「離島を除き、東京都で唯一の村」という、うたい文句で有名な「檜原村(ひのはらむら)」。東京都の西部に位置し、一部を神奈川県と山梨県に接します。檜原村は面積の93%が林野で、大半が「秩父多摩甲斐国立公園」に含まれるという自然の宝庫。春から夏にかけての新緑、秋の紅葉、冬の氷瀑と、四季折々の自然が楽しめます。夏の暑さでバテそうな体を癒すため、今回は自然あふれる檜原村までクルマを走らせました。
<目次>
・都心から檜原村まで2時間ほど
・神戸岩でスリル満点の渓谷歩きを体験
・檜原村の天然水が隠し味、「カフェせせらぎ」
・滝壺に大蛇が住む名瀑「払沢の滝」
・「ヴィッラ デルピーノ」で本格イタリアンをいただく
・やまぶき屋で幻のイモ「おいねイモ」を購入
・今回のドライブに利用したクルマ:マツダ「MAZDA3 FASTBACK」
都心から檜原村まで2時間ほど
今回のドライブは「リパーク武蔵野桜堤2丁目第4(自転車可)」を利用しました。ステーションを出発後、中央自動車道を利用し、八王子方面へと進みます。渋滞などの道路状況により、カーナビは中央自動車道の「八王子IC」から一般道を利用するルート、あるいは八王子JCTで圏央道(首都圏中央連絡自動車道)に分岐し、「八王子西IC」から一般道を利用するルートの、いずれかを案内します。どちらのルートでも都心から檜原村まで、およそ70km。2時間かからないくらいの道のりです。
神戸岩でスリル満点の渓谷歩きを体験
カーナビの指示に従い、都道205号を外れて北上します。クルマ一台が通れるほどの狭い道を数分ほど走行した先に、最初の目的地にした「神戸岩(かのといわ)」駐車場がありました。
神戸岩そのものは駐車場もから見えますが、歩いて2分ほどで撮影スポットに到着します。
高さ100mの岩盤が2つ、そそり立つ奇勝「神戸岩(かのといわ)」。極めて硬いチャート(火打ち石)が層になった岩山で、長年の侵食により、今の形になりました。神戸岩の根元には神戸川が流れており、渓谷を歩いて神戸岩を通り抜けることができます。
岩盤に張られた鎖を頼りに、川沿いの道を進みます。岩肌のおかげで足下は濡れていても滑りにくいのですが、それでも履き慣れた、滑りにくい靴は必須です。狭い足下のすぐ近くで、数メートル落ち込んでいる箇所もあり、ひやりとするスリルの味わえる道中でした。
帰りは舗装されたトンネルを利用できますが、トンネル内は明かりがなく、出入り口の明かりの届かない真っ暗な中を歩きます。渓谷歩きとは違ったスリルが味わえます。
▼神戸岩
住所:東京都西多摩郡檜原村神戸8020
駐車場:あり(無料)
URL:https://hinohara-kankou.jp/spot/kanotoiwa/
檜原村の天然水が隠し味、「カフェせせらぎ」
次の目的地である「払沢(ほっさわ)の滝」に向かう前に、「カフェせせらぎ」で休憩を入れることにしました。
「カフェせせらぎ」のマスターは、かつて銀座で喫茶店をオープンし、有名チェーン店に展開したという経歴の持ち主。35年間勤めたのち、出身地の檜原村に戻り、「カフェせせらぎ」をオープンしたそう。
この日は名物の「自家製レアチーズケーキセット」をオーダーしました。
提供されるコーヒーや紅茶は、檜原村の天然水で淹れたもの。確認のためマスターに伺ったところ、お冷やも天然水だそう。雑味のないお冷やは乾いた喉にするりと入り、アイスコーヒーもすっきりとした爽やかな味わいです。自家製レアチーズケーキはクリーミーな舌触りと酸味が心地良く、コーヒーとの相性は抜群でした!
