カーシェアリングの三井のカーシェアーズ公式ブログクルマ維持費 – カーシェアリングの三井のカーシェアーズ公式ブログ https://blog.carshares.jp/ カーシェアリングの三井のカーシェアーズ公式ブログ Tue, 20 May 2025 00:16:06 +0000 ja hourly 1 カーシェアの費用を徹底解説!料金体系解説・マイカーとの維持費比較・頻度別の利用額シミュレーション https://blog.carshares.jp/26027/ https://blog.carshares.jp/26027/#respond Fri, 02 May 2025 11:14:35 +0000 https://blog.carshares.jp/?p=26027 カーシェアの利用時に、どれくらい費用がかかるものか気になる人も多いのではないでしょうか。本記事では基本の料金体系や発生する可能性のある追加費用を解説します。また、利用頻度別の費用シミュレーション、マイカーとの維持費の違いも紹介します。

カーシェアリングの費用|料金の仕組み

カーシェアリングの費用|料金の仕組み

カーシェアリングは、必要なときだけ車を使い、その時間分の料金を支払うサービスです。具体的には、利用した「時間」と「走行距離」に応じて料金が発生する仕組みです。

カーシェアリング会社によっては、特定の条件内で距離料金は発生しないケースもあります。

例として三井のカーシェアーズでは、6時間以内の予約かつ、6時間以内の利用であれば、走行距離にかかわらず距離料金は発生しません。

使い方もシンプルで、予約が空いていれば24時間365日、好きなときに車を利用できます。余分な出費を抑えながら効率よく車を使うことができるのは、カーシェアリングの魅力です。

カーシェアリングの利用料金に含まれるもの

カーシェアリングの利用料金には、乗車料金以外にも、クルマにかかる費用がすべて含まれています。具体的には、税金や保険料、車検費用、駐車場代、メンテナンス費用、ガソリン代までカバーされています。

たとえば、ガソリン代に関しては専用の給油カードが付いており、そのカードで支払えばガソリン代を自費で払う必要はありません。

カーシェアリングの費用一覧

カーシェアリングの費用一覧

カーシェアリングで発生する費用の内訳として、初期費用や月会費、利用料金などが挙げられます。また、任意で費用がかかるもの、トラブル発生時に必要になる費用も解説します。

【必須or無料】初期費用

カーシェアリングの会員登録時には、初期費用がかかる場合があります。主に乗車カードの発行手数料として設定されており、一般的には約1,000~2,000円程度が目安です。

しかし、中には初期費用を0円としているカーシェアリング会社も存在します。三井のカーシェアーズも乗車カードの代わりにSuicaとおサイフケータイ、Felicaを利用でき、発行手数料が不要のため、初期費用は0円です。

【必須or無料】月会費

月会費は毎月支払う固定費で、一般的な相場は500~1,000円程度です。

ただし、カーシェアリング会社によっては月会費無料のプランや、利用状況に応じた割引が適用されるプランも用意しています。

例えば三井のカーシェアーズでは、「月会費有料プラン(ベーシックプラン)」と「月会費無料プラン」の2種類から任意で選ぶことができます。

月会費有料プランの場合は、月会費無料プランよりも利用料金が安く設定されており、月会費相当が利用料金から割引される仕組みです。そのため、利用頻度が高い人は実質的に月会費が0円となります。

一方で、利用しない月が多くある、1シーズンに1回や年に1回など、利用頻度が低いのであれば月会費無料プランがおすすめです。

【必須】利用料金

車種のクラスにもよりますが、カーシェアリングの時間料金は15分あたり200円~250円程度の設定が多く、カーシェアリング会社により10分単位や15分単位などで計算されます。

距離料金は1kmあたり20円前後が相場です。さらに一定時間、あるいは一定距離までなら距離料金を免除するカーシェアリング会社もあります。

三井のカーシェアーズの場合、最短30分から10分単位での予約が可能で、6時間以内の予約かつ利用であれば距離料金は発生しません。

【任意】ETC・高速料金

カーシェアリングのクルマにはETC車載器が標準装備されているのが一般的です。

ただし、ETCカード自体は利用者が用意する必要があります。高速道路を走行した場合の料金はすべて自費となるので、高速道路を走行する際はその料金も考慮して準備しましょう。

【トラブル発生時】営業補償

カーシェアリングの利用中に事故、故障、盗難、または車両の汚損、臭気といったトラブルが発生した場合、車両の修理や清掃が必要となります。修理や清掃中は該当車両を利用できなくなってしまうため、トラブル発生時にクルマを利用していた会員(運転者)は使用不可期間に対する営業補償(ノンオペレーションチャージ)の支払い義務が発生します。

営業補償の支払い額は、利用するカーシェアリング会社の規定に基づいて請求されます。費用の目安は10,000~50,000円です。トラブル発生時にも慌てず対応できるよう、公式ホームページにアクセスし、契約内容を十分に確認してから予約をするのをおすすめします。

【利用頻度別】カーシェアリング費用をシミュレーション

【利用頻度別】カーシェアリング費用をシミュレーション

カーシェアリングを利用する場合、実際どれくらい費用がかかるものなのでしょうか。

ここでは、三井のカーシェアーズの料金プランを例に、利用頻度別の費用シミュレーションを紹介します。自身の利用状況に近くなりそうなパターンを見て参考にしてください。

平日に2時間ずつ乗る場合

子どもの送迎や毎日の買い出しなどで平日に2時間ずつ乗った場合、1か月でどれくらいの費用がかかるのかをシミュレーションしてみましょう。

三井のカーシェアーズでは「ベーシックプラン(月会費有料)」と「月会費無料プラン」の二つを用意しており、それぞれでシミュレーションした結果が次の表です。

プラン名 料金 2時間あたりの費用 1か月間、平日2時間利用した場合の費用
ベーシックプラン 10分150円 1,800円 37,800円
月会費無料プラン 10分180円 2,160円 45,360円

※車種クラスベーシックで算出

※1か月のうち平日は21日間あるとして算出

このように、1回2時間の利用であれば1回あたり2,000円前後でカーシェアリングを利用できます。平日に毎日使う場合、月会費無料プランより月会費有料プランのほうが安くなります。

