日本有数の温泉街として数えられる熱海市。静岡県最東部に位置し、関東からのアクセスもよい観光地として昔から栄えています。その昔は「阿多美」という地名表記があったそうですが、「海から熱い湯が沸き出ている」といういわれをもとに、江戸時代前後に「熱海」という地名になったようです。
今回ご紹介するのは、東京から熱海への日帰りドライブコース。海に近い熱海ならではのグルメや絶景を思い切り楽しめるコースです。家族や大切な方々との日帰りドライブに、三井のカーシェアーズをぜひご利用ください。
〈目次〉
・品川区のステーションから約2時間。海を真横に臨む絶景ドライブで熱海へ!
・熱海の玄関口、「熱海銀座商店街」でランチ&お土産探し
・熱海城に入ると……そこはレトロな「おもしろ観光スポット」でした!
・絶景を見ながら食べる「花の妖精」のパフェは絶品!
・花の名所と花火……まだまだ熱海を味わい尽くしたい
・今回のドライブに使用したクルマ:ホンダ「新型ヴェゼル e:HEV」
品川区のステーションから約2時間。海を真横に臨む絶景ドライブで熱海へ!
今回は、三井のカーシェアーズの「12時間パック」を利用しました。利用する車種にもよりますが、12時間の時間料金が5,700円~(ベーシッククラスの場合)、それにプラスして距離料金がかかります。朝から夜までしっかり楽しみたいドライブであれば、12時間パックを予約しておくのがおすすめです。

まずはステーションを出発し、首都高速3号渋谷線に入り、その後東名高速道路・小田原厚木道路へ。太平洋をすぐ横に臨める真鶴道路・熱海ビーチラインへと進めば熱海はすぐそこです。所要時間は約2時間。

真鶴道路と熱海ビーチラインではETCの対応がされていません。事前に現金を用意しておくと安心です。(普通車:真鶴道路は片道200円、熱海ビーチラインは片道500円)。熱海ビーチラインは高波等による通行規制も多いため、事前に情報を確認しておくことをおすすめします。(https://atami-beachline.com/)
熱海の玄関口、「熱海銀座商店街」でランチ&お土産探し
熱海の中心部として、多くの観光客でにぎわう「熱海銀座通り」。全長170メートルの商店街に38の店舗が並びます。この日も平日ながら、多くの観光客でにぎわっていました。


熱海に来たなら、海鮮は外せません! 浜焼き等も楽しめる「とくぞう 熱海さかな横丁 熱海銀座通り店」にお邪魔しました。
熱海周辺を含む下田漁港は「金目鯛」の水揚げ量が日本一。そんな金目鯛を含む一番人気の「魚屋のまかない丼定食」と「漬けサーモンまぐろ丼定食」を注文しました。


▼とくぞう 熱海さかな横丁 熱海銀座通り店
住所:静岡県熱海市銀座町8-7
駐車場:なし
定休日:なし
URL:http://1930.co.jp/amimoto/atamisakana
おなかも満たされたところで、腹ごなしついでにお土産を物色。商店街のなかでも特ににぎわいを見せていたのが「熱海プリン」のお店。シンプルにたまごと牛乳のみで作るなめらかな瓶詰プリンは、食べ歩きグルメとしてもお土産としても大人気なんだそう。
また、この日は定休日でしたが、大正7年創業の老舗和菓子店「熱海 本家ときわぎ」にも注目。店内には保存料を使わない昔ながらの羊羹や餅菓子が並びます。


▼熱海プリンカフェ2nd
住所:静岡県熱海市銀座町10-22 沢口ビル 1F
駐車場:なし
URL:http://2nd.atami-purin.com/
▼熱海 本家ときわぎ
住所:静岡県熱海市銀座町14-1
駐車場:なし
定休日:水曜日・木曜日
URL:https://atami-tokiwagi.com/
熱海城に入ると……そこはレトロな「おもしろ観光スポット」でした!
再びクルマに乗り込み、続いては小高い山の上へ。すると見えてくるのは……日本式の城郭! 熱海の絶景スポットとしてもおなじみの「熱海城」です。

