古くから避暑地として人気の軽井沢は、自然も文化もグルメも魅力がいっぱいの観光スポットでもあります。でも、見どころが多いだけに短時間では満喫できないもの。軽井沢へのお出かけは、1泊2日で時間をしっかりとって行きたいですね。今回は、カレコブログ編集部が実際に軽井沢を取材して見つけた、オススメのスポットをご紹介します!
東京~軽井沢は約3時間
東京周辺から軽井沢(上信越道の碓氷軽井沢ICまで)へのルートは大きく2つ。練馬ICから関越自動車道で行く方法と、中央自動車道を使うルートです。今回は「リパーク武蔵溝口駅前第7」ステーションを出発し、中央自動車道から軽井沢を目指しました。練馬から関越自動車道のルートよりも遠回りにはなりますが、ステーションから高速に乗るまでのアクセスがいいルートです。
今回の1泊2日軽井沢ドライブの旅は、1日目に中軽井沢エリアを、2日目に軽井沢エリアをまわるプランです。
1日目:軽井沢の新スポット星野エリアへ
碓氷軽井沢ICを下りたら、そのまま中軽井沢へ。最初に目指したのは、星野リゾートが日本ロマンチック街道沿いに展開する「星野エリア」です。
川のせせらぎが流れる緑いっぱいの中に、グルメやショッピングが楽しめるおしゃれな温泉街「ハルニレテラス」を散策してランチをとりました。ちなみに「ハルニレ」とは春に花が咲く楡(にれ)の木のことだそうです。
その後「星野温泉 トンボの湯」で汗を流しました。大人は通常1,300円(8月は特別料金となり、大人1,500円)で利用できます。タオルの貸し出し(別料金)などもあるので、手ぶらで立ち寄れます。「ピッキオ野鳥の森ビジターセンター」では、自然観察ツアーも開催されています。森のいきもの案内人ピッキオ(イタリア語でキツツキの意味とのこと)がガイドしてくれます。
▼星野エリア
住所:長野県北佐久郡軽井沢町長倉2148
電話:0267-45-5853(ハルニレテラス代表電話 )
駐車場:あり。特定日のみ有料(土日祝日、GW、夏季、年末年始)
2017年7月18日〜9月29日 は最初の30分無料、以降1時間毎 300円(上限:3000円)2,000円以上の利用で120分まで無料
URL:http://www.hoshino-area.jp/
日本ロマンチック街道を挟んでハルニレテラスの反対側には、「ホテルブレストンコート」や、「石の教会内村鑑三記念堂」、「軽井沢高原教会」があり、結婚式も行われます。
▼石の教会・内村鑑三記念堂
住所:長野県軽井沢町星野
駐車場:あり(無料)
電話:0267-45-2288
URL:http://www.stonechurch.jp/
▼軽井沢高原教会
住所:長野県軽井沢町星野
駐車場:あり(無料)
電話:0267-45-3333
URL:https://www.karuizawachurch.org/
星野エリアからクルマで数分のところには「セゾン現代美術館」があります。ここでは、20世紀前半の巨匠の作品から日本気鋭の作家の最新作まで、さまざまな現代アートに触れることができます。
▼セゾン現代美術館
住所:長野県北佐久郡軽井沢町長倉芹ケ沢2140
電話:0267-46-2020
駐車場:あり(無料)
URL:https://www.smma.or.jp/
溶岩の芸術「鬼押出し園」は壮観
星野エリア周辺を楽しんだら、ちょっとドライブ。日本ロマンチック街道を上っていきます。そしてそのまま「鬼押ハイウェイ」へ。この鬼押ハイウェイは、上信越高原国立公園の中を走る自動車専用道路で、高原ならではの景色を見ながらドライブできます。行き先は「鬼押出し園」です。ちなみに、この記事の一番上の写真は鬼押ハイウェイから浅間山を背景に撮影したものです。
鬼押出し園は、1783年(天明3年)におきた浅間山の噴火の際に流れ出た溶岩でできた、不思議な景色の観光名所です。高所にあるため眺望もよく、まるで異世界に来たかのような気分になります。
鬼押出し園は、今回の軽井沢取材でもっとも感動をしたスポットのひとつでした。ダイナミックな溶岩の塊や眼下に広がる高原の景色は、他では見たことがない絶景でした。
▼鬼押出し園
住所:群馬県吾妻郡嬬恋村鎌原1053
駐車場:あり(無料)
電話:0279-86-4141
URL:http://www.princehotels.co.jp/amuse/onioshidashi/
自然が作り出した鬼押出し園の景観を楽しんだあとは、宿泊地でもある軽井沢駅へ向かいました。そして1日目の締めがこちらのピザです! 30年以上にわたって続くチーズ工房「アトリエ・ド・フロマージュ」のピッツェリア。パスタやピザはもちろん、チーズフォンデュも食べられます。ご覧のとおりの大きなピザは、チーズの風味も抜群。ぜひ立ち寄っていただきたいお店です!
