おすすめドライブ

東京湾アクアライン(海ほたるPA)でUターンドライブ!(6時間パック)

東京湾をまたぎ、神奈川県川崎市と千葉県木更津市を結ぶ「東京湾アクアライン」。「海ほたるパーキングエリア(以降:海ほたるPA)」は、眺めの良いPAとしてとても有名です。これまでカレコ公式ブログでも、お出かけした際の立ち寄りスポットとして何度か海ほたるを取り上げてきました。名店が軒を連ね、多くの名物を味わえる海ほたる。しっかりと楽しまないのはもったいない! 今回はカレコの6時間パックを利用し、海ほたる自体を目的にお出かけしました。

<目次>
都心から海ほたるまで1時間ほど
海ほたるで東京湾アクアラインのUターンができる
フードコートで食料を購入し、同乗者とシェアして楽しもう!
お土産に初夏の味覚「房州びわ」を購入
今回のドライブに利用したクルマ:トヨタ「カローラクロスHYBRID」

都心から海ほたるまで1時間ほど

ステーションを出発し、まずは首都高速中央環状線へ向かいます。高速湾岸線に分岐し、横浜方面へ。川崎浮島JCTでアクアラインへと分岐したら、10分ほどで海ほたるに到着です。出発地点にもよりますが、早ければ1時間かからない道のりです。

今回、利用したステーションは「リパーク東久留米本町1丁目(自転車可)」
今回、利用したステーションは「リパーク東久留米本町1丁目(自転車可)」
湾岸線は羽田空港の敷地内を縦断するため、間近を飛ぶ飛行機や空港設備が見える
湾岸線は羽田空港の敷地内を縦断するため、間近を飛ぶ飛行機や空港設備が見える

海ほたるで東京湾アクアラインのUターンができる

海ほたるは、全長およそ650mの「木更津人工島」に建設された、世界的にも珍しいPA。1997年12月、東京湾アクアライン開通と一緒に、海ほたるも供用開始。5階建てで構成され、1階から3階までは駐車場、4階、5階はショッピングモールになっています。2019年の大規模リニューアルにより、現在のフロアとなりました。

1階の駐車場はトラックや観光バスなどの大型車用。1階からだと、海ほたるが船舶をイメージした造りになっているのがよくわかる
1階の駐車場はトラックや観光バスなどの大型車用。1階からだと、海ほたるが船舶をイメージした造りになっているのがよくわかる

意外と知られていませんが、東京湾アクアラインは海ほたるでUターンすることが可能です。今回の場合だと、海ほたるでUターンして川崎浮島JCTに戻ることができます。もちろん木更津金田JCTから入った場合も、Uターンすることができます。Uターンした場合の(東京湾アクアラインの)利用料金は、片道分(軽自動車640円、普通自動車800円:ともにETC利用時)になります。

海ほたるから退出するときの進路で、Uターンするかを選べる。ただし臨時駐車場に誘導された場合は、そのままUターンができない。駐車場の係員にUターンしたい旨を伝え、指示をあおぐ
海ほたるから退出するときの進路で、Uターンするかを選べる。ただし臨時駐車場に誘導された場合は、そのままUターンができない。駐車場の係員にUターンしたい旨を伝え、指示をあおぐ
川崎方面から入った場合は3階、木更津方面から入った場合は2階の駐車場を利用する。2階、3階ともに198台(プラス障害者用5台)分のスペースが用意されている
川崎方面から入った場合は3階、木更津方面から入った場合は2階の駐車場を利用する。2階、3階ともに198台(プラス障害者用5台)分のスペースが用意されている

フードコートで食料を購入し、同乗者とシェアして楽しもう!

海ほたるに到着後、まずは施設内を見てまわります。360度を海に包まれている立地上、屋外デッキは風の強い日が多いので、帽子などは飛ばされないよう注意が必要です。

4階の木更津側デッキに設けられた「海ほたる 幸せの鐘」。東京湾アクアラインの先にある房総丘陵を見渡せる
4階の木更津側デッキに設けられた「海ほたる 幸せの鐘」。東京湾アクアラインの先にある房総丘陵を見渡せる
5階の川崎側展望デッキに設けられた地球儀のオブジェ。この日は天気が良く、スカイツリーがよく見えた(画像右端)
5階の川崎側展望デッキに設けられた地球儀のオブジェ。この日は天気が良く、スカイツリーがよく見えた(画像右端)
1階の巨大モニュメント「カッターフェイス」。実際に海底トンネルを掘り進んだシールドマシン(掘削機)のカッターフェイスを復元したもの。直径は14mもあるそう
1階の巨大モニュメント「カッターフェイス」。実際に海底トンネルを掘り進んだシールドマシン(掘削機)のカッターフェイスを復元したもの。直径は14mもあるそう