なお、毎日は使用しないという方は、1回あたり2,000円程度を軸に、1か月で利用する日数で計算してみると目安がつくでしょう。

週末だけ6時間乗る場合

続いて、レジャーや週末の買い物、デートなどでの利用を想定し、週末だけ6時間乗る場合の費用をシミュレーションしてみましょう。

プラン名 6時間あたりの費用(パック料金利用時) 1か月間、週末のみ6時間利用した場合の費用
ベーシックプラン 4,280円

34,240円
月会費無料プラン 5,280円

42,240円

※車種クラスベーシックで算出

※1か月のうち週末(土日・祝)は8日間あるとして算出

毎週、週末だけ6時間乗る場合、月間のトータルは平日2時間乗る場合と費用に大きな差は発生しません。6時間内の予約かつ利用であればパック料金を利用できるほか、距離料金も発生しないためおトクに乗れるのが魅力です。

なお、上記の表は土日のどちらも乗るものとして計算しているため、毎週週1回の利用であれば、ベーシックプランは1か月あたり17,120円、月会費無料プランは21,120円になります。

月1回だけ6時間乗る場合

最後に、家族や友人とのお出かけ、あるいはドライブなどで月1回程度で利用したい場合、どれくらい費用がかかるのかシミュレーションしてみましょう。

プラン名 6時間あたりの費用(パック料金利用時)
ベーシックプラン 4,280円

月会費無料プラン 5,280円

※車種クラスベーシックで算出

こちらも、月会費有料プランと月会費無料プランでは費用差が1,000円あるため、毎月乗る予定がある場合は月会費有料プランのほうがおトクです。

一方、月1回に満たない利用で、乗らない月がある場合は月会費無料プランのほうが費用を抑えられます。乗る頻度に応じ、最適なプランを見つけましょう。

カーシェアリングをコスパよく利用するポイント

カーシェアリングをコスパよく利用するポイント

カーシェアリングは、工夫するとさらにコスパよく利用できます。利用時間や料金プランの選び方、予約時の工夫など、具体的なポイントを紹介するので参考にしてください。

利用は1回あたり6時間以内が特におトク

カーシェアリングの料金は短時間利用のニーズも想定されており、1回あたり6時間以内などの短時間利用もコスパのよい傾向にあります。10分や15分単位(※)で料金が計算されるため、近所への買い物や送迎などにも使いやすい設定になっています。そのため、レンタカーと比べても、短時間であればカーシェアのほうが割安になるケースが多くあります。

また、カーシェアリング会社によっては12時間パック、24時間パックなど、長時間でもおトクになるプランやパック料金も用意していることがあります。長時間乗る場合は、パック料金を積極的に活用しましょう。

※三井のカーシェアーズは最低30分からのご利用となります

>>>カーシェアとレンタカーの違いについて詳しくはこちら

利用頻度に応じた料金プランを選ぶ

カーシェアリング会社はユーザーに合わせてさまざまな料金プランを用意しています。それぞれのプランを比較して、利用頻度に応じた最適なプランを選びましょう。

三井のカーシェアーズでも、「月会費無料プラン」と「月会費有料プラン(ベーシックプラン)」の二つを用意しています。数か月に1回程度の利用であれば、固定費が不要の月会費無料プランがおトクです。

一方、ベーシックプランでは月会費が発生しますが、月会費相当の利用料金の割引が適用されます。さらに、利用料金も月会費無料プランより安くなっているため、頻繁に利用する方はこちらのほうがおトクになります。

このように、利用頻度に合ったプランを選ぶと、余分なコストを抑えられます。月にどれくらい利用するかを考慮した上で、最適なプランを選びましょう。

夜間パックを活用する

カーシェアリングには、夜間の利用料金が安くなる夜間パックを用意している会社もあります。

例えば、三井のカーシェアーズでは18時~翌9時まで定額の夜間パックを提供しており、通常は10分150円(1時間あたり900円)の車種でも、夜間パックを利用すれば時間料金は最大15時間で3,200円(1時間あたり約213円)です。

夜間パックを活用すれば、夜間の移動や深夜のドライブ、宿泊を伴う旅行の移動手段としてもカーシェアリングを使いやすくなります。ただし、6時間以上の利用では距離料金が必要なため、その点を考慮しておきましょう。

余裕を持って予約時間を設定する

カーシェアリングは、次の予約者がいると延長ができません。万が一、渋滞や予定変更などで返却が遅れる場合は、ペナルティとしての超過料金がかかってしまいます。

多くのカーシェアサービスでは、超過料金は通常料金の2倍に設定しているため、予約時間を短く設定しすぎると、結果的に予約時間を超過してしまい割高になる可能性があります。予約時間はギリギリに設定するのではなく、余裕を持つようにしましょう。また、返却時間に間に合うように余裕を持った行動を心がけることも大切です。

なお、終了予定時間より早く返却した場合、未使用時間分の料金が返金されるかどうかはカーシェアリング会社によって異なります。事前に利用規約を確認しておくと安心です。

カーシェアリングの費用内訳を知っておトクに活用しよう

カーシェアリングの費用内訳を知っておトクに活用しよう

カーシェアリングはシンプルで明快な料金設定が魅力です。初めて利用する方でも、税金やガソリン代などを計算せずに済むため予算計画を立てやすいでしょう。

コスパよく利用するには、パック料金の活用や適切な料金プランの選択、余裕を持った予約時間の設定なども大切です。カーシェアリングとマイカーの間で悩んでいる場合は、マイカーの維持費やカーシェアリングを利用する時間なども考慮しながらコスパのよいほうを選びましょう。家族構成によっては2台クルマが必要な家庭もあるかもしれません。その場合は、必要に応じて併用するのもおすすめです。

最後に、三井のカーシェアーズの料金やサポート体制についてあらためて紹介します。

料金

三井のカーシェアーズでは、「月会費+時間料金+距離料金」を基本とした料金体系に加え、お客さまのニーズに合わせて選べる2つのプランと、おトクなパック料金を用意しています。

「ベーシックプラン」は、頻繁にカーシェアをご利用される方向けのプランです。月会費は880円ですが、その金額分が毎月のご利用料金から割引されるため、実質的におトクにご利用いただけます。

