SUVの維持費を徹底解説!街乗りからアウトドアまで人気のSUVですが、維持費が高いのではないかと思われがちです。本記事では維持費の内訳を解説するほか、おすすめ車種や費用を安く抑える方法もご紹介します。
- SUVの特徴
- SUVの維持費とは?主な内訳
- SUVの年間の維持費をシミュレーションで比較
- SUVの維持費を安く抑える方法
- SUVに乗るならカーシェアという選択肢もある
- 維持費が安いおすすめのSUV車種5選
- カーシェアなら三井のカーシェアーズがおすすめ!
SUVの特徴
SUVは「Sport Utility Vehicle」の略で、アウトドアから街乗りまで幅広く活躍する多目的車です。日本語では「スポーツ用多目的車」と呼ばれています。SUVは大きなタイヤを装着するために最低地上高を高くしており、一般的な乗用車よりも前方の視界が広く、安全性が高いのが特徴の一つです。
また、荷室が広い設計で、キャンプ用品やスポーツギアなどの積載に優れているため、家族旅行や引っ越しにも適しています。
悪路にも強い性能を持ち、山道や砂利道、雪道でも安定した走行が可能です。
さらに、軽自動車サイズのコンパクトSUVから7人乗りのフルサイズSUVまでサイズ展開が豊富で、用途に応じて選べるのも魅力です。例えば、軽自動車SUVではスズキ「ジムニー」、フルサイズのSUVにはトヨタ「ランドクルーザー300 GR SPORT」などがあります。
このように、多目的車の名にふさわしい多機能性と走行性能、デザインのバランスの良さが人気を呼んでいます。アウトドアのみならず、都会でおしゃれに車を楽しみたい方にもおすすめです。
SUVの維持費とは?主な内訳
SUVの維持費の主な内訳には、自動車税や自動車重量税、保険、車検、メンテナンス費用、ガソリン代、駐車場代などが挙げられます。車体が大きい車種は税金やガソリン代が高くなる場合が多いため、維持費の内訳を知って計画的に資金を用意しましょう。それぞれ詳しくご紹介します。
自動車税
自動車税は、自動車を所有している人にかかる税金です。4月1日時点を基準に車を所有しているかどうかで対象者が決定し、5月上旬に届く納付書を使用して5月末までに1年間の税金を納めます。
税額は排気量によって決まり、乗用車は500cc増すごとに税額も高くなる仕組みです。なお、排気量4,500cc超からは1,500cc刻みで変わります。
それでは実際に、一般的なSUV(自家用)の自動車税額を見てみましょう。
【乗用車の自動車税】
排気量 |
初回新規登録が 令和元年10月1日~の車 |
初回新規登録が ~令和元年9月30日の車 |
電気自動車 | 25,000円 | 29,500円 |
1,000cc以下 | 25,000円 | 29,500円 |
1,000cc超~1,500cc以下 | 30,500円 | 34,500円 |
1,500cc超~2,000cc以下 | 36,000円 | 39,500円 |
2,000cc超~2,500cc以下 | 43,500円 | 45,000円 |
2,500cc超~3,000cc以下 | 50,000円 | 51,000円 |
3,000cc超~3,500cc以下 | 57,000円 | 58,000円 |
3,500cc超~4,000cc以下 | 65,500円 | 66,500円 |
4,000cc超~4,500cc以下 | 75,500円 | 76,500円 |
4,500cc超~6,000cc以下 | 87,000円 | 88,000円 |
また、自家用の軽自動車は一律となっており、 初度検査年月が平成27年3月以前の車両では7,200円、初度検査年月が平成27年4月以後の車両は10,800円です。
なお、乗用車も軽自動車も、新規登録から13年経過すると約20%ほど税金が高くなります。
自動車重量税
自動車重量税は車検時に課される税金で、車体の重さによって税額が変わります。特にフルサイズや4WDのSUVは重いため、注意が必要です。参考として、一般的な軽自動車が700~1,100kg、普通車のセダンが1,200~2,100kg程度なのに対し、SUVの中でも特に大型のランドクルーザー300は約2,520kgの重量があります。
