カーシェアリングの三井のカーシェアーズ公式ブログ運転初心者 – カーシェアリングの三井のカーシェアーズ公式ブログ https://blog.carshares.jp/ カーシェアリングの三井のカーシェアーズ公式ブログ Wed, 02 Jul 2025 19:00:00 +0000 ja hourly 1 こんなときどうする?時間指定標識に斜め合流時のウインカー……運転中の「迷い」を解決する知識集 https://blog.carshares.jp/26333/ https://blog.carshares.jp/26333/#respond Wed, 25 Jun 2025 19:00:00 +0000 https://blog.carshares.jp/?p=26333 細い道路から幹線道路へ、斜めにつながる丁字路交差点。交差する道路との角度が浅いと、ウインカーを進行方向に出すべきか、それとも反対方向に出すべきかを迷ってしまうもの。

ここでは運転に慣れた人でも判断に迷いやすいシチュエーションを取り上げ、正しい解釈や運転の仕方を紹介します。

<目次>
シチュエーション(1):右折待ちをしていたら信号が赤に…
シチュエーション(2):ゼブラゾーンの上は走ってもいい?
シチュエーション(3):片側3車線、どの車線を走るのがベスト?
シチュエーション(4):「7-9」の補助標識、この時間は走行OK? NG?
シチュエーション(5):高速道路の合流は早めにすべき?
シチュエーション(6):斜めの「止まれ」、ウインカーは右?左?
シチュエーション(7):執拗なあおり運転…ドライバーが110番してもいい?
とっさのシチュエーションに迷わないために

シチュエーション(1):右折待ちをしていたら信号が赤に…

交差点で右折待ちをしていたら、信号が赤になってしまった。また青になるまで、待っているべき? それとも曲がってしまうべき?

右折待ちをしていたら赤信号に…そんな時どうすれば?
右折待ちをしていたら赤信号に…そんな時どうすれば?

交通量の多い道路では対向車が多く、右折できないまま信号が赤になってしまうことがあります。

また、青信号になるまで待つべきか、それとも曲がってしまうべきかは、自身のクルマがどこで停止しているかによって決まります。

道路交通法施行令第1章第2条によると、停止線を越え、交差点内で停止して右折待ちをしていた場合、「赤信号になっても進んでいい」とされています。これは、交差点内に留まるのは危険で、周囲に迷惑をかけてしまうため。

信号が変わってからも交差点内に留まると、「交差点等進入禁止違反」で罰則を受けるおそれがあります。停止線より手前で停止している場合は、そのまま次の青信号になるまで待ちましょう。

>>>都内を一人で運転するときに使えるドライブテクニック~基本編〜

シチュエーション(2):ゼブラゾーンの上は走ってもいい?

交差点の手前や車線が合流する地点の手前などに描かれる、シマシマ模様の「ゼブラゾーン」。

このゼブラゾーンは走行していいの? いけないの?

右折車線の前などにあるゼブラゾーンは入ってもいい?
右折車線の前などにあるゼブラゾーンは入ってもいい?

ゼブラゾーンは通称で、正式な呼称は「導流帯(どうりゅうたい)」。国家公安委員会告示の『交通の方法に関する教則』には、導流帯を「車の通行を安全で円滑に誘導するため、車が通らないようにしている道路の部分であること」と説明しています。

走行しないことが望ましい導流帯ですが、道路交通法では(地域による例外はあるものの)導流帯の走行を禁止しておらず、走行しても罰則の対象となりません。

なお、道路上のシマシマ模様は、消防署や警察署の前などにも描かれています。

消防署や警察署前のシマシマ部分は「停止禁止部分」
消防署や警察署前のシマシマ部分は「停止禁止部分」

こちらは導流帯ではなく「停止禁止部分」で、わずかな時間であっても停止すると罰則の対象となります。信号などで停止が予想される場合は手前で停止し、出動する緊急車両の邪魔にならないよう心がけましょう。

>>>「センターライン」の種類(白、オレンジ、破線)と意味をおさらいしよう

シチュエーション(3):片側3車線、どの車線を走るのがベスト?

