カーシェアリングの三井のカーシェアーズ公式ブログ花見 – カーシェアリングの三井のカーシェアーズ公式ブログ https://blog.carshares.jp/ カーシェアリングの三井のカーシェアーズ公式ブログ Mon, 19 May 2025 05:51:12 +0000 ja hourly 1 日本一がたくさん!埼玉県鴻巣市の川幅、ポピー畑、水管橋にドライブ https://blog.carshares.jp/10393/ https://blog.carshares.jp/10393/#respond Wed, 14 May 2025 19:00:00 +0000 https://blog.careco.jp/?p=10393 埼玉県の県央部に位置する鴻巣市。現在はさいたま市や都心ワーカーのベッドタウンとしても人気で、落ち着きと自然とが融合するまちですが、その昔は中山道の宿場町・鴻巣宿として発展。一方で花卉(かき)生産や稲作も盛んです。

今回ご紹介するドライブコースは、そんな鴻巣市の「日本一」を探しに行くドライブ。「えっ、日本一?」と思った方、あなどるなかれ。鴻巣市にはいろいろな「日本一」があるようなのです!

〈目次〉
品川区のステーションから約1時間半。東北自動車道をまっすぐ進む
日本一その① 「川幅」が日本一!
日本一その② 「ポピーの栽培面積」が日本一!
日本一を眺めたら、お次は日本一を“味わおう”
まだまだある!鴻巣は「荒川水管橋」「ひな人形」も日本一
近くに来たらぜひ訪れたい「花久の里」
今回のドライブに使用したクルマ:トヨタ「ヤリスクロス」

品川区のステーションから約1時間半。東北自動車道をまっすぐ進む

品川区のステーションから約1時間半。東北自動車道をまっすぐ進む

今回のドライブは、品川区内のステーションから出発します。今回利用したのは、三井のリパーク内に専用車室が設けられているタイプのステーションでした。

まずは首都高速道路へ入り、その後東北自動車道へ。桶川加納ICを出て国道17号線に降り、まっすぐと進むと鴻巣市に到着です。

東急目黒線「不動前駅」より徒歩約4分の場所にある「リパーク西五反田5丁目第2」ステーションを利用
東急目黒線「不動前駅」より徒歩約4分の場所にある「リパーク西五反田5丁目第2」ステーションを利用
クルマはスマホやICカードで開錠。その後、助手席前のグローブボックスに設置されているこの機械に刺さっているキーを抜いてクルマのエンジンをかける
クルマはスマホやICカードで開錠。その後、助手席前のグローブボックスに設置されているこの機械に刺さっているキーを抜いてクルマのエンジンをかける
今回利用したのは、トヨタ「ヤリスクロス」。ブラックのボディは重厚感があり、実際の数字以上の存在感がある
今回利用したのは、トヨタ「ヤリスクロス」。ブラックのボディは重厚感があり、実際の数字以上の存在感がある

日本一その① 「川幅」が日本一!

クルマに乗って鴻巣周辺まで来ると、とある橋にたどり着きます。それが「御成橋」。埼玉県道27号東松山鴻巣線の道路橋です。その昔、1890年に木桁橋として開通。その後木造吊り橋に架け替えられ、現在の橋は1962年に着工、1965年に竣工されました。

御成橋付近の荒川の川幅は、2,537メートルと川幅として日本一。2008年には、川幅日本一を示すサインポールが橋に設置されました。

2008年に設置されたサインポール。とはいえ、橋下すぐに水は流れておらず、通常時は遊水地として、農地が広がる
2008年に設置されたサインポール。とはいえ、橋下すぐに水は流れておらず、通常時は遊水地として、農地が広がる
通常時の御成橋下の荒川。「そこまで広くないのでは?」と思うかもしれないが、これは国土交通省が定めた「川幅」の定義に基づき、「河川敷を含めた両堤防の間の距離」としているから。農地が広がる河川敷も含め、「川幅」なのだ
通常時の御成橋下の荒川。「そこまで広くないのでは?」と思うかもしれないが、これは国土交通省が定めた「川幅」の定義に基づき、「河川敷を含めた両堤防の間の距離」としているから。農地が広がる河川敷も含め、「川幅」なのだ

日本一その② 「ポピーの栽培面積」が日本一!

この広い河川敷に広がる休耕田を活用し、鴻巣市の特産であるポピーを植えています。その敷地面積、約125,000平方メートル、東京ドーム約2.5個分の広さ。本数にして約3,000万本! 日本一広いポピー畑です。

見ごろを迎えるのは毎年5月ごろ。市内外から多くの人が訪れ、「川幅」と「ポピー」、2つの日本一が楽しまれています。

河川敷に広がる敷地面積日本一のポピー畑が見事
河川敷に広がる敷地面積日本一のポピー畑が見事
この周辺は「ポピー・ハッピースクエア」と呼ばれ、ポピーの見ごろの時期には「花まつり」が開催されている
この周辺は「ポピー・ハッピースクエア」と呼ばれ、ポピーの見ごろの時期には「花まつり」が開催されている

▼御成橋
住所:埼玉県鴻巣市滝馬室地内
駐車場:なし(ポピーまつり開催時期のみ臨時駐車場あり)

第15回「こうのす花まつり」の詳細はこちら

日本一を眺めたら、お次は日本一を“味わおう”!

ここまでで2つの日本一をご紹介しましたが、今度はこの川幅を「味わえる」スポットをご紹介。鴻巣近隣には「こうのす川幅うどん」と呼ばれるご当地麺を取り扱うお店が点在。今回はその「川幅うどん」を始めて提供したとされる「久良一」に行ってみました。

歴史を感じるたたずまい。駐車場は止められる台数が少ないため、お昼時を外していくことをおすすめしたい
歴史を感じるたたずまい。駐車場は止められる台数が少ないため、お昼時を外していくことをおすすめしたい

「久良一」は1996年に開業。2010年の埼玉B級ご当地グルメ王決定戦に初出場ながら準優勝し、多数のメディアで取り上げられる超有名店になりました。取材に伺ったこの日も、平日の昼過ぎの時間ながら席は常に満席。休みの日には相当の待ち時間が発生することもあるのだとか。