税額は車両重量0.5tごとに年間4,100円がかかります。軽自動車は重量に関わらず年間で一律3,300円です。いずれも自動車税と同様に新車登録から13年、もしくは18年経過すると税金が上がります。
車両重量1.3t・10年経過の自家用乗用車の場合
登録からの年数 | 普通車SUVの税額(0.5tあたり/年間) | 軽自動車SUVの税額(重量問わず一律/年間) |
新車~12年目 | 4,100円 | 3,300円 |
13~17年目 | 5,700円 | 4,100円 |
18年目~ | 6,300円 | 4,400円 |
自動車重量税は車検のとき、車検費用と一緒に次の車検までの税額をまとめて支払うのが通例です。そのため、自家用車であれば初回は3年、次回からは2年分の税額を一括で支払います。
自賠責保険
自賠責保険は、すべての車両に対して加入が義務づけられている保険で、事故の被害者への最低限の補償を目的としています。
自賠責保険料は主に普通車か軽自動車かで決まり、車検時に次の車検までの分をまとめて支払います。保険料の例は以下のとおりです。
契約月数 | 普通車 | 軽自動車 |
12か月 | 11,500円 | 11,440円 |
24か月 | 17,650円 | 17,540円 |
36か月 | 23,690円 | 23,520円 |
自動車保険
強制加入の自賠責保険に対し、任意で加入できるのが自動車保険です。自賠責保険では最低限しか補償されないため、自動車保険に加入することで補償を手厚くすることができます。
自動車保険の保険料は商品によってさまざまですが、過去の事故の統計データを基に事故率の高さや保険金の請求額の大きさなどで決まります。ほかにも、等級や年齢、補償内容、運転者の条件といったさまざまな要素で変動します。
SUVの保険料は年間約100,000円程度を見込んでおくといいですが、選ぶ補償内容や運転歴、年齢などによっては安く抑えることも可能です。保険料を比較し、自分に合ったプランを選ぶことで、コストを抑えつつ必要な補償を確保できます。
車検費用
車検は2年に1回(初回のみ3年)の実施が義務付けられている車両検査です。一般的にディーラーやガソリンスタンド、整備工場といった指定工場で車検を受けます。
車検費用は法定費用、車検基本料で構成されており、内訳は以下のとおりです。
法定費用の内訳は自動車重量税、自賠責保険料、検査手数料(印紙代)の3つ。自動車重量税や自賠責保険料は先に解説したとおりです。印紙代は1,600円~1,800円です。オンラインでの申請・納付時は(OSS)1,600円、オフラインでの申請・納付時は1,800円です。税金と印紙代はどこで受けても変わりません。
一方、整備費用(車検基本料)は業者によって異なり、ディーラーと整備業者のどちらに依頼するか、あるいは車種によっても変わってきます。SUVでは整備費用として50,000~80,000円ほどが目安です。とはいえ、車検は初回を除いて2年に1回のため、年間の費用としては実質的に半額になります。
【重量1,200kgの普通車コンパクトSUVと、軽自動車のSUVを車検に出した場合の費用の例(継続車検を想定)】
項目 | 普通車 | 軽自動車 |
自動車重量税 | 24,600円(2年) | 6,600円(2年) |
自賠責保険料 | 17,650円(24か月契約) | 17,540円(24か月契約) |
検査手数料(印紙代) |
業者に依頼:1,600円(OSS) |
業者に依頼:1,600円(OSS) |
整備費用(車検基本料) | 80,000円 | 30,000円 |
合計(業者に依頼する場合) | 123,850円/2年 | 55,740円/2年 |
メンテナンス費用
エンジンオイルやウォッシャー液、タイヤ、ワイパーゴム、バッテリーをはじめ、消耗品の交換費用も必要に応じて発生します。
また、大型の車種になるほど、タイヤの交換費用が高くなる場合があります。特に、オフロードでの走行する機会が多いのであれば、グリップ力や安定性、耐久性に優れたSUV専用にするのがおすすめです。
値段はさまざまですが、品質が悪ければ、結果的に車の寿命を縮めてしまうこともあります。ある程度の品質を確保するには4本の交換で40,000円~56,000円程度は見込んでおきましょう。(1本10,000円~14,000円程度)高品質なものや大型車種のタイヤでは、4本で100,000円以上するものもあります。