【ベーシックプラン料金表】

【ベーシックプラン料金表】

※2025年4月1日時点の情報です。変更の可能性もございます

※ランクル300クラスが適用されるクルマ「ランドクルーザー300 GR SPORT」は、一部の個人会員さまにご利用を限定させていただいております

一方で、数か月に1回、あるいは月に1回30分程度のご利用で、月会費相当の割引を十分に活用できない場合には、「月会費無料プラン」をおすすめいたします。時間料金は少し高めですが、月会費がかからないため、スポット利用に最適です。

【月会費無料プラン料金表】

【月会費無料プラン料金表】

※2025年4月1日時点の情報です。変更の可能性もございます

※ランクル300クラスが適用されるクルマ「ランドクルーザー300 GR SPORT」は、一部の個人会員さまにご利用を限定させていただいております

さらに安心を追加「トラブルあんしんサポート」

三井のカーシェアーズでは、追加のサポートサービスを活用すればより安全、安心にクルマをご利用できます。「トラブルあんしんサポート」では、予約時に追加費用を支払えば、営業補償(ノン・オペレーションチャージ)の費用が免除されます。費用と負担免除される項目は、次のとおりです。

トラブルあんしんサポートの内容

※タイヤのパンク・損傷時に発生した金額については、一旦会員様に立替払いいただきます

※1回目の事故によるご請求のメールを当社より送信した翌月から6か月間は、トラブルあんしんサポートにお申し込みいただくことはできません

※ご利用時の事故から6か月以内に再度事故を起こされた場合は、シェアカーを借り受けた状態とするために要する費用を、会員または登録運転者にご負担いただきます また、トラブルあんしんサポートの加入料金は以下のとおりです。

トラブルあんしんサポートの加入料金

※加入料金は利用時間ではなく、予約時間に基づき計算されます

※72時間を超えた予約も、24時間ごとに550円加算されます

最安550円の追加費用で最大50,000円の支出が免除となります。事故やトラブル時の失費をできる限り抑え、安心して車を利用されたい方は、本オプションへの加入を検討することをおすすめいたします。

24時間の受付対応

24時間のサポートダイヤル

三井のカーシェアーズでは、24時間体制のサポートダイヤルを設置しており、専任スタッフが常駐しています。そのため、深夜や早朝、年末年始なども事故やトラブルの対応をいたします。

特に、事故を起こした直後はパニックで正常な判断ができない場合もあるでしょう。専任スタッフによる的確なサポートをいたしますのでご安心ください。

カーシェアリングなら、近所の買い物からレジャー・旅行までリーズナブルに楽しめます。三井のカーシェアリングではシンプルで使いやすい二つの料金プランをご用意! 以下より詳細をご確認ください。
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※記事内容は公開時のものです。変更になる場合があります。

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車のメンテナンスにかかる費用はどれくらい?自分でできる作業や費用を抑える方法を解説 https://blog.carshares.jp/25943/ https://blog.carshares.jp/25943/#respond Fri, 02 May 2025 11:13:18 +0000 https://blog.carshares.jp/?p=25943 車を長期間安全に運転するためには、定期的なメンテナンスが欠かせません。メンテナンスには自分でできる作業もあれば、専門知識が必要なものもあります。本記事では、車のメンテナンスが必要な理由、業者へ依頼したほうがいい作業と自分でできる作業、コストを抑えるポイントなどを紹介します。

車のメンテナンスはなぜ必要なの?

車のメンテナンスはなぜ必要なの?

車のメンテナンスは、安全に快適に運転するために必要不可欠であり、使用者の義務として適切な管理が求められます。

定期的な点検や部品交換を怠ると、事故や故障のリスクが増し、命に関わる危険を伴うおそれがあります。また、メンテナンス不足よって修理が必要になれば、より高額な費用がかかることもあるでしょう。

例えば、タイヤのメンテナンスが不十分だと、パンクやバーストなどを引き起こす可能性があります。ブレーキオイルの交換を怠ると、ブレーキの効きが悪くなり、緊急時にブレーキをかけても止まれなくなる可能性があります。

このように、車のメンテナンスは単なる作業ではなく、安全を守るための重要な予防措置なのです。

メンテナンスを依頼できる場所

車のメンテナンスを依頼する場所は大きく分けて4つあります。それぞれ特徴が異なるため、目的や費用、信頼性をよく考えて選ぶことが大切です。

  • ディーラー
  • カー用品店
  • 整備工場
  • ガソリンスタンド

ディーラーは、メーカー認定のサービスを提供しており、技術力や信頼性が高いのが特徴です。純正パーツを使用するため料金は高めになりますが、そのぶん安心感があるため人気です。

カー用品店は、全国に多くの店舗があり、費用もディーラーより安価であることが特徴です。

整備工場は、個別のニーズに応じたサービスを提供してくれます。技術力の高さには定評がありますが、業者によって料金やサービス品質にばらつきがあるため、見積もりを取るなど詳細を確かめて信頼できる工場を選ぶことが大切です。

ガソリンスタンドでのメンテナンスは手軽に頼めるのが特徴です。ただし、整備工場と同様に技術や品質は店舗ごとに異なります。

主な車のメンテナンス一覧

車のメンテナンスには、自分でできるものと業者に依頼すべきものがあります。どのメンテナンスを業者に依頼し、どのメンテナンスを自分でできるか確認しましょう。

主な車のメンテナンス一覧

洗車やウォッシャー液の補充などは、自分で行うことが可能です。一方、オイル系の交換やブレーキパッド、バッテリー交換などは、車を安全に動かすために不可欠な部品で、専門的な知識や技術、工具が必要です。誤ったメンテナンスを行うとトラブルの原因となるおそれがあるため、プロに任せましょう。

業者に依頼したいメンテナンス

業者に依頼したいメンテナンス

業者に依頼したいメンテナンスは以下の7つです。

  • エンジンオイルの交換
  • ブレーキオイルの交換
  • ブレーキパッドの交換
  • バッテリーの交換
  • 冷却水の交換
  • エアフィルターの交換
  • タイヤ交換