今回注文したのは一番人気だという「味噌煮込みうどん」1,045円(税込み)。具材にはハマグリが使われ、そのだしが味噌になじみ、何ともいえないおいしさ
今回注文したのは一番人気だという「味噌煮込みうどん」1,045円(税込み)。具材にはハマグリが使われ、そのだしが味噌になじみ、何ともいえないおいしさ
何といっても、特徴はこの幅広の麵!箸で持ち上げるのも大変なほどの重みがあり、どっしりとした歯ざわり・モチモチとした食感がマッチ
何といっても、特徴はこの幅広の麵!箸で持ち上げるのも大変なほどの重みがあり、どっしりとした歯ざわり・モチモチとした食感がマッチ

「久良一」に行ったついでに立ち寄りたいのが、すぐ近くにある鴻巣市産業観光館「ひなの里」。ここでは、川幅うどんをはじめとした名産品が販売されています。鴻巣市ならではのお土産を買うのにおすすめのスポットです。

鴻巣市産業観光館「ひなの里」ではひな人形の展示などもある
鴻巣市産業観光館「ひなの里」ではひな人形の展示などもある
「川幅うどん」をはじめ、「こうのす冷麺」、「鴻巣ラーメン」といった地元名産品が販売されている
「川幅うどん」をはじめ、「こうのす冷麺」、「鴻巣ラーメン」といった地元名産品が販売されている

▼久良一
住所:埼玉県鴻巣市人形4-1-36
駐車場:あり(無料)
URL:鴻巣市HP
https://www.city.kounosu.saitama.jp/site/konosu-life/11058.html

▼ひなの里
住所:埼玉県鴻巣市人形1-4-20
駐車場:あり(無料)
URL:http://www.konosu-kanko.jp/hinanosato/

※川幅グルメマップを参考にお気に入りのお店を見つけてみては。
https://www.city.kounosu.saitama.jp/uploaded/attachment/19256.pdf

まだまだある!鴻巣は「荒川水管橋」「ひな人形」も日本一

この川幅についつい目をとられがちですが、少し目を移すと「日本一の水管橋」と出会えます。総延長1,101メートル、日本一の長さを誇る「荒川水管橋」です。

取材日は菜の花が見ごろを迎えており、一面の黄色の景色と見る赤い水管橋はなかなかの絶景
取材日は菜の花が見ごろを迎えており、一面の黄色の景色と見る赤い水管橋はなかなかの絶景
14個のアーチが連なるのが特徴的。夕日をバックに写真を撮るのもきれいなのだとか
14個のアーチが連なるのが特徴的。夕日をバックに写真を撮るのもきれいなのだとか

▼荒川水管橋
住所:埼玉県鴻巣市大芦地内 ほか
URL:https://www.pref.saitama.lg.jp/c1304/90d00-01yousui/event.html

取材日はすでにあたたかな季節を迎えていましたが、鴻巣にはもう一つの日本一が。それが、ひな人形。もともと鴻巣ではひな人形の生産が盛んで、それらをもっと盛り上げたいと始まったのが、「日本一高いピラミッドひな壇」です。

全部で31段、7メートルの高さを誇るひな壇は、例年2月~3月上旬まで、「エルミこうのす」などで「鴻巣びっくりひな祭り」の一貫として飾られています。

「びっくりひな祭り」の名のごとく、驚きとともに迎えてくれるひな壇。約1,500体のひな人形が展示される
「びっくりひな祭り」の名のごとく、驚きとともに迎えてくれるひな壇。約1,500体のひな人形が展示される

近くに来たらぜひ訪れたい「花久の里」

もとは2代にわたり衆議院議員を輩出した名家の家屋が提供され、新しくコミュニティセンターとして生まれ変わったのが「花と音楽の館かわさと『花久の里』」。バラを中心とする花に囲まれた庭園を楽しみつつ、国産小麦粉100%の手打ちうどんやコーヒー・ケーキを味わえます。

その他、ピアノ演奏を中心とした音楽イベントや、会議室なども完備。地域の人はもちろん、鴻巣を訪れる人々の憩いの場です。

たくさんの日本一を堪能したら、ぜひ「花久の里」でほっと一息! リフレッシュ後のドライブ再開で、安全運転で帰宅してくださいね。

▼花と音楽の館かわさと「花久の里」
住所:埼玉県鴻巣市関新田343
駐車場:あり(無料)
休館日:毎週火曜日
URL:https://www.kakyunosato.or.jp/

今回のドライブに使用したクルマ:トヨタ「ヤリスクロス」

トヨタを代表するコンパクトカー「ヤリス」。それを小型クロスオーバーSUVに仕立てた「ヤリスクロス」を今回利用しました。2024年に一部改良・マイナーチェンジが行われ、デザインも変更に。今回借りたのは、最新の2024年モデルです。

通常の「ヤリス」が街乗り・日常使いというイメージがあるのに対し、「ヤリスクロス」は居住性や荷室空間のユーティリティを重視して開発。ボディも「ヤリス」と比較し、少しずつ広くなっています。

今回は鴻巣までの往復3時間と、鴻巣でのちょこちょことした乗り降りを想定し、「小回りが利くけど長時間乗っていても疲れない」をテーマにクルマを選びました。想定通り、街乗りも高速道路の通行もスムーズなヤリスクロスは、バランスのいい「ちょうどいいドライブカー」でした。

<今回のドライブのカーシェア料金>
・車種クラス:ベーシック
・料金プラン:ベーシック
・時間料金:5,700円(12時間パック)
・距離料金:3,486円(21円×166km)
合計:9,186円

<関連記事>
>>>埼玉県のおすすめドライブ

<三井のカーシェアーズについて>

>>>ご利用の流れ

>>>車種ラインアップ

<最新情報は公式SNSで>
FacebookX(Twitter)InstagramLINE

記事内容は公開時のものです。変更になる場合があります。

]]>
https://blog.carshares.jp/10393/feed/ 0 https://blog.carshares.jp/wp-content/uploads/title-55-550x367.jpg
【2025年・関東】クルマで行く人気&穴場のお花見スポット11選 https://blog.carshares.jp/20583/ https://blog.carshares.jp/20583/#respond Thu, 13 Mar 2025 19:00:00 +0000 https://blog.carshares.jp/?p=20583 いよいよ、桜の季節到来です!今回は、これまで公式ブログでご紹介したスポットの中から、クルマで行くおすすめのお花見スポットを紹介します。
今年のお花見は、三井のカーシェアーズのクルマを使ってお楽しみください!

