カーシェアリングの三井のカーシェアーズ公式ブログお城 – カーシェアリングの三井のカーシェアーズ公式ブログ https://blog.carshares.jp/ カーシェアリングの三井のカーシェアーズ公式ブログ Thu, 27 Mar 2025 19:00:00 +0000 ja hourly 1 続日本100名城!「のぼうの城」で有名な忍城へ。行田花手水やランチ&観光スポットも https://blog.carshares.jp/24451/ https://blog.carshares.jp/24451/#respond Wed, 08 Jan 2025 19:00:00 +0000 https://blog.carshares.jp/?p=24451 歴史小説や映画「のぼうの城」の舞台で有名な忍城(おしじょう)。作品は史実を元にしており、実在したお城です。忍城址のある行田は人気の観光地で、三井のカーシェアーズ公式ブログでも2019年にお出かけしました。

映画化から12年を経て、まだまだ人気の「のぼうの城」。今回は忍城址に再訪し、行田市内で催されているイベント「行田花手水week」と、近隣のグルメスポットを巡ります!

<目次>
都心から行田市郷土博物館まで、およそ90分
古墳時代と戦国時代の息吹を全身で感じる丸墓山古墳(埼玉古墳群)
「観光物産さきたまテラス」でわたぼくソフトクリームを食べる
思い思いの花手水で出迎える「行田花手水week」。まずは看板猫で有名な「前玉神社」へ
お休み処かねつき堂で行田名物「ゼリーフライ」をいただく
花手水week中は、色とりどりの花手水であふれる忍城址
昭和レトロな「CAFÉ閑居」で心安らぐ時間を過ごす
本店の店舗は国の登録有形文化財「十万石ふくさや」
今回のドライブで利用したクルマ:ホンダ「新型ヴェゼルe:HEV」

都心から行田市郷土博物館まで、およそ90分

今回、利用したステーションは西部池袋線「東久留米」駅の近くに位置する「リパーク東久留米駅前第2」。ホワイトのホンダ「新型ヴェゼルe:HEV」で出発です。

「新型ヴェゼルe:HEV」はデザインと使い勝手のよさも評価され、2024年上半期のSUV販売台数第1位を獲得
「新型ヴェゼルe:HEV」はデザインと使い勝手のよさも評価され、2024年上半期のSUV販売台数第1位を獲得

都心から郷土博物館まで、東北自動車道、あるいは関越自動車道を利用します。どちらのルートでも、およそ90分で到着します。

東北自動車道で向かった場合は羽生ICから一般道を利用し、県道84号線、国道125号線バイパスを経由するルートをドライブ。関越自動車道で向かった場合は東松山ICで一般道を利用し、国道254号線、県道66号線を経由するルートをドライブします。

行田や付近の一般道は広くて見通しがよく、真っ直ぐなルートが多くて走行しやすい
行田や付近の一般道は広くて見通しがよく、真っ直ぐなルートが多くて走行しやすい

古墳時代と戦国時代の息吹を全身で感じる丸墓山古墳(埼玉古墳群)

忍城址へと向かう前に、石田三成が忍城を攻める際に陣を張ったという「丸墓山古墳」へ向かいます。丸墓山古墳は「埼玉(さきたま)古墳群」内にあるので、ナビは埼玉古墳群、あるいは埼玉古墳群を管理する「埼玉県立さきたま史跡の博物館」でルート検索をします。

埼玉古墳群は広い無料駐車場を設けている。写真奥のぽっこりした丘が丸墓山古墳だ
埼玉古墳群は広い無料駐車場を設けている。写真奥のぽっこりした丘が丸墓山古墳だ

5世紀から7世紀にかけて築かれた、無数の古墳で構成さる「埼玉古墳群」。墳丘全長が100メートルを超える大型古墳の密集する全国屈指の古墳群で、2020年には「特別史跡」に指定されました。

埼玉古墳群は桜の名所としても知られており、丸墓山古墳の頭頂部をはじめ、敷地内に多く植えられていた。ぜひ、桜の季節にも訪れたい
埼玉古墳群は桜の名所としても知られており、丸墓山古墳の頭頂部をはじめ、敷地内に多く植えられていた。ぜひ、桜の季節にも訪れたい

駐車場から丸墓山古墳までの道は、忍城を水攻めにする際に作られた「石田堤」の一部だそう。丸墓山古墳の頭頂からは行田の街並みが一望でき、この場に石田三成が陣を敷いたのもうなずけます。

丸墓山古墳の頭頂部は広々としており、ぐるりと周囲を見渡すことができる
忍城址と逆の方向には、無数の古墳を見ることができる
忍城址と逆の方向には、無数の古墳を見ることができる

埼玉古墳群はさまざまな埴輪(はにわ)が出土していることで知られており、敷地内の「はにわの館」では、オリジナルの埴輪を作ることができるそう。

「はにわ作り体験」は有料だが、はにわの館への入場は無料
「はにわ作り体験」は有料だが、はにわの館への入場は無料

▼丸墓山古墳(埼玉古墳群)
住所:埼玉県行田市埼玉4834(埼玉県立さきたま史跡の博物館)
駐車場:あり(無料)
URL:https://sakitama-muse.spec.ed.jp/

「観光物産さきたまテラス」でわたぼくソフトクリームを食べる

敷地内で営業している「観光物産さきたまテラス(以下、さきたまテラス)」では、古墳や埴輪にまつわるお土産を扱うほか、「餃子バーガー」や「行田古代米カレー」、「鉄剣ピザドッグ」といった地域の特産品を用いた軽食を提供しています。調べると「さきたまテラスのソフトクリームはとてもおいしい」との評判。

