カーシェアリングの三井のカーシェアーズ公式ブログ運転初心者 – カーシェアリングの三井のカーシェアーズ公式ブログ https://blog.carshares.jp/ カーシェアリングの三井のカーシェアーズ公式ブログ Wed, 20 Nov 2024 19:00:00 +0000 ja hourly 1 クイズで覚える間違いやすい交通ルール ~高速道路編~ https://blog.carshares.jp/23935/ https://blog.carshares.jp/23935/#respond Wed, 20 Nov 2024 19:00:00 +0000 https://blog.carshares.jp/?p=23935 教習所で習ったものの、何かと忘れがちな交通ルール。「この標識なんだっけ?」「こんなときどうしたら……」と、あいまいなまま運転するのは、避けたいものです。特に、速度の高い高速走行では、ちょっとしたことが大きな事故につながることも……。

事故を起こさないことはもちろん、交通の流れを乱すことのないよう、交通ルールは正しく覚えておくべき。そこで今回は、おさらいしておきたい高速道路の交通ルールを「◯×クイズ」にしました。ぜひ、挑戦してください。

<目次>
問題(1) スマートICとは、ETC専用インターチェンジのことである
問題(2) ETCを利用すれば、どのICからも2時間以内の一時退出ができる
問題(3) 速い速度が怖いから、空いているけど40km/hで走った
問題(4) 「キープレフト」は法律で定められている
問題(5) 左に登坂車線が出てきたので車線変更し、80km/hのまま走行した
問題(6) 追い越しのときは制限速度を超えてもいい
問題(7) 車間距離は常に100mである
問題(8) SAやPAでの車中泊は違法である
問題(9) 目的のICを通り過ぎてしまった場合、行き過ぎた分の通行料は支払わなくてもいい
問題(10) 故障などでやむなく停車した場合、三角停止表示板を設置しないと違反になる
問題(11) 故障時の救援依頼は、必ず非常電話からしなければならない
今一度、高速道路のマナーや法律を見直して、安全で快適なドライブを!

>>>クイズで覚える間違いやすい交通ルール「一般道編」はこちら

問題(1) スマートICとは、ETC専用インターチェンジのことである

正解:○

スマートIC(インターチェンジ)は、高速道路の本線やSA(サービスエリア)、PA(パーキングエリア)、バスストップから乗り降りができるよう設置された、無人のインターチェンジです。2024年9月時点で、全国に160箇所のスマートICが設置されています。なお、ETC利用のみ通行でき、現金での利用ができないので、ご注意を。

>>>ETC活用術!時間割引&フリーパスで高速道路をおトクに使う

問題(2) ETCを利用すれば、どのICからも2時間以内の一時退出ができる

正解:×

一時退出を利用するには、クルマに「ETC2.0」対応の車載器を搭載しなければなりません。現在、三井のカーシェアーズで利用できるシェアカーは、ほとんどのクルマがETC2.0に対応しています。

また、一時退出は、すべてのIC(スマートICを含む)で行えるわけではなく、決められたIC(全国で27カ所)のみ対応。一時退出の目的は、ICから2km以内にある指定された道の駅での休憩に限られています。

道の駅に立ち寄り、2時間以内に一時退出したICから高速道路に再入場することで、高速道路利用料金の継続処理が行われます。

該当するIC、及び道の駅は、ETC情報ポータルサイトにて確認できます。

>>>一時退出OK「道の駅常総」

問題(3) 速い速度が怖いから、空いているけど40km/hで走った

正解:×

ほとんどの人は高速道路に限らず、すべての道路に最高速度が定められており、超過した速度で走行すると取り締まられ、罰則を受けることを知っていると思います。しかし、高速道路には「最低速度」が定められていることは、忘れられがちです。

高速道路の本線車道は、指定がない限り50km/hの最低速度が定められています。これは速度の高い高速道路上に、低速走行するクルマがあると危険なため。(渋滞時や悪天候時など、やむを得ない状況を除き)最低速度未満の速度で走行すると、最低速度違反で罰則の対象になります。

最低速度をあらわす道路標識は、速度の下にアンダーバーが引かれています。普通車の最低速度違反の違反点数は1点、違反金は6,000円です。

>>>駐停車禁止に時間指定……忘れがちな標識をおさらい

問題(4) 「キープレフト」は法律で定められている

正解:○

「キープレフト」、別名「左側通行の原則」には2つの意味があります。ひとつは「車線の左側にクルマを寄せて走行すること」、もうひとつは「片側に複数の車線がある道路では、一番左の車線を走行すること」です。ともに道路交通法第20条に定められています。

片側二車線の高速道路では、左の車線が走行車線、右の車線は追い越し車線となります。通常は左の車線を走行し、前走車(前を走行するクルマ)を追い越すときのみ、追い越し車線を走行することができます。

片側三車線以上の場合は一番、右の車線が追い越し車線となり、一番左から追い越し車線の左隣の車線までが走行車線になります。原則、車両は一番左の車線を走行し、普通自動車は全体の速度(流れ)に応じて、他の走行車線の走行が認められます。

追い越し車線で前走車を追い越したあとは、すみやかに走行車線に戻るよう定められています。そのまま追い越し車線を走行し続けると、車両通行帯違反として罰則の対象に。普通車の車両通行帯違反の違反点数は1点、違反金は6,000円です

首都高は道路の左右に分岐や出口、合流があるため、片側二車線であっても追い越し車線が無く、どちらも走行車線となっています。右側にある出口や分岐を利用するため、右側の車線を走行することは認められていますが、原則として左側の車線を走行しなければなりません。

>>>首都高をスムーズに走るには? 走行のポイントや注意点を解説!

