カーシェアリングの三井のカーシェアーズ公式ブログクルマ維持費 – カーシェアリングの三井のカーシェアーズ公式ブログ https://blog.carshares.jp/ カーシェアリングの三井のカーシェアーズ公式ブログ Wed, 02 Jul 2025 19:00:00 +0000 ja hourly 1 軽自動車の維持費は安い?年間でかかる金額・月額の目安をコンパクトカーやミニバンと比較 https://blog.carshares.jp/25989/ https://blog.carshares.jp/25989/#respond Fri, 02 May 2025 11:21:24 +0000 https://blog.carshares.jp/?p=25989 軽自動車は普通車より維持費が安いため、所有しやすい車だといえます。本記事では、そんな軽自動車の維持費の内訳を詳しく解説します。また、維持費を抑える方法、コンパクトカー、ミニバンと比較した際の金額の差なども紹介しているので参考にしてみてください。

軽自動車の維持費は普通車より安い傾向

軽自動車の維持費は普通車より安い

軽自動車の維持費は、普通車よりも安くすむことが多いです。主な理由としては、クルマの排気量や重量が小さいと税額が安くなることや、保険料が普通自動車に比べて比較的安いことが挙げられます。

例えば、自動車税について見てみましょう。自家用車の場合、普通車で一番安いのは、排気量1.0リットル以下で、税額は25,000円です。一方軽自動車は一律10,800円です。(※)

また、軽自動車は保険料についても「事故率が低い」「1件あたりの保険金支払額が少ない」ことなどを理由に、普通車などよりも安くなることが多いです。

このほか、車検費用も普通車に比べて安くすむ傾向にあることなどを踏まえると、軽自動車の維持費は普通車よりも安いといえます。詳しい内訳は次項で説明します。

※平成27年3月31日までに最初の新規検査を受けた軽自動車は旧税率が適用されるため、7,200円となります

軽自動車の維持費の内訳

自動車の維持費の内訳

軽自動車の維持費の内訳は、以下のとおりです。

  • 自動車税
  • 車検・メンテナンス費用
  • ガソリン代
  • 任意保険料
  • 駐車場代

このうち、ガソリン代、任意保険、駐車場代は、個人のライフスタイルや選択によって異なるため、金額に幅があります。また、高速道路を走る場合は高速料金、ローンで購入した場合は返済があります。

ここでは、軽自動車にかかる主な費用を詳しく見ていきましょう。

自動車税

自動車税は、4月1日時点で自動車を所有している人に課せられる税金です。

軽自動車は排気量が0.66リットル以下になるため、税額は以下のとおりです。

 

車種区分

旧税率

新税率

乗用

自家用

7,200円

10,800円

営業用

5,500円

6,900円

貨物用

自家用

4,000円

5,000円

営業用

3,000円

3,800円

出典:総務省|地方税制度

 

また、新車登録から13年経過した車両は「経年車重課」として、概ね20%の税率が上乗せされます。例えば、乗用の自家用車であれば、12,900円、営業用の場合は8,200円になります。

車検・メンテナンス費用

車検費用は、新車購入から3年後、以降2年ごとにかかる費用です。車検の費用は、以下の2つから構成されています。

  • 法定費用(自動車重量税・自賠責保険・印紙代)
  • 基本料金

法定費用の目安は26,000円程度です。法定費用はどこで車検を受けても金額に変動はありません。

一方、基本料金は車検を受ける店舗によって料金が異なります。目安は14,000円〜34,000円程度です。

法定費用と基本料金を足した金額が車検費用となるため、合計で40,000円〜60,000円程度を見込んでおくといいでしょう。

メンテナンス費用とは、クルマの部品、パーツなどの消耗品にかかる費用です。例えば、エンジンオイルやタイヤ、バッテリーなどがあります。

交換のタイミングや費用はそれぞれ異なります。主なメンテナンスの目安は以下のとおりです。

  • エンジンオイル:半年程度
  • タイヤ:4~5年程度
  • バッテリー:2~4年程度

なお、クルマの使用頻度や扱い方によって、消耗するスピードは異なります。上記はあくまで一般的な目安になりますので、実際の交換時期とは異なるケースがあります。

ガソリン代

ガソリンはクルマを走行する上で、不可欠な費用です。

2025年3月5日現在のレギュラーガソリンは、1.0リットルあたり180円となっています。軽自動車のガソリンタンクは27リットル程度のため、空の状態から満タンまで給油すると1回あたり約4,800円かかります。

任意保険料

任意保険料は補償内容によって変わります。軽自動車は前述のとおり、事故率や必要な保険金額が低いため保険料が安く、平均すると約50,000円(※)です。

なお、小型乗用車の保険料は約55,000円(※)、普通乗用車の保険料は約72,000円(※)のため、軽自動車の保険料のほうが年間で5,000円~22,000円ほど安くなっています。

※参考:損害保険料率算出機構「2023年度 自動車保険の概況」

駐車場代

自宅やマンションに駐車場が用意されていない場合、駐車場代も必要となります。料金はエリアや形式などによってさまざまです。エリアだけで見ると、郊外では月額5,000〜6,000円程度ですが、都市部では月額10,000〜20,000円程度かかります。

軽自動車の年間・月額維持費をシミュレーション

軽自動車の年間・月額維持費をシミュレーション

軽自動車の年間および月額の維持費を、コンパクトカーとコンパクトミニバンで比較しながらシミュレーションします。金額の幅が大きいメンテナンス費用を除き、以下の5つの費用を比較してみましょう。

