カーシェアリングの三井のカーシェアーズ公式ブログ滝 – カーシェアリングの三井のカーシェアーズ公式ブログ https://blog.carshares.jp/ カーシェアリングの三井のカーシェアーズ公式ブログ Mon, 21 Oct 2024 03:43:31 +0000 ja hourly 1 【北海道】札幌から支笏湖へ!恵庭渓谷の絶景と支笏湖グルメを堪能する日帰りドライブ https://blog.carshares.jp/23165/ https://blog.carshares.jp/23165/#respond Wed, 26 Jun 2024 19:00:00 +0000 https://blog.carshares.jp/?p=23165 ジメジメとした梅雨空から離れて、さわやかな北海道の自然を満喫しませんか。190万都市札幌から、約1時間半で大自然の魅力を満喫できるのが北海道の良いところのひとつです。

今回は、札幌から気軽に向かえる支笏湖周辺の絶景とこの時期ならではのグルメを求めて、ライズでドライブしてきました。

<目次>
札幌市中心部からわずか1時間半でのどかな濃い緑の中へ
恵庭渓谷で滝のマイナスイオンに癒される
6月1日解禁! 支笏湖の天然チップ尽くしを堪能
湖沿いを走り抜け支笏湖温泉街へ
湖畔まで下り、「山線鉄橋」を渡る
ソフトクリームで支笏湖ブルーを楽しむ
今回のドライブに使用したクルマ:トヨタ「ライズ」

札幌市中心部からわずか1時間半でのどかな濃い緑の中へ

札幌駅から徒歩4分、今回のドライブは札幌市の中心部に位置するステーション「リパーク札幌駅南口」からスタートしました。ステーションの立体駐車場内には、アルファード、ヤリスクロス HYBRIDなど7台が導入されています。

今回のドライブの相棒は、トヨタ 「ライズ」
今回のドライブの相棒は、トヨタ 「ライズ」

まずは、札幌を南北に流れる豊平川沿いの道路を南へ向かいます。

藻岩山を右手に見ながら南下。豊平川の河川敷は冬の間、除雪した雪の堆積場になる
藻岩山を右手に見ながら南下。豊平川の河川敷は冬の間、除雪した雪の堆積場になる

かつてのオリンピック会場のあった真駒内、芸術の森の横を通り、1時間ほどですっかり山の中です。ときおり、「熊出没注意」の情報看板も見えます。

国道453号線をいったん離脱して、恵庭渓谷へ。

「恵庭渓谷」への案内看板が見えてきた
「恵庭渓谷」への案内看板が見えてきた
道路の両サイドから覆いかぶさるような緑の木々
道路の両サイドから覆いかぶさるような緑の木々

道道恵庭岳公園線を進む途中、うっそうとした木々が途切れてラルマナイ川が見えてきます。

本当にこの先に滝が? と思うくらいの穏やかなせせらぎ
本当にこの先に滝が? と思うくらいの穏やかなせせらぎ

しばらく走ると駐車場の案内があり、クルマを降りて谷側に下り、小道を奥へ進むとありました。

恵庭渓谷で滝のマイナスイオンに癒される

駐車場から谷側へ。まだ滝の気配はない
駐車場から谷側へ。まだ滝の気配はない

白く泡立つ流れのその先にあるのが、高さ15m幅18mの「白扇の滝」です。

川の様子が変わってきた
川の様子が変わってきた

先ほど見た穏やかな流れからこんな落差のある滝が続いているとは驚きです。

かなりの落差で滝つぼへと水が勢いよく落ちる真っ白な扇を広げたような姿から「白扇の滝」と名付けられたそう
かなりの落差で滝つぼへと水が勢いよく落ちる真っ白な扇を広げたような姿から「白扇の滝」と名付けられたそう

さらに先へとクルマを進めます。次は、「ラルマナイの滝」。こちらは緑を分け入るような形で、川底の板状の溶岩を覆うように流れる水が不思議で美しいです。

板状の溶岩が不思議
板状の溶岩が不思議
一気に滝つぼへ
一気に滝つぼへ

最後は「三段の滝」です。

もう少し近くで見てみたい
もう少し近くで見てみたい

橋梁で少し見にくかったのですが、川へと注ぎ込む水の勢いには迫力があります。この滝の奥地には熊の沢と呼ばれる沢地があり、そこには源義経の財宝が眠るという黄金伝説があるそうです。

それぞれの場所に滝の姿が良く見える「絶景ポイント」の看板が設置されており、ガイドに従って見ていくと、迫力ある光景に出会うことができます。今回は緑と水泡のコントラストが美しく映えていましたが、紅葉の時期も素晴らしい光景になるようです。次は秋に訪れてみたいものです。

▼恵庭渓谷
住所:北海道恵庭市盤尻
駐車場:三段の滝以外あり(無料)
URL: https://www.city.eniwa.hokkaido.jp/kurashi/shiseijoho/hanatokanko/kankosupotto/3560.html

6月1日解禁! 支笏湖の天然チップ尽くしを堪能

国道453号線に戻り、急カーブの山道を抜けつつ、支笏湖へ向かいます。

いよいよ支笏湖へ
いよいよ支笏湖へ

一気に支笏湖の眺望が開ける「ポロピナイ展望台」に到着。恵庭渓谷からは20分ほどです。

この日はあいにくの曇り空。晴天の日には、青空と支笏湖ブルーを眺められる絶景スポット
この日はあいにくの曇り空。晴天の日には、青空と支笏湖ブルーを眺められる絶景スポット

絶景スポットを見た後は、支笏湖湖畔へとクルマを進めます。「ポロピナイ園地」では、支笏湖の湖水に触れて遊ぶことができます。夏場は子どもたちの水遊びにもってこいの場所。レンタルボートや桟橋からの手釣りができる貸し竿、ヒメマスの釣り船レンタルもあります。

貸出用のボートが並ぶ湖畔
貸出用のボートが並ぶ湖畔

支笏湖チップと呼ばれるヒメマスは6月1日が解禁日です。本日のランチは解禁になったばかりのチップをいただくことにします。早速、「ポロピナイ園地」の中にある「ポロピナイ食堂」へ。

