長野駅にも三井のカーシェアーズのステーションがオープン! カーシェアを使って、長野のドライブ旅を楽しんでみませんか? 今回は、長野駅周辺のステーションを出発し、松本や安曇野を日帰りで巡るドライブ観光ルートをご紹介します。
〈目次〉
・築城当時のままの姿が残っている「国宝 松本城」へ
・洋風と和風が入り混じる独特な建築様式「旧開智学校」
・“カエル”が点在する「なわて通り商店街」を散策
・北アルプスの美しい湧水のわさび畑が広がる「大王わさび農園」
・まだまだある、長野駅近郊のおすすめドライブスポット!
・今回のドライブで利用したクルマ:トヨタ「ヤリスクロス HYBRID」
築城当時のままの姿が残っている「国宝 松本城」へ
今回のドライブ旅は、長野駅から約350メートルの場所にある「リパーク長野南石堂町椛屋」から出発します。車種は、低燃費で軽快な走りが楽しめるトヨタの「ヤリスクロス HYBRID」を選択しました。予約時間にクルマへ乗り込んだら松本市へ出発です。
まず長野駅から国道117号線を南下して、長野ICへ向かいます。中央自動車道・松本方面に進み、松本ICを目指します。高速出口を出て国道158号線を経由して「国宝 松本城」に到着。ここまで1時間20分ほどのドライブでした。駐車場は、城北側の市営開智駐車場を利用しましょう。
松本市のシンボル的な存在の松本城。築城は1504年といわれ、国宝に指定されている天守の築造年代は1593~4年と考えられています。築城当時のままの姿が残る五重六階の天守としては日本最古の城です。
特徴的なのは、白漆喰と黒漆で塗り分けた二色の外壁。アルプスの山並みをバックに、白と黒の外観のコントラストが美しく際立ちます。
松本城は、1930年(昭和5年)に史跡指定を受け、1927年に制定された「国宝保存法」によって1936年に国宝に指定。太平洋戦争の戦災を免れ、1952年に新たに制定された「文化財保護法」によって天守、乾小天守、渡櫓、辰巳附櫓(たつみつけやぐら)、月見櫓の5棟が国宝指定を受けました。
内部には鉄砲や具足、二の丸御殿跡の出土品などが展示されています。本丸庭園と天守観覧は有料(大人700円)ですが、松本城がある「松本城公園」は入場無料。春は桜、夏は若葉、秋は鮮やかな紅葉、冬は真っ白な雪景色と四季によって景観が変化するのも見どころのひとつ。季節を味わう公園の散策もおすすめです。
▼国宝 松本城
住所:長野県松本市丸の内4番1号
駐車場:あり(有料)
URL: https://www.matsumoto-castle.jp/
洋風と和風が入り混じる独特な建築様式「旧開智学校」
市営開智駐車場にクルマを停めたまま、歩いて松本市の街中を散策するのも便利。今回は、歩いて10分ほどの旧開智学校へ向かいました。
1876年(明治9年)に建てられた旧開智学校は「擬洋風建築(ぎようふうけんちく)」の校舎です。日本の伝統技術を駆使し、洋風の設計を施した建物は和風と洋風のデザインが調和されており、文明開化の歴史の空気を強く感じ取れる建築物。小学校として使われていたのは1963年(昭和38年)までの約90年間。日本で最古の学校建築のひとつで、1961年から国の重要文化財として、2019年には国宝に指定されました。
八角の太鼓楼とアーチの窓、天使たちが「開智学校」の旗を掲げている正面部分には「擬洋風建築」の意匠が凝縮されています。校舎は耐震工事のため休館していましたが、2024年11月上旬に再開館されました。
館内には、明治に開校した開智学校の教育の歩みを保存した学校資料のコレクションが展示されています。売店では、ここでしか買えないオリジナルグッズやお土産も取り扱っており、日本の近代教育と学校建築のはじまりに触れることができる施設です。
▼旧開智学校
住所:長野県松本市開智2ー4ー12
駐車場:あり(無料)
URL:https://matsu-haku.com/kaichi/
