世界遺産の白川郷や下呂温泉など女子旅にも人気の観光スポットが多い岐阜県。今回は秋の紅葉を楽しみながら岐阜市周辺をドライブしてきました。名古屋の中心部から片道60分ほどで行けるドライブルートを紹介します。
<目次>
・山頂には岐阜城がそびえ立つ、岐阜のシンボル「金華山」へ
・モダンな古民家で絶品ランチ「古風人 長良」
・紅葉した「金華山」と岐阜城で歴史散歩
・日本三大仏が岐阜に? 正法寺の「岐阜大仏」を参拝
・自然豊かな山県(やまがた)市に足を伸ばして
・まだまだある岐阜の観光スポット
・今回のドライブで利用したクルマ:マツダ「CX-5」
山頂には岐阜城がそびえ立つ、岐阜のシンボル「金華山」へ
今回は、名古屋駅から徒歩10分ほどの場所にある「リパーク名駅1丁目第3ステーション」から出発しました。ステーションのすぐ近くにある名古屋高速道路「名駅入口」から入り、6号清州線を進んで一宮方面へ。一宮中ICで降りて、国道22号線をドライブ。
木曽川にかかる橋を渡ると岐阜県に入ります。国道22号線は岐阜県に入ってしばらくすると国道156号線に変わりますが、そのまま郡上・関方面に向かって進みます。名古屋駅のステーションから1時間15分ほどで到着したのは「金華山(きんかざん)」です。
岐阜市の中心部に位置している「金華山」は、標高329m。山頂には岐阜城がそびえ立っています。西の麓に位置する岐阜公園からはロープウェーが出ており、気軽に山頂まで登れます。登山者も多く、地元の人にとってもなじみ深い山です。
国道156号線から側道に入って向かったのは「金華山ドライブウェイ」。住宅地を抜けて岩戸公園まで細い路地を進みます。公園を抜けるとすぐ山道へ。ヘアピンカーブが続くので運転は慎重に、車道の脇を歩く登山者も多いので十分に注意しましょう。
気持ちの良い森の中をぐんぐん進むと、山頂付近には山から飛び出すように設置された第二展望台があります。岐阜市や愛知県方面の景色が一望できるこちらの展望台では、登山客が休憩をしていました。
さらに進んで向かったのは、終点の水道山展望台です。20台ほど停められる駐車場から階段を上り、展望台に上がると眼下に岐阜市街地が広がります。
約5kmの金華山ドライブウェイは、夜9時から朝7時までは通行不可。料金は、無料で通行できます。平日は水道山展望台から岐阜公園方面に抜けられますが、土日祝は一方通行となるため、元の道を引き返しましょう。
モダンな古民家で絶品ランチ「古風人 長良」
お腹が減ってきたので、創作料理が味わえる「古風人 長良」に向かいました。長良川を越えて、長良川国際会議場方面に向かうと古民家のモダンなお店が見えてきます。駐車場は店の前に16台完備されているので安心です。
ランチは、新鮮な魚介や岐阜県飛騨地方のお肉などを使った9種類のメインディッシュから選べます。千葉県銚子産の金目鯛の煮つけ、熟成豚のトンカツ、海老マヨと揚げ野菜のサラダ仕立てなど、どれも魅力的で目移りしてしまいます。塩サバや若鶏の唐揚げなど追加でオーダーできる一品料理も豊富です。今回は、メインで飛騨豚ロースのポークジンジャー、追加の一品に特大アジフライをオーダーしました。
まずは、旬のお野菜10品目盛り合わせからいただきます。新鮮な野菜や生ハムをバジルソースで味わいます。
メインディッシュと追加の一品は、ご飯やお刺身の小鉢、汁物と香の物と一緒に配膳されます。肉厚で柔らかいポークジンジャーはボリューム満点。食後のドリンクまで付いて、大満足のランチでした。
▼古風人 長良
住所:岐阜県岐阜市長良福光2399
駐車場:あり
URL:https://cohoodo.com/nagara/
紅葉した「金華山」と岐阜城で歴史散歩
お腹が満たされたところで、「金華山」の西側に位置する岐阜公園に向かいます。公園から最寄りの「大宮町駐車場」は1回310円、第一・第二駐車場は1回310円(1時間まで無料)など、駐車場は数か所あります。
岐阜公園には、織田信長公居館跡、岐阜市歴史博物館、名和昆虫博物館などさまざまな施設があります。今回は「ぎふ金華山ロープウェー」を使って、「金華山」の山頂にある岐阜城を目指します。高低差約255mを進むロープウェーでは、約4分の空中散歩が楽しめます。山頂駅で降りたら階段を上がって徒歩7分ほどで岐阜城に到着しました。
標高329mの場所に位置する岐阜城。天守閣に登ると、眼下には雄大な長良川が。西には、岐阜県の養老山脈や三重県の鈴鹿山脈、南には愛知県の濃尾平野が広がっています。信長が見晴らしたであろう眺望に感動。秋は紅葉も見ごろなので、写真にしっかり収めておきましょう。
岐阜城の脇には岐阜城資料館があり、山頂駅の目の前には「ぎふ金華山 リス村」もあります。時間があればぜひ立ち寄ってみてください。
