お子さんのいる世帯にとって、車の購入や維持は大きな出費。だからこそ、子育て中でも使いやすい車種や機能、活用例を知ったうえでじっくり選びたいですよね。本記事ではそんなファミリーにおすすめの車についてたっぷり解説するので、ぜひ参考にしてみてくださいね!
- 子育て世代におすすめの車は?人気車種を紹介
- 子育て世代ならではの車の選び方
- 子育て世帯にもおすすめ!カーシェアリングのメリットを紹介
- 子育て世帯がカーシェアリングを利用する際の注意点
- こんなシーンで活躍!子育て世帯のカーシェアリング利用例
- カーシェアリングなら「三井のカーシェアーズ」
子育て世代におすすめの車は?人気車種を紹介

子育て世代で車を探しているなら、多くの世帯で選ばれている人気の車から選ぶのがおすすめです。
ファミリーカーとしておすすめの車種タイプは、軽自動車、コンパクトカー、ミニバン、SUVなどが当てはまります。三井のカーシェアーズで借りられる車から、それぞれのカテゴリで人気の車を紹介するので参考にしてください。
軽自動車
まずは街乗りにぴったりのコンパクトなボディと良燃費・良維持費が魅力の軽自動車から、人気の車を紹介します。
【こんな家族におすすめ】
・街乗りがメイン
・維持費をかけたくない
・運転初心者のママ・パパ
ホンダ N-BOX

軽自動車で大人気の車と言えば、ホンダのN-BOXです。ホンダ独自のレイアウト技術により、軽自動車ならではのコンパクトな車体の中に広々とした室内を実現しています。
フラットにして寝転がったりベビーカーや自転車を乗せたりと、多彩なシートアレンジが可能な車内は使い勝手が抜群です。
また、何かと両手がふさがりがちな育児中のパパ・ママにありがたい、リモコンなどで自動開閉できる機能を助手席側に標準装備。パワースライドドアでもあるので、手動時も軽い力で開けることができます。
全長/全幅/全高(m) | 3.395/1.475/1.79 |
室内長/室内幅/室内高(m) | 2.125/1.350/1.400 |
乗車人数(名) | 4 |
安全機能 | Honda SENSING(衝突軽減ブレーキ・歩行者事故低減ステアリング) など |
三菱 デリカミニ

三菱のデリカミニは、街乗りからアウトドアまでこなしてくれる、軽スーパーハイトワゴンです。「ミニ」の名前とは裏腹に、室内長は2,200mm、室内高は1,390〜1,400mmもあり、子どもの着替えや大量の荷物の積載、自転車の運搬まで幅広く活躍します。
後席シートバックはPVC、ラゲッジボードは樹脂でできているため、汚れた服のまま乗車したり、泥のついたアウトドア用品や自転車などを載せても安心です。
全長/全幅/全高(m) |
2WD:3.395/1.475/1.800 4WD:3.395/1.475/1.830 |
室内長/室内幅/室内高(m) | 2.200/1.335/1.390~1.400 ※グレードによる |
乗車人数(名) | 4 |
安全機能 |
三菱e-Assist マルチアラウンドモニター など |
スズキ スペーシア ギア(旧型)

スーツケースをモチーフに作られた、軽スーパーハイトワゴンです。ファミリーカーでありながらSUVを意識したエクステリアで、アウトドアも楽しめる一台になっています。
全席撥水加工がされているため、子どもが飲食物をこぼしたときや、雨の日のお出かけなどでも大活躍。スライドドアで、乗り降りもしやすいのもポイントです。さらに、衝突被害軽減ブレーキや発進お知らせ機能など、便利な機能も豊富に揃っています。
全長/全幅/全高(m) | 3.395/1.475/1.800 |
室内長/室内幅/室内高(m) | 2.155/1.345/1.410 |
乗車人数(名) | 4 |
安全機能 |
デュアルカメラブレーキサポート 標識認識機能 など |
出典:スペーシア ギア 価格・グレード|スズキ(2023)
コンパクトカー
狭い道でも運転しやすく、燃費に優れるコンパクトカー。多用途で使いやすい車が多く、子育て世代からも根強い人気があります。おすすめの車は次のとおりです。
【こんな家族におすすめ】
・軽自動車だとちょっと物足りない
・小回り重視
トヨタ ルーミー