“カエル”が点在する「なわて通り商店街」を散策
続いては、なわて通り商店街へ。旧開智学校からは徒歩15分の場所に位置する商店街です。なわて通りの散策は松本城大手門駐車場の利用が便利なので、クルマを移動させてから向かうのもいいでしょう。
なわて通り商店街は終日歩行者天国になっており、多くの観光客が訪れる人気スポットです。江戸時代は、総掘りと女鳥羽川(めとばがわ)に挟まれた土手で、一本の縄を伸ばしたような真っ直ぐな道から「なわて通り」と呼ばれています。長屋の商店がずらっと続く通りは、どこか懐かしい雰囲気。昔ながらの雑貨店やオシャレなカフェなどが立ち並んでいます。
なわて通り商店街では、カエルをあしらった看板やオブジェを見つけることができます。これは、かつて女鳥川に生息した「カジカガエル」をモデルにしています。通りにはカエル大明神という神社もあり、毎年6月には「松本かえるまつり」が開催。カエルグッズを販売するお店もあるので、ユニークなお土産探しにもぴったり。
▼なわて通り商店街
住所:長野県松本市大手4丁目3(なわて通り商業協同組合事務所)
駐車場:なし(松本城大手門駐車場から徒歩3分)
URL: https://nawate.net/
北アルプスの美しい湧水のわさび田が広がる「大王わさび農場」
松本市街地の散策を終えたら、安曇野へドライブ。国道19号線から県道310号線を経由し向かったのは「大王わさび農場です」。
ここは、北アルプスからの豊かな湧水を利用して作られた日本最大級のわさび農場です。農場の面積は15ヘクタールで、最大のわさび畑は長さが約1kmあります。北アルプスの清らかな湧水が広大なわさび田に流れこみ、おいしいわさびを育てています。
広大なわさび田はもちろん、農場内にある蓼川の美しさはまるで絵画のような景色。黒澤明監督の映画「夢」のロケ地になった水車小屋もあり、情緒のある風景が広がっています。
おいしいわさびを味わえるグルメも充実。本わさび飯やわさびづくしそばが食べられる和食処や、湧水で淹れたコーヒーを提供するカフェがあります。お土産が揃う物販店には本わさびの直売はもちろん、わさびの食品がたくさん並んでいるのでぜひチェックしてみてください。
ここでぜひ食べておきたいのが、わさびソフトクリーム! 鮮やかな緑色と爽やかなわさびの香りが特徴です。ソフトクリームを販売するフードコートには、わさびコロッケやわさびフランクなどの軽食も味わえます。わさびづくしのグルメも楽しんでみては。
▼大王わさび農場
住所:長野県安曇野市穂高3640
駐車場:あり(無料)
URL:https://www.daiowasabi.co.jp/
まだまだある、長野駅近郊のおすすめドライブスポット!
松本や安曇野以外にも、長野にはドライブスポットが満載。長野駅から北側のエリアには、善光寺があります。さらに、長野駅周辺のステーションからバードラインを通って40分ほどで、戸隠そばで有名な戸隠エリアも。古くから霊場として信仰を集めてきた戸隠神社にも足を運びたいところ。
さらに、長野駅周辺のステーションから1時間半の距離には人気の観光地・軽井沢があり、白糸の滝や旧軽井沢銀座通りなどの観光名所巡りもできます。
今回のドライブで利用したクルマ:トヨタ「ヤリスクロス HYBRID」
トヨタの大人気コンパクトSUV「ヤリスクロス」。軽快な走り、高い利便性、先進の安全装備に加え、ハイブリッドシステムが実現したさらなる低燃費により、1回の給油でより長距離を走行できます。
ヘッドレスト一体式の硬めのシートは、身体を包むような座り心地で快適です。
<今回のドライブのカーシェア料金>
・料金プラン:ベーシック
・車種クラス:ベーシック
・時間料金: 5,700円(12時間パック)
・距離料金: 3,100円(20円×155km)
合計:8,800円
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