食堂の外でも気軽に食べられるチップのフライやいももちが販売されている
食堂の外でも気軽に食べられるチップのフライやいももちが販売されている

支笏湖産天然チップをふんだんに使った「スペシャルセット」を注文しました。

支笏湖チップ「スペシャルセット」2,400円(税込み)。刺身に塩焼き、フライと支笏湖チップを食べ尽くす
支笏湖チップ「スペシャルセット」2,400円(税込み)。刺身に塩焼き、フライと支笏湖チップを食べ尽くす
つややかな紅色のチップの刺身
つややかな紅色のチップの刺身
みずみずしくしっとりとした食感
みずみずしくしっとりとした食感
フライは頭からザクザク丸ごと食べられる
フライは頭からザクザク丸ごと食べられる
振り塩がちょうど良い絶品の塩焼き
振り塩がちょうど良い絶品の塩焼き

チップ(ヒメマス)とは海へと下りずに、湖で一生を過ごすベニザケのこと。もし海に行っていたら大きくなって帰ってくる鮭と同種なのです。支笏湖のヒメマスは「養殖」ではなく「増殖」。支笏湖漁業協同組合の管理により稚魚のふ化、放流が行われています。6月から8月までの3カ月間に限り、漁や釣りが解禁されています。

店内の水槽には支笏湖に生息する魚たちが泳ぐ
店内の水槽には支笏湖に生息する魚たちが泳ぐ

年間を通して水温が低く、国内でもトップクラスの水質を誇る支笏湖だからこそ上質のチップが育つのだとか。解禁になったばかりの繊細な旨みを存分に堪能しました。

▼ポロピナイ食堂
住所:北海道千歳市幌美内番外地
駐車場:あり(無料)
URL:https://ha2n400.gorp.jp/

湖沿いを走り抜け支笏湖温泉街へ

支笏湖の水のきれいさをチップで味わったあとは、支笏湖温泉街へと向かいます。
ポロピナイから支笏湖温泉街までは支笏湖沿いの道路です。湖の縁をなぞるように走る爽快なドライブが楽しめます。

「風不死岳ビューポイント」にて。ライズの後ろに見えるのが風不死岳
「風不死岳ビューポイント」にて。ライズの後ろに見えるのが風不死岳
湖沿いギリギリを通る道路。落石防止の覆道が連なる
湖沿いギリギリを通る道路。落石防止の覆道が連なる

支笏湖温泉街に到着したら、「支笏湖ビジターセンター」に行ってみましょう。

ゆったりとしたつくりの建物の「支笏湖ビジターセンター」
ゆったりとしたつくりの建物の「支笏湖ビジターセンター」
入口では、フクロウがお出迎え。こちらには2頭のヒグマたちも
入口では、フクロウがお出迎え。こちらには2頭のヒグマたちも

「支笏湖ビジターセンター」では、支笏洞爺国立公園の一部である支笏湖の誕生の歴史や自然環境、動植物などの展示が行われています。

火山噴火による支笏湖や恵庭岳、風不死岳の誕生がパネルと動画により解説されている
火山噴火による支笏湖や恵庭岳、風不死岳の誕生がパネルと動画により解説されている
透明な支笏湖の模型が解説に合わせてブルーやグリーンに彩られる
透明な支笏湖の模型が解説に合わせてブルーやグリーンに彩られる

2014年の大雨のために観覧台が壊れるなどの被害を受け、落石の危険などがあるためそのまま閉鎖になっている「苔の洞門」の実物大パネルや自然の中を歩く疑似体験ができるVR装置などもあります。支笏湖周辺を散策する際、より大自然を身近に感じることができる情報や知識が得られますので、まずは立ち寄ってみるのをおすすめします。

▼支笏湖ビジターセンター
住所:北海道千歳市支笏湖温泉番外地
駐車場:あり
URL:https://shikotsukovc.sakura.ne.jp/index.html

湖畔まで下り、「山線鉄橋」を渡る

支笏湖ビジターセンターを見学後、せっかくなので徒歩で行けるところまで行ってみることにしました。

高台から風不死岳を望む。残念ながら樽前山の頂上は雲で見えず。左手には赤い山線鉄橋が見える
高台から風不死岳を望む。残念ながら樽前山の頂上は雲で見えず。左手には赤い山線鉄橋が見える
鉄骨がX型に組まれたダブルワーレントラス橋の「山線鉄橋」はイギリスから輸入されたもの
鉄骨がX型に組まれたダブルワーレントラス橋の「山線鉄橋」はイギリスから輸入されたもの

1899年(明治32年)に鉄道のための橋として空知川に架けられましたが、1923年(大正12年)にこの場所に移設されたそうです。その後、鉄道橋としての役目を終え、千歳川を渡るための歩道橋として利用されています。

かつてはこの橋の上を小型機関車が走っていた
かつてはこの橋の上を小型機関車が走っていた
トラスのフレームの向こうに観光船とそびえる恵庭岳
トラスのフレームの向こうに観光船とそびえる恵庭岳
千歳川の水面に支笏湖ブルーの片鱗が
千歳川の水面に支笏湖ブルーの片鱗が

最大深度約360m、平均水深約265mと深度は湖として国内2番目、ずば抜けた透明度の高さを誇る支笏湖。その透明度と水質の良さから光に照らされると現れる鮮やかな支笏湖ブルーは今回、残念ながら見られませんでしたが、静かな湖畔の散策もなかなか味がありました。

▼山線鉄橋
住所:北海道千歳市支笏湖温泉
駐車場:あり(有料)
URL:https://www.welcome-to-chitose.jp/archives/tourism/336.html

ソフトクリームで支笏湖ブルーを楽しむ

支笏湖温泉街の方に戻ります。お土産物屋や飲食店が立ち並ぶ辺りを歩くと、あちらこちらに「チップ解禁」の看板を見かけます。

各お店で「今が旬!」とアピールされる支笏湖チップ
各お店で「今が旬!」とアピールされる支笏湖チップ

歩いていると、「北のうまいもん店 碧水」で良いものを見つけました。

ソフトクリームをはじめとして、揚げいも、海鮮焼きなど北海道らしいメニューがずらりと並ぶ「北のうまいもん店 碧水」
ソフトクリームをはじめとして、揚げいも、海鮮焼きなど北海道らしいメニューがずらりと並ぶ「北のうまいもん店 碧水」

