大阪のイメージは食の街、商売の街とさまざまですが、少し足を伸ばせば豊かな自然があふれ、意外な面白さがあります。今回は、おトクな12時間パックを利用して、大阪府の北部にある吹田市・豊中市・池田市など北摂エリアのおすすめドライブスポットを巡りました。
<目次>
・「アルファード」で大阪ドライブに出発
・広大な癒しスポット「万博記念公園」
・絶品! 万博記念公園名物の「万博ソフト」
・絶景スポット「五月山」から大阪を一望
・大阪の玄関口「大阪国際空港」へ
・北摂エリアのおすすめスポット
・今回のドライブで利用したクルマ:トヨタ「アルファード」
「アルファード」で大阪ドライブに出発
今回のドライブは、地下鉄御堂筋線の本町駅近くにある「船場パーキング」に設置されたトヨタの「アルファード」を利用しました。
ステーションから万博公園へは、曾根崎通りまで出て新御堂筋を北上し、千里ICを右折する下道のルートでクルマを走らせます。万博記念公園までの所要時間は45分ほどです。
広大な癒しスポット「万博記念公園」
駐車場にクルマを停め、最初の目的地である万博記念公園に向かいます。まず、出迎えてくれたのが「太陽の塔」。「太陽の塔」は岡本太郎さんの代表作であり、1970年の大阪万博のシンボルでもありました。延べ6,000万人もの人が来場した大阪万博は、東京オリンピックと共に戦後復興を代表するイベントで、その会場跡地が万博記念公園として残されています。
「太陽の塔」の真下あたりに遊歩道があり、そこから見上げる塔の高さは約70m、基底部の直径は約20m、腕の長さは約25mもある、迫力に満ちた塔なのです。
「太陽の塔」は2018年から内部が一般公開され、予約制で入れるようになりました。「太陽の塔」の内部には「生命の樹」と呼ばれる巨大な木のモニュメントを中心にさまざまな生き物たちの模型が展示されファンタジックな異空間が楽しめます。
▼万博記念公園
住所:大阪府吹田市千里万博公園1−1
URL:https://www.expo70-park.jp/
駐車場:あり
▼太陽の塔内部
住所:万博記念公園内
URL:https://reserve.taiyounotou-expo70.jp/
入場料(太陽の塔のみ):大人 720円、小中学生 310円 (完全予約制。当日予約の受付ができる場合もあります)
絶品! 万博記念公園名物の「万博ソフト」
万博が開催された当時は、大きな屋根が「太陽の塔」の周りを覆っていました。その屋根の鉄骨の一部が残され、現在はお祭り広場に展示されています。近づいてみると途方もないスケールに驚きます。こちらは丹下健三さんの設計だそう。
万博記念公園に名物のソフトクリームがあるという情報を聞き、早速食べてみることにしました。国立民族学博物館近くの「ノースガーデン」で販売されている「万博ソフト」だそう。
味はバニラ、ストロベリー、ミックスの3種類。今回はミックスでオーダーしてみました。ボリューム感のあるクリームの上に、イチゴが1つトッピングされた姿がキュートです。濃厚なミルク感を感じるバニラと、シャーベットのように爽やかなストロベリーのハーモニーは格別でした!