問題(5) 左に登坂車線が出てきたので車線変更し、80km/hのまま走行した

正解:×

上り勾配のある高速道路で、積み荷などの影響により速度の低下するクルマが安全に走行できるよう設けられる登坂車線。登坂車線は本線車道ではないため、キープレフトで車線を変更する必要はありません。

登坂車線は最低速度が定められていないため、50km/h未満の速度で走行しても違反になりません。ただし、最高速度は60km/hと定められているので、80km/hで走行すると最高速度違反になります。

>>>高速道路でトラブル発生!そのときどうする?

問題(6) 追い越しのときは制限速度を超えてもいい

正解:×

追い越し車線であっても、最高速度は走行車線と同じ速度に定められています。最高速度が80km/hの区間ならば、追い越し車線であっても80km/h以上の速度を出してしまうと最高速度違反になります。

>>>苦手克服!高速道路の「基本の走り方」をマスターしよう

問題(7) 車間距離は常に100mである

正解:×

道路交通法では一般道・高速道路問わず、「前走車が急停止しても、安全に止まれる距離(車間距離)を取り、保たねばならない」と定められています。

JAFの報告によると、クルマの停止距離(急ブレーキを判断した瞬間から実際にブレーキを踏み、クルマが停止するまでの距離)は、80km/hでの走行時で76m、100km/hでの走行時で112m。前走車も走行していることを踏まえると、必要な車間距離は80km/hでの走行時で66.7m、100km/hでの走行時で83.3m。

ただし、これは路面が乾いている状態の話です。路面が濡れていれば、停止距離はおよそ1.5倍に延び、くわえてタイヤが摩耗して残り溝が少ない状態ならば、もっと延びてしまいます。

また雨天時の高速道路では、雨足と走行するクルマの水しぶきが視界を遮ることも。前走車や隣の車線を走行するクルマの水しぶきが、前走車のブレーキランプが見えづらくし、急ブレーキの発見を遅らせてしまうこともあります。

雨天時や降雪時は状況にあわせて速度を調整し、晴天時以上の車間距離を保ちましょう。

>>>慣れた人でも要注意。雨の道を安全に走る9つのポイント

問題(8) SAやPAでの車中泊は違法である

正解:×

SAやPAは、明確に車中泊を禁止していません。しかし、SAやPAは高速道路を利用する多くの人に、適切な休憩を取ってもらうことを目的とした施設です。駐車スペースがなかったからと休憩を断念し、疲労した状態で運転を続けるのは、とても危険なこと。そのため各NEXCOでは、SAやPAの利用は短時間に留め、駐車スペースを譲り合うよう呼びかけています。

仮眠程度の利用は問題ありませんが、オートキャンプ場代わりに長時間、駐車スペースを占有するのは避けるべきでしょう。

>>>道の駅での宿泊はNG? 快適に寝るための工夫は? 「車中泊」を楽しむための基礎知識

問題(9) 目的のICを通り過ぎてしまった場合、行き過ぎた分の通行料は支払わなくてもいい

正解:○ 

各NEXCOでは、うっかり目的のICを通り過ぎてしまった、あるいは分岐を間違えてしまった人への救済措置として「特別回転」という制度を実施しています。

通り過ぎ、あるいは分岐を間違えたら、次のIC(スマートICを除く)で一般ゲートに向かいます。このとき、事前にETC車載器からETCカードを抜いておきましょう。ゲートで係の人に事情を説明すると、反対方向のICに誘導され、あらためて目的のIC、あるいは分岐先に向かうことができます。特別回転を利用すれば、通り過ぎてしまった分の利用料金は請求されません。

状況により、目的のICや分岐後の料金所で、一般ゲートからETCの処理を行うよう求められる場合もあります。また特別回転のできないICもあるので、詳しくは係の人に尋ねましょう。

首都高には、特別回転の制度はありません。目的のICを間違えたら、次のICから一般道を利用する、あるいは反対方向のICから再度、首都高を利用することになります。通り過ぎた分の利用料金の返金はなく、乗り直した場合は、あらためて利用料金を支払います。

>>>首都高速の難所はココ!乗り方と合流のコツを押さえよう

問題(10) 故障などでやむなく停車した場合、三角停止表示板を設置しないと違反になる

正解:○

高速道路は法令の規定や警察官の指示があった場合をのぞき、駐車や停車は禁じられています。しかし、事故や故障などやむを得ない事情に限り、例外として路肩や路側帯への駐停車が認められます。

