今年のシルバーウィークは5連休!長期のお休みが取れるまたとない機会なので、ドライブしながらあちこち巡って楽しんでみては?宿泊を伴う旅行だと、日帰りとは違っていろいろなところをまわれますし、なによりドライバーも夜はのんびり休めるのがうれしいですね。
今回は、2泊3日で1日目の朝に出発して一番遠いエリアまで行き、2日目に東京に近いエリアに移動、 3日目はのんびり東京に戻るというプランで、各地のおすすめスポットとドライブルートを紹介します。1日目にすべて回りきれないときは2日目の午前に、2日目にすべて回りきれないときは3日目の午前にと、フレキシブルにプランを変えられるのも宿泊するときのよいところです。
ただし、連休中は道路が混みあい渋滞が予想されますので、詰め込み過ぎないようにしましょう。
長野→山梨:ドライブしながら自然を楽しむ旅
1日目に長野で高原ドライブを楽しみ、2日目に山梨方面に行くドライブです。自然に親しみさわやかにリフレッシュできる旅をしたい方におすすめです。
1日目のルート:信州ビーナスラインの高原ドライブ
高井戸IC(A)→諏訪IC(B)→横谷峡(D)→白樺湖(E)→八島ヶ原湿原(F)→美ヶ原高原(G)
1日目は中央道を使って長野方面に向けて出発し、諏訪ICまで移動。その後は蓼科から美ヶ原高原まで75㎞続くビーナスラインのドライブを楽しみましょう。ビーナスライン周辺には、蓼科中央高原の横谷峡、白樺湖、八島ヶ原湿原、美ヶ原高原などの散策スポットがたくさんあるので、クルマを停めてさわやかな高原を満喫できます。1日目は、蓼科温泉郷や奥蓼科温泉郷など、温泉宿やリゾートホテルに宿泊して疲れを癒しましょう。
2日目のルート:山梨の景勝と味覚を楽しむ
諏訪湖(A)→清里(B)→長坂IC(C)→双葉スマートIC(D)→昇仙峡(E)→笛吹川フルーツ公園(H)→ほったらかし温泉(I)
2日目は長野から山形に移動して、フルーツと名勝地を楽しみましょう。一般道の八ヶ岳エコーラインと八ヶ岳高原ラインを経由して清里まで行けます。八ヶ岳牧場で牧歌的な風景を眺めながら、名物のソフトクリームを味わってみては?清里から長坂ICまで下りて双葉スマートIC経由で甲府市街を抜けると山梨を代表する景勝地の昇仙峡があります。渓谷には遊歩道が整備されているので、気軽にハイキングして渓谷美を堪能しましょう。
続いて甲府盆地を見下ろせる愛宕山スカイラインと果樹園地帯を抜けるフルーツラインをドライブ。フルーツをテーマにした笛吹川フルーツ公園では、では、四季折々のフルーツを見ることができ、アスレチックで遊ぶこともできるので子ども連れにもピッタリですね。笛吹川フルーツ公園の奥にあるほったらかし温泉は甲府盆地を一望できる絶景温泉として知られ、夜景の美しさはもちろん昼間は遠く富士山を望めます。2日目は、山梨最大規模の石和温泉郷やリゾートホテルもある湯村温泉で宿泊しましょう。
最終日の3日目は、ゆっくり起きて中央道を使って東京までのんびり帰りましょう。
群馬→埼玉:水辺と神社の癒しの旅
海には面していない群馬と埼玉ですが、県内には湖や川など水辺があります。またパワースポットとして有名な神社も多くあります。水辺と神社で神聖な気分でドライブを楽しみたい方におすすめのルートです。
1日目のルート:神社とカルデラ湖をめぐる
練馬IC(A)→前橋IC(B)→赤城山(C)→榛名湖(D)→榛名神社(E)→伊香保ロープウェイ(F)
1日目は、関越道を北に向かって群馬方面へ。前橋ICを出たら街中を抜けて緑豊かな赤城山をドライブ。日本百名山である赤城山には山頂近くにある火山の噴火でできたカルデラ湖の大沼と縁結びなどで有名な赤城神社があります。
山を降りて伊香保方面に行くと、途中に「おでかけ特典」が使える赤城自然園があります。開園期間が限られるので、時期があえば自然の生態系そのままを味わえて、リフレッシュできそうですね。さらに西へ進み、伊香保温泉を越えた先にパワースポットとして有名な榛名神社と榛名湖があります。榛名湖もカルデラ湖で、榛名富士を眺めたり遊覧船にのったりして楽しめます。伊香保まで戻って伊香保ロープウェイに乗れば、伊香保の街並みと関東平野を一望できます。宿泊は伊香保温泉でのんびり。有名な石段からの景色を眺めながら、温泉街の情緒にひたるのも良いですね。
なお、シルバーウィーク期間中の9月18日〜20日には伊香保神社の例大祭「伊香保まつり」が開催されています。
2日目のルート:秩父三大神社をめぐる
花園IC(A)→宝登山神社(B)→岩畳(C)→秩父神社(D)→三峯神社(E)