<目次>
【千葉】子どもから大人まで楽しめる千葉県屈指の桜スポット「清水公園」
【千葉】春のドライブとお城と桜のコラボを楽しむ「館山城」
【神奈川】起伏に富む地形を活かしたお花見が楽しめる「さがみ湖MORIMORI」
【神奈川】桜並木の参道を歩く「鶴岡八幡宮」
【神奈川】お城見物に遊園地まで楽しめる「小田原城址公園」
【東京】江戸っ子も愛した桜の名所「上野恩賜公園」
【東京】隅田川沿いをお花見散歩「隅田公園」
【東京】お花見と温泉でのんびり過ごす癒しの空間「HANA・BIYORI」
【東京】車窓から桜を眺めるお花見ドライブへ「奥多摩湖」
【東京】お花見の穴場スポット「町田薬師池公園」
【茨城】世界最大の仏像と桜のコラボ「牛久大仏」
お花見ドライブに出かけよう

【千葉】子どもから大人まで楽しめる千葉県屈指の桜スポット「清水公園」

お花見しながらピクニックするなら第1公園広場がおすすめ
お花見しながらピクニックするなら第1公園広場がおすすめ

広い園内に約50種2,000本の桜が植えられ、「日本さくら名所100選」にも選ばれている「清水公園」。全国でも有数の桜の名所として知られています。桜の下でお弁当を広げてのんびり過ごすのはもちろん、園内にはフィールドアスレチックや屋根付きのBBQ棟があるキャンプ・バーベキュー場、ニジマス釣りができる釣り堀など、レジャースポットも豊富なので、子どもから大人まで1日楽しめます。

公園内に咲く桜を見ながらアスレチックが楽しめる
公園内に咲く桜を見ながらアスレチックが楽しめる

また、2025年4月6日(日)まで、「さくらまつり」を開催。園内の桜を見ながら散策を楽しむのもいいですね。第2駐車場の横、金上院にある樹齢140年を越える「劫初(ごうしょ)の桜」は必見!一度枯れた古木から新しい芽が出て成長した「奇跡の桜」といわれ親しまれています。

樹齢140年を超えるシダレザクラ
樹齢140年を超えるシダレザクラ

清水公園には、有料の駐車場が5カ所設けられています。特に、第3駐車場は、キャンプ・バーベキュー場・マス釣りを利用する方向けの駐車場となっており、メインの桜スポットからは少し離れています。そのため、お花見をメインで楽しみたい方は、第3駐車場以外にクルマを停めるのがおすすめです。

▼清水公園(しみずこうえん)
住所:千葉県野田市清水906
駐車場:あり(有料)
URL:https://www.shimizu-kouen.com/
*「さくらまつり」2025年4月6日(日)まで

<関連記事>
>>>千葉県野田市「清水公園」でアスレチックと四季折々の花を楽しむ

【千葉】春のドライブとお城と桜のコラボを楽しむ「館山城」

お城の白壁と桜のピンクが青空に映える絶景フォトスポット
お城の白壁と桜のピンクが青空に映える絶景フォトスポット

都内からも近く、春のドライブに人気のスポット、房総半島。春の風を感じながら、海岸沿いをドライブするのもいいですね。桜の名所として知られているのが、館山市街にある城山公園。山頂には戦国時代の武将、里見氏の居城「館山城」があります。天守閣を囲むように桜が植えられ、毎年、多くの花見客が訪れます。園内には桜のアーチを楽しめる場所もあるので、のんびりと散歩をするのもおすすめです。関東でも一足早く春の訪れを感じられる房総半島でのお花見は格別です。

城山公園でのお花見を楽しんだ後は、海沿いをドライブ。城山公園からクルマで5分ほどのところにある「渚の駅たてやま」では、館山湾を一望できる展望デッキに、「渚の駅たてやま」の名誉駅長を務めるさかなクンの世界に触れられるギャラリー、地元で採れた野菜や海鮮類をいただけるレストランなどが充実。お花見後に、ぜひ立ち寄りたいスポットです。

▼館山城(城山公園)
住所:千葉県館山市館山362番地
駐車場:あり(無料)
URL:https://tateyamacastle.jp/

▼渚の駅たてやま
住所:千葉県館山市館山1564-1
駐車場:あり(無料)
URL:https://www.city.tateyama.chiba.jp/minato/page100034.html

<関連記事>
>>>「館山城(八犬伝博物館)」と海鮮ランチを楽しむ秋の房総ドライブ!

>>>東京湾アクアライン(海ほたるPA)でUターンドライブ!(6時間パック)

【神奈川】起伏に富む地形を活かしたお花見が楽しめる「さがみ湖MORIMORI」

観覧車に乗りながらお花見が楽しめる「さがみ湖リゾートプレジャーフォレスト」
観覧車に乗りながらお花見が楽しめる「さがみ湖MORIMORI」

2025年4月13日(日)まで「さがみ湖桜まつり」が開催されている「さがみ湖MORIMORI」。遊園地、キャンプ場、温泉施設などが楽しめるレジャースポットですが、春には約2,500本もの桜が咲き誇る、関東有数の桜の名所としても知られています。こちらで人気なのが園内の起伏に富んだ地形を活かしたお花見。桜のアーチをくぐり抜ける「桜の天の川」や、リフトから桜の絨毯を見下ろす「空飛ぶ花見」など、他にはないお花見を楽しめます。

園内を彩るイルミネーションも人気
園内を彩るイルミネーションも人気

「夜桜イルミリオン」は2025年3月15日(土)~4月13日(日)まで開催され、2025年5月11日(日)までは「さがみ湖イルミリオン」も開催中です。関東最大級、600万球のイルミネーションと夜桜を鑑賞でき、1日たっぷり楽しめるのもうれしいですね。

▼さがみ湖MORIMORI
住所:神奈川県相模原市緑区若柳1634
駐車場:あり(有料)
URL:http://www.sagamiko-resort.jp/
*「さがみ湖桜まつり」2025年4月13日(日)まで
*「さがみ湖イルミリオン」2025年5月11日(日)まで

<関連記事>
>>>世界初! すみっコぐらしイルミネーションを見に「さがみ湖イルミリオン」に行こう 

【神奈川】桜並木の参道を歩く「鶴岡八幡宮」

「二の鳥居」から「三の鳥居」まで続く段葛の桜並木
「二の鳥居」から「三の鳥居」まで続く段葛の桜並木

歴史散策や神社仏閣巡りから、グルメ、ショッピングまで楽しめる人気の観光スポット、鎌倉。四季折々の風景が楽しめますが、一度は訪れたいのが春の鎌倉。なかでも、鶴岡八幡宮は桜の名所としても人気のスポットです。由比ガ浜方面から鶴岡八幡宮に続く参道「若宮大路」の中央は、一段高い道「段葛(だんかずら)」となっています。段葛の両脇には桜の木が植えられ、春には桜のアーチを歩くことができます。