「動ける広い部屋」をコンセプトにしたコンパクトカーです。ルーミーは大きすぎず小さすぎない、ちょうどいいサイズ感が人気を呼んでいます。
ルーミーの室内高は1,355mmもあり、小さな子どもの着替えもラクラク。また、室内長が2,180mmあり、前後の座席間もかなりゆったりとしているので、大人もくつろいで過ごせます。
パワースライドドアやフロントシートウォークスルーなども装備しており、乗り降りや車内での移動がしやすいのもポイントです。
全長/全幅/全高(m) | 3.700~3.705/1.670/1.735 ※グレードによる |
室内長/室内幅/室内高(m) | 2.180/1.480/1.355 |
乗車人数(名) | 5 |
安全機能 | スマートアシスト など |
出典:ルーミー主要諸元|トヨタ
ホンダ フィット

初代のフィットが発売されてから20年以上愛されているコンパクトカーです。広い室内空間、運転のしやすさや燃費などあらゆる面でのバランスの良さが評価されています。
ホンダのN-BOX同様、燃料タンクの配置を変えた独自技術によりゆったりとした空間を確保。前後の座席間も十分に取られており、足を組んでも余裕を感じられるでしょう。
また、リアシートを倒して収納スペースを作れる利便性や、折り畳みベビーカーを横に倒して収納可能な大容量荷室も人気です。
全長/全幅/全高(m) |
3.900~3.920/1.695/1.525~1.550 ※グレードによる |
室内長/室内幅/室内高(m) | 1.825/1.415/1.290 |
乗車人数(名) | 5 |
安全機能 | Honda SENSING(衝突軽減ブレーキ・歩行者事故低減ステアリング) など |
出典:フィット主要諸元|ホンダ
ミニバン
街乗りから週末のまとめ買い、大人数での旅行、アウトドアまでこなす万能な車といえばミニバンです。人気の車を紹介します。
【こんな家族におすすめ】
・子どもの人数が多い
・移動時の荷物が多い
・長距離移動もする
ホンダ フリード

子育て世代に必要な機能を詰め込んだミニバンです。多彩なシートアレンジができ、1列目と2列目だけをアレンジしたり、3列目の片方だけ畳んで荷物を載せたりと自由自在に変更できます。フラットな床にも変化でき、その広さは大人でもゆったり横になれるほど。
また、ステップ高が低めで、小さな子どもでも乗り降りしやすいのもポイントです。シートは子どもが汚しても拭きやすい撥水・撥油シートを採用しているので、清潔を長く保てます。
全長/全幅/全高(m) |
4.310/1.695~1.720/1.755~1.780 ※グレードによる |
室内長/室内幅/室内高(m) | 1.935~2.645/1.470/1.280 ※グレードによる |
乗車人数(名) |
5~7 ※グレードによる |
安全機能 | Honda SENSING(衝突軽減ブレーキ・誤発進抑制機能) など |
出典:フリード主要諸元|ホンダ
トヨタ シエンタ

四角く丸いフォルムが可愛いシエンタは、室内高1,300mmの広い車内に加え、燃費、車の料金など全体的なバランスの良さが魅力です。
5人乗りだけでなく7人乗りも発売されているので、大家族にもおすすめ。特に7人乗りは余裕のある作りで、チャイルドシートを付けたときに子どもの乗り降りがしやすく、ベビーカーも載せやすいサイズです。
また、フロントシートウォークスルーや、グレードしだいでは両手がふさがっていても開けられるハンズフリーデュアルパワースライドドアなども装備しています。
全長/全幅/全高(m) |
4.260/1.695/1.695~1.715 ※グレードによる |
室内長/室内幅/室内高(m) |
2.030~2.545/1.530./1.300 ※グレードによる |
乗車人数(名) | 5または7 ※グレードによる |
安全機能 | Toyota Safety Sense など |
出典:シエンタ主要諸元|トヨタ
ホンダ ステップワゴン AIR