支笏湖ブルーをほうふつとさせる、「支笏湖ブルーサンデー」です。

目に鮮やかなブルーのソースがトッピングされた「支笏湖ブルーサンデー」500円(税込み)
目に鮮やかなブルーのソースがトッピングされた「支笏湖ブルーサンデー」500円(税込み)

ソフトクリームは砂川市の岩瀬牧場のもの。支笏湖ブルーを模した鮮やかなブルーはラズベリーソースです。コクがありながらさっぱりとした味わいのソフトにラズベリーソースのほんのりとした甘酸っぱさがアクセントになります。ドライブの最後にようやく支笏湖ブルーに出会えました。

支笏湖や期間限定の地元グルメを満喫できたので、ステーションへと帰ります。帰り道では鹿にも遭遇しました。

「鹿飛び出し注意」の看板が多い。この日も2頭の鹿が飛び出してきた。その後も道路脇で草を食べる鹿の姿が
「鹿飛び出し注意」の看板が多い。この日も2頭の鹿が飛び出してきた。その後も道路脇で草を食べる鹿の姿が

夕方は、特に動物たちが食事のために活発に動きます。動物の飛び出しにはくれぐれも注意して北海道の自然の中のドライブを楽しんでください。

▼北のうまいもん店 碧水
住所:北海道千歳市支笏湖温泉番外地
駐車場:あり
URL:
https://www.welcome-to-chitose.jp/archives/gourmet/%E5%8C%97%E3%81%AE%E3%81%86%E3%81%BE%E3%81%84%E3%82%82%E3%82%93%E5%BA%97%E3%80%80%E7%A2%A7%E6%B0%B4

今回のドライブで利用したクルマ:トヨタ「ライズ」

国産では珍しい5ナンバーサイズのSUVトヨタ「ライズ」。コンパクトで丸みのあるデザインは愛嬌がありますが、アップダウンが多い山道でもスムーズな走りを見せてくれました。

コンパクトながらタイヤ回りには迫力があるトヨタ「ライズ」
コンパクトながらタイヤ回りには迫力があるトヨタ「ライズ」

車体が高すぎないため乗り降りもスムーズ、しっかりしたボディですが、小回りが利くため、混雑する観光地の駐車場などでも安全に操作できます。

トヨタ「ライズ」のゆったりとした室内
トヨタ「ライズ」のゆったりとした室内

札幌から約1時間半で、北海道の大自然が満喫できた今回のドライブ。支笏湖ブルーを満喫する爽快な湖畔沿いドライブ、三井のカーシェアでぜひお楽しみください。

<今回のドライブのカーシェア料金>
・プラン:ベーシック
・車種クラス:ベーシック
・時間料金: 5,700円(12時間パック)
・距離料金: 3,560円(20円×178km)
合計:9,260円

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【千葉】養老渓谷の滝巡りドライブへ!新緑の中でリフレッシュしよう https://blog.carshares.jp/23006/ https://blog.carshares.jp/23006/#respond Wed, 22 May 2024 19:00:00 +0000 https://blog.carshares.jp/?p=23006 桜もすっかり葉桜となり、新緑のまぶしい季節になりました。本格的な夏が訪れる前に、緑あふれる山里で、心身のリフレッシュなどはいかがでしょう? 今回は養老渓谷(千葉県大多喜町)を中心に、滝巡りとグルメを楽しむドライブコースを紹介します。

<目次>
都心から養老渓谷まで、東京湾アクアライン経由で90分
桜と新緑が周囲を彩る粟又の滝
新しい養老渓谷の名所、金神(こんじん)の滝
和食処「清恵」で、体が喜ぶ旬のタケノコ料理三昧!
「里山のジェラテリア風鈴堂」で極上のジェラートをいただく
今回のドライブに利用したクルマ:マツダ「ロードスター」

都内から養老渓谷まで、東京湾アクアライン経由で90分

都内から養老渓谷までは、東京湾アクアラインを経由しておよそ80km、時間にして90分ほどの道のりです。

ステーションは「新宿サブナード(地下駐車場)」、クルマはマツダのロードスターを利用。オープンカーと一部の車種は、駐車場管理事務室前に配置される
ステーションは「新宿サブナード(地下駐車場)」、クルマはマツダのロードスターを利用。オープンカーと一部の車種は、駐車場管理事務室前に配置される
「新宿サブナード(地下駐車場)」は40台のシェアカーを有する大型ステーション。多くのスペシャリティーカーやスポーツカーが配置されている
「新宿サブナード(地下駐車場)」は400台のシェアカーを有する大型ステーション。多くのスペシャリティーカーやスポーツカーが配置されている

有明JCT、あるいは大井JCTから首都高速湾岸線を利用して横浜方面へ。川崎浮島JCTから東京湾アクアラインに分岐します。海ほたるPAは、養老渓谷までのほぼ中間の距離です。必要に応じて立ち寄り、休憩を取りましょう。

>>>東京湾アクアライン(海ほたるPA)でUターンドライブ!(6時間パック)

東京湾アクアラインを渡り終えたら、木更津JCTから圏央道(首都圏中央連絡自動車道)に乗り入れます。木更津ICで一般道に下りて、国道410号線を久留里方面(南方面)へ進行。30分ほど走行すると、養老渓谷に到着します。

取材時は多くの場所で桜が咲き誇っていた。桜の季節に訪れるのもおすすめ
取材時は多くの場所で桜が咲き誇っていた。桜の季節に訪れるのもおすすめ
風を感じての走行はオープンカーの特権! 日差しの強い時期は帽子やサングラス、日焼け止めを用意したい
風を感じての走行はオープンカーの特権! 日差しの強い時期は帽子やサングラス、日焼け止めを用意したい

桜と新緑が周囲を彩る粟又の滝

昨年(2023年)9月に発生した記録的な大雨により、養老川沿いの遊歩道は一部が崩れるなどの被害が出ました。現在(2024年4月)も復旧作業の途中にあり、養老川周辺は崩落の危険から、進入禁止になっている箇所が多数あります。通行状況は大多喜町公式サイトや養老渓谷観光協会公式サイト、大多喜町観光協会の公式サイトで確認することができます。お出かけ前には目を通しておきましょう。

