宮島、天橋立と並んで日本三景にうたわれる宮城県松島町・松島。大小260もの島・奇岩の並ぶ絶景とグルメで人気の観光スポットです。かの松尾芭蕉も言葉を失ったという美しい風景と旬のグルメを目当てに仙台市内からドライブに出かけました。
<目次>
・マツダ 「CX-5」で、松島ドライブに出発
・「松島観光協会かき小屋」で殻付きかきをお腹いっぱい堪能
・透かし橋を通って五大堂へ
・五大堂の景色と一緒に味わうソフトクリーム
・伊達政宗の生涯をろう人形で再現
・まだまだある松島のおすすめドライブスポット
・今回のドライブで利用したクルマ:マツダ 「CX-5」
マツダ 「CX-5」で、松島ドライブに出発
今回のドライブでは、仙台市内の「リパーク仙台一番町1丁目」にあるマツダの「CX-5」を利用しました。カーナビの指示に従い海岸線を目指します。約50分で松島町に入り、最初に向かったのは、松島海岸の東に位置する福浦島です。レストハウスで通行券を購入し、目に鮮やかな朱塗りの福浦橋を渡って島へと向かいます。
橋を渡りきり、反時計回りに島の外周を歩きます。くっきりとした断層を横目に坂を登っていくと、視界が開け、大小無数の島々を望むことができます。
もう少し登って、弁天堂でお参り。この弁天堂にカップルでお参りすると弁天様が嫉妬して別れさせてしまうといううわさがあるのだとか。
柔らかく歩きやすいウッドチップの遊歩道を進み島の最先端にある見晴台へと歩きます。急勾配の道のりを進み、見晴台に到着すると、松の木越しにさまざまな形の島が陸地からよりも間近に見えました。
福浦島はゆっくり回ると30~50分くらいかかります。遊歩道は整備されてはいますが、かなり大きな起伏がありますので、歩きやすい靴で行くのがおすすめです。
▼福浦島
住所:宮城県宮城郡松島町松島仙随39-1
駐車場:なし
URL:http://www.town.miyagi-matsushima.lg.jp/index.cfm/8,8393,36,html
「松島観光協会かき小屋」で殻付きかきをお腹いっぱい堪能
福浦島散策でお腹が空いたので、漁港近くにある「松島観光協会かき小屋」へ。旬を迎える10~3月の冬季限定で松島観光協会がかき小屋を運営し、焼きがきを40分間食べ放題で楽しむことができます。
事前会計後、かきがセットされた鉄板を囲む席に案内されます。まずは、かきの剥き方・食べ方について浜のお母さんからレクチャーを受けました。飲み物やレモンが欲しい場合は、かきに火が通るまでに買っておいたほうがよいとのこと。
湯気がもうもうと立ち上り始め、ほどなく出来上がりです。鉄板いっぱいの殻付きかきが登場します。
まずは教えていただいた通り、殻がしっかり開いているかきから食べていきます。
「30個食べたら元取れるから、どんどん食べてねー」と、元気なお母さんの声かけに食欲も進みます。かきだけを食べ続けても、案外食べ飽きません。夢中で食べていると「かきご飯もあるよー。食べないかい?」とのことで、いただくことにしました。
剥いては食べ、殻は足元の一斗缶の中へ。後半はレモンを絞りつついただきました。そろそろもういいかなと思いかけたところで、「まだ時間あるよ。もっと食べるかい?」と提案され、あっさり承諾してしまうほどおいしい松島のかきでした。
営業時間も短く、大人気のかき小屋ですので、事前に松島観光協会のウェブサイトから予約をして訪れるのが間違いないようです。数量限定のかきご飯も予約時にお願いできるとのこと。
▼松島観光協会かき小屋
住所:宮城県宮城郡松島町松島字東浜12-1
駐車場:あり(無料)
URL:https://www.matsushima-kanko.com/taberu/detail.php?id=287
透かし橋を通って五大堂へ
次は国道45号に戻り、五大堂へ向かいます。島全体が聖域となっているため「身も心も乱れのないよう、足元をよく見つめて気を引き締めるように」という意味が込められている透かし橋を渡ってお堂まで歩きます。
現在の五大堂は、伊達政宗が1604年に建てたもので、東北地方で現存する最古の桃山建築だそう。
十二支の彫刻が精巧で、とても400年以上前に作られたものとは思えませんでした。
▼五大堂
住所:宮城県宮城郡松島町松島字町内111
駐車場:なし
URL:https://www.matsushima-kanko.com/miru/detail.php?id=141