入店して左側が売店、右側が軽食コーナー。軽食は建物内、テラス席のどちらでもいただくことができる
入店して左側が売店、右側が軽食コーナー。軽食は建物内、テラス席のどちらでもいただくことができる

さきたまテラスの入口には「わたぼくソフトクリーム」の看板がありました。「わたぼく」は行田市に本社と工場を持つ、森乳業の乳製品ブランド。埼玉県の多くの小学校では給食に「わたぼく牛乳」が提供されており、大人にとっては懐かしの味なのだそう。

左は「わたぼくコーヒーソフト」、右は「わたぼく牛乳ソフト」。料金はともに350円(税込み)
左は「わたぼくコーヒーソフト」、右は「わたぼく牛乳ソフト」。料金はともに350円(税込み)

牛乳ソフトは評判の通りに濃厚で舌触りがよく、しつこさのないスッキリとした甘さと味わい。コーヒーソフトはジェラートのような触感で、こちらも甘さは控えめ。この上品でどこか懐かしい風味が、わたぼく牛乳を飲んで育った人たちの心をつかんで離さないのでしょう。

▼観光物産さきたまテラス
住所:埼玉県行田市佐間1503-1
駐車場:あり(無料)
URL:https://www.gyoda-kankoukyoukai.jp/shopping/16894

思い思いの花手水で出迎える「行田花手水week」。まずは看板猫で有名な「前玉神社」へ

「花手水(はなちょうず)」とは、張った水に花を浮かべた手水舎(ちょうずや)や手水鉢(ちょうずばち)のこと。新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、多くの神社やお寺が手水舎の使用を控えました。新型コロナ騒動に疲れた参拝者の心を癒すべく手水舎に花手水を施す神社やお寺があらわれ、全国へと広まったとされています。

行田ではおもてなしイベントとして「行田花手水week」を実施。期間中は神社やお寺だけでなく、活動に賛同する施設や小売店が軒先に個性豊かな花手水を設けて、お客さんをもてなします。

また月に一度の限定でライトアップイベント「希望の光」も実施。賛同店や実施日は「行田市観光NAVI(https://www.gyoda-kankoukyoukai.jp/)」でご確認ください。

事前に調べたところ、埼玉古墳群のすぐ近くにある「前玉(さきたま)神社」でも花手水を実施しているそう。前玉神社は4匹の看板猫が参拝者を出迎えてくれることでも有名な神社です。早速、クルマを走らせました。

境内に訪れると、社務所でかわいらしいリボンを巻いた猫がお出迎え
境内に訪れると、社務所でかわいらしいリボンを巻いた猫がお出迎え

前玉神社は埼玉古墳群から700メートルほど離れた場所に位置し、浅間塚(せんげんづか)と呼ばれる古墳の上に本殿が建てられています。毎月22日前後には、境内に住まう猫の描かれた「猫シリーズ限定御朱印」の頒布が行われ、大変なにぎわいになるそう。

手水舎の縁に鎮座する小さな埴輪たちが、なんともユーモラスでかわいらしい
手水舎の縁に鎮座する小さな埴輪たちが、なんともユーモラスでかわいらしい

手水舎には華やかな花々が浮かべられ、参拝者の心を癒やし、和ませてくれます。花手水はもちろんですが、久しく目にしなかった水の満たされた手水舎は、とてもきれいなのだと気付かせてくれました。浅間塚を登って本殿にお参りし、前玉神社をあとにします。

▼前玉神社
住所:埼玉県行田市大字埼玉5450
駐車場:あり(無料)
URL:https://sakitama-jinja.com/

お休み処かねつき堂で行田名物「ゼリーフライ」をいただく

行田の名物グルメといえば、多くの人が「ゼリーフライ」を挙げるのではないでしょうか。忍城址から150メートルのところに、ゼリーフライのおいしさで評判の軽食店「お休み処かねつき堂」があります。ちょうど小腹も空いてきたので、クルマを走らせました。

店名の由来である鐘楼は忍城改築の際に譲り受け、移築したもの
店名の由来である鐘楼は忍城改築の際に譲り受け、移築したもの

かねつき堂の説明によれば、ゼリーフライはおからにジャガイモ、ニンジン、長ネギを混ぜ、素揚げにしたもの。日露戦争の時代、中国に渡った人がおやつとして考案し、のちに行田で広く伝わったのだそう。形が銭(ぜに)の似ているところから「銭フライ」と名付けられ、やがて訛って「ゼリーフライ」に変わったのだとか。

お店に入り、ゼリーフライを注文。料金は前払い式でした。

ゼリーフライは1人前2個で220円(税込み)。当日は2人で訪れたため、2つの皿に分けて提供してくれた
ゼリーフライは1人前2個で220円(税込み)。当日は2人で訪れたため、2つの皿に分けて提供してくれた
フワフワとし、とても滑らかな食感。揚げ物なのに、まったくしつこさを感じない
フワフワとし、とても滑らかな食感。揚げ物なのに、まったくしつこさを感じない

お茶と一緒に配膳された熱々のゼリーフライ。さっそくいただくと、ジャガイモの香りがフワリと広がり、遅れて感じるおからの風味とソースの甘さが、「もっと食べたい」という気持ちを湧かせます。ゼリーフライの素朴でやさしいおいしさもそうですが、なにより店員さんの温かい人柄が印象に残りました。

▼お休み処かねつき堂
住所:埼玉県行田市本丸13-13
駐車場:あり(無料)
URL:http://gyoda.html.xdomain.jp/kanetsukido/index.html

