CO2削減やサステナビリティといった視点から、話題に上がることの多い電気自動車(EV)。その先駆け的存在である日産「リーフ」が、カレコに登場しました。しかも、ステーションはマンションの駐車スペース。ライフスタイルの多様化と環境配慮を踏まえた、新しい取り組みの第1弾となっています。最新EVの使い勝手を、充電の仕方などとともにチェックしてみましょう。
<目次>
・先進性を感じさせるスポーティなスタイル
・4人がゆったり乗れる室内空間
・ゴルフバッグも余裕で載せられる荷室
・操作方法はガソリン車と同じで難しくない
・EVならではの静かでパワフルな走り
・返却時には充電ケーブルの接続を
・日々の生活にも日帰りのドライブにも
先進性を感じさせるスポーティなスタイル
今回導入したのは、第2世代に進化した新しい「リーフ」です。従来型からバッテリー容量やモーター出力がアップし、航続距離(1回の充電で走れる距離)が伸びるなど、使い勝手が高まっています。
「ヤリス」や「ノート」などよりひと回り大きい、ミドルサイズハッチバックに分類される「リーフ」の外観は、低く構えた安定感ある低重心スタイルと、キリっとしたヘッドライトなどで構成されたフロントマスクにより、先鋭的でスポーティな印象です。
切れ長のヘッドライトや日産車に共通する「Vモーショングリル」が、走りへの期待感を掻き立てるスポーティさを演出。グリルは、よく見るとクリアブルーになっていて、先進性を感じさせます。
EVのためリアにはマフラー(排気管)がなく、スッキリした印象。ブーメラン型のテールランプやリヤバンパー下部の挿し色となっているブルーの縁取りなどと合わせて、EVらしさが強調されています。
4人がゆったり乗れる室内空間
高すぎず低すぎず、自然に乗り込める高さのシートに腰を下ろすと、目の前のフロントガラスは大きく、明るい景色が目に入ります。よく見るとフロントガラスが上に向かうにつれて緩やかに広がっており、スッキリとしたインストルメントパネル(計器盤)上部のデザインと相まって、視界は抜群。車両感覚もつかみやすく、不安なく運転できます。
最大3人が乗れる後席もゆったりとしていて、大人2人ならストレスなく座れるスペースが確保されています。お友達同士や家族でのドライブも安心です。
ゴルフバッグも余裕で載せられる荷室
荷室は凹凸が極力抑えられた設計となっており、スペースをムダなく活用できます。もちろん、シートを倒して拡大することもできますが、床面がフラットにならないため、荷物を載せるときは注意が必要です。
操作方法はガソリン車と同じで難しくない
EVだからといって、運転操作に特別なところはありません。始動もブレーキを踏みながらスタートボタンを押すだけと、一般的なガソリン車と同じです。
エンジンがないため、始動ボタンを押してもまったく音がしないので不安に感じる方もいるかもしれませんが、メーターなどの表示が点灯すれば準備はOK。独特な丸形のシフトレバーを操作して、足踏み式のパーキングブレーキを解除すれば出発できます。
また、便利な装備としてシフトレバー前には、AタイプとCタイプ、2つのUSBソケットがあり、スマートフォンの充電などに使えます。USBソケットの左にあるスイッチは、運転席と助手席のシートヒーターのスイッチ。暖房を使うよりも消費電力が少ないため、EVには嬉しい装備です、
EVならではの静かでパワフルな走り
「リーフ」で走り出してみると、エンジン音がせず、スルスルと加速していく静さにまず驚きます。そして、アクセルを踏み始めた瞬間から力強く加速することに気付かされます。アクセルをぐっと踏み込めば、その加速力はスポーツカー顔負け。環境にやさしいイメージが強いEVですが、意外なほどスポーティに走ります。
ユニークなのは、シフトレバーの斜め右前にある「e-Pedal」スイッチを操作することで作動する「e-Pedal機能」です。
この機能は、アクセルの調整だけで加速や減速、さらには停止までできるというもの。アクセルを緩めるだけでブレーキを踏んだかのように減速し、そのまま停止できます。ブレーキペダルを使わず、アクセルペダルだけで運転ができる「ワンペダルドライブ」ができるのです。渋滞時の疲労や、アクセルとブレーキを踏み間違える危険性を軽減します。
EVで気になる航続距離(一回の充電で走れる距離)は、フル充電からの出発で約300㎞と、日帰り旅行レベルなら充電切れの心配もないでしょう。ただし、表示される航続距離はあくまでも目安です。走り方や交通状況、冷暖房の使用状態により時々刻々と変化しますので、電欠にならないよう余裕を持ったドライブをおすすめします。
返却時には充電ケーブルの接続を
EVであるリーフは、ステーションでは常に充電器に接続した状態にしています。出発時には充電ケーブルを外し、返却時には再びケーブルを接続して充電をしていただくよう、お願いいたします。
出発時は、充電ケーブルをクルマと充電器から外し、荷室にある収納袋にしまいます。
返却時は、必ず出発前と同じように充電プラグをクルマと充電器に接続してください。接続するだけで充電はスタートするので、ケーブルを接続する他に特別な操作は必要ありません。なお、出かけた先で充電する場合は、荷室に収納した充電コードを使用します。
日々の生活にも日帰りのドライブにも
「リーフ」は、小田急線「経堂駅」より徒歩約11分、「千歳船橋駅」より徒歩約5分の「リパークコーシャハイム経堂フォレスト」ステーションに設定しています(2021年4月15日現在)。
車種クラスは「ミドル」で、ベーシックプランの場合、10分:160円、6時間パック:4,080円、12時間パック:6,700円、24時間パック:8,300円、夜間パック(18時~翌9時):3,100円。もちろん、6時間以内なら距離料金は不要です。
大人4人がゆったりと乗れる、電気自動車「リーフ」。日々の送迎や買い物はもちろん、日帰りドライブにもピッタリの1台です。また、EVに乗ったことがない方も、ぜひ静かでパワフルな走りを体験してみてください。
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