  • 自動車税
  • 車検費用
  • ガソリン代
  • 任意保険料
  • 駐車場代

比較する車種やシミュレーションの条件は、以下のとおりです。

<比較車種>

  • 軽自動車…N-BOX
  • コンパクトカー…ヤリスクロス
  • ミニバン…シエンタ

<条件>

  • 車検がある年
  • ガソリンは月に1回空から満タンにする
  • ガソリン価格は180円/リットル
  • 駐車場は東京都内
  • 初回新規登録:令和元年10月1日以後

それぞれ計算すると、以下のようになります。

 

維持費の内訳

軽自動車

コンパクトカー(排気量1.0リットル)

ミニバン(排気量1.5リットル)

年額/月額

年額

月額換算

年額

月額換算

年額

月額換算

自動車税

10,800円

900円

25,000円

2,083円

30,500円

2,542円

車検費用

44,130円

3,678円

54,910円

4,576円

63,690円

 

5,308円

ガソリン代

54,000円

4,500円

86,400円

7,200円

86,400円

7,200円

任意保険料

50,000円

4,167円

55,000円

4,583円

72,000円

6,000円

駐車場代

264,000円

22,000円

264,000円

22,000円

264,000円

22,000円

合計

422,930円

35,245円

485,310円

40,442円

516,590円

43,050円

上記の条件の場合は、軽自動車は他の車に比べて月5,000~8,000円ほど、年間で60,000〜90,000円ほど維持費が安くなることが分かりました。とくに違いが大きいのは自動車税、車検費用、ガソリン代、保険料です。

なお、自宅に駐車場がある場合や、車検がない年は維持費がさらに安くなります。一方でタイヤ交換やバッテリー交換などのメンテナンスが必要な年は、上記の金額より高くなるケースもあるでしょう。

軽自動車の維持費を安く済ませる方法

軽自動車は普通車よりも維持費が安くすむとはいえ、年間で数十万がかかります。そのため、できるだけ維持費は抑えたいものです。

ここでは、維持費を安くするための方法として以下の3つを紹介します。

  • 任意保険料を見直す
  • 車検費用を見直す
  • 燃費のいい車を選ぶ

それぞれを詳しく見ていきましょう。

任意保険料を見直す

任意保険料を見直す

任意保険料は自分で補償内容を選んで加入するため、補償内容や保険料を見直すことで維持費を抑えられます。

例えば、中古車などでそもそもの車両価値が高くない場合は、車両保険の補償額を下げたり、補償を外したりするのが効果的です。

また、年齢限定、運転者本人限定などの特約をつけると、保険料を抑えやすくなります。

他にも、代理店経由で保険に入っている人は、ダイレクト型保険に切り替えると手数料がかからないため、補償内容が同じでも保険料が安くなる可能性があります。このように保険の乗り換えや契約方法も検討するとよいでしょう。

車検費用を見直す

車検費用を見直す

車検費用の見直しも、維持費の削減には有効です。車検費用のうち、法定費用はどの店舗で受けても同じ料金のため削減できません。そのため、基本料金をどれだけ抑えられるかが重要です。

ディーラーの車検は、メーカー整備士が純正パーツを使用して整備するため、質は高いぶん金額が高くなりがちです。一方、車検専門店やカー用品店、ガソリンスタンドなどで受けると、料金が安くすむケースが多い傾向にあります。

燃費のいい車を選ぶ

燃費のいい車を選ぶ

燃費のいい車を選べば、ガソリン代を節約できます。軽自動車はSUVや大きなミニバンに比べて比較的燃費がよく、ガソリンを頻繁に入れずに済むことも。さらに燃費のよい車を求めるなら、スペーシアやデリカミニなどハイブリッドの軽自動車もおすすめです。

また、スペーシアやデリカミニはエコカー減税の対象にもなっており、自動車税額も抑えられます。

維持費の安いおすすめの軽自動車

維持費の安い軽自動車として、以下の3つを紹介します。

  • ホンダ N-BOX
  • スズキ ハスラー HYBRID
  • スズキ スペーシア ギアHYBRID(旧型)

ホンダ N-BOX

N-BOX
ガソリンタンク25〜27リットル
燃費最大21.6km/リットル
タイヤの大きさ14〜15インチ

ホンダ N-BOXは、軽自動車でトップクラスの人気を誇るワンボックスカーです。室内スペースの広さに定評があり、家族世帯でも乗りやすいのが特徴です。スライドドアもあるため、子どもやお年寄りもかんたんに乗り降りできます。
>>>ホンダ N-BOXの詳細はこちら

スズキ ハスラー HYBRID

スズキ ハスラー HYBRID
ガソリンタンク27リットル
燃費最大25.0km/リットル
タイヤの大きさ15インチ

スズキ ハスラー HYBRIDは、最大25.0km/リットルの燃費のよさが特徴です。「クロスオーバータイプの車が欲しいけれど、維持費を抑えたい」という人に適しています。ただし、タイヤが15インチと他の軽自動車よりも大きいため、タイヤ交換の費用は十分に確認しておくとよいでしょう。
>>>スズキ ハスラー HYBRIDの詳細はこちら

スズキ スペーシア ギアHYBRID(旧型)

スズキ スペーシア ギアHYBRID(旧型)
ガソリンタンク27リットル
燃費最大23.9km/リットル
タイヤの大きさ14インチ

スズキ スペーシア ギアHYBRID(旧型)もハスラーと同様にハイブリッドで燃費がよいのが特徴です。室内のスペースが広く、普段使いからアクティビティ利用など、様々なシーンで役立つ車となっています。
>>>スズキ スペーシア ギアHYBRID(旧型)の詳細はこちら

三井のカーシェアーズなら維持費が不要でクルマに乗れる!

三井のカーシェアーズなら維持費が不要でクルマに乗れる!

