しでもまわりより黒っぽく見えたら、路面の凍結を疑って注意して走行してください。

 ブラックアイスバーンは一見、濡れているだけのように見えるので注意
ブラックアイスバーンは一見、濡れているだけのように見えるので注意

気温が低くなる夜間や早朝は、どこでも凍結の恐れがあります。晴れているからといって油断は禁物です。速度を抑えて、急アクセルや急ブレーキなど、「急」のつく操作をしないように心がけましょう。

トンネルの出入り口や橋も気をつけたい

トンネルを抜けると、環境が大きく変わることがあります。急に気温が低くなって路面が凍結していることもあれば、いきなり積雪に見舞われることもあるものです。

  ブラックアイスバーンは一見、濡れているだけのように見えるので注意
トンネルを出るといきなり路面状況が変わる可能性がある

積雪がないトンネル内はスピードを出してしまいがちですが、急に路面状況が変わることを考えて、スピードは抑えて走りましょう。

また、トンネルの出入り口や橋の上は風が吹き付ける場所のため、凍結しやすくなっています。気温が4℃を下回るようなときは、凍結している場所があることを考慮して、どんなシーンでもいつもより車間距離を多めに取り、スピードを抑えて走ることが大切です。

 吹きさらしの橋の上は気温が低くなりやすい
吹きさらしの橋の上は気温が低くなりやすい

冬のお出かけはスタッドレスタイヤ装着車で

カレコでは、冬用タイヤ装着車両を用意しています。お出かけ予定の目的地やそこに行くまでの道中で、少しでも積雪や路面凍結の恐れがあるときは、雪や氷に強いスタッドレスタイヤ装着車を選ぶようにしましょう。

 雪や凍結に強い冬用タイヤ(スタッドレスタイヤ)
雪や凍結に強い冬用タイヤ(スタッドレスタイヤ)

繰り返しになりますが、その上で急アクセル、急ブレーキ、急ハンドルといった「急」の操作をしないことが大切です。「急」のつく操作は、スリップの原因となります。「急」のつく操作をしないためには、スピードを出さないことに加え、車間距離をたっぷりと取ることも大切です。いつもの倍以上の車間距離を意識して走りましょう。

 冬用タイヤ装着車を予約するときは、装備欄の「冬用タイヤ」にチェックを入れて検索する。左はアプリ、右はブラウザでの検索画面
冬用タイヤ装着車を予約するときは、装備欄の「冬用タイヤ」にチェックを入れて検索する。左はアプリ、右はブラウザでの検索画面

冬用タイヤや4WDも万全ではない

雪道や凍結路では、冬用タイヤが強い味方となりますが、だからといって万全ではありません。冬用タイヤでもスリップすることはありますし、タイヤチェーンほど深い雪は走れないものです。

 スタッドレスタイヤだからといって過信は禁物
スタッドレスタイヤだからといって過信は禁物

また、カレコには悪路や雪道に強い4WD(四輪駆動車)のラインナップもありますが、4WDでも無理な運転をすればスリップします。どんなに対策が施されていたとしても、万全ではないことは常に意識しておきたいところです。

エアコンはAC「ON」を忘れずに

冬は外と車内の温度差でフロントガラスが曇りがちになります。運転中は、常にエアコン(AC)をONにして、クリアな視界を確保しましょう。「AUTO」ボタンを押す、あるいは「AC」のスイッチがONになっていればOKです。

 ホンダ「ステップワゴン スパーダ」の例。「FRONT」がデフロスター、「REAR」がデフォッガーのスイッチ
ホンダ「ステップワゴン スパーダ」の例。「FRONT」がデフロスター、「REAR」がデフォッガーのスイッチ

素早く曇りを取りたいときはデフロスターボタンを押しましょう。リヤガラスの曇りには、デフォッガーが有効です。

冬のドライブも楽しく安全に

凍結や積雪など、冬のドライブは注意すべき点がたくさんあります。でも、事前に知っておけば注意して運転できるもの。漠然と「怖い」と思わずに、今回ご紹介した注意点を頭に入れて、余裕を持ってドライブしてくださいね。

>> カレコの車種ラインアップ

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>>>慣れた人でも要注意。雨の道を安全に走る9つのポイント

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