公式サイトによれば、海ほたるにはレストランが4店、カフェが5店、フードコート(マリンコート)内に飲食店が7店、お土産店が3店、そして1店のコンビニが営業中。他にもアミューズメント(ゲームセンター)や足湯といったサービス施設が設けられています。

4階にある足湯エリア「足ゆ」。営業時間内なら、誰でも無料で利用できる
4階にある足湯エリア「足ゆ」。営業時間内なら、誰でも無料で利用できる

360度の眺望を堪能していたら、ランチタイムになりました。今回はフードコートやカフェで話題のメニューをいろいろと購入し、同乗者とシェアして楽しむことにしました!

チョイスしたのは4階「ウミナカプラザ」内にある「海ほたる 食いしん坊将軍」の「黒潮いわしのほくほく揚げ」と「かいぞく焼き」、4階「ぽるとがるCafe」の「木更津あさりバーガー」、5階「あさりやcafe」の「あさりまん」です。受け取った料理を抱え、4階「海の見える大回廊」のカウンター席に移動します。

海の見える大回廊をはじめ、海ほたる内は自由に利用できる席が多数、用意されている
海の見える大回廊をはじめ、海ほたる内は自由に利用できる席が多数、用意されている

まずは、海ほたる名物の「黒潮いわしのほくほく揚げ」から。揚げ立てで、湯気が立ち上る熱々の揚げいわしをやけどに注意しながら口に運びます。

「黒潮いわしのほくほく揚げ」430円(税込み)。カップの中に7匹のいわしが入っていた
「黒潮いわしのほくほく揚げ」430円(税込み)。カップの中に7匹のいわしが入っていた

新鮮ないわしからは、臭味やクセはまったく感じられません。口の中で身がほどけ、脂のうま味が広がります。日本酒やビールが好きな人ならば、たまらない味わいです。骨もまったく気になりません。いわしは飯岡漁港(千葉県旭市)で水揚げされたカタクチイワシを使っているそうです。冷めても身が固くなることはなく、最後の一匹までおいしくいただけました。

「かいぞく焼き」500円(税込み)。他にも「いいだこ串」や「いかリング串」、「ホタテ串」が販売されていた
「かいぞく焼き」500円(税込み)。他にも「いいだこ串」や「いかリング串」、「ホタテ串」が販売されていた

「かいぞく焼き」は、イカとエビの串焼きのこと。イカもエビも身がプリッとして、臭味はまったく感じられず、イカとエビの旨みがしみ出てきます。

「あさりまん」400円(税込み)
「あさりまん」400円(税込み)

ボリュームたっぷりの「あさりまん」。餡にたくさんのあさりが使用され、他の具材(タケノコなど)との相性も抜群! あさりならではの滋味と塩味は、ほのかに甘い皮とよく合い、互いのおいしさを引き出しあっていました。「あさりやCafé」のロングセラー商品というのも納得です。

「木更津あさりバーガー」350円(税込み)。ぎっしりとあさりがつまっており、こぼれないようチーズが使用されている
「木更津あさりバーガー」350円(税込み)。ぎっしりとあさりがつまっており、こぼれないようチーズが使用されている

「ぽるとがるcafé」のあさりバーガーはバーガー用のバンスではなく、堅焼きパンを使用しています。かむほどにうま味があふれるあさりと、かむほどに素材のおいしさがふくらむ堅焼きパン。それぞれの長所が見事に合致した逸品です。少しずつ、かみしめながら味わうのがおすすめです。

ちょうど良くお腹がふくれたところで、スイーツタイムに突入! カフェにも名店の多い海ほたる。迷った末、「ヨゴリーノ」の「プレーンヨゴリーノ」と「IDEBOK Sweets Cafe」の「イデボク珈琲ドルチェ」を選びました!

