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「江の島」で海の絶景と人気カフェを巡る日帰りドライブ

都心からも近く、気軽にリゾート気分が味わえる「江の島」は、観光スポットとして人気があります。神奈川県藤沢市の沖合に浮かぶ小さな島で楽しむ、美しい海を眺めながらの散策やおしゃれなカフェ巡り。今回は、夏の思い出作りに「江の島」日帰りドライブに出かけました。ドライブ中に見える海の絶景も必見です!

<目次>
横浜から約1時間半で「江の島」に到着
お祭りのような活気が魅力の「江の島弁財天仲見世通り」
異国情緒あふれる庭園と絶品フレンチトーストでリゾート気分
湘南の海を見渡せる絶景スポット「江の島シーキャンドル」
「御岩屋道通り」で風情を感じ、「稚児ケ淵」まで散歩
海の神様で知られる「江島神社」で参拝
本場の味を楽しめるカフェ「Moke’s HAWAII」
江の島新名物「江の島プリン」と「#imore」のカラフルスムージー
今回のドライブで利用したクルマ:トヨタ 「ライズ」

横浜から約1時間半で「江の島」に到着

今回は、横浜市内から目的地「江の島」に向かいました。国道1号線から国道30号線に乗り換え、国道134号線を経て江の島へ。目的地に近づくと、湘南の海や、江ノ電が走るのをクルマから見ることができます。

休日でしたが、朝早めに出発したのが功を奏し、それほど渋滞せずに到着できました。島内では、基本的に徒歩での移動です。江の島付近には有料の駐車場がいくつかあるので、そちらを利用しましょう。

 目の前を通る江の島電鉄(通称:江ノ電)。ゆっくり進むスピードにほっこりさせられる
目の前を通る江の島電鉄(通称:江ノ電)。ゆっくり進むスピードにほっこりさせられる

駐車場にクルマを停め、いざ「江の島」へ。島へは「江の島大橋」を渡ります。時刻は午前10時頃でしたが、早くも海水浴や水上スキーを楽しむ人の姿が見られました。

 「江の島大橋」の先に、「江の島」が見える
「江の島大橋」の先に、「江の島」が見える

※「江の島」の駐車場空き情報はこちらのサイトが便利です。

お祭りのような活気が魅力の「江の島弁財天仲見世通り」

「江の島大橋」を渡り終え、江の島に到着すると「青銅の鳥居」が見えてきました。鳥居をくぐると、「江の島弁財天仲見世通り」と呼ばれる商店街です。食べ歩きを楽しめるグルメスポットとして知られ、昔ながらの土産物屋や飲食店が軒を連ねます。

商店街の細い道には食欲を誘う香りが立ち込め、にぎわう人や店の活気でお祭り気分。さらに進むと「江島神社」へと続く階段と大鳥居が見えてきます。まずは、頂上を目指すべく「江島神社」の鳥居の手前左側にある、「江の島エスカー」を利用することにしました。

 「青銅の鳥居」。1828年に再建されてからは約200年近く、ここに立ち続けている
「青銅の鳥居」。1828年に再建されてからは約200年近く、ここに立ち続けている
 古きよき店が立ち並ぶ「江の島弁財天仲見世通り」
古きよき店が立ち並ぶ「江の島弁財天仲見世通り」

「江の島エスカー」は、上り専用のエスカレーター(大人:税込み360円、小人:税込み180円)です。高低差46メートルの道のりを結び、頂上まで約4分で到着します。3区間にわかれる降り場には、それぞれ観光名所があるので、立ち寄りながら頂上を目指すのもよいでしょう。

今回は、エスカーの利用料金と、頂上にある「江の島シーキャンドル」「江の島サムエル・コッキング苑」の入場料がセットになったチケット(税込み800円)を購入しました。エスカーに乗るときは、ベビーカーや車椅子は畳んで持ち運ぶことができますが、下りのエスカレーターがないので、帰りは手で持って階段を降りることになります。

 神社の社殿を思わせる「江の島エスカー」乗り場
神社の社殿を思わせる「江の島エスカー」乗り場
 1959年から運行している歴史の古いエスカレーター
1959年から運行している歴史の古いエスカレーター

▼江の島エスカー
住所:神奈川県藤沢市江の島2丁目3-9
URL:https://www.fujisawa-kanko.jp/spot/enoshima/04.html

異国情緒あふれる庭園と絶品フレンチトーストでリゾート気分

「江の島エスカー」で頂上に着くと、すぐ目の前にあるのが江の島名物、「江の島シーキャンドル」です。そのまま入場口を進むと、「江の島サムエル・コッキング苑」へとつながり、色とりどりの花々が目の前に広がります。

