こんにちは。新しくカレコブログの編集部に入ったMです。配属されて3日目の朝、出社準備をしていると編集長から電話が! そしていきなりこんな指令を受けました。
「葉山には海に浮かぶ鳥居があるの。カレコブログで紹介したいから、今から写真を撮りに行ってきてくれる?」
これは編集長のわがままなのか? それとも新人に与える試練なのか!? どちらにせよ、編集長の指示なら、行かないわけにはいきません。ちなみに編集長は「スマホで場所を調べて行っちゃダメだからね!」と、スマホを自宅に置いていくように言われてしまいました。試練ですね、これは…。
XVハイブリッドに乗って、いざ葉山へ!
まずは自宅の近くのリパーク宮前平3丁目ステーションで、クルマの空きを確認。スバルのSUV「XV HYBRID(ハイブリッド)」を予約しました。
まずはカーナビをセット。目的の鳥居がある神社の名前はわからないので、とりあえず葉山に向かいます。宮前平からだと第三京浜、横浜新道、横浜横須賀道路を使って、1時間少々のようです。
海へ向かうクルマの中で学生時代を思い出す
最近は仕事が忙しいこともあり、なかなかのんびりドライブに出かけることもなくなりました。今日は編集長の指令とは言え、平日の昼間に海に向かってクルマを走らせるなんて、ちょっとぜいたくな気分になります。友達とよくドライブしていた、学生時代の自分を取り戻した気分です。
葉山に到着! おしゃれな海辺のレストランでひと休み
途中、サービスエリアで休憩をして、1時間半ほどで葉山に到着しました。今のところ、鳥居の手がかりはまったくありません。まずはお昼ごはんを食べながら作戦を考えることに。海沿いの道を走っていて見つけたおしゃれな雰囲気のレストラン「ラ・マーレ」に入りました。
1階、2階、3階のフロアごとにメニューや雰囲気が異なります。一番カジュアルな1階のカフェに入りました。オープンキッチンが開放的で明るい雰囲気の店内。1階のランチは1,000円台からとリーズナブルで、三浦野菜や相模湾の魚介類などの地元の食材がふんだんに使われています。ちなみに、写真を撮るのも忘れて食べてしまいましたが、サラダとスイーツ、ドリンクもつきます。スペシャルランチのラ・マーレ風ブイヤベースランチ(3,000円)もおすすめだそうです。
▶レストラン ラ・マーレ
住所:神奈川県三浦郡葉山町堀内24-2
TEL:046-875-6683
URL:http://lamaree.chaya.co.jp/
美味しいランチの後は、今回の目的を達成するためにさっそく情報収集。ラ・マーレを出ると、近くにヨットがたくさん停泊している場所がありました。有名な葉山マリーナです。
ここで地元の人に鳥居について聞いてみると、「それは森戸大明神だね」と有力情報をゲット! ここから目の前の県道を南に下って行けば、クルマで数分で着くとのこと。意外に早くミッションクリアできそう!ただ、鳥居はかなり陸から離れているので、よく目をこらさないと見えないという情報も。発見できると良いのですが・・・。
いざ、目的の鳥居がある森戸大明神へ!
県道207号線からクルマを進めると、本当に数分で「森戸大明神」の道路標識が出てきました。本来、森戸橋を渡った後に右に曲がるルートが正しかったようですが、うっかり行き過ぎて海岸沿いに出てしまいました。クルマを停車して、ここから見えないかと目を凝らしてみたら、沖合に鳥居らしきものを発見しました。あわててカメラを構えます。
この写真ではよくわからないので、大大大ズームしてみた写真をご覧ください。
確かにありました!海に浮かぶ鳥居です!! これで編集長からの指令はクリアです。地元の方のヒントを頼りに無事発見できました。でも気になるのは、なぜあんなところに鳥居があるかということ。森戸大明神にお参りしながらその理由を探ることにしました。
森戸大明神(森戸神社)は850年以上の歴史ある神社。源頼朝が源氏再興の祈願をして創建されたそうです。本殿は、400年以上前の鎌倉時代に建てられたもの。安産、子授、良縁などのご利益があり、戌の日のご祈願は大変人気だそうです。恋愛成就のパワースポットとしても人気のことからか、若い女性の姿も見られました。
さて、鳥居は、沖合700mに浮かぶ名島(菜島)に建てられています。なんと、その昔は名島まで陸続きだったそうです。頼朝公の時代には歩いてお参りに行けたのかもしれませんね。海に浮かぶ鳥居の理由もわかりました。
▶森戸大明神(森戸神社)
住所:神奈川県三浦郡葉山町堀内1025
TEL:046-875-2681
URL:http://www.moritojinja.jp/
神社から海岸に出てみると、湘南で青春を過ごし湘南の地を愛した、石原裕次郎さんの記念碑がありました。記念碑には、石原慎太郎さん自筆の詩が刻まれています。
カフェでひと休みして帰路へ!
出発から3時間半。意外に早く指令をクリアできたので、帰路につく前に森戸大明神の近くにある「ソーダカフェ」でひと休み。葉山の雰囲気に後ろ髪をひかれながら、クルマに乗り込みました。
▶ソーダカフェ
住所:神奈川県三浦郡葉山町堀内1039
TEL:046-877-0678
URL:https://www.facebook.com/sodacafe2149
無事ミッションクリア!編集長の反応は…?
帰路はしばらくの間ドライブを楽しみます。XV HYBRIDには、安全運転支援システム「アイサイト」がついているので、高速道路では追従型クルーズコントロールを使ってみました。ステアリング右手側の、クルマとメーターのボタンを押すと機能がONに、その右側の上下ボタンでスピードを調整し、「SET」の方向に動かせば設定完了です。これで前にクルマがいると一定の車間距離を保って自動的に走ってくれます。
アイサイトのおかげもあって快適なドライブで帰宅。すぐに編集長に写真を送って見せてみたところ、「よくやったわね」とお褒めの言葉をいただきました。そして、編集長は「クルマの利用時間もよく見てね」とのこと。改めて確認してみると、今回の利用時間はおよそ5時間半。
そこでやっと気づきました、編集長は6時間パック(※)で往復できる場所をあえて指定していたのです。新人の私にカーシェアのおトクで楽しい使い方を体験させたかったのだとか。朝は不条理に感じた指令でしたが、目的地に辿り着くためにあちこちに立ち寄ってヒントを探し、クルマを走らせるのは新鮮でした。 新人M、この編集部で、カーシェアの情報を体当たりで取材してお伝えしていきたいと思います!
日々忙しくて旅行に行く時間がなかなか取れないという方にも、6時間のドライブプチ旅行なら気軽にリフレッシュできておすすめです。気ままに寄り道して新しい発見をしてみるのも楽しそうですね。
※カレコの6時間パックについて
コンパクトカー、ミドルカー、エコカーの場合、時間料金は6時間3,800円。また6時間以下の予約・利用の場合、時間料金は使った分だけ(早く返却した場合、予約開始時間から利用終了時間までの料金でになります)、距離料金は0円です。