カレコブログで毎年お届けしている「クルマでめぐるイルミネーション」シリーズ。今回は三重県桑名市にある「なばなの里」にドライブへ。2021年で18年目となる国内最大級のイルミネーションは、全国イルミネーションランキングで3年連続1位を取るほどの人気ぶり。1998年にオープンした「なばなの里」は、花と緑とイルミネーション、ガーデンやレストラン、温泉などがあり、どの世代も楽しめるレジャースポットです。
<目次>
・名古屋から約35分で「なばなの里」に到着
・名物! しじみコロッケとチーズソフトクリームを味わう
・世界中の花が楽しめる大温室・ベゴニアガーデン
・「雲海」をテーマとしたストーリー溢れる壮大なイルミネーション
・本格的な食事を楽しんだ後は、イルミネーションと夜景の空中散歩
・今回のドライブで利用したクルマ:トヨタ「ライズ」
名古屋から約35分で「なばなの里」に到着
三重県桑名市長島町にある「なばなの里」は、名古屋市内から高速を使って約35分とアクセスの良さも魅力です。今回は、名古屋市中区にある「リパーク名古屋丸の内2丁目第2ステーション」から出発しました。
名古屋西JCTを経由し東名阪自動車道へ。白川ICから20分ほどの長島ICを降りて、県道7号線を10分ほど走ると「なばなの里」に到着です。施設に隣接する駐車場はすべて無料で、約5,400台停めることができます。
まずは、2021年10月にリニューアルオープンされた花市場ファーマーズマーケットに向かいます。オシャレで明るい店内には、生産者の顔が見える地場産の野菜や果物、総菜などが多数販売されていました。
リニューアル後は、三重県の逸品を販売するコーナーを拡張し、桑名だけでなく伊勢や松阪など広域の県産品を一堂に集めているそうです。桑名の海苔や伊勢志摩の塩、松阪牛のハンバーグなど、目移りしてしまうものばかり。
▼なばなの里 ファーマーズマーケット
住所:三重県桑名市長島町駒江中間田188-3
駐車場:あり(無料、なばなの里共通)
URL: https://www.nagashima-onsen.co.jp/nabana/shopping/flower.html
名物! しじみコロッケとチーズソフトクリームを味わう
ファーマーズマーケットを楽しんだ後は、いよいよ「なばなの里」に入村です。入村料は、時期によって異なりますがイルミネーションが開催されている10月~5月は2,300円(小学生以下は無料)。施設内のレストランやショッピングで使える1,000円分の金券が付いています。
広大な敷地の中心には大きな池があり、池を取り囲むように7つのレストランや大温室「ベゴニアガーデン」、大浴場「里の湯」などがあります。まずは、少し腹ごしらえをしに売店「村の市」に行きました。
このエリアには、三重の名産品やおみやげを販売する売店に加え、工房を併設し焼きたてのパンやケーキが購入できる「テン・ツーファイブ」、桑名名物として有名な安永餅を味わえる「なばな茶屋」などが並んでいます。
食べ歩きグルメも充実している「なばなの里」で、名物の「しじみコロッケ」を注文しました。桑名の名産・しじみのむき身がゴロゴロと入っていて、和風の味付けがしじみのうま味とぴったり。お土産としてテイクアウトする人も多いのだとか。
コロッケを食べた後は甘い物が欲しくなったので、小樽洋菓子鋪ルタオのソフトクリームを食べることに。味は3種類ありましたが、「チーズケーキのような味わい」という説明に惹かれマリアージュを選びました。きめの細かい濃厚なクリームで、コクがあるのに甘すぎず、メープル味のコーンとも相性ばっちり。冬の寒い季節でも、ぜひ食べて欲しい一品です。
世界中の花が楽しめる大温室・ベゴニアガーデン
大温室「アンデスの花園・ベゴニアガーデン」の入館料は、大人1,000円、小・中学生は700円、幼児(3歳以上)は200円。入村時にもらった金券を入館料として使用することもできます。
入館してすぐ、天井から下げられたハンギングタイプとスタンドタイプのベゴニアに迎えられます。視界いっぱいに広がる色とりどりのベゴニアは、品種がさまざまなので、じっくり花を観察するだけで時間を忘れてしまいそう。
ベゴニアの他にも世界中の植物が見られます。主にヨーロッパやアメリカで親しまれているフクシアは、「女王様の耳飾り」と呼ばれるほど特徴的な花の形をしています。色の組み合わせによって、まったく異なる品種に見えるのもおもしろいですね。
ベゴニアガーデンを抜けるとバラ園があり、春~秋は多品種のバラを楽しめます。ローズガーデンでは珍しい小川を取り入れるなど、日本らしい庭園要素を取り入れているのもポイントなのだとか。
最後の温室には、ガーデンカフェがあります。咲き誇る花々を見上げ、ゆっくりとお茶ができます。
そして、出口のすぐ手前には「見返りの花」の立て札が。扉を開く前に振り返って見る景色は圧巻です。