 「江の島シーキャンドル」と「江の島サムエル・コッキング苑」は入場口が同じ
「江の島シーキャンドル」と「江の島サムエル・コッキング苑」は入場口が同じ
 通年、季節の花々が美しく咲き乱れる
通年、季節の花々が美しく咲き乱れる
 木陰や日陰も多く真夏でも歩きやすい
木陰や日陰も多く真夏でも歩きやすい

南国のムード漂う素敵なガーデンは、明治時代にイギリスの貿易商、サムエル・コッキング氏が作った庭園跡です。2003年に「江の島サムエル・コッキング苑」として生まれ変わり、現在の形になっています。「江の島サムエル・コッキング苑」の敷地内には、日本初のフレンチトースト専門店を謳う「LONCAFE」があり、ここでひと息入れることに。

 南の島のリゾート地にあるような洗練された外観
南の島のリゾート地にあるような洗練された外観
 開放感たっぷりのテラス席からは「相模湾」が見える
開放感たっぷりのテラス席からは「相模湾」が見える

佇まいからしてリゾート感あふれる「LONCAFE」は、店内もロマンチック! まるで異国で過ごしているような気分が味わえます。海の見えるテラス席を選び、看板メニューのフレンチトーストをオーダー。フレンチトーストは、1枚か2枚を選べ、すべてドリンクとのセットとなっています。

 「いちじくとクリームチーズ」(税込み1,390円)。相性バッチリの濃厚なテイストがやみつきに
「いちじくとクリームチーズ」(税込み1,390円)。相性バッチリの濃厚なテイストがやみつきに
  甘酸っぱくてフルーティなおいしさの「2種のベリー」(税込み1,290円)
甘酸っぱくてフルーティなおいしさの「2種のベリー」(税込み1,290円)

フレンチトースト専門店だけあってフレンチトーストのメニューは豊富で、どれもこれも食べたくなるほど魅力的。華やかな見た目で、乙女心をくすぐるフレンチトーストは、外はカリッ、中はとろとろの食感です。

温かいフレンチトーストの上には、冷たいバニラアイスやフルーツソース、ホイップクリームなどがトッピングされ、口の中ですべてがとろけていきました。

湘南の海を見渡せる絶景スポット「江の島シーキャンドル」

「LONCAFE」から歩いてすぐの場所にある「江の島シーキャンドル」は、多くの人に愛されている湘南のシンボル。夜になって灯りがつくと、キャンドルのようにも見える展望灯台です。高さ59.8mの展望灯台には、ガラス張りの展望フロアがあり、さっそく登ってみることにしました。

 「江の島シーキャンドル(展望灯台)」は、江ノ電開業100周年事業の一環として建設。360度パノラマで海の絶景が楽しめる
「江の島シーキャンドル(展望灯台)」は、江ノ電開業100周年事業の一環として建設。360度パノラマで海の絶景が楽しめる
  2階のウッドデッキスペースでは、ソファでくつろぎながら景色を味わえる
2階のウッドデッキスペースでは、ソファでくつろぎながら景色を味わえる

快晴だったこともあり、湘南の海と藤沢市周辺の絶景を、心置きなく楽しむことができました。「日本夜景遺産」にも登録されている場所なので、カップルは夜に行くのもおすすめです。1階、2階のフロアには、それぞれグッズショップや、カフェなども併設されています。

▼LONCAFE 湘南江の島本店
住所:神奈川県藤沢市江の島2-3-38
駐車場:なし
URL:https://loncafe.jp/

▼江の島シーキャンドル
住所:神奈川県藤沢市江の島2-3-28
駐車場:なし
URL:https://enoshima-seacandle.com/

「御岩屋道通り」で風情を感じ、「稚児ケ淵」へ

「江の島シーキャンドル」よりさらに奥、西南端にある「稚児ケ淵」まで足を運んでみることにしました。「稚児ケ淵」(ちごがふち)までは、歩いて15分ほど。階段の上り下りが若干多めですが、目的地までの「御岩屋道通り」は、どこか懐かしさを感じさせてくれる道でした。

 階段の多い小道は緑が多く、涼しげな景観。目線の先には富士山も
階段の多い小道は緑が多く、涼しげな景観。目線の先には富士山も
 階段の多い小道は緑が多く、涼しげな景観。目線の先には富士山も
思わずふらっと立ち寄りたくなる、趣のあるお店
 道の途中で現れる、大迫力の絶景に感動
道の途中で現れる、大迫力の絶景に感動

「稚児ケ淵」に近づくにつれ、波の音が間近に聞こえてきました。到着すると、目の前に広がる大海原の海に思わずため息。足元は岩場で、断崖の真下に位置しています。打ち寄せる白波が迫力満点。心地よくかかる波しぶきに、つかの間の涼を感じることができました。

