神奈川県相模原市から山梨県富士吉田市をつなぐ国道413号線。山梨県南東部の道志村を横断するこの道は「道志みち」とも呼ばれ、運転を楽しめる峠道として知られています。
そこで今回は、「道志みち」を通るドライブの楽しさや立ち寄りスポット、道志みちを抜けた先のおすすめルートを紹介します。
<目次>
・橋本から出発!1時間半で「道の駅どうし」に到着
・道志みちは運転が楽しい
・「道の駅どうし」に到着!
・道志みちも後半。山中湖でランチ
・有名観光スポット「忍野八海」とは?
・道志みちドライブの帰りは高速道路で
・今回利用したクルマ:トヨタ「ハリアー」
橋本から出発!1時間半で「道の駅どうし」に到着
今回は神奈川県相模原市にある「リパーク橋本3丁目」ステーションのトヨタ「ハリアー」を利用しました。都心を中心に展開しているカレコですが、少しずつ郊外のステーションも増えています。
道志みちは運転が楽しい
ステーションを出発したら、まずは津久井方面へ。津久井湖の手前で国道413号線に入ります。
「道志みち」は相模原市から富士吉田市へ、約60kmにわたって走る峠道。カーブやアップダウンも多く、運転が好きな人には走ることが楽しい道です。標高が高くなるにつれ次第に景色が変わり、見る人を飽きさせません。
道志みちの路面は全域にわたって整っていますが、狭くなっているところもあるので、注意して走りましょう。
道沿いにはキャンプ場や渓流釣り場、温泉といったレジャースポットや、吊り橋といった観光スポットがいくつもあります。ドライブと一緒に日帰り温泉やオートキャンプを楽しむのもおすすめです。
「道の駅どうし」に到着!
「リパーク橋本3丁目」ステーションより50km弱、時間にして約1時間半で「道の駅どうし」に到着します。
特産品直売所では、道志村と近隣の地域で採れた野菜や特産品、お菓子といったお土産がずらり。週末や祝祭日は屋外に出店屋台が並び、道志ポークの串焼きや季節の川魚の塩焼きなど、ご当地グルメが販売されます。
レストラン「手づくりキッチン」では採れたての野菜や、道志ポークといった地元の特産品を扱ったオリジナルのメニューを多数、用意しています。
この日は「駅長おすすめメニュー」に「鮎ご飯」が登場。おすすめデザートにはゴルビー、ピオーネ、シャインマスカットを、それぞれ数粒ずつ盛り込んだミニパックが提供されていました。
私たちも、ここで一息入れることに。暑かったのでソフトクリームとピーチソフトクリーム、そして「本日のおすすめデザート」を注文しました。
近年、「疫病退散」の力を持つとして、妖怪の「アマビエ」が人気を博しました。山梨県にも同様の力を持った「ヨゲンノトリ」の伝承があり、これにあやかったお土産が販売されていました。せっかくなのでレトルトカレー「ヨゲンノトリカレー:555円(税込み)」を購入。パッケージに描かれたヨゲンノトリを朝夕に拝めば、難を逃れることができるそうです。
▼道の駅どうし
住所:山梨県南都留郡道志村9745
駐車場:あり(無料)
URL: http://www.michieki-r413.com/
道志みちも後半へ。山中湖でランチ
「道の駅どうし」を越えると、道志みちもいよいよ終盤。カーブの続く道を進むと、程なくして山伏峠に到達。山伏峠は道志村と山中湖村の境にあり、以降は緩やかな下り坂が続きます。
山中湖と富士山の絶景を一度に楽しむべく、山梨県道730号線(通称:山中湖小山線)にある「パノラマ台駐車場」へと向かいます。山中湖へと出る直前の交差点で山梨県道729号線に入り、すぐに右折して730号線へ。三国山に向かう急な上り坂の途中に「パノラマ台駐車場」はあります。
天気のいい日ではあったのですが、残念ながら富士山には厚い雲がかかり続け、その姿を拝むことはできませんでした。
▼パノラマ台駐車場
住所:山梨県南都留郡山中湖村平野
駐車場:あり(無料)
富士五湖中、もっとも広い面積を有する山中湖。ボートや遊覧船を楽しむことができ、湖畔にはレストランやスイーツショップ、お土産専門店、宿泊施設が並びます。この日は湖畔から少し離れたところにある「森のなかのソーセージやさん古志路(こしじ)」でランチにしました。
オーダーしたのは「ハムとソーセージの盛り合わせ」と「ビーフシチュー」。それぞれにAセットをプラスします。まずは前菜としてAセットの盛り合わせが運ばれます。
