静岡県三島市にある「三島スカイウォーク」は、日本最長の歩行者専用大つり橋。全長400m、高さ70mもある大つり橋からは、富士山や駿河湾、伊豆の山並みなど見渡す限りの絶景が一望できます。
周辺の森林を生かしたスリル満点のアクティビティや、動物とのふれあい体験、地元の食材を使ったグルメなど、家族やカップルで楽しめるスポットが満載です。そんな魅力たっぷりの「三島スカイウォーク」を満喫してきました。
<目次>
・東京インターチェンジから約90分で到着
・「スカイガーデン」でエネルギーチャージ
・メインの大つり橋へ入場!「南ゲート」へ
・動物たちとのふれあい体験を楽しめる「ふろっく」
・空を駆け抜ける「ロングジップスライド」
・「森のキッチン」で看板メニューのカレーを味わう
・名物ソフトクリーム&お土産をゲット
・「山中城跡」と「箱根関所」で、歴史に思いを馳せる
・今回のドライブで利用したクルマ:トヨタ 「ハリアー」
東京インターチェンジから約90分で到着
三島スカイウォークまでは、東京インターチェンジから東名高速道路に乗り、厚木インターチェンジで小田原厚木道路へ。そして、小田原西インターチェンジで箱根新道から終点「箱根峠」へと進み、一般道に降りて約10分で到着。約90分のドライブでした。
この日は天気に恵まれ、東名高速道路をドライブ中から富士山が視界に飛び込んできました。はじめは小さく見えた富士山も、目的地に近づくころには息を飲むほどの大きさに。そのおかげもあって、到着まで期待に胸が膨らみます。
駐車場は、障害者用の駐車スペースを含め最大400台。全体的に広々としていて、子どもの乗り降りやベビーカーの出し入れも、ストレスなく行えました。車椅子やベビーカー(有料)、ペットカート(有料)の貸出も行っているので、現地でレンタルしてもよいでしょう。
「スカイガーデン」でエネルギーチャージ
大つり橋を渡る前に、まずはサウスエリアの見所のひとつ、「スカイガーデン」へ。ベゴニアやゼラニウム、ペチュニアなど、さまざまな花々が天井を覆うショッピングエリアには、地元、箱根西麓三島の食材を生かした軽食や土産店、雑貨店が並びます。
90分のドライブで消耗した体力を取り戻すべく、一息つくことに。スカイガーデンにある「箱根西麓三島農園831JUICE」では、とれたての地元の野菜や果物をスムージーやフレッシュジュースにして味わえます。どちらも余計な甘さがなく、野菜やフルーツの味が存分に引き出されたすっきりした味でした。
メインの大つり橋へ入場!「南ゲート」へ
大つり橋には「南ゲート」から入ります。すぐ横のチケット売り場でチケットを購入しましょう。入場料は、大人1,100円、中高生500円、小人200円(乳幼児は無料)です。
つり橋を渡る直前には展望台があります。つり橋と富士山のベストショットを撮りたい方は、こちらで撮るのがおすすめです。この日は天気が良く、期待値高めで撮影に望みましたが、なんとシャッターをきるタイミングで、富士山が雲に隠れてしまいました。
いよいよ大つり橋へ! ファーストインプレッションは、「高い!長い!狭い!」。高さはある程度想像していたものの、距離は想像以上で、ゴールが小さく遠くに感じました。
つり橋の幅は、約1.6m。車椅子やベビーカーがすれ違うことはできますが、大人2人がすれ違えば、それ以上の人が入る余裕はありません。その距離と幅の狭さが、よりスリルを感じさせます。風やつり橋を渡り歩く人の振動でつり橋が揺れ、渡り終えるまで緊張の連続でした。
360度見渡せる街並みや山並みの景色は、ため息が出るほどのすばらしさ。この青空と絶景に最高の清々しさを感じることができました。
動物たちとのふれあい体験を楽しめる「ふろっく」
大つり橋を渡りきると、「ノースエリア」が見えてきます。「ノースエリア」には、動物とのふれあいを楽しめる「ふろっく」やミュージアム、さまざまな体験型アクティビティ、カフェなどがあり、1日ではすべてを体験しつくせないほどです。
まずは、フクロウや小動物とのふれあいを楽しむことができる「ふろっく」に入ることにしました。店内に入ってすぐのエリアは、動物のキャラクターなどを扱う雑貨屋となっています。動物とのふれあいコーナーは奥の部屋にあり、入場料(大人も小人も一律1,100円)が必要です。
中に入ると、早速フクロウが目の前に! 大きいフクロウもいれば、手のひらに乗りそうな小さいフクロウも。おそるおそる触れてみると……見たままのふかふかな手触りで、一瞬でとりこになり癒されました。
フクロウエリアを抜けると、小動物エリアに続いています。このエリアでは、ハリネズミやモルモット、うさぎなどの動物たちと出会えます。
小動物は、触れるだけでなく抱っこできるものもあります。動物たちとの記念撮影は基本的にOKですが、中には禁止されているものもあるので、係の人に確認しましょう。
空を駆け抜ける「ロングジップスライド」