キープレフトとはいうけれど、片側3車線の道路で走るべき車線は左・中央・右のどれでしょうか?

空いている車線を選べばいい…わけではない
空いている車線を選べばいい…わけではない

道路交通法第20条第1項(車両通行帯)によると、一般道、高速道路ともに車両は左側端から数えて、一番左の車両通行帯(車線)の走行が原則です。

また、片側3車線以上を有した道路では「速度に応じ、一番右側の車線以外を走行することができる」とあります。これは、一般道での一番右側の車線は追越し、右折、分岐のためのもので、理由なく走行することはできない、ということ。

“速度に応じ”の一文から、一番左側の車線での流れ(速度)が遅い場合、右隣の車線(第二走行車線)を走行することができます。

市街地や交通量の多い道路では、左折車や路上駐車などにより、左側車線の流れが悪くなることも。そのような場合、第二走行車線を走行しても問題がないことを覚えておきましょう。

>>>二車線に右折レーン…「大きな道路」を走るポイントとテクニックを解説

シチュエーション(4):「7-9」の補助標識、この時間は走行OK? NG?

標識の下に、「7-9」など時間の書かれた補助標識がついていることがあります。

この場合、7~9時の間、走ってもいい? それともこの時間帯は走れない?

ここでは、下の画像の標識を例に解説していきます。

瞬時に判断しづらいだけに、読み方を知っておくことは大事
瞬時に判断しづらいだけに、読み方を知っておくことは大事

まず、上の青い標識は「歩行者専用道路」であることを表し、認められた車両以外は通行することができません。

通行が認められた車両とは、緊急車両や身体障がい者の送迎車、集配車、沿道に車庫があることを認められたクルマなどです。

「歩行者専用道路」の下の標識は「補助標識」で、補足情報を表記しています。

歩行者専用道路はクルマだけでなく、バイクや原動機付自転車、自転車を含む軽車両も通行できませんが、画像の道路は「自転車を除く」、つまり「自転車は通行できる」ことを表しています。

「土・日曜、休日を除く7-9 13-16」の表記は歩行者専用道路が実施される日時などの条件を記したもの。この場合は、土・日・休日を除いた月曜日から金曜日の7~9時までと、13~16時が歩行者専用道路となることを示します。

つまり、補助標識にある条件に合致するときが、「この標識が有効である」ということです。

では、次の標識は何を示しているでしょうか?

補助標識はさまざまな標識につけられているので注意したい
補助標識はさまざまな標識につけられているので注意したい

答えは「8~20時の間は直進のみ」です。早朝や深夜は、右左折ができます。

>>>駐停車禁止に時間指定……忘れがちな標識をおさらい

シチュエーション(5):高速道路の合流は早めにすべき?

IC(インターチェンジ)やJCT(ジャンクション)、SA・PA(サービスエリア・パーキングエリア)など、付加車線から本線への合流や、車線の減少による車線変更など、高速道路ではたびたび合流の機会が訪れます。

これらの合流ポイントで車線変更を行うタイミングは、早く行うべきか、それとも遅く(付加車線や減少する車線の終端くらい)行うべきか……。ドライバーの考え方や感情の問題もあり、長く討論されてきました。

タイミングが難しい合流のキーワードは「ファスナー合流」
タイミングが難しい合流のキーワードは「ファスナー合流」

2019年にNEXCO中日本が渋滞緩和策として「ファスナー合流」大作戦を実施。合流を遅く行うよう、初めて合流のタイミングについてのアナウンスが行われました。

ファスナー合流とは、合流する側の車両が付加車線の終端まで進み、本線側の車両と1台ずつ交互に合流するといったもの。その様が締まるときのファスナーに似ていることから名付けられました。