花手水week中は、色とりどりの花手水であふれる忍城址

忍城址や御三階櫓の見物には、郷土博物館の第1駐車場と第2駐車場を利用しました。第1駐車場、第2駐車場ともに、県道128号線からのみ進入ができます。また、「忍城バスターミナル観光案内所」の駐車場も利用可能。週末や祝祭日は行田市役所近くの臨時駐車場が開放され、こちらも利用できます。

第1駐車場は熊谷方面に郷土博物館を過ぎ、島田風呂店の手前を左折
第1駐車場は熊谷方面に郷土博物館を過ぎ、島田風呂店の手前を左折
第2駐車場は郷土博物館の西側に隣接している(画像は熊谷方面側から撮影)
第2駐車場は郷土博物館の西側に隣接している(画像は熊谷方面側から撮影)

関東七名城に数えられる忍城。築城は室町時代、この地を統一した成田氏によって成されました。北の利根川と南の荒川に挟まれた低湿地に築かれ、沼と自然堤防に囲まれた忍城は守りが堅く、上杉謙信による北条攻めや石田三成の水攻めを耐え抜きます。

忍城は地域が歩んだ歴史にくわえ、御三階櫓の再建や城址公園の整備が評価され、2017年に「続日本100名城」に選ばれる
忍城は地域が歩んだ歴史にくわえ、御三階櫓の再建や城址公園の整備が評価され、2017年に「続日本100名城」に選ばれる

石田三成の水攻め後、忍城は開城。豊臣軍に引き渡され、徳川家康の四男・松平忠吉が十万石で入城します。廃藩置県と同時に忍城は廃城となり、取り壊しを余儀なくされます。御三階櫓は1988年に再建、また周辺は城址公園として整備され、市民の憩いの場となりました。本丸跡地に建てられた郷土博物館では、古代から現代にいたる行田の歴史と文化を、実物資料を交えて学ぶことができます。

郷土博物館の入場料は大人200円、大学生・高校生 100円、中学生・小学生 50円(税込み)。郷土博物館と御三階櫓は館内で繋がっており、そのまま御三階櫓の最上階にまで登ることができる
郷土博物館の入場料は大人200円、大学生・高校生 100円、中学生・小学生 50円(税込み)。郷土博物館と御三階櫓は館内で繋がっており、そのまま御三階櫓の最上階にまで登ることができる

行田花手水week中は随所に華やかな花手水が設けられ、ライトアップイベント「希望の光」開催。時には、花手水のライトアップのほかプロジェクションマッピングショーが催されます。

また、2025年3月30日まで、リアル謎解きイベント「忍城に眠る謎」も開催中。お子さんと訪れるのにぴったりのイベントですね。

▼リアル謎解きイベント「忍城に眠る謎」
URL:https://oshijo-nazotoki.com/

水場の花手水はスタッフによるお色直し中だった
水場の花手水はスタッフによるお色直し中だった
かつては忍城の二の丸にあったという「時鐘」の鐘楼。現在、つり下げられている鐘は複製で、本物の時鐘は郷土博物館に展示されている
かつては忍城の二の丸にあったという「時鐘」の鐘楼。現在、つり下げられている鐘は複製で、本物の時鐘は郷土博物館に展示されている
鐘楼前の花手水には、小ぶりなかわいらしい花々が浮いていた
鐘楼前の花手水には、小ぶりなかわいらしい花々が浮いていた
東門は忍城内で利用されていた門を移築したものだそう
東門は忍城内で利用されていた門を移築したものだそう
東門前には3つの花手水が設けられていた。異なる色合いが物語を演出する
東門前には3つの花手水が設けられていた。異なる色合いが物語を演出する

▼忍城址(行田市郷土博物館)
住所:埼玉県行田市本丸17-23
駐車場:あり(無料)
URL:https://www.gyoda-kankoukyoukai.jp/spot/973

昭和レトロな「CAFÉ閑居」で心安らぐ時間を過ごす

近代に入ると行田は足袋の生産が盛んになり、地域のあちこちに足袋工場や足袋蔵が建ち並ぶ、日本一の産地となりました。今でも商店街や町並みには当時のお屋敷や足袋蔵が現存し、これら由緒ある建物を見物するため、多くの観光客が訪れています。

この日のランチは花手水weekに賛同し、建物の雰囲気がいいことで知られる「CAFÉ閑居(かんきょ)」でいただくことにしました。

どこか懐かしさを感じる様式の店舗は、昭和初期に建てられたという
どこか懐かしさを感じる様式の店舗は、昭和初期に建てられたという
風格を感じる手水鉢。花々の色合いは秋の終わりと冬の始まりを意識したのだろうか
風格を感じる手水鉢。花々の色合いは秋の終わりと冬の始まりを意識したのだろうか

行田市の初代市長邸宅を借りて改装し、開業したという「CAFÉ閑居」。店内に入ると、昭和日本建築の内装が出迎えてくれます。通されたのは堀りごたつのお座敷席です。

お座敷席は暖かな日の光が差し込む、とても温かみのある部屋だ
お座敷席は暖かな日の光が差し込む、とても温かみのある部屋だ
チキンのオーブン焼きは1,920円(税込み)。ライスとスープ、もしくはグラハムブレッド2種とサラダ、スープがセットになる
チキンのオーブン焼きは1,920円(税込み)。ライスとスープ、もしくはグラハムブレッド2種とサラダ、スープがセットになる

岩手県産の銘柄鶏を、こんがりと焼き上げたチキンのオーブン焼き。しっかりとした弾力があり、噛むほどに濃くて上品な脂の旨みがにじみ出て箸を進ませます。マッシュルームのクリームソースとバルサミコ、アメリケンソースと3種類のソースが盛られており、風味の変化を楽しみながらいただけました。

