残業で仕事に集中しすぎて、ふと気づいたら終電の時間に間に合わない!なんていうこと、ありますよね。
明日も仕事だから、とにかく今日は休みたい、そんな時どうしますか?タクシーで帰宅する、会社の近くのホテルに宿泊する、ネットカフェで過ごすなどの選択肢がありますが、意外とカーシェアがおトクに使えるんです。
カーシェアの夜間パックに注目
カーシェア会社によって夜間パックの料金体系は異なりますが、カレコなら、18時〜翌朝9時まで2,500円の時間料金で利用できます(6時間以上の利用の場合は距離料金が15円/kmかかります)。だから、会社近くのステーションからクルマを借りて自宅に帰り、翌朝クルマで出社してクルマを返す、という使い方が手軽にできるのです。
タクシーと比べてどちらがおトク?
気になるのが、タクシーと比べた場合の料金です。夜間パックがおトクとはいえ、カーシェアの「距離料金」や、朝までの駐車料金も気になるところ。これらの費用も考慮して、タクシーと夜間パックの料金の比較をしてみました。
タクシー料金と走行距離については、NAVI TIMEのタクシー料金検索を利用して算出しました。クルマはコンパクトカーを利用し、深夜0時から朝8時まで近隣の三井のリパークで駐車したものとして計算しています。
ルートとしては、大手町から本八幡、池袋から川口、渋谷から溝の口というように、東京都内から千葉、埼玉県、神奈川県に戻る場合を想定しています。
大手町→本八幡
大手町から本八幡までの料金は以下のようになります。
タクシー=7,210円
カレコ=時間料金2,500円(夜間パック)+距離料金15円×37.2km(片道18.6km×往復)+300円(駐車料金)=3,358円
池袋→川口
池袋から川口までの料金は以下のようになります。
タクシー=4,150円
カレコ=時間料金2,500円(夜間パック)+距離料金15円×21.2km(片道10.6km×往復)+800円(駐車料金)=3,618円
渋谷→溝の口
渋谷から溝の口までの料金は以下のようになります。
タクシー=4,780円
カレコ=時間料金2,500円(夜間パック)+距離料金15円×24.8km(片道12.4km×往復)+1,000円(駐車料金)=3,872円
こうして料金を比較して見ると、近距離の帰宅はタクシーでも良さそうですが、距離がある場合はカーシェアがおトクになることがわかります。
深夜でもクルマで帰宅するメリットは?
終電を逃したときにカーシェアで帰宅し、翌朝クルマで出社するという使い方は、意外に感じるかもしれませんが、実際にこの使い方をしているカレコ会員さんがいらっしゃいます。なぜ、カレコを使ってわざわざ家に帰るのか、その理由を紹介しましょう。
Aさん(エンジニア・30代)
短い時間でも家で体を休めることができるのがいいですね。愛する子どもの寝顔も見られます。同僚は近場のビジネスホテルを利用しますが、私はタクシーよりおトクだからカレコを使います。
Bさん(営業・20代)
仕事の疲れも、好きなクルマの運転でストレス解消できるので、カーシェアを選んでいます。遅くまで仕事をした上に混んでいる電車は堪えるので、まだ終電がある時でも、リフレッシュ目的でクルマを選ぶこともあります。途中でお気に入りのラーメン屋さんに寄って帰るのがお決まりのルートです。
Cさん(コンサルタント・20代)
終電を逃さなくても、雨がひどい日などは、会社から駅、駅から自宅まで歩くのがつらいので、会社のそばのステーションのクルマに乗って帰ります。次の日の朝のドライブも気分がシャキッとします。
夜間パックでスマートに帰宅
カーシェアの夜間パックという新しいスタイル、いかがでしたか。距離によっては深夜タクシーよりもおトクに利用できます。残業などで遅くなって終電を逃した時のいざというときの選択肢として、知っておくと心強いですね。ただし、過度に疲れている時の運転はお控え下さい。