源平池にかかる、赤い太鼓橋が桜に映える
源平池にかかる、赤い太鼓橋が桜に映える

境内の桜の見どころは、入り口の三の鳥居をくぐった先にある源平池。池の周りに桜が植えられ、散策が楽しめます。池に浮かぶ島には、鎌倉・江ノ島七福神の一つ「旗上弁財天社」があり、必勝祈願のパワースポットとしても知られています。参拝の後は、若宮大路周辺を散策しながら、食事やお買い物と、春の1日をのんびり過ごしたいですね。

▼鶴岡八幡宮
住所:神奈川県鎌倉市雪ノ下2丁目1−31
駐車場:あり
URL:https://www.hachimangu.or.jp/

<関連記事>
>>>鎌倉に日帰りドライブ!鎌倉の定番スポットをクルマで巡るドライブルート

【神奈川県】お城見物に遊園地まで楽しめる「小田原城址公園」

約300本の桜が咲き誇る小田原城
約300本の桜が咲き誇る小田原城

都心から近く、日帰りで小旅行気分を味わえる観光スポット小田原。海と山に囲まれた自然豊かな街として、また、戦国期から近代にいたる、各時代の歴史観光が楽しめる街としても親しまれています。お花見スポットとしても人気なのが小田原城址公園。小田原城の天守閣やお堀の周辺に、およそ300本の桜が咲きほこり、毎年多くの花見客でにぎわいます。相模湾が一望できる天守閣から、桜色に染まる園内を眺めるのもいいですね。鎧兜や打掛・忍者衣装が身につけられる「甲冑着付け体験」(有料)もあるので、桜の下で戦国武将や姫に扮して写真を撮ってみてはいかがでしょうか。小さなお子さん連れには、豆汽車やバッテリーカーなどの遊具で遊べる「こども遊園地」(有料)もおすすめです。「こども遊園地」の休園日は、公式サイトでご確認ください。

夜はライトアップされた堀端を散策したい
夜はライトアップされた堀端を散策したい

桜の開花時期には「小田原桜まつり」も開催されます。小田原城址公園、お堀外周などで、ぼんぼりの設置やライトアップが行われ、幻想的な夜桜を楽しめます。

▼小田原城址公園
住所:神奈川県小田原市城内6−1
URL:https://odawaracastle.com/Overview/
駐車場:周辺にあり(小田原駅周辺駐車場一覧)
https://www.city.odawara.kanagawa.jp/field/c-planning/parking_p/annai/p14961.html
*「小田原桜まつり」 2025年3月下旬~4月上旬まで(予定)

<関連記事>
>>>お花見シーズン到来!三井のカーシェアーズで行きたいおすすめお花見スポット

【東京】江戸っ子も愛した桜の名所「上野恩賜公園」

不忍池のほとりを彩る桜
不忍池のほとりを彩る桜

東京の桜の名所といえば「上野恩賜公園」。毎年、開花の状況がテレビのニュースなどでも取り上げられる、有名なお花見スポットです。江戸の昔から人々に親しまれてきた上野の桜は約800本。上野の山から不忍の池方面へ下っていく桜並木を歩いたら、不忍池にまわり、弁天堂まで続く桜並木へ。弁天堂の前にあるボート乗り場からボート(有料)に乗って、池の上から桜を眺めるのもおすすめです。

お花見の後は、園内にある博物館や美術館、動物園に出かけたり、「アメ横」で食事をしたり買い物をしたりするのもいいですね。

▼上野恩賜公園
住所:東京都台東区上野公園・池之端三丁目
駐車場:あり
URL:https://www.kensetsu.metro.tokyo.lg.jp/jimusho/toubuk/ueno

<関連記事>
>>>「アメ横」「上野恩賜公園」「不忍池」をまる1日楽しむ上野散策

【東京】隅田川沿いをお花見散歩「隅田公園」

スカイツリーを望む隅田川の桜並木
スカイツリーを望む隅田川の桜並木

外国人観光客も多く訪れる浅草。隅田川の両岸沿いに広がる「隅田公園」は、春のお花見、夏の花火大会と、江戸時代から人々に愛され親しまれてきました。吾妻橋から桜橋あたりまで、約1kmの桜並木が続きます。現在は、墨田区側に約300本、台東区側に約600本の桜が植えられています。浅草側から、桜と東京スカイツリーのコラボレーションを楽しむのもおすすめです。

墨田区側、桜橋近くにある「長命寺桜もち」で桜餅を買って、お花見をしながら食べるのもいいですね。桜の開花時期には、「墨堤さくらまつり」も開催されます。期間中、夜には園内の桜がライトアップされるので、夜桜散歩も楽しめます。

▼隅田公園
住所:東京都墨田区向島1,2,5
駐車場:なし(近隣にコインパーキングあり)
URL:http://visit-sumida.jp/spot/6133/
*墨堤さくらまつり 2025年3月15日(土)~2025年4月13日(日)まで
https://visit-sumida.jp/event/sakuramatsuri2025/

<関連記事>
>>>6時間パックで巡る!東京下町ドライブ

【東京】お花見と温泉でのんびり過ごす癒しの空間「HANA・BIYORI」

桜とアトラクションが楽しめる「HANA・BIYORI」と「よみうりランド」
桜とアトラクションが楽しめる「HANA・BIYORI」と「よみうりランド」

隣接する「よみうりランド」と併せてお花見を楽しめる、新感覚フラワーパーク「HANA・BIYORI」。都心からも近く、カップルや家族連れにも人気のスポットです。年間通してお花を楽しめる場所ですが、桜の季節はより華やかになります。桜並木を散策したり、お弁当を広げてお花見をしたりと楽しみ方はいろいろです。

また、2024年3月、「HANA・BIYORI」に天然温泉の日帰り施設「花景の湯(かけいのゆ)」(有料)がオープン。泉質は「美人の湯」「美肌の湯」とも言われる弱アルカリ性の炭酸水素塩泉です。標高約100mにある「絶景露天風呂」からは都心も一望できます。お花見&温泉の組み合わせは、のんびりと過ごしたい方におすすめです。

▼「HANA・BIYORI」
住所:東京都稲城市矢野口4015-1
駐車場:あり(HANA・BIYORI利用で3時間無料、当日最大1,500円)
URL:https://www.yomiuriland.com/hanabiyori/

▼遊園地「よみうりランド」
住所:東京都稲城市矢野口4015-1
駐車場:あり(平日:1,500円/土日祝・特定日:2,000円)
URL:https://www.yomiuriland.com/

