茨城県牛久市にある「牛久大仏」は、浄土真宗東本願寺派本山東本願寺によって造られた世界一の高さ(120m)を誇る「青胴製立像」。その大きさは、奈良の大仏が手のひらに乗ってしまうほどです。ただ眺めるだけではなくエレベーターで地上85mの展望台にも登ることができ、お天気次第では、富士山やスカイツリーも見渡すこともできます。
牛久大仏を拝観するだけでなく、地元の名産やお土産物を取り揃える「仲見世」通り、敷地内には小動物公園や「ふれあいガーデンテラス」でのお猿のステージなど、親子で1日楽しめる観光スポットです。
<目次>
・高速道路からもわかる「牛久大仏」の存在感
・「浄土庭園」には見どころがいっぱい
・いよいよ「牛久大仏」の胎内へ
・子連れで楽しめる「ふれあいガーデンテラス」
・「牛久大仏」のランチスポット
・あみプレミアム・アウトレットでショッピング
・「牛久大仏」周辺のおすすめ観光スポット
・今回のドライブに使用したクルマ:トヨタ「C-HR」
高速道路からもわかる「牛久大仏」の存在感
今回は池袋のステーションから出発しました。「牛久大仏」までは、約1時間半の道のりです。圏央道を走っていると、つくば牛久インターチェンジを過ぎたあたりから大仏が見えてきます。牛久阿見インターチェンジを降りて、約10分で目的地に到着です。
駐車場は最大820台、いつでも無料で使用できます。敷地内に入ると、まずは下町情緒漂う土産店や飲食店が立ち並ぶ「仲見世」通りがお目見え。「仲見世」を通りながら、入口へと進みます。
庭園内は、チケットの購入が必要です。大仏胎内を含むすべての拝観の場合、大人(中学生以上)800円、子ども(4歳~小学生)400円。庭園のみの拝観は、大人(中学生以上)500円、子ども(4歳~小学生)300円。なお、3歳以下は拝観、庭園ともに無料です。連休中は料金が異なることがありますので、事前に公式ホームページで確認しておきましょう。
「浄土庭園」には見どころがいっぱい
庭園内に入ってまず目に入ってくるのは、大仏の顔の模型です。これでも十分大きく感じましたが、実物はこちらの「1000倍」の大きさとのこと。
發遣門(はっけんもん)をくぐり、大仏の真正面の参道へと入っていきます。
さすが世界一の高さ。真正面から見る大仏は、改めてその大きさに圧倒されます。
大仏の足元にある香炉も、日本一の大きさです。お線香の煙が絶え間なく漂っていました。
「南無阿弥陀仏」と6歩で歩いて超えるようになっている横超(おうちょう)の橋を超えて、いよいよ大仏の胎内へ向かいます。
いよいよ「牛久大仏」の胎内へ
入口は大仏の背中側にあります。胎内にはトイレがないので、入る前にすぐそばにあるトイレで済ませておきましょう。靴は脱いで、袋に入れて持ち歩きます。
入場すると係員の案内で1階の「光の間」へ。煩悩を表している真っ暗闇の中に差す光を表し、幻想的にライトアップされた室内で経典や仏像の姿を見ることができます。
階段を上がって2階の展示スペースへ。大仏のあらましや建築されているときの過程の写真などを見ることができ、巨大な大仏がどのように建築されたのか、その様子が分かりやすく解説されています。
2階からエレベーターで5階の「霊鷲山(りょうじゅせん)の間」へ。地上85mの「霊鷲山の間」は展望室になっていて、小窓から外の景色を眺めることができます。
窓から外を覗いてみると眼下に参道がまっすぐ伸びていました。この時は曇っていましたが、天候によってはスカイツリーまで見通せるということで思わずじっくりと眺めてしまいます。
展望室からの眺めを楽しんだ後は、5階の階段を降りて4階の売店へ。ろうそくや線香などお寺ならではの品物が豊富に揃い、食べ物以外のお土産はこちらの売店で買うことができます。
お土産をじっくり見た後は、3階の「蓮華蔵世界」へ。上から下まで壁一面に金色の仏像、「胎内仏」が納められ厳粛な空間。「胎内仏」の数は、約3,400体にものぼります。