「ファスナー合流」大作戦により、渋滞を起因とする損失時間が3割、減少し、NEXCO中日本では本格的にファスナー合流を推奨。NEXCO東日本とNEXCO西日本、JAFやいすゞ自動車もファスナー合流の推奨を開始しました。

「ファスナー合流」大作戦では、ファスナー合流は渋滞時のみを対象としていましたが、現在では渋滞の有無に関わらず、合流ポイントでのファスナー合流を呼びかけています。

>>>【運転の苦手克服】ETCゲートの入り方から合流や車線変更まで、高速道路の「怖い」を解消するポイント8+1

>>>クイズで覚える間違いやすい交通ルール ~高速道路編~

シチュエーション(6):斜めの「止まれ」、ウインカーは右?左?

細い道路から幹線道路へ、斜めにつながる丁字路の交差点。接続する道路の角度が浅いと、付加車線からの車線変更のように「進行(曲がる)方向とは逆側に、ウインカーを点灯しなくてはならないのでは?」と、迷ってしまうもの。

ウインカーを進行方向に出すか、それとも反対方向に出すかは、道路の接続場所が交差点か、それとも付加車線や側道の合流ポイントかで判断します。

側道から国道への合流や河川沿いの道路でよくあるシーン
側道から国道への合流や河川沿いの道路でよくあるシーン

道路交通法第1章第2条5項にて、交差点は「十字路、丁字路その他二以上の道路が交わる場合における当該二以上の道路(歩道と車道の区別のある道路においては、車道)の交わる部分をいう」と定義されています。

要約すると「交差点は2本以上の道路が交わっている場所」。一方、交差点でない道路の接続場所は、付加車線(側道)から本線に接続する合流ポイントが該当します。

道路の接続場所が交差点ならば、ウインカーは進行方向(曲がりたい方向)に出す。

付加車線の合流ポイントならば車線変更として、合流する車線がある側にウインカーを出します。つまり、今回のシチュエーションでは「左」というわけ。

停止線があるかどうかで判断できる
停止線があるかどうかで判断できる

正しくウインカーを出すには、道路の接続場所が交差点か合流ポイントかを判断する必要があります。

交差点ならば、多くの場合、停止線や一時停止(止まれ)の標識、信号機があります。走行している道路が本線と平行して走り、接続場所に白い破線(車線境界線)が引かれている場合は合流ポイントになります。付加車線に停止線や信号機が設けられているケースもあり、この場合は交差点として扱います。

道路交通法では、右左折の合図と車線変更の合図は区別されており、間違った方向にウインカーを出すと罰則を受けるおそれがあります。

また、右左折を知らせるウインカーは交差点の30メートル手前から出す。車線変更を知らせるウインカーは3秒前から出すとされているので、こちらにも注意しましょう。

シチュエーション(7):執拗なあおり運転…ドライバーが110番してもいい?

「あおり運転(妨害運転)」とは、後方から車間距離をつめて威嚇する、前に割り込み急ブレーキをかけて走行妨害、幅寄せといった、悪質で危険な運転行為を指します。

あおり運転を受けた際、同乗者がいるのなら携帯電話で110番してもらい、警察の指示に従います。問題はドライバーしかいないとき。

あおり運転を通報したいけど、車内には自分ひとり…そんなときは?
あおり運転を通報したいけど、車内には自分ひとり…そんなときは?