もし、クルマの故障などで停車しなければならない場合、まずハザードランプを点灯し、クルマを路肩や路側帯へと寄せて停車後。後続車にクルマの停止を知らせるため、三角停止表示板を50m以上後方に設置しましょう。三角停止表示板の設置は法令で定められており、怠ると「故障車両表示義務違反」により罰則の対象となります(一般道では三角停止表示板の表示義務はありませんが、設置したほうが安全)。

また、あわせて発煙筒を三角停止表示板より後方(後続車からは手前)に設置することで、より早く異変に気付いてもらえます(発煙筒には使用義務がありません)。とはいえ、三角停止表示板を設置しても、後続車が停車するクルマに追突する可能性がありますから、同乗者も含めて車内に留まらず、ガードレールの外へ避難しましょう。

三井のカーシェアーズでは全シェアカーに三角停止表示板を積載しています。ただし、前の利用者がどこかで下ろし、積載を忘れてしまうケースも考えられます。出発の前には、ちゃんと積まれているかの確認をお願いします。

>>>高速道路でトラブル発生!そのときどうする?

問題(11) 故障時の救援依頼は必ず非常電話からしなければならない

正解:×

クルマが故障し、同乗者の避難や三角停止表示板などを適切に配置したら、救援の依頼を行います。救援は高速道路に設置される非常電話のほか、携帯電話からも行うことができます。だから、正解は「✕」。

非常電話は高速道路を管理する「道路管制センター」へ繋がっています。受話器を取るだけでスタッフに繋がるので、状況を説明して指示を仰ぎましょう。携帯電話を利用する場合の連絡先は、道路緊急ダイヤル(#9910)です。このときは、停車した場所を正確に伝えるため、近くの「キロポスト」の数字を確認しておきましょう。

安全な場所に移動したら三井のカーシェアーズのサポートセンターに連絡し、移動手段などの相談を行います。電話番号はアプリの会員ページや車内マニュアルで確認できます。

>>>トラブルにあった場合の対応(三井のカーシェアーズ)

今一度、高速道路のマナーや法律を見直して、安全で快適なドライブを!

クイズは何問、正解できましたか? トラブルにあった場合の対応意外と忘れている交通ルールやマナー、高速道路の利用方法があったのではないでしょうか。

正しくルールを覚えておけば不測の事態を防げ、またICの通り過ぎといったミスにも余裕を持って対処することができます。定期的に交通ルールやマナーを再確認し、安全で快適なドライブを楽しみましょう!

>>>さらに楽しく安全に「ドライブの知識」の記事一覧

>>>「おすすめドライブ」スポットやルートを紹介!

>>>三井のカーシェアーズについて詳しくは

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シートの調整の仕方から後席の倒し方まで!知っておきたいクルマの「基本の操作」を解説 https://blog.carshares.jp/15130/ https://blog.carshares.jp/15130/#respond Wed, 06 Nov 2024 19:00:00 +0000 https://blog.carshares.jp/?p=15130 シートの高さ調整ってできる? ゴルフバッグを積むため後席を倒すには……?

カーシェアで初めて乗るクルマやいつもと違う車種を利用するとき、操作に迷うこともあるでしょう。そこで、軽自動車から輸入車まで、さまざまな車種をお楽しみいただくために、「クルマの基本的な操作」をまとめました。

<目次>
リモコンキーは2タイプ
ハンドルがロックしてしまったら…?
シートの操作は手動式と電動式
ハンドル位置の調整も覚えておこう
ミラー調整も忘れずに
車種ごとに違うオートマチック車のレバー操作
パーキングブレーキは手・足・電動がある
輸入車のウィンカーレバーは左側
ヘッドライトはレバー式とダイヤル式
ETCは出発前にインジケーターランプをチェック
バックモニターは映り方が違うので注意
後席の倒し方やラゲッジの使い方は?
基本の操作を知って快適なドライブを!

リモコンキーは2タイプ

ドアロックの開け閉めをするだけでなく、エンジンをかけたりハイブリッドシステムを起動したりするときにも使う、リモコンキー。車種やグレードにより、「キーレスキー(キーレスエントリー)」タイプと、「スマートキー(スマートエントリー)」タイプがあります。

●キーレスエントリー(キーレスエントリー)

ドアロックの施錠/解錠のボタンとエンジンをかける金属製の鍵がある
ドアロックの施錠/解錠のボタンとエンジンをかける金属製の鍵がある

「鍵(キー)なし(レス)で乗り込む(エントリー)」という意味から「キーレスエントリー」と呼ばれるこのタイプは、リモコンのボタンでドアロックの施錠/解錠を行い、ハンドル側面にある鍵穴に金属のキー(メカニカルキー)を差し込んで回すことで、エンジンまたはシステムを始動します。

