熊本にカレコステーションがオープンしました!カーシェアを使って、阿蘇の大自然を満喫するドライブ旅を楽しんでみませんか?今回は、熊本駅周辺のステーションを出発し、日帰りで巡れる熊本のおすすめドライブルートを紹介します。
〈目次〉
・裏側から滝を眺めることができる「鍋ヶ滝」
・ミラーガラス張りの「道の駅小国 ゆうステーション」
・360度の大パノラマで眺める展望台「大観峰」
・草原の真ん中を走るミルクロードから「絶景駐車場」へ
・見渡す限りに広がる緑の大草原「草千里ヶ浜」
・阿蘇の旬の素材を使ったアイスクリームが絶品「ニュー草千里」
・今回のドライブで利用したクルマ:ホンダ 「フリード」
裏側から滝を眺めることができる「鍋ヶ滝」
今回は、熊本駅東口から徒歩5分の位置にある「リパークJR熊本駅前第2」から出発します。車種は、3列シートでゆったり過ごせるホンダのフリードを選択。予約時間にクルマを借りて、阿蘇方面に向かってドライブスタートです。
まずは熊本環状道路を経由して、国道387号を進みます。2時間ほどで到着したのが、最初の目的地「鍋ヶ滝」です。鍋ヶ滝は、お茶のCMのロケ地にもなったことでも知られる阿蘇を代表する観光スポット。まるでカーテンのように水が流れ落ちています。
そして、鍋ヶ滝の最大の特徴は、裏側から滝を眺められることです! 滝の隙間から光が差し、森が広がる幻想的な光景が広がります。
滝を間近に見ることができるため、カメラマンにも大人気のフォトスポットです。早朝には光芒が出現することもあるのだとか。また、春のライトアップや秋の紅葉、冬は滝の一部が凍るなど、季節によって表情を変えます。遊歩道が整備されていますが、滝周辺は滑りやすくなっているので転倒に注意してください。スニーカーなどの歩きやすい靴で行くのがおすすめ。
鍋ヶ滝は、事前予約制入園ですが、当日でもインターネット予約・購入は可能です。
▼鍋ヶ滝公園
住所:熊本県阿蘇郡小国町黒渕
駐車場:あり(無料)
事前入園予約はこちら
https://ogunitown.info/nabegataki/
※入園料金は、大人(高校生以上)300円(税込み)、小人(小・中学生)150円(税込み)、小学生未満は無料。
ミラーガラス張りの「道の駅小国 ゆうステーション」
鍋ヶ滝から10分ほどクルマを走らせて、次に立ち寄るのは県道387号線、212号線沿いにある「道の駅小国 ゆうステーション」。旧国鉄「肥後小国駅」の跡地に建てられた木造施設です。日本初の木造立体トラス工法の建物は、外壁はミラーガラス張り、内部は小国杉を多く使用した空間となっています。
施設の1階にある売店では、小国町や熊本県の特産品や小国杉、ヒノキを使った工芸品などが販売されています。2階の観光案内では、小国町や県内外のマップやパンフレットが並んでいるので、ぜひここで情報収集もしておきましょう。
▼道の駅小国 ゆうステーション
住所:熊本県阿蘇郡小国町宮原1754-17
駐車場:あり(無料)
URL:https://sites.google.com/view/yustation-oguni
360度の大パノラマで眺める展望台「大観峰」
ゆうステーションからクルマで県道212号線を30分ほど走って向かうのは「大観峰」です。標高は936m。阿蘇北外輪山の最高峰に位置するこの展望台は、阿蘇エリアで欠かすことのできないドライブスポット。
何も遮るものがない360度の大パノラマで、烏帽子岳・杵島岳などの阿蘇五岳、くじゅう連峰などが一望できます。
駐車場から10分ほど歩くと大観峰の石碑があります。この展望台から眺める阿蘇五岳は、お釈迦様の寝姿に見えることから「阿蘇涅槃像(あそねはんぞう)」と呼ばれています。展望台の後方には見渡す限りの草原が広がっており、大分県のくじゅう連山まで見渡すことができます。
日の出、夕日、星空など、時間帯や季節によって違う景色に出合えるので何度も足を運びたくなるスポット。秋から冬にかけて雲海が発生することもあります。お土産店や食事処もあるので、ドライブの休憩がてら立ち寄ってみては。