運転中の電話は「ながら行為」に該当し、道路交通法第71条(運転者の遵守事項)5の5にて禁じられています。

しかし、「傷病者の救護又は公共の安全の維持のため当該自動車等の走行中に緊急やむを得ずに行うものを除く」ともあるので、危険なあおり運転を受けての通報は必ずしも罰則の対象とならないのです。

とはいえ、通報のためであっても、運転しながらの携帯電話の操作が危険であることに変わりありません。

まずは速度を落として路肩によるなど、後続車に追い抜きを促し、それでもあおり運転が続くようなら、SA・PAやコンビニエンスストアの駐車場、警察署や派出所に避難することをすすめます。

決してその場で停車せず、ひとけのある場所へ避難しよう
決してその場で停車せず、ひとけのある場所へ避難しよう

もし、相手のクルマがついてきたら、ひとけのある場所にクルマをとめて110番します。安全のためドアをロックして車外に出ず、相手のドライバーの要求には一切、応じないようにしてください。

あおり運転だと判断する前に注意してほしいのが、自身の出している速度です。

高速道路の本線には「最低速度」が設けられており、違反する速度で走り続けると「最低速度違反」として罰則の対象になるだけでなく、あおり運転を“している側”と見なされる場合もあります。

なお、多くの携帯電話には、すぐに緊急通報ができる機能が備わっています。操作方法は機種によって異なるので、あらかじめ確認しておきましょう。

>>>あおり運転「しない・させない」安全運転のポイント

とっさのシチュエーションに迷わないために

クルマを運転していると、実にさまざまな場所や出来事に遭遇します。中には「こんなときどうすれば……」と、判断に迷うシーンもあるでしょう。

今回、取り上げたシチュエーションは代表的なもの。頭に入れておくことで、迷わずにすむ場面もある……かもしれません。このページをブックマークし、定期的に見返すのもおすすめです。

>>>教習所では習わない「運転上達のコツ」で運転の達人になろう!

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>>>その他「ドライブの知識」に関する記事はこちらから

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不安解消! 大きな「ミニバンやSUV」を上手に運転するポイント https://blog.carshares.jp/19315/ https://blog.carshares.jp/19315/#respond Wed, 09 Apr 2025 19:00:00 +0000 https://blog.carshares.jp/?p=19315 広々とした室内で長時間のドライブも快適な、ミニバンやSUV。荷物がたくさん載せられる積載性も魅力ですが、「車体が大きくて運転が不安……」と思う人も少なくありません。

でも、運転の仕方そのものはコンパクトなクルマと同じです。違うのは、大きいクルマならではの車両感覚や運転席からの見え方。そこで、大きなミニバンやSUVを運転する上でのポイントをまとめて紹介します。

<目次>
まずは車体の特徴を知ろう
「目線の高さ」で変わる視界と車両感覚
長い車体は「視界+内輪差」に注意
ミニバンやSUVでドライブの楽しみを広げよう!

まずは車体の特徴を知ろう

漠然と「大きい」と思ってしまいがちなミニバンやSUV。では、具体的にどこがどんなふうに大きいのでしょうか?

コンパクトカーの「ヤリス」、大型ミニバンの「アルファード」、ミドルクラスSUVの「CX-5」を比較してみます。

ヤリス:全長3,940mm×全幅1,695mm×全高1,500mm
ヤリス:全長3,940mm×全幅1,695mm×全高1,500mm
アルファード:全長4,950mm×全幅1,850mm×全高1,935mm
アルファード:全長4,950mm×全幅1,850mm×全高1,935mm
CX-5:全長4,575mm×全幅1,845mm×全高1,690 mm
CX-5:全長4,575mm×全幅1,845mm×全高1,690 mm

三井のカーシェアーズの車種ラインアップの中でも大きなクルマである「アルファード」は、「ヤリス」に対して全長で約1メートル、車幅で15センチほど大きなサイズであることがわかります。数値以上に大きな印象を受けるのは、40センチ以上も高い全高によるものでしょう。

「CX-5」の全長は、約4メートルの「ヤリス」と約5メートルの「アルファード」との中間的な4.6メートルほど。車幅は「アルファード」とほぼ同じです。

SUVは車幅が広めの車種が多い。「ハリアー」や「RAV4」も車幅は「CX-5」と同等
SUVは車幅が広めの車種が多い。「ハリアー」や「RAV4」も車幅は「CX-5」と同等