>>>大多喜町公式サイト
>>>養老渓谷観光協会公式サイト
>>>大多喜町観光協会公式サイト

取材時は中瀬遊歩道の大部分が進入禁止になっていた(画像は共栄橋から遊歩道を撮影)
取材時は中瀬遊歩道の大部分が進入禁止になっていた(画像は共栄橋から遊歩道を撮影)

最初に向かった中瀬遊歩道は多くの作業員による、復旧作業の真っ最中だったため、粟又の滝を目指します。

清澄養老ライン(県道81号)から、共栄橋に向かう途中にある「共栄・向山トンネル」。「2階建てトンネル」とも呼ばれ、新旧2つのトンネルが縦に並ぶ観光スポットでSNSでも人気
清澄養老ライン(県道81号)から、共栄橋に向かう途中にある「共栄・向山トンネル」。「2階建てトンネル」とも呼ばれ、新旧2つのトンネルが縦に並ぶ観光スポット。SNSでも人気
中瀬遊歩道近くの民間駐車場。平日やシーズンオフは、料金をセルフで支払う無人の駐車場が多い。おつりの出ないよう、事前に小銭を用意しておきたい
中瀬遊歩道近くの民間駐車場。平日やシーズンオフは、料金をセルフで支払う無人の駐車場が多い。おつりの出ないよう、事前に小銭を用意しておきたい

「町営 粟又の滝駐車場」にロードスターを駐車。案内看板に従って粟又の滝へ向かうと、養老渓谷の新しいスイーツスポット「山里のジェラテリア山猫」が見えてきます。粟又の滝の入り口はジェラテリア山猫の一角にあり、滝見テラス席への入り口と供用になっています。

粟又の滝は駐車場を出て右方面。この後に向かう金竜の滝は左方向にある
粟又の滝は駐車場を出て右方面。この後に向かう金竜の滝は左方向にある
2021年にオープンした山里のジェラテリア山猫。地元産の牛乳や果物、野菜を用いたスイーツのおいしさで、たちまち話題のお店に
2021年にオープンした山里のジェラテリア山猫。地元産の牛乳や果物、野菜を用いたスイーツのおいしさで、たちまち話題のお店に
ジェラテリア山猫を利用しなくても、入り口を通って粟又の滝に行くことができる
ジェラテリア山猫を利用しなくても、入り口を通って粟又の滝に行くことができる

徐々に大きくなる滝の音を耳に、つづら折りの坂を下ります。林を抜けると、粟又の滝が目に飛び込んできました。

遊歩道は人が1人、通れる程度の幅。譲り合って通行しよう
遊歩道は人が1人、通れる程度の幅。譲り合って通行しよう

粟又の滝はおよそ100メートルに渡り、水がしぶきをあげて流れ落ちる、ゆるやかな滝です。川沿いの新緑が白い滝を包み、絵画のような美しさをつくります。

粟又の滝のすぐ上流と下流では、川のほとりまで下りることができます。足場が悪くなるので、あらかじめ歩きやすく、滑りにくい靴を履いておきましょう。

粟又の滝と滝つぼの光景。下流に向かって遊歩道が続いているが、この日は増水により進むことができなかった
粟又の滝と滝つぼの光景。下流に向かって遊歩道が続いているが、この日は増水により進むことができなかった
粟又の滝の上から、上流の渓谷を撮影。青々とした木々から清涼感が伝わってくる。紅葉の季節には、また違う景色が広がる
粟又の滝の上から、上流の渓谷を撮影。青々とした木々から清涼感が伝わってくる。紅葉の季節には、また違う景色が広がる

▼粟又の滝
住所:千葉県夷隅郡大多喜町粟又157
駐車場:あり(有料)
URL:https://www.youroukeikoku.com/spot/awamata/

新しい養老渓谷の名所、金神(こんじん)の滝

粟又の滝の景色を楽しんだ後は、「山里のジェラテリア山猫」か、その姉妹店にあたる「山猫かき氷」に寄ろうと思っていたのですが、残念ながら取材日は両店ともにお休みでした。そのまま「金神の滝」まで散策します。

「山猫かき氷」は、ジェラテリア山猫の斜め向かい、滝見苑の敷地内に店舗を構える
「山猫かき氷」は、ジェラテリア山猫の斜め向かい、滝見苑の敷地内に店舗を構える
金神の滝までの道のりは、美しい山里風景を楽しめる
金神の滝までの道のりは、美しい山里風景を楽しめる

金神の滝は、日帰り温泉施設「滝見苑けんこう村ごりやくの湯」の敷地内に位置します。滝を見るだけならば、無料で敷地内を通ることができます。

養老渓谷は数種類の源泉が湧く、温泉郷として知られている。時間があるのなら金神の滝を見た後、ごりやくの湯で温泉や食事を楽しむのもおすすめ。その場合は直接クルマで訪れ、施設内の駐車場を利用しよう
養老渓谷は数種類の源泉が湧く、温泉郷として知られている。時間があるのなら金神の滝を見た後、ごりやくの湯で温泉や食事を楽しむのもおすすめ。その場合は直接クルマで訪れ、施設内の駐車場を利用しよう

「滝見苑けんこう村ごりやくの湯」の敷地内には、金神の滝に続くハイキングコースが整備されています。小川沿いの小径を10分ほど進むと、赤い鳥居と高所から流れ落ちる金神の滝が見えてきます。

金神の滝は発見からまだ間もなく、養老渓谷の新しいスポットとして知られつつある
金神の滝は発見からまだ間もなく、養老渓谷の新しいスポットとして知られつつある
瀑布の落差は、およそ35メートル。天候や水量にもよるが、水しぶきがかかる距離にまで近づくことができる
瀑布の落差は、およそ35メートル。天候や水量にもよるが、水しぶきがかかる距離にまで近づくことができる

▼金神の滝(滝見苑けんこう村ごりやくの湯)
住所:千葉県夷隅郡大多喜町 粟又字ヤシウ176
駐車場:あり
URL:https://www.goriyakunoyu.jp/

和食処「清恵」で、体が喜ぶ旬のタケノコ料理三昧!

この時期、大多喜町をはじめとする千葉県中央部の山里地域では、タケノコと山菜が旬を迎えます。特に粘土質が育む白タケノコは、やわらかくてアクが少なく、味も良いことで有名です。せっかく旬の時期に訪れたのですから、この時季ならではの味覚を味わうことにしました!