<関連記事>
>>>新感覚フラワーパーク「HANA・BIYORI」へ癒しのドライブ

【東京】車窓から桜を眺めるお花見ドライブへ「奥多摩湖」

エメラルドグリーンの湖面に映える桜
エメラルドグリーンの湖面に映える桜

四季折々の景色を楽しめる奥多摩湖。春には、山々がピンク色に染まり、約4,000本の桜が湖畔を彩る、美しい風景が広がります。奥多摩周遊道路を走れば、車窓から桜を眺めることができ、カップルにも人気のお花見ドライブスポットです。

ぜひ立ち寄りたいのが日本最大級を誇る「小河内ダム」。展望塔からは、迫力ある眺めと山々を彩る桜を堪能できます。エメラルドグリーンの湖面と桜の写真を撮るなら、奥多摩湖の東側にあるドラム缶橋、全長200mの「麦山の浮橋」がおすすめ。浮き橋を歩きながらお花見を楽しめるのは奥多摩ならではの光景です。

小河内ダムと湖畔に咲き誇る桜
小河内ダムと湖畔に咲き誇る桜

▼奥多摩湖
住所:東京都西多摩郡奥多摩町原
駐車場:あり(無料)
URL:https://www.okutama.gr.jp/site/sightseeing/

<関連記事>
>>>奥多摩周遊道路を通る絶景ドライブへ! 奥多摩の自然でリフレッシュ

【東京】お花見の穴場スポット「町田薬師池公園」

桜咲く里山の景色を眺めながらのんびり過ごしたい
桜咲く里山の景色を眺めながらのんびり過ごしたい

混雑を避けてのんびりお花見を楽しむなら「町田薬師池公園」は、いかがでしょう。「東京都指定名勝」、「日本の歴史公園100選」にも選ばれる、町田市を代表する公園。東京郊外でお花見が楽しめる穴場スポットとしても人気です。薬師池周りの散策路には約250本の桜が植えられています。江戸時代の古民家や、水車小屋などが移築された園内は、のどかな里山の風景が広がり、都会の喧騒を忘れさせてくれます。池のほとりにある「やくし茶屋」で、桜を眺めながら甘酒、抹茶、お団子などをいただくのもおすすめです。

▼町田薬師池公園
住所:東京都町田市野津田町3270
駐車場:あり(1時間まで無料。当日最大800円)
URL:https://machida-shikisainomori.com/

<関連記事>
>>>町田の観光スポット! 町田薬師池公園を楽しむ週末ドライブ

【茨城】世界最大の仏像と桜のコラボ「牛久大仏」

桜の花を見下ろすように佇む牛久大仏
桜の花を見下ろすように佇む牛久大仏

世界一の高さを誇り、奈良の大仏が手のひらにのってしまうほど大きな牛久大仏。春には、大仏の足元に桜と芝桜が咲き乱れ、まるで極楽浄土のような景色が拝めると、毎年多くの花見客が訪れる人気のスポットです。桜色の雲の上に立っているかのような大仏を見上げた後は、体内巡りをしてエレベーターで地上85mの展望台へ。大仏の胸の部分にあたる窓からは、天気が良ければ、富士山やスカイツリーも見渡すことができます。浮世離れしたお花見気分を味わいたい方におすすめです。

▼牛久大仏(浄土真宗東本願寺派本山東本願寺)
住所:茨城県牛久市久野町2083
駐車場:あり(無料)
URL:https://daibutu.net/

<関連記事>:
【茨城】牛久大仏を見に行く観光ドライブ! 周辺のおすすめスポットも紹介

お花見ドライブに出かけよう

江戸の昔から、日本人が楽しんできたお花見。淡いピンク色に染まった桜の下を歩くだけで、心が華やいでくるようです。今年の桜は今年だけのもの。ご家族で、カップルで、春の風物詩を満喫しに、三井のカーシェアーズをぜひご活用ください!

※記事内容は公開時のものです。情報が変更になることがありますので、訪問前に施設や自治体の公式ホームページなどで最新の情報をご確認ください。

<三井のカーシェアーズについて>
>>> ご利用の流れ|三井のカーシェアーズ (carshares.jp)

>>>料金について

>>>車種ラインアップ

<最新情報は公式SNSで>
FacebookX(Twitter)InstagramLINE

]]>
https://blog.carshares.jp/20583/feed/ 0 https://blog.carshares.jp/wp-content/uploads/sakura.title_-550x275.jpg
続日本100名城!「のぼうの城」で有名な忍城へ。行田花手水やランチ&観光スポットも https://blog.carshares.jp/24451/ https://blog.carshares.jp/24451/#respond Wed, 08 Jan 2025 19:00:00 +0000 https://blog.carshares.jp/?p=24451 歴史小説や映画「のぼうの城」の舞台で有名な忍城(おしじょう)。作品は史実を元にしており、実在したお城です。忍城址のある行田は人気の観光地で、三井のカーシェアーズ公式ブログでも2019年にお出かけしました。

映画化から12年を経て、まだまだ人気の「のぼうの城」。今回は忍城址に再訪し、行田市内で催されているイベント「行田花手水week」と、近隣のグルメスポットを巡ります!

<目次>
都心から行田市郷土博物館まで、およそ90分
古墳時代と戦国時代の息吹を全身で感じる丸墓山古墳(埼玉古墳群)
「観光物産さきたまテラス」でわたぼくソフトクリームを食べる
思い思いの花手水で出迎える「行田花手水week」。まずは看板猫で有名な「前玉神社」へ
お休み処かねつき堂で行田名物「ゼリーフライ」をいただく
花手水week中は、色とりどりの花手水であふれる忍城址
昭和レトロな「CAFÉ閑居」で心安らぐ時間を過ごす
本店の店舗は国の登録有形文化財「十万石ふくさや」
今回のドライブで利用したクルマ:ホンダ「新型ヴェゼルe:HEV」

都心から行田市郷土博物館まで、およそ90分

今回、利用したステーションは西部池袋線「東久留米」駅の近くに位置する「リパーク東久留米駅前第2」。ホワイトのホンダ「新型ヴェゼルe:HEV」で出発です。

「新型ヴェゼルe:HEV」はデザインと使い勝手のよさも評価され、2024年上半期のSUV販売台数第1位を獲得
「新型ヴェゼルe:HEV」はデザインと使い勝手のよさも評価され、2024年上半期のSUV販売台数第1位を獲得