「雲海」をテーマとしたストーリー溢れる壮大なイルミネーション
日没とともにイルミネーションが点灯されます。(12月は17:00、時期によって異なる)点灯の瞬間には、音楽と光の織りなすショーが開催されます。この日は水上イルミネーション「光の大河」で点灯を待機しました。濃尾平野を流れる木曽川、長良川、揖斐川からなる木曽三川の雄大な姿や大自然の美しさを約640億色の演出が可能な最新LEDで表現しています。
次は、200mの光のトンネルに移りました。「なばなの里」ならではの花びら型のLEDで作られたトンネルは、白熱電球のような暖かなあかりも印象的です。
そして、イルミネーションのメイン会場へ。2021年~22年のテーマは「雲海」で、高さ約30m、幅約150mの大スケールなので迫力満点です。
「雲海の花山」「雲海の雪山」「雲海の風山」と約3分間の各シーンに分かれており、9分間の演出です。光のシーンに合わせて、人工的に霧や雲が発生するので、まるで実際の雲海を目の前にしているかのような感動を覚えます。
演出の中には、クジラや砂丘を歩くラクダ、孫悟空が現れるなどの仕掛けも。美しさに魅了されるだけでなく、ストーリーに発見のある工夫がされています。何度見ていても飽きないので、暖かい格好で見学するのがおすすめ。
雲海のイルミネーションを見学するには、展望台にもぜひ足を運びましょう。展望台の下にはフードエリアもあり、暖かい飲み物を飲みながらゆったり楽しむこともできます。
本格的な食事を楽しんだ後は、イルミネーションと夜景の空中散歩
イルミネーションの別世界を堪能した後は、ディナーの時間です。「なばなの里」には、日本料理、中国料理など7つのレストランがありますが、今回は「イタリアンレストラン麦」へ。
お店に入ると本格的な石釜があり、オープンキッチンではシェフが生地をこねる様子や釜の火加減を調整する様子が見られます。
薪で焼き上げるピザは、パリパリ感がたまらない本格クリスピー生地。ピザだけでなくパスタやメイン料理がセットになったセレクトコースのほか、特製イタリアンプレートなどさまざまなメニューが味わえます。落ち着いた雰囲気と絶品イタリアンが味わえるこちらのお店はデートにもおすすめです。
お腹も満たされたところで、イルミネーション散歩を楽しみます。池のほとりにある2本のシンボルツリーは、とても存在感があり、フォトスポットとして欠かせません。
上空からイルミネーションを一望できる「アイランド富士」にも立ち寄りました。地上45mまで上がる展望台は、約7分間の360度の上空散歩が楽しめます。眼下に広がるイルミネーションだけでなく、南にはナガシマスパーランドや四日市のコンビナート夜景、東には名古屋駅の高層ビル群が見えます。地上とは全く違ったイルミネーション景色は必見です。
イルミネーションを満喫した後は、冷え切った身体を温めに日帰り温泉「里の湯」へ。広々とした露天の岩風呂やジャグジー、サウナなどお好みにあわせてゆったり過ごせます。
源泉は地下1,582mより61度で湧く重曹泉。入泉料は、大人(小学生以上)1,200円、幼児(3歳以上)は500円。タオルを無料で貸し出しているので、入浴セットの準備がなくても手ぶらで立ち寄れます。
温泉に入り身体が温まったところで村の市に戻りました。村の里では、お土産に桑名市長島町の特産品で「なばな」の粉末が練り込まれた「なばな伊勢うどん」と園内の長島ビール園で醸造されている地ビールのピルスナーを購入。
「なばなの里」では、国内最大級のイルミネーションを思う存分楽しむことができました。イルミネーションの最盛期とされる冬だけでなく、春はサクラ、5月はネモフィラの美しいライトアップを見ることもできます。名古屋からも気軽に行け、通年で花や植物、食事を楽しむことができるスポットにぜひお出かけください。
▼なばなの里
住所:三重県桑名市長島町駒江漆畑270
駐車場:あり(無料)
URL: https://www.nagashima-onsen.co.jp/nabana/index.html
今回のドライブで利用したクルマ:トヨタ「ライズ」
人気のSUV「ライズ」は、前席も後席もゆとりのある広い室内と、ラゲッジスペースの大きさが魅力。衝突警報機能やブレーキ制御付誤発進抑制機能など、先進の安心・安全技術も搭載されています。
走りも力強く、発進もスムーズ。サイドミラーや窓が大きいので、視界が広く運転しやすいクルマでイルミネーションドライブを楽しめました。
<今回のドライブのカーシェア料金>
・プラン:ベーシック
・車種クラス:ベーシック
・時間料金: 5,700円(12時間パック)
・距離料金: 864円(16円×54km)
合計:6,564円
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