タケノコ料理を求めて向かった先は、地元でおいしいと評判の和食処「清恵(きよえ)」です。暖簾をくぐると、落ち着いた雰囲気の店内と、とても感じのいい女将さんが出迎えてくれました。

粟又の滝からは、清澄養老ラインを中瀬遊歩道方面に戻ったところに位置する
粟又の滝からは、清澄養老ラインを中瀬遊歩道方面に戻ったところに位置する

「清恵」は湯葉料理を看板メニューとし、うどんやおそばの他、旬の食材を用いた「季節の御膳」が提供されます。今の季節の御膳は、もちろん地元、大多喜産の白タケノコを用いた「たけのこ御膳」。季節の御膳は日々、提供できる数が決まっています。この日はまだ大丈夫だったので、早速、オーダーしました。

「たけのこ御膳」は1,760円(税込み)。今年、大多喜町ではタケノコが不作で、日によっては、ごく少数しか提供できないそう。
「たけのこ御膳」は1,760円(税込み)。今年、大多喜町ではタケノコが不作で、日によっては、ごく少数しか提供できないそう

御膳の内容は、メインの「たけのこご飯」の他、「たけのこなまり漬け」、「ふき味噌大根」、「小鉢三点盛」、「お新香」、そして「たけのこ味噌汁」。お味噌汁の具は日により替わるようで、この日はタケノコとワラビのお味噌汁でした。

たけのこご飯に顔を近づけると、タケノコの心地良い香りが鼻をくすぐります。評判通り、タケノコはやわらかく、えぐみは感じられません。お味噌汁のワラビからもえぐみはまったくなく、アク取りなどの下処理が、丁寧に行われていることがうかがえます。

たけのこご飯のお米は地元産のコシヒカリ。繊細な味わいと風味を持つタケノコとの相性は抜群で、何杯でも食べれそうな逸品
たけのこご飯のお米は地元産のコシヒカリ。繊細な味わいと風味を持つタケノコとの相性は抜群で、何杯でも食べれそうな逸品

おいしくてどこか懐かしく、また食べに来たくなる味……。食事を終えてお店から出るとき、しみじみと感じました。

▼和食処「清恵」
住所:千葉県夷隅郡大多喜町葛藤578-3
駐車場:あり(無料)
URL:http://kiyoe.net/
*残念ながら、今年のタケノコ料理の提供は終了したようですが、2024年の6月上旬からは夏の御膳「鮎料理」が提供される予定とのことです。

金神の滝から「清恵」へ移動している途中で目にした、山の駅「喜楽里(きらり)」。気になったので、改めて向かいます。

看板の隣に見えるのはキッチンカー。こちらで販売される「BIG ONEバーガー」は、喜楽里の新しい名物だ
看板の隣に見えるのはキッチンカー。こちらで販売される「BIG ONEバーガー」は、喜楽里の新しい名物だ

取材日はオープンで走行していたロードスター。駐車場に入るや、焼き魚の香りが出迎えてくれます。見れば店頭では鮎の塩焼きを販売中。養老川は鮎釣りができる川としても知られています。これからが旬の鮎。まだお腹に余裕があったので、いただくことにしました。

鮎は炭火でじっくりと焼かれ、とてもおいしそう
鮎は炭火でじっくりと焼かれ、とてもおいしそう

この日、扱っていたのは「子持ち鮎の塩焼き」のみ。熱々をかぶりつくと、鮎特有の爽やかな香りと淡泊な旨みが口の中に広がります。もちろん臭味はまったく感じられません。店員さんの「頭から尻尾まで食べられますよ」とのアドバイスの通り、鮎は全身がやわらかく、きれいに完食できました!

鮎の塩焼きは700円、子持ち鮎の塩焼きは800円(ともに税込み)
鮎の塩焼きは700円、子持ち鮎の塩焼きは800円(ともに税込み)

店内の売店には大多喜町を中心とした、地域の特産品が多数、取り揃えられていました。残念ながらタケノコはなかったのですが、タケノコの加工食品はいくつかあったので、お土産に「筍ごはんの素」と「大多喜カリー」を購入します。

筍ごはんの素は600円、大多喜カリーは600円(ともに税込み)
筍ごはんの素は600円、大多喜カリーは600円(ともに税込み)

▼山の駅 喜楽里
住所:千葉県夷隅郡大多喜町小田代148-24
駐車場:あり(無料)
URL:https://yourokeikoku-kirari.jp/

「里山のジェラテリア風鈴堂」で極上のジェラートをいただく

そろそろ体が甘いものを欲してきたので、帰り道に立ち寄れる、人気のスイーツ専門店「里山のジェラテリア風鈴堂(ふうりんどう)」へとロードスターを走らせます。

養老渓谷を抜けると、広々とした走りやすい景色が広がる
養老渓谷を抜けると、広々とした走りやすい景色が広がる
「山の駅 喜楽里」から30分ほどで「里山のジェラテリア風鈴堂」に到着
「山の駅 喜楽里」から30分ほどで「里山のジェラテリア風鈴堂」に到着

新鮮な卵と牛乳をふんだんに使った「きみつプリン」と「きみつソフトクリーム」で、数々のメディアに取り上げられた「きみつ風鈴堂」。「里山のジェラテリア風鈴堂」は、昨年「きみつ風鈴堂」より分かれて営業を開始しました。

扱うジェラートにはノーマルフレーバーとプレミアムフレーバーがあり、ノーマルフレーバーは「きみつミルク」や「千葉ぴーなっつ」など、日により10種類前後のメニューが用意されます。プレミアムフレーバーは季節で変わる限定メニューで、取材日は「いちごのミルフィーユ」でした。

入店後、券売機でチケットを購入するシステム。店舗前の立て看板を見てメニューを決め、入店しましょう。

選んだジェラートは、プレミアム(いちごのミルフィーユ)シングル。ベースとなるミルクジェラートは濃厚なミルク感と、さっぱりとした甘みがマッチする自信作だそう。

プレミアムシングルは680円(税込み)。使用されている牛乳は富津産、イチゴは君津産。他のジェラートも含め、素材には極力、地元産を利用している
プレミアムシングルは680円(税込み)。使用されている牛乳は富津産、イチゴは君津産。他のジェラートも含め、素材には極力、地元産を利用している