軽自動車の維持費をさらに下げたいのであれば、カーシェアの利用がおすすめです。

カーシェアなら車体価格や維持費を気にせず、クルマに乗ることができます。また、軽自動車だけでなく、SUVやミニバンなどさまざまなタイプの車種に乗ることも可能です。

最後に三井のカーシェアーズについて紹介します。

料金

三井のカーシェアーズでは、「月会費+時間料金+距離料金」を基本とした料金体系に加え、お客さまのニーズに合わせて選べる2つのプランと、おトクなパック料金を用意しています。

「ベーシックプラン」は、頻繁にカーシェアをご利用される方向けのプランです。月会費は880円ですが、その金額分が毎月のご利用料金から割引されるため、実質的におトクにご利用いただけます。

ほとんどの軽自動車が車種クラスベーシックに当たるため、ベーシックプラン会員の場合、10分あたり150円で利用可能です。例外として、ジムニーは車種クラスミドル(10分180円)、コペンGR SPORTは車種クラスミドルプラス(10分210円)となっています。

【ベーシックプラン料金表】

ベーシックプラン料金表

※2025年4月1日時点の情報です。変更の可能性もございます
※ランクル300クラスが適用されるクルマ「ランドクルーザー300 GR SPORT」は、一部の個人会員さまにご利用を限定させていただいております

一方で、数か月に1回、あるいは月に1回30分程度の低頻度のご利用で、月会費相当の割引を十分に活用できない場合には、「月会費無料プラン」をおすすめいたします。時間料金は少し高めですが、月会費がかからないため、スポット利用に最適です。

【月会費無料プラン料金表】

月会費無料プラン料金表

※2025年4月1日時点の情報です。変更の可能性もございます
※ランクル300クラスが適用されるクルマ「ランドクルーザー300 GR SPORT」は、一部の個人会員さまにご利用を限定させていただいております。

さらに安心を追加「トラブルあんしんサポート」

三井のカーシェアーズでは、追加のサポートサービスを活用すればより安全、安心にクルマをご利用できます。「トラブルあんしんサポート」では、予約時に追加費用を支払えば、営業補償(ノン・オペレーションチャージ)の費用が免除されます。費用と負担免除される項目は、次のとおりです。

トラブルあんしんサポートの内容

※タイヤのパンク・損傷時に発生した金額については、一旦会員様に立替払いいただきます
※1回目の事故によるご請求のメールを当社より送信した翌月から6か月間は、トラブルあんしんサポートにお申し込みいただくことはできません
※ご利用時の事故から6か月以内に再度事故を起こされた場合は、シェアカーを借り受けた状態とするために要する費用を、会員または登録運転者にご負担いただきます

トラブルあんしんサポートの加入料金

※加入料金は利用時間ではなく、予約時間に基づき計算されます
※72時間を超えた予約も、24時間ごとに550円加算されます

最安550円の追加費用で最大50,000円の支出が免除となります。事故やトラブル時の失費をできる限り抑え、安心して車を利用されたい方は、本オプションへの加入を検討することをおすすめいたします。

24時間の受付対応

24時間のサポートダイヤル

三井のカーシェアーズでは、24時間体制のサポートダイヤルを設置しており、専任スタッフが常駐しています。そのため、深夜や早朝、年末年始なども事故やトラブルの対応をいたします。

特に、事故を起こした直後はパニックで正常な判断ができない場合もあるでしょう。専任スタッフによる的確なサポートをいたしますのでご安心ください。

維持費を気にせずクルマに乗るならカーシェアがおすすめ! 軽自動車からミニバンまで多彩な車種から選んで運転ができます。会員登録やサービスの詳細は以下のボタンをクリック!  

 

三井のカーシェアーズ
詳細・入会はこちら

記事内容は公開時のものです。変更になる場合があります。

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カーシェアの費用を徹底解説!料金体系解説・マイカーとの維持費比較・頻度別の利用額シミュレーション https://blog.carshares.jp/26027/ https://blog.carshares.jp/26027/#respond Fri, 02 May 2025 11:14:35 +0000 https://blog.carshares.jp/?p=26027 カーシェアの利用時に、どれくらい費用がかかるものか気になる人も多いのではないでしょうか。本記事では基本の料金体系や発生する可能性のある追加費用を解説します。また、利用頻度別の費用シミュレーション、マイカーとの維持費の違いも紹介します。

カーシェアリングの費用|料金の仕組み

カーシェアリングの費用|料金の仕組み

カーシェアリングは、必要なときだけ車を使い、その時間分の料金を支払うサービスです。具体的には、利用した「時間」と「走行距離」に応じて料金が発生する仕組みです。

カーシェアリング会社によっては、特定の条件内で距離料金は発生しないケースもあります。

例として三井のカーシェアーズでは、6時間以内の予約かつ、6時間以内の利用であれば、走行距離にかかわらず距離料金は発生しません。

使い方もシンプルで、予約が空いていれば24時間365日、好きなときに車を利用できます。余分な出費を抑えながら効率よく車を使うことができるのは、カーシェアリングの魅力です。

カーシェアリングの利用料金に含まれるもの

カーシェアリングの利用料金には、乗車料金以外にも、クルマにかかる費用がすべて含まれています。具体的には、税金や保険料、車検費用、駐車場代、メンテナンス費用、ガソリン代までカバーされています。

たとえば、ガソリン代に関しては専用の給油カードが付いており、そのカードで支払えばガソリン代を自費で払う必要はありません。

カーシェアリングの費用一覧

カーシェアリングの費用一覧

カーシェアリングで発生する費用の内訳として、初期費用や月会費、利用料金などが挙げられます。また、任意で費用がかかるもの、トラブル発生時に必要になる費用も解説します。

【必須or無料】初期費用

カーシェアリングの会員登録時には、初期費用がかかる場合があります。主に乗車カードの発行手数料として設定されており、一般的には約1,000~2,000円程度が目安です。