 かつて、稚児の白菊が身を投げた場所だという伝説が「稚児ケ淵」の名称の由来ともいわれている
かつて、稚児の白菊が身を投げた場所だという伝説が「稚児ケ淵」の名称の由来ともいわれている
 夕方になると、富士山の向こう
夕方になると、富士山の向こう側に夕日が沈む。「かながわの景勝50選」にも選ばれている

▼稚児ケ淵
住所:神奈川県藤沢市江の島2-5-2
駐車場:なし
URL:https://www.fujisawa-kanko.jp/spot/enoshima/16.html

海の神様で知られる「江島神社」で参拝

「江島神社」で参拝しながら、島を降りることにしました。「江島神社」は、日本三大弁財天をまつる神社の一つで、海の守護神として三姉妹の女神様がまつられています。まずは、三姉妹の一番上の姉神がまつられている「奥津宮」へ。

 かつて壮麗を極めた社殿は、1841年に焼失。現在の社殿は2011年に改修されたもの
かつて壮麗を極めた社殿は、1841年に焼失。現在の社殿は2011年に改修されたもの
 社殿の天井に描かれた、あらゆる厄災を祓うとされる「八方睨みの亀」
社殿の天井に描かれた、あらゆる厄災を祓うとされる「八方睨みの亀」

続いて、頂上から階段を降りていった中間地点にある、三姉妹の真ん中の神様がまつられている「中津宮」へ立ち寄ります。「中津宮」は、美容や恋愛成就にご利益があると女性に人気のスポットだそう。

 鮮やかな朱色の美しい社殿
鮮やかな朱色の美しい社殿
 「辺津宮」へと降りる階段からの景色
「辺津宮」へと降りる階段からの景色

階段をさらに降り、島の一番下に位置する「辺津宮」に到着です。ここは島の玄関口でもあり、神社でのご祈祷も主にこちらで行われます。三姉妹の一番下の妹がまつられる「辺津宮」は、ご利益スポットも必見。

中でも、「辺津宮」本殿の向かい側にある「辺津宮白龍池」は、そこで金銭を洗うと金運が上がるとの伝説が。左側には「奉安殿」があり、参拝すると、芸能運や勝負運がアップするといわれています。

 1206年に源実朝が創建した「辺津宮」は、3社のなかでも、一番人気のスポット
1206年に源実朝が創建した「辺津宮」は、3社のなかでも、一番人気のスポット
 無病息災のご利益があるといわれる「茅の輪くぐり」
無病息災のご利益があるといわれる「茅の輪くぐり」

▼江島神社
住所:神奈川県藤沢市江の島2-3-8
駐車場:なし
URL:http://enoshimajinja.or.jp/

本場の味を楽しめるカフェ「Moke’s HAWAII」

江の島を散策し、お腹がすいたので人気のハワイアンカフェに立ち寄ることにしました。「Moke’s HAWAII」は、島内の国道305号線沿い、「江の島ヨットハーバー」方面に進んだところにあり、「青銅の鳥居」からは、徒歩5分ほどで到着です。

 海沿いのお洒落なカフェを思わせる、ハワイアンテイストの外観
海沿いのお洒落なカフェを思わせる、ハワイアンテイストの外観

ハワイのカイルアにある行列のできる人気のレストランが、江の島ではカフェとしてオープン。ハワイの店の雰囲気や空気感はそのままに、パンケーキやドリンク、ハンバーガーなど、ハワイの味を提供してくれます。

早速、名物ドリンクのレモネードソーダとチーズバーガーをオーダーしました。

 スカッとした喉越しの「レモネードソーダ」(税込み500円)
スカッとした喉越しの「レモネードソーダ」(税込み500円)
 「チェダーチーズバーガー」(税込み1,100円)。とろけるチーズが食欲をそそる、ボリュームたっぷりのハンバーガー
「チェダーチーズバーガー」(税込み1,100円)。とろけるチーズが食欲をそそる、ボリュームたっぷりのハンバーガー

甘酸っぱくてサッパリしたレモネードソーダは、暑さが吹き飛ぶさわやかさとシュワシュワ感がたまりません。ハンバーガーは、チェダーチーズのコクとソースがお肉のおいしさを存分にひきたて、あっという間に食べ終わりました。

▼Moke’s HAWAII
住所:神奈川県藤沢市江の島1-6-8
駐車場:なし
URL:https://www.mokeskailua-japan.com/shop/

新名物「江の島プリン」と「#imore」のカラフルスムージー

「江の島大橋」を本土側まで渡ると、地下道があり、そこを通り抜けると「すばな通り」という商店街へとつながります。昔ながらの商店街ですが、おしゃれなカフェも多く、かわいいスイーツやドリンクを出すお店もありました。