ガソリン代
車の利用状況によって大きく金額が変わるのがガソリン代です。SUVの燃費は、ほかの車種と比べると全体的に低めだと言われています。SUVはもともと積載量の多さや、悪路での走破性を重視した車種が多いため、車体が大きく、走るのにパワーを要することが要因です。
しかし、SUVは軽自動車からフルサイズSUVまで多様なサイズがあるため、軽自動車やコンパクトタイプ、あるいはハイブリッドタイプや低燃費モデルなどを優先的に選べば、ガソリン代を節約できます。また、油種がガソリンがハイオクかレギュラーかによっても料金は変わります。
また、走行距離が長いほどガソリン代の差も大きくなるため、維持費を計算する上では注意が必要です。
駐車場代
駐車場を借りる場合は、駐車場代が発生します。
駐車場代は地価やエリア、機械式や平置きによっても大きく異なります。例えば、都市部でも月額20,000~120,000円程度と大きな差があります。地方では数千円で借りられるケースもあります。 特に、SUVは車種によってサイズが大きく違うため、ハリアー、CX-5などミドルSUVになると「大型車・SUV対応」の表記がある専用駐車場が必要な場合や、駐車料金が高くなるケースがあるので注意が必要です。
SUVの年間の維持費をシミュレーションで比較
SUVを検討している方の中には、「SUVに乗りたいけれど、維持費が高いならほかの車両タイプも候補に入れたい」という方もいるのではないでしょうか。そこで、トヨタの人気SUV「ヤリスクロス」と、同じくミニバンの「シエンタ」、セダンの「新型プリウス」、軽自動車の中で人気を誇るホンダ「N-BOX」を例に、年間の維持費(自家用車)をシミュレーションしてみました。
それぞれの維持費は次のとおりです。
車両タイプ | SUV | ミニバン | セダン | 軽 |
比較項目 | ヤリスクロス | シエンタ | 新型プリウス | N-BOX |
グレード・タイプ | X(ハイブリッド車/E-Four/1.5L) | X(ハイブリッド車/E-Four/1.5L) | G(プラグインハイブリッド/E-Four/2.0L ) | N-BOX |
自動車税 | 30,500円 | 30,500円 | 36,000円 | 10,800円 |
自動車重量税 ※1 | 初回登録時:免税 3年目:15,000円(2年分) | 初回登録時:免税 3年目:15,000円(2年分) | 初回登録時:免税 3年目:15,000円(2年分) | 初回登録時:7,425円(3年分) 3年目:6,600円(2年分) |
自賠責保険料 | 17,650円(2年) | 17,650円(2年) | 17,650円(2年 ) | 17,540円(2年) |
自動車保険料 | 40,000円~100,000円程度 | 30,000円~100,000円程度 | 50,000円~145,000円程度 | 25,000円~80,000円程度 |
車検費用(基本料金+印紙税)※2 | 63,400円※/回 | 63,400円※/回 | 67,800円※/回 | 35,900円/回 |
メンテナンス費用 | 15,000円 | 15,000円 | 15,000円 | 15,000円 |
ガソリン代 |
59,582円 ※28.7km/L、年間10,000km走行、ガソリン価格171円/Lで計算 | 67,589円※25.3km/L、年間10,000km走行ガソリン価格171円/Lで計算 | 64,045円 ※26.7km/L、年間10,000km走行ガソリン価格171円/Lで計算 | 79,116円 ※21.6km/L、年間10,000km走行ガソリン価格171円/Lで計算 |
駐車場代 月10,000円を想定 | 120,000円 | 120,000円 | 120,000円 | 120,000円 |
年間合計(自動車重量税は3年目以降、車検は1年分で計算) | 約344,807円~約404,807円 | 約342,814円~約412,814円 | 約369,170円~約464,170円 | 約297,886円~約352,886円 |
※1 エコカー減税対象車種としての税額を表記
※2 自動車重量税・自賠責保険料を除く