詳しくみていきましょう。

エンジンオイルの交換

エンジンオイルの交換は、業者に依頼するメンテナンスの中でも頻繁に行うものです。

エンジンの摩耗や汚れによる不具合を防ぎ、エンジンを長持ちさせる重要な役割を果たします。

エンジンオイルの交換時期は、車種・年式によって異なり、各自動車メーカーが独自の基準を設けています。例えば、ガソリン車は10,000km~15,000kmまたは6か月~1年ごとの交換、ターボ車は5,000kmまたは6か月ごとの交換を目安としているケースが多いようです。

ただし、走行距離や使用期間だけでなく、運転環境やオイルの状態を考慮して判断することも重要です。そのため、定期的な点検が欠かせません。

ブレーキオイル(ブレーキフルード)の交換

ブレーキオイルは、ブレーキペダルを踏んだ力をブレーキパッドに適切に伝えるために必要なオイルです。吸湿性が高く、使用するうちに水分を吸収するため、定期的な交換が必須です。

交換のタイミングは、オイルが茶色く濁ってきたときです。目安としては、2年ごと、もしくは20,000km走行で交換するのが望ましいとされており、実際に車検のタイミングで交換されることも多い項目です。

ブレーキパッドの交換

ブレーキパッドは車のブレーキシステムで重要な部品で、摩耗が進むとブレーキの効きが悪くなります。

交換の時期は使用環境によって異なりますが、ブレーキパッドの使用限度は厚み2mm以上とされており、2mmを下回るとブレーキが破損するおそれがあります。そのため、パッドの厚みが3mm以下になるまでには、交換するのが一般的です。また、走行距離が50,000kmを超えたタイミングも、交換目安の一つとされています。

バッテリーの交換

バッテリーは、エンジンの始動、ヘッドライトやエアコンなどの電装品に電力を供給したり、車内の電圧を安定させる重要な役割があります。

バッテリー交換の目安は、使用開始から2〜3年程度です。ただし、ヘッドライトやルームランプの消し忘れによる過放電や走行する機会が少ない場合は、バッテリーの劣化と同時に交換時期も早まることもあります。

バッテリーを長持ちさせるには、車を降りる前に電気の消し忘れがないか確認したり、定期的にその車を運転することが大切です。

冷却水の交換

冷却水はエンジンの温度を調整する重要な役割を担っています。劣化した冷却水を放置すると、オーバーヒートを引き起こして故障するおそれがあるため、定期的な交換が必要です。

冷却水の交換頻度は、タンクに入っている水の色によって異なります。

  • 赤や緑:2年~3年に一回
  • 青やピンク:7年〜10年に一回

また、冷却水の劣化は色である程度確認できます。鮮やかな色をしている冷却水は問題なく使用できますが、濁りがありくすんだ色に変わっている場合は、劣化が進んでいるサインです。このような場合、交換を検討する必要があります。

エアフィルターの交換

エアフィルターは、エンジンに供給する空気を清潔に保つための部品です。エアフィルターが詰まると、エンジンの空気供給が不足し、燃費や出力に影響を及ぼします。

また、エアコンフィルターと混同されやすいですが、それぞれ別の部品です。

エアフィルターの交換は、走行距離20,000km〜30,000kmあたりが交換の目安となります。ただし、汚れが目立つようになった場合は早めに交換しましょう。

タイヤ交換

タイヤ交換には、タイヤの寿命による交換と季節の変わり目に合わせた交換の2つのパターンがあります。

寿命による交換は、以下のケースに該当する際に行います。

  • 大きなひび割れや傷、偏摩耗が見られる場合
  • タイヤの使用年数が5年以上経過した場合
  • 走行距離が32,000kmを超えた場合
  • タイヤの溝の深さが4mm以下になった場合

特にタイヤの溝の深さについては注意が必要です。溝の深さが1.6mm未満のタイヤは道路運送車両の保安基準第9条で使用が禁止されており、そのまま走行すると道路交通法違反となります。

また、冬季に雪の降る地域を走行する可能性がある場合、冬用タイヤへの交換が必須です。冬用タイヤへの履き替えは、気象庁等の予報を確認のうえ初雪の1か月前に済ませておくとよいでしょう。降雪時期が過ぎた後はサマータイヤに交換し、冬用タイヤの摩耗を防ぎましょう。

自分でできるメンテナンス

自分でできるメンテナンス

自分でできるメンテナンスは、以下の5つです。

  • 洗車
  • ウォッシャー液の補充
  • タイヤの空気圧チェック
  • ワイパーの交換
  • エアコンフィルターの交換

比較的かんたんなメンテナンスのため、費用を抑えたいなら自分で挑戦してみましょう。

洗車

洗車は車の外装をきれいに保つための基本的な作業です。洗車をすることで、車体に付着した汚れや埃、虫の死骸などを取り除き、塗装の劣化を防ぐことができます。多くの人が自分でできるメンテナンスの一つです。

ガソリンスタンドの機械洗車では300円〜2,000円程度で洗車ができます。自宅で行う場合は、高圧洗浄機などの設備があると便利です。

ウォッシャー液の補充

ウォッシャー液はフロントガラスの汚れを落とすもので、ワイパー操作時に使用します。車のボンネットにあるエンジンルームのタンクに補充するだけのかんたんな作業です。

カー用品店やホームセンター、オンラインストアで販売されているウォッシャー液は、おおよそ500円〜1,000円程度で購入可能です。

タイヤの空気圧チェック

タイヤの空気圧チェックは「エアゲージ」を使用し、適切な空気圧があるか確かめるものです。適切な空気圧を保つことで、燃費が向上し、タイヤの寿命が延びるほか、安定した走行が可能になります。必要な空気圧はタイヤごとに決まっているため、車の説明書や運転席ドアの開口部などで確かめて、適切な空気圧になるよう調整しましょう。

点検のペースは月1回程度が目安です。空気圧を測定するエアゲージは、カー用品店、ホームセンターで購入可能です。なお、ガソリンスタンドでスタッフに声をかければ気軽に見てもらえたり、ゲージを借りられることが多いため、給油と併せて空気圧チェックをしてもらうのもよいでしょう。有料か無料かは店舗によって異なるため、事前に確認しておくと安心です。