まずは、SNSでも話題のプリン専門店「江の島プリン」へ向かいました。最初にプリンを買いたかったのですが、あまりの行列に別のレジから買えるソフトクリームに変更。「麦こがしソフト」を食べながら待つことにしました。

 ウッディーな外観が目を引く「江の島プリン」は連日大人気
ウッディーな外観が目を引く「江の島プリン」は連日大人気

このお店のプリンの材料にもなっている「麦こがし」は、大麦をローストし、粉にしたもの。プリンやソフトクリームの味のアクセントになっています。ソフトクリームはほのかに香ばしく、こがし麦のほろ苦さが深みを出していました。

 「麦こがしソフト」(税込み390円)。他には「江の島プリンソフト」(税込み380円)もある
「麦こがしソフト」(税込み390円)。他には「江の島プリンソフト」(税込み380円)もある

少し待ちましたが、無事プリンもゲット。「江の島プリン」と「江の島プリンレトロ」「江の島プリンオルゾ」をセットで購入。それぞれが濃厚でクリーミーな味わいで、なかでも「江の島プリン」は香ばしさ、「レトロ」はすこし弾力のある口当たりと卵黄の濃さ、「オルゾ」はジュレが爽やかさを演出し、それぞれ違ったよさがありました。

 左から「江の島プリンレトロ」(税込み380円)、「江の島プリン」(税込み380円)、大麦を濃く炒ったジュレがのった「江の島プリンオルゾ」(税込み400円)。3つのセットで(税込み1,150円)
左から「江の島プリンレトロ」(税込み380円)、「江の島プリン」(税込み380円)、大麦を濃く炒ったジュレがのった「江の島プリンオルゾ」(税込み400円)。3つのセットで(税込み1,150円)

▼江の島プリン
住所:神奈川県藤沢市片瀬海岸1-11-27
駐車場:提携駐車場あり(1,500円以上のお買い上げで1時間無料)
URL:https://enoshima-pudding.com/#products

ドライブの最後は、色鮮やかで美しいと話題のスムージー専門店「#imore(アイモア)」へ。果物や野菜をふんだんに使ったスムージーは、ビタミンやカロテン、ポリフェノールなどの栄養素が豊富。つぶつぶとした食感やフルーティな味わいが美味でした。

  2F テラスの青い看板が目印。テレビや雑誌で紹介されるほどの人気店
2F テラスの青い看板が目印。テレビや雑誌で紹介されるほどの人気店
  チョークペイントやメニューが、アーティスティックな店内
チョークペイントやメニューが、アーティスティックな店内
  見た目がとてもかわいいい。左から「パープルスムージー」「ホワイトスムージー」「グリーンスムージー」 (すべて税込み734円)
見た目がとてもかわいい。左から「パープルスムージー」「ホワイトスムージー」「グリーンスムージー」 (すべて税込み734円)

炎天下のなか、たくさん歩いた1日でしたが、最後の一杯でしっかりパワーチャージ。傾きかけた太陽の光が海に反射するのを眺めながら帰路につきました。

歩いて数分の場所には「新江ノ島水族館」や2020年にオープンした「ENOTOKI」というショッピングモールなど、他にも人気の観光スポットが盛りだくさんです。江の島ドライブは、爽快感抜群の絶景に江の島グルメ、さらにリゾート気分を味わえます。

▼#imore(アイモア)
住所:神奈川県藤沢市片瀬海岸1-8
駐車場:なし
URL:https://www.instagram.com/imore_enoshima_subana/

▼新江ノ島水族館
住所:神奈川県藤沢市片瀬海岸2-19-1
駐車場:なし
URL:https://www.enosui.com/

▼ENOTOKI
住所:神奈川県藤沢市片瀬海岸2-18-17
駐車場:あり(有料)
URL:https://www.enotoki.com/

今回のドライブで利用したクルマ:トヨタ 「ライズ」

堂々とした存在感と、力強くスムーズな走りが楽しめるトヨタ 「ライズ」。大きなカーブも安定した走行で、快適に運転することができます。ゆったりとくつろげるインテリアスペースや大容量の収納スペースも大きな魅力。ベビーカーなどの大きな荷物もらくらく入れることができます。ちょっとした遠出やキャンプなどアウトドアでも活躍してくれる一台です。

程よい加速感で、気持ちのよい走行を実現してくれるトヨタ 「ライズ」

<今回のドライブのカーシェア料金>
・車種クラス:ベーシック
・プラン:ベーシック
・時間料金:5,700円(12時間パック)
・距離料金:1,360円(16円×85km)
合計:7,060円

※今回紹介した記事の利用料金は公開日時点のものです。
2022年4月1日以降の料金はこちらからご確認ください。

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