「ハムとソーセージの盛り合わせ」はハム、ソーセージともに化学調味料を使用しないポーク100%の逸品! 味付けの塩はドイツ産の岩塩を使用しているそうです。焼き加減も完璧で、香ばしさと脂のやさしい甘さが口の中に広がります。
2週間ほど煮込んで作られた自家製デミグラスソース。「ビーフシチュー」は、先のデミグラスソースで牛肉を煮込むという、さらに時間と手間をかけたもの。一口食べただけで濃厚なコクと旨みのとりこになりました。
レストランの向かいの建物「燻製工房 古志路」では、レストランで食べたハムやソーセージを購入することができます。
▼森の中のソーセージやさん古志路
住所:山梨県南都留郡山中湖村平野508-375
駐車場:あり(無料)
URL:http://www.kosiji-jp.com/
ここで、もう一度、富士山の撮影に挑戦! 今度は山中湖のほとりにあり、富士山の撮影スポットとして有名な「長池親水公園(ながいけしんすいこうえん)」にクルマを走らせます。
山中湖の北側に位置する「長池親水公園」。しかし、ここでも富士山には厚い雲がかかった状態。しばらく様子を見ていたのですが、残念ながら雲が晴れることはありませんでした。
▼長池親水公園
住所:山梨県南都留郡山中湖村平野
駐車場:あり(無料)
URL:https://www.yamanashi-kankou.jp/viewpoint/pub/pvp038.html
有名観光スポット「忍野八海」とは?
山中湖の周辺には「山中湖テディベアワールドミュージアム」や「山中湖クリスマスの森サンタクロースミュージアム」といった、有名な観光スポットが数多くあります。今回はその中のひとつ「忍野八海(おしのはっかい)」を見て回ることにしました。
山中湖にほど近い忍野村にある「忍野八海」。1934年に国の天然記念物に指定された、富士山の伏流水に水源を発する湧水池です。
「八海」は「出口池」「お釜池」「底抜池」「銚子池」「湧池」「濁池」「鏡池」、そして「菖蒲池」と、近隣に湧く8つの湧水池を指しています。八海以外にも湧水池や池(人工的に作られたものも含む)、小川といった多くの水場があり、観光客を楽しませてくれます。
「忍野八海」にはいくつもの売店があり、八海巡りで疲れたら一息つくことができます。お土産専門店もあるので、ここでお土産を購入することもできます。
「忍野八海」を含め、忍野村で見ることのできる富士山は「忍野富士」とも呼ばれ、美しい水場や昔ながらの集落の姿と一緒に撮影できることから、有数の撮影スポットとして知られています。
本来ならば夕日に照らされる富士山を見ることができる時間だったのですが、やはり厚い雲は晴れることはなく、撮影は叶いませんでした。
▼忍野八海
住所:山梨県南都留郡忍野村忍草
駐車場:民間駐車場あり(有料)
道志みちドライブの帰りは高速道路で
帰路は、山中湖からなら山中湖ICより東富士五湖道路を使用し、忍野村からなら、河口湖ICより中央自動車道を使って帰ります。
八王子JCTで首都圏中央連絡自動車道(圏央道)に分岐し、相模原ICで一般道に降ります。空いていたので1時間ほどで橋本のステーションに到着。道志みちを中心に、たっぷりとドライブを楽しむことができました!
今回は道志みちで山中湖まで行き、そこから忍野八海へぐるりと回るルートを紹介しました。 他にも道志みち沿いにある日帰り温泉につかって引き返してくる6時間パックでも楽しめるプラン 、オートキャンプや宿泊をするプラン、さらに足をのばして河口湖や御殿場方面を楽しむプランなど、色々な楽しみ方ができそうです。
今回利用したクルマ:トヨタ「ハリアー」
2020年の6月に登場したトヨタ「ハリアー」。足回りの特性を追求したという、重厚感としなやかさをあわせ持つ乗り心地が印象的です。また、クルマ全体とシートに守られているような、力強さを感じることができます。後ろの席や荷室もゆったりしているので、お友達同士やファミリーでのドライブにも最適です。
<今回のドライブのカーシェア料金>
・車種クラス:ミドルプラス
・プラン:ベーシック
・時間料金:7,900円(12時間パック)
・距離料金:2,880円(18円×160km)
合計:10,780円
<最新情報はカレコ公式SNSで>
Facebook、X(Twitter)、Instagram、LINE