▼カフェせせらぎ
住所:東京都西多摩郡檜原村上元郷467-1(檜原村役場内)
駐車場:あり(無料)
URL:https://hinohara-kankou.jp/spot/cafeseseragi/
滝壺に大蛇が住む名瀑「払沢の滝」
スイーツのおかげで足取りが軽くなったところで、払沢の滝に向かいます。檜原村役場から払沢の滝駐車場まで1kmほど。5分もかからずに到着します。
駐車場から払沢の滝までは遊歩道が整備され、15分ほどの道のりです。傾斜は緩やかで、歩きやすいようウッドチップが敷かれていました。
払沢の滝は東京都で唯一「日本の滝百選」に選出された瀑布で、江戸時代から景勝の地と知られています。払沢の滝は4段からなりますが、遊歩道から見ることができるのは最下段の滝のみです。
8月の「払沢の滝ふるさと夏祭り」では、滝全体がライトアップ。秋は紅葉に包まれ、冬期は滝が凍って氷瀑になることで知られています。四季折々の姿を見せる払沢の滝は、一年を通して観光客が訪れます。この日も平日にもかかわらず、多くの人でにぎわっていました。
▼払沢の滝
住所:東京都西多摩郡檜原村本宿5545
駐車場:あり(無料)
URL:https://hinohara-kankou.jp/spot/hossawanotaki/
「ヴィッラ デルピーノ」で本格イタリアンをいただく
ランチを予定していたのは、イタリアンレストランの「Villa delpin(ヴィッラ デルピーノ)」です。地元はもちろん、観光客にも評判のお店と耳にしていたので、少し早い時間に向かいます。
オープン時間の直後に訪問したこともあり、無事に席を確保できましたが、予約を含めてすぐに満席に。メニューはその日のコースのみというシステム上、1時間30分くらいは回転しないため、多くのお客さんが入店できませんでした。週末や夏休み期間中に訪れるなら、事前の予約をおすすめします。
ランチのメニューはその日のコース、1,400円(税込み)のみ。アレルギーの有無や食べられない食材があれば、調整をしてくれます。コースの内容は前菜と2種類のハーフパスタの3品。さらに人気のパン専門店「森の風゜」の天然酵母パンが付きます。
食後にコーヒー(エスプレッソドリンク)、デザート(ドルチェ)を追加することができます。今回はコーヒーだけを追加オーダーしました。
地産の素材を使用した料理は、とてもおいしくてボリュームも十分。店内の居心地の良さもあり、評判になるのも納得です。
▼Villa delpin(ヴィッラ デルピーノ)
住所:東京都西多摩郡檜原村本宿5493-1
駐車場:あり(無料)
URL:https://www.facebook.com/hinohara.delpino/
「やまぶき屋」で幻のイモ「おいねイモ」を購入
檜原村の特産品といえば、ジャガイモが有名です。そんな檜原村育ちのジャガイモを求め、「特産物直売所やまぶき屋」へとクルマを走らせます。
やまぶき屋では、広い陳列台いっぱいにジャガイモが並べられていました。どれを購入すべきか悩んだ末、古くから檜原村で栽培され、「幻のイモ」とうたわれる「おいねイモ」を選びました。
▼特産物直売所やまぶき屋
住所:東京都西多摩郡檜原村847
駐車場:あり(無料)
URL:https://yamabukiya.net/
マイナスイオンを全身で浴びながら、渓谷歩きでスリルを味わい、幻想的な払沢の滝で心を洗った今回のドライブ。最後にMAZDA3の走行性能を楽しむため、奥多摩周遊道路に続く檜原街道を利用して帰ることにしました!
今回のドライブに利用したクルマ:マツダ「MAZDA3 FASTBACK」
マツダが掲げる、生命感を形にする造形「魂動(こどう)デザイン」。「MAZDA3 FASTBACK」にも魂動デザインは注がれ、ボディの造形は匠の手により行われています。
思い通りの運転を楽しめるよう、追求されたMAZDA3。アクセルペダルはオルガン式が採用され、運転席から真っ直ぐ前を向いた姿勢を取れるよう、ペダルレイアウトを設定。1.5Lエンジンはとても軽快で、応答性も抜群。人の感性に沿う、気持ちの良い加速を実現しています。
安全性能も高い水準で設定され、衝突回避をサポートする「スマート・ブレーキ・サポート」や、ペダルの誤操作による急発進を抑制する「AT誤発進抑制制御」。狭い路地の運転や車庫入れ駐車をサポートする「360°ビュー・モニター」など、多くの装置を装備しています。
<今回のお出かけのカーシェア料金>
・車種クラス:ミドル
・プラン:ベーシック
・時間料金:6,520円(6時間パック+通常料金2時間)
・距離料金:2,880円(18円×160km)
合計:9,400円
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