今、さまざまなメーカーで実施している工場見学が人気を集めています。製造工程を見学するだけでなく、食品工場では試食ができたり、実際に作る体験ができたりと大人も子どもも楽しめるようです。今回は、見て・食べて・学べて楽しい、クルマで行くのにおすすめの工場見学をご紹介します!
<目次>
・【群馬】 無料でこんにゃくを味わい尽くせる「こんにゃくパーク」
・【群馬】 レア商品も買える!「カルピス」みらいのミュージアム
・【山梨】 手作業のスピードは圧巻!信玄餅工場テーマパーク
・【千葉】 大きな桶の中で醤油造りを体感!「ヤマサ醤油」
・【静岡】 職人のこだわりを知る「うなぎパイファクトリー」
・【埼玉】 ポッキーのデコレーション体験もできる「グリコピア・イースト」
・クルマで工場見学に出かけよう
【群馬】 無料でこんにゃくを味わい尽くせる「こんにゃくパーク」
大宮からクルマで2時間ほどのところにある「こんにゃくパーク」は、工場見学だけでなく、こんにゃく作り体験などが楽しめる、人気のお出かけスポットです。工場内では、「板こんにゃく製造ライン」「しらたき製造ライン」「ゼリー製造ライン」の3つの製造ラインをガラス越しに見ることができます。こんにゃく工場ゾーンでは、パネルや動画のガイド説明があるので、こんにゃくの製造工程が子どもでもわかりやすく学べます。
こんにゃく作り体験(有料)では、フルーツをトッピングしてつくる「手作りこんにゃくゼリーフルーツ体験」、白こんにゃくをカラフルに色づけできる「こんにゃくカラーマジック体験コース」、丸や四角など好きな形のこんにゃくができる「手作りこんにゃく体験コース」の3つのコースを体験できます。どのコースも、出来立てを味わえる他、お持ち帰りもできるのでお土産にもうれしいですね。
「こんにゃくパーク」内で1番人気なのは「こんにゃくバイキング」。煮物系からキムチ和えやピクルス、ラーメンや揚げ物など、バリエーション豊富なメニューを無料で味わえます。お土産売り場にある詰め放題では、500円(税別)で、こんにゃくやゼリーの詰め放題も!こんにゃく作りを学びながら、こんにゃくを味わい尽くせるスポットです。
▼こんにゃくパーク
住所:群馬県甘楽郡甘楽町小幡204-1
入場料:無料
駐車場:400台(無料)
URL:https://konnyaku-park.com/
<営業時間>
平日:9:00~17:30(最終受付17:00)
土日祝:9:00~18:00(最終受付17:30)
※各製造ラインの稼働は月曜~金曜
※ゼリーの製造ラインは、季節により稼働していない日があります
<こんにゃく作り体験>
■手作りこんにゃくゼリーフルーツ体験(中学生以上1,320円/小学生880円)税込み
■こんにゃくカラーマジック体験コース(中学生以上1,100円/小学生770円)税込み
■手作りこんにゃく体験コース(中学生以上1,430円/小学生990円)税込み
※いずれも小学1年生以上対象、2名から受付
※前日までの事前予約が必要
https://konnyaku-park.com/kitchen-reservation/
<関連記事>
>>>「無料で楽しめる工場見学&バイキング「こんにゃくパーク」
【群馬】 レア商品も買える「カルピス」みらいのミュージアム
群馬県館林市にあるアサヒ飲料群馬工場。ここには、「カルピス」の歴史や製造工程を見学できる「カルピス」みらいのミュージアムがあります。2019年、「カルピス」誕生100周年を記念してオープン。大人から子どもまで大人気のスポットです。見学ツアーは1日3回(10:00/13:00/15:00)、所要時間約90分で、「カルピス」のことを学び、最後には試飲も楽しめます。※見学は事前予約制です。
見学の最初に訪れるのは「はじまりのへや」。「カルピス」の生みの親、三島海雲が「カルピス」を開発し、完成させるまでの物語をアニメで見ることができます。展示ギャラリーでは、歴代カルピスのパッケージを紹介。100年の歴史を感じられます。「発酵のへや」では、映像と香りで、発酵タンクの中に入ったような体験を楽しむことも。
見学の最後は、「カルピス」の試飲、そして見学ツアーに参加した人だけが利用できるギフトショップで、「カルピス」のレア商品を購入することができます。一口飲むと甘酸っぱい味と香りが広がり、幸せな気分になれる。そんな「カルピス」の魅力に包まれるスポットです。
▼「カルピス」みらいのミュージアム
住所:群馬県館林市大新田町166
入場料:無料
駐車場:30台(無料)
URL:https://www.asahiinryo.co.jp/entertainment/factory/gunma/tour.html