シミュレーション結果を見ると、SUVとミニバンは大きな差はないことがわかりました。一方で、SUVとセダンでは年間約25,000~60,000円の差があります。軽自動車は税金や車検が安いため年間の維持費は安いですが、ガソリン代は一番かかります。
SUVであっても最近のハイブリッド車であれば燃費も優れており、ガソリン代が他の車両タイプと比べても安いことがわかりました。なお、上記の燃費は公式カタログ上の数値であり、実際の走行やオフロードによっては異なります。
SUVの維持費を安く抑える方法
SUVの維持費は車種や利用頻度によっても大きく変動します。車種選びや保険の見直し、日常的なメンテナンスの工夫により、維持費を抑えることが可能です。具体的な方法をご紹介します。
軽自動車かコンパクトSUVを選ぶ
SUVの中でも軽自動車やコンパクトSUVは排気量が小さいため自動車税が軽減され、燃費性能にも優れているのが特徴です。また、タイヤ交換費用や自動車重量税も低めです。
車体が小さいため都市部での駐車や走行にも便利で、予算も抑えたい方に適しています。
エコカー減税・グリーン化特例の対象SUVを選ぶ
エコカー減税やグリーン化特例の対象車を選ぶと、税金負担を軽減できます。エコカー減税とは、排出ガス性能・燃費性能が高い自動車に対して自動車重量税と自動車取得税の一部を軽減する制度です。一方、グリーン化特例は排出ガス性能・燃費性能が高い自動車に対して自動車税(軽自動車税)を軽減する制度になっています。
購入時の初回および2回目車検まで、自動車重量税や自動車税が一部または全額免除または減税されるため、購入直後からおトクな制度です。特に、ハイブリッド車や電気自動車は対象となりやすいため、燃費に優れたSUVを選ぶと必然的に制度の対象となるケースも多くあります。税金だけでなく、長期的に見てガソリン代もおトクになるので維持費を考える上では見逃せない制度です。減税の適用条件は都度変更されるため、購入時に最新情報を確認しましょう。
また、エコカー減税やグリーン化特例の対象車はリセールバリューに優れる車種も豊富にあります。3年後、5年後の将来的な売却まで見据えた場合、車両価格を高く維持できることで大幅な維持費削減につながります。
燃費のいいSUVを選ぶ
燃費性能の高いSUVを選ぶと、ガソリン代を抑えられます。SUVの燃費はガソリン車かつフルサイズSUVでは10km/L、ハイブリッド車の場合ではコンパクト~ミドルSUVで20~28km/L程度が目安です。また、ハイオク仕様の車種よりもレギュラー仕様の車種を選ぶことで、ガソリン代の単価を抑えられます。
車両価格は高くなりますが、長期的に乗るのであれば維持費を削減できるハイブリッド車や電気自動車を選ぶ方法もあります。ハイブリッド車や電気自動車は前述したエコカー減税・グリーン化特例の条件も満たしやすいのでおすすめです。
自動車保険の見直しを行う
自動車保険は定期的に見直し、補償内容を必要最低限に絞ることで保険料を抑えられます。また、複数の保険会社を比較して、そのときどきの状況に合わせた最適なプランを選ぶのも大切です。例えば1年契約にしている場合なら、3年、8年といった長期契約で一括払いすると割引される保険もあります。
さらに、代理店型保険からインターネット経由のダイレクト型保険に切り替えると、人件費のぶん手数料が抑えられ、保険料が安くなるものもあるのでおすすめです。契約内容を見直しながら、よりコストパフォーマンスに優れた保険を選びましょう。
定期的にメンテナンスする
定期的なメンテナンスを怠らないことも、維持費削減につながります。タイヤの空気圧チェックやオイル交換、エンジン部品の点検などをこまめに実施すれば、燃費の維持や故障の防止ができます。
メンテナンスを怠れば、突然の故障により大きな修理が必要になり、結果的に高額な出費が必要になってしまうことも。定期点検を自分なりにルーティーン化しておき、修理費の節約に努めましょう。
SUVに乗るならカーシェアという選択肢もある
SUVの購入や維持費に悩んでいるなら、カーシェアリング(以下、カーシェア)を利用するのも一つです。カーシェアでは必要なときだけ車を借りられるため、日常的な維持費を抑えながらSUVの快適さを楽しめます。ここではカーシェアの代表的なメリットをご紹介します。
すべての維持費が料金に含まれている