しかし、中には初期費用を0円としているカーシェアリング会社も存在します。三井のカーシェアーズも乗車カードの代わりにSuicaとおサイフケータイ、Felicaを利用でき、発行手数料が不要のため、初期費用は0円です。

【必須or無料】月会費

月会費は毎月支払う固定費で、一般的な相場は500~1,000円程度です。

ただし、カーシェアリング会社によっては月会費無料のプランや、利用状況に応じた割引が適用されるプランも用意しています。

例えば三井のカーシェアーズでは、「月会費有料プラン(ベーシックプラン)」と「月会費無料プラン」の2種類から任意で選ぶことができます。

月会費有料プランの場合は、月会費無料プランよりも利用料金が安く設定されており、月会費相当が利用料金から割引される仕組みです。そのため、利用頻度が高い人は実質的に月会費が0円となります。

一方で、利用しない月が多くある、1シーズンに1回や年に1回など、利用頻度が低いのであれば月会費無料プランがおすすめです。

【必須】利用料金

車種のクラスにもよりますが、カーシェアリングの時間料金は15分あたり200円~250円程度の設定が多く、カーシェアリング会社により10分単位や15分単位などで計算されます。

距離料金は1kmあたり20円前後が相場です。さらに一定時間、あるいは一定距離までなら距離料金を免除するカーシェアリング会社もあります。

三井のカーシェアーズの場合、最短30分から10分単位での予約が可能で、6時間以内の予約かつ利用であれば距離料金は発生しません。

【任意】ETC・高速料金

カーシェアリングのクルマにはETC車載器が標準装備されているのが一般的です。

ただし、ETCカード自体は利用者が用意する必要があります。高速道路を走行した場合の料金はすべて自費となるので、高速道路を走行する際はその料金も考慮して準備しましょう。

【トラブル発生時】営業補償

カーシェアリングの利用中に事故、故障、盗難、または車両の汚損、臭気といったトラブルが発生した場合、車両の修理や清掃が必要となります。修理や清掃中は該当車両を利用できなくなってしまうため、トラブル発生時にクルマを利用していた会員(運転者)は使用不可期間に対する営業補償(ノンオペレーションチャージ)の支払い義務が発生します。

営業補償の支払い額は、利用するカーシェアリング会社の規定に基づいて請求されます。費用の目安は10,000~50,000円です。トラブル発生時にも慌てず対応できるよう、公式ホームページにアクセスし、契約内容を十分に確認してから予約をするのをおすすめします。

【利用頻度別】カーシェアリング費用をシミュレーション

【利用頻度別】カーシェアリング費用をシミュレーション

カーシェアリングを利用する場合、実際どれくらい費用がかかるものなのでしょうか。

ここでは、三井のカーシェアーズの料金プランを例に、利用頻度別の費用シミュレーションを紹介します。自身の利用状況に近くなりそうなパターンを見て参考にしてください。

平日に2時間ずつ乗る場合

子どもの送迎や毎日の買い出しなどで平日に2時間ずつ乗った場合、1か月でどれくらいの費用がかかるのかをシミュレーションしてみましょう。

三井のカーシェアーズでは「ベーシックプラン(月会費有料)」と「月会費無料プラン」の二つを用意しており、それぞれでシミュレーションした結果が次の表です。

プラン名 料金 2時間あたりの費用 1か月間、平日2時間利用した場合の費用
ベーシックプラン 10分150円 1,800円 37,800円
月会費無料プラン 10分180円 2,160円 45,360円

※車種クラスベーシックで算出

※1か月のうち平日は21日間あるとして算出

このように、1回2時間の利用であれば1回あたり2,000円前後でカーシェアリングを利用できます。平日に毎日使う場合、月会費無料プランより月会費有料プランのほうが安くなります。

なお、毎日は使用しないという方は、1回あたり2,000円程度を軸に、1か月で利用する日数で計算してみると目安がつくでしょう。

週末だけ6時間乗る場合

続いて、レジャーや週末の買い物、デートなどでの利用を想定し、週末だけ6時間乗る場合の費用をシミュレーションしてみましょう。

プラン名 6時間あたりの費用(パック料金利用時) 1か月間、週末のみ6時間利用した場合の費用
ベーシックプラン 4,280円

34,240円
月会費無料プラン 5,280円

42,240円

※車種クラスベーシックで算出

※1か月のうち週末(土日・祝)は8日間あるとして算出

毎週、週末だけ6時間乗る場合、月間のトータルは平日2時間乗る場合と費用に大きな差は発生しません。6時間内の予約かつ利用であればパック料金を利用できるほか、距離料金も発生しないためおトクに乗れるのが魅力です。

なお、上記の表は土日のどちらも乗るものとして計算しているため、毎週週1回の利用であれば、ベーシックプランは1か月あたり17,120円、月会費無料プランは21,120円になります。

月1回だけ6時間乗る場合

最後に、家族や友人とのお出かけ、あるいはドライブなどで月1回程度で利用したい場合、どれくらい費用がかかるのかシミュレーションしてみましょう。

プラン名 6時間あたりの費用(パック料金利用時)
ベーシックプラン 4,280円

月会費無料プラン 5,280円

※車種クラスベーシックで算出

こちらも、月会費有料プランと月会費無料プランでは費用差が1,000円あるため、毎月乗る予定がある場合は月会費有料プランのほうがおトクです。

一方、月1回に満たない利用で、乗らない月がある場合は月会費無料プランのほうが費用を抑えられます。乗る頻度に応じ、最適なプランを見つけましょう。

カーシェアリングをコスパよく利用するポイント

カーシェアリングをコスパよく利用するポイント

カーシェアリングは、工夫するとさらにコスパよく利用できます。利用時間や料金プランの選び方、予約時の工夫など、具体的なポイントを紹介するので参考にしてください。

利用は1回あたり6時間以内が特におトク

カーシェアリングの料金は短時間利用のニーズも想定されており、1回あたり6時間以内などの短時間利用もコスパのよい傾向にあります。10分や15分単位(※)で料金が計算されるため、近所への買い物や送迎などにも使いやすい設定になっています。そのため、レンタカーと比べても、短時間であればカーシェアのほうが割安になるケースが多くあります。