ホンダのステップワゴン AIRは、運転のしやすさが人気のミニバンです。フロントピラーや三角窓に工夫があり、運転席に座ると視界の広さに驚くことでしょう。
死角が少ないので不慣れでも運転しやすく、ホンダ独自の安全運転システム「Honda SENSING」をはじめ運転支援の機能も充実しています。
また、ラゲッジスペースには角度調整できる扉「パワーテールゲート」を装備しており、狭い駐車場でもうっかりぶつけてしまうリスクを少なくできます。
全長/全幅/全高(m) |
4.800/1.750/1.840~1.855 ※駆動方式による |
室内長/室内幅/室内高(m) | 2.845/1.545/1.425 |
乗車人数(名) | 7または8 ※メーカーオプションの「2列目6:4分割ベンチシート」の場合は8名 |
安全機能 | Honda SENSING(衝突軽減ブレーキ・誤発進抑制機能) など |
トヨタ アルファード

ワンランク上のミニバンを探している人におすすめの車です。全長4.945~4.950m、全高1.935~1.950mという迫力ある車体で、大人数での移動や長距離移動が多い家庭に適しています。
外装はもちろんのこと、高級感あるインテリアにより居住性も抜群で、乗り心地や走行性能、安全性能にも優れています。
子どもが小さいときは、車内で世話したり荷物やベビーカーを乗せたりできます。子どもが大きくなっても、車内を圧迫せずゆったり過ごせます。アウトドアにも向いており、なんでもこなせる汎用性の高さが魅力です。
全長/全幅/全高(m) |
4.945~4.950/1.850/1.935~1.950 ※駆動方式による |
室内長/室内幅/室内高(m) | 3.210/1.590/1.400 |
乗車人数(名) | 7または8 ※グレードによる |
安全機能 | Toyota Safety Sense など |
SUV
「気持ちよく運転できる車に乗りたい」「アウトドアが好き」そんな方にはSUVがおすすめです。ミニバンと異なりスライドドアはありませんが、高い走行性能と多用途に対応する利便性により、子育て世代にもしっかりとマッチします。
【こんな家族におすすめ】
・アウトドア派
・街乗りもオシャレに乗りこなしたい
スバル フォレスター

スバルのフォレスターが子育て世代にマッチする理由に、SUVの中でも広い室内空間や荷室を確保できることが挙げられます。チャイルドシートを2つ並べて、さらに大人が座っても余裕のある作りなので、年の近い兄弟や双子でも安心。
また、大開口設計で段差が少ないので荷物の積み下ろしもしやすく、床をフラットにすればおむつ替えもラクラクです。
スバルが先進技術を駆使して生み出した安全機能「アイサイト」や、SUVならではの高い走行性能により快適に運転できます。
全長/全幅/全高(m) | 4.640/1.815/1.715~1.730 ※グレードによる |
室内長/室内幅/室内高(m) | 2.130~2.140/1.545/1.275 |
乗車人数(名) | 5 |
安全機能 | アイサイト など |
ホンダ 新型ヴェゼル

ホンダのコンパクトSUVです。広い室内空間とゆとりある荷室を持ち、シートアレンジもできるので子育て世代でも使いやすい1台になっています。良燃費で維持費に優れる点も家計の強い味方です。
また、事故防止の機能としてホンダでおなじみの「Honda SENSING」も装備しているので、安全面を重視したい家庭にもぴったり。走行性能を重視しつつも、子育てにも使いたい世代におすすめです。
全長/全幅/全高(m) |
4.340/1.790/1.580~1.590 ※駆動方式による |
室内長/室内幅/室内高(m) | 2.020/1.445/1.225~1.240 |
乗車人数(名) | 5 |
安全機能 | Honda SENSING(衝突軽減ブレーキ・誤発進抑制機能) など |
トヨタ ハリアー