キーを差し込んだら一番奥まで回し、エンジンがかかったら手を離す
キーを差し込んだら一番奥まで回し、エンジンがかかったら手を離す

スライドドアのミニバンではスライドドアの開閉をするボタン、セダンではトランクを開けるボタンがある車種もあり、いずれも「長押し」で開閉します。

●スマートキー(スマートエントリー)

スマートキー(スマートエントリー)は、鞄や服のポケットに入れて携帯していれば、キー自体に触れることなくドアロックの施錠/解錠やエンジン(システム)の始動ができるタイプのキーです。

スマートキーは「差し込んで回す」ではなく「クルマのスタートボタンを押して」エンジンをかける
携帯しているだけでクルマの操作ができるスマートキー。金属のキーは緊急時用に内蔵されている

スマートキーの使い方を説明していきましょう。スマートキーは、リモコンのボタンを押さなくてもドアロックの解錠/施錠が可能。スマートキーをポケットや鞄の中に入れて身に着けていれば、ドアノブを握るだけで解錠できます(作動範囲は一般的にクルマから約1m前後まで)。施錠するときは、ドアハンドルの印のある部分、もしくはドアハンドル周辺にあるボタンを押します。

スマートキーを携帯していれば、ドアハンドルを握るだけで解錠する
スマートキーを携帯していれば、ドアハンドルを握るだけで解錠する
施錠するときはドアハンドルの印のある部分に触れる
施錠するときはドアハンドルの印のある部分に触れる
車種によってはドアハンドルやドアハンドル周辺にあるボタンを操作する
車種によってはドアハンドルやドアハンドル周辺にあるボタンを操作する

スマートキーでエンジンまたはシステムを始動するときは、ブレーキペダルを踏みながらスタートボタンを押します。ブレーキペダルを踏まずにエンジンボタンを押すと、カーナビなどが使えるアクセサリーモードになり、エンジンはかかりません。必ず、ブレーキを踏みながら押してください。

スタートボタンのある場所は車種によってさまざまで、ハンドルの左または右奥にあるのが一般的ですが、中にはシフトレバー周辺にあるクルマもあります。なお、ハイブリッド車では、スタートボタンを押してもエンジンがかからない場合がありますが、故障ではなく、メーターに「READY」などの表示があれば、走行準備OKとなります。

ハンドルの左側にある例。写真は三菱「デリカミニ」
ハンドルの左側にある例。写真は三菱「デリカミニ」
ハンドルの右側にある例。写真はスバル「クロストレック」
ハンドルの右側にある例。写真はスバル「クロストレック」

>>>「デリカミニ」の車種解説はこちら

>>>「クロストレック」の車種解説はこちら

ハンドルがロックしてしまったら…?

ほとんどの車種に、盗難防止などのためのハンドルロック機能がついています。これは、エンジンOFF時にハンドルを回すと、ハンドルにロックがかかって動かなくなるというもの。

エンジンOFF時にこれぐらいハンドルを切ると、ガチッと音がしてハンドルロックがかかる
エンジンOFF時にこれぐらいハンドルを切ると、ガチッと音がしてハンドルロックがかかる

もし、エンジンをかけようとしてキーが回らない、またはスタートボタンを押してもエンジンがかからない場合、それはハンドルロックがかかっているということ。「故障した」と焦らずに、ハンドルを回しながらキーを回したりボタンを押したりしてみてください。ロックが解除され、始動します。

>>>初見でも迷わない!「今どきのクルマ」の操作方法まとめ

>>>もっと安全・快適に!知っていると便利なクルマの機能

シートの操作は手動式と電動式

安全運転のために欠かせないシートの調整は、手動で行うタイプと電動で行うタイプ(パワーシート)があり、それぞれ前後のスライド調整、リクライニング(角度)調整、ハイト(高さ)調整ができます。

●手動式シートの調整方法

前後のスライド調整は、シート前部にあるバーが引き上げながらシートを動かして行います。リクライニングはレバーを引きながら、ハイトはレバーを上下に動かして調整するのが一般的です。

バーやレバーを引き上げながらシートの前後位置を合わせる
バーやレバーを引き上げながらシートの前後位置を合わせる
リクライニングはレバーを引きながら、高さはレバーの上げ下げで調整する
リクライニングはレバーを引きながら、高さはレバーの上げ下げで調整する

●パワーシートの調整方法

上級グレード車など、一部車種には電動式のパワーシートが装備されています。

シート側面にシートの形に対応スイッチがあり、リクライニング調整をしたい場合はバックレスト(背もたれ)を示す縦方向のスイッチを、座面を動かしたい場合は、水平方向のスイッチを動かしたい方向に操作します。座面のスイッチは、前後スライドだけでなく、高さ調整も可能です。

シートの形に合わせたボタンを、動かしたい方向に操作する
シートの形に合わせたボタンを、動かしたい方向に操作する

車種によってはバックレストと座面のスイッチのほかに、もうひとつスイッチがついている場合があります。これは、ランバーサポート(腰当て)の部分を調整するもの。これも操作してみて、運転しやすいポジショニングを探ってみるといいでしょう。