たった十数センチの差の違いですが、クルマにとってはこの差がとても大きく、運転する上でも感覚が大きく変わってきます。

次からは具体的な「運転のポイント」に入っていきましょう。ポイントになるのは、「目線の高さ」「車体の長さ」の大きく2つです。

「目線の高さ」で変わる視界と車両感覚

SUVやミニバンは車高が高く、運転席の位置も高め。つまり、運転時の目線が高くなります。まっすぐに走る分には、目線が高い方が遠くまで見渡せて運転しやすいものですが、一方で車体の周辺が見えづらい点は、注意が必要です。

実際に運転席からの視線を矢印で表してみると、以下のとおり。赤い矢印より下の部分が死角(見えない部分)となります。

目線の位置が高いほど死角が多くなる
目線の位置が高いほど死角が多くなる

こんなにも前後に死角があるとは驚いてしまいますが、これは車体の直前や直後に障害物や小さな子どもがいても、目視では見えないということを意味しています。また、前後だけではなく、以下の写真の通り左右についても同じように車体の近くが見えづらいことがわかります。

運転席からの視界。車体の直前にある低い障害物は見えない
運転席からの視界。車体の直前にある低い障害物は見えない
車体の側方も、低い障害物は見えづらいので注意が必要
車体の側方も、低い障害物は見えづらいので注意が必要
「アルファード」には左前輪の周辺を移す補助ミラーが付く
「アルファード」には左前輪の周辺を移す補助ミラーが付く
「CX-5」はカメラで左前輪付近が見られるようになっている
「CX-5」はカメラで左前輪付近が見られるようになっている

目線の高さによる視界を補うように、ミニバンやSUVのドアミラーは上下に広く映るようになっている他、三井のカーシェアーズでは全車にバックモニターを搭載し、駐車時の後方確認をサポート。特に駐車時は、駐車脇の後方に目視では見えない高さの柵などがあることも多いため、バックモニターを活用するといいでしょう。

駐車時や狭い道で頼もしい大きなドアミラー
駐車時や狭い道で頼もしい大きなドアミラー
バックモニターが見えない部分の視界をサポート
バックモニターが見えない部分の視界をサポート

長い車体は「視界+内輪差」に注意

コンパクトカーよりも全長が50センチ~1メートル長くなるミニバンやSUV。全長が長くなると、よく「内輪差に注意」と言われますが、注意すべきはそれだけではありません。特に、運転席の位置が前寄りで、運転席から後部が長いミニバンは、視界も大きく変わってきます。

ミニバンは運転が前よりで、運転席より後部が長い
ミニバンは運転が前よりで、運転席より後部が長い

下の写真は、「アルファード」の運転席から目視で後方を見た様子です。車体が大きいため、窓までの距離が長く、外が見えづらいことがわかるでしょう。

運転席から後ろに振り向いたときの視界
運転席から後ろに振り向いたときの視界
リアウィンドウまでの距離が遠く、後方の様子がつかみづらい
リアウィンドウまでの距離が遠く、後方の様子がつかみづらい
ルームミラーに映る景色の距離感覚もコンパクトカーとは異なる
ルームミラーに映る景色の距離感覚もコンパクトカーとは異なる

内輪差についても、おさらいしておきましょう。内輪差とは、交差点を曲がるときや駐車時などハンドルを切って前進したとき、前輪と後輪との走行軌跡の違いのこと。前輪よりも後輪の方が内側を走るため、ハンドルを切るタイミングが早すぎると、「巻き込み事故」を起こしてしまいます。

ハンドルを早く切りすぎると内輪差で隣の車への接触や「巻き込み事故」が起こる
ハンドルを早く切りすぎると内輪差で隣の車への接触や「巻き込み事故」が起こる
駐車場の入出庫時は、隣のクルマに接触しないよう内側のミラーをよく見よう
駐車場の入出庫時は、隣のクルマに接触しないよう内側のミラーをよく見よう
交差点を曲がるときには、自転車やバイクを巻き込まないようにミラーと目視で確認
交差点を曲がるときには、自転車やバイクを巻き込まないようにミラーと目視で確認

全長の長いクルマに乗るときは、コンパクトカーを運転しているときよりも遅め(前に出てから)にハンドルを切るようにして、内輪差による接触を防ぎましょう。難しい場合は、“できるだけ大きく回る”ように意識しておくといいかもしれません。

ミニバンやSUVでドライブの楽しみを広げよう!