2種のソースのドリアは1,640円(税込み)。サラダとスープがセットになる
2種のソースのドリアは1,640円(税込み)。サラダとスープがセットになる

デミグラスソースとたっぷりのホワイトソースがかかった贅沢なドリア。熱々のホワイトソースはとってもクリーミーで、デミグラスソースのコクや香りに負けない濃厚さ。ふたつのソースの相性は抜群で、味変はもちろん時に味のグラデーションを楽しみながら、一気に食べきってしまいました。

デザートに「スイートポテトブリュレ」と「【季節の紅茶】柚子はちみつティー」をオーダー。甘味で疲れを癒やしながら、レトロな世界でゆっくりと過ぎる時間を楽しみます。

スイートポテトブリュレは690円、トッピングのアイスは150円。スイートポテトとブリュレが二層になっており、意外な相性のよさを発揮! 季節の紅茶は550円(すべて税込み)
スイートポテトブリュレは690円、トッピングのアイスは150円。スイートポテトとブリュレが二層になっており、意外な相性のよさを発揮! 季節の紅茶は550円(すべて税込み)
CAFE閑居の隣で営業する「パン工房KURA」は、足袋蔵を改装した店舗。先ほどいただいたグラハムブレッドは、KURAで焼いたものだそう
CAFE閑居の隣で営業する「パン工房KURA」は、足袋蔵を改装した店舗。先ほどいただいたグラハムブレッドは、KURAで焼いたものだそう

▼CAFÉ閑居
住所:埼玉県行田市行田7-3
駐車場:あり(無料)
URL:https://www.cafe-kankyo.com/kk_index.html

本店の店舗は国の登録有形文化財「十万石ふくさや」

埼玉県のお土産として、あまりに有名な十万石ふくさやの「十万石まんじゅう」。十万石ふくさやは行田が発祥のお店で、本店の店舗は有形文化財に指定される、由緒のある建物。CAFÉ閑居から近いこともあり、花手水巡りの締めに向かいました。

行田では珍しい江戸様式の店蔵で、明治16年に呉服屋として棟上。足袋蔵を経て、昭和44年に十万石の店舗になった
行田では珍しい江戸様式の店蔵で、明治16年に呉服屋として棟上。足袋蔵を経て、昭和44年に十万石の店舗になった
赤い花が主体の花手水。白い十万石まんじゅうがとても印象的だ
赤い花が主体の花手水。白い十万石まんじゅうがとても印象的だ

白く美しさに目を奪われる十万石ふくさや本店。今年、施された修理で白壁となりましたが、それまでは黒いなまこ壁だったそう。小さなショーケースには、歴代の携帯ストラップも飾られていました。十万石まんじゅうと一緒に購入決定です。

十万石まんじゅう(5個入り)は799円、携帯ストラップは660円(ともに税込み)
十万石まんじゅう(5個入り)は799円、携帯ストラップは660円(ともに税込み)

▼十万石ふくさや
住所:埼玉県行田市行田20-15(行田本店)
駐車場:あり(無料)
URL:https://www.jumangoku.co.jp/

花手水weekを巡りながら、各スポットを楽しんだ行田ドライブ。郷土博物館のスタッフさんや、それぞれのお店の店員さんがとても親切に、そして温かく接してくれたのがとても印象的でした。はにわの館をはじめ、まだまだ訪れたいスポット、食べたいグルメがたくさんある行田市。今度は別の季節に再訪したいと思います。

今回のドライブで利用したクルマ:ホンダ「新型ヴェゼルe:HEV」

シンプルで精練されたなデザインが美しい新型ヴェゼルe:HEV。街の中はもちろん、自然の中でも存在感を発揮する
シンプルで精練されたなデザインが美しい新型ヴェゼルe:HEV。街の中はもちろん、自然の中でも存在感を発揮する

コンパクトSUVの新型ヴェゼル。「e:HEV」はハイブリッド車であることを示しています。エンジンとモーターの長所を最大限に活用するシステムにより、スムーズでパワフルな加速と高い燃費性能を実現。

ボディカラーは光の当たり方で色合いが変化する
ボディカラーは光の当たり方で色合いが変化する

広い水平画角のフロントワイドビューカメラを備え、また前方と後方にもそれぞれソナーセンサーを搭載。渋滞追従機能付アダプティブクルーズコントロールや近距離衝突軽減ブレーキ、急発進を防止する後方誤発進抑制機能など、数々の先進安全運転支援機能がドライバーをサポートします。

<今回のドライブのカーシェア料金>
・料金プラン:ベーシック
・車種クラス:ミドル
・時間料金: 6,700円(12時間パック)
・距離料金: 2,400円(20円×120km)
合計:9,100円

<三井のカーシェアーズについて>

>>>ご利用の流れ

>>>車種ラインアップ

<最新情報は公式SNSで>
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桜見物やお花見の人気スポット&穴場スポットを紹介!【2021年・関東】 https://blog.carshares.jp/16914/ https://blog.carshares.jp/16914/#respond Wed, 10 Mar 2021 22:00:00 +0000 https://blog.carshares.jp/?p=16914 ぽかぽかした陽気に春の訪れを感じる今日この頃。桜の開花予想をチェックしたり、お花見の計画を立てたり、お花見シーズンの到来に胸を踊らせる人も多いはず。

今回は、以前カレコ編集部で紹介した場所の中から、桜見物にぴったりなドライブスポットや、穴場のスポットを紹介します。クルマで行く郊外のスポットなら、密を避けてお花見を楽しむことができますよ。感染症対策の点でも、クルマでのお花見はおすすめです。

<目次>
千葉「清水公園」
神奈川「湘南平」
茨城「牛久大仏」
東京「深大寺・神代植物公園」
埼玉「忍城御三階櫓・水城公園」
この時期だけの春の風物詩をお見逃しなく!