五大堂の景色と一緒に味わうソフトクリーム
五大堂から道路を挟んで向かい側の「松華堂菓子店」でひと休みすることにしました。木の階段を上ると、外のざわめきから切り離された落ち着く空間が。正面の全面ガラスからは先ほど訪れた五大堂と日本三景碑が望めます。
ソフトクリームにやさしいあんこと柔らかな杏が添えられたパフェをいただきました。
濃厚なソフトクリームですが後味はさっぱり。あんこと杏を交互に食べるとあっという間に完食。「松華堂」は、カステラが有名なので、カステラと珍しいカステラのラスクをお土産に購入しました。
「松華堂菓子店」の1階の「松島雪竹屋」では、焼き立ての手焼きせんべいを始めとして、いろいろな種類のおせんべいがあります。「松華堂菓子店」で提供しているソフトクリームを手軽に食べることもでき、お土産におせんべいも購入できます。
どちらも松島のおいしいお菓子がぎゅっと詰まった店舗でした。
▼松華堂菓子店・松島雪竹屋
住所:宮城県宮城郡松島町松島字町内109
駐車場:なし
URL:https://jp.shokado.eu/
伊達政宗の生涯をろう人形で再現
せっかく伊達政宗の縁の地に来たのですから、歴史も学びたいところ。「みちのく伊達政宗歴史館」に向かいました。立派な門構えのゲートを通って、入場料を支払い中に入ると、早速、堂々とした伊達政宗のろう人形が騎乗でお出迎え。なかなかの迫力です。
続いて、東北地方の偉人たちのろう人形50体がずらりと並びます。道なりに進んで行くと、伊達政宗の生涯のコーナーが始まります。誕生から幼少期、晩年までの25の場面をろう人形で再現しています。途中、政宗公の頭骨の形状などから再現した声を聞くことができる展示もあり、かなりの見応えです。じっくり見て回るとけっこうな時間を要しますので、余裕をもって訪れるといいでしょう。
▼みちのく伊達政宗歴史館
住所:宮城県宮城郡松島町松島字普賢堂13-13
駐車場:あり(無料)
URL:https://www.date-masamune.jp/about.php
まだまだある松島のおすすめドライブスポット
松島には、まだまだクルマで訪れたいおすすめスポットがあります。「松島レトロ館」は、昭和のおもちゃやレコード、生活雑貨など約8,000点がずらりと展示されていて松島の中でも異色のスポットです。懐かしいものに囲まれてしばしのタイムスリップ気分が味わえます。
▼松島レトロ館
住所:宮城県宮城郡松島町松島字普賢堂48-1
駐車場:あり(無料)
URL:http://ww35.tiki.ne.jp/~akinomiya-m/
松島町のお隣、利府町には「馬の背」があります。波の浸食により細くなった形状は天然の桟橋とも言われています。最近は「映えスポット」としても有名です。ただし、足元が悪く、柵もないため見学の際には十分ご注意ください。
▼馬の背
住所:宮城県宮城郡利府町赤沼櫃ケ沢
駐車場:あり(無料)
URL:https://www.town.rifu.miyagi.jp/gyosei/soshikikarasagasu/hisyoseisaku/hisyo/1/4290.html
仙台の定番土産と言えば、「笹かまぼこ」。「笹かまぼこ」の命名をしたという阿部蒲鉾店が松島にもあります。店内では「笹かまぼこ」の手焼き体験もできます。
▼阿部蒲鉾店 松島寺町店
住所:宮城県松島町松島字町内58
駐車場:あり(無料)
URL:https://www.abekama.co.jp/store/
今回のドライブで利用したクルマ:マツダ 「CX-5」
スタイリッシュなフォルムと抜群の安定性がある「CX-5」。走るほどに路面を踏みしめるようなどっしりとした安定感に、守られているような感覚で走ることができました。
革張りの高級感あふれる室内は居心地が良く、パワーシートをはじめとする機能性の高さに快適なドライブを楽しみました。安全運転で冬の松島ドライブを楽しんでください。
<今回のドライブのカーシェア料金>
・プラン:ベーシック
・車種クラス:ミドル
・時間料金: 8,300円(24時間パック)
・距離料金: 1,206円(18円×67km)
合計:9,506円
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