カーシェアの最大の特長は、維持費がすべて利用料金に含まれている点です。車両保険や車検費用、メンテナンス費用、さらにはガソリン代も追加費用はかかりません。そのため、街乗りからアウトドアまで、どのような使い方をしても一律の料金設定で安心して利用できます。
維持費を個別に計算する必要がなく、車に関して全体的なコスト管理がしやすいのもメリットです。月に数回しか車を利用しない方や、特定のシーズンだけSUVを使用したい方にも適しています。
予約の都度異なる車種を選べる
カーシェアではSUVだけでもさまざまな車種がラインアップされています。予約のたびに異なるモデルを選べるため、その都度目的に合った車を利用できるのは大きな魅力です。例えば、街乗りにはコンパクトSUV、アウトドアにはフルサイズSUVといった使い分けもできます。
また、SUVの購入前に複数の車種を試乗したいときにも便利です。幅広い選択肢の中から理想のSUVを見つけるきっかけとして、カーシェアを活用してみましょう。
料金がかかるのは乗った分だけなので経済的
カーシェアの料金体系は、月会費と利用料が請求される仕組みです。
基本的には月会費と同額が利用料金から割引されるケースが多いです。中には月会費が0円で利用できるプランを用意しているサービス会社もあり、三井のカーシェアーズの場合も月会費が利用料金として充当され月会費が実質0円となる「ベーシックプラン」があります。
利用料金は料金設定が細かく、10分や15分単位で利用できるため、無駄が出にくいのもポイントです。
そのため、頻繁に車に乗られない方でも経済的に利用できるでしょう。
例えば、三井のカーシェアーズでは最短30分から利用可能で、10分単位で料金が設定されています。必要な時間だけ利用して出費を抑えられるため、コストパフォーマンスに優れているのがカーシェアの大きなメリットです。
維持費が安いおすすめのSUV車種5選
SUVと言えば燃費がよくないイメージもありますが、最近のSUVの中には燃費性能が高く、維持費を抑えられる車種も多くあります。ここでは、特にコストパフォーマンスに優れたSUVを5種類ご紹介します。
トヨタ「ヤリスクロス」
SUVの中でもコスパに優れた車種といえば「ヤリスクロス」。特にハイブリッド車では30.8km/Lという優れた燃費性能を誇るグレードもあり、維持費を大幅に抑えられます。車両価格はグレードしだいで1,907,000円~3,156,000円(※)と幅があります。エコカー減税の適用もあり、コスパの良さを実感できるでしょう。
また、ヤリスクロスは比較的SUVの中でも落ち着いた走りができるのが特徴です。ハイブリッド・4WD車は静粛性も優れているので、走行性能重視の方にもおすすめします。
※2024年12月時点
トヨタ「ライズ」
2019年に登場して以来、高い人気を保っているコンパクトSUVです。一般的なSUVの排気量は1,500cc~4,000cc程度ですが、ライズはコンパクトSUVのため996cc~1,196ccしかなく、自動車税を安くできるのが魅力です。
なお、燃費がいいSUVとしてはダイハツの「ロッキー」も人気ですが、トヨタのライズはダイハツのロッキーのOEM、つまり兄弟車にあたります。外観やグレードなど細かな違いはありますが、ほぼ同等の乗り心地や維持費なので、ロッキーを検討している方にもおすすめです。
ホンダ「ヴェゼル」
ホンダの人気コンパクトSUVです。燃費はグレードにもよりますが、ハイブリッド車で25.3~26,0km/Lとかなりの高水準。ガソリン車では15.0km/Lと大幅に燃費が悪くなってしまい選ぶメリットが薄れるため、コスパの面で選ぶならハイブリッド車をおすすめします。
ヤリスクロスともよく比較される車種の一つですが、ヴェゼルのほうがやや車体が重いため、燃費は軽量なヤリスクロスに軍配が上がります。しかし、上質なインテリアや洗練されたデザインとラゲッジルームの広さから、人気の高い車種です。
トヨタ「ハリアー」
国内における高級SUVの先駆けとして知られる「ハリアー」。都市部の走行にふさわしい洗練された雰囲気と、SUVならではの力強さを併せ持つ外観は多くの方から人気があります。走行時の静音性にも優れており、高級SUVとして長時間の走行でも安定した走りを見せてくれる車種です。