>>>自分に合ったドライビングポジションで快適&安全ドライブ

ハンドル位置の調整も覚えておこう

シートの調整ができたら、ハンドルの位置も調整しましょう。ハンドルは上下調整(チルトステアリング)と前後(テレスコピックステアリング ※一部車種のみ)の調整ができます。調整はハンドルの下部、または側面にあるレバーを動かして、ロックを解除。上下と前後の調整をしたら、再びレバーを戻してロックします。

ハンドルの下部、または側面にあるレバーでロックを解除して調整
ハンドルの下部、または側面にあるレバーでロックを解除して調整
「クラウン スポーツ」「クラウン クロスオーバー」など一部車種は電動式。レバーを上下・前後に動かして調整する
「クラウン スポーツ」「クラウン クロスオーバー」など一部車種は電動式。レバーを上下・前後に動かして調整する

>>>「クラウン スポーツ HYBRID」の車種解説はこちら

>>>「クラウン クロスオーバー」の車種解説はこちら

ミラー調整も忘れずに

シートやハンドル位置の調整ができたら、ミラーの調整を行います。左右の動かしたい方のミラーを選択し、ボタンもしくはレバーで操作します。

左右、動かしたい方のミラーをスライドスイッチで選び、十字ボタンで調整する
左右、動かしたい方のミラーをスライドスイッチで選び、十字ボタンで調整する
レバー式では、レバーを回して左右のミラーを選択。レバーを動かして調整
レバー式では、レバーを回して左右のミラーを選択。レバーを動かして調整

>>>ミラーの位置の合わせ方は?

車種ごとに違うオートマチック車のレバー操作

かつてはシフトノブにあるボタンを押しながらレバーを動かすゲート式が一般的だったオートマチックのシフト操作は、電子化による車種によって異なるようになりました。P(パーキング)のみ、レバーではなくボタンで操作する車種もあります。

もっともスタンダードなゲート式を採用するホンダ「フィット」のシフト
もっともスタンダードなゲート式を採用するホンダ「フィット」のシフト
シフトノブを右に倒して手前で「D」、奥が「R」となる「クラウンスポーツ」のシフト。「P」のみボタン式
シフトノブを右に倒して手前で「D」、奥が「R」となる「クラウンスポーツ」のシフト。「P」のみボタン式
「P」から左にレバーを動かし、手前に引いて操作するマツダ「CX-60」のシフト
「P」から左にレバーを動かし、手前に引いて操作するマツダ「CX-60」のシフト

>>>「オートマチック車の操作」を基本から応用までマスターしよう!

>>>「フィット」の車種解説はこちら

>>>「CX-60」の車種解説はこちら

パーキングブレーキは手・足・電動がある

パーキングブレーキ(サイドブレーキ)にはレバー式、足踏み式、電動式、ステッキ式の4タイプがあり、近年では電動パーキングブレーキを採用するクルマが増えています。

●レバー式

運転席と助手席の間にあるレバーは、先端のボタンを押してロックを解除し、レバーを下げることでパーキングブレーキを解除します。パーキングブレーキをかけるときは、ボタンを押さずにレバーを引き上げます。

ボタンがかたいときはレバーを上に持ち上げながら押す
ボタンがかたいときはレバーを上に持ち上げながら押す

●足踏み式

ミニバンに多い足踏み式は、左奥にあるペダルを踏んで操作します。出発時は、一度奥に踏み込むとペダルが上にあがって解除し、駐車時はカチカチカチっと奥まで踏み込んでパーキングブレーキをかけます。

パーキングブレーキを解除するときもかけるときもペダルを踏んで操作する
パーキングブレーキを解除するときもかけるときもペダルを踏んで操作する

●電動式(EPB:電動パーキングブレーキ)

最近、増えてきている電動式パーキングブレーキは、ボタンで操作を行います。基本的な操作は、押すと解除、引き上げるとロック。シフトをD(ドライブ)に入れて、アクセルを踏むだけでも解除される車種もあるので注意してください。

電動式パーキングブレーキのスイッチはシフトレバー周辺にあるのが一般的
電動式パーキングブレーキのスイッチはシフトレバー周辺にあるのが一般的

電動式パーキングブレーキ車には、「HOLD」や「BRAKE HOLD」と書かれたボタンがあります。これは「オートブレーキホールド」という機能で、電動式パーキングブレーキ車だけにつくもの。この機能をONにすると、停車時にブレーキペダルを一度奥に踏み込むだけで、ブレーキがかかった状態を維持してくれます。赤信号や渋滞時に便利な機能です。

ステッキ式

「ハイエースワゴン」は、ステッキ式というパーキングブレーキを採用しています。解除はレバーを握り、少し上に持ち上げながら回して、奥に押し込みます。ブレーキをかけるときは、レバーをまっすぐに引き上げます。

