今回ご紹介するのは日帰りで行ける「鍾乳洞」です。「鍾乳洞」と聞くと、「遠くに行かないと見られないもの」と思われるかもしれません。でも実は、東京都内でも鍾乳洞があるのです。それが今回紹介する「日原鍾乳洞(にっぱらしょうにゅうどう)」です。
関東随一の広さを誇るこの鍾乳洞は東京都指定天然記念物で、内部には幻想的な空間が広がるスポットです。都内からの距離はおよそ70km、クルマでの片道移動時間は2~3時間と、日帰りドライブにちょうどよさそう。そこで、カレコブログ編集部はさっそく行ってみました!
神秘的な地下の大宮殿へ
都心から奥多摩の日原鍾乳洞へ行くには、中央高速「八王子インター」から一般道、もしくは圏央道「青梅インター」から一般道を使うルートがあります。今回は、八王子インターからのルートを使ってみました。混雑していなければ圏央道を使うルートの方が早そうです。
青梅線や多摩川に沿って走る青梅街道を走り、奥多摩駅を超えたところで日原街道へ。ここからは日原川に沿って走る細い山道になります。対向車に十分注意することはもちろん、対向車に自分の存在を知らせるよう、昼間でもヘッドライトをONにしておくといいですね。
日原鍾乳洞は、日原街道の終点に位置します。通り沿いに駐車場がありどこでも自由に止められますが、休日など混雑時には1~3時間待ちになることもあるそうです。また、2km離れた場所に臨時駐車場もありますが、こちらも台数は限られています。休日に行くならば混雑する前、午前中の早い時間がオススメです。
クルマを降りると、大きな岩山にぽっかりと開いた鍾乳洞の入り口が見えました。手前の「見学券販売所」で入場料(大人700円、中人500円、小人400円)を払って、いよいよ鍾乳洞の中へ入ります!
中に入るといきなりひんやり涼しく、まさに“洞窟”といった空間が広がっていました。まるでRPGの世界に迷い込んでしまったような気分になります。気温は一年を通して11℃前後なのだそうで、暖かい季節でも冬の服装で来るのがおすすめです。また、鍾乳洞内ではいたるところで雨水が滴っているので、雨ガッパを用意しておくとよさそうです。
日原鍾乳洞を探検!
日原鍾乳洞は、およそ40分で一回りできます。中はこんな感じです。特徴のある形の岩には「ガマ岩」や「蓮華岩」といった名前が付けられていて、見どころになっています。
鍾乳洞は自然にできたものなので、決して歩きやすい道ではなく、かがまなければ進めないような天井の低い場所もあれば、急な階段を昇り降りする場所もあります。外から見るとまったくわかりませんでしたが、内部はアップダウンが激しく、その高低差はなんと130m以上もあります。ここからは鍾乳洞の様子を写真で一気にご覧いただきましょう。
大空間が広がる「新宮洞」は、カラフルな光でライトアップされています。階段の大きさと比べて、この空間がどれだけ広いか想像できるのではないでしょうか。
「つららのような鍾乳石はあるの?」と思った方もいるでしょう。もちろん、日原鍾乳洞でも天井から垂れ下がる鐘乳石や、床からタケノコのように上に伸びる石筍(せきじゅん)が見られます。鍾乳石は、3cm伸びるのに200年、石筍は400年もかかるそうです!
一回りして出入り口に戻ってくると外の光がまぶしくて、異世界から帰って来たような気持ちになりました!
この大自然の驚異、ぜひ実際に体験してみてくださいね。
▼日原鍾乳洞
住所:東京都西多摩郡奥多摩町日原1052
電話:0428-83-8491
駐車場:あり
Webサイト:http://www.nippara.com/nippara/syounyuudou/syounyuudou.html
天候などにより臨時休業する場合があります。お出かけの際は、公式FacebookやTwitterをチェックしてからおでかけしてくださ。
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奥多摩の自然を満喫しよう!
日原周辺では、日原鍾乳洞の他にも渓流釣りが楽しめり巨樹めぐりができたり、奥多摩の自然を満喫することができます。シーズンによっては紅葉や新緑も堪能できますよ!
帰りに奥多摩でラフティングを楽しんだり、青梅で昭和を感じてみたりするのもいいかもしれません。青梅~奥多摩は、楽しいスポットが満載のエリアです。
▼アメリカと昭和、2つの非日常を楽しむ・福生~青梅ドライブ
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▼選べる1日/半日コースで多摩川を満喫!フォレスト&ウォーター奥多摩(冬季は休業)
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▼小学1年生から参加可能!奥多摩・クルーソーラフティング(冬季は休業)
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▼多摩へ日帰りドライブ!「Café Kuala(カフェクアラ)」でカレーを食べよう!
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今回のドライブに利用したクルマ:マツダ「新型CX-5」
今回は、走りの良さに定評のある新型CX-5を利用してみました。運転支援機能「i-ACTIVSENSE」に搭載される追従型クルーズコントロールは、高速道路での疲労を最小限にしてくれる便利な機能。その他にも自動ブレーキ機能やバックモニターも備わっているので、ちょっと遠くにお出かけのときにも頼れるクルマです。カレコでは、ミドルクラス料金でご利用いただけます。
▼新型CX-5が設置されているステーション
https://www.careco.jp/car/mazda-new-cx-5/