青く澄んだ瀬戸内海や豊かな山地に恵まれた広島は、2つの世界遺産を筆頭に、多くの観光スポットが存在します。今回は、広島にオープンしたばかりのカレコステーションのクルマを利用し、1日で2つの世界遺産を巡るドライブルートをご紹介。広島市内から厳島神社がある廿日市市までのドライブは、デートや日帰り旅行にもぴったりです。
〈目次〉
・広島の観光ドライブはカレコがおすすめ
・街中に静かに佇む世界遺産「原爆ドーム」
・伝説の「あなごめし弁当」をテイクアウト
・瀬戸内海の絶景を眺めながらフェリーで宮島へ
・食欲をそそられる「宮島表参道商店街」
・朱色の神殿が美しい世界遺産「厳島神社」
・宮島名物! 「鹿ソフトクリーム」を堪能
・地元で有名な本格ドイツ菓子店「コンディトライフェルダーシェフ」
・今回のドライブで利用したクルマ:マツダ 「CX-5」
広島での観光ドライブはカレコがおすすめ
2021年10月より、広島市内にカレコステーションが続々オープンしています。現在31か所あり(2022年1月27日時点)、観光スポットやホテルの多い広島市内中心部からも、徒歩でアクセスしやすいため、観光ドライブに便利。「ロードスター」や「CX−5」、運転のしやすさに定評のあるトヨタの「シエンタ」「ヤリス」、ファミリー層に人気のホンダ「フリード」など、人気の車種を導入しています。
街中に静かに佇む世界遺産「原爆ドーム」
今回利用したステーション「リパーク広島大手町2丁目第8」は、平和大通りから近く、路面電車が頻繁に行き交う広島市内中心部にあります。最初の目的地である「原爆ドーム」には、ステーションを出発して5分程で到着しました。
今でこそ原子爆弾の悲惨さを伝える記念碑とされていますが、元々は、広島県のさまざまな物産を展示する「広島産業奨励館」として開場していました。
「原爆ドーム」を見物した後は、近くにある平和記念公園をお散歩。清々しい朝の空気を味わうことができました。
▼原爆ドーム(広島平和記念碑)
住所:広島県広島市中区大手町1−10
駐車場:なし
伝説の「あなごめし弁当」をテイクアウト
次の目的地は、広島のもう一つの世界遺産「厳島神社」です。廿日市市の「宮島口」からフェリーに乗ります。「原爆ドーム」のある広島市内からは、西広島バイパス(国道2号)を通ってクルマで50分ほど。島内は駐車場がほぼないので、フェリーターミナル付近の有料の駐車場を利用すると便利です。
フェリーターミナル付近は、広島土産で有名な「もみじ饅頭」のお店や、宮島グルメとして知られる「あなごめし」が食べられるお店が並んでいます。甘いタレの香りに誘われ、ランチを調達しに立ち寄ってみることにしました。
「あなごめし」のお店がいくつかありますが、メディアでよく紹介される有名店「あなごめしうえの」に入店。待たずに購入できるということで、テイクアウト用のお弁当を購入しました。ちなみに広島県民の間では、「あなごめしのお弁当を、フェリー内や島の道中でいただくのが通の食べ方」という逸話もあるのだとか。
瀬戸内海の絶景を眺めながらフェリーで宮島へ
「宮島口旅客ターミナル」は、お土産売り場はもちろん、広いトイレや授乳室も完備されています。宮島行きのフェリーは、「JR」と「宮島松大気船」があり、料金はどちらも同じ。大人が180円、子どもは90円(いずれも片道・税込み)です。フェリーは5〜10分間隔で出航、乗船時間は10分ほどです。
桟橋到着後は、買っておいた「あなごめしうえの」のお弁当をいただくことにしました。創業明治34年という、古い歴史をもつ「あなごめしうえの」。穴子のあらで炊き込んだ甘辛い醤油味のご飯に、ふっくらした穴子がびっしりのった「あなごめし」は、一口食べると思わず唸ってしまうほどのおいしさでした。
外で食事をする際は、鹿に食べ物を見せると近づいてくる可能性があるので、お気をつけください。
▼あなごめしうえの 宮島口本店
住所:広島県廿日市市宮島口1-5-11
駐車場:あり
URL:https://www.anagomeshi.com/index.html
▼宮島口旅客ターミナル
住所:広島県廿日市市宮島口1-11-8
駐車場:あり(有料)
URL:https://www.hiroshima-kankou.com/spot/19599
食欲をそそられる「宮島表参道商店街」
厳島神社の方へ約350m続く「宮島表参道商店街」は、別名「清盛通り」とも呼ばれ、食べ歩きができるグルメスポットです。通りに入ると、食欲をかきたてるようなおいしそうな匂いがしてきます。
焼き牡蠣などの海の幸やお土産屋さんの店舗が立ち並ぶ商店街。宮島が発祥のもみじ饅頭のお店には、焼いている工程を見せてくれるところや、手焼き体験ができるお店もあります。