ワイパーの交換

ワイパーは視界確保に欠かせない重要な部品です。ゴム部分が摩耗すると、拭きムラや拭きにじみが発生し、視界が悪化するため交換が必要になります。

ワイパーは、ゴム部分のみの交換か、ワイパー本体の交換のどちらかになります。ゴム部分のみの場合は半年~1年に1回、ワイヤー本体の場合は1年〜2年に1回を目安に交換するのが一般的です。なお、ゴムのため紫外線や雪の影響を受けやすく、直射日光があたる場所に駐車場がある場合や、雪の多い地域では劣化が早まるケースがあります。

交換用のワイパーの費用はゴムのみでは1,000円~3,000円程度、本体の交換だと2,000円~8,000円程度が相場です。

エアコンフィルターの交換

エアコンフィルターは、車内の空気を清潔に保つために欠かせない部品です。フィルターが目詰まりすると、空気の循環が悪くなり、エアコンの効きが悪化します。また、カビや悪臭が発生する原因にもなります。

エアコンフィルターは、1年に1回か10,000km〜20,000km走行した段階を目安に交換します。

交換は説明書を見ながら行いましょう。多くの車は助手席にある物入れを外すとフィルターが設置されているため、取り出して新しいフィルターを装着します。

車のメンテナンス費用は年間でどれくらい?

車のメンテナンス費用は年間でどれくらい?

車のメンテナンス費用は、各パーツの寿命や点検タイミング、依頼する場所によって大きく変動します。

仮にすべての項目を同時に交換・点検した場合の費用は以下のとおりです。

なお、費用は工賃の相場を含めた記載としています。また、タイヤは値段の幅が大きいため、表内では工賃のみの費用を記載しています。

項目 費用
エンジンオイルの交換 3,000円~7,000円  
ブレーキオイルの交換 5,000円~10,000円
ブレーキパッドの交換 11,000円〜15,000円
バッテリーの交換 4,000円~45,000円
冷却水の交換 3,000円~5,000円
エアフィルターの交換 2,000円~9,000円
タイヤ交換(4本) 4,400円~22,000円+タイヤ本体の料金
※金額は工賃のみ
洗車 300円〜2,000円
ウォッシャー液の補充 500円~1,000円
タイヤの空気圧チェック 0円
※ガソリンスタンドでの無料サービスまたゲージの使用を想定
ワイパーの交換 1,000円~8,000円
エアコンフィルターの交換 1,000円〜4,000円
合計 35,200円~128,000円

実際にはタイミングによって交換するものとしないものがあるため、年間のメンテナンス費用は上記より安くなる可能性が高いでしょう。

しかし、仮にすべてを交換するとなると、安くて35,000円程度、高くなる場合は130,000円を超えます。また、タイヤ交換をする際は、自身が選ぶタイヤによって金額が大きく変動する点にも留意しておきましょう。

車のメンテナンス費用を抑える方法

車のメンテナンス費用を抑えるには、以下の3つを試してみましょう。

  • アクセル・ブレーキの踏み方に気を付ける
  • 業者に相見積もりを取る
  • カーシェアリングを使う 

アクセル・ブレーキの踏み方に気をつける

アクセル・ブレーキの踏み方に気をつける

急発進・急停止はエンジンやブレーキといった車の部品に大きな負荷をかけ、劣化を早める原因となります。その結果、パーツの交換時期も早くなります。

穏やかな運転を心がけることで、事故や交通規則違反のリスクが下がることは勿論、パーツの寿命を延ばすことにもつながります。

業者に相見積もりを取る

業者に相見積もりを取る

車のメンテナンスを行う際、業者によって料金が異なります。これは、オイル交換やパーツ交換など、作業内容や使用する部品によって料金が違うからです。

そのため、ディーラー、整備工場、カー用品店など、さまざまな業者で相見積もりを取り、比較することが大切です。見積もりの際には、作業内容や使用する部品の質についてもしっかり確認しておきましょう。料金だけでなく、サービス内容や保証についても考慮することで、満足度の高い選択が可能になります。

​ カーシェアリングを使う

カーシェアリングを使う

自己所有の車のメンテナンスに不安がある場合や、メンテナンスのコストを抑えたい方は、カーシェアリングの利用も検討しましょう。

メンテナンスはサービス会社が行ってくれ、費用も利用料金に含まれます。メンテナンスを気にせずに車が利用できるのは、カーシェアリングの魅力です。

また、ガソリン代や自動車税、車検などの費用も利用料金に含まれています。言い換えれば、車に関する維持費自体の節約ができる、という大きなメリットがあります。

三井のカーシェアーズならメンテナンス不要で車に乗れる

三井のカーシェアーズならメンテナンス不要で車に乗れる

三井のカーシェアーズを利用すれば、車のメンテナンスを気にすることなく快適に車を利用できます。オイル交換やタイヤ交換などの手間がかかる作業は、スタッフが対応するため、自分で行う必要はありません。さらに、ウォッシャー液の補充やタイヤの空気圧チェックといった日常的なメンテナンスも不要です。

なお、車の汚れがひどい場合や目立つ場合は、ガソリンスタンドの洗車機で洗車を行う必要があります。洗車は利用者が行いますが、料金は専用のカードで支払う(※)ため、実費で支払う必要はありません。さらに、10リットル以上かつ満タンに給油した際や、2,000円以下の洗車をした際にレシートを撮影し申請すると、500円分の利用クーポンが受け取れるおトクな特典もあります。

※一部のガソリンスタンドではご利用できない場合がございます。詳しくはこちらをご確認ください

料金

三井のカーシェアーズでは、「月会費+時間料金+距離料金」を基本とした料金体系に加え、お客さまのニーズに合わせて選べる2つのプランと、おトクなパック料金を用意しています。

「ベーシックプラン」は、頻繁にカーシェアをご利用される方向けのプランです。月会費は880円ですが、その金額分が毎月のご利用料金から割引されるため、実質的におトクにご利用いただけます。

【ベーシックプラン料金表】

ベーシックプラン料金表

※2025年4月1日時点の情報です。変更の可能性もございます。
※ランクル300クラスが適用されるクルマ「ランドクルーザー300 GR SPORT」は、一部の個人会員さまにご利用を限定させていただいております。

