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カーシェアリングで利用時間の延長は可能?延長料金や無断で超過した際のペナルティも解説

カーシェアリングの延長について徹底解説!カーシェアリングでは渋滞やトラブルなどで、利用時間を延長せざるを得ないこともあります。本記事では延長の可否や無断超過のリスク、延長料金を解説します。

カーシェアリングは次の予約者がいなければ利用時間を延長できる

カーシェアリングは次の予約者がいなければ利用時間を延長できる

カーシェアリングでは、利用中でも申請すれば、利用時間を延長できます。ただし、次の予約が入っていない時に限られます。

例えば、18時までの予定でクルマを予約し、乗車したとします。その後、交通事情により到着が遅れそうなどで利用終了時間を19時まで延長したい場合でも、18時から同じクルマに予約を入れている次の利用者がいると延長はできません。

実際に、三井のカーシェアーズでは、19時から次の予約がある場合、延長が可能なのは次の予約の30分前である18時30分までです。

逆に利用中のクルマに対し、次の予約がまったく入っていない状況であれば、各カーシェアリング会社が定めるルールに則り最長時間まで延長ができます。三井のカーシェアーズの場合、申請をしていれば延長しても特別な割増料金は発生しません。申請した延長分の利用料金については、通常の料金表どおりの料金で請求されます。

予約時間を超過しそうならサポートセンターへ連絡する

利用時間を延長する際は、必ずカーシェアリング会社の規定に従い延長申請を行いましょう。延長申請がないまま予約時間を過ぎてしまうと、予約時間を超過したと見なされるため注意が必要です。

もし、次の予約者がおり延長申請ができなかった場合は、利用終了時間になる前に、必ずサポートセンターへ連絡しましょう。次の予約者への影響を最小限に抑えるためにも、予約時間の超過が見込まれる場合の連絡は早いに越したことはありません。

カーシェアリングの予約時間を超過したらどうなる?

カーシェアリングの予約時間を超過したらどうなる?

もし、延長申請を忘れてしまった、あるいはサポートセンターへの連絡をせずにカーシェアリングの利用終了時間をオーバーすると、次のようなペナルティがあります。

超過した時間に応じて超過料金が発生する

カーシェアリングの多くは「10分◯◯円」のように時間制を中心とした料金体系になっています。そのため、超過した時間に応じた料金が発生します。一般的に、延長ができずに超過した際の料金は通常料金の2倍が相場です。なお、三井のカーシェアーズでも、超過した時間の10分ごとに2倍の料金がかかります。

他の利用者からの予約がいつ入るかわからないため、延長申請はギリギリではなく早めに行うのが大切です。

無断超過を繰り返した場合はペナルティが科せられる可能性も

そもそも、基本的に無断超過はカーシェアリング会社の規約により禁止されている行為です。もし無断超過を繰り返してしまうと、悪質と見なされて割増料金よりも重いペナルティを科せられる可能性があるため注意が必要です。

一般的なペナルティの例としては、会員資格停止や取り消しなどが挙げられます。三井のカーシェアーズの場合は、一度会員資格の停止や取り消しを受けると、再度会員として利用再開するのは難しくなります。また、カーシェアリング会社や他の利用者にも迷惑がかかるため、無断超過は絶対に避けましょう。

カーシェアリングで延長手続きをする流れ

カーシェアリングの延長手続きは、専用のアプリやPCからかんたんにできます。三井のカーシェアーズを例に、延長手続きをする流れを解説するので、参考にしてください。

なお、利用開始後は予約終了時間のみ変更可能です。変更できないときは次の予約者がいるため、時間内の返却が難しければサポートセンターへ連絡しましょう。

スマートフォンアプリから操作する場合

スマートフォンアプリからは、次の手順で手続きします。

1.会員ホームの「利用中のクルマ」をタップする

1.会員ホームの「利用中のクルマ」をタップする

2.「予約を延長する」をタップする

2.「予約を延長する」をタップする

ホームページから操作する場合

ホームページからは次の手順で手続きをします。

1.会員メニューから「予約状況」をクリックする

2.確認したい予約の「詳細」ボタンをクリックする

3.「延長」ボタンをクリックする

ホームページから操作する場合

4.利用終了する時間を指定する

※「10分延長」ボタンをクリックすれば、利用終了時間を10分だけ延長可能

カーシェアリングで延長できなかった場合の解決策

基本的に、次の予約者がいる場合は延長できません。しかし、延長できないと「目的地までたどり着けない」「買い物途中なのに返却しなければならない」など、クルマが使えず困ってしまうシーンもあるかもしれません。

そこで、延長ができなかった際の解決策をいくつか解説するので、いざというときのために覚えておきましょう。

一度返却して他のクルマを借りる

一度返却して他のクルマを借りる

近所への買い物や送迎など、出発したステーションから近いエリア内の移動であれば、一度予約時間内にクルマを返却し、同じステーションにある違うクルマを予約するのがおすすめです。同じステーション内であれば、荷物の載せかえや人の移動などもスムーズに済みます。ただし、次に利用するクルマの予約状況を事前に確認し、確実に確保できるかをチェックしておきましょう。

経路の途中から他の手段を利用して移動する

経路の途中から他の手段を利用して移動する

公共交通機関やタクシーなどを併用するのも一つの方法です。例えば、家族を目的地へ送る際にステーションへの返却が間に合わない可能性があるなら、家族を駅やバス停などで降ろし、自分だけがカーシェアのステーションに戻るといった対応が考えられます。公共交通機関の併用によりスムーズに移動でき、延長の心配も不要になります。

