観光地でもおトクにドライブを楽しんでいただけるように、9月中旬より沖縄のカレコステーションに増車します! シェアカーを使って、快適な女子ドライブ旅を楽しんでみませんか? 今回は、沖縄本島からクルマで行ける離島を巡ります。本島では味わえないほど美しいビーチや観光スポットなど、那覇市内のステーションから日帰りで楽しめる、とっておきの離島ドライブルートを紹介します。
〈目次〉
・4つの離島を結ぶ絶景のドライブルート「海中道路」
・休憩スポット「海の駅 あやはし館」と「平安座島」
・離島らしいのんびりとした時間を味わう「浜比嘉島」
・「ぬちまーす観光製塩ファクトリー」や絶景が楽しめる「宮城島」
・マリンレジャーが存分に楽しめる「トンナハビーチ」と「伊計島」
・今回のドライブで利用したクルマ:トヨタ 「ヤリスクロス」
4つの離島を結ぶ絶景のドライブルート「海中道路」
今回は、那覇市内にある「リパーク那覇市松尾1丁目第4」から出発します。車種は、女性でも運転しやすいトヨタのヤリスクロスを選択。予約時間にクルマを借りて、離島ドライブスタートです。
県道222号、82号を経由して、沖縄自動車道をクルマで走ります。「沖縄北IC」までナビ通りに進み、1時間ほどで本島中部与勝半島の海中道路入口に到着しました。
最初の目的地は「海中道路」です。「海中」とありますが、トンネルではなく海の上に橋が伸びている県道で、沖縄本島中部の与勝半島から全長4.75kmの橋が架けられています。
全方位をコバルトブルーの海に囲まれながらのドライブで、爽快な気分を味わえる大人気の絶景スポット。この海中道路を使って、金武湾に浮かぶ4つの離島「浜比嘉島」「平安座島」「宮城島」「伊計島」を目指します。
海中道路の中央には、クルマを停めてドライブの休憩所として利用できるロードパークも。海中道路の絶景をバックに記念撮影もいいですね。
▼海中道路
住所:沖縄県うるま市与那城屋平
URL:https://uruma-ru.jp/see/sea-road/
休憩スポット「海の駅あやはし館」と「平安座島」
海中道路でぜひ立ち寄っておきたいのが「海の駅あやはし館」です。こちらもロードパークと同じく海中道路の中央に位置する施設で、琉球王国時代から伝わるマーラン船という木造船の形をした建物になっています。
施設の1階は特産品販売所が設けられていて、2階は「海の文化資料館」として沖縄の海や文化、海運にまつわる資料が展示されています。特産品販売所では、沖縄のお土産やうるま市の特産品、軽食を販売。イートインスペースも完備されており、もずくの天ぷら、ぜんざい、じゅうしいおにぎりなど沖縄ならではのメニューを味わえます。
「海の駅あやはし館」を楽しんだら、再び海中道路を5分ほど走って「平安座島」へ。戦前まで交易の中継地点だったこの島は、戦後は石油基地となり、石油の輸送のために造られたのが、先ほど走った海中道路でした。そのため、平安座島の北側には大きな石油コンビナートが立ち並んでいます。周囲約7kmの小さい島なので、島をぐるりと周って独特な風景を眺めてみては。
▼海の駅あやはし館
住所:沖縄県うるま市与那城屋平4
駐車場:あり(無料)
URL:https://www.okinawastory.jp/spot/10121100
▼平安座島
住所:沖縄県うるま市与那城町
駐車場:あり(無料)
離島らしいのんびりとした時間を味わう「浜比嘉島」
平安座島の次は、浜比嘉島へ足を伸ばします。平安座島からかかる全長約1.4kmの浜比嘉大橋をクルマで渡り、約10分で到着です。
周囲約7kmの浜比嘉島はとても自然が豊かで、もずく漁が盛んです。島内の集落には、赤瓦屋根の民家や屋根の上に佇むシーサー、石垣などの街並みも見られ、沖縄の暮らしを感じ取ることができます。
浜比嘉大橋を渡って左に進んでいくと、左手に小さな岩の島が現れます。この小島には琉球開闢(びゃく)の祖霊神・アマミキヨ(アマミチュー)とシネリキヨ(シルミチュー)のお墓が祀られており、コンクリートの道が造られているため渡ることもできます。
その近くの海岸には、不思議な形をした岩が。これはノッチ(きのこ岩)と呼ばれ、長い年月を経て、波や生物に浸食されてできたものです。美しい海に映える、写真に収めておきたい珍しい景色です。
すぐ先にあるのは、天然ビーチの「ムルク浜」。細い砂利道や木々のトンネルを抜けると透明度の高い美しい海が広がっています。海の深さによって鮮やかなブルーのグラデーションになっていますね。遠浅の海なので安心して遊べます。