また、カーシェアリング会社によっては12時間パック、24時間パックなど、長時間でもおトクになるプランやパック料金も用意していることがあります。長時間乗る場合は、パック料金を積極的に活用しましょう。

※三井のカーシェアーズは最低30分からのご利用となります

>>>カーシェアとレンタカーの違いについて詳しくはこちら

利用頻度に応じた料金プランを選ぶ

カーシェアリング会社はユーザーに合わせてさまざまな料金プランを用意しています。それぞれのプランを比較して、利用頻度に応じた最適なプランを選びましょう。

三井のカーシェアーズでも、「月会費無料プラン」と「月会費有料プラン(ベーシックプラン)」の二つを用意しています。数か月に1回程度の利用であれば、固定費が不要の月会費無料プランがおトクです。

一方、ベーシックプランでは月会費が発生しますが、月会費相当の利用料金の割引が適用されます。さらに、利用料金も月会費無料プランより安くなっているため、頻繁に利用する方はこちらのほうがおトクになります。

このように、利用頻度に合ったプランを選ぶと、余分なコストを抑えられます。月にどれくらい利用するかを考慮した上で、最適なプランを選びましょう。

夜間パックを活用する

カーシェアリングには、夜間の利用料金が安くなる夜間パックを用意している会社もあります。

例えば、三井のカーシェアーズでは18時~翌9時まで定額の夜間パックを提供しており、通常は10分150円(1時間あたり900円)の車種でも、夜間パックを利用すれば時間料金は最大15時間で3,200円(1時間あたり約213円)です。

夜間パックを活用すれば、夜間の移動や深夜のドライブ、宿泊を伴う旅行の移動手段としてもカーシェアリングを使いやすくなります。ただし、6時間以上の利用では距離料金が必要なため、その点を考慮しておきましょう。

余裕を持って予約時間を設定する

カーシェアリングは、次の予約者がいると延長ができません。万が一、渋滞や予定変更などで返却が遅れる場合は、ペナルティとしての超過料金がかかってしまいます。

多くのカーシェアサービスでは、超過料金は通常料金の2倍に設定しているため、予約時間を短く設定しすぎると、結果的に予約時間を超過してしまい割高になる可能性があります。予約時間はギリギリに設定するのではなく、余裕を持つようにしましょう。また、返却時間に間に合うように余裕を持った行動を心がけることも大切です。

なお、終了予定時間より早く返却した場合、未使用時間分の料金が返金されるかどうかはカーシェアリング会社によって異なります。事前に利用規約を確認しておくと安心です。

カーシェアリングの費用内訳を知っておトクに活用しよう

カーシェアリングの費用内訳を知っておトクに活用しよう

カーシェアリングはシンプルで明快な料金設定が魅力です。初めて利用する方でも、税金やガソリン代などを計算せずに済むため予算計画を立てやすいでしょう。

コスパよく利用するには、パック料金の活用や適切な料金プランの選択、余裕を持った予約時間の設定なども大切です。カーシェアリングとマイカーの間で悩んでいる場合は、マイカーの維持費やカーシェアリングを利用する時間なども考慮しながらコスパのよいほうを選びましょう。家族構成によっては2台クルマが必要な家庭もあるかもしれません。その場合は、必要に応じて併用するのもおすすめです。

最後に、三井のカーシェアーズの料金やサポート体制についてあらためて紹介します。

料金

三井のカーシェアーズでは、「月会費+時間料金+距離料金」を基本とした料金体系に加え、お客さまのニーズに合わせて選べる2つのプランと、おトクなパック料金を用意しています。

「ベーシックプラン」は、頻繁にカーシェアをご利用される方向けのプランです。月会費は880円ですが、その金額分が毎月のご利用料金から割引されるため、実質的におトクにご利用いただけます。

【ベーシックプラン料金表】

【ベーシックプラン料金表】

※2025年4月1日時点の情報です。変更の可能性もございます

※ランクル300クラスが適用されるクルマ「ランドクルーザー300 GR SPORT」は、一部の個人会員さまにご利用を限定させていただいております

一方で、数か月に1回、あるいは月に1回30分程度のご利用で、月会費相当の割引を十分に活用できない場合には、「月会費無料プラン」をおすすめいたします。時間料金は少し高めですが、月会費がかからないため、スポット利用に最適です。

【月会費無料プラン料金表】

【月会費無料プラン料金表】

※2025年4月1日時点の情報です。変更の可能性もございます

※ランクル300クラスが適用されるクルマ「ランドクルーザー300 GR SPORT」は、一部の個人会員さまにご利用を限定させていただいております

さらに安心を追加「トラブルあんしんサポート」

三井のカーシェアーズでは、追加のサポートサービスを活用すればより安全、安心にクルマをご利用できます。「トラブルあんしんサポート」では、予約時に追加費用を支払えば、営業補償(ノン・オペレーションチャージ)の費用が免除されます。費用と負担免除される項目は、次のとおりです。

トラブルあんしんサポートの内容

※タイヤのパンク・損傷時に発生した金額については、一旦会員様に立替払いいただきます

※1回目の事故によるご請求のメールを当社より送信した翌月から6か月間は、トラブルあんしんサポートにお申し込みいただくことはできません

※ご利用時の事故から6か月以内に再度事故を起こされた場合は、シェアカーを借り受けた状態とするために要する費用を、会員または登録運転者にご負担いただきます また、トラブルあんしんサポートの加入料金は以下のとおりです。