「プレーンヨゴリーノ」500円(税込み)
「プレーンヨゴリーノ」500円(税込み)

本国ではヘルシージェラートの代名詞として知られている、イタリア発祥のヨーグルトジェラート「ヨゴリーノ」。イタリアから原材料を直輸入し、本場と同じ味を提供しています。ヨーグルトの爽やかな酸味とジェラートの濃厚な甘さ、そして両方を持つからこそ生まれた独特のクセ。ジェラートなのにソフトクリームのような滑らかさがあり、はじめての味わいに驚かされます。また食べたくなる味でした。

「イデボク珈琲ドルチェ」650円(税込み)
「イデボク珈琲ドルチェ」650円(税込み)

牛乳と乳製品ブランドの「いでぼく」。「IDEBOK Sweets Café」は、いでぼくの直営店で、ジャージー牛乳ブレンドの生乳を70%も使用した、濃厚なソフトクリームを提供することで知られています。イデボク珈琲ドルチェは、ちょっぴり苦めの珈琲ゼリーにソフトクリームを乗せた、海ほたる限定商品。食べてみると珈琲ゼリーのほろ苦さで、ソフトクリームの風味や味わいがいろいろと変化します。最後までおいしく、そして楽しくいただきました。

お土産に初夏の味覚「房州びわ」を購入

千葉県内を中心にチェーン展開する「房の駅」。海ほたるでは4階に「Bay Brand房の駅」、1階に「Bay Brand房の駅マルシェ店」と、2つの店舗をかまえます。今回のお土産は「Bay Brand房の駅」で購入することにしました。

「房の駅」は農産物や特産品を多く扱っているのが特徴
「房の駅」は農産物や特産品を多く扱っているのが特徴

店内を見てまわっていると、「房州びわ」の鮮やかな橙色が目に入りました。房州びわは、明治時代から皇室献上が続くブランドのびわです。旬には少し早い温室栽培ものですが、約束されたおいしさにあらがえず購入することに。

「房州びわ(Mパック)」1,851円(税込み)
「房州びわ(Mパック)」1,851円(税込み)

味はとても甘く、特有のクセが少ない、本当においしいびわでした。

海ほたるに到着してから3時間ほど。カレコは6時間パックの利用なので、帰宅の頃合いです。眺望にグルメに、とても楽しく過ごせました。次の機会にはレストランの海鮮や、「ぽるとがるcafé」の「三芳村の牛乳を使用したソフトクリーム」を食べたいなと車内で談笑しながら、川崎浮島JCTに向けてUターン。ステーションに向けてクルマを走らせました。

▼海ほたる
住所:千葉県木更津市中島地先 海ほたる
駐車場:あり(無料)
URL:https://www.umihotaru.com/

今回のドライブに利用したクルマ:トヨタ「カローラクロスHYBRID」

かつて大衆車として、日産「サニー」と人気を二分したトヨタ「カローラ」。ブランドは脈々と受け継がれ、現在では12代目カローラが販売されています。「カローラクロス」は2021年にデビューした、カローラ初のクロスオーバーSUVモデル。12代目カローラの乗りやすさや燃費の良さを引き継ぎつつ、クロスオーバーSUVとしてデザインされました。カレコではパワートレーンの異なるカローラクロスとカローラクロスHYBRID、2つのグレードを配置しています。

カローラと比べてカローラクロスは、SUVらしく引き締まったデザインをしている
カローラと比べてカローラクロスは、SUVらしく引き締まったデザインをしている

SUVらしく車内空間は広々としており、運転席と後部席、ともに窮屈さを感じることはありません。荷室はコンパクトSUV中、トップレベルの大容量を確保。最小回転半径はコンパクトSUVで最小レベルの5.2mを実現し、狭い道でも楽に取り回せます。1.8リットルのエンジン+モーターのハイブリッドにより出力も十分。高速道路の走行や合流も気持ち良く行えました。

荷物の積み卸しがしやすいよう、ラゲージ開口部の位置は低く設定されている
荷物の積み卸しがしやすいよう、ラゲージ開口部の位置は低く設定されている

ミリ波レーダーと単眼カメラで歩行者や自転車を検出し、衝突回避を支援するプリクラッシュセーフティ機能を搭載。前走車との距離を調節しながら追従するレーダークルーズコントロールなどの運転支援機能が評価され、2022年度JNCAP総合評価で、最高評価に相当する「自動車安全性能2022ファイブスター賞」を受賞しています。

シャープなデザインに軽快な走り、使い勝手の良さと、万能の性能を持ったカローラクロスHYBRID。少し遠くまでのデートやレジャーにぴったりの一台です。

<今回のお出かけのカーシェア料金>
・車種クラス:ミドル
・プラン:ベーシック
・時間料金:4,480円(6時間パック)
・距離料金:0円(6時間以内の予約かつ利用の場合)
合計:4,480円

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