次は、大人気のアクティビティ、「ロングジップスライド」に挑戦! 「ロングジップスライド」は、ノースエリアの「tree tree tree」というショップで申し込むことができます。利用料は2,000円で、誓約書の記入が必要です。
参加条件は、小学4年生以上もしくは身長140cm以上、体重100kg以下と定められています。詳しくはウェブサイトで確認してください。申し込みを済ませ、インストラクターの講習を受けたら、いざ出発。
往路はまず、富士山を背に「サウスエリア」に向かってスタート。スタート直前はさすがに足がすくみましたが、地上から足を放せば、あとは身を任せるのみです。風をきって突き進む爽快感と大自然を感じる素晴らしい景色に、すっかり魅了されてしまいました。
復路は富士山に向かって滑走。往復560mですが、距離を感じさせないほど、あっという間に到着。つり橋とはまた違うスリリングな体験に、終始大興奮でした。
「三島スカイウォーク」では、「ロングジップスライド」のほかにも魅力的なアクティビティがたくさんあります。
「フォレストアドベンチャー」で体を動かしたり、専用の乗り物を使った「セグウェイツアー」、「ゴーゴーバギー」などで森の中を散策したりするのもおすすめ。アクティビティはすべて有料です。詳しくはウェブサイトでご確認を。
「森のキッチン」で看板メニューのカレーを味わう
「Kicoroの森」という無料の散歩コースで自然の空気をたっぷり味わった後、「サウスエリア」に戻ってランチを取ることにしました。
三島市の食材を生かした看板メニューのカレーや、パンケーキが大人気の「森のキッチン」へ。アクティビティ後でお腹が減っていたので、箱根西麓三島野菜、箱根山麓豚、三島馬鈴薯を使用したコロッケ付きカレーをオーダー。カレーは甘口と辛口が選べます。
野菜は絶妙な塩加減でそれぞれ素材の味が引き立っており、カレーとベストマッチ。コロッケはしっとりした食感で、どれもおいしくあっという間に食べ終えました。テイクアウトができるコロッケも追加購入。クリームベースのコロッケで、濃厚な食感が後を引くおいしさでした。
名物ソフトクリーム&お土産をゲット
さまざまな体験やグルメを楽しんだ後は、「森のキッチン」のすぐ横の「GIFT SHOP」で買い物をしました。
いくつもある「三島スカイウォーク」のオリジナルグッズの中から、ステンドグラス風のキーホルダーにひとめぼれ。光に照らすとキラキラ透けて見えるかわいさが気に入りました。そのほか、三島や箱根、富士山グッズなど多種多様なグッズが取り揃えられているので、ぜひチェックしてみてくださいね。
ショッピングの後は、カフェ「SKYWALK COFFEE」へ。有機栽培のコーヒーをはじめとする多種ドリンク、ソフトクリームのほか、プリンやワッフルなどのデザートを注文できます。
「星ソフト」と「スカイウォークラテ」は、どちらも思わず写真におさめたくなるかわいさでした。「星ソフト」のカラフルなトッピングはもち米で作られたあられで、濃厚なアイスにカリッと香ばしいあられの食感がマッチ。外の気温も心地よく、テラスでゆっくり過ごすことができリフレッシュできました。
▼三島スカイウォーク
住所:静岡県三島市笹原新田313
駐車場:あり(無料)
URL:https://mishima-skywalk.jp/
「山中城跡」と「箱根関所」で、歴史に思いを馳せる
「三島スカイウォーク」からクルマで5分の場所に、日本100名城(財団法人日本城郭協会)にも選出された「山中城跡」があります。
山城(山岳部の地形を利用して築かれた城)として有名な山中城は、1590年に豊臣軍に攻められ落城しましたが、現在も城跡が残っており、そのユニークな城郭の構造をひと目見ようと、全国から歴史ファンが訪れています。
「山中城跡」からクルマで10分ほどの距離には「箱根関所」も。江戸後期の「箱根関所」が完全復元されており、一歩足を踏み入れれば、当時の旅人気分が味わえます。「箱根関所」は専用の駐車場がないため、近隣のコインパーキングを利用しましょう。
▼山中城跡
住所:静岡県三島市山中新田410-4
駐車場:あり(無料)
▼箱根関所
住所:静岡県三島市笹原新田313
駐車場:なし
URL:https://hakonesekisyo.jp
今回のドライブで利用したクルマ:トヨタ「ハリアー」
スタイリッシュで高級感のある内外装に加え、しなやかで上質な乗り心地からも人気のトヨタ「ハリアー」。ラグジュアリーな室内は気持ちにゆとりが生まれ、ロングドライブには特にうってつけ。終始リラックスして運転ができました。収納スペースも豊富なので、荷物が多い場合も頼れる1台です。
<今回のドライブのカーシェア料金>
・プラン:ベーシック
・車種クラス:ミドル
・時間料金:6,700円(12時間パック)
・距離料金:2,720円(16円×170km)
合計:9,420円
>>>トヨタ「新型ハリアー」のあるステーションはこちら
>>>「カレコ・カーシェアリングクラブ」の料金
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