一昔前までは「東北の玄関口」と呼ばれた上野。最近ではパンダの「シャンシャン」の誕生で盛り上がった「上野動物園」を思い浮かべる方も多いと思いますが、異国情緒あふれるディープな一面や、美術館や博物館など大人が楽しめるスポットもたくさんあります。今回は、23区内にありながら自然豊かで下町風情の残る上野の街をのんびりと1日散策してきました。
小回りがきく「ヴィッツ」で都会をドライブ
上野駅は複数の路線が乗り入れているので電車で行く方も多いと思いますが、今回は「アメ横」でお買い物をしたかったのでクルマで行くことに。買ったものをクルマに積んでおけば、その後の散策も身軽で楽しめます。
クルマは「リパーク国領町3丁目」ステーションにあるトヨタ「ヴィッツ」を利用しました。都内は狭い道が多いので、コンパクトで小回りがきく「ヴィッツ」はピッタリです。
調布市内の国領町から上野までは、首都高速を使って約1時間のドライブ。休日で道が混んでいましたが、付属のカーナビが渋滞を検知してくれるので、渋滞を迂回しながらストレスなくたどり着けました。
「toppi!」で駐車場を事前予約しよう
上野は観光地なので週末は近隣の駐車場がとても混雑します。今回は、予約できる三井のリパーク「toppi!」を予約しておいたので、駐車場探しに困らずにお出かけできました。インターネットで予約できる「toppi!」は、駐車スペースを1日使えてクルマの出し入れも自由。のんびりお買い物や散策をしたいときに便利です。「アメ横」まで徒歩5分の「台東区東上野3丁目20」を利用しました。
「toppi!」は事前にクレジットカードで支払いを済ませるので、当日、駐車場での精算がなくスムーズに出発できます。
「toppi!」の詳しい利用方法は、以下の記事で紹介しています。
▼おでかけ先の駐車場探しで困らない!駐車場予約サービス「toppi!」で横浜散策
https://blog.careco.jp/7054
いざ、「アメ横」散策へ
「アメヤ横丁商店街(通称アメ横)」は、JR上野駅とJR御徒町駅の間の高架下にのびる、約400店舗が軒を連ねる商店街です。今回はJR上野駅側から歩いてみました。
一歩足を踏み入れると、そこはお祭りのような雰囲気。年末の海産物のイメージが強い「アメ横」ですが、観光地となっていることもあり1年中賑わっています。生鮮食品や薬局、衣料品に食堂などが所狭しと並び、聞こえてくる言葉も日本語だけでなく英語や中国語も。自然と気持ちが高まります。
「アメ横」と言えば、海産物と同じくらい有名なのが衣料品店。個性的なかばんや洋服、靴などのお店が目立ちます。ビンテージ品からブランド品まで、安さや品ぞろえは目を見張るものがあり、掘り出し物を見つける楽しみも味わえます。
「アメ横センタービル」地下食品街を楽しもう
「賑わいの像」近くの「アメ横センタービル」の地下にある食品街は、あまり知られていない穴場スポットです。アジア各国の海産物、精肉、野菜や果物、加工食品にスパイスまで揃い、まるで外国の市場に迷い込んだようなディープな世界が広がっており、珍しい食材が安く手に入ります。
珍しい香辛料やスパイスを使った料理にチャレンジしてみるのもよし、見たことのないパッケージのお菓子をお土産にするのもよし、上野らしいお買い物を楽しめるスポットです。
▼アメ横センタービル
住所:東京都台東区上野4-7-8
電話:03-3831-0069
URL:https://ameyoko-center.tokyo/
「上野恩賜公園」でひと休み
「アメ横」でお買い物を楽しんだ後は「上野恩賜公園」で少し休憩。緑豊かな公園内には、噴水広場や開放的な平屋建ての「スターバックスコーヒー 上野恩賜公園店」、癒しの空間を提供する「上野の森PARK SIDE CAFÉ」など休憩スポットがたくさんあります。お天気や気分に合わせて選んでみるのもいいですね。
知る人ぞ知るパワースポットで合格祈願
「上野恩賜公園」と言えば、春のお花見はもちろん、西郷隆盛の像や野口英世の像が有名ですが、実はもう一つ、受験生に人気の願掛けスポットがあるのをご存知でしょうか。その名も「上野大佛」です。
1631年に建立されたときには高さ約6mの釈迦如来坐像でしたが、度重なる地震などにより倒壊し、現在は顔だけが残っているそうです。その姿から、「これ以上落ちない」とたくさんの受験生が願掛けに訪れるのだとか。400年近くも上野を見守ってくれている大佛様。受験シーズンにお参りに訪れてみてはいかがでしょうか。
▼上野恩賜公園
住所:東京都台東区上野公園・池之端三丁目
電話:03-3828-5644
URL:http://www.kensetsu.metro.tokyo.jp/jimusho/toubuk/ueno/index_top.html
駐車場:あり
「不忍池」でボートに乗ろう
「上野恩賜公園」を抜けて「不忍池(しのばずのいけ)」までたどり着くと、そこはまた別世界が広がります。蓮の花で知られている「不忍池」ですが、7月にはピンクの花が一面に咲き乱れ、それは美しい光景だそうです。ピークを過ぎても青々とした立派な蓮の葉がきれいでした。
蓮池の近くには、徳川家康愛用のメガネが描かれた「めがね之碑」があり、歴史好きにもたまらないスポットです。
「不忍池」にはボート乗り場があり、カップルにも家族連れにもおすすめです。この日は、30分700円のスワンボートに乗って水上散歩を楽しみました。(水曜定休)
芸術の秋、美術館や博物館を巡りながら帰ろう
「上野恩賜公園」内には、美術館や博物館もたくさんあります。動物園やボートは夕方で閉園してしまうので、夜までやっている美術館や博物館を一日の終わりにのんびり周るのもおすすめです。
様々な文化に触れ合える上野を満喫
今回、異国情緒あふれるディープな「アメ横」、ゆったり過ごせる「上野恩賜公園」に「不忍池」のスワンボートまで、1日かけてたっぷりと満喫しました。クルマの出し入れ自由の「toppi!」なら途中で近くの「東京スカイツリー」まで行って帰ってくることもできそう。みなさんも1日上野を満喫してみてはいかがでしょうか。
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