せっかくなので、島内でしか食べられない「紅葉堂」の「揚げもみじ」、人気No.1のレアチーズ味を注文しました。
お店は行列でしたが、回転率が高く、すぐに購入できました。塩味の効いたサクサクの衣が甘い生地を覆い、中のチーズも濃厚で、やみつきになるおいしさでした。
▼紅葉堂 弍番屋
住所:広島県廿日市市宮島町512-1
駐車場:なし
URL:https://momijido.com/
朱色の神殿が美しい世界遺産「厳島神社」
「厳島神社」といえば、「海に浮かぶ朱色の大鳥居」が見どころの一つですが、修繕作業中のため見ることができませんでした。夜間にライトアップされる光景はとても幻想的で美しいと評判のようです。
「厳島神社」の社殿には、拝観料(大人300円、高校生200円、小・中校生100円)を支払って入場します。足を踏み入れた瞬間、朱色の美しさに思わず目を奪われてしまいました。松島、天橋立とともに、日本三景の一つとして知られる「安芸の宮島」こと「厳島神社」。
2度の焼失を受けましたが、現在の社殿は、1240年頃に建てられたものだそう。「厳島神社」は、「原爆ドーム」とともに、1996年に「世界文化遺産」に認定されました。
宮島には、「厳島神社」の他にも、日本三大弁財天の一つで有名な大願寺や、標高約535mの弥山(ロープウェー有り)、宮島水族館など見どころ満載の観光スポットがあります。時間のある方はぜひ、行ってみてくださいね。
▼厳島神社
住所:広島県廿日市市宮島町1-1
駐車場:なし
URL:http://www.itsukushimajinja.jp/index.htm
宮島名物! 「鹿ソフトクリーム」を堪能
カフェから桟橋まで戻るルートは、「宮島表参道商店街」の他、海岸沿いの通りと、「町家通り」があります。伝統的な町家建築を生かした、レトロモダンな雑貨屋やカフェが並ぶ「町家通り」を散策しながら戻ることにしました。
帰りのフェリーに乗る前に、桟橋近くの路面店で、「鹿ソフトクリーム」と書かれたのぼりが目に入りました。
見た目はシュールですが、麦チョコの香ばしさが、バニラ味のアイスと良く合い、宮島ならではのスイーツが堪能できました。
▼きまま家
住所:広島県廿日市市宮島町860-10
駐車場:なし
地元で有名な本格ドイツ菓子店「コンディトライフェルダーシェフ」
宮島からステーションに帰る途中、客足が絶えない人気のケーキ屋さんがあると聞き、訪れることにしました。宮島口からクルマで15分ほど行くと、まるで絵本に出てくるようなメルヘンな外観のお店。中に入ると、店員さんが元気な笑顔で出迎えてくれました。
2021年で20周年を迎えた「コンディトライフェルダーシェフ」。ドイツでの修行経験や、マイスター資格も持つシェフが作るケーキや焼き菓子は、見た目の美しさはもちろん、緻密で繊細な味だと定評があるそう。中でも、焼き菓子のバウムクーヘンとフルーツケーキは、ドイツで開催されるDLG(ドイツ農業協会)のお菓子部門で、日本人では初の金賞を受賞しています。
喫茶メニューの「アプフェルシュトゥルーデル」はドイツ式アップルパイ。カリッとした生地の中から熱々のりんごが溶け出し、付け合わせのアイスクリームや生クリームと合わせると、口の中で絶妙なハーモニーを奏でます。
▼コンディトライ フェルダーシェフ
住所:広島県廿日市市上平良220-2
駐車場:あり
URL:https://www.felderchef.com/
2つの世界遺産と宮島グルメやスイーツを思う存分堪能でき、快適なドライブも楽しめた広島観光。今回のドライブは、行きと帰り合わせて合計44kmと、気軽に行ける距離なので、日帰りドライブにはもってこいのドライブルートです。
今回のドライブで利用したクルマ:マツダ 「CX-5」
ロングノーズで、シャープなフロントフェイスが美しい、マツダの「CX-5」。SKYACTIV TECHNOLOGY(スカイアクティブ テクノロジー)の搭載で、安定した滑らかな走りも、パワフルな走りも自由自在。クルマとの一体感を感じながら、心地よいドライブを楽しむことができます。
内装は高級感があり上品な印象で、体をしっかり支え、包み込むように設計されたシートは、温めることもできるので、寒い日のドライブも快適です。
<今回のドライブのカーシェア料金>
・料金プラン:ベーシック
・車種クラス:ミドル
・時間料金: 6,700円(12時間パック)
・距離料金: 704円(16円×44km)
合計:7,404円
記事内容は公開時のものです。変更になる場合があります。
<最新情報はカレコ公式SNSで>
Facebook、Twitter、Instagram、LINE
<カレコについて>
>>>ご利用の流れ
>>>料金について
>>>車種ラインアップ
>>>広島県のステーション