「日本さくら名所百選」に選ばれた、全国でも屈指の名所:千葉「清水公園」

  フィールドアスレチック周辺や園内のあちこちで桜を鑑賞できる
フィールドアスレチック周辺や園内のあちこちで桜を鑑賞できる

千葉県野田市にある「清水公園」は、国内最大級ともいわれるフィールドアスレチックに加え、キャンプ・バーベキュー場(有料)などもあり、子どもから大人まで一日中たっぷり遊べる場所として人気の公園です。

年間を通して四季折々の自然と触れ合え、関東屈指のツツジの名所としても知られる「清水公園」。なかでも、園内に咲く桜は「日本さくら名所百選(公益財団法人日本さくらの会)」に選ばれており、千葉県内でも人気のお花見スポットとなっています。

 華やかなしだれ桜と園内にある「金上院仁王門」が来園者をお出迎え
華やかなしだれ桜と園内にある「金上院仁王門」が来園者をお出迎え

園内のあらゆる場所から鑑賞できる桜は、ソメイヨシノをはじめ、しだれ桜、陽光、大島桜など、その数 約50種2,000本! シートを広げてのお花見は第一公園広場がおすすめですが、隣接する野田市総合公園との間の通りにある見事な桜並木も見どころです。

園内の金上院境内には「劫初(ごうしょ)の桜」と呼ばれるソメイヨシノがあります。明治の初め頃に植えられた樹齢140年を越える古木で、一度は枯れた木の中から新しい芽を出し成長したといわれる奇跡の桜だとか。

 暗闇に浮かび上がる薄桃色の桜が幻想的
暗闇に浮かび上がる薄桃色の桜が幻想的

例年では、桜の満開の時期には、日没から22時頃まで、夜桜のライトアップやぼんぼりの点灯が行われています。真っ暗な空をバックに美しく照らされる幻想的な桜の風景に、思わずうっとりしそう。

駐車場は、第1から第5まで5か所、1,200台分が設けられています。第3駐車場はメインの桜スポットから少し離れた距離にあるため、お花見を目当てにお出かけされる場合は、第3駐車場以外に停めるのがおすすめです。

2021年3月1日からは事前予約サイトがオープン。お花見と合わせて、フィールドアスレチックやポニー牧場を利用したい方は、施設のホームページで事前予約の上、お出かけください。

▼清水公園(しみずこうえん)
千葉県野田市清水906
駐車場:あり(有料)
URL:https://www.shimizu-kouen.com/

<関連記事>
>>>千葉県野田市「清水公園」でアスレチックと四季折々の花を楽しむ

頂上まで続く桜並木のトンネル!お花見ドライブが楽しめる:神奈川「湘南平」

 桜でいっぱいになる「湘南平」頂上のテレビ塔付近は、絶好のお花見スポット
桜でいっぱいになる「湘南平」頂上のテレビ塔付近は、絶好のお花見スポット

「湘南平」は、神奈川県平塚市と大磯町にまたがる高麗山公園内にあり、「かながわの景勝50選(神奈川県観光協会)」や「平塚八景(平塚市)」など多くの指定を受けています。

「愛の南京錠発祥の地」としても知られ、夜には美しい夜景も見られることから、カップルに大人気。3月下旬からは、ソメイヨシノや大島桜など、約2,000本の桜が咲き誇ります。

 「湘南平」へ向かう坂道。満開時はピンク一色の桜のトンネルに
「湘南平」へ向かう坂道。満開時はピンク一色の桜のトンネルに

「湘南平」という看板を目印に進んでいくと、道の両側には桜並木が広がります。満開時には、頭上を覆う鮮やかな桜のトンネルに心洗われることでしょう。「湘南平」へと向かう道路の法定速度は時速30キロなので、ゆっくり桜を味わいながら進むことができます。ハイキングを目的とした歩行者やライダー、狭いカーブもありますので、安全運転でお花見ドライブを楽しんでください。

 新展望台から望む高麗山公園の桜と平塚の街並み。相模湾や江の島も見渡せる
新展望台から望む高麗山公園の桜と平塚の街並み。相模湾や江の島も見渡せる

「湘南平」の山頂も美しい桜で埋め尽くされます。展望台に登れば、高麗山に咲く桜の景色と平塚の街並み、天気がよければスカイツリーや富士山なども一望できるでしょう。無料の専用駐車場は3か 所ありますが、頂上の駐車場は10台ほどしか停められないため、大駐車場の利用をおすすめします。

▼高麗山公園
神奈川県平塚市万田790番地
駐車場:あり(無料)
URL:http://www.city.hiratsuka.kanagawa.jp/kanko/page-c_02820.html

<関連記事>
>>>バレンタインデーは、「愛の南京錠発祥の地」湘南平へドライブ」

世界一大きな大仏と満開の桜のコラボレーションは圧巻!:茨城「牛久大仏」

 ソメイヨシノと芝桜の上にたたずむ「牛久大仏」
ソメイヨシノと芝桜の上にたたずむ「牛久大仏」

茨城県牛久市にある青銅製立像の「牛久大仏」は、世界一大きな大仏(120m)として知られています。その大きさは、奈良の大仏が手のひらに乗ってしまうほど。見ごたえバツグンの大仏ですが、大仏の胎内も見学でき、1階~5階の空間にはさまざまな展示物や写経を体験できるスペースもあります。