都心から郷土博物館まで、東北自動車道、あるいは関越自動車道を利用します。どちらのルートでも、およそ90分で到着します。

東北自動車道で向かった場合は羽生ICから一般道を利用し、県道84号線、国道125号線バイパスを経由するルートをドライブ。関越自動車道で向かった場合は東松山ICで一般道を利用し、国道254号線、県道66号線を経由するルートをドライブします。

行田や付近の一般道は広くて見通しがよく、真っ直ぐなルートが多くて走行しやすい
行田や付近の一般道は広くて見通しがよく、真っ直ぐなルートが多くて走行しやすい

古墳時代と戦国時代の息吹を全身で感じる丸墓山古墳(埼玉古墳群)

忍城址へと向かう前に、石田三成が忍城を攻める際に陣を張ったという「丸墓山古墳」へ向かいます。丸墓山古墳は「埼玉(さきたま)古墳群」内にあるので、ナビは埼玉古墳群、あるいは埼玉古墳群を管理する「埼玉県立さきたま史跡の博物館」でルート検索をします。

埼玉古墳群は広い無料駐車場を設けている。写真奥のぽっこりした丘が丸墓山古墳だ
埼玉古墳群は広い無料駐車場を設けている。写真奥のぽっこりした丘が丸墓山古墳だ

5世紀から7世紀にかけて築かれた、無数の古墳で構成さる「埼玉古墳群」。墳丘全長が100メートルを超える大型古墳の密集する全国屈指の古墳群で、2020年には「特別史跡」に指定されました。

埼玉古墳群は桜の名所としても知られており、丸墓山古墳の頭頂部をはじめ、敷地内に多く植えられていた。ぜひ、桜の季節にも訪れたい
埼玉古墳群は桜の名所としても知られており、丸墓山古墳の頭頂部をはじめ、敷地内に多く植えられていた。ぜひ、桜の季節にも訪れたい

駐車場から丸墓山古墳までの道は、忍城を水攻めにする際に作られた「石田堤」の一部だそう。丸墓山古墳の頭頂からは行田の街並みが一望でき、この場に石田三成が陣を敷いたのもうなずけます。

丸墓山古墳の頭頂部は広々としており、ぐるりと周囲を見渡すことができる
忍城址と逆の方向には、無数の古墳を見ることができる
忍城址と逆の方向には、無数の古墳を見ることができる

埼玉古墳群はさまざまな埴輪(はにわ)が出土していることで知られており、敷地内の「はにわの館」では、オリジナルの埴輪を作ることができるそう。

「はにわ作り体験」は有料だが、はにわの館への入場は無料
「はにわ作り体験」は有料だが、はにわの館への入場は無料

▼丸墓山古墳(埼玉古墳群)
住所:埼玉県行田市埼玉4834(埼玉県立さきたま史跡の博物館)
駐車場:あり(無料)
URL:https://sakitama-muse.spec.ed.jp/

「観光物産さきたまテラス」でわたぼくソフトクリームを食べる

敷地内で営業している「観光物産さきたまテラス(以下、さきたまテラス)」では、古墳や埴輪にまつわるお土産を扱うほか、「餃子バーガー」や「行田古代米カレー」、「鉄剣ピザドッグ」といった地域の特産品を用いた軽食を提供しています。調べると「さきたまテラスのソフトクリームはとてもおいしい」との評判。

入店して左側が売店、右側が軽食コーナー。軽食は建物内、テラス席のどちらでもいただくことができる
入店して左側が売店、右側が軽食コーナー。軽食は建物内、テラス席のどちらでもいただくことができる

さきたまテラスの入口には「わたぼくソフトクリーム」の看板がありました。「わたぼく」は行田市に本社と工場を持つ、森乳業の乳製品ブランド。埼玉県の多くの小学校では給食に「わたぼく牛乳」が提供されており、大人にとっては懐かしの味なのだそう。

左は「わたぼくコーヒーソフト」、右は「わたぼく牛乳ソフト」。料金はともに350円(税込み)
左は「わたぼくコーヒーソフト」、右は「わたぼく牛乳ソフト」。料金はともに350円(税込み)

牛乳ソフトは評判の通りに濃厚で舌触りがよく、しつこさのないスッキリとした甘さと味わい。コーヒーソフトはジェラートのような触感で、こちらも甘さは控えめ。この上品でどこか懐かしい風味が、わたぼく牛乳を飲んで育った人たちの心をつかんで離さないのでしょう。

▼観光物産さきたまテラス
住所:埼玉県行田市佐間1503-1
駐車場:あり(無料)
URL:https://www.gyoda-kankoukyoukai.jp/shopping/16894

思い思いの花手水で出迎える「行田花手水week」。まずは看板猫で有名な「前玉神社」へ

「花手水(はなちょうず)」とは、張った水に花を浮かべた手水舎(ちょうずや)や手水鉢(ちょうずばち)のこと。新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、多くの神社やお寺が手水舎の使用を控えました。新型コロナ騒動に疲れた参拝者の心を癒すべく手水舎に花手水を施す神社やお寺があらわれ、全国へと広まったとされています。

行田ではおもてなしイベントとして「行田花手水week」を実施。期間中は神社やお寺だけでなく、活動に賛同する施設や小売店が軒先に個性豊かな花手水を設けて、お客さんをもてなします。

また月に一度の限定でライトアップイベント「希望の光」も実施。賛同店や実施日は「行田市観光NAVI(https://www.gyoda-kankoukyoukai.jp/)」でご確認ください。

事前に調べたところ、埼玉古墳群のすぐ近くにある「前玉(さきたま)神社」でも花手水を実施しているそう。前玉神社は4匹の看板猫が参拝者を出迎えてくれることでも有名な神社です。早速、クルマを走らせました。

境内に訪れると、社務所でかわいらしいリボンを巻いた猫がお出迎え
境内に訪れると、社務所でかわいらしいリボンを巻いた猫がお出迎え

前玉神社は埼玉古墳群から700メートルほど離れた場所に位置し、浅間塚(せんげんづか)と呼ばれる古墳の上に本殿が建てられています。毎月22日前後には、境内に住まう猫の描かれた「猫シリーズ限定御朱印」の頒布が行われ、大変なにぎわいになるそう。

手水舎の縁に鎮座する小さな埴輪たちが、なんともユーモラスでかわいらしい
手水舎の縁に鎮座する小さな埴輪たちが、なんともユーモラスでかわいらしい

手水舎には華やかな花々が浮かべられ、参拝者の心を癒やし、和ませてくれます。花手水はもちろんですが、久しく目にしなかった水の満たされた手水舎は、とてもきれいなのだと気付かせてくれました。浅間塚を登って本殿にお参りし、前玉神社をあとにします。