トヨタのハリアーは、洗練されたデザインと高級感を兼ね備えたミドルサイズSUVとして、多くの支持を集めています。Toyota Safety Senseが標準装備されており、衝突回避支援や車線逸脱警告などの予防安全機能で安心に運転ができます。
大容量のラゲージスペースを備えており、家族旅行や買い物で多くの荷物を積んでも乗車スペースが狭くなる心配がありません。ただし、シートがやや高い位置のため、チャイルドシートの乗り入れにはやや不向き。チャイルドシートを卒業したくらいの年齢の子どもがいる家庭におすすめです。
全長/全幅/全高(m) | 4.740/1.855/1.660 |
室内長/室内幅/室内高(m) | 1.880/1.520/1.125 |
乗車人数(名) | 5 |
安全機能 | Toyota Safety Sense など |
出典:ハリアー主要諸元|トヨタ
子育て世代ならではの車の選び方
通園や習い事の送迎、買い物、家族旅行など、さまざまなシーンで役立つ車ですが、一方で、選ぶ車しだいで日々の使い勝手や家族の快適さは大きく変わります。そこで、子育て中の家庭に適した車を選ぶ際のポイントを具体的に解説します。
乗車人数

車によって乗車人数が異なるため、家族構成に合った車を選びましょう。ただし、5人家族だからといって5人乗りを選ぶと必ずしもニーズと一致しないケースもあります。親戚や友人を乗せたり、将来的に子どもが増えたりする可能性も考慮しておくのがおすすめです。具体的には、家族の人数「+2人」を目安に考えると、余裕のある座席配置ができます。
また、2人以上の子どもがいる場合は、ミニバンやSUVなど3列シートの車を検討すると子ども同士がゆったりと座れるほか、隣に大人が座ることもできて便利です。
荷物の積載量やシートアレンジの可否

子育て中は荷物が多くなるため、十分な積載スペースを持つ車が理想的です。ベビーカーや買い物袋、おむつなど、大量の荷物を収納できるスペースがあるかを確認しましょう。車の中には、乗車人数いっぱいまで乗ると荷室がなくなってしまうものもあるので注意が必要です。
また、シートアレンジに対応している車を選ぶと余ったシートを畳んでかんたんに荷室を広くでき、フレキシブルに活用できます。特に後部座席がフラットに倒れるモデルは便利で、大型荷物を積むだけでなく、アウトドアや長距離移動の際に子どもが横になって休むこともできるのでおすすめです。
車内の広さや快適さ

広々とした室内空間は、小さい子どもを連れた移動には欠かせません。特に室内高は重視すべきポイントで、子どもが立って着替えたり荷物を整理したりする際に頭や手がぶつからない程度の高さがあると役立ちます。
室内高が高い車種の例としては、軽スーパーハイトワゴンのスズキ スペーシア ギア旧型(室内高1.410m)や、ミニバンのホンダ ステップワゴン(室内高1.425m)などが挙げられます。また、SUVもスバルのフォレスター(室内高1.275m)のようにゆったりとした作りの車があるので確認してみましょう。
ただし、車内の広さを確保するために車体の大きい車を選ぶと、狭い道路での運転がしにくくなったり、加速性能に影響が出たりする可能性もあります。デメリットも把握した上で、家族のライフスタイルに合った車を選びましょう。
安全性能

子どもの安全を守るためには、安全性能の充実も重要なポイントです。特に最近の車は急アクセル時の加速抑制機能や夜間の運転サポート機能のほか、車間距離を維持したり、発進をお知らせしてくれたりする機能など、さまざまな安全機能と運転のサポート機能を装備しています。
また、小さい子どもを乗せる場合には、チャイルドロックのある車や、チャイルドシートの規格に対応した車を選ぶのが大切です。
チャイルドシートの固定方法は、大きく分けてシートベルト取付方式とISO FIX方式がありますが、2012年7月以降に販売されている自動車であれば必ず汎用ISO FIXアンカーが取り付けられています。シートベルトを使わず、手軽かつ確実に固定できるため、これから車に乗るならISO FIX対応の車とチャイルドシートの組み合わせがおすすめです。
その他の便利な機能