▼岐阜城
住所:岐阜県岐阜市金華山天守閣18番地
駐車場:あり
URL: https://www.city.gifu.lg.jp/kankoubunka/kankou/1013051/1005097/1005098.html
日本三大仏が岐阜に? 正法寺の「岐阜大仏」を参拝
次に向かったのは、岐阜公園からほど近い「正法寺」です。釈迦如来像の「岐阜大仏」が拝観できます。奈良の大仏や鎌倉の大仏に並んで日本三大仏の一つともいわれている岐阜大仏は、災いから庶民を守るために建てられたそうです。
高さは13.63m。イチョウの大木を真柱にして、かごのように竹を編んで骨組みが作られています。フラッシュ撮影は禁止ですが、写真の撮影も可能です。拝観者用の駐車場もありますが、岐阜公園の駐車場からも徒歩圏内。そのまま散歩がてら訪れるのもおすすめです。
▼正法寺(岐阜大仏)
住所:岐阜県岐阜市大仏町8
駐車場:あり
URL: https://www.gifu-daibutsu.com/wp/
自然豊かな山県(やまがた)市に足を伸ばして
岐阜公園の散策の後は、「川原(かわら)町」へと足を伸ばしてみませんか。長良川の水運を利用し、商業の拠点として栄えていた地域です。多くの商店でにぎわっており、現在も格子戸のある古い街並みが残っています。
長良橋南詰の鵜飼観覧船乗り場からも近く、お土産店や伝統工芸品を取り扱う雑貨店、モダンなカフェなどお買い物やランチスポットも点在しています。
岐阜公園周辺の散策を終えたらドライブを再開します。岐阜市を北上して山県(やまがた)市へ。岐阜市街地から国道256号線を30分ほどドライブして向かったのは、「山県ばすけっと」。山県のバスターミナル内に併設された、地元農家の産直野菜や特産品、岐阜や山県のおいしいものを取り扱うショップです。
ここのレストランは「山県ごはん」も充実。飛騨牛のひつまぶしやブランド鶏の「奥美濃古地鶏」を使った親子丼など岐阜グルメも楽しめます。今回はドライブの休憩がてら、ソフトクリームをいただくことに。山県市の栗ペーストを使った、秋の期間限定商品「山県マロンソフト」を選びました。他にも定番のミルクソフトなどもおすすめです!
岐阜旅の思い出として、お土産も物色。岐阜県産丸大豆と天日塩のみを原料に長良川の伏流水で仕込んだ山川醸造の「十水仕込溜醤油 長良」。そして、山県産「富有柿(ふゆうがき)」の無添加ドライフルーツ、奥美濃古地鶏黒カレーを購入しました。
▼山県ばすけっと
住所:岐阜県山県市東深瀬699-5
駐車場:あり
URL:https://yamagata-basket.com/
まだまだある岐阜の観光スポット
岐阜には、他にも見どころがたくさんあります。岐阜公園の対岸にある「長良川うかいミュージアム」では岐阜市を代表する伝統文化・鵜飼の魅力を知ることができます。岐阜市立中央図書館を有する複合文化施設「みんなの森 メディアコスモス」もおすすめ。建築家・伊藤豊雄が設計した建築物で、岐阜県産の木材を使った内装デザインの美しさは圧巻です。
岐阜市からクルマを30分ほど走らせた各務原市には「岐阜かかみがはら航空宇宙博物館」、おしゃれなカフェや親子で楽しめるあそび場「KAKAMIGAHARA PARK BRIDGE」を併設する公園「学びの森」があります。さまざまな楽しみ方が満喫できる岐阜県へ、ドライブに出かけてみませんか。
▼長良川うかいミュージアム
住所:岐阜県岐阜市長良51番地2
駐車場:あり
URL:https://www.ukaimuseum.jp/
▼学びの森
住所:那加雲雀町10-4
駐車場:あり
URL:https://www.city.kakamigahara.lg.jp/shisei/shisetsu/1005631/1005649.html
今回のドライブで利用したクルマ:マツダ「CX-5」
安全性能もさらに強化され「進化」した人気のSUV「CX-5」。フェイスはよりたくましく、内装はよりスポーティー&上質に仕上がっています。
周辺の標識や車速、ナビゲーションなどがフロントディスプレイ照射されるヘッドアップディスプレイも搭載しています。高級感がある車内空間で、SUVならではのアクティブな乗り心地を体感できました。
<今回のドライブのカーシェア料金>
・プラン:ベーシック
・車種クラス:ミドル
・時間料金: 6,700円(12時間パック)
・距離料金: 1,980円(18円×105km)
合計:8,590円
<カレコについて>
>>>ご利用の流れ
>>>車種ラインアップ
<最新情報はカレコ公式SNSで>
Facebook、Twitter、Instagram、LINE
記事内容は公開時のものです。変更になる場合があります。