2日目は、関越道で埼玉県まで行き、秩父・長瀞周辺の秩父三社めぐりとライン下りを楽しみましょう。本庄児玉ICからのどかな山道を行き、まずは長瀞にある秩父三社の1つ、宝登山神社でお参り。次に立ち寄りたいのが国の天然記念物でもある岩畳。急流下りで有名な長瀞ラインくだりが名物です。南に下り、秩父市内に入ると秩父神社があります。さらに南西に行くと三峯神社があり、これで秩父三社をすべてめぐることができます。宿泊は秩父温泉でのんびりしましょう。
最終日の3日目は、再び関越道で東京方面へ。それほど遠くないので、下道を通ってのんびり帰るのもいいですね。
栃木→茨城:山海の自然と歴史探訪の旅
歴史に興味がある方におすすめなのが徳川の歴史を巡るこちらのコース。小学生高学年〜中学生くらいのお子さんと一緒に歴史の勉強を兼ねて旅をするのも楽しいですよ。歴史だけでなく、絶景ポイントや公園や水族館も入っているので、低学年のお子さんも楽しめるコースです。
1日目のルート:日光の自然と徳川の歴史に触れる旅
川口JCT(A)→日光IC(B)→日光東照宮(C)→いろは坂(D)→華厳の滝(E)→竜頭の滝(F)→戦場ヶ原(G)
1日目は、川口ジャンクションから東北自動車道と日光宇都宮道路を使って日光まで。最初に訪れたいのが、世界遺産に登録されており、日光東照宮がある日光山内。徳川家康を祀る日光東照宮は、本地堂のほか眠り猫、三猿など国宝や重要文化財がたくさんあります。隣接する二荒山神社や輪王寺もお参りしましょう。日光山内を過ぎると日光のドライブのメインとなるいろは坂があります。ヘアピンカーブからのぞく日光の山並みが美しいところで、特に紅葉のシーズンは山々の色彩が映え、絶景です。いろは坂を越えると奥日光に入り、少し走ると見える中禅寺湖が見えてきます。そのすぐそばにある華厳の滝は、その美しさからぜひ訪れたいスポットです。さらに奥日光を進むと竜頭の滝や湯滝、戦場ヶ原などの見どころがたくさんあります。
宿泊は、中禅寺温泉、日光市街のホテルなどがあります。
2日目のルート:日本三名園の偕楽園と自然の雄大さ触れる
ひたち海浜公園IC(A)→ひたち海浜公園(B)→アクアワールド茨城県大洗水族館(C)→偕楽園(D)→千波公園(E)→徳川ミュージアム(F)
2日目は、日光から北関東自動車道でひたち海浜公園ICへ。ICを降りるとすぐひたち海浜公園です。200ヘクタールの広大な敷地に四季折々の花が咲いており、自然観察はもちろんのこと、アミューズメント施設も多く、家族連れでも楽しめます。ひたち海浜公園から南下し太平洋沿いをドライブすると、海の心地よい風を感じることができますよ。次はアクアワールド茨城県大洗水族館へ。580種類の海洋生物が飼育されている関東最大級の水族館で、特にサメの展示は日本有数を誇っています。
一般道で水戸へ向かうと、日本三名園に数えられる偕楽園があります。水戸藩9代目藩主の徳川斉昭によって1842年に造園されました。偕楽園は梅が有名ですが、それ以外の季節でも季節の花々や緑豊かな竹林があり、眼下にのぞむ千波湖の景色は圧巻です。近隣の千波公園や千波湖を散策しながら徳川ミュージアムへ向かいましょう。ここでは徳川家康公ゆかりの名宝が数多く展示されています。この日の宿泊は水戸駅周辺のホテルなどが便利です。
3日目は、水戸城址や弘道館など水戸周辺の観光を楽しみつつ、常磐道から東京に戻ります。
カレコを2泊3日で利用した場合の料金目安
カレコの場合、72時間までの予約であれば通常の予約方法で予約ができます。2泊3日(60時間)の利用料金の目安は、以下のようになります。走行距離は400kmで計算しています。
コンパクトカー
時間料金18,900円+距離料金6,000円(15円×400㎞)=24,900円
ミドルカー
時間料金21,900円+距離料金6,800円(17円×400㎞)=28,700円
この価格で、2泊3日ずっと乗れて、好きなところに自由に行けるのはカレコならではですね。
長時間の利用にあたっては、以下の記事も参考にしてください。
まとめ:シルバーウィークは非日常の旅で満喫しよう
今年のシルバーウィークは、紹介したようなコースで長めにクルマを借りて、いろいろな場所を訪れてみるのも楽しいですね。テーマを決めて、自分でドライブコースを決めてみるのもおすすめですよ。
ドライブルートについてはあくまで参考に、現地での交通規制や道路交通情報にあわせて選択してください。
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