【月会費無料プラン料金表】

月会費無料プラン料金表

※2025年4月1日時点の情報です。変更の可能性もございます。
※ランクル300クラスが適用されるクルマ「ランドクルーザー300 GR SPORT」は、一部の個人会員さまにご利用を限定させていただいております。

さらに安心を追加「トラブルあんしんサポート」

三井のカーシェアーズでは、追加のサポートサービスを活用すればより安全、安心にクルマをご利用できます。「トラブルあんしんサポート」では、予約時に追加費用を支払えば、営業補償(ノン・オペレーションチャージ)の費用が免除されます。費用と負担免除される項目は、次のとおりです。

トラブルあんしんサポートの内容

※タイヤのパンク・損傷時に発生した金額については、一旦会員様に立替払いいただきます
※1回目の事故によるご請求のメールを当社より送信した翌月から6か月間は、トラブルあんしんサポートにお申し込みいただくことはできません ※ご利用時の事故から6か月以内に再度事故を起こされた場合は、シェアカーを借り受けた状態とするために要する費用を、会員または登録運転者にご負担いただきます

また、トラブルあんしんサポートの加入料金は以下のとおりです。

トラブルあんしんサポートの加入料金

※加入料金は利用時間ではなく、予約時間に基づき計算されます ※72時間を超えた予約も、24時間ごとに550円加算されます

最安550円の追加費用で最大50,000円の支出が免除となります。事故やトラブル時の失費をできる限り抑え、安心して車を利用されたい方は、本オプションへの加入を検討することをおすすめいたします。

24時間の受付対応

24時間のサポートダイヤル

三井のカーシェアーズでは、24時間体制のサポートダイヤルを設置しており、専任スタッフが常駐しています。そのため、深夜や早朝、年末年始なども事故やトラブルの対応をいたします。

特に、事故を起こした直後はパニックで正常な判断ができない場合もあるでしょう。専任スタッフによる的確なサポートをいたしますのでご安心ください。

「自分でメンテナンスするのには不安がある」「メンテナンス費用をできるだけ抑えたい」このようなお悩みがある場合は、カーシェアリングの利用を検討してみてください。 三井のカーシェアーズでは利用者によるメンテナンス作業や費用が不要!安心・安全にご利用いただけます。
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20代の車の維持費は月いくら?月間費用のシミュレーションや維持費の安い車を解説 https://blog.carshares.jp/25641/ https://blog.carshares.jp/25641/#respond Sat, 19 Apr 2025 04:00:00 +0000 https://blog.carshares.jp/?p=25641 20代で車を持つ際に気になるのが維持費。車は購入後も定期的にお金がかかり、購入への一歩を躊躇う人も多いはず。そこで、車の維持費の内訳やシミュレーション、維持費の安い車や、維持費なしでカーライフを送る方法について解説します。

おさえておきたい車の維持費

車の維持費としては、以下の5つが挙げられます。

  • 自動車税
  • 車検費用
  • ガソリン代
  • 自動車保険料
  • 駐車場代

20代はほかの年代に比べて年収が低い傾向にあるため、維持費が心配な人も多いでしょう。事前に必要な費用を把握しておくことで、毎月の支出のイメージがつかみやすくなります。

自動車税

自動車税にはさまざまな種類がありますが、一般的にイメージされるのは毎年かかる「自動車税種別割」です。自動車税種別割は毎年5月に納付する税金で、排気量ごとに料金が異なります。納付先は軽自動車が市区町村、普通車が都道府県です。

自動車税種別割は基本的に全国一律の金額です。例として料金の一部を見てみましょう。

  • 総排気量1.0リットル:25,000円
  • 総排気量1.5リットル:30,500円
  • 総排気量2.0リットル:36,000円

なお、納め忘れると延滞金が加算されるため、必ず期日までに納めましょう。

車検費用

車検費用は新車購入から3年後、その後は2年ごとに必要です。車検費用は、自動車重量税、自賠責保険料、印紙代からなる「法定費用」と、点検や整備の費用などからなる「基本料金」に分かれます。

法定費用の具体的な内訳は、以下のとおりです。

自動車重量税  自動車の重さによって定められている税額
例えば継続車検時は1トンで16,400円。
1.5トンで24,600円13年目以降の車は税額が上がる点に注意  
自賠責保険料  自動車に必ずかかる自賠責保険の料金
・ 現行制度は24か月で17,650円
※普通車の場合
印紙代   普通自動車で2,300円程度

合計で36,350円〜44,550円程度かかります。基本料金は車検を受ける店舗ごとに異なります。詳しくは後述します。

ガソリン代

ガソリン代はそのときのガソリンの値段、車の利用頻度や燃費によって異なります。2025年3月現在のレギュラーガソリン価格は184.9円/リットルとなっています。2025年1月16日以降、国のガソリン補助金が縮小され、ガソリンの値段は値上がりにあります。

1回の給油でかかる料金もその都度異なるため、走行距離や地域、時期などによって金額に差が出やすい費用です。

自動車保険料

ここでの自動車保険は、「任意保険」を指します。任意保険は自賠責保険では補えない部分に追加で備える保険です。対人・対物・車両などさまざまな補償に加え、個人賠償責任特約や弁護士特約といった特約が存在します。補償を手厚くするとその分保険料も上がります。

また、保険料は保険会社や補償内容、世帯構成などによって異なります。特に10代、20代はほかの年代に比べて運転経験が少なく事故を起こす可能性が高いため、保険料が高く設定されるケースが多いです。

実際に、警察庁の「道路の交通に関する統計 交通事故の発生状況」によると、免許保有者100,000人あたりの事故件数は以下のとおりで、10代、20代はほかの年代に比べて多くなっています。

年代

10代

20代

30代

40代

免許保有者100,000人あたりの事故件数

1,039.2件

1,012件

610.8件

572.9件

出典:政府統計の総合窓口「道路の交通に関する統計 交通事故の発生状況」

ただし同じ20代でも、26歳以上補償特約などを付帯すれば、一定の年齢を超えてから保険料が次第に安くなることもあります。

駐車場代

駐車スペースが自宅にない場合は、駐車場を借りて賃料を支払う必要があります。賃料は地域によって異なりますが、都市部は地方に比べて比較的高めです。例えば、東京都の場合、1か月あたりの賃料は約25,000円程度となっています。