▼前玉神社
住所:埼玉県行田市大字埼玉5450
駐車場:あり(無料)
URL:https://sakitama-jinja.com/

お休み処かねつき堂で行田名物「ゼリーフライ」をいただく

行田の名物グルメといえば、多くの人が「ゼリーフライ」を挙げるのではないでしょうか。忍城址から150メートルのところに、ゼリーフライのおいしさで評判の軽食店「お休み処かねつき堂」があります。ちょうど小腹も空いてきたので、クルマを走らせました。

店名の由来である鐘楼は忍城改築の際に譲り受け、移築したもの
店名の由来である鐘楼は忍城改築の際に譲り受け、移築したもの

かねつき堂の説明によれば、ゼリーフライはおからにジャガイモ、ニンジン、長ネギを混ぜ、素揚げにしたもの。日露戦争の時代、中国に渡った人がおやつとして考案し、のちに行田で広く伝わったのだそう。形が銭(ぜに)の似ているところから「銭フライ」と名付けられ、やがて訛って「ゼリーフライ」に変わったのだとか。

お店に入り、ゼリーフライを注文。料金は前払い式でした。

ゼリーフライは1人前2個で220円(税込み)。当日は2人で訪れたため、2つの皿に分けて提供してくれた
ゼリーフライは1人前2個で220円(税込み)。当日は2人で訪れたため、2つの皿に分けて提供してくれた
フワフワとし、とても滑らかな食感。揚げ物なのに、まったくしつこさを感じない
フワフワとし、とても滑らかな食感。揚げ物なのに、まったくしつこさを感じない

お茶と一緒に配膳された熱々のゼリーフライ。さっそくいただくと、ジャガイモの香りがフワリと広がり、遅れて感じるおからの風味とソースの甘さが、「もっと食べたい」という気持ちを湧かせます。ゼリーフライの素朴でやさしいおいしさもそうですが、なにより店員さんの温かい人柄が印象に残りました。

▼お休み処かねつき堂
住所:埼玉県行田市本丸13-13
駐車場:あり(無料)

花手水week中は、色とりどりの花手水であふれる忍城址

忍城址や御三階櫓の見物には、郷土博物館の第1駐車場と第2駐車場を利用しました。第1駐車場、第2駐車場ともに、県道128号線からのみ進入ができます。また、「忍城バスターミナル観光案内所」の駐車場も利用可能。週末や祝祭日は行田市役所近くの臨時駐車場が開放され、こちらも利用できます。

第1駐車場は熊谷方面に郷土博物館を過ぎ、島田風呂店の手前を左折
第1駐車場は熊谷方面に郷土博物館を過ぎ、島田風呂店の手前を左折
第2駐車場は郷土博物館の西側に隣接している(画像は熊谷方面側から撮影)
第2駐車場は郷土博物館の西側に隣接している(画像は熊谷方面側から撮影)

関東七名城に数えられる忍城。築城は室町時代、この地を統一した成田氏によって成されました。北の利根川と南の荒川に挟まれた低湿地に築かれ、沼と自然堤防に囲まれた忍城は守りが堅く、上杉謙信による北条攻めや石田三成の水攻めを耐え抜きます。

忍城は地域が歩んだ歴史にくわえ、御三階櫓の再建や城址公園の整備が評価され、2017年に「続日本100名城」に選ばれる
忍城は地域が歩んだ歴史にくわえ、御三階櫓の再建や城址公園の整備が評価され、2017年に「続日本100名城」に選ばれる

石田三成の水攻め後、忍城は開城。豊臣軍に引き渡され、徳川家康の四男・松平忠吉が十万石で入城します。廃藩置県と同時に忍城は廃城となり、取り壊しを余儀なくされます。御三階櫓は1988年に再建、また周辺は城址公園として整備され、市民の憩いの場となりました。本丸跡地に建てられた郷土博物館では、古代から現代にいたる行田の歴史と文化を、実物資料を交えて学ぶことができます。

郷土博物館の入場料は大人200円、大学生・高校生 100円、中学生・小学生 50円(税込み)。郷土博物館と御三階櫓は館内で繋がっており、そのまま御三階櫓の最上階にまで登ることができる
郷土博物館の入場料は大人200円、大学生・高校生 100円、中学生・小学生 50円(税込み)。郷土博物館と御三階櫓は館内で繋がっており、そのまま御三階櫓の最上階にまで登ることができる

行田花手水week中は随所に華やかな花手水が設けられ、ライトアップイベント「希望の光」開催。時には、花手水のライトアップのほかプロジェクションマッピングショーが催されます。

また、2025年3月30日まで、リアル謎解きイベント「忍城に眠る謎」も開催中。お子さんと訪れるのにぴったりのイベントですね。

▼リアル謎解きイベント「忍城に眠る謎」
URL:https://oshijo-nazotoki.com/

水場の花手水はスタッフによるお色直し中だった
水場の花手水はスタッフによるお色直し中だった
かつては忍城の二の丸にあったという「時鐘」の鐘楼。現在、つり下げられている鐘は複製で、本物の時鐘は郷土博物館に展示されている
かつては忍城の二の丸にあったという「時鐘」の鐘楼。現在、つり下げられている鐘は複製で、本物の時鐘は郷土博物館に展示されている
鐘楼前の花手水には、小ぶりなかわいらしい花々が浮いていた
鐘楼前の花手水には、小ぶりなかわいらしい花々が浮いていた
東門は忍城内で利用されていた門を移築したものだそう
東門は忍城内で利用されていた門を移築したものだそう
東門前には3つの花手水が設けられていた。異なる色合いが物語を演出する
東門前には3つの花手水が設けられていた。異なる色合いが物語を演出する

▼忍城址(行田市郷土博物館)
住所:埼玉県行田市本丸17-23
駐車場:あり(無料)
URL:https://www.gyoda-kankoukyoukai.jp/spot/973

昭和レトロな「CAFÉ閑居」で心安らぐ時間を過ごす

近代に入ると行田は足袋の生産が盛んになり、地域のあちこちに足袋工場や足袋蔵が建ち並ぶ、日本一の産地となりました。今でも商店街や町並みには当時のお屋敷や足袋蔵が現存し、これら由緒ある建物を見物するため、多くの観光客が訪れています。

