メルセデス・ベンツやBMWなどと肩を並べる日本のプレミアムブランド「レクサス」。中でも、トヨタ「ハリアー」などと近いサイズのミドルクラスSUV、「レクサスNX」は人気のクルマです。
これまでも三井のカーシェアーズで導入したことのあるモデルですが、新たにフルモデルチェンジにより2代目となった「レクサス新型NX」を導入しました!
<目次>
・「ハリアー」よりもコンパクト!? 「レクサスNX」サイズ
・上質なインテリアには14インチの大型ディスプレイも
・ゴルフバックを横向きに載せられる広い荷室
・「レクサス新型NX」の特徴的な操作や機能
・パワフルで重厚な走りと乗り心地
・「レクサス新型NX」は大阪、名古屋、札幌にも設置!
「ハリアー」よりもコンパクト!? 「レクサスNX」サイズ
三井のカーシェアーズで導入したのは、「レクサスNX250」というグレード。ハイブリッドではない、2.5リッターガソリンエンジンを搭載する仕様です。
ボディサイズは、全長4,660mm×全幅1,865mm×全高1,660mm。「ハリアー」が全長4,740mm×全幅1,855mm×全高1,660 mmですから、車幅はほぼ同じで全長が少し短いサイズ感です。サイズを比較してみると80mm短いのみですが、実際に運転してみると実寸以上にコンパクトに感じられました。
上質なインテリアには14インチの大型ディスプレイも
高級感あふれるインテリアは、レクサス車の真骨頂ともいえる部分。素材によっては安っぽさを感じさせるブラック基調の内装でも、洗練された上質さを感じられます。ドライバーのほうに向けて設置される大型ディスプレイは、14インチというまるでノートパソコンのような大きさです。
運転席に座って各部を操作してみると、エアコンの温度設定やオーディオのボリュームといった「よく使う機能」を物理スイッチで、それ以外の操作はディスプレイで、と使いやすく考えられていることがわかります。シート、ハンドル(チルトステアリング/テレスコピックステアリング)ともに無段階で調整できる電動式のため、運転しやすいドライビングポジションが取れるのも、うれしいポイントです。
実際にシートに座ってドアを閉めてみると、密閉感が高い印象で、走り出す前から「静かさ」を予感させてくれます。
ゴルフバックを横向きに載せられる広い荷室
長時間ドライブでも快適な「レクサス新型NX」だけに、たくさんの荷物を載せてのドライブ旅行やゴルフに使ってみたい方もいるでしょう。実際に荷物をチェックしてみると、幅広くて使い勝手が良い印象でした。
レクサス公式の寸法データによると、荷室幅は最小1,006mm、最大では1,387mm。実際に125cmほどのゴルフバックを持ち込んでみたところ、横向きに積載することができました。
さらに後席シートを倒して、荷室を拡大することも可能。左右別々に倒せるので、「3人+荷物」といった使い方もできます。シートを倒したときの床面がフラットなので、車中泊にも対応します。
「レクサス新型NX」の特徴的な操作や機能
さまざまな機能が搭載される「レクサス新型NX」だけに、事前に知っておきたいことがあります。「レクサス新型NX」の特徴的な操作や機能を紹介しましょう。まずは、「ドアの開け方」から。
一見、普通のドアハンドルに見えますが、ノブを引いてあけるのではなく、ノブの裏側にあるボタンを押して(握るように押す)開ける電子スイッチ式になっています。同様に、車内から開けるときも電子スイッチ式となっています。
車内から開けるときは、一般的にノブを引いて開けますが、「レクサス新型NX」では、ノブがボタンになっていて、押して開けます(バッテリー上がり時などの緊急用に引いて開けることもできる)。
エンジンスタートボタンは、ハンドルの左手側の奥。ディスプレイのすぐ右にあります。操作自体はごく一般的なもので、ブレーキペダルを踏みながらボタンを押すことで、エンジンが始動します。
e-ラッチアウトサイド/インサイドドアハンドルとともに特徴的な操作が、ステアリングスイッチです。 左手側がオーディオ、右手側が運転支援機能という配置はよくあるものですが、スイッチの上に指を置くと、フロントウィンドウに映し出されるヘッドアップディスプレイに操作機能が表示されます。下部にある□が2つ重なったようなスイッチを押すと、各スイッチに割り当てられる機能が変わるのが、特殊な部分です。
カーナビやオーディオ、運転支援機能の設定などを行うセンターディスプレイは、タッチパネル式。スワイプ操作もできるので、スマホ感覚で操作可能です。
ちなみに、高速道路を載るときに欠かせないETC車載器は、ハンドル右奥、下にある小物入れの中にあります。
パワフルで重厚な走りと乗り心地
運転した印象も簡単にお伝えしておきましょう。2.5リッターのエンジンは、パワー十分。8速もあるATのおかげもあって常に静かで、アクセルを踏めばグンと力強く加速していきます。また、走行時の静かさも印象的で、「ハリアー」よりも重厚な乗り心地が感じられるでしょう。
「レクサス新型NX」は大阪、名古屋、札幌にも設置!
「レクサス新型NX」は、2024年12月現在、東京、大阪、名古屋、札幌で計8台を設置しています。車種クラスは、「クラウン スポーツ HYBRID」や「クラウン クロスオーバー」「新型アルファード」などと同じ、プレミアムプラスです。
料金クラスは、「ベーシック」です。
同じプレミアムプラスの「クラウン スポーツ HYBRID」はもちろん、「ハリアー」「RAV4」「CX-60」「ZR-V」など、 三井のカーシェアーズではさまざまなSUVをラインアップしています。
ドライブのたびに違うクルマに乗って比較してみると、新たなクルマの楽しさが見つかるかもしれません。ぜひ、いろいろなクルマに乗ってみてください!
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