房総半島(千葉県)を代表する観光名所の「鋸山(のこぎりやま)」。採石された山がノコギリのように見えることから、その名が付いたとされています。鋸山に建つ「乾坤山 日本寺(けんこんざん にほんじ)」は境内地に多くの見どころを有し、「地獄のぞき」は特に有名です。今回は鋸山を中心にフォトスポットやグルメスポットを巡ります。
<目次>
・新宿から鋸山まで90分ほどのドライブ
・はじめて食べた天然かじめの粘り強さにビックリ!
・百尺観音に交通安全を祈願
・「ラピュタのよう」と称される石切場跡
・「地獄のぞき」から100メートル下をのぞき込む
・話題の道の駅、保田小学校
・今回のドライブに使用したクルマ:トヨタ「ランドクルーザープラド」
新宿から鋸山まで90分ほどのドライブ
利用したステーションは「新宿サブナード(地下駐車場)」。目的地までは90分ほどの道のりです。首都高速道路中央環状線に乗り、大井JCTで首都高速湾岸線、川崎浮島JCTで東京湾アクアラインに入ります。
千葉県に入ったら木更津JCTで館山自動車道に乗り替え。富津金谷IC出口で一般道に降りた後、10分ほどで日本寺の駐車場に到着。この日は、まずランチを食べるため、富津市にある「漁師料理かなや」へ向かいました。
はじめて食べた“天然かじめ”の粘り強さにビックリ!
水揚げされた魚介が店内のいけすで泳ぐ「漁師料理かなや」。鮮度抜群の地魚や活貝のほか、地元産の「天然かじめ」を使ったメニューが人気だそう。今日は「かなや寿司」と「上にぎり7貫」、本日のおすすめに挙げられていた「カサゴの唐揚げ」をオーダーしました。
▼漁師料理かなや
住所:千葉県富津市金谷525-17
駐車場:あり(無料)
百尺観音に交通安全を祈願
富津市金谷と鋸南町の境に位置する鋸山では、「房州石(金谷石)」と称される良質な石材が採取でき、古くから採石が行われてきました。切り出した石材を運搬した道は現在、山歩きコースとして使用されています。
駐車場は、無料の「鋸山観光自動車道」を登った先にある麓側と、有料の「登山自動車道」の途中にある「大仏口管理所」付近、さらに登った先にある山頂側の3か所にありました。
3つの駐車場は目的によって使い分けることができ、日本寺境内地にある複数のスポットを巡るなら、麓側の駐車場を利用するとおトクにクルマを止められます。目的が「山頂展望台」や「百尺観音」、「地獄のぞき」だけなら、山頂の駐車場を利用することで階段の上り下りや移動距離を少なくすることができるので便利です。
今回は登山自動車道を利用して山頂の駐車場にクルマを駐車。西口管理所から日本寺に入場し、「百尺観音」を目指しました。
切り立つ石の壁をぬう小径を抜け、山頂展望台へと続く道から分かれた先で、大きな観音様が姿をあらわします。
1966年に完成した「百尺観音」は、戦争により命を落とした人々を供養するため、また交通犠牲者供養のために、けわしい崖に刻まれたもの。その由来から交通安全の守り本尊として、多くの拝観者が訪れます。
「ラピュタのよう」と称される石切場跡
鋸山には「石切場跡」というフォトスポットがあります。「百尺観音」の目の前にある北口管理所より出て(入場券があれば当日限り再入場ができます)山歩きコースを歩き、「岩舞台」という名称を持つ石切場跡に向かいます。
北口管理所から岩舞台まで450メートルほど。狭く歩きづらい道を、およそ20分かけてたどり着きました。
岩舞台は最近まで採石の行われた石切場のひとつ。現在は鳥のさえずりや虫の声しか聞こえませんが、朽ちた数々の設備が、かつての活気や喧噪を今に伝えます。
来た道を戻り、北口管理所から日本寺に再入場。あらためて「地獄のぞき」を目指します。
「地獄のぞき」から100メートル下をのぞき込む
山頂展望台の一角にある、尾根から突き出た部分が「地獄のぞき」。房総半島や東京湾を見渡せる名勝地として有名で、天気が良ければ富士山を拝むこともできます。真下の地面まで、およそ100メートル。のぞき込むと自分が高く宙に浮いているようで、「地獄のぞき」という名に相応しい怖さを感じさせてくれます。