>>>「ハイエースワゴン」の車種解説はこちら

>>>クルマの「知らない機能」を探求してカーシェアライフに役立てよう

輸入車のウィンカーレバーは左側

ウィンカー(方向指示器)のレバーは、国産車は右側についていますが、輸入車は左側についています。出発前に位置をチェックしておくと、走行中に慌てずにすむでしょう。

輸入車のウィンカーレバーは左側にあるので事前に確認しておこう。写真はT-Cross
輸入車のウィンカーレバーは左側にあるので事前に確認しておこう。写真はT-Cross

ワイパーはウィンカーと反対側のレバーで操作するタイプが一般的です。車種によって、「レバーを上に操作するもの」「下に動かすもの」「先端を回すもの」があります。雨天時に利用するときは、出発時に操作の確認をしておくといいでしょう。

>>>「T-Cross」の車種解説はこちら

ヘッドライトのスイッチは、ウィンカーレバーの先端を回して操作するのが一般なタイプで、輸入車ではダイヤル式もあります。

しかし、2020年4月以降に販売されたクルマには、暗くなると自動的にライトが点灯するオートライトが義務化されており、三井のカーシェアーズのクルマもほとんどがオートライト車となっています。「AUTO」のポジションになっていれば、ライトのスイッチを気にする必要はありません。

2020年4月以降のクルマは「AUTO」がデフォルトとなっている
2020年4月以降のクルマは「AUTO」がデフォルトとなっている

ETCは出発前にインジケーターランプをチェック

高速道路を走るときに便利なETCは、グローブボックス内やダッシュボードの上など、車種によって車載機器の搭載場所が異なります。いずれも、利用するときはカードを挿入する向きに注意しましょう。

ETCはカードを挿入する向きに注意
ETCはカードを挿入する向きに注意
運転席の右奥やグローブボックス(助手席前の収納)に車載器がある車種も
運転席の右奥やグローブボックス(助手席前の収納)に車載器がある車種も

また、音声やインジケーターランプ(青ならOK)、カーナビの画面表示(一部車種)で、エラーが出ていないことを確認してください。また、クルマの返却時にはETCカードの取り忘れがないように注意しましょう。

フロントガラスの上部にあるインジケーターランプやカーナビ画面の表示で挿入を確認
フロントガラスの上部にあるインジケーターランプやカーナビ画面の表示で挿入を確認

>>>高速道路の「怖い」を解消するポイント8+1

>>>「人気&おすすめのサービスエリア・パーキングエリア」関東編

バックモニターは映り方が違うので注意

駐車時の後方確認に便利なバックモニターは、車種によって映り方が異なります。バックモニターも映像だけを見て駐車をするのは危ないので、あくまでも後方確認の補助としてお使いください。

360度モニターも備わる「ヤリスクロスGRスポーツ」のバックモニター
360度モニターも備わる「ヤリスクロスGRスポーツ」のバックモニター

>>>「ヤリスクロスGRスポーツ」の車種解説はこちら

後席の倒し方やラゲッジの使い方は?

最後に、ゴルフバッグなど大きな荷物を積載する際の、後席シートの倒し方をご紹介します。もっとも一般的なタイプは、後席バックレストの肩口にあるレバーで操作するもの。ハッチバック車やSUVなど、2列シート車はほとんどがこのタイプです。

もっとも一般的なレバー操作のタイプ。写真は「クラウンスポーツ」
もっとも一般的なレバー操作のタイプ。写真は「クラウンスポーツ」
「レヴォーグ」「レイバック」など、荷室側からも倒せるタイプもある
「レヴォーグ」「レイバック」など、荷室側からも倒せるタイプもある

3列シートのミニバンでは、車種によりシートが床下に収納されるものや左右に跳ね上げられるものなど、シートの格納方式が異なります。そのため、シートの操作方法もさまざま。多くの車種でシート背面などに、格納方式を示した図がありますから、それを参考にするといいでしょう。

左右に跳ね上げる方式となる日産「セレナ」の3列目シート(サードシート)
左右に跳ね上げる方式となる日産「セレナ」の3列目シート(サードシート)

>>>「ゴルフバック」どうやって載せる?車種別おすすめの積み方/上手な積み方

>>>買い物やアウトドアに役立つ! 上手な「荷物の載せ方」のポイント

>>>「レヴォーグ」「レイバック」など、荷室側からも倒せるタイプもある「キャンプや車中泊」をカーシェアで楽しむための準備とポイント

基本の操作を知って快適なドライブを!

出発する前に、そのクルマの操作方法を確認してから出発すると、走り出してから慌てることなく対処できます。初めてのクルマに乗るときは、出発前に各操作のチェックをしておきましょう。操作方法を知ることも、安全運転の第一歩です。三井のカーシェアーズで、ぜひさまざまな車種を楽しんでください!

