夏も真っ盛りをむかえ、気持ちまでバテそうな猛暑が続いています。次のお休みは都内から抜け出し、避暑地で心身のリフレッシュはいかがでしょう。
三井のカーシェアーズ公式ブログで毎夏恒例の避暑地ドライブ。昨年は標高1,000メートル以上の八ヶ岳へとクルマを走らせました。今年は富士五湖のひとつ、河口湖周辺をご紹介。富士山が見える絶景スポットや旬の地産グルメなど、夏の山梨を満喫します!
<目次>
・都内から河口湖まで120分ほど
・おすすめ富士山の眺望スポットその1:富士見橋展望台
・おすすめ富士山の眺望スポットその2:大石公園
・おすすめ富士山の眺望スポットその3:~河口湖~富士山パノラマロープウェイ
・ランチは「旅の駅 kawaguchiko base」で地産料理三昧
・今回のドライブに利用したクルマ:トヨタ「RAV4」
都内から河口湖まで120分ほど
富士山の北側に位置する河口湖。最初の目的地にした「富士見橋展望台」は、都内から120分ほどの距離にあります。
首都高速都心環状線から4号新宿線を経由し、中央自動車道を利用。静岡、大月方面に進みます。大月JCTで中央自動車道本線から中央自動車道富士吉田線に分岐。河口湖インターチェンジで富士吉田線を下り、一般道を利用します。富士山に背を向け、15分ほど北に向かって走ると「富士見橋展望台」に到着します。
おすすめ富士山の眺望スポットその1:富士見橋展望台
河口湖大橋を通過して、御坂みち(国道137号線)を走行すると、ほどなくして急なカーブが訪れます。「富士見橋展望台」は2つめの急なカーブを抜けて、すぐ左側(山側)に位置します。入り口は急に現われるので、目的地が近づいたら、十分に速度を落としておきましょう。
富士見橋展望台は木製のデッキを中心とした、こぢんまりとした施設。敷地には数台分の駐車スペースが用意されています。
▼富士見橋展望台
住所:山梨県南都留郡富士河口湖町河口 御坂みち
駐車場:あり(無料)
おすすめ富士山の眺望スポットその2:大石公園
次に向かったのは富士山と河口湖の眺望と、季節の花々を楽しめる「大石公園」です。富士見橋展望台からおよそ6km、10分ほどの道のりです。
御坂みちから別れ、大石公園に至る県道21号線は「湖北ビューライン」とも呼ばれ、富士山と河口湖の両方を鑑賞できるルートとして知られています。湖北ビューラインは大石公園の先まで続くので、まずは湖畔沿いのドライブを楽しみ、戻って大石公園に向かうもおすすめです。
大石公園は河口湖北岸の湖畔に面した公園で、園内はさまざまな草花が植えられています。富士山と河口湖、咲き誇る四季折々の花を一枚の写真に収めることができるため、1 年を通し、多くのカメラマンでにぎわいます。
▼大石公園
住所:山梨県南都留郡富士河口湖町大石2525番地の11先
駐車場:あり(無料)
URL:https://kawaguchiko.net/park/oishi-park/
おすすめ富士山の眺望スポットその3:~河口湖~富士山パノラマロープウェイ
河口湖は標高833メートルに位置し、この日の最高気温は30℃ほど(都内の最高気温は35℃でした)。心地よい自然の風により、体感的には気温よりも涼しく感じました。そしてさらなる涼を求めて、より標高の高い「カチカチ山」こと天上山の展望台に向かいます。移動には「~河口湖~富士山パノラマロープウェイ(以下、富士山パノラマロープウェイ)」を利用します。
富士山パノラマロープウェイには駐車場がありませんが、御坂みちをはさんで反対側にある「河口湖畔県営無料駐車場」を利用できます。
平日の取材日でも駅から長い行列ができ、乗車まで30分ほど並びました。チケット売り場は駅の中にあるため、列から離れて購入する必要があります。1人で訪れた場合、チケットの購入後に列へ戻れなくなるおそれがあります。あらかじめチケットを購入してから列に並びましょう。
展望台のある「富士見台駅」まで、ロープウェイの移動時間は3分ほど。河口湖畔駅の標高は856メートル、そして富士見台駅は1,075メートルですから、標高差219メートルをグイグイと登ります。
ロープウェイから降りると、展望台はすぐ目の前。けれど展望台のすぐ裏手に、より高い場所からの眺望を楽しめる「絶景やぐら」があるそうなので、そちらに向かいます。
「武田信玄の戦国広場」内にそびえる絶景やぐら。展望台部の標高は1,110メートルもあり、先端の正面に立つと、勇壮な富士山が視界いっぱいに広がります!
1,100メートルで受ける風は気持ちよく、体感では河口湖近辺よりも涼しく感じました。展望台に併設する「たぬき茶屋」では、その場で焼き上げる串団子「たぬき団子」など、魅力的な軽食をいただくことができます。なかでも「うさぎソフト」はおいしいと評判のソフトクリーム。これは食べないわけにはいきません!