トラブルあんしんサポートの加入料金

※加入料金は利用時間ではなく、予約時間に基づき計算されます

※72時間を超えた予約も、24時間ごとに550円加算されます

最安550円の追加費用で最大50,000円の支出が免除となります。事故やトラブル時の失費をできる限り抑え、安心して車を利用されたい方は、本オプションへの加入を検討することをおすすめいたします。

24時間の受付対応

24時間のサポートダイヤル

三井のカーシェアーズでは、24時間体制のサポートダイヤルを設置しており、専任スタッフが常駐しています。そのため、深夜や早朝、年末年始なども事故やトラブルの対応をいたします。

特に、事故を起こした直後はパニックで正常な判断ができない場合もあるでしょう。専任スタッフによる的確なサポートをいたしますのでご安心ください。

カーシェアリングなら、近所の買い物からレジャー・旅行までリーズナブルに楽しめます。三井のカーシェアリングではシンプルで使いやすい二つの料金プランをご用意! 以下より詳細をご確認ください。
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※記事内容は公開時のものです。変更になる場合があります。

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車のメンテナンスにかかる費用はどれくらい?自分でできる作業や費用を抑える方法を解説 https://blog.carshares.jp/25943/ https://blog.carshares.jp/25943/#respond Fri, 02 May 2025 11:13:18 +0000 https://blog.carshares.jp/?p=25943 車を長期間安全に運転するためには、定期的なメンテナンスが欠かせません。メンテナンスには自分でできる作業もあれば、専門知識が必要なものもあります。本記事では、車のメンテナンスが必要な理由、業者へ依頼したほうがいい作業と自分でできる作業、コストを抑えるポイントなどを紹介します。

車のメンテナンスはなぜ必要なの?

車のメンテナンスはなぜ必要なの?

車のメンテナンスは、安全に快適に運転するために必要不可欠であり、使用者の義務として適切な管理が求められます。

定期的な点検や部品交換を怠ると、事故や故障のリスクが増し、命に関わる危険を伴うおそれがあります。また、メンテナンス不足よって修理が必要になれば、より高額な費用がかかることもあるでしょう。

例えば、タイヤのメンテナンスが不十分だと、パンクやバーストなどを引き起こす可能性があります。ブレーキオイルの交換を怠ると、ブレーキの効きが悪くなり、緊急時にブレーキをかけても止まれなくなる可能性があります。

このように、車のメンテナンスは単なる作業ではなく、安全を守るための重要な予防措置なのです。

メンテナンスを依頼できる場所

車のメンテナンスを依頼する場所は大きく分けて4つあります。それぞれ特徴が異なるため、目的や費用、信頼性をよく考えて選ぶことが大切です。

  • ディーラー
  • カー用品店
  • 整備工場
  • ガソリンスタンド

ディーラーは、メーカー認定のサービスを提供しており、技術力や信頼性が高いのが特徴です。純正パーツを使用するため料金は高めになりますが、そのぶん安心感があるため人気です。

カー用品店は、全国に多くの店舗があり、費用もディーラーより安価であることが特徴です。

整備工場は、個別のニーズに応じたサービスを提供してくれます。技術力の高さには定評がありますが、業者によって料金やサービス品質にばらつきがあるため、見積もりを取るなど詳細を確かめて信頼できる工場を選ぶことが大切です。

ガソリンスタンドでのメンテナンスは手軽に頼めるのが特徴です。ただし、整備工場と同様に技術や品質は店舗ごとに異なります。

主な車のメンテナンス一覧

車のメンテナンスには、自分でできるものと業者に依頼すべきものがあります。どのメンテナンスを業者に依頼し、どのメンテナンスを自分でできるか確認しましょう。

主な車のメンテナンス一覧

洗車やウォッシャー液の補充などは、自分で行うことが可能です。一方、オイル系の交換やブレーキパッド、バッテリー交換などは、車を安全に動かすために不可欠な部品で、専門的な知識や技術、工具が必要です。誤ったメンテナンスを行うとトラブルの原因となるおそれがあるため、プロに任せましょう。

業者に依頼したいメンテナンス

業者に依頼したいメンテナンス

業者に依頼したいメンテナンスは以下の7つです。

  • エンジンオイルの交換
  • ブレーキオイルの交換
  • ブレーキパッドの交換
  • バッテリーの交換
  • 冷却水の交換
  • エアフィルターの交換
  • タイヤ交換

詳しくみていきましょう。

エンジンオイルの交換

エンジンオイルの交換は、業者に依頼するメンテナンスの中でも頻繁に行うものです。

エンジンの摩耗や汚れによる不具合を防ぎ、エンジンを長持ちさせる重要な役割を果たします。

エンジンオイルの交換時期は、車種・年式によって異なり、各自動車メーカーが独自の基準を設けています。例えば、ガソリン車は10,000km~15,000kmまたは6か月~1年ごとの交換、ターボ車は5,000kmまたは6か月ごとの交換を目安としているケースが多いようです。

ただし、走行距離や使用期間だけでなく、運転環境やオイルの状態を考慮して判断することも重要です。そのため、定期的な点検が欠かせません。

ブレーキオイル(ブレーキフルード)の交換

ブレーキオイルは、ブレーキペダルを踏んだ力をブレーキパッドに適切に伝えるために必要なオイルです。吸湿性が高く、使用するうちに水分を吸収するため、定期的な交換が必須です。

交換のタイミングは、オイルが茶色く濁ってきたときです。目安としては、2年ごと、もしくは20,000km走行で交換するのが望ましいとされており、実際に車検のタイミングで交換されることも多い項目です。