▼アトリエ・ド・フロマージュ軽井沢ピッツェリア
住所:長野県北佐久郡軽井沢町軽井沢東22-1
駐車場:なし
URL:http://www.a-fromage.co.jp/archives/shop/pizzaria/
電話:0267-42-0601
2日目:白糸の滝を目指してドライブ
2日目の朝は、名所「白糸の滝」を目指してクルマを走らせました。白糸の滝へは、軽井沢からほぼ一本道。「白糸ハイランドウェイ」という森の中の道を通っていきます。
20分ほど走ると「いわな炭火焼き」などの看板が見える休憩所とともに駐車場(無料)が見えてくるのでクルマを停めて、ここからは徒歩。
天空のカフェでランチ!絶景に癒やされる
白糸の滝でマイナスイオンに包まれたあとは、「天空・カフェ アウラ」へ行ってみました。白糸ハイランドウェイ料金所の近く、横道に逸れたところにある文字通り天空にあるカフェです。
▼天空・カフェ アウラ
住所:長野県北佐久郡 軽井沢町大字軽井沢字深古屋1369-51
駐車場:あり(無料)
電話:0267-31-0865
URL:http://cafe-aura.com/
天空からの絶景に、「ずっとこのまま過ごしていたい」という気持ちになります。普段の忙しい日々を忘れて、軽井沢の自然を眺めていました。でも、軽井沢観光はまだまだこれから。名残惜しさを感じつつも、クルマに戻ります。まだ軽井沢駅近く「軽井沢銀座」には行ってないからです。でも、その前に立ち寄っておきたいところがありました。それがこちら!
明治時代に日本時の手によって作られた純西洋式木造ホテル「旧三笠ホテル」です。1906年(明治39年)から1970年(昭和45年)まで営業され、そのあと何度かの保存・修理工事が行われながら、現在までその姿が維持されています。中も当時のホテルの家具などがそのまま残されており、タイムスリップしてしまったかのような気分に。明治後期から昭和中期のセレブな人たちの軽井沢ライフを垣間見ることができました。
▼重要文化財・旧三笠ホテル
住所:長野県北佐久郡軽井沢町軽井沢1339−342
電話:0267-420‐7072
駐車場:あり(無料)
URL:http://www.town.karuizawa.lg.jp/www/contents/1001000000964/
最後は旧軽井沢銀座通りでショッピング!
軽井沢1泊2日の旅、最後は旧軽井沢銀座通りです。この通りは、レストランやカフェ、工芸品店、お土産物店、ギャラリー……と、さまざまなショップが並ぶ人気スポット。たくさんの観光客で賑わっている場所です。
▼軽井沢銀座商店会
住所:長野県北佐久郡軽井沢町大字軽井沢878
電話:0267-42-1775
駐車場:なし(近隣のコインパーキング情報はこちら)
URL:http://karuizawa-ginza.org/map/
▼チャーチストリート軽井沢
住所:長野県北佐久郡軽井沢町軽井沢601-1
電話:0267-41-2501
駐車場:あり(有料、チャーチストリート軽井沢内のどの店舗でも、3,000円以上の利用につき2時間無料)
URL:http://www.churchst.jp/
こうして1泊2日軽井沢満喫のドライブ旅行は終了です。日帰りだとあまりじっくり観光することはできないものですが、1泊するだけでこれだけたくさんのスポットをめぐることができました。今回実際に1泊2日の旅を体験してみて、日帰り旅の3倍は楽しめたかなと感じました。
1泊2日軽井沢の旅にかかった料金は?
最後に今回の1泊2日軽井沢の旅でかかったカレコの利用料金について、お知らせしておきましょう。
クルマはミドルクラス料金のSUV「C-HR」を利用しました。
<利用料金>
料金プラン「ベーシック」
車種クラス「ミドル」
24時間パック(7,800円)×2日:15,600円
距離料金:6,525円(435km)
計22,125円
6時間を超える距離料金は15円/kmで計算されます。(6時間以内の予約・利用の場合は距離料金は無料です。)ガソリンが減ったらクルマの中にある「給油・洗車カード」で給油でき、保険料も込みです。コンパクトクラスなら24時間パックは6,800円ですが、ロングドライブをするならゆったり余裕のあるミドルクラスがオススメですよ!
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