子育て世代にとって便利な機能も見逃せません。例えば、ミニバンでおなじみのスライドドアは子どもを抱っこしている際や狭い駐車場で非常に役立つ、子育て世代にとっては定番の機能です。子どもがドアを開けても隣の車にぶつかりにくく、荷物の積み下ろしも楽になります。
余裕があれば電動スライドドアや、手を使わずにドアを開閉できる機能のついた車を選ぶと、ドアを開けるのに力がいらないためさらに利便性は上がります。
また、撥水・防水・撥油シートやシートテーブルを備えた車は、子どもが飲み物をこぼしたり食べこぼしたりしても手入れがしやすいのでおすすめです。
子育て世帯にもおすすめ!カーシェアリングのメリットを紹介

カーシェアリングは、自家用車を持たずに必要なときだけ車を利用できる便利なサービスです。特に子育て世帯にとっては、送迎や買い物、家族での外出など、多様なシーンで役立つ選択肢となっています。そこで、子育て世代がカーシェアリングを活用することによる具体的なメリットを解説します。
自家用車を所有するよりコスパがいい

子育て世代にとって車は便利なアイテムですが、自家用車を所有する場合、購入費用だけでなく、税金、保険料、駐車場代、車検費用など、多くの維持費がかかります。一方で、カーシェアリングなら利用した時間や距離に応じた料金の支払いのみで済み、これらの維持費はすべて料金に含まれています。
そのため、普段から車の使用頻度が低い家庭では、マイカーよりもカーシェアリングを利用したほうがコストパフォーマンスが高くなりやすいです。最低限の利用であれば、月々数百円からという低料金で済みます。
家族の成長やライフスタイルの変化に応じて乗り換えられる

カーシェアリングの大きなメリットの一つは、家族の成長やライフスタイルの変化に応じて柔軟に車を選べる点です。例えば小さな子どもがいる時期はミニバンやSUVを選ぶと、大人数が乗れる車ならではの利便性を体験できます。
一方、子どもが自立して少人数での移動が多くなる時期には、セダンやコンパクトカーなど走行性能や乗り心地に優れた車を優先して選ぶといった使い方も可能です。あるいは、普段はコンパクトカーに乗り、アウトドアや旅行のときだけミニバンにすることもできます。
マイカーは長く乗ることからライフスタイルの変化に対応しにくい可能性もありますが、カーシェアリングならその時々の状況に応じて最適な車を選べます。特に大手サービスでは車の選択肢が豊富で、例えば三井のカーシェアーズでは軽自動車から4WDの大型車、高級車まで幅広いラインアップを提供しています。車の買い替えによる大きな出費や「思ったより使いにくい車を買ってしまった」という後悔を避けられるのは、カーシェアリングならではの魅力です。
予約と利用手続きがかんたん!忙しい子育て世代でも利用しやすい

カーシェアリングは、スマートフォンアプリのみで予約手続きから返却手続きまで完結するため、忙しい子育て世代にとっては便利な存在です。レンタカーと比べても、車を借りられるステーションの数が非常に多いため徒歩圏内にステーションを見つけやすく、急な予定にもスムーズに対応できます。
子どもの送迎や忙しい朝など、時間に追われがちな親にとって、スケジュールに合わせて柔軟かつ手軽に利用できるカーシェアリングは強い味方になります。日々のストレスも軽減でき、余裕をもって過ごせるようになるでしょう。
短時間利用が可能で急な予定にも対応できる

カーシェアリングは短時間利用向けの料金プランが一般的で、必要なときだけ利用できます。例えば、子どもの急な病院送迎や習い事の送迎、買い忘れたものを買いに行くといったシーンにも対応可能です。また、普段は夫がマイカーを使用し、妻がたまに車を使いたいときにカーシェアリングを活用するといった使い分けもできます。
さらに、10~15分単位で利用できるプランが多いため、無駄な料金が発生しにくいのもメリットです。三井のカーシェアーズでも最短30分から利用ができ、10分単位で細かく料金が計算されるため、コスパよく活用できます。
子育て世帯がカーシェアリングを利用する際の注意点
カーシェアリングは子育て世帯にとって便利な移動手段ですが、利用時にはチャイルドシートの準備や車内の清掃など、子ども連れならではの注意点もあります。覚えておきたいポイントをそれぞれ紹介します。
チャイルドシートを用意する