2階の「知恩報徳の世界」では「回向文(えこうもん)」200円、「三誓偈(さんせいげ)」300円で2種類の写経を体験できます。それぞれ料金が異なるので、受付でご確認ください。
これで5層に分かれた「牛久大仏」の胎内ツアーは終了です。
子連れで楽しめる「ふれあいガーデンテラス」
大仏の出口からすぐのところに「ふれあいガーデンテラス」があります。
「ふれあいガーデンテラス」では日曜日・祝日(2月、12月を除く)に、ふれあい動物園イベントが開催されています。ヤギ、メンフクロウ、ヒヨコ、ウサギ、モルモットなどの動物に直接触れたり、エサをあげたりすることができます。
「ふれあいガーデンテラス」では、お猿のステージも開催されています。芸達者な猿と猿使いの掛け合いに、会場のお客さんは大爆笑でした。
平日は1日3回、土日祝は1日4回(2月、12月は日祝のみ)開催されています。大仏拝観の際には、 ぜひお猿のステージも見に行ってみてください。
「牛久大仏」のランチスポット
庭園出口のところにある「お食事処 利根」は、日本蕎麦やうどんが名物。他にも定食やカレー、ラーメンなどのメニューに加えかき氷などの甘味メニューもありました。
また、「ふれあいガーデンテラス」内のウッドデッキに椅子やテーブルがあり、庭園内にもテーブルやベンチが設置されているので、持参したお弁当を食べることもできます。
大人も子どももそれぞれ楽しめる「牛久大仏」と「浄土庭園」。取材に訪れた時はまだ冬で緑も少なかったのですが、春になると桜や芝桜が咲き、5月にはアイスランドポピー、かすみ草、キンセンカなどが見頃となるなど、お花見のスポットとしてもとても人気が高いそうです。
この春は花に囲まれた牛久の大仏を見に、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。
▼牛久大仏(浄土真宗東本願寺派本山東本願寺)
住所:茨城県牛久市久野町2083
URL:https://daibutu.net/
駐車場:あり(無料)
あみプレミアム・アウトレットでショッピング
「牛久大仏」を拝観した後は、クルマで5分ほどの距離にある「あみプレミアム・アウトレット」でお買い物も楽しめます。洋服や雑貨、飲食店など約160店舗のショップが揃っています。
▼あみプレミアム・アウトレット
住所:茨城県稲敷郡阿見町よしわら4-1-1
URL:https://www.premiumoutlets.co.jp/ami/
駐車場:3,200台(無料)
「牛久大仏」周辺のおすすめ観光スポット
「牛久大仏」から北方面に約1時間ドライブすると、神磯の鳥居(大洗磯前神社)の神秘的な景勝に海の幸、「アクアワールド茨城県大洗水族館」のかわいらしい海の生き物たちが楽しめる大洗エリアに行けます。
>>> 【茨城】水族館に大洗海岸、海鮮を堪能する海沿いドライブ
さらに、クルマで約30分のところには、宇宙好きなお子さんに人気の「筑波宇宙センター」もあります。
▼JAXA 筑波宇宙センター
住所:茨城県つくば市千現2-1-1
URL:https://fanfun.jaxa.jp/visit/tsukuba/
駐車場:50台(無料)
今回のドライブに使用したクルマ:トヨタ「C-HR」
トヨタ「C-HR」は5人乗りのコンパクトなSUV。スタイリッシュな外観と加速が良い滑らかな走りで、ドライブをより一層楽しませてくれます。
運転席からの視界も良好で安心して運転できるのも魅力。街乗りだけでなく遠出にも最適なクルマです。車種クラスは「ベーシック」です。
<今回のドライブのカーシェア料金>※ベーシックプランの場合
・時間料金:5,180円(6時間パック×1+10分料金×6)
・距離料金:2,880円(18円×160km)
=合計:8,060円
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