オーダーは食券式。カウンターで手渡されたうさぎソフトはボリュームたっぷり!慌てて口に運ぶと、冷たさと滑らかな舌触りに、心中で歓喜の声が! ソフトクリームの濃厚な味わいとしっかりとした甘さが、暑さで火照った体にしみ込みます。ウサギのもなかはかわいいだけでなく、サクサクとした触感がアクセントになってくれました。
富士山を眺めながらソフトクリームをいただくという贅沢に満ち足り、軽くなった足取りで展望台をあとにします。
▼~河口湖~富士山パノラマロープウェイ
住所:山梨県南都留郡富士河口湖町浅川1163-1
駐車場:なし(河口湖畔県営無料駐車場を利用)
URL:https://www.mtfujiropeway.jp/
ランチは「旅の駅 kawaguchiko base」で地産料理三昧
今回、ランチに選んだのは、富士山パノラマロープウェイからほど近い距離にある「旅の駅 kawaguchiko base(以下、kawaguchiko base)」。2022年にオープンした、評判の複合商業施設です。
「地域の旅の拠点に」をテーマにし、山梨県の魅力をいっぱいに詰め込んだというkawaguchiko base。地産マルシェ「あさま市場」では、地産の野菜や果実、特産品に名産品、有名店の食品やお総菜など、2,000品目以上を揃えて販売しています。
レストランは直営の「テラスキッチン」と、ハンバーグとステーキを中心とした「Grill USHIOKU」の2店舗。共に地産の食材や特産品にこだわりを持つお店です。どちらのお料理もおいしそうで、とても悩ましかったのですが、今回はテラスキッチンでいただくことにしました。
まだ真新しい店内は広々とし、フードコートを彷彿させる雰囲気。あさま市場で購入してきた食品やお総菜は、テラスキッチンをイートインスペースにして食べてもいいそうです。サービスはセルフ方式で、メニューが決まったら券売機で食券を購入。番号が呼ばれたら、カウンターで料理を受け取ります。
メニューには甲州牛、富士桜ポーク、信玄鶏など、さまざまな地産食材を使った料理やほうとうなどご当地料理がよりどりみどり! 今回は多くの特産品をちょっとずつ味わえる「旅の駅御膳 山梨食材めぐり」をオーダーしました。
見るからに「ごちそう」という表現が相応しい、旅の駅御膳。甲州牛のローストビーフはやわらかく、噛むごとに牛の味わいと甘さが染み出てくる逸品。添えられた黄身との相性も抜群です。
富士桜ポークの角煮も、口の中でホロホロと溶けるやわらかさ。豚の脂はしつこくなく、上品な旨みと甘さが口の中にフワリと広がります。
アワビは海産物で「海のない山梨県の特産品ではないだろう」と思うかもしれません。しかし意外なことに江戸時代から400年も続く、甲州伝統の特産品。駿河湾で採れたあわびを醤油漬けにし、馬の体温で低温調理しながら運ぶことで生まれた料理といわれています。
ご当地の味を存分に堪能させてくれた「旅の駅御膳 山梨食材めぐり」。お腹だけではなく、歴史を知ることで知識欲も満たしてくれた、絶品メニューでした。
食後はあさま市場へ。山梨県といえば、やっぱりフルーツです。そして初夏は桃の季節! 店内、そして店頭でも丸々とした桃が陳列され、甘い香りを漂わせています。
桃狩りのお出かけで味わった、山梨県の桃の瑞々しさは、今でもしっかりと覚えています。お土産は山梨県の旬の味覚、桃に決定!
▼旅の駅 kawaguchiko base
住所:山梨県南都留郡富士河口湖町河口521-4
駐車場:あり(無料)
URL:https://www.kawaguchikobase.com/
富士山の景勝スポット巡りに高地での避暑、そして地産グルメと、山梨県河口湖地域を楽しんだ今回のドライブ。河口湖は都内からのアクセスのよさもあり、人気の観光地。この夏はインバウンド効果もあり、とてもにぎわうことが予想されます。少し早い時間に向かうなど、混雑を考慮した無理のない計画を立てて、ドライブ旅をお楽しみください。
今回のドライブに利用したクルマ:トヨタ「RAV4」
トヨタのクロスオーバーSUV「RAV4」。オフロードを意識した力強いデザインは、アウトドアレジャーに向かう乗員の気持ちを盛り上げてくれます!
強固なプラットフォームと、最適な駆動力を前後輪に伝える「ダイナミックトルクベクタリングAWD」を採用するRAV4。オンロード、オフロードを問わず高い走破性を発揮し、一方で4輪駆動が不要なときは前輪のみの駆動に切り替わり、燃費を向上させます。
全車に予防安全パッケージ「Toyota Safety Sense」を標準装備。ドライバーの運転をアシストし、事故を未然に防ぐ、あるいは被害の軽減を計ります。
<今回のお出かけのカーシェア料金>
・車種クラス:ミドル
・プラン:ベーシック
・時間料金:6,700円(12時間パック)
・距離料金:4,200円(20円×210km)
合計:10,900円
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