また、もし他に会員登録している家族がいれば、移動先の近くにあるステーションで新たにクルマを借りてもらい自分は返却のため戻る、という判断も解決策のひとつです。

カーシェアリングの延長で悩まないためのポイント

カーシェアリングの延長は必ずできるとは限らず、予約時間を超過すると割増料金も発生するため、できるだけ避けたいものです。そこで、カーシェアリングの延長を避ける、あるいは不安を解消するために覚えておきたいポイントを紹介します。

予約時間は余裕を持って設定する

予約時間は余裕を持って設定する

延長で悩まないための一番のポイントは、余裕を持ったスケジューリングです。あらかじめ予約時間を多めに見積もっておけば、渋滞やトラブルが発生しても焦らずに済みます。

特に三井のカーシェアーズでは、6時間以内の予約であれば、早めに返却したとしても未使用分の時間に対する料金は発生しません。気軽に長めに予約できることで、時間に余裕をもった利用が可能です。また、時間の余裕があれば焦らず運転できるため、安全運転にもつながるでしょう。

運転できる同乗者も会員登録か運転者登録をしておく

運転できる同乗者も会員登録か運転者登録をしておく

もし同乗者が運転免許を持っているのであれば、あらかじめ同乗者も会員登録をしておき、運転者として登録をしておくといいでしょう。万が一のときにクルマを返却するための運転を任せられるため、予約時間の超過を防ぎやすくなります。

例えば、運転者が体調不良になり途中で運転できなくなっても、同乗者が運転を交代すれば超過を回避できます。

なお、三井のカーシェアーズでは家族(※)を運転登録者として追加できるようになっています。

また、友人や恋人など家族以外の方の場合も、会員かつ予約前であれば運転者交代の申請ができます。事前に運転者の交代をするために月会費無料プランを利用すれば、会員としての維持費はかかりません。普段ほとんどカーシェアリングを利用しない方でも、登録さえしておけば、いざというときすぐにカーシェアリングを利用できるためぜひご検討ください。

※三親等以内の家族や生計を一にする者

>>>カーシェアの同乗者は運転できる?詳細はこちら!

カーシェアなら三井のカーシェアーズ!

カーシェアなら三井のカーシェアーズ!

先述の通り、カーシェアリングでは次の予約がない限りは、利用時間を延長できることが一般的です。しかし、次の予約があった場合など、延長申請ができなかった際に予約時間を超過すると、超過料金などのペナルティが科せられるため注意しましょう。

ちなみに、三井のカーシェアーズなら、6時間以内の予約であれば未使用分の時間に対する料金は発生しません。急な延長で予期せぬ出費・トラブルにならないよう、ゆとりをもった予約ができる三井のカーシェアーズを、ぜひご検討ください!

三井のカーシェアーズにおける料金プランや、サポート体制の詳細は次のとおりです。

料金

三井のカーシェアーズでは、「月会費+時間料金+距離料金」を基本とした料金体系に加え、お客さまのニーズに合わせて選べる2つのプランと、おトクなパック料金を用意しています。

「ベーシックプラン」は、頻繁にカーシェアをご利用される方向けのプランです。月会費は880円ですが、その金額分が毎月のご利用料金から割引されるため、実質的におトクにご利用いただけます。

【ベーシックプラン料金表】

ベーシックプラン料金表

※2025年4月1日時点の情報です。

※ランクル300クラスが適用されるクルマ「ランドクルーザー300 GR SPORT」は、一部の個人会員さまにご利用を限定させていただいております。

一方で、数か月に1回、あるいは月に1回30分程度の低頻度のご利用で、月会費相当の割引を十分に活用できない場合には、「月会費無料プラン」をおすすめいたします。時間料金は少し高めですが、月会費がかからないため、スポット利用に最適です。

【月会費無料プラン料金表】

月会費無料プラン料金表

※2025年4月1日時点の情報です。

※ランクル300クラスが適用されるクルマ「ランドクルーザー300 GR SPORT」は、一部の個人会員さまにご利用を限定させていただいております。

さらに安心を追加「トラブルあんしんサポート」

三井のカーシェアーズでは、追加のサポートサービスを活用すればより安全、安心にクルマをご利用できます。「トラブルあんしんサポート」では、予約時に追加費用を支払えば、営業補償(ノン・オペレーションチャージ=NOC)の費用が免除されます。費用と負担免除される項目は、次のとおりです。

トラブルあんしんサポートの内容

※タイヤのパンク・損傷時に発生した金額については、一旦会員さまに立替払いいただきます

※1回目の事故によるご請求のメールを当社より送信した翌月から6か月間は、トラブルあんしんサポートにお申し込みいただくことはできません

※ご利用時の事故から6か月以内に再度事故を起こされた場合は、シェアカーを借り受けた状態とするために要する費用を、会員または登録運転者にご負担いただきます

また、トラブルあんしんサポートの加入料金は以下のとおりです。

トラブルあんしんサポートの加入料金

※加入料金は利用時間ではなく、予約時間に基づき計算されます

※72時間を超えた予約も、24時間ごとに550円加算されます

最安550円の追加費用で最大50,000円の支出が免除となります。事故やトラブル時の失費をできる限り抑え、安心してクルマを利用されたい方は、本オプションへの加入を検討することをおすすめいたします。

24時間の受付対応

24時間のサポートダイヤル

三井のカーシェアーズでは、24時間体制のサポートダイヤルを設置しており、専任スタッフが常駐しています。そのため、深夜や早朝、年末年始なども事故やトラブルの対応をいたします。

特に、事故を起こした直後はパニックで正常な判断ができない場合もあるでしょう。専任スタッフによる的確なサポートをいたしますのでご安心ください。

三井のカーシェアーズなら、カーシェアの延長申請もアプリでかんたん!
おトクなプラン、パック料金をご用意しております。
カーシェアリングのご利用は、ぜひ三井のカーシェアーズをご検討ください。
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