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「三浦半島」周遊ドライブで海の景色とグルメを楽しむ

都内からのドライブにも人気の三浦半島。カレコブログでも、これまでに城ヶ島油壺マリンパーク猿島など、様々なスポットを紹介してきました。今回は半島をぐるりとドライブ。葉山から左回りに海沿いを周遊。三崎漁港で昼食を取り、横須賀の「どぶ板通り商店街」をゴールとしました。

※店舗などの営業状況は取材時のものです。

<目次>
まずは周遊の出発点、葉山港へ
海岸沿いからのんびりとした丘陵へ
南端の三崎漁港でマグロと地魚を味わう
日米の文化が融合する「どぶ板通り商店街」
今回のドライブに使用したクルマ:トヨタ「ハリアー」

<今回のルート>

まずは周遊の出発点、葉山港へ

今回の出発地は、大田区のステーション。葉山までは90分ほどの道のりです。第三京浜を使い保土ケ谷インターチェンジから横浜新道、そして横浜横須賀道路に乗って逗子インターチェンジへ。ここから逗葉新道を利用し、葉山町の長柄(終点)で一般道に降ります。15分ほど走れば、葉山港周辺に到着です。逗葉新道はETCを利用できないので注意しましょう。

海が見えたら周遊ドライブの始まり。時間と共に変わる空と海の景色を楽しもう
海が見えたら周遊ドライブの始まり。時間と共に変わる空と海の景色を楽しもう

海岸沿いからのんびりとした丘陵へ

国道134号線(以下、134号)を南下し、景色のいいスポットに寄り道しながら三崎漁港を目指します。最初の寄り道は立石公園の駐車場です。

車場への道はせまく、大型車は進入禁止となっている
駐車場への道はせまく、大型車は進入禁止となっている
海を一望できる駐車場。家族連れの利用者も多い
海を一望できる駐車場。家族連れの利用者も多い
「立石公園」に隣接している。間近で見る立石(たていし)は見事
「立石公園」に隣接している。間近で見る立石(たていし)は見事
駐車場から海岸へとおりることもできる
駐車場から海岸へとおりることもできる

▼立石公園
住所:神奈川県横須賀市秋谷3丁目5番
駐車場:あり(62台/無料)
URL:https://www.city.yokosuka.kanagawa.jp/4130/sisetu/fc00000486.html

立石公園駐車場を過ぎると、134号は海沿いを外れて丘陵へ向かいます。

開けた田畑の中をのんびりとドライブ。海沿いのドライブとは違った魅力がある
開けた田畑の中をのんびりとドライブ。海沿いのドライブとは違った魅力がある
冬から春に収穫する「早春キャベツ」と「春キャベツ」は、三浦半島特産品のひとつ
冬から春に収穫する「早春キャベツ」と「春キャベツ」は、三浦半島特産品のひとつ

取材をした3月は、ちょうど「早春キャベツ」の収穫時期。広がる畑に、青々としたキャベツに色とりどりの草花。そして遠くに青い海を望む光景は、とてものどかで心が安らぎます。

丘陵を抜けて到着した寄り道先は「三戸浜海岸」です。

オフシーズンは駐車場が無料(ゴールデンウィークから8月は有料)
オフシーズンは駐車場が無料(ゴールデンウィークから8月は有料)
ロケーションの良さからドラマやCMの撮影にも使用されている
ロケーションの良さからドラマやCMの撮影にも使用されている

青い空と濃い藍色の海が美しい三戸浜海岸。空気が澄んでいる日は富士山を見ることもできるそうです。海に沈む夕日も絶景と評判なので、機会があったら訪れてみたいですね。

▼三戸浜海岸
住所:神奈川県三浦市初声町三戸1090
駐車場:あり(ゴールデンウィーク~8月:有料、それ以外:無料)

南端の三崎漁港でマグロと地魚を味わう

134号に戻った後、県道26号を経て三崎漁港に向かいます。

三崎漁港周辺は昔ながらの港町で道は入り組んでいる。間違えて入り込まないよう、落ち着いて運転しよう
三崎漁港周辺は昔ながらの港町で道は入り組んでいる。間違えて入り込まないよう、落ち着いて運転しよう

三崎漁港といえば、やっぱりマグロ。それと新鮮な海産物! 多くの海鮮食堂が軒を連ねる漁港周辺、どのお店に入るか悩みますが……。創業から80年続く老舗の魚屋「魚音」が営む「まぐろ食堂 七兵衛丸」でいただくことにしました。