▼大観峰
住所:熊本県阿蘇市山田
駐車場:あり(無料)
URL:https://kumamoto.guide/spots/detail/211
草原の真ん中を走るミルクロードから「絶景駐車場」へ
大観峰から県道12号、45号を経由し、外輪山の北東部へ。この道は北外輪山の尾根を辿る一般道であり、通称「ミルクロード」と呼ばれています。周辺に牧場が多く点在していて、牛乳運搬用の農道として整備されたことから名付けられました。ゆるやかなカーブと見晴らしの良い草原のど真ん中を爽快に走れるドライブルートになっています。
大観峰からミルクロードを10分ほど進むと「阿蘇スカイライン展望所」があります。ここは、別名「絶景駐車場」と呼ばれており、田園が広がる阿蘇谷、内牧市街の夜景と雲海が最も美しく見られる場所です。トイレや売店などはなく駐車スペースのみですが、阿蘇の絶景を眺めるにはぴったり。
▼阿蘇スカイライン展望所
住所:熊本県阿蘇市西湯浦
駐車場:あり
見渡す限りに広がる緑の大草原「草千里ヶ浜」
さらにミルクロードを走り、阿蘇ドライブのハイライトとも言える「草千里ヶ浜」へ。阿蘇五岳のひとつ、烏帽子岳(えぼしだけ)の北側のふもとに広がる約78万5000㎡もの大草原です。直径は約1kmで、小高い山を挟んだ東西には雨水が溜まってできたという2つの池があります。東側には、中岳が噴煙を上げる様子も眺めることができます。
草千里ヶ浜は、2013年に国の史跡名勝天然記念物に指定されました。鮮やかな緑が輝く夏、幻想的な白銀の世界が広がる冬と、一年を通じて全国から足を運ぶ人が絶えず、多くの人達に親しまれている観光地です。火山活動によって近付けない場所もあるので、詳細は阿蘇火山防災会議協議会のホームページで事前に確認しましょう。
放牧された馬を眺めつつ、のんびり散策できるので心も体もリフレッシュできます。絶好のロケーションの中、草原をぐるりと一周できる乗馬体験も人気です。手引きなので初心者や子どもでも安心して楽しめます。
▼草千里ヶ浜
住所:熊本県阿蘇市草千里ヶ浜
駐車場:あり(無料)
URL:https://kumamoto.guide/spots/detail/210
阿蘇の旬の素材を使ったアイスクリームが絶品「ニュー草千里」
草千里ヶ浜に来たらぜひ立ち寄りたいのが「ニュー草千里」。草千里の正面に位置している複合施設です。1Fには熊本・阿蘇の名産品などを販売する「山ノ駅物産館」、自家焙煎カフェ「草千里珈琲焙煎所」と「New ice cream shop」があります。
阿蘇で採れた旬の野菜や果物を素材のおいしさをそのままアイスにした「New ice cream shop」では、ミルクやいちごの定番はもちろん、紫芋やジンジャー、甘酒など12種類の味が楽しめます。2種類のアイスを選べるダブル(カップ 700円、コーン 750円 税込み)がおすすめ。お店こだわりのコーヒーとともに、ドライブ旅の疲れを癒やしてみては。
▼草千里珈琲焙煎所/New ice cream shop
住所:熊本県阿蘇市永草2391-15
駐車場:あり(有料)
URL:http://www.newkusasenri.com/#footer
今回のドライブで利用したクルマ:ホンダ 「フリード」
ちょうど良いサイズで運転しやすいホンダの「フリード」。7人乗りの3列シートですが、全長が4,265 mmと短めのミニバンです。
3列目のシートを格納すると広い荷室としても使えます。つい荷物が増えがちな旅行にぴったりです。ゆとりのある車内空間で、SUVらしい快適な熊本ドライブを楽しみました。
<今回のドライブのカーシェア料金>
・料金プラン:ベーシック
・車種クラス:ミドル
・時間料金: 6,700円(12時間パック)
・距離料金: 3,150円(18円×175km)
合計:9,850円
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