遠出をする時間はないけど、たまには日常から離れてリフレッシュしたい・・・という方に向けて、都会の癒しスポットをご紹介します。電車では移動しづらいエリアなので、ドライブしながらまわることで、よりおでかけ感を味わうことができますよ。
ルートは、湾岸エリアの浜離宮恩賜庭園から晴海埠頭へ。都内で気軽にドライブしてみませんか?
月島から出発!
浜離宮恩賜庭園と晴海埠頭の中間ポイントの中央区月島から出発!今回は都内の道でもスイスイ運転できるコンパクトカーの「フィット」をチョイスしました。
隅田川にかかる勝どき橋を超えて、築地市場の賑わいを横目に浜離宮恩賜庭園に向かいます。クルマから見る築地市場は、歩いているときとはまた違った活気があります。時間があるなら、築地市場で降りて海鮮丼を食べたり、買い物をするのもいいですね。
浜離宮恩賜庭園には専用駐車場がないため、汐留駅付近のビル駐車場や高速道路下のコインパーキングを利用します。月島から来ると、汐先橋の信号を右折して500mほどで右手に地下駐車場への入り口が出現します。
都会のオアシス、浜離宮恩賜庭園
月島から15分ほどで浜離宮恩賜庭園に到着。ビルが立ち並ぶ都会の真ん中にあるとは思えないほど、とてもゆっくりとした時間が流れています。この庭園は江戸時代から続く由緒ある大尿庭園で、国の特別名勝及び特別史跡に指定されています。広さは約25ヘクタールほどあり、都内では唯一の海水を引き入れた池や、四季折々の植物が見どころです。
入ってすぐに大きな松の木を見つけました。樹齢300年の松は、木の幹が見えなくなるほど葉が茂り、まるで森のよう。6代将軍徳川家宣がこの庭園を大改修した際に植樹しました。
抹茶とお饅頭で一休み
庭園内の奥にある中島にはお茶屋さんがあり、抹茶をいただくことができます。
テーブル席のほかにお座敷があるので、畳の香りを感じながら過ごすのも良いかもしれません。お子さま連れでも入りやすいので安心です。
少しあたたかい日だったので、外の席でいただくことにしました。庭園内でも販売されている濱御殿饅頭と抹茶をいただきます。和菓子は、練り切りのセットもあるのでお好みで選べます。水面を眺めながらお茶をいただく時間は、心身ともにホッとします。
浜離宮は、日の出桟橋や浅草・お台場などへ行くことができる水上バスの乗船場にもなっています。車窓から流れる景色も良いけれど、船の上から眺める景色もまた違った東京の魅力を味わえそうです。
▼浜離宮恩賜庭園
住所:東京都中央区浜離宮庭園1−1
電話:03-3541-0200
駐車場:なし(近隣にコインパーキングあり)
入園料:一般300円、65歳以上150円、小学生以下及び都内在住・在学の中学生は無料
URL:https://www.tokyo-park.or.jp/park/hama-rikyu/index.html
豪華客船も入港する晴海埠頭へ
庭園を後にしたら、車で20分ほどのところにある晴海埠頭へ向かいます。豪華客船も入港する晴海客船ターミナルは、東京港の開港50年を記念して作られたそう。
隣接する晴海ふ頭公園は、2020年の東京オリンピック・パラリンピックの選手村エリアとして使用されるために現在は休園になっており、大会後には緑あふれる景観の良い公園として、また開放されるそうです。新しくなる晴海埠頭も楽しみですね。
送迎デッキは開放感抜群
駐車場から送迎デッキのテラスに上がると、東京とは思えないほどの開放感のある空が広がっていました!タイルやデッキのデザインも、空の青にとてもよく映えます。
空と海とお台場の景色が一望できる贅沢なロケーション。レインボーブリッジもとてもきれいに見えました。
無料の展望台を発見
晴海客船ターミナルの中に入り、無料の最上階の展望台に向かいます。イルミネーションで飾り付けられたエントランスホールを抜け、展望台へ。空中にかかる通路は足がすくんでしまいそうでした。
送迎デッキから見た景色もとてもステキでしたが、ぐるりと東京が一望できる展望台からの景色は格別です。開けた景色にとてもスカッとした気持ちに。いつまででも眺めていられそうなほどきれいでした。
▼晴海客船ターミナル
住所:東京都中央区晴海5丁目7−1
電話:03-3536-8651
駐車場:あり
URL:http://www.tptc.co.jp/terminal/guide/harumi
帰りはせっかくなのでお台場エリアを一周して帰ることに。湾岸エリアは景色が良くてドライブに最適なので、ちょっと息抜きしたいときにもおすすめ。夜景も良いですが、夕暮れどきの海を眺めながら深呼吸すれば、明日からまた頑張れそう!