ただし、戸建てやマンションなどで駐車場がある場合は、駐車場代がかからないケースもあります。

20代で車を買った場合の支出額をシミュレーション

20代で車を買った場合の支出額をシミュレーションし、年間と月間の費用を算出してみましょう。シミュレーションの条件は以下のとおりです。

<条件>

  • 年齢:22歳
  • 居住:東京都(北多摩南部エリア)
  • 購入車種:トヨタ ヤリス(グレードはX)
  • 車両価格は1,501,000円(税込)
  • 1,500,000円を5年ローンを組み、金利は2.450%とする
  • 年間の走行距離は5,000キロとする
  • ガソリン価格は180円/リットルとする

<トヨタ ヤリスの情報>

  • 車両重量:940㎏
  • 排気量:0.996リットル
  • 燃費:15.3km/リットル(市街地モード)

月あたりの支出額は約44,000円〜約50,000円です。車検がない年であれば車検費用がかからないため、金額はさらに減ります。また、一括払いで車を購入しローンの支払いがない場合や駐車場代がかからない場合は、より金額を抑えられます。

毎月の車の維持費を抑える方法

車の維持費を抑える主な方法は以下の3つです。

  • 排気量の少ない車を選ぶ
  • 自動車保険の内容をよく確かめて契約する
  • ディーラー以外の車検・メンテナンス先を検討する

維持費を抑えるには、確認すべきポイントを絞るのが重要です。安全にかかわるメンテナンス代以外の項目で、費用を削減するとよいでしょう。

排気量の少ない車を選ぶ

排気量の少ない車を選べば、自動車税を抑えられます。自動車税は排気量によって決まる仕組みです。そのため、排気量が少ないほど税額は下がります。

軽自動車であれば、排気量が0.66リットル以下のため、普通車よりも安く済みます。普通車に乗るなら、できれば1.5リットル以下までには抑えたいところです。1.5リットル以下の税金は30,500円ですが、1.5リットルを超えると税額が36,000円から最高で110,000円かかるため、排気量の少ない車に比べて負担になりやすいです。

自動車保険の内容をよく確かめて契約する

自動車保険は補償内容を必要最低限にしておけば、安く済ませられます。

例えば、車両保険については補償範囲や内容を見直してみてもよいかもしれません。車両保険に加入していれば事故を起こした際に補償を受けられます。しかし、購入した車の年式や走行距離によっては、十分な保険金額をつけられない場合があります。また、車両保険を使うと等級が下がり保険料が増えるため、少額の修理の場合は車両保険を使わずに実費で支払ったほうがよいケースもあります。

その他、21歳以上補償や26歳以上補償といった特約を活用し、該当年齢を迎えたときに保険料が下がるようにしておくのも、保険料の削減には有効でしょう。

ディーラー以外の車検・メンテナンス先を検討する

車検費用を抑えるのも、維持費の抑制には効果的です。車検費用のうち、法定費用は法律に基づき決められた金額のため削減できません。そのため、基本料金をいかに抑えるかが重要です。

車検はディーラー以外でも以下のような場所で受けられます。

  • 車検専門店
  • カー用品店
  • ガソリンスタンド
  • 整備工場

ディーラーは純正パーツでの整備や高品質な点検をするため、基本料金は高めです。一方、車検専門店やカー用品店は車検を通すための最低限の整備を実施しているところもあり、ディーラーに比べると料金は安い傾向にあります。

基本料金や品質は各店舗で異なるため、周辺の店舗で見積もりを取ったり車検について聞いたりすると比較しやすいでしょう。

20代におすすめの維持費が安い車3選

20代におすすめの維持費が安い車は以下の3種です。

  • ホンダ N-BOX
  • トヨタ ヤリス
  • トヨタ ライズ

軽自動車、コンパクトカーは初めての車としても運転しやすく、維持費も比較的高くありません。維持費が気になる場合におすすめです。

ホンダ N-BOX

ホンダ N-BOXは軽自動車であり、自動車税が安い車のひとつです。また、車体がコンパクトなため取り回しもよく、初めて車に乗る人でも安心です。

燃費は21.6km/リットルと比較的よく、ガソリン代の節約にもつながります。ワンボックスカーで車体の大きさの割にスペースが広く、将来家族ができても乗りやすい車でしょう。

トヨタ ヤリス

トヨタ ヤリスはコンパクトカーでもトップクラスの人気を誇る車です。

ヤリスは、排気量1.0リットルのタイプと1.5リットルのタイプの2つがあります。税金を抑えたいなら、排気量1.0リットルのガソリン車モデルがおすすめです。

一方、燃費を意識するならハイブリッドモデルを検討しましょう。ハイブリッドモデルの燃費は35.4km/リットル~36.0km/リットルで、ガソリン車の燃費19.0km/リットル~21.3km/リットルとなっています。ハイブリッドモデルであれば、ガソリン代の支出を抑えることができます。

月々の走行距離が短い人はガソリン車モデル、長い人はハイブリッドモデルを選べば、月あたりの維持費をさらに減らせるでしょう。

トヨタ ライズ

トヨタ ライズは、SUVを比較的維持費を抑えながら乗りたい人におすすめです。ヴェゼルやヤリスクロスなど、SUVは排気量1.5リットル程度が多いですが、ライズはガソリン車の排気量を1.0リットルに設定しており、自動車税を抑えられます。

燃料タンクはハイブリッド車が33リットル、ガソリン車が36リットルでコンパクトカー並みとなっており、1回の給油代金も安く抑えられます。

燃費はハイブリッド車が28.0km/リットル、ガソリン車が17.4km/リットル~20.7km/リットルです。ライバル車のヴェゼルのハイブリッド車は21.30km/リットル~26.0km/リットル、ガソリン車は15.0km/リットルのため、SUVのなかでも比較的燃費がよい車といえます。燃費のよい車で効率よく走りたい人はハイブリッドがおすすめです。

収入が安定するまでは維持費の安い車がおすすめ?