▼ムルク浜
住所:沖縄県うるま市勝連比嘉 伊芸上231
駐車場:あり(有料)
「ぬちまーす観光製塩ファクトリー」や絶景が楽しめる「宮城島」
浜比嘉島を散策したら、続いては見どころの多い宮城島へ! 浜比嘉大橋を経由して平安座島へ戻り、海岸沿いを20分ほどドライブすると宮城島へ渡る橋が見えてきます。
周囲12km、標高100mほどの高台の島は、農業が盛んな土地で高台ではサトウキビや紅イモが栽培されています。サトウキビ畑など沖縄らしいのどかな風景が見られるのも魅力です。
宮城島には、「ぬちまーす」の製造過程が見学できる「ぬちまーす観光製塩ファクトリー」があります。(工場見学は事前予約制)
ぬちまーすとは、高い透明度を誇る宮城島の太平洋側の海水のみを主原料とし、輸入塩や固結防止剤などの添加物を一切使用せずに作る天然塩です。真っ白でさらさらな粉雪のようなぬちまーすは、ミネラルが豊富で味はまろやか。沖縄のお土産としても喜ばれる一品です。
ファクトリーには、ぬちまーすを使った約100種類の食品などが並び、2階の「ぬちまーすカフェ」ではぬちまーすを使用した「ぬちまーすそば」(税込み1,100円)などの食事や「ぬちまーす塩ソフト」(税込み550円)などのスイーツをいただけるのでランチタイムに立ち寄ってみては。ぬちまーすや限定商品が購入できる直営ショップでお土産も探せますよ。
「ぬちまーす製塩工場ファクトリー」の敷地内にあるのが、沖縄屈指の絶景スポット「果報バンタ(かふうばんた)」です。果報バンタとは、沖縄の方言で「幸せ岬」を意味しています。
SNSで映えスポットとしても人気が高く、崖の上から壮大な海が一望できます。また、満月の日にウミガメが産卵に訪れることもある「ぬちの浜」もここから見ることができます。
▼ぬちまーす観光製塩ファクトリー
住所:沖縄県うるま市与那城宮城2768
駐車場:あり(無料)
URL:https://nuchima-su.co.jp/
▼果報バンタ
住所:沖縄県うるま市与那城宮城2768(ぬちまーす観光製塩ファクトリー内)
駐車場:あり(無料)
マリンレジャーが存分に楽しめる「トンナハビーチ」と「伊計島」
果報バンタから、県道10号線を進んで伊計島方面へ。クルマを10分ほど走らせると到着するのが「トンナハビーチ」です。このビーチは特に透明度が高く、手つかずの自然の空気を感じられます。
岩場でシュノーケリングなど、マリンアクティビティも楽しめて、童心に返ってワクワクすること間違いなし! カクレクマノミ、ルリスズメダイなど魚と泳ぐこともできるかも。白い砂浜が続く海岸で、色とりどりのシーグラス探しもおすすめです。
離島ドライブの最後は、伊計島へ。沖縄の方言で「一番離れた島」という意味の「イチハナリ」とも言われており、海中道路から一番奥に位置しています。
隣の宮城島のトンナハビーチから伊計島の中心部までは、伊計島大橋を渡ってクルマで7分ほど。真っ赤な伊計大橋を渡ると、宮城島側の入口でシーサーが出迎えてくれます。
周囲7kmの平坦な島には、仲原遺跡など歴史や文化に触れられる見どころも。伊計島に入ってすぐの「伊計ビーチ」は、潮の干満に影響を受けることなく、1日遊べるマリンスポットです。地元民や観光客に人気のビーチは、更衣室やシャワー、遊泳監視など管理が行き届いているので、安心して楽しめます。
▼トンナハビーチ
住所:沖縄県うるま市与那城字上原8203
駐車場:あり(無料)
URL:http://tonnahabeach.com/
▼伊計ビーチ
住所:沖縄県うるま市与那城伊計405
駐車場:あり(無料)
URL:http://www.ikei-beach.com/
今回のドライブで利用したクルマ:トヨタ 「ヤリスクロス」
トヨタのスポーティなコンパクトカー「ヤリス」。車内空間はゆったり広く、SUVらしい快適なドライブを楽しめます。
荷室空間も広く、大きなリアハッチで使い勝手も抜群。海のレジャーやお土産などで荷物が増えてしまいがちな旅行でも安心の収納力です。快適に沖縄・離島ドライブを楽しむことができました。
<今回のドライブのカーシェア料金>
・料金プラン:ベーシック
・車種クラス:ベーシック
・時間料金: 5,700円(12時間パック)
・距離料金: 2,340円(18円×130km)
合計:8,040円
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