続いて、万博記念公園の散策へ。広大な敷地の中にはさまざまなスポットがありますが、その中でもノースガーデンから徒歩で約2~3分の場所にある「夢の池」が目を引きました。
さまざまな形のスワンボートがあり、謎のオブジェがいくつも浮かぶ「夢の池」。万博開幕中、オブジェは噴水として機能していたそうです。
万博記念公園内には、大阪万博のパビリオンだった「鉄鋼館」を改修して、2010年3月に「EXPO’70パビリオン」がオープン。大阪万博に関する数多くの資料や写真などが展示され、懐かしい大阪万博の時代が感じられます。
▼ノースガーデン
住所:万博記念公園内 国立民族学博物館近く
URL:https://www.north-garden.net/
▼EXPO’70パビリオン
住所:万博記念公園内
URL:https://www.expo70-park.jp/facility/other/other-07/
入場料:高校生以上 210円(税込み)、中学生以下 無料
絶景スポット「五月山」から大阪を一望
池田市から箕面市にかけて広がる「五月山」(さつきやま)」は、都会の中に突如として自然いっぱいの山が存在し、ニホンザルやタヌキまでもが住んでいるのだとか。そんな五月山は、頂上から「五月山ドライブウェイ」が通じており、クルマから降りずに一気に登山することができます。
入口のゲートで料金を支払い、いざ五月山ドライブウェイへ!ここからは急勾配と急カーブの連続となります。少し急峻になった箱根ターンパイクのような雰囲気です。
急なカーブと登り坂が連続しますが、どんどん上がる標高と共に開ける景色にドライブのテンションも上がること間違いないでしょう。
登る途中で、いくつかの展望スポットや駐車場がありますが、最も高い所にあるのが「日の丸展望台」です。らせん状になったスロープが印象的でした。
延々とスロープを進んでいくと……。
視界いっぱいに広がる大阪の景色にしばらく見惚れてしまいました。写真の真ん中にある建物の無いエリアは、大阪国際空港こと伊丹空港です。この「日の丸展望台」から飛行機の離発着も見えます。五月山ドライブウェイには他にもいくつかの展望台があり、中でも「秀望台」は標高が低いながらも遮る木々が少ないため、夜景スポットとして人気です。
▼五月山ドライブウェイ
住所:大阪府池田市綾羽2丁目
URL:https://www.ikedashi-kanko.jp/satsukiyama
料金:普通自動車 300円(税込み)
駐車場:あり
大阪の玄関口「大阪国際空港」へ
五月山から見えた飛行機をもっと間近で見たくなり、大阪国際空港(伊丹空港)に向かうことにしました。「五月山ドライブウェイ」からクルマを走らせ約20分で到着です。
国際空港としての機能は全て関西国際空港に譲り、国内線の就航のみとなった今も正式名称は大阪国際空港ですが、大阪の中心部に近く、日本各地に行くための空港として、重要な役割を果たす空港です。
2020年に大規模なリニューアルが行われ、ターミナル内のレストランなどが大充実! 今では観光目的で立ち寄っても楽しめる空港になりました。
4階の展望デッキ「ラ・ソーラ」も大改修が行われ、2018年にリニューアルオープン。全長400m、総面積7,700平方メートルと改修前の1.5倍も広くなり、木材が敷き詰められたウッドデッキとして無料で開放されています。
大型のジェット機から小型のプロペラ機までさまざまな飛行機が離発着する様子は、なかなかの見応えがありますよ。
▼大阪国際空港(伊丹空港)
住所:大阪府豊中市螢池西町3丁目555
URL:https://www.osaka-airport.co.jp/
駐車場:あり
北摂エリアのおすすめスポット
大阪の中心部から少し離れた北摂エリアですが、まだまだおすすめのドライブスポットがあります!池田市にある「カップヌードルミュージアム」は、インスタントラーメンの歴史をさまざまな表現方法で展示したミュージアム。元祖インスタントラーメンの「チキンラーメン」発明秘話から、一世を風靡した「カップヌードル」、そして世界のインスタントラーメンの展示がされています。自分好みのカップヌードルが作れる「マイカップヌードルファクトリー」で、あなただけのカップヌードルを作ってみるのも楽しいですよ!
▼カップヌードルミュージアム 大阪池田
住所:大阪府池田市満寿美町8-25
URL:https://www.cupnoodles-museum.jp/ja/osaka_ikeda/
駐車場:あり
入場料:無料
ドライブの疲れを癒すには、やっぱり温泉が最高です。日帰り温泉施設「神州温泉 あるごの湯」では、展望風呂や6種類の内湯、そしてロウリュも楽しめるサウナもあります。温泉で体を温めた後に、自家製の手打ち蕎麦が楽しめるレストラン「四季旬菜かんざき」で旅の思い出を振り返るのも良いでしょう。
▼神州温泉 あるごの湯
住所:大阪府豊中市神州町1-16
URL:http://www.algo7.jp/spa/
駐車場:あり (無料)
今回のドライブに使用したクルマ:トヨタ 「アルファード」
3列シートと両側スライドドアを持ち、ゆったりとした空間に最大7人まで乗れるミニバン、アルファード。乗り心地の良さや静粛性の高さは、さすが高級ミニバンといったゴージャスな雰囲気を楽しめます。
ドライビングポジションの設定も柔軟にでき、左右の視界も良好なので、初めての方でも違和感なく運転できる一台です。
<今回のドライブのカーシェア料金>
・料金プラン:ベーシック
・車種クラス:プレミアム
・時間料金: 9,800円(12時間パック)
・距離料金: 1,440円(20円×72km)
合計:11,240円
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