20代で維持費がかかる車を購入すると、ローンの返済や維持費の支払いが苦しくなり、車の売却も視野に入れる必要が出てきます。

20代は40代や50代に比べて年収が低い傾向にあるうえ、大抵の人が初めてローンを組むことになります。自動車ローンは借入額を年収の3分の1まで制限する「総量規制」の対象外ですが、年収を上回る借入はなかなか難しいでしょう。収入額によってはローン審査に通らないケースもあるでしょう。

また、スポーツカーや大きなミニバンのように排気量が2.0リットル以上となる車を購入すると、税金が高くなります。ガソリンタンクも大きいため、給油1回あたりのガソリン代も高くなります。

維持費の安い車に乗ったほうが、購入後にかかるお金の支払いで困るケースは少なくなるでしょう。

三井のカーシェアーズならシンプルな料金体系で維持費が気にならない

三井のカーシェアーズなら、車の維持費は不要になります。利用料金に税金やガソリン代、保険料などがすべて含まれているためです。別途保険を契約したり車検を依頼したりする必要がなくなり、維持費を抑えることができます。

肝心の利用料金はというと、ベーシックプランの月会費は880円。さらに車種のクラスと車を使った時間と距離によって、利用料金が決まります。あまり乗らない人のために、月会費無料プランもご用意しております。

また、24歳までに申し込めば、学生割引が利用可能です。学生割引ではベーシックプランの月会費が4年間完全無料となり、10分あたりの金額も月会費無料プランより安く利用できるのでおすすめです。

なお、学生割引を使う際は、学生証の提示が必要です。学生割引の適用終了後は、自動でベーシックプランに移行します。

>>>学生がカーシェアを利用するメリットとは?詳しくはこちら!

カーシェアならさまざまな車種から好きなものを選べる

20代で「本当は気になる車がある」「購入を悩んでいる車種がある」という人も、カーシェアリング(以下、カーシェア)を使えば希望の車種に乗ることができます。

三井のカーシェアーズは、コンパクト、SUV、ミニバン、軽自動車と車種ラインアップが豊富です。ヤリスクロスやハスラーなど人気の車も利用できます。

車種別でおすすめの車は、以下のとおりです。特徴や利用シーンもあわせておさえて、自分の使い方にあうものに乗ってみましょう。一例として各車種のおすすめを紹介します。

セダン:ホンダ シビック

【特徴】

  • 軽快な走りと燃費のよさに加え、広い荷室の使い勝手が抜群

【おすすめの人】

  • キャンプや海などアウトドア派の人
  • 低燃費のSUVに乗りたい人

>>>詳しい解説はこちら

ミニバン:日産 セレナ

【特徴】

  • 座席の空間広々としており、シートアレンジの仕方でさまざまな用途に使える

【おすすめの人】

  • 大きな荷物を運びたい人
  • 友人や家族を乗せて移動する機会が多い人

>>>詳しい解説はこちら

軽自動車:スズキ ハスラー HYBRID

【特徴】

  • 軽ワゴン+SUVのいいとこどりで、個性的なデザインだけでなく機能性にも追求

【おすすめの人】

  • 運転初心者
  • 小回りの効く車に乗りたい人

>>>詳しい解説はこちら

20代で車を持つなら工夫が必要!カーシェアも視野に入れてみよう

カーシェアなら税金や車検などを気にせず、利用料金を支払うだけで車に乗ることができます。ここからは三井のカーシェアーズの料金やサポートについて、詳しく紹介します。

料金

三井のカーシェアーズでは、「月会費+時間料金+距離料金」を基本とした料金体系に加え、お客さまのニーズに合わせて選べる2つのプランと、おトクなパック料金を用意しています。

「ベーシックプラン」は、頻繁にカーシェアをご利用される方向けのプランです。月会費は980円ですが、その金額分が毎月のご利用料金から割引されるため、実質的におトクにご利用いただけます。

【ベーシックプラン料金表】

※2025年4月1日時点の情報です。

※ランクル300クラスが適用されるクルマ「ランドクルーザー300 GR SPORT」は、一部の個人会員さまにご利用を限定させていただいております。

一方で、数か月に1回、あるいは月に1回30分程度の低頻度のご利用で、月会費相当の割引を十分に活用できない場合には、「月会費無料プラン」をおすすめいたします。時間料金は少し高めですが、月会費がかからないため、スポット利用に最適です。

【月会費無料プラン料金表】

※2025年4月1日時点の情報です。

※ランクル300クラスが適用されるクルマ「ランドクルーザー300 GR SPORT」は、一部の個人会員さまにご利用を限定させていただいております。

さらに安心を追加「トラブルあんしんサポート」

三井のカーシェアーズでは、追加のサポートサービスを活用すればより安全、安心に車をご利用できます。「トラブルあんしんサポート」では、予約時に追加費用を支払えば、営業補償(ノン・オペレーションチャージ=NOC)の費用が免除されます。費用と負担免除される項目は、次のとおりです。

※タイヤのパンク・損傷時に発生した金額については、一旦会員さまに立替払いいただきます

※1回目の事故によるご請求のメールを当社より送信した翌月から6か月間は、トラブルあんしんサポートにお申し込みいただくことはできません

※ご利用時の事故から6か月以内に再度事故を起こされた場合は、シェアカーを借り受けた状態とするために要する費用を、会員または登録運転者にご負担いただきます

また、トラブルあんしんサポートの加入料金は以下のとおりです。

※加入料金は利用時間ではなく、予約時間に基づき計算されます

※72時間を超えた予約も、24時間ごとに550円加算されます

最安550円の追加費用で最大50,000円の支出が免除となります。事故やトラブル時の失費をできる限り抑え、安心して車を利用されたい方は、本オプションへの加入を検討することをおすすめいたします。

24時間の受付対応

三井のカーシェアーズでは、24時間体制のサポートダイヤルを設置しており、専任スタッフが常駐しています。そのため、深夜や早朝、年末年始なども事故やトラブルの対応をいたします。

特に、事故を起こした直後はパニックで正常な判断ができない場合もあるでしょう。専任スタッフによる的確なサポートをいたしますのでご安心ください。

カーシェアなら維持費を気にせず、カーライフを満喫できます。
さらに、24歳以下の学生の方はおトクな学生制度もご利用いただけます。 詳細や入会手続きは以下よりご確認ください♪    

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