地上85mの胸部展望台からは、天候がよければスカイツリーや富士山を眺めることもできるので、大仏胎内の展望台から桜を眺めるのもいいですね。

 薄いピンクの桜の下には、芝桜の濃いピンクが映える
薄いピンクの桜の下には、芝桜の濃いピンクが映える

広い庭園は、4月上旬頃からはソメイヨシノと芝桜が一気に咲き乱れ、ピーク時は息をのむほどの美しさです。咲き誇る桜の木々と足元一面を彩る芝桜の絨毯、青空にそびえたつ牛久大仏のコラボレーションは、まるで楽園のような光景。

桜見物の後は、日曜・祝日であれば「ふれあい動物園」(有料)のイベントがあり、モルモットなどの小動物に直接ふれたり、エサをあげたりすることができます。

「牛久大仏」を満喫した後は、クルマで5分ほどの距離にある「あみプレミアム・アウトレット」でお買い物も楽しめます。洋服や雑貨などのショッピング、レストランで食事休憩も取れますよ。カップルはもちろん、お子さま連れのファミリーも、大満足のドライブコースになるでしょう。

▼牛久大仏(浄土真宗東本願寺派本山東本願寺)
茨城県牛久市久野町2083
駐車場:あり(無料)
URL:https://daibutu.net/

▼あみプレミアム・アウトレット
茨城県稲敷郡阿見町よしわら4-1-1
駐車場:3,200台(無料)
URL:https://www.premiumoutlets.co.jp/ami/

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情緒たっぷりのお寺と植物公園の桜並木をぜいたくに味わえる:東京「深大寺・神代植物公園」

 趣あふれる境内としだれ桜。映画のワンセットのような美しさ
趣あふれる境内としだれ桜。映画のワンセットのような美しさ

東京都調布市にある「深大寺」は、厄除けや縁結びのお寺としても有名で、参道周辺にはおいしい蕎麦屋も多いことから、世代を問わず人気の観光スポット。都内では浅草の「浅草寺」に次いで歴史の深いお寺として知られています。

「神代植物公園」と隣接しており、気軽なプチ観光やピクニックコースとしてもおすすめ。どちらも、春には美しく桜が咲く場所として地元の人に愛されています。

 深大寺通りの桜ロードは調布名物。桜の満開時期は渋滞することも
深大寺通りの桜ロードは調布名物。桜の満開時期は渋滞することも

「深大寺」の参道へ向かう深大寺通りは春になると桜並木のトンネルに。両側から覆いかぶさるように咲く桜の中をドライブできます。「深大寺」には駐車場がないので、近隣のコインパーキングか「神代植物公園」の駐車場を利用しましょう。

クルマを停めて、江戸の雰囲気ただよう茶屋や、趣のあるお土産屋が 立ち並ぶ参道を通ると、「深大寺」に到着です。山門前では、ソメイヨシノとしだれ桜がお出迎え。境内の中にも見事なしだれ桜が咲きます。風に舞う薄紅色の花びらがとても風流で、思わず見とれてしまうでしょう。

 「神代植物公園」の満開の桜。散った花びらでできた薄紅色の絨毯も美しい
「神代植物公園」の満開の桜。散った花びらでできた薄紅色の絨毯も美しい

隣接している「神代植物公園」は、季節ごとにさまざまな草木や花が楽しめる植物公園です。春に咲く桜も600本と多く、ソメイヨシノ、しだれ桜、十月桜、冬桜など60種以上と種類も豊富。なかでも、この公園で生まれたという「ジンダイアケボノ」という品種は、ぜひとも見ておきたい桜です。

神代植物公園通りの桜並木は、園内中央の芝生広場を囲むように咲いており、広場ではピクニックを楽しむ人も多くいます。

▼深大寺
東京都調布市深大寺元町5-15-1
駐車場:なし、近隣に有料駐車場あり
URL:https://www.jindaiji.or.jp/

▼神代植物公園
東京都調布市深大寺元町5丁目31-10
駐車場:あり(有料)
URL:https://www.jindaiji.or.jp/

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>>>ゲゲゲの鬼太郎と縁結びで有名な「深大寺」へお出かけ

歴史ロマンあふれる城と桜が織り成す雅な景色:埼玉「忍城御三階櫓・水城公園」

  薄紅色の桜に彩られ、白亜の城壁がいっそう輝きを増す
薄紅色の桜に彩られ、白亜の城壁がいっそう輝きを増す

埼玉県行田市にある「忍城」は、室町時代の中期に築城されました。戦国・安土桃山時代には、度重なる城攻めにあったのにも関わらず、一度も落城しなかったことで有名です。豊臣秀吉の関東平定の際には、石田三成の軍勢の水攻めにも耐えたことから「忍の浮き城」とも呼ばれています。

例年、忍城の桜の見頃は3月下旬〜4月上旬。桜の本数は100本と、他の桜の名所に比べるとやや少ない印象ですが、園内のあちこちに咲く桜1本1本が豪華絢爛。お城と桜のコラボレーションは、 フォトスポットとしても人気があります。

 大きな池に映る桜もまた美しい
大きな池に映る桜もまた美しい

忍城の近くには「水城公園」があり、こちらも桜の名所。約10ヘクタールある広大な敷地には「しのぶ池」という大きな池があり、池の周辺には約200本の桜が咲きます。満開時は見物客でにぎわいますが、朝型の時間帯はそれほど混雑しないので、まさに穴場スポット。お城の周辺と一緒に、ゆっくり時間をかけて散策してみるのもよいでしょう。

釣りができる公園なので、桜を眺めつつ家族やカップルで釣りを楽しむのもいいですね。公園の一角には「キッズプラザあおい」という施設があり、未就学児用の遊具もあります。施設内では、授乳やオムツ替えも可能なので、赤ちゃん連れの方も安心です。