口に運ぶと、なるほどミルクの濃厚さとイチゴの酸味が、それぞれしっかりと主張しているのですが、ジェラートのさっぱりとした風味が両者を包むことで、ほどよく協調。グラデーションのように移り変わる味わいと甘さが心を喜ばせ、楽しくも幸せな気持ちにさせてくれます。

「きみつ風鈴堂」の看板商品である「きみつプリン」も、こちらで購入できるそうなので、お土産に購入しました。

きみつプリン(6個入り)は2,100円(税込み)
きみつプリン(6個入り)は2,100円(税込み)

▼里山のジェラテリア風鈴堂
住所:千葉県君津市糸川1619-4
駐車場:あり(無料)
URL:https://www.instagram.com/gelateria_fuurindou/

美しい山里の風景や水のせせらぎ、野鳥のさえずりに、心身を癒やされた今回のお出かけ。千葉県の観光と聞くと、真っ先に海や海鮮グルメが思い浮かびます。けれど中央部の山里にも、海沿いに負けない魅力とグルメがあることを、再確認させてくれました。いずれ、のんびりと温泉につかるのを目的に再訪したいと思います。

今回のドライブに利用したクルマ:マツダ「ロードスター」

「人馬一体」を標榜し、軽量化や低重心など、走って楽しいクルマを徹底的に突き詰めたマツダ・ロードスター。ライトウェイトスポーツカーとして、世界中から高い評価を受けている一台です。

排気量1.5リットルのエンジンは、ロードスターのために開発されたもの。力強く、そしてスムーズに回転し、気持ちのいいアクセルレスポンスを実現
排気量1.5リットルのエンジンは、ロードスターのために開発されたもの。力強く、そしてスムーズに回転し、気持ちのいいアクセルレスポンスを実現

スポーツカーであっても、充実した安全支援装備を搭載するロードスター。ペダルの踏み間違いによる誤発進の抑制機能や、アクセルやブレーキ操作を行わなくても、先行車と車間距離を保って追従、あるいは設定した速度で巡航を行う「マツダ・レーダー・クルーズ・コントロール」を備えます。

ソフトトップの開閉はとても簡単。慣れれば30秒程度で行える
ソフトトップの開閉はとても簡単。慣れれば30秒程度で行える
頭上に広がる景色を楽しめるのは、オープンカーならでは
頭上に広がる景色を楽しめるのは、オープンカーならでは

<今回のお出かけのカーシェア料金>
・車種クラス:プレミアム
・プラン:ベーシック
・時間料金:9,800円(12時間パック)
・距離料金:4,400円(22円×200km)
合計:14,200円

>>>マツダ「ロードスター」のあるステーション

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東京の秘境、檜原村の自然を満喫するリフレッシュドライブ https://blog.carshares.jp/21233/ https://blog.carshares.jp/21233/#respond Wed, 05 Jul 2023 19:00:00 +0000 https://blog.carshares.jp/?p=21233 「離島を除き、東京都で唯一の村」という、うたい文句で有名な「檜原村(ひのはらむら)」。東京都の西部に位置し、一部を神奈川県と山梨県に接します。檜原村は面積の93%が林野で、大半が「秩父多摩甲斐国立公園」に含まれるという自然の宝庫。春から夏にかけての新緑、秋の紅葉、冬の氷瀑と、四季折々の自然が楽しめます。夏の暑さでバテそうな体を癒すため、今回は自然あふれる檜原村までクルマを走らせました。

<目次>
都心から檜原村まで2時間ほど
神戸岩でスリル満点の渓谷歩きを体験
檜原村の天然水が隠し味、「カフェせせらぎ」
滝壺に大蛇が住む名瀑「払沢の滝」
「ヴィッラ デルピーノ」で本格イタリアンをいただく
やまぶき屋で幻のイモ「おいねイモ」を購入
今回のドライブに利用したクルマ:マツダ「MAZDA3 FASTBACK」

都心から檜原村まで2時間ほど

今回のドライブは「リパーク武蔵野桜堤2丁目第4(自転車可)」を利用しました。ステーションを出発後、中央自動車道を利用し、八王子方面へと進みます。渋滞などの道路状況により、カーナビは中央自動車道の「八王子IC」から一般道を利用するルート、あるいは八王子JCTで圏央道(首都圏中央連絡自動車道)に分岐し、「八王子西IC」から一般道を利用するルートの、いずれかを案内します。どちらのルートでも都心から檜原村まで、およそ70km。2時間かからないくらいの道のりです。

スタイリッシュな外観と安全機能も充実したマツダ「MAZDA3 FAST BACK」を選択
スタイリッシュな外観と安全機能も充実したマツダ「MAZDA3 FAST BACK」を選択
カーナビの指示通り、八王子ICから中央自動車道を下りて、都道169号で西へと進むルート。八王子ICから神戸岩まで1時間ほどの道のり
カーナビの指示通り、八王子ICから中央自動車道を下りて、都道169号で西へと進むルート。八王子ICから神戸岩まで1時間ほどの道のり

神戸岩でスリル満点の渓谷歩きを体験

カーナビの指示に従い、都道205号を外れて北上します。クルマ一台が通れるほどの狭い道を数分ほど走行した先に、最初の目的地にした「神戸岩(かのといわ)」駐車場がありました。

狭い道では十分に徐行し、常にすれ違える場所を探しながら運転する。必要ならばドアミラーをたたんですれ違おう
狭い道では十分に徐行し、常にすれ違える場所を探しながら運転する。必要ならばドアミラーをたたんですれ違おう
神戸岩見学者用駐車場には、約10台分のスペースが確保されている
神戸岩見学者用駐車場には、約10台分のスペースが確保されている

神戸岩そのものは駐車場もから見えますが、歩いて2分ほどで撮影スポットに到着します。

さまざまな緑に包まれた神戸岩。秋になると紅葉が彩る
さまざまな緑に包まれた神戸岩。秋になると紅葉が彩る

高さ100mの岩盤が2つ、そそり立つ奇勝「神戸岩(かのといわ)」。極めて硬いチャート(火打ち石)が層になった岩山で、長年の侵食により、今の形になりました。神戸岩の根元には神戸川が流れており、渓谷を歩いて神戸岩を通り抜けることができます。