今回は、「アルファード」と「CX-5」という比較的大きなミニバンとSUVを例に、運転時の注意点を解説してきました。「目線の高さ」と「車体の長さ」という2つの要素をまずは頭に入れて、コンパクトカーなどとの感覚の違いを感じてみてください。

いきなり大きなクルマに乗るのは不安でも、三井のカーシェアーズならさまざまなサイズの車種をラインアップしています。車体が小さくてもミニバンやSUVならではの運転感覚は、それほど変わりません。まずは、小さめのクルマで練習してみるのもいいでしょう。

<小さめのSUV>
ハスラーHYBRID(全長3,395 mm×全幅1,475mm×全高1,680 mm)
ライズライズHYBRID(全長3,995mm×全幅1,695mm×全高 1,620 mm)
ヤリスクロスヤリスクロスHYBRID(全長4,180mm×全幅 1,765mm×全高1,590 mm)

<小さめのミニバン>
新型フリード(全長4,265mm×全幅1,695mm×全高1,710mm)
新型シエンタシエンタHYBRID(全長4,260mm×全幅1,695mm×全高1,695mm)

目的やその日の気分で、さまざまなクルマに乗れるのは、三井のカーシェアーズの大きなメリットの一つです。「不安だから」といつも同じ車種に乗っている人も、ぜひいろいろな車種にチャレンジして、ドライブの楽しさを広げてみてください!

>>>「新型アルファード」のあるステーション

>>>「アルファード」のあるステーション

>>>「CX-5」のあるステーション

>>>ミニバン特集ページ

>>>SUV特集ページ

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【カーシェア活用術】マイカーやレンタカーと違う三井のカーシェアーズのメリットや使い方! https://blog.carshares.jp/20999/ https://blog.carshares.jp/20999/#respond Wed, 19 Mar 2025 19:00:00 +0000 https://blog.carshares.jp/?p=20999 都市部を中心に、ますます普及が進むカーシェア。すでに全国で460万人以上の人が、カーシェアの会員になっているというデータもあります(2024年3月、公益財団法人交通エコロジー・モビリティ財団調べ)。

とはいえ、「使ったことがない」という人もまだまだ多く、「ちゃんと使えるか不安……」「レンタカーもあるし……」と、興味はあっても入会に二の足を踏んでいる人もいるのではないでしょうか?

カーシェアには、マイカーやレンタカーとは異なる特徴やメリットがたくさんあります。今回は、マイカーやレンタカーとの違いを比べながら、カーシェアの便利な使い方を紹介していきましょう。まずは、料金や利用開始手続きの面から。

<目次>
三井のカーシェアーズは最短30分から。料金は「使う分」だけ
24時間いつでも利用できる!
ただし、「乗り捨て」はできない…
軽自動車からスポーツカーまで幅広い車種
待ち合わせ場所や出先から乗れる便利さ
首都圏から関西圏を中心に主要都市で使える
冬季はスタッドレスタイヤ装着も配備
アイデア次第で使い方、広がる

三井のカーシェアーズ最短30分から。料金は「使う分」だけ

マイカーを維持するには、車両代とは別に税金や車検・整備代、自動車保険料、駐車場代などが必要です。毎日、利用するならマイカー所有のメリットも光りますが、月に数回しか乗らないとなると、維持費が大きな負担になります。