燃費はグレードに応じて21.6~22.3km/Lで、ヤリスクロスやヴェゼルをはじめとするコンパクトSUVに比べれば劣るものの、ハリアーの属するミドルSUVの中では良好な数値と言えます。
ハイブリッド車のほうが燃費に優れますが、ガソリン車は車両価格が約600,000円安いため、短期的に乗るのであればガソリン車、長期的に乗るのであればハイブリッド車のほうがコスパがいい可能性があります。(※)
※2024年12月時点の情報です
スズキ 「ジムニー」(軽)
SUVの維持費を安く抑えるには軽自動車を選ぶ方法もあります。軽自動車でのおすすめはスズキの「ジムニー」。燃費だけで見ると5MTで16.6km/L、4MTで14.3km/Lとやや低めの数値ではありますが、軽自動車なので自動車税や自動車重量税が安く済み、ガソリンもレギュラーを使えるため維持費に優れます。
新車価格も1,654,400円(税込)から(※)と他のSUV車と比べて安めなのも魅力です。
ジムニーはコンパクトなボディとは裏腹に、本格オフロード走行が可能な車種として高い人気があり、1970年の初登場から長く愛されています。安全面でも充実した性能を備えており、デザイン性にも優れるので、SUVの入門としてもおすすめの車種です。
※2024年12月時点
カーシェアなら三井のカーシェアーズがおすすめ!
SUVはコンパクトな車種でも年間の維持費が数十万円かかり、車両本体価格のローンも含めるとさらに支払いはかさみます。そこでおすすめしたいのがカーシェアの活用です。三井のカーシェアーズではさまざまな車種を選ぶことができ、SUVもコンパクトカーからフルサイズSUVまで多くのラインアップがあります。料金プランもスポット利用から使いやすく、保険やサポートも充実しているため、ぜひご検討ください。
料金
三井のカーシェアーズでは、「月会費+時間料金+距離料金」を基本とした料金体系に加え、お客さまのニーズに合わせて選べる2つのプランと、おトクなパック料金を用意しています。
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【ベーシックプラン料金表】
※2024年12月末時点の情報です。変更の可能性もございます。
※ランクル300クラスが適用されるクルマ「ランドクルーザー300 GR SPORT」は、一部の個人会員さまにご利用を限定させていただいております。
一方で、数か月に1回、あるいは月に1回30分程度の低頻度のご利用で、月会費相当の割引を十分に活用できない場合には、「月会費無料プラン」をおすすめいたします。時間料金は少し高めですが、月会費がかからないため、スポット利用に最適です。
【月会費無料プラン料金表】
※2024年12月末時点の情報です。変更の可能性もございます。
※ランクル300クラスが適用されるクルマ「ランドクルーザー300 GR SPORT」は、一部の個人会員さまにご利用を限定させていただいております。
さらに安心を追加「トラブルあんしんサポート」
三井のカーシェアーズでは、追加のサポートサービスを活用すればより安全、安心に車をご利用できます。「トラブルあんしんサポート」では、予約時に追加費用を支払えば、営業補償(ノン・オペレーションチャージ=NOC)の費用が免除されます。費用と負担免除される項目は、次のとおりです。
※タイヤのパンク・損傷時に発生した金額については、一旦会員さまに立替払いいただきます。
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また、トラブルあんしんサポートの加入料金は以下のとおりです。
※加入料金は利用時間ではなく、予約時間に基づき計算されます。
※72時間を超えた予約も、24時間ごとに550円加算されます。
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三井のカーシェアーズでは、24時間体制のサポートダイヤルを設置しており、専任スタッフが常駐しています。そのため、深夜や早朝、年末年始なども事故やトラブルの対応をいたします。
特に、事故を起こした直後はパニックで正常な判断ができない場合もあるでしょう。専任スタッフによる的確なサポートをいたしますのでご安心ください。
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