険しい岩を上り下りしながら、15分ほどで渓谷を抜けることができる。スマホなどの小物を落とさないよう注意しよう
険しい岩を上り下りしながら、15分ほどで渓谷を抜けることができる。スマホなどの小物を落とさないよう注意しよう

岩盤に張られた鎖を頼りに、川沿いの道を進みます。岩肌のおかげで足下は濡れていても滑りにくいのですが、それでも履き慣れた、滑りにくい靴は必須です。狭い足下のすぐ近くで、数メートル落ち込んでいる箇所もあり、ひやりとするスリルの味わえる道中でした。

渓谷を抜けると、川沿いは穏やかな沢になる。水は透き通っていて、岩陰に小さな魚の影も確認できた
渓谷を抜けると、川沿いは穏やかな沢になる。水は透き通っていて、岩陰に小さな魚の影も確認できた

帰りは舗装されたトンネルを利用できますが、トンネル内は明かりがなく、出入り口の明かりの届かない真っ暗な中を歩きます。渓谷歩きとは違ったスリルが味わえます。

▼神戸岩
住所:東京都西多摩郡檜原村神戸8020
駐車場:あり(無料)
URL:https://hinohara-kankou.jp/spot/kanotoiwa/

檜原村の天然水が隠し味、「カフェせせらぎ」

次の目的地である「払沢(ほっさわ)の滝」に向かう前に、「カフェせせらぎ」で休憩を入れることにしました。

檜原村役場内にお店をかまえる「カフェせせらぎ」。役場が休みの週末や祝日も営業している
檜原村役場内にお店をかまえる「カフェせせらぎ」。役場が休みの週末や祝日も営業している
役場の入り口から入って、すぐ正面にお店がある。店頭では特産品の販売も行っていた
役場の入り口から入って、すぐ正面にお店がある。店頭では特産品の販売も行っていた

「カフェせせらぎ」のマスターは、かつて銀座で喫茶店をオープンし、有名チェーン店に展開したという経歴の持ち主。35年間勤めたのち、出身地の檜原村に戻り、「カフェせせらぎ」をオープンしたそう。

この日は名物の「自家製レアチーズケーキセット」をオーダーしました。

「自家製レアチーズケーキセット」は650円(税込み)。ドリンクはコーヒーのほか紅茶、カフェオレから選べる
「自家製レアチーズケーキセット」は650円(税込み)。ドリンクはコーヒーのほか紅茶、カフェオレから選べる

提供されるコーヒーや紅茶は、檜原村の天然水で淹れたもの。確認のためマスターに伺ったところ、お冷やも天然水だそう。雑味のないお冷やは乾いた喉にするりと入り、アイスコーヒーもすっきりとした爽やかな味わいです。自家製レアチーズケーキはクリーミーな舌触りと酸味が心地良く、コーヒーとの相性は抜群でした!

▼カフェせせらぎ
住所:東京都西多摩郡檜原村上元郷467-1(檜原村役場内)
駐車場:あり(無料)
URL:https://hinohara-kankou.jp/spot/cafeseseragi/

滝壺に大蛇が住む名瀑「払沢の滝」

スイーツのおかげで足取りが軽くなったところで、払沢の滝に向かいます。檜原村役場から払沢の滝駐車場まで1kmほど。5分もかからずに到着します。

払沢の滝見学者用駐車場は約28台分のスペースを確保。週末は混み合うので、時間に余裕を持って訪れよう
払沢の滝見学者用駐車場は約28台分のスペースを確保。週末は混み合うので、時間に余裕を持って訪れよう

駐車場から払沢の滝までは遊歩道が整備され、15分ほどの道のりです。傾斜は緩やかで、歩きやすいようウッドチップが敷かれていました。

遊歩道の途中には、ギャラリーや昔の郵便局の建物を利用したお土産物屋があり、楽しみながら向かうことができる
遊歩道の途中には、ギャラリーや昔の郵便局の建物を利用したお土産物屋があり、楽しみながら向かうことができる

払沢の滝は東京都で唯一「日本の滝百選」に選出された瀑布で、江戸時代から景勝の地と知られています。払沢の滝は4段からなりますが、遊歩道から見ることができるのは最下段の滝のみです。

最下段の滝の落差は約23.3m。険しい岩肌と深い緑に覆われた払沢の滝は、息を呑む美しさを見せる
最下段の滝の落差は約23.3m。険しい岩肌と深い緑に覆われた払沢の滝は、息を呑む美しさを見せる
神秘的な雰囲気から、古くは滝壺に大蛇が住むと信じられ、雨乞いの場でもあったそう
神秘的な雰囲気から、古くは滝壺に大蛇が住むと信じられ、雨乞いの場でもあったそう

8月の「払沢の滝ふるさと夏祭り」では、滝全体がライトアップ。秋は紅葉に包まれ、冬期は滝が凍って氷瀑になることで知られています。四季折々の姿を見せる払沢の滝は、一年を通して観光客が訪れます。この日も平日にもかかわらず、多くの人でにぎわっていました。

▼払沢の滝
住所:東京都西多摩郡檜原村本宿5545
駐車場:あり(無料)
URL:https://hinohara-kankou.jp/spot/hossawanotaki/

「ヴィッラ デルピーノ」で本格イタリアンをいただく

ランチを予定していたのは、イタリアンレストランの「Villa delpin(ヴィッラ デルピーノ)」です。地元はもちろん、観光客にも評判のお店と耳にしていたので、少し早い時間に向かいます。

「ヴィッラ デルピーノ」は払沢の滝見学者用駐車場から、わずか200mほどの場所にある
「ヴィッラ デルピーノ」は払沢の滝見学者用駐車場から、わずか200mほどの場所にある

オープン時間の直後に訪問したこともあり、無事に席を確保できましたが、予約を含めてすぐに満席に。メニューはその日のコースのみというシステム上、1時間30分くらいは回転しないため、多くのお客さんが入店できませんでした。週末や夏休み期間中に訪れるなら、事前の予約をおすすめします。