休日のお昼時は行列ができるので、早めに訪れたい
休日のお昼時は行列ができるので、早めに訪れたい

注文したのは「三崎を丸ごと味わえる」と銘打たれた「王道!活きイキ刺身定食」と、定番の人気メニュー「豪華!まぐろ海鮮丼」です。

 「王道!活きイキ刺身定食(1,700円)」。刺身の内容は日によって替わり、この日はまぐろの中トロと赤身、メカジキ、タチウオ、メジナ、地ダコ、イワシが盛られていた
「王道!活きイキ刺身定食(1,700円)」。刺身の内容は日によって替わり、この日はまぐろの中トロと赤身、メカジキ、タチウオ、メジナ、地ダコ、イワシが盛られていた
「豪華!まぐろ海鮮丼(1,700円)」
「豪華!まぐろ海鮮丼(1,700円)」

▼まぐろ食堂 七兵衛丸
住所:神奈川県三浦市三崎5-5-4
駐車場:あり(うらりマルシェ駐車場と提携)
URL:https://www.facebook.com/sichibeimaru/

新鮮な海鮮の美味しさに心もお腹も満たされたところで、七兵衛丸の向かいにある産地直売所「うらりマルシェ」へ向かいました。

「七兵衛丸」に行く際は「うらりマルシェ」の駐車場を利用した
「七兵衛丸」に行く際は「うらりマルシェ」の駐車場を利用した

1階は「さかな館」、2階は「やさい館」と、それぞれ異なる地産品を扱っているうらりマルシェ。平日にも関わらず大変な活気で、マグロやキャベツといった人気の食品は、お昼過ぎには残り少なくなっていました。

「さかな館」では鮮魚のほか、干物などの加工品も充実
「さかな館」では鮮魚のほか、干物などの加工品も充実
大きさも鮮度にも見事な地物の野菜ばかり。各野菜の説明や料理方法がポップに記されており、とてもありがたい
大きさも鮮度にも見事な地物の野菜ばかり。各野菜の説明や料理方法がポップに記されており、とてもありがたい

やさい館で「早春キャベツ」を購入。一緒に「春大根」も買いました。店内のポップによれば、春大根のお勧めの食べ方は「大根ステーキ」だそう。

ずっしりと重い早春キャベツに春大根。どちらも100円
ずっしりと重い早春キャベツに春大根。どちらも100円

うらりマルシェのすぐ近くには、宮川湾クルーズと海中展望が楽しめる観光船「にじいろさかな号」が停泊していました。半潜水式で宇宙船のような展望室からは海中の魚の様子を見ることができます。所要時間は約40分。出航時間が決まっているので確認しながら向かいましょう。

黄色い観光船「にじいろさかな号」。乗船料金は中学生以上1,300円、小学生600円
黄色い観光船「にじいろさかな号」。乗船料金は中学生以上1,300円、小学生600円

▼うらりマルシェ
住所:神奈川県三浦市三崎5-3-1
駐車場:あり(有料)
URL:http://www.umigyo.co.jp
にじいろさかな号 URL: http://www.umigyo.co.jp/nijiiro.html

日米の文化が融合する「どぶ板通り商店街」

三崎漁港を出発して134号に戻り、横須賀を目指して三浦半島の東側を北上します。

三崎漁港付近は釣り人や漁業関係者の行き来が多いので、運転は慎重に
三崎漁港付近は釣り人や漁業関係者の行き来が多いので、運転は慎重に
東京湾をはさみ、遠くに千葉県の内房を望みながらのドライブ
東京湾をはさみ、遠くに千葉県の内房を望みながらのドライブ

途中、洋式灯台としては日本で一番古い「観音崎灯台」に寄り道することにしました。「観音崎公園」第一駐車場から灯台まで、原生林に包まれた遊歩道を5分ほど歩きます。

 灯台は「観音崎公園」内にあり、内部を見学することができる(入館料200円)。管理は海上保安庁が行っている
灯台は「観音崎公園」内にあり、内部を見学することができる(入館料200円)。管理は海上保安庁が行っている

観音埼灯台は開国後、最初に作られた洋式灯台です。当初はレンガ造りの四角いフランス風の洋館建てでしたが、1922年に地震により倒壊。新たにコンクリート造りの灯台が建設されます。しかし翌1923年に起きた「関東大震災」で再び倒壊してしまいます。