幼い子どもを乗せる場合は、安全のためにチャイルドシートの準備が必要です。法律で6歳未満の子どもにはチャイルドシートの使用が義務づけられており、また、身長150cm以下の子どもにも使用が推奨されています。
カーシェアリングサービスでチャイルドシートをレンタルできるかどうかはサービスしだいです。三井のカーシェアーズでは対応していないため、自分で用意する必要があります。予約する際には、利用予定の車がチャイルドシートを取り付けられるか、特にISOFIX対応かどうかを確認しておくと安心です。安全を確保するためにも、準備を怠らないようにしましょう。
忘れ物がないか念入りに確かめる

子ども連れでの利用時は、おもちゃや衣類など小さな荷物を置き忘れることがよくあります。しかし、カーシェアリングの車は次の利用者がすぐに使う可能性が高く、忘れ物を回収するのが難しくなるケースも多いです。特に、鍵や財布といった重要な持ち物を忘れると大きなトラブルにつながるため、車内をくまなくチェックしてから返却するのを徹底しましょう。
もし忘れた場合、三井のカーシェアーズでは次の利用者がいない場合に限り、利用終了後24時間以内であれば10分間のみ車を再開錠できます。万が一忘れ物が発覚した際の対応策として知っておくと役立つでしょう。
車内の清掃に気を配る

カーシェアリングでは車内の清掃を利用者自身が行います。子どもが飲み物をこぼしたり、お菓子の食べかすを落としたりすることもよくあるため、利用後は必ず車内を確認して清掃を行いましょう。汚れた状態のまま返却すると、次の利用者やカーシェアリング会社に迷惑がかかり、ペナルティを科される場合もあります。
食事やおやつの際には、車内を汚さないようにビニールシートやタオルを敷くなど、事前に対策をしておくのもおすすめです。また、車内にもおそうじキットが備え付けられていますが、自分でもウェットティッシュやかんたんな清掃グッズを持参すると慣れたアイテムで清掃でき、汚れが発生した際にもすぐに対応できます。気持ちよく次の利用者が使えるよう、清潔な状態で返却することを心がけましょう。
こんなシーンで活躍!子育て世帯のカーシェアリング利用例
カーシェアリングは子育て世代との相性も抜群ですが、具体的にどのようなときに活用できるのか思い浮かばない方もいるかもしれません。そこで、子育て世代がカーシェアリングを活用すべきシーンの具体例を紹介します。
学校や習い事での子どもの送迎

学校や習い事の送迎にカーシェアリングを利用すれば、駅やバス停が遠く公共交通機関が使いにくい場所でもスムーズに移動できます。子どもや親が疲れているときでも、歩かずに済むため負担を軽減できるでしょう。
勉強道具やスポーツ用品が多い場合でも、車に積んでしまえばかんたんに持ち運べるのも大きな魅力です。また、カーシェアリングは短時間利用に適しているので、送迎のためだけにも使いやすく、マイカーやタクシーなどと比べてコストを抑えられます。
大型家具・家電の購入や週末のまとめ買い

大型家具や家電の購入時にカーシェアリングを活用すれば、購入した荷物を自宅までかんたんに運べます。大きな荷物が載せられるミニバンやSUVなどの車も自由に選べるのは、カーシェアリングならではのメリットです。
さらに、子育て中は頻繁に買い物に行くのが大変なことも多いです。週末にカーシェアリングで荷物が乗る車を選べば、週末のまとめ買いもラクにでき、家計と時間の節約になります。自宅近くにステーションがあれば、荷物を降ろしたらすぐ返却できるため、自家用車を持っているかのような感覚で利用できるのもポイントです。
家族旅行やアウトドア、レジャーでの移動