>>>「ドライブの知識」記事はこちら

>>>車種ごとの解説はこちら

>>>三井のカーシェアーズについて

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教習所では習わない「運転上達のコツ」で運転の達人になろう! https://blog.carshares.jp/20456/ https://blog.carshares.jp/20456/#respond Thu, 03 Oct 2024 19:00:00 +0000 https://blog.carshares.jp/?p=20456 人の運転するクルマに乗って、「この人の運転は安心できる」と感じたことはありませんか?
それはドライバーの運転が上手な証。運転の上手い人には、共通する操作や心がけがあるものです。でも、中には教習所では教わらないことも。今回は、交通の流れを乱さず、同乗者が安心していられるスムーズで安全な運転を身につけるための運転上達のコツと心がけを紹介します。

<目次>
運転上達のコツとは?~意識編~
運転上達のコツとは?~テクニック編~
運転のコツをつかんでペーパードライバーを卒業しよう
運転の上手い人も最初はみんなギクシャクしていた

運転上達のコツとは?~意識編~

「ブレーキよりウインカーが先」を意識

交差点で右左折を行うとき、ウインカー(方向指示器)を出すタイミングは、道路交通法で「車線変更の3秒前、右左折の30m手前から」と定められています。しかし、実際にはそれでは不十分で、“ウインカーはブレーキを踏む前に出す”とも、覚えておきたいもの。右折や左折をしたいことを、早めに後続車に伝えるためです。

早めにウインカーを出して「曲がる意思」を後続車に伝える
早めにウインカーを出して「曲がる意思」を後続車に伝える

たとえば、ウインカーを出さずにいきなりブレーキを踏むと、後続車のドライバーに「前のクルマが急ブレーキを踏んだ」、あるいは「前のクルマが不審な動きをした」と思われて、慌てさせてしまいます。

ブレーキを踏むより先にウインカーを出しておけば、「前のクルマは曲がりたいんだな。そろそろブレーキを踏むな」と予測することができ、後続車に安心感を与えます。“ウインカーはブレーキを踏む前に出す”は、常に意識しておきたいものです。

視界は広く、視線は遠くに

運転の上手な人は、ブレーキが穏やかなのはもちろん、緊急事態をいち早く予測し、素早く適切な対応を取ります。なぜ、それが可能なのでしょうか。それは、“視界の広さと視線の遠さ”にあります。

できるだけ「遠く」を見ることで、視界が広くなる
できるだけ「遠く」を見ることで、視界が広くなる

免許証を取得したばかりの人と運転が上手い人とでは、視界の広さと、視線の遠さが違うと言われています。免許証を取得したばかりの人や運転が苦手という人は、クルマのすぐ前方に意識をおきがちです。

そうなると、視線が近いため遠くの道路状況が把握しづらく、また視界も狭くなってしまいます。交差点のたびに強いブレーキをかけて止まるのは、信号に意識を向けるタイミングが遅いからにほかなりません。

運転の上手い人は、道路のずっと先に意識をおいています。すると、必然と視界も広く取れ、早くに緊急事態の前兆を察することができるのです。また、遠くの交差点や交通状況も把握しているため、早くに止まるタイミングを予測でき、穏やかなブレーキで減速することができます。運転席に座り、「視線が近いかも」と感じたら、意識して道路のずっと前方を見るようにしましょう。

上り/下り坂では速度が変わらないように

高速道路や郊外の交通量の少ない道路では、速度を一定に保って走行するのがセオリー。でも、だからといって、アクセルを一定の力で踏み続けていてはいけません。上り坂や下り坂に差し掛かると速度が上下するため、一定の速度を保つためには、アクセル開度(踏む量)を調整する必要があります。

わずかな勾配でも速度は変わるため、道路状況や速度は常に意識する
わずかな勾配でも速度は変わるため、道路状況や速度は常に意識する

平地を走行しているときと同じアクセル開度で上り坂を登ると、少しずつ速度が落ちて後続車にストレスを与えます。それだけではなく、自然渋滞の原因ともなり、多くの人に迷惑をかける結果に……。上り坂だと感じたら、スピードメーターを見ながら速度が下がらないように、アクセルを少し踏み増すようにしてください。

反対に下り坂では、速度が増していきます。知らず知らずのうちに速度超過となり、カーブが曲がりきれなくなったり、赤信号で停車できなくなったりして危険です。アクセルを離し、場合によってはブレーキを踏む、シフトダウンをしてエンジンブレーキを効かせるなどして、速度超過とならないように気をつけましょう。

運転上達のコツとは?~テクニック編~

トンネル出入り口で起こる「暗順応/明順応」

明るいところから暗いところに入ると、目が暗さに慣れるため暗順応(あんじゅんのう)を起こし、一時的に周囲が暗くなります。逆に暗いところから明るいところに出ると、目が明るさに慣れるための明順応(めいじゅんのう)を起こし、一時的に周囲がまぶしくなるものです。

トンネルの出口はまぶしくて一瞬、見えづらくなる
トンネルの出口はまぶしくて一瞬、見えづらくなる

この暗順応/明順応により、ドライバーは無意識にアクセルをゆるめてしまいます。特に坂道とトンネルの多い高速道路では速度低下の影響が大きく、後続車に追突される危険性も。また、自然渋滞の原因ともなります。