この日のランチは花手水weekに賛同し、建物の雰囲気がいいことで知られる「CAFÉ閑居(かんきょ)」でいただくことにしました。

どこか懐かしさを感じる様式の店舗は、昭和初期に建てられたという
どこか懐かしさを感じる様式の店舗は、昭和初期に建てられたという
風格を感じる手水鉢。花々の色合いは秋の終わりと冬の始まりを意識したのだろうか
風格を感じる手水鉢。花々の色合いは秋の終わりと冬の始まりを意識したのだろうか

行田市の初代市長邸宅を借りて改装し、開業したという「CAFÉ閑居」。店内に入ると、昭和日本建築の内装が出迎えてくれます。通されたのは堀りごたつのお座敷席です。

お座敷席は暖かな日の光が差し込む、とても温かみのある部屋だ
お座敷席は暖かな日の光が差し込む、とても温かみのある部屋だ
チキンのオーブン焼きは1,920円(税込み)。ライスとスープ、もしくはグラハムブレッド2種とサラダ、スープがセットになる
チキンのオーブン焼きは1,920円(税込み)。ライスとスープ、もしくはグラハムブレッド2種とサラダ、スープがセットになる

岩手県産の銘柄鶏を、こんがりと焼き上げたチキンのオーブン焼き。しっかりとした弾力があり、噛むほどに濃くて上品な脂の旨みがにじみ出て箸を進ませます。マッシュルームのクリームソースとバルサミコ、アメリケンソースと3種類のソースが盛られており、風味の変化を楽しみながらいただけました。

2種のソースのドリアは1,640円(税込み)。サラダとスープがセットになる
2種のソースのドリアは1,640円(税込み)。サラダとスープがセットになる

デミグラスソースとたっぷりのホワイトソースがかかった贅沢なドリア。熱々のホワイトソースはとってもクリーミーで、デミグラスソースのコクや香りに負けない濃厚さ。ふたつのソースの相性は抜群で、味変はもちろん時に味のグラデーションを楽しみながら、一気に食べきってしまいました。

デザートに「スイートポテトブリュレ」と「【季節の紅茶】柚子はちみつティー」をオーダー。甘味で疲れを癒やしながら、レトロな世界でゆっくりと過ぎる時間を楽しみます。

スイートポテトブリュレは690円、トッピングのアイスは150円。スイートポテトとブリュレが二層になっており、意外な相性のよさを発揮! 季節の紅茶は550円(すべて税込み)
スイートポテトブリュレは690円、トッピングのアイスは150円。スイートポテトとブリュレが二層になっており、意外な相性のよさを発揮! 季節の紅茶は550円(すべて税込み)
CAFE閑居の隣で営業する「パン工房KURA」は、足袋蔵を改装した店舗。先ほどいただいたグラハムブレッドは、KURAで焼いたものだそう
CAFE閑居の隣で営業する「パン工房KURA」は、足袋蔵を改装した店舗。先ほどいただいたグラハムブレッドは、KURAで焼いたものだそう

▼CAFÉ閑居
住所:埼玉県行田市行田7-3
駐車場:あり(無料)
URL:https://www.cafe-kankyo.com/kk_index.html

本店の店舗は国の登録有形文化財「十万石ふくさや」

埼玉県のお土産として、あまりに有名な十万石ふくさやの「十万石まんじゅう」。十万石ふくさやは行田が発祥のお店で、本店の店舗は有形文化財に指定される、由緒のある建物。CAFÉ閑居から近いこともあり、花手水巡りの締めに向かいました。

行田では珍しい江戸様式の店蔵で、明治16年に呉服屋として棟上。足袋蔵を経て、昭和44年に十万石の店舗になった
行田では珍しい江戸様式の店蔵で、明治16年に呉服屋として棟上。足袋蔵を経て、昭和44年に十万石の店舗になった
赤い花が主体の花手水。白い十万石まんじゅうがとても印象的だ
赤い花が主体の花手水。白い十万石まんじゅうがとても印象的だ

白く美しさに目を奪われる十万石ふくさや本店。今年、施された修理で白壁となりましたが、それまでは黒いなまこ壁だったそう。小さなショーケースには、歴代の携帯ストラップも飾られていました。十万石まんじゅうと一緒に購入決定です。

十万石まんじゅう(5個入り)は799円、携帯ストラップは660円(ともに税込み)
十万石まんじゅう(5個入り)は799円、携帯ストラップは660円(ともに税込み)

▼十万石ふくさや
住所:埼玉県行田市行田20-15(行田本店)
駐車場:あり(無料)
URL:https://www.jumangoku.co.jp/

花手水weekを巡りながら、各スポットを楽しんだ行田ドライブ。郷土博物館のスタッフさんや、それぞれのお店の店員さんがとても親切に、そして温かく接してくれたのがとても印象的でした。はにわの館をはじめ、まだまだ訪れたいスポット、食べたいグルメがたくさんある行田市。今度は別の季節に再訪したいと思います。

今回のドライブで利用したクルマ:ホンダ「新型ヴェゼルe:HEV」

シンプルで精練されたなデザインが美しい新型ヴェゼルe:HEV。街の中はもちろん、自然の中でも存在感を発揮する
シンプルで精練されたなデザインが美しい新型ヴェゼルe:HEV。街の中はもちろん、自然の中でも存在感を発揮する

コンパクトSUVの新型ヴェゼル。「e:HEV」はハイブリッド車であることを示しています。エンジンとモーターの長所を最大限に活用するシステムにより、スムーズでパワフルな加速と高い燃費性能を実現。

ボディカラーは光の当たり方で色合いが変化する
ボディカラーは光の当たり方で色合いが変化する

広い水平画角のフロントワイドビューカメラを備え、また前方と後方にもそれぞれソナーセンサーを搭載。渋滞追従機能付アダプティブクルーズコントロールや近距離衝突軽減ブレーキ、急発進を防止する後方誤発進抑制機能など、数々の先進安全運転支援機能がドライバーをサポートします。

<今回のドライブのカーシェア料金>
・料金プラン:ベーシック
・車種クラス:ミドル
・時間料金: 6,700円(12時間パック)
・距離料金: 2,400円(20円×120km)
合計:9,100円

<三井のカーシェアーズについて>

>>>ご利用の流れ

>>>車種ラインアップ

<最新情報は公式SNSで>
FacebookX(Twitter)InstagramLINE

記事内容は公開時のものです。変更になる場合があります。

]]>
https://blog.carshares.jp/24451/feed/ 0 https://blog.carshares.jp/wp-content/uploads/title-51-550x275.jpg