ランチのメニューはその日のコース、1,400円(税込み)のみ。アレルギーの有無や食べられない食材があれば、調整をしてくれます。コースの内容は前菜と2種類のハーフパスタの3品。さらに人気のパン専門店「森の風゜」の天然酵母パンが付きます。

前菜の「五日市フルーツトマトのブルスケッタ」。フルーツトマトは瑞々しい上にとても甘く、カリカリに焼かれたパンとの相性は最高!
前菜の「五日市フルーツトマトのブルスケッタ」。フルーツトマトは瑞々しい上にとても甘く、カリカリに焼かれたパンとの相性は最高!
ハーフパスタの「五日市茄子のトマトソース・スパゲッティ ペコリーノチーズ添え」。茄子の歯ごたえが気持ち良く、よく染みたソースと茄子の味わいが口の中いっぱいに広がる
ハーフパスタの「五日市茄子のトマトソース・スパゲッティ ペコリーノチーズ添え」。茄子の歯ごたえが気持ち良く、よく染みたソースと茄子の味わいが口の中いっぱいに広がる
ハーフパスタの「ひのじゃがとアンチョビ・オリーブ・ドライトマト ヴェネツィア風ペンネッテ」。ひのじゃがは「檜原村産のジャガイモ」を略したもの。アンチョビの塩味がひのじゃがのうま味を引き出し、オリーブの酸味が爽やかなアクセントとなって食を進ませてくれる
ハーフパスタの「ひのじゃがとアンチョビ・オリーブ・ドライトマト ヴェネツィア風ペンネッテ」。ひのじゃがは「檜原村産のジャガイモ」を略したもの。アンチョビの塩味がひのじゃがのうま味を引き出し、オリーブの酸味が爽やかなアクセントとなって食を進ませてくれる

食後にコーヒー(エスプレッソドリンク)、デザート(ドルチェ)を追加することができます。今回はコーヒーだけを追加オーダーしました。

エスプレッソ・ドッピオ(ダブルショット)。コーヒーはいくつかの種類から選べ、セットで一律200円(税込み)。デザートは一律300円(税込み)
エスプレッソ・ドッピオ(ダブルショット)。コーヒーはいくつかの種類から選べ、セットで一律200円(税込み)。デザートは一律300円(税込み)

地産の素材を使用した料理は、とてもおいしくてボリュームも十分。店内の居心地の良さもあり、評判になるのも納得です。

▼Villa delpin(ヴィッラ デルピーノ)
住所:東京都西多摩郡檜原村本宿5493-1
駐車場:あり(無料)
URL:https://www.facebook.com/hinohara.delpino/

「やまぶき屋」で幻のイモ「おいねイモ」を購入

檜原村の特産品といえば、ジャガイモが有名です。そんな檜原村育ちのジャガイモを求め、「特産物直売所やまぶき屋」へとクルマを走らせます。

払沢の滝見学者用駐車場からやまぶき屋まで5kmほど。時間にして10分くらいの距離
払沢の滝見学者用駐車場からやまぶき屋まで5kmほど。時間にして10分くらいの距離
店内にはジャガイモの他、多くの特産品が取りそろえられている。テラス席でコーヒーをいただくこともできる
店内にはジャガイモの他、多くの特産品が取りそろえられている。テラス席でコーヒーをいただくこともできる

やまぶき屋では、広い陳列台いっぱいにジャガイモが並べられていました。どれを購入すべきか悩んだ末、古くから檜原村で栽培され、「幻のイモ」とうたわれる「おいねイモ」を選びました。

おいねイモ(一袋)は540円(税込み)。小ぶりで煮崩れしにくく、煮物に向いているそう
おいねイモ(一袋)は540円(税込み)。小ぶりで煮崩れしにくく、煮物に向いているそう
一緒に「檜原村 手作り蒟蒻」も購入。265円(税込み)
一緒に「檜原村 手作り蒟蒻」も購入。265円(税込み)

▼特産物直売所やまぶき屋
住所:東京都西多摩郡檜原村847
駐車場:あり(無料)
URL:https://yamabukiya.net/

マイナスイオンを全身で浴びながら、渓谷歩きでスリルを味わい、幻想的な払沢の滝で心を洗った今回のドライブ。最後にMAZDA3の走行性能を楽しむため、奥多摩周遊道路に続く檜原街道を利用して帰ることにしました!

気持ちの良いワインディングが楽しめる、檜原街道~奥多摩周遊道路。奥多摩を回れるほど時間がなければ、途中の「檜原都民の森」に立ち寄って引き返すこともできる
気持ちの良いワインディングが楽しめる、檜原街道~奥多摩周遊道路。奥多摩を回れるほど時間がなければ、途中の「檜原都民の森」に立ち寄って引き返すこともできる

今回のドライブに利用したクルマ:マツダ「MAZDA3 FASTBACK」

マツダが掲げる、生命感を形にする造形「魂動(こどう)デザイン」。「MAZDA3 FASTBACK」にも魂動デザインは注がれ、ボディの造形は匠の手により行われています。

アクセラの後継モデルとなる「MAZDA3 FASTBACK」はハッチバックモデルを表している
アクセラの後継モデルとなる「MAZDA3 FASTBACK」はハッチバックモデルを表している

思い通りの運転を楽しめるよう、追求されたMAZDA3。アクセルペダルはオルガン式が採用され、運転席から真っ直ぐ前を向いた姿勢を取れるよう、ペダルレイアウトを設定。1.5Lエンジンはとても軽快で、応答性も抜群。人の感性に沿う、気持ちの良い加速を実現しています。

運転席から足を伸ばすと、自然とアクセルペダルとフットレストに収まる絶妙なレイアウト
運転席から足を伸ばすと、自然とアクセルペダルとフットレストに収まる絶妙なレイアウト

安全性能も高い水準で設定され、衝突回避をサポートする「スマート・ブレーキ・サポート」や、ペダルの誤操作による急発進を抑制する「AT誤発進抑制制御」。狭い路地の運転や車庫入れ駐車をサポートする「360°ビュー・モニター」など、多くの装置を装備しています。

<今回のお出かけのカーシェア料金>
・車種クラス:ミドル
・プラン:ベーシック
・時間料金:6,520円(6時間パック+通常料金2時間)
・距離料金:2,880円(18円×160km)
合計:9,400円

>>>マツダ「MAZDA3 FASTBACK」のあるステーション

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