熱海城は1959年に海抜100メートルの位置に建てられた、外観5重、内部9階の鉄筋コンクリート造建築。1階は武家文化資料館、2階には日本城郭資料館が入っており、城郭の歴史や本物の日本刀を握れる体験コーナーがありました。入館料は大人1,200円。
なんといっても見どころは最上階にある「天守閣展望台」。熱海一帯を一望でき、絶景スポットとして人気を集めています。この日はくもり空でしたが、晴れた日には東京スカイツリーや横浜ランドマークタワーも見られるそう。



▼熱海城
住所:静岡県熱海市熱海1993
駐車場:有料(500円)
定休日:なし
URL:https://atamijyo.com/
絶景を見ながら食べる「花の妖精」のパフェは絶品!
熱海城から峰を1つ変え、絶景レストランへ。“伊豆一の絶景カフェ”とお店がうたうように、その窓からは熱海の海を一望できました。


今回は「花の妖精」の名物だという「プリンア・ラ・モード」と、数量限定の「季節のフルーツパフェ」(時価)を注文。絶景を眺めつつ、レトロで落ち着いた店内を楽しみながら、ゆっくりとカフェタイムを味わえました。


▼花の妖精
住所:静岡県熱海市熱海1993-65
駐車場:あり(無料)
定休日:水曜日
URL:https://hotel-new-akao.com/restaurant/hananoyousei/
花の名所と花火……まだまだ熱海を味わい尽くしたい
取材当日はまだ寒いなかでしたが、そろそろツツジが咲き始めるポカポカ陽気に。熱海に来たなら、ツツジの名所・姫の沢公園で初夏の訪れを先取りしてみてはいかがでしょうか。春にはツツジが広大な山の斜面をピンク色に染め上げます。

▼姫の沢公園
住所:静岡県熱海市伊豆山字姫の沢1164-1
駐車場:あり(無料)
URL:https://www.seibu-la.co.jp/himenosawa/
1日熱海を楽しんだら、すっかり日も暮れて外も真っ暗……そんなときは夜空を見上げてみると、花火が見えるかもしれません。熱海海上花火大会は1952年に始まった歴史のある花火大会。夏だけではなく、年間を通して10回以上開催されています。夜空に広がる花火や、フィナーレを飾る「大空中ナイアガラ」が名物です。
▼熱海海上花火大会
会場:熱海湾・雨天決行
駐車場:なし(近隣コインパーキングを利用)
URL:https://www.ataminews.gr.jp/event/8/
※スケジュールは公式HPをご確認ください。
朝から夜まで大満足の熱海ドライブ! 12時間パックのクルマ返却時間に間に合うように都内へ戻ってくることができました。長時間のドライブは疲れも溜まりがちです。途中、SAやPAでしっかり休みをとりつつ安全運転を心掛けましょう!
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今回のドライブに使用したクルマ:ホンダ「新型ヴェゼル e:HEV」

運転席・助手席はもちろん、後部座席も足元が広く、ゆったりとした車室空間が特徴です。長距離ドライブの際はどうしても物理的な狭さから疲れや窮屈さを感じがちですが、新型ヴェゼルは長距離ドライブにぴったりの車種といえそうです。
今回熱海を訪れた際には、早咲きの桜があたり一面をピンク色に染めていました。桜のピンクと新型ヴェゼルの黒いボディの相性も抜群! これからの季節はツツジを始め、春~夏の花が一面を染めていきます。ぜひ、新型ヴェゼルで熱海のドライブを楽しんでみてくださいね。
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<今回のドライブのカーシェア料金>
・車種クラス:ミドル
・時間料金:6,900円(12時間パック)
・距離料金:4,452円(21円×212km)
合計:11,352円
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