 「丸墓山古墳」では、桜の満開時には菜の花も咲き、のどかな春の風景が楽しめる
「丸墓山古墳」では、桜の満開時には菜の花も咲き、のどかな春の風景が楽しめる

時間があれば、クルマで10分ほどのところにある「丸墓山古墳」もおすすめです。埼玉古墳群の一つ で、日本最大規模の円墳として有名な「丸墓山古墳」は、高さが19m、直径が105mという大きさ。石田三成の忍城攻めの際は、ここに陣を張ったといわれています。

頂上まで登ることができるので、斜面やその周辺に桜が咲き乱れる絶景をぜひ見渡してみてください。タイミングが合えば、桜と菜の花と新緑の美しい景色のハーモニーが堪能できます。

桜のシーズンは混雑が予想されますので、日中のピーク時をずらした時間帯のお出かけがおすすめです。

▼忍城・行田市郷土博物館
埼玉県行田市本丸17-23
駐車場:あり(無料)
URL: https://www.city.gyoda.lg.jp/soshiki/shougaigakusyubu/kyodohakubutsukan/index.html

▼水城公園
埼玉県行田市水城公園1249
駐車場:あり(無料)
URL:https://www.gyoda-kankoukyoukai.jp/archives/spot/931

▼丸墓山古墳
埼玉県行田市大字埼玉4834
駐車場:あり(無料)
URL:http://www.sakitama-muse.spec.ed.jp/?page_id=159

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>>>続日本100名城!「のぼうの城」で有名な忍城へ行こう

この時期だけの春の風物詩をお見逃しなく!

咲き始めから満開、散り際までドラマチックな桜。期間限定だからこそ、絶好のスポットで心ゆくまで堪能したいですよね。春のうららかな日差しの中で美しく咲く桜の風景は、きっと思い出に残るはず。ドライブやお散歩にぴったりの季節に、家族やパートナーと一緒にクルマでお出かけしませんか?

※記事内容は公開時のものです。情報が変更になることがありますので、訪問前に施設や自治体の公式ホームページなどで最新の情報をご確認ください。

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続日本100名城!「のぼうの城」で有名な忍城へ行こう https://blog.carshares.jp/13443/ https://blog.carshares.jp/13443/#respond Thu, 12 Sep 2019 01:30:31 +0000 https://blog.carshares.jp/?p=13443 忍城(おしじょう)は、埼玉県行田市にある「続・日本100名城」に選ばれたお城で、映画「のぼうの城」やドラマ「陸王」の舞台になったことでも有名な城址公園です。戦国時代には、豊臣秀吉の小田原征伐の際に、石田三成による水攻めに耐え抜いたお城「浮き城」としても知られます。また、「足袋蔵のまち行田」は日本遺産に認定され、歴史と文化を感じるスポットめぐりが楽しめます。

都心からおよそ1時間半で到着

都心からは関越自動車道を利用して約1時間半のドライブ。東松山ICを降りてから30分ほどで城内にある無料駐車場に到着しました。

忍城址のシンボル「御三階櫓」と「東門」
駐車場の奥には移築された「藩校進修館」の門

「忍城おもてなし甲冑隊」の演舞を楽しもう

行田市の観光PR 隊 「忍城おもてなし甲冑隊」のみなさん

城内を散策していると、成田家の勇猛果敢な武将達をモデルにした「忍城おもてなし甲冑隊」のみなさんに出会いました。おもてなし甲冑隊の活動は、忍城址・郷土博物館を中心に市内各所で観光客との記念撮影、演舞パフォーマンスの披露などを行っているそうです。この日は演舞パフォーマンスを観ることができました。

拍手喝采!笑いも誘う演舞パフォーマンスは必見

おもてなし甲冑隊の演舞は、忍城や成田家の歴史を調べてから観るとより楽しめます。

夏場は甲冑姿ではなく夏服での演舞

忍城おもてなし甲冑隊」に城内を案内してもらおう

忍城址の周りを散策しながら丁寧に解説してくれる「忍城址ぐるり旅」

忍城おもてなし甲冑隊のみなさんが無料で案内してくれる「忍城址ぐるり旅」も人気です。所要時間は10~15分。忍城だけでなく、行田市の歴史や「のぼうの城」「陸王」といったメディアの裏話など、侍言葉を交えて解説してくれました。

忍城の鐘楼と時鐘。大晦日の夜は除夜の鐘として市内に響き渡る。本物の鐘は市指定有形文化財に登録され行田市郷土博物館に展示されている
「忍城おもてなし甲冑隊」のおすすめアングル。「松の木と御三階櫓」
弓や鉄砲を放つための小窓・狭間。狭間の穴は、本来は内側が広く外側が狭く作られるが、デザイン性重視のため再建時に逆向きに作られた

「忍城址ぐるり旅」は、参加者の年齢に合わせて解説してくれるのも嬉しいところ。子どもにはクイズ形式で興味や関心を促したり、自由研究に役立つ情報を入れてくれたりと楽しませてくれます。参加していた小学生の疑問や質問にも丁寧に答えていました。うっかり見逃してしまいそうな場所も立ち止まって詳しく説明してくれるので、ガイドブックには載っていない歴史の魅力を知ることができました。

現存する江戸時代からの本丸土塁。手前はかつてお堀だった場所
櫓(やぐら)に使用されていた石垣が並べられている
忍城の門を支えていた石。明治維新で廃城となり売られてしまったが、2017年に忍城へ戻ってきた

おもてなし甲冑隊の演舞パフォーマンスや「忍城址ぐるり旅」は、甲冑隊のみなさんが出陣する時のみ行われています。出陣予定やイベント内容はホームページでご確認ください。