購入価格を除いても税金や保険、整備代を計算すると、毎月数万円の出費になる
購入価格を除いても税金や保険、整備代を計算すると、毎月数万円の出費になる

レンタカーは、カーシェアと同様に“必要なときだけ”クルマを利用することができますが、料金体系は一般的に最短3時間から。サービス会社によっては、6時間からに設定されています。「ちょっと買い物へ」「雨だから駅まで迎えに」といった短時間での利用では、残りの利用時間がもったいなく感じてしまいます。

三井のカーシェアーズは、30分から利用が可能。ベーシックプランに加入し、ベーシッククラスのクルマを選べば、30分での利用料金はわずか450円です。30分以降は、10分毎(150円加算)に予約設定ができ、6時間以内の利用ならば距離料金が発生しないので、駅までの送迎やちょっとした買い物にも無駄がありません。3人以上で利用するならば、バスや電車より安く済ませることもできます。

>>>料金シミュレーション

24時間いつでも利用できる!

「朝、早いうちに到着したいから出発を深夜にしたい」「終電で帰ってくる家族を迎えに行きたい」などなど、遅い時間にクルマを使いたいときもあるもの。マイカーなら時間は関係ありませんが、レンタカーはお店の営業時間外に出発することができません。

三井のカーシェアーズはスマホアプリ、あるいは三井のカーシェアーズ公式サイトで24時間、いつでも予約可能で、クルマが空いていれば予約後、すぐに利用することができます(一部、深夜入出庫不可のステーションあり)。

予約時間の設定も10分間隔で行えるので、ステーションに到着する時間を見計らって、「今から20分後の23時50分にしよう」などと設定すれば、時間の無駄がありません。また、店舗に赴いて契約や出発の手続きをする必要がなく、スマホアプリで「利用開始」ボタンをタップするだけで出発できるため、ステーションに着いたらすぐに出発できます。

利用するクルマのところにきたらアプリから「利用開始」をタップ
利用するクルマのところにきたらアプリから「利用開始」をタップ

ちなみに、三井のカーシェアーズなら、急な予定変更でクルマを利用する必要がなくなったとしても、予約開始時間の前にキャンセル操作を行えば、キャンセル料はかかりません。ただし、予約開始時間をすぎてからのキャンセルは、予約時間が6時間以内の場合は、キャンセル手続きが完了するまでの時間料金が、予約時間が6時間を超える場合は、全予約時間の時間料金がキャンセル料になりますのでご注意ください。

>>>クルマのご利用:利用開始

ただし、「乗り捨て」はできない…

三井のカーシェアーズの唯一のデメリットといえるのが、”乗り捨て”ができないこと。A営業所でクルマを借りて、移動した先にあるB営業所で返却を行う。こうした“乗り捨て”ができるのは、レンタカーならではの特徴です。三井のカーシェアーズをご利用の際は、必ず出発したステーションへの返却をお願いしています。

軽自動車からスポーツカーまで幅広い車種

ここからは、利用シーンにおいての特徴やメリットを見ていきましょう。三井のカーシェアーズのカーシェアは、軽自動車からコンパクトカー、SUV、ミニバン、スポーツカー、輸入車と、さまざまなカテゴリーのクルマを取り揃えています。三井のカーシェアーズ会員なら加入プランに関係なく、多様な車種からクルマを選ぶことができます。

日常の送迎や買い物は、小回りの利く軽自動車やコンパクトカー、家族や友人とのお出かけやレジャーには、多くの荷物を積めるSUVやミニバン。そして、1人でドライブを楽しむときにはスポーツカーを利用……と、目的や用途、気分に合わせて使い分けることができます。

大人数でのお出かけに便利なミニバン(写真は新型ヴォクシー)
大人数でのお出かけに便利なミニバン(写真は新型ヴォクシー)
複数台所有しているかのようなカーライフも楽しめる(写真はロードスター)
複数台所有しているかのようなカーライフも楽しめる(写真はロードスター)
話題のクルマや人気のクルマに乗れる楽しさ(写真はCX-60)
話題のクルマや人気のクルマに乗れる楽しさ(写真はCX-60)

