3月は新年度に向けて引っ越しされる方も多い時期です。この時期は、マイカーを手放してカーシェアに入会される方が多くいらっしゃいます。カレコの会員インタビューシリーズ「私のカレコライフ」でも、就職や転勤、マイホームの購入などで引っ越したのを機に、クルマを手放してカレコに入会したとお話いただいた方が何人かいらっしゃいました。
マイカーを手放すとき、クルマを買取業者に売却する方も多いでしょう。せっかくクルマを売却するなら、少しでも高く売りたいですよね。そこで、今回は引っ越しでクルマを売るときに役立つ情報をまとめてみました。
クルマを売却するときに必要な準備は?
クルマ(普通自動車)を売却するときには、下記の5つの書類が必要です。
- 自動車検査証(車検証)
- 自賠責保険証明書
- 自動車納税証明書
- 印鑑登録証明書
- リサイクル券(預託済みの場合)
車検証と自賠責保険証明書はクルマに搭載している人が多いでしょうが、毎年送られてくる納税証明書は、「どこにしまったかわからない…」という人もいるかもしれません。もし、紛失してしまった場合は、管轄の都道府県税事務所で再発行することができます。実印もお持ちください。
また、クルマの方の準備もしておきましょう。チェックポイントはこちら!
- 整備記録簿や取り扱い説明書は揃っているか?
- スペアキーはあるか?
- 取り外したパーツはあるか?
記録簿は、クルマの整備履歴を証明する大事な書類。通常は車検証と一緒にクルマに搭載されていますが、念のため確認しておくといいでしょう。スペアキーなどは、欠品があるとマイナス査定となることがあるので、こちらもきちんと揃えておきたいものです。
また、査定前に洗車や車内清掃をしておくと、「大切に扱われているクルマ」と査定士に好印象を持たれることがあります。洗車をしないとマイナス査定に……ということはありませんが、きれいにしておいて損はありません。
売却先によって売値は大きく変わる!
車種、年式、グレード、走行距離、傷や修復歴、装備によって、クルマの価値はだいたい決まってきますが、ひとくちに「クルマを売る」と言っても、どこで売るかによって値段は上下します。場合によっては数十万円もの差が出てくるので、事前におトクな売り方を知っておくことが大切です。
クルマを売る業者は大きく分けて、ディーラー系中古車販売店、大型中古車販売店、買い取り専門店、専門店の4つ。では、どこで売却すれば高く売れるのでしょうか? それぞれの特徴をご説明します。
ディーラー系中古車販売店
新車を扱うディーラーが運営する中古車店は、安心感が高い一方、必ずしも高価買い取りしてくれるとは限りません。その店舗の系列店ですぐに売れる車種ならいいですが、そうでない車種の場合、業者オークションでの販売となることから想定より低い金額での買い取りになる場合があります。
大型中古車販売店
ケーユーやビッグモーターといった、といった、複数の店舗を持つ大型中古車販売店は、買い取ったクルマをそのまま自社で販売することができるため、比較的高価で買い取りしてくれます。近くに大型中古店がある場合、査定してもらって損はないでしょう。
買い取り専門店
ガリバーやアップルといった買い取りをメインにしている業者は、高価で買い取ってくれる可能性が高いと言えます。大型中古車販売店と同じく、査定してもらうといいでしょう。ただし、店舗を持たない出張査定業者の中には、自宅に来て「売るまで帰らない」という粗悪業者もいるようなので、信頼のおけるお店を選ぶことをお勧めします。
車種やジャンルの専門店
ここで言う専門店とは、スポーツカー専門店、ミニバン専門店、BMW専門店、ジムニー専門店など、特定の車種やジャンルに特化した業者のこと。お持ちのクルマを得意とする業者があれば、高く買ってもらえる可能性が高いと言えます。こうした専門店は、ディーラーでは評価されない車外パーツやカスタマイズを評価してくれることも。
ちなみに、個人売買のオークションサイトでクルマを売却することもできますが、手続きの煩雑さやトラブルのリスクが高いので初心者には難しいでしょう。もし出品する場合は、クルマの状態を示す写真や説明、整備の履歴などを良い点も悪い点もきちんと掲載し、落札者に正しい情報を伝えましょう。
まとめ:マイカーを手放しても、賢く楽しくカーライフを送る方法!
クルマの査定額は、業者によってまちまち。「A店の査定が50万円だったのに、B店に行ったら80万円で売れた!」、こんなことも少なくないものです。数10万円の差があれば、引っ越し費用や新居の家具代が浮いてしまうかもしれません。
「クルマを手放したら不便かも…?」と不安に思う方は、カーシェアリングを活用してみてはいかがですか。マイカーのように維持費がかからず、必要な時にクルマを利用できます。カレコのカーシェアなら、首都圏に700か所以上(※)のステーションをご用意。特に都内ではステーションが充実しているので、気軽に、おトクに、「クルマのある暮らし」ができますよ!
※2016年2月末時点の実績
▼カレコへの入会はこちらから
https://www.careco.jp/flow/entry/internet/