▼忍城おもてなし甲冑隊
https://www.gyoda-kankoukyoukai.jp/omotenashi.html

行田市郷土博物館で「続日本100名城」のスタンプを押そう

本丸跡には行田市の歴史を紹介する郷土博物館が建っている。

行田市郷土博物館では、多くの写真や実物資料が展示され、行田市の歴史や文化をわかりやすく紹介しています。また、館内の渡り廊下から御三階櫓へ入ることができます。入館料は大人200円、大学生・高校生100円、中学生・小学生50円です。

まずは、今回の目的の一つでもあった「続日本100名城」のスタンプを押して、来城の達成感を味わうことにしました。スタンプ台は行田市郷土博物館の入り口に設置されています。公式スタンプ帳が販売されていますが、手帳やノートに押印しても記念になりますね。

「続日本100名城」のスタンプ台は行田市郷土博物館入り口にある

▼忍城・行田市郷土博物館
住所:埼玉県行田市本丸17-23
駐車場:あり(無料)
URL: https://www.city.gyoda.lg.jp/kyoiku/iinkai/sisetu/hakubutukan.html

ドラマ「陸王」のロケ地にもなった「足袋蔵のまち行田」

行田市は古くから足袋の町としても有名です。江戸時代後期にはすでに町の主要産業となっていたそうです。平成29年には、埼玉県初の日本遺産にも認定されました。

おもてなし甲冑隊の足袋は特注品

2017年にはドラマ「陸王」のロケ地となり、足袋と共に行田の町全体が注目されました。おもてなし甲冑隊の方も、「ロケ地巡りを通して、若い人にも忍城や行田の歴史を知ってもらえるのはうれしい」と話していました。

町の至る所に足袋型の看板が目立つ。ロケ地となったシーンの説明が書いてある

歴史ロマンあふれる丸墓山古墳と石田堤

丸墓山古墳は日本最大級の円墳として有名です。墳丘の高さは埼玉古墳群で一番高く、稲荷山古墳や将軍山古墳など周りの古墳群がよく見渡せます。また、春にはソメイヨシノが頂上に咲き乱れ、桜の名所として親しまれています。

下から見上げた丸墓山古墳。桜の名所としても知られている

古墳時代から続く謎多き場所ではありますが、戦国時代には有名な歴史の舞台となります。豊臣秀吉が天下統一のため小田原攻めを行った際に、家臣の石田三成が忍城の開城を求めてここに陣を張りました。攻める側と攻められる側、両方の視点に立てるのが今回のお出かけの醍醐味かもしれません。

丸墓山古墳の頂上からの景色。忍城を含め辺り一帯を見渡せるこの場所に石田三成の陣が敷かれた

忍城が荒川と利根川という二つの大きな河川の間にあったことから、三成は「石田堤」を築き水攻めを仕掛けます。結局、水攻めは失敗に終わってしまいますが、三成はここからどんな光景を目にしていたのでしょうか。そんな歴史ロマンに想いを馳せてみるのも楽しいですね。

駐車場から古墳まで続く道には水攻めの際に築かれた「石田堤」の堤防跡が残っている

▼丸墓山古墳
住所:埼玉県行田市大字埼玉4834
駐車場:あり(無料)
URL:http://www.sakitama-muse.spec.ed.jp/?page_id=159

「水城公園」でひと休み

忍城址や丸墓山古墳を散策した後は、「水城公園」で休憩することにしました。行田市郷土博物館からは徒歩10分。忍城の外堀跡を整備してつくられた公園です。天気の良い日は、レジャーシートやお弁当を持参してのんびり過ごすのもおすすめです。

公園内には桜が200本植えられていて、お花見の名所となっている

▼水城公園
住所:埼玉県行田市水城公園1249
駐車場:あり(無料)
URL: https://www.gyoda-kankoukyoukai.jp/archives/spot/931

水城公園には売店はありませんが、「Vert Cafe(ヴェールカフェ)」という洋食店があります。ひときわ目立つレトロな外観で、大正時代に建てられた行田市の指定有形文化財「旧忍町信用組合店舗」を移築・改装したそうです。キッズルームやキッズメニューもあるのでお子さま連れにも安心です。

2018年にオープンしたばかりの「Vert Cafe(ヴェールカフェ)」。「Vert」はフランス語で「緑」という意味

▼VERT CAFÉヴェールカフェ 旧忍町信用組合店舗  
住所:埼玉県行田市水城公園2305
駐車場:なし(近隣に行田市の無料駐車場あり)
※カフェの運営は、令和5年9月21日で終了

お土産には「十万石まんじゅう」がおすすめ

「うまい、うますぎる」で有名な「十万石ふくさや」。店内にはイートインスペースもありくつろげる

お土産には、水城公園の向かいにある「十万石ふくさや 水城公園店」の「十万石まんじゅう」を購入しました。皮がしっかりしていて優しい味なのは、長い間愛され続けている理由かもしれません。ひとつから購入できるのも嬉しいですね。

「日本ギフト大賞2018 埼玉賞」を受賞した「十万石まんじゅう」。ドラマ「陸王」とのコラボまんじゅうを購入

▼株式会社十万石ふくさや 水城公園店
住所:埼玉県行田市天満8-21
駐車場:あり(無料)
URL:https://www.jumangoku.co.jp/shop/373/

今回のドライブで利用したクルマ:マツダ「CX-5」

今回利用したのは、走行性や乗り心地も良いSUV、マツダ「CX-5」です。エンジン音が静かで加速もスムーズなので高速道路も走りやすいのが特徴。見た目やインテリアにもプレミア感があり運転するのが楽しくなりました。

「CX-5」はプレミアム感たっぷりなSUV

▼マツダ「CX-5」があるステーションはこちら
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