中には、「ディーラーではじっくり試乗できないから」と、購入を検討するための試乗体験として利用する方も。これも、車種ラインアップが広い、三井のカーシェアーズならではの特徴といえるでしょう。

>>>豊富な車種ラインアップ

>>>車種解説の記事はこちら

待ち合わせ場所や出先から乗れる便利さ

友人と一緒にショッピングの約束。けれどカーシェアで迎えに行くには、ちょっと距離が離れている――。

そんなときは、まずお互いの交通の便がいいターミナル駅で待ち合わせ。駅近くのステーションでクルマを予約し、合流してからクルマで出発すれば効率よく移動することができます。

新宿なら大型ステーションの「新宿サブナード」ステーションがある
新宿なら大型ステーションの「新宿サブナード」ステーションがある

>>>「新宿サブナード」ステーションの行き方/帰り方を周辺の道路事情とともに解説【三井のカーシェアーズの使い方】

旅行先や出張先から手軽にカーシェアを利用できるのも、三井のカーシェアーズの特徴のひとつ。出張先で用事を済ませたあと、日帰り温泉で疲れを取りたいときや観光地で効率よくスポットを巡りたいときなど、空いた時間に合わせてカーシェアを予約・利用することができます。

また、「神奈川から千葉へ行きたいけれど、首都高を運転する自信がない」、あるいは「首都高が集中工事で渋滞しているから通りたくない」といった場合には、都心を越えた先にある駅まで電車で移動し、駅近のステーションからクルマを利用するといった使い方もできます。

首都圏から関西圏を中心に主要都市で使える

現在、三井のカーシェアーズのステーションは、北は北海道の札幌市から、南は沖縄県の那覇市にまで設置。今後も広い範囲をカバーできるよう、全国各地でのステーションのオープンを予定しています。

札幌市の中心部に位置するステーション「リパーク札幌駅南口」に設置されているトヨタ「ライズ」
札幌市の中心部に位置するステーション「リパーク札幌駅南口」に設置されているトヨタ「ライズ」

三井のカーシェアーズのカーシェアは、どこのステーションのクルマであっても、特別な手続きや操作は必要ありません。利用したい地域でステーション検索を行ったあとは、いつもと同じ手順でクルマの予約が行えます。

>>>ステーション検索

冬季はスタッドレスタイヤ装着も配備

三井のカーシェアーズでは冬季、一部のクルマにスタッドレスタイヤを装着し、積雪時や冬のレジャーにも対応しています。

スタッドレスタイヤ装着車も料金は同じ
スタッドレスタイヤ装着車も料金は同じ

マイカーを所有していても、「年に1~2回の積雪のためにスタッドレスタイヤは履かない」という人も多いでしょう。降雪の日に出かけなければならない、あるいは所用で降雪のある地域に出かけねばならないときはカーシェアを利用する、といった使い方もできます。このような年に数回の利用ならば、月会費無料プランがオススメです。

アイデア次第で使い方、広がる

マイカー、レンタカー、カーシェアは、それぞれに特徴やメリットがあるものです。その中で、短時間から利用できる料金体系や、自由にステーションやクルマを選べる自由度の高さが三井のカーシェアーズのメリットであり大きな強み。

カレコのカーシェアを活用して、充実したライフスタイルを!
三井のカーシェアーズのカーシェアを活用して、充実したライフスタイルを!

今回、挙げた活用例以外にも、アイデア次第でライフスタイルにあった方法が見つかるかもしれません。月会費無料プランもあるので、まずは「お試し」で使ってみてはいかがでしょうか?

>>>初期費用・月会費・ガソリン代0円、三井のカーシェアーズのカーシェア

>>>「三井のカーシェアーズの使い方」の記事はこちら

>>>三井のカーシェアーズの車種ラインアップ

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