学生時代に免許を取得したけれど、クルマの運転をすることなく何年も過ぎてしまった・・・そんな「ペーパードライバー」ではありませんか?
今回は2015年5月30日にiPhone女子部との共催で開催された、女性カレコ会員向け「ペーパードライバー講習」の様子をレポートします。
ペーパードライバー講習ってどんなことをやるの?
通常、ペーパードライバー講習というと教習所で行うイメージがあるかと思いますが、今回のペーパードライバー講習は、カレコのクルマを使って行いました。恵比寿ガーデンプレイス近くの駐車場に集合して、駐車場で駐車の練習と運転の基礎を確認した後、公道を走りました。1台のクルマに先生が1人、参加者2人が乗って交代で運転し、和気あいあいとした2時間を過ごしました。
最初に講習の流れや先生の紹介が行われた後、ペアを組んでいざ乗車です。今回参加された方は約10名で5台のクルマに分乗しました。
ペーパードライバー用に車両をセッテイング
ブランクがあって運転を忘れてしまった方でも安心してクルマを運転していただけるよう、ペーパードライバー講習ではカレコのクルマに工夫をしました。
1つが簡易的な補助ブレーキ。ブレーキに装置をつけてステッキをつなぎ、助手席側からもいざというときにブレーキがかけられるようにします。
その他、補助ミラーを助手席側につけ、車両の前後に初心者マークをつけるといった準備も行われました。
失敗しない左バックの駐車の秘訣を伝授
アクセルやブレーキ、ハンドル操作などの基本を確認した後、駐車場で左からのバックでの駐車方法の練習が行われました。左からバックする場合、右からバックするよりも駐車場の距離をつかみづらく、苦手に感じる方が多いようです。
先生によれば、自動車教習所で習う駐車方法はポールを目印に使いますが、実際の駐車場にはポールはないので、免許取得後駐車に苦手意識を感じて運転が遠のいてしまう方が多いとのこと。
そこで説明資料を使って、必ずできる駐車方法について説明をしていただきました。教えていただいたのは、駐車する白線のラインを目印にハンドルを回すタイミングをつかむ方法。この駐車方法はどんな駐車場でも使えて、必ず駐車位置の真ん中に停められる方法だそうです。今回同じ車に乗車したA子さん、B子さんとも、1回できちんと駐車できました。
いざ公道へ!交通量の多い都心をドライブ
続いて、公道での運転です。最初の運転はA子さん。運転免許取得後、7年ブランクがあったものの、レンタカーなどで乗る機会が増えてきたので参加されました。最近はカレコに入会して、月2回くらい自分で運転するそうです。今回ペーパードライバー講習に参加した理由は「自分の運転方法で正しいのかを確認したかったから」。普段、運転は何とかできているものの、本当に正しいかどうか不安を感じながらの運転だったそうです。
先生がやさしくアドバイスしながら路上を走り始めましたが、右折、左折、車線変更なども実にスムーズ。不安だったウインカーを出すタイミング、ハンドル操作などもバッチリという先生のお墨付きをもらい、運転に自信がついたA子さん。「これからはもっとカレコのクルマを活用していろいろなところに行きたい!」とお話されていました。
続いて運転されたB子さんは、免許取得以来15年クルマの運転をしていないというペーパードライバー。免許を取得した時はマニュアル車だったということで、まずはAT車のチェンジレバーから確認し、いざ運転開始です。
最初は不安そうでしたが徐々に運転の感覚を取り戻し、交通量が多い六本木、渋谷周辺の道路でも落ち着いて運転していました。無事に恵比寿の駐車場に戻ってきた時には「楽しかった!」と笑顔でした。
普段は、ご主人がカレコのクルマを運転されているとのこと。運転免許取得以来、全く運転していなかったので「自分にはもう無理」とあきらめていたそうです。今回思い切って参加したものの、途中で運転中止になったり、公道を走ることはできないのではと不安を感じていたとか。でも、今回の講習を体験して自信がついたので、これからはご主人と一緒に少しずつ運転の練習をし、1人でも運転できるようになりたいと張り切っていました。
駐車場に戻ると、他のクルマで練習されていた方も戻っていました。始める前は不安そうだった方も、終わった時はみなさん笑顔。久しぶりの運転を楽しまれたようです。
まとめ:カレコは皆さんのドライブライフを応援します
カレコでは、ペーパードライバー講習など、楽しいイベントを開催しています。今後の予定は会員向けメールやホームページでご案内していくのでお楽しみに!