ブレーキパッドの交換

ブレーキパッドは車のブレーキシステムで重要な部品で、摩耗が進むとブレーキの効きが悪くなります。

交換の時期は使用環境によって異なりますが、ブレーキパッドの使用限度は厚み2mm以上とされており、2mmを下回るとブレーキが破損するおそれがあります。そのため、パッドの厚みが3mm以下になるまでには、交換するのが一般的です。また、走行距離が50,000kmを超えたタイミングも、交換目安の一つとされています。

バッテリーの交換

バッテリーは、エンジンの始動、ヘッドライトやエアコンなどの電装品に電力を供給したり、車内の電圧を安定させる重要な役割があります。

バッテリー交換の目安は、使用開始から2〜3年程度です。ただし、ヘッドライトやルームランプの消し忘れによる過放電や走行する機会が少ない場合は、バッテリーの劣化と同時に交換時期も早まることもあります。

バッテリーを長持ちさせるには、車を降りる前に電気の消し忘れがないか確認したり、定期的にその車を運転することが大切です。

冷却水の交換

冷却水はエンジンの温度を調整する重要な役割を担っています。劣化した冷却水を放置すると、オーバーヒートを引き起こして故障するおそれがあるため、定期的な交換が必要です。

冷却水の交換頻度は、タンクに入っている水の色によって異なります。

  • 赤や緑:2年~3年に一回
  • 青やピンク:7年〜10年に一回

また、冷却水の劣化は色である程度確認できます。鮮やかな色をしている冷却水は問題なく使用できますが、濁りがありくすんだ色に変わっている場合は、劣化が進んでいるサインです。このような場合、交換を検討する必要があります。

エアフィルターの交換

エアフィルターは、エンジンに供給する空気を清潔に保つための部品です。エアフィルターが詰まると、エンジンの空気供給が不足し、燃費や出力に影響を及ぼします。

また、エアコンフィルターと混同されやすいですが、それぞれ別の部品です。

エアフィルターの交換は、走行距離20,000km〜30,000kmあたりが交換の目安となります。ただし、汚れが目立つようになった場合は早めに交換しましょう。

タイヤ交換

タイヤ交換には、タイヤの寿命による交換と季節の変わり目に合わせた交換の2つのパターンがあります。

寿命による交換は、以下のケースに該当する際に行います。

  • 大きなひび割れや傷、偏摩耗が見られる場合
  • タイヤの使用年数が5年以上経過した場合
  • 走行距離が32,000kmを超えた場合
  • タイヤの溝の深さが4mm以下になった場合

特にタイヤの溝の深さについては注意が必要です。溝の深さが1.6mm未満のタイヤは道路運送車両の保安基準第9条で使用が禁止されており、そのまま走行すると道路交通法違反となります。

また、冬季に雪の降る地域を走行する可能性がある場合、冬用タイヤへの交換が必須です。冬用タイヤへの履き替えは、気象庁等の予報を確認のうえ初雪の1か月前に済ませておくとよいでしょう。降雪時期が過ぎた後はサマータイヤに交換し、冬用タイヤの摩耗を防ぎましょう。

自分でできるメンテナンス

自分でできるメンテナンス

自分でできるメンテナンスは、以下の5つです。

  • 洗車
  • ウォッシャー液の補充
  • タイヤの空気圧チェック
  • ワイパーの交換
  • エアコンフィルターの交換

比較的かんたんなメンテナンスのため、費用を抑えたいなら自分で挑戦してみましょう。

洗車

洗車は車の外装をきれいに保つための基本的な作業です。洗車をすることで、車体に付着した汚れや埃、虫の死骸などを取り除き、塗装の劣化を防ぐことができます。多くの人が自分でできるメンテナンスの一つです。

ガソリンスタンドの機械洗車では300円〜2,000円程度で洗車ができます。自宅で行う場合は、高圧洗浄機などの設備があると便利です。

ウォッシャー液の補充

ウォッシャー液はフロントガラスの汚れを落とすもので、ワイパー操作時に使用します。車のボンネットにあるエンジンルームのタンクに補充するだけのかんたんな作業です。

カー用品店やホームセンター、オンラインストアで販売されているウォッシャー液は、おおよそ500円〜1,000円程度で購入可能です。

タイヤの空気圧チェック

タイヤの空気圧チェックは「エアゲージ」を使用し、適切な空気圧があるか確かめるものです。適切な空気圧を保つことで、燃費が向上し、タイヤの寿命が延びるほか、安定した走行が可能になります。必要な空気圧はタイヤごとに決まっているため、車の説明書や運転席ドアの開口部などで確かめて、適切な空気圧になるよう調整しましょう。

点検のペースは月1回程度が目安です。空気圧を測定するエアゲージは、カー用品店、ホームセンターで購入可能です。なお、ガソリンスタンドでスタッフに声をかければ気軽に見てもらえたり、ゲージを借りられることが多いため、給油と併せて空気圧チェックをしてもらうのもよいでしょう。有料か無料かは店舗によって異なるため、事前に確認しておくと安心です。

ワイパーの交換

ワイパーは視界確保に欠かせない重要な部品です。ゴム部分が摩耗すると、拭きムラや拭きにじみが発生し、視界が悪化するため交換が必要になります。

ワイパーは、ゴム部分のみの交換か、ワイパー本体の交換のどちらかになります。ゴム部分のみの場合は半年~1年に1回、ワイヤー本体の場合は1年〜2年に1回を目安に交換するのが一般的です。なお、ゴムのため紫外線や雪の影響を受けやすく、直射日光があたる場所に駐車場がある場合や、雪の多い地域では劣化が早まるケースがあります。

交換用のワイパーの費用はゴムのみでは1,000円~3,000円程度、本体の交換だと2,000円~8,000円程度が相場です。

エアコンフィルターの交換

エアコンフィルターは、車内の空気を清潔に保つために欠かせない部品です。フィルターが目詰まりすると、空気の循環が悪くなり、エアコンの効きが悪化します。また、カビや悪臭が発生する原因にもなります。

エアコンフィルターは、1年に1回か10,000km〜20,000km走行した段階を目安に交換します。

交換は説明書を見ながら行いましょう。多くの車は助手席にある物入れを外すとフィルターが設置されているため、取り出して新しいフィルターを装着します。

車のメンテナンス費用は年間でどれくらい?