<見学ツアー>
10:00/13:00/15:00
定員最大20名、所要時間約90分
ネット予約はこちら
https://factory.asahiinryo.co.jp/reservation/?area=gunma
※「カルピス」「CALPIS」はアサヒ飲料株式会社の登録商標です。
【山梨】 手作業のスピードは圧巻「信玄餅工場テーマパーク」
山梨の銘菓「桔梗信玄餅」は、小さなビニール風呂敷に包まれた、かわいらしいパッケージでも有名です。そんな「桔梗信玄餅」の製造工程の見学や、桔梗屋オリジナルスイーツを味わえるカフェ、アウトレットショップを併設した「桔梗信玄餅工場テーマパーク」。信玄餅好きにはたまらないスポットです。
工場見学では、お菓子の製造から箱詰めまでの工程を見ることができます。中でも、一つひとつ手作業で信玄餅をビニール風呂敷で包んでいく工程は必見!そのスピードに驚かされます。見学の後は、テーマパークカフェでひと休み。人気の桔梗信玄ソフト+や桔梗信玄餅の黒蜜ときな粉を使ったラテなど、桔梗屋オリジナルスイーツとドリンクが味わえます。
お土産に人気なのは、施設内のアウトレットショップで平日・土日祝9:00から実施している「お菓子の詰め放題」。桔梗信玄餅を専用袋いっぱいに詰めて220円という安さです!売り切れ次第終了なので、早めに行くのがおすすめ。その他、「社員特価販売1/2」コーナーでは、「賞味期限が近づいたもの」「仕上がりの形が歪んでしまったもの」など、品質には問題がない製品を、特価で購入できるので、こちらも必見です!
▼信玄餅工場テーマパーク
住所:山梨県笛吹市一宮町坪井1928
入場料:無料
駐車場:100台(無料)
URL:http://themepark.kikyouya.co.jp/info/
<見学案内時間>
年中無休
10:00、11:00、13:00、14:00、15:00(所要時間約20分)
※個人の見学は予約不要
※混雑時は30分おきに案内、または自由見学(ガイドボタンあり)
<関連記事>
>>> 家族で楽しめる!山梨で紅葉狩りと工場見学に行こう
【千葉】 大きな桶の中でしょうゆ造りを体感「ヤマサ醤油」
しょうゆの町として知られる銚子で、1645年からしょうゆ造りを続けるヤマサ醤油。こちらでしょうゆ造りの工場見学をすることができます。工場の広さは東京ドームの約4倍。大きな原料サイロが立ち並び、香ばしいしょうゆの香りに包まれています。
最初にヤマサ醤油の歴史やしょうゆの造り方などを映像で学んだ後は、原料サイロを見学。高さは約20メートルのサイロに、しょうゆの原料となる大豆と小麦が200トンから500トン入っています。しょうゆ造りの中でも重要となる「こうじ」をつくる「麹室(こうじむろ)」や、しょうゆの元となる「もろみ」をつくる「仕込蔵」では、時間が経つにつれ「こうじ」と「もろみ」が変化する様子をサンプルで見ることができます。
工場見学の最後は、直径6メートルの大きな桶を模したスペースの中に入り、もろみからしょうゆになるまでの変化を足元の映像と音でバーチャル体験。自分が桶の中にいるような感覚で、しょうゆ造りの過程を観察したり、しょうゆの上を歩いているような疑似体験ができたり、子どもも楽しめます。工場見学をすると、記念に卓上しょうゆがもらえる他、売店ではオリジナル商品やここでしか買えない限定アイテムを販売。お土産探しも楽しめます。
▼ヤマサ醤油
住所:千葉県銚子市北小川町2570
入場料:無料
駐車場:あり(無料)
URL:https://www.yamasa.com/enjoy/factory-visit/
<見学案内時間>
9:00/10:00/11:00/13:00/14:00/15:00(所要時間約50分)
休業日:土日祝祭日、夏期休暇、年末年始
定員:個人(1組9名まで)
※要予約
ネット予約はこちらhttps://yamasa-soysauce.resv.jp/reserve/calendar.php?x=1692153532
※インターネットでの予約受付は、見学日の3日前まで。それ以降は電話にて受付
<関連記事>
>>> 日本一早い日の出と成田参り!新年に行きたい千葉ドライブ旅行
【静岡】 職人のこだわりを知る「うなぎパイファクトリー」
浜名湖の特産「うなぎ」をヒントに誕生した「うなぎパイ」。「夜のお菓子」の愛称でも親しまれる「うなぎパイ」の世界を堪能できるのが「うなぎパイファクトリー」です。館内は無料で自由に見学できる他、コンシェルジュが「うなぎパイ」の製造工程を、わかりやすく説明してくれる「コンシェルジュ付見学」(無料・要予約)や、製造工場でしか味わえない「焼きたてのうなぎパイ」が食べられる「窯出しうなぎパイツアー」(要予約・有料)も人気です。