慣れない山歩きをしたこともあり、足はもうヘトヘト。山頂展望台から下りて、石造りとして日本最大の大仏様を拝んだのち、日本寺をあとにします。
▼日本寺
住所:千葉県安房郡鋸南町鋸山
駐車場:あり(無料)※登山自動車道は有料
URL:http://www.nihonji.jp
話題の道の駅、保田小学校
都内へと戻る前に、お土産を買おうと「道の駅 保田小学校」に立ち寄りました。
「道の駅 保田小学校」は、その名の通り2014年に廃校となった「保田小学校」をリノベーションし、2015年にオープン。小学校の雰囲気を最大限に生かし、懐かしさと新しさが調和するユニークな道の駅です。
旧校舎には、かつての給食を再現したメニューが提供される「山里食堂」をはじめ、中国料理「3年B組」やピッツァ専門店「Da Pe GONZO」などの、地元の人気店が出店。他にも観光情報を扱うコンシェルジュ、個人から団体まで使用できる宿泊施設、日帰り入浴施設が運営されています。隣接する旧体育館では、地域の特産品を扱った「きょなん楽市」が開かれていました。
まずは休憩がてら「café金次郎」で甘いものをいただきます。
オーダーしたのは「びわソフト」と「いちごパフェ」、そしてホットコーヒー。びわソフトは、びわの繊細で特徴的な風味と味わいがしっかりと感じられる逸品! これまでに食べた中で一番、びわが感じられたソフトクリームでした。
これでもかといちごの盛られたいちごパフェ。カップの中にもみっちりといちごが詰められ、いちご好きも大満足のボリュームです。いちごの甘さも、クリームの甘さに負けないおいしさでした。
他のお客さんが購入しているのを見て、つい「イカメンチ」と「あげぱん」も買ってしまいました。
「イカメンチ」は1人につき1つしか買えない人気の総菜。具にイカがふんだんに使われ、一口食べるとイカの風味が広がります。あげぱんはシュガー、きなこ、ピーナツと3つの味が用意されており、どれも魅力的だったのですが、今回はきなこを購入。とてもフワフワとした食感で油っこくなく、小学校の時に食べた思い出のあげぱんとは大違いの、丁寧に作られたおいしいあげぱんでした。
最後に、旧体育館をリノベーションした「きょなん楽市」でお土産を買います。
きょなん楽市の建物内は広々としており、地域の特産品や保田小学校オリジナルグッズなど、数多くの商品が並んでいました。この日は夕方近くになってしまったため、多くの地産野菜や果物は売り切れ。買い物が目的なら、早めに訪れたほうがよさそうです。
▼道の駅 保田小学校
住所:千葉県安房郡鋸南町保田724
駐車場:あり(無料)
URL:https://hotasho.jp/
今回のドライブに使用したクルマ:トヨタ「ランドクルーザープラド」
新鮮な魚介グルメに観光と山歩き、話題の道の駅でお茶にショッピングと、鋸山の魅力を存分に堪能した一日。ドライブのおともはトヨタ「ランドクルーザープラド」でした。
高速道路から悪路まで、どんな道でも快適な乗り心地を提供してくれる実力派の7人乗りSUV「ランドクルーザープラド」は、精練されたデザインは自然の中から都市まで、あらゆるロケーションに溶け込みつつ存在感を放ちます。
運転席からの視界は広く、大きな車体により生まれる死角も、大型のサイドミラーとボディ前方に施されたサイドアンダーミラー、そしてバックモニターがフォローしてくれます。優れたパッケージにより小回りもきき、取り回しに困ることはほとんどありません。
<今回のドライブのカーシェア料金>
・車種クラス:プレミアム
・プラン:ベーシック
・時間料金:9,000円(12時間パック)
・距離料金:4,500円(18円×250km)
=合計:13,500円
>>>トヨタ「ランドクルーザープラド」のあるステーション
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