カーシェアリングを利用すれば、普段使わない広い車や4WDを選べるので、家族旅行やアウトドアの楽しみを広げられます。公共交通機関と違ってスケジュールの調整もしやすいので、子どもが疲れたら休憩する、寄り道してみるなど、柔軟な移動が可能です。
また、普段はセダンで十分な家庭でも、「アウトドアに行きたい」というときだけミニバンやSUVを借りることもできます。マイカーかカーシェアリングかの二択ではなく、あえてマイカーと併用する選択により、旅行やレジャーの計画も気軽に立てられるようになるでしょう。
ケガや病気をしたときの緊急時の移動手段
子どもの突然の発熱やケガなど、緊急時の移動にもカーシェアリングなら安心です。近くのステーションから車をすぐに借りられるため、病院へ直行するのに役立ちます。また、カーシェアリングは24時間対応のため、深夜や早朝、タクシーが捕まらない時間帯でも対応できるのもポイントです。
帰り道でも公共交通機関を利用せず、車内でゆったりと過ごしながら帰宅できます。子どもにも親にも負担が少ない移動は、大きな安心感を生むでしょう。
カーシェアリングなら「三井のカーシェアーズ」

子育て世帯にとって、車の選び方や利用方法は家族の生活を大きく左右します。家族の成長やライフスタイルの変化を考慮し、乗車人数や荷物の積載量、安全性能などをしっかりと検討することが大切です。また、日常的な送迎から大型家具の購入、家族旅行、緊急時の移動まで、さまざまなシーンでの利便性を考えると、カーシェアリングを活用するのは効率的で理に適った選択肢といえます。
特に三井のカーシェアーズなら、軽自動車やミニバン、SUVなど、ファミリーカーとして家族のニーズに合った車を自由に選べるのが魅力です。保険やサポートも充実しており、家族で安心して乗車できます。三井のカーシェアーズのサービスについてさらに詳しく見てみましょう。
料金
三井のカーシェアーズでは、「月会費+時間料金+距離料金」を基本とした料金体系に加え、お客さまのニーズに合わせて選べる2つのプランと、おトクなパック料金を用意しています。
「ベーシックプラン」は、頻繁にカーシェアをご利用される方向けのプランです。月会費は980円ですが、その金額分が毎月のご利用料金から割引されるため、実質的におトクにご利用いただけます。
【ベーシックプラン料金表】

※2025年1月末時点の情報です。変更の可能性もございます。
※ランクル300クラスが適用されるクルマ「ランドクルーザー300 GR SPORT」は、一部の個人会員さまにご利用を限定させていただいております。
一方で、数か月に1回、あるいは月に1回30分程度の低頻度のご利用で、月会費相当の割引を十分に活用できない場合には、「月会費無料プラン」をおすすめいたします。時間料金は少し高めですが、月会費がかからないため、スポット利用に最適です。
【月会費無料プラン料金表】

※2025年1月末時点の情報です。変更の可能性もございます。
※ランクル300クラスが適用されるクルマ「ランドクルーザー300 GR SPORT」は、一部の個人会員さまにご利用を限定させていただいております。
さらに安心を追加「トラブルあんしんサポート」
三井のカーシェアーズでは、追加のサポートサービスを活用すればより安全、安心に車をご利用できます。「トラブルあんしんサポート」では、予約時に追加費用を支払えば、営業補償(ノン・オペレーションチャージ)の費用が免除されます。費用と負担免除される項目は、次のとおりです。

※タイヤのパンク・損傷時に発生した金額については、一旦会員様に立替払いいただきます
※1回目の事故によるご請求のメールを当社より送信した翌月から、6か月間はトラブルあんしんサポートにお申し込みいただくことはできません。(HP自体のTASページが誤表記あるので修正予定)+ご利用時の事故から6か月以内に再度事故を起こされた場合は、シェアカーを借り受けた状態とするために要する費用を会員または登録運転者にご負担いただきます。

※加入料金は利用時間ではなく、予約時間に基づき計算されます
※72時間を超えた予約も、24時間ごとに550円加算されます
最安550円の追加費用で最大50,000円の支出が免除となります。事故やトラブル時の失費をできる限り抑え、安心して車を利用されたい方は、本オプションへの加入を検討することをおすすめいたします。
24時間の受付対応

三井のカーシェアーズでは、24時間体制のサポートダイヤルを設置しており、専任スタッフが常駐しています。そのため、深夜や早朝、年末年始なども事故やトラブルの対応をいたします。
特に、事故を起こした直後はパニックで正常な判断ができない場合もあるでしょう。専任スタッフによる的確なサポートをいたしますのでご安心ください。
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