車のメンテナンス費用は年間でどれくらい?

車のメンテナンス費用は、各パーツの寿命や点検タイミング、依頼する場所によって大きく変動します。

仮にすべての項目を同時に交換・点検した場合の費用は以下のとおりです。

なお、費用は工賃の相場を含めた記載としています。また、タイヤは値段の幅が大きいため、表内では工賃のみの費用を記載しています。

項目 費用
エンジンオイルの交換 3,000円~7,000円  
ブレーキオイルの交換 5,000円~10,000円
ブレーキパッドの交換 11,000円〜15,000円
バッテリーの交換 4,000円~45,000円
冷却水の交換 3,000円~5,000円
エアフィルターの交換 2,000円~9,000円
タイヤ交換(4本) 4,400円~22,000円+タイヤ本体の料金
※金額は工賃のみ
洗車 300円〜2,000円
ウォッシャー液の補充 500円~1,000円
タイヤの空気圧チェック 0円
※ガソリンスタンドでの無料サービスまたゲージの使用を想定
ワイパーの交換 1,000円~8,000円
エアコンフィルターの交換 1,000円〜4,000円
合計 35,200円~128,000円

実際にはタイミングによって交換するものとしないものがあるため、年間のメンテナンス費用は上記より安くなる可能性が高いでしょう。

しかし、仮にすべてを交換するとなると、安くて35,000円程度、高くなる場合は130,000円を超えます。また、タイヤ交換をする際は、自身が選ぶタイヤによって金額が大きく変動する点にも留意しておきましょう。

車のメンテナンス費用を抑える方法

車のメンテナンス費用を抑えるには、以下の3つを試してみましょう。

  • アクセル・ブレーキの踏み方に気を付ける
  • 業者に相見積もりを取る
  • カーシェアリングを使う 

アクセル・ブレーキの踏み方に気をつける

アクセル・ブレーキの踏み方に気をつける

急発進・急停止はエンジンやブレーキといった車の部品に大きな負荷をかけ、劣化を早める原因となります。その結果、パーツの交換時期も早くなります。

穏やかな運転を心がけることで、事故や交通規則違反のリスクが下がることは勿論、パーツの寿命を延ばすことにもつながります。

業者に相見積もりを取る

業者に相見積もりを取る

車のメンテナンスを行う際、業者によって料金が異なります。これは、オイル交換やパーツ交換など、作業内容や使用する部品によって料金が違うからです。

そのため、ディーラー、整備工場、カー用品店など、さまざまな業者で相見積もりを取り、比較することが大切です。見積もりの際には、作業内容や使用する部品の質についてもしっかり確認しておきましょう。料金だけでなく、サービス内容や保証についても考慮することで、満足度の高い選択が可能になります。

​ カーシェアリングを使う

カーシェアリングを使う

自己所有の車のメンテナンスに不安がある場合や、メンテナンスのコストを抑えたい方は、カーシェアリングの利用も検討しましょう。

メンテナンスはサービス会社が行ってくれ、費用も利用料金に含まれます。メンテナンスを気にせずに車が利用できるのは、カーシェアリングの魅力です。

また、ガソリン代や自動車税、車検などの費用も利用料金に含まれています。言い換えれば、車に関する維持費自体の節約ができる、という大きなメリットがあります。

三井のカーシェアーズならメンテナンス不要で車に乗れる

三井のカーシェアーズならメンテナンス不要で車に乗れる

三井のカーシェアーズを利用すれば、車のメンテナンスを気にすることなく快適に車を利用できます。オイル交換やタイヤ交換などの手間がかかる作業は、スタッフが対応するため、自分で行う必要はありません。さらに、ウォッシャー液の補充やタイヤの空気圧チェックといった日常的なメンテナンスも不要です。

なお、車の汚れがひどい場合や目立つ場合は、ガソリンスタンドの洗車機で洗車を行う必要があります。洗車は利用者が行いますが、料金は専用のカードで支払う(※)ため、実費で支払う必要はありません。さらに、10リットル以上かつ満タンに給油した際や、2,000円以下の洗車をした際にレシートを撮影し申請すると、500円分の利用クーポンが受け取れるおトクな特典もあります。

※一部のガソリンスタンドではご利用できない場合がございます。詳しくはこちらをご確認ください

料金

三井のカーシェアーズでは、「月会費+時間料金+距離料金」を基本とした料金体系に加え、お客さまのニーズに合わせて選べる2つのプランと、おトクなパック料金を用意しています。

「ベーシックプラン」は、頻繁にカーシェアをご利用される方向けのプランです。月会費は880円ですが、その金額分が毎月のご利用料金から割引されるため、実質的におトクにご利用いただけます。

【ベーシックプラン料金表】

ベーシックプラン料金表

※2025年4月1日時点の情報です。変更の可能性もございます。
※ランクル300クラスが適用されるクルマ「ランドクルーザー300 GR SPORT」は、一部の個人会員さまにご利用を限定させていただいております。

【月会費無料プラン料金表】

月会費無料プラン料金表

※2025年4月1日時点の情報です。変更の可能性もございます。
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三井のカーシェアーズでは、24時間体制のサポートダイヤルを設置しており、専任スタッフが常駐しています。そのため、深夜や早朝、年末年始なども事故やトラブルの対応をいたします。

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