現在の灯台は三代目で、1925年に再建されたもの。その美しさから1998年に「日本の灯台50選」に指定されています。

観音埼灯台から対岸の磯根崎(千葉県)まで4キロもない
観音埼灯台から対岸の磯根崎(千葉県)まで4キロもない
観音崎公園内を通る道路の車道と歩道を隔てるポールは、灯台の形状をしており可愛らしい
観音崎公園内を通る道路の車道と歩道を隔てるポールは、灯台の形状をしており可愛らしい

▼観音埼灯台
住所:神奈川県横須賀市鴨居4-1187
駐車場:あり(観音崎公園駐車場/有料)
URL:https://www.kanagawaparks.com/kannon/

すっかりと日の落ちた頃、最後の目的地「どぶ板通り商店街」に到着しました。

サテン地にワシや龍、トラといったオリエンタルな刺繍絵柄を施したスカジャンは、横須賀を象徴するファッション
サテン地にワシや龍、トラといったオリエンタルな刺繍絵柄を施したスカジャンは、横須賀を象徴するファッション

「スカジャン」発祥の地として有名な「どぶ板通り商店」。「どぶ板通り」は愛称で、「本町」、あるいは「本町商店街」が正式な名称となります。

どぶ板通り商店街は昼と夜で、まったく異なった顔を見せる
どぶ板通り商店街は昼と夜で、まったく異なった顔を見せる

かつて商店街を通る道の中央に「どぶ川」が流れ、塞ぐために敷いた「どぶ板」から「どぶ板通り商店街」の愛称が付けられました。

日本人観光客に向けたミリタリーファッションショップやアクセサリーショップと、米国海軍関係者に向けた飲食店やバーが軒を連ねる
日本人観光客に向けたミリタリーファッションショップやアクセサリーショップと、米国海軍関係者に向けた飲食店やバーが軒を連ねる

「どぶ川」は埋め立てられ「どぶ板」も撤去されたましたが、現在も「どぶ板通り商店街」の愛称で呼ばれています。

商店街を通る道には、横須賀になじみの深い著名人の手形レリーフが設置されている
商店街を通る道には、横須賀になじみの深い著名人の手形レリーフが設置されている

商店街の不思議な情緒を満喫し、そろそろ帰る時間となったのですが……。少し休憩していくことにしました。

提供される華やかなフードは、地産地消をモットーとしている
提供される華やかなフードは、地産地消をモットーとしている

商店街の東端にある「one drop cafe」で、「いちごパフェ(1,000円)」と「ダッチベイビーパンケーキ(700円)」をオーダー。歩いた身体に糖分を補給します。

地産のイチゴがふんだんに盛られたパフェ! クリームに負けないくらい、甘いイチゴが使用されていた
地産のイチゴがふんだんに盛られたパフェ! クリームに負けないくらい、甘いイチゴが使用されていた
「ダッチベイビー」はオーブンでじっくりと焼き上げたパンケーキのこと。ドイツで生まれ、アメリカで育った料理とされている
「ダッチベイビー」はオーブンでじっくりと焼き上げたパンケーキのこと。ドイツで生まれ、アメリカで育った料理とされている

▼どぶ板通り商店街(本町商店街)
住所:神奈川県横須賀市本町2-7(振興組合)
駐車場:コインパーキングが多数あり
URL:https://dobuita-st.com/

今回のドライブに使用したクルマ:トヨタ「ハリアー」

高速道路の合流や加速も楽々とこなす力強さが魅力
高速道路の合流や加速も楽々とこなす力強さが魅力

三浦半島の周遊ドライブには、トヨタのSUV「ハリアー」を利用しました。パワフルなエンジンと良好な乗り心地で、アップダウンのある三浦半島も快適に走ることができました。レザー調で高級感のあるインテリアは、ドライブを特別なものにしてくれます。運転席からの視界も良好で、入り組んだ港町の道も快適に走ることができました。カレコの車種クラスは「ミドル」です。

上質な内装が、運転をより楽しいものにしてくれる
上質な内装が、運転をより楽しいものにしてくれる

<今回のドライブのカーシェア料金>
時間料金:6,700円(12時間パック×1)
距離料金:2,880円(16円×180㎞)
=総額:9,580円

>>>トヨタ「ハリアー」のあるステーション

>>> 「カレコ・カーシェアリングクラブ」の料金

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※店舗などの営業状況は取材時のものです。

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