「MIRAI(ミライ)」は2015年にトヨタが世界に先駆けて一般発売したFCV(燃料電池自動車)。次世代のエコなエネルギーとして注目されている、水素を燃料に発電して走る電気自動車です。
FCVはまだまだ身近なクルマではないため、「使いづらいのでは?」「運転が難しそう」と思われるかもしれませんが、ガソリンエンジン車と同じような感覚で乗ることができます。
※「MIRAI」の取り扱いは終了いたしました。
<目次>
・名は体を表す?未来的なデザイン
・高級感もある心地よいインテリア
・独自の操作や機能はある?
・電気自動車らしい静かで力強い走り
・水素の充填は水素ステーションで
・ステーションは渋谷セルリアンタワー
・導入キャンペーンで時間料金30%OFF
名は体を表す?未来的なデザイン
MIRAIは、ハイブリッド車の「プリウス」よりも一回り大きなセダンタイプのFCVです。FCVの仕組みを簡単に説明すると、水素タンクに貯めた水素を燃料電池(FC)内で空気(酸素)と結びつけて発電し、その電気でモーターを回して走らせるというもの。水素(H₂)と酸素(O₂)で発電するため、水(H₂O)のみを排出します。
ひと目で次世代車とわかる未来的なデザインは、ヘッドライトの下にある大きな吸気口や、ヘッドライトから横の窓へとつながる黒いラインが特徴的です。
切れ長のヘッドライトは明るいLED式で、夜のドライブも安心。電気自動車と聞くと、走れる距離(航続距離)の短さが心配になるかもしれませんが、MIRAIの場合は、一回の水素充填(じゅうてん)で約500km走行できます(JC08モード燃費では650km)。500km走行可能となれば、使い勝手はガソリンエンジン車と変わりません。
高級感もある心地よいインテリア
「MIRAI」のインテリアは合皮が多用された高級感のあるもの。黒を基調とした中にシルバーのラインが入り、シックで落ち着いた印象となっています。床下に燃料電池ユニットがあるため、シート位置や目線は少し高め。セダンとSUVの中間的な位置づけです。
空間は広々としていて、大人4人がゆったり乗れます。シートの座り心地がよく、長距離のドライブも快適です。2人乗りとなる後席にも、冬に向けたこれからの季節にうれしいシートヒーターがついています。
トランクは、水素タンクがある関係で一般的なセダンよりも奥行きは短め。また、シートを倒して荷室を拡大することはできませんが、それでもゴルフバッグなら3本積めます。
独自の操作や機能はある?
FCVといっても、運転するに当たっての操作で特に難しいことはありません。パーキングブレーキは「ヴォクシー」などと同じ足踏み式です。
「MIRAI」ならではの操作が必要なのは、静電式の温度調節(エアコン)スイッチ。運転席側と助手席側で別々に設定ができる温度調整は、スライダーを指でなぞるように操作します。
「MIRAI」にはうれしい装備が2つあります。ひとつは、スマートフォンの「おくだけ充電」。運転席と助手席の間にあるコンソールボックス(収納)を開けると、スマートフォンサイズのトレイになっています。ここに、ワイヤレス充電に対応するスマートフォンを置くと充電ができるというものです。iPhoneならiPhone8以降が、この機能に対応しています。
もうひとつのうれしい装備は、家庭用コンセントを差し込めるアクセサリーコンセント。1500Wの大電力に対応していて、家電製品を使うことができます。アクセサリーコンセントは、後席とトランクに装備。アウトドアでも活躍しそうです。
使い方については車内にあるQRコードをスマートフォンで読み込むことで、車種別マニュアルを見られる他、「早わかりガイドシート」を車内に備えています。
電気自動車らしい静かで力強い走り
「MIRAI」は水素を使って作った電気で走る電気自動車。エンジン音がないため、走りは静かです。しかも、電気モーターは走り出した瞬間から力が出るため加速力も抜群。
アクセルを踏み込むと、静かなままぐぐっと加速していきます。スピードの出し過ぎに注意が必要なぐらいです。走行音や乗り心地は、静かでなめらか。どこか新幹線に似た雰囲気があります。
運転支援装備として、「プリクラッシュセーフティ(緊急自動ブレーキ)」や「レーンディパーチャーアラート(車線はみ出し警告)」、ドアミラーにあるランプの点灯で隣車線を走るクルマを教えてくれる「ブラインドスポットモニター」などがパッケージされた先進安全装備「Toyota Safety Sense」も装備。「レーダークルーズコントロール(アダプティブクルーズコントロール)」もついています。
レーダークルーズコントロールは、ハンドルの右側についているレバーで操作します。レバー先端のスイッチを押して装置を起動し、「SET」の方向へレバーを下げると追従走行がスタート。レバーの上下で設定速度の調整、レバーを手前に引くとキャンセルとなります。
水素の充填は水素ステーションで
カレコでは、燃料の残りが1/2以下になったら給油のご協力をお願いしています。「MIRAI」の場合、燃料は水素のためガソリンエンジンではなく、水素ステーションで水素を充填しましょう。
▼水素ステーションのある場所
水素ステーションにセルフ式はなく、すべてスタッフが充填します。
※水素充填時の費用は、ご利用者様にて一時立替えをお願いいたします。詳しい精算方法につきましては、予約完了時に届くメールの記載内容をご確認ください。
ステーションは「セルリアンタワー(地下3階駐車場)」
「MIRAI」に乗れるステーションは、輸入車をはじめさまざまな車種を設置している渋谷の「セルリアンタワー(地下3階駐車場)」ステーションです。
車種クラスは「プレミアム」で、ベーシックプランの場合、10分:270円、6時間パック:7,600円、12時間パック:9,000円、24時間パック:11,000円、夜間パック:5,100円でご利用いただけます。
水素満タンでおよそ500kmの走行ができ、ちょっとした旅行にも使えるMIRAI。ご家族やお友達同士で、ぜひ乗ってみてください。
導入キャンペーンで時間料金30%OFF
2021年3月31日(水)までの期間中は、導入キャンペーンとして「MIRAI」の時間料金が30%OFFに。
ベーシックプランの場合、10分:189円、6時間パック:5,320円 、12時間パック:6,300円、24時間パック:7,700円、夜間パック:3,570円と、お得にご利用いただけます。この機会に、ぜひお試しください。
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