トンネルが多い道路では車間距離をしっかりと確保し、前走車の速度低下にそなえてください。トンネルに出入りする前は暗順応/明順応が起こることを事前に予測。ときどき、スピードメーターを確認して、速度が落ちているなら、すみやかに適正な速度へ復帰させましょう。

下り坂ではブレーキペダルに足を乗せておく

減速時以外、右足はアクセルの上にあるものですが、必ずアクセルの上に“乗せなければならない”わけではありません。下り坂など、アクセルを踏まなくても速度が落ちない状況なら、ブレーキの上に右足を乗せて、あらかじめ減速にそなえておきましょう。

すぐに減速できるようにブレーキペダルの上に足をスタンバイ
すぐに減速できるようにブレーキペダルの上に足をスタンバイ

アクセルを踏むときのように、かかとをフロアに乗せると、ブレーキの細かい調整が楽にでき、不測の事態にも素早く対処することができます。ただし、ブレーキペダルは少しでも踏むと作動し、軽くブレーキがかかる「引きずり」状態になるので、力をかけないよう注意してください。

走行中は、ミラーで周囲の様子をつかもう

教習所の路上教習では、運転中にルームミラーやサイドミラーをよく見るよう教わります。これはミラーを確認することで、周囲の状況をつかんでほしいため。

自車の周囲の状況を常に把握しておこう
自車の周囲の状況を常に把握しておこう

隣りの車線や後続車の位置をこまめに確認することで、死角に入っていた隣車線のバイクが確認できたり、後続車がどれくらいで自分に追いつくのかが推測できるようになります。こういった周囲の状況を把握するクセをつけることで自然と運転は安全になり、車線変更も無理なくできるようになるものです。

>>>【運転の苦手克服】クルマのプロが教える「車両感覚のつかみ方」

間違えた……と思ったら、潔く受け入れる

知らない場所へ出かけるとき、多くの人はカーナビやスマホのナビアプリを使うでしょう。実は、ここでも運転の上手い人との違いが出ます。たとえば、ナビの右左折の案内に気づかず、交差点の直前まできてしまった場合。

あ!ここ曲がるんだ……。そんな経験、誰しもあるはず
あ!ここ曲がるんだ……。そんな経験、誰しもあるはず

「ここ、曲がるところだった!」と、あたふたしながら急ブレーキをかけ、いきなり車線変更をしようとしては、後続車への迷惑になるばかりか事故の原因にもなり危険です。運転の上手い人は、「ここ、曲がるところだった!」と思っても、そのまま直進します。後続車の危険を誘発しないためです。

通り過ぎたのなら次の交差点で曲がることもできますし、じきにナビが新しいルートを示してくれます。「間違えたから」、あるいは「間違えそうだから」と危険行為をおかしてまでルートを守る必要はありません。間違えたのなら潔く受け入れ、気を楽にして新しく示されたルートを進みましょう。

運転のコツをつかんでペーパードライバーを卒業しよう

運転を上達させたい!と思いながらもペーパードライバー止まりの方も多いのではないでしょうか。運転を上達させるにはこれまで解説してきたようにいくつかコツがありますが、もっとも大切なことは「運転は怖い!」「運転は苦手!」という意識を捨て、運転する回数を増やしてみることです。

すでに免許は取れているのですから、自信をもってトライしてみましょう。とはいっても、なかなか勇気が出ないのも事実。そこで、ペーパードライバーを克服するための方法を紹介します。

教習所に通ってペーパードライバー講習を受ける

教習所のクルマを使い教官と一緒に練習ができるので、危険を避けた練習ができます。費用や通学の負担もありますが、託児をお願いできるなどのメリットもあります。

運転が得意な人に同乗してもらって練習をする

マイカーを持っている人は手軽に費用をかけずに練習することができます。一方、補助ブレーキが使えないため、事故のリスクが上がることも。また、教える方もプロの知識があるわけではないので、お互いがイライラしてしまう原因にもなりかねません。事前にYouTubeや運転教本などで運転のポイントや道路標識について基本をおさえておくとよいでしょう。

マイカーを使った出張レッスンを受ける

マイカーを持っている人や生活道路で練習を行い、確実にペーパードライバーを克服したい人にはおすすめです。他の方法に比べて費用は高いですが、自分のスケジュールでレッスンの日程が決められたり、場合よっては子どもを同乗させながら運転の練習ができたりと、実際の運転シーンに合わせて練習ができるメリットがあります。

費用面やご自身のライフスタイルと合わせて、自分に合う方法を検討してみてください!

>>>久しぶりの運転で気をつけることは? 7つのポイントでおさらい

運転の上手い人も最初はみんなギクシャクしていた

運転のうまい人だって、免許証を取得したてのころは運転がギクシャクしていたはず。「うまくなろう」「同乗者に安心してもらおう」と思いながら、少しずつ運転を修正し、今にいたっているのです。こちらの「運転がうまい人のコツを真似して「運転スキルの上達」を図ろう!」も、あわせて参考にして、同乗者に安心してもらえる運転と心がけを身につけましょう。一度、身についた運転スキルは、きっと一生、役に立ちますよ!

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