「うなぎパイ」を製造する有限会社春華堂では、昭和36年の誕生時から現在まで、職人による手作りを継承。工場見学では、仕込みの工程や素材へのこだわり、菓子職人の手作業による生地作りのこだわりなどを知ることができます。
2階にある「うなぎパイカフェ」では、うなぎパイを使った限定スイーツや浜名湖産のうなぎを使った食事などがいただけます。おすすめなのが「夜のお菓子とひこうき雲 マンゴー」(税込1,400円)。自家製のマンゴーソルベと自家製バニラジェラートにうなぎパイを添えたパフェは、食べておいしく、写真映えもするスイーツです。
「うなぎパイ」をはじめとした春華堂のお菓子やオリジナルグッズが買えるファクトリー直営売店もぜひ立ち寄りたいですね。
▼うなぎパイファクトリー
住所:静岡県浜松市西区大久保町748-51
駐車場:あり(無料)
URL:https://www.unagipai-factory.jp/
<営業時間>
10:00~17:30(営業日、生産ライン稼働日、営業時間は営業カレンダーでご確認ください)
https://www.unagipai-factory.jp/calendar/?active=2023-9
※見学経路は、どのコースも同じ
<関連記事>
【静岡】浜名湖周辺を日帰りで楽しむおすすめドライブスポット
【埼玉】 ポッキーのデコレーション体験もできる「グリコピア・イースト」
子どもから大人まで人気のお菓子、ポッキーとプリッツの製造工程を見学できる「グリコピア・イースト」。親子連れ、カップルにも人気のスポットです。「ポッキーストリート」では、ポッキーの仕上げ・包装までの製造工程を見学。「プリッツストリート」では、原料の混合から、仕上げ・包装まで、100メートルに渡って続く生産ラインを見学できます。
「ジャイアントポッキー」のデコレーション体験ができる「ミニファクトリー」(有料。所要時間30~40分)もおすすめ。チョコペンやカラフルな飾りでオリジナルのポッキーを作ることができます。持ち帰りできるので、ポッキーにメッセージを添えて、大切な人へのプレゼントにするのもいいですね。
1,500点に及ぶ「グリコのおもちゃ」が並ぶ「ミュージアムゾーン」も必見!過去のおもちゃが多数展示されているので、自分の思い出のおもちゃを探してみてはいかがでしょう。その他、創業者の歴史やカカオがチョコレートに生まれかわるまでを映像で紹介する「カレッジホール」、クイズチャレンジツアーに参加できる「スタジアムホール」、巨大なゴールインマークと一緒に記念撮影ができる「フォトスタジオゾーン」など、見どころいっぱいの工場見学を楽しめます。
▼グリコピア・イースト
住所:埼玉県北本市中丸9丁目55
入場料:無料(完全予約制)
駐車場:あり(無料)
URL:https://www.glico.com/jp/enjoy/experience/glicopia/east/
<見学案内>
営業時間:開館日の9:00~16:00
休館日:盆休み/年末年始/工場メンテナンス日/毎週金曜日
※金曜日は一部開館する日もありますので予約カレンダーをご確認ください
<予約>
見学には事前予約が必要です。予約は、インターネットまたは電話にて。
ネット予約はこちら
https://www.glico.com/jp/enjoy/experience/glicopia/east/agreement/
※インターネット予約にはグリコメンバーズへの登録が必要となります
■ミニファクトリー
料金:500円(税込み)
★実施は土、日、祭日のみ
★体験申し込みは見学日の3日までに電話にて連絡
・小学生以上対象
※希望者多数の場合は抽選
クルマで工場見学に出かけよう
製造工程のレーンを流れながら、次々と商品が出来上がっていくのを見ているだけでも楽しくなる工場見学。オリジナルスイーツが食べられたり、おトクな商品が買えたり、見どころもたくさんです。週末のデートやご家族で出かけてみてはいかがでしょうか。どこも人気のスポットなので、開催日時や予約カレンダーをよく見てからお出かけくださいね。
※記事内容は公開時のものです。情報が変更になることがありますので、訪問前に施設の公式ホームページなどで最新の情報をご確認ください。
<最新情報はカレコ公式SNSで>
Facebook、Twitter、Instagram、LINE
記事内容は公開時のものです。変更になる場合があります。