カーシェアリングの三井のカーシェアーズ公式ブログカーシェア – カーシェアリングの三井のカーシェアーズ公式ブログ https://blog.carshares.jp/ カーシェアリングの三井のカーシェアーズ公式ブログ Fri, 27 Dec 2024 06:39:59 +0000 ja hourly 1 カーシェアのスタッドレスタイヤ情報まとめ|利用時期・予約方法 https://blog.carshares.jp/24084/ https://blog.carshares.jp/24084/#respond Thu, 26 Dec 2024 10:29:23 +0000 https://blog.carshares.jp/?p=24084 冬の安全運転に欠かせない、スタッドレスタイヤ。そんなスタッドレスのシェアカーでの利用方法や予約方法、いつごろから利用ができるのかについてご紹介!

冬季のスタッドレスタイヤの重要性

スタッドレスタイヤとは、雪道や凍結した路面でも滑りにくく、安全に走行できるよう設計された冬用タイヤです。ノーマルタイヤ(夏用タイヤ)に比べ、溝が多く設けられており、凍結した路面でもしっかりとグリップ力を維持します。また、最大の特徴はゴムのやわらかさです。低温下でも硬くなりにくく、接地面積を確保することで滑り止め効果を発揮します。

万が一、雪道や凍結した路面をノーマルタイヤで走行すると、ブレーキや方向転換がしにくくなり、タイヤに負荷がかかってバーストする危険性もあるため、十分な注意が必要です。

2024年10月時点では、道路交通法第71条6号に基づき、沖縄を除くすべての都道府県で積雪や凍結した路面を走行する際には、スタッドレスタイヤやチェーンを装着して滑り止め対策をすることが義務付けられています。安全運転のためにも、冬の季節にはスタッドレスタイヤやチェーンの準備をしっかり整えておきましょう。

雪が降らないエリアでもスタッドレスタイヤは必要?

スタッドレスタイヤは、北海道や東北、山間部など積雪の多いエリアでしか必要ないと思っている方もいるかもしれません。しかし、実際には都心部のように雪がほとんど降らないエリアでも必要です。

最低気温が3度以下になると、雪が降らなくても路面が凍結することがあります。特に早朝や夜間は、路面が凍結しやすく、濡れているように見えても実際には凍結している「ブラックアイスバーン」になっていることがあります。ブラックアイスバーンの上では、ブレーキを踏んでも通常時の6倍もの距離を滑るため、すぐに止まれないこともあり、冬のノーマルタイヤでの運転がいかに危険かがわかります。

このような理由から、積雪がなくても冬季にはスタッドレスタイヤを装着することが推奨されますカーシェアリング(以下、カーシェア)を利用する際も、もしノーマルタイヤの車を選ぶのであれば、早朝・夜間の運転や、凍結の可能性がある道路の走行は控えましょう。

カーシェアでもスタッドレスタイヤは利用できる

主要なカーシェアサービスでは、冬季限定でスタッドレスタイヤを装備した車両を提供しています。あらかじめ装着されているため、利用者が自分でタイヤ交換をする必要がないというメリットがあります。

ただし、すべての車両がスタッドレスタイヤを装備しているわけではありません。サービスや地域によって、スタッドレスタイヤが装備される車種や料金が異なるため、予約前に必ず確認しましょう。北海道や東北などのエリアでは、スタッドレスタイヤが0円で提供されることが多いですが、都心部やその他の地域ではオプション料金がかかる場合もあります。

チェーンは自分で装備してもいい?

チェーンの装着可否は、カーシェアサービスごとに異なります。自分でチェーンを装着できるサービスもありますが、三井のカーシェアーズでは、利用者によるチェーンの装着を禁止しています。

仮にチェーンの装着が許可されているサービスでも、取り付け不備によって車両が損傷した場合は、保険や補償制度の適用外となり、修理費用は自己負担になる可能性があるため注意が必要です。チェーンの装着に不安がある方は、最初からスタッドレスタイヤやチェーンが装着されている車両を選ぶと安心です。

また、都心部から東北へ車で旅行に行くなど、積雪の少ないエリアから多いエリアへ移動する場合は、利用するステーションに設置されている車両が、スタッドレスタイヤやチェーン装着に対応しているか必ず確認しましょう。

もし対応していない場合、現地で交換や装着が必要になりますが、カーシェアサービスの規約で自分での交換や装着が禁止されていると、最悪の場合走行できなくなってしまいます。

カーシェアのスタッドレスタイヤの利用時期はいつから?

カーシェアでのスタッドレスタイヤの利用時期は、通常12月から3月の冬季シーズンに限られています。ただし、北海道や宮城など雪の多い地域では、11月から4月まで長期間利用できるケースが多いです。

例年、多くのカーシェアサービスでは、11月頃からスタッドレスタイヤ装着車両の予約が始まりますが、雪の多い地域や年末年始、スキーシーズンなど、車両の需要が集中する時期には、スタッドレスタイヤ装着車両の予約が埋まってしまうこともあります。確実に利用したい場合は、早めの予約が安心です。

スタッドレスタイヤ装着車両の確認方法

スタッドレスタイヤ装着車両を利用する際は、予約後、出発前に必ずスタッドレスタイヤが装着されているかを目視で確認することが大切ですスタッドレスタイヤかどうかは、タイヤの側面に「STUDLESS」や「SNOW」と大きく表記されているかで判断できます。また、雪の結晶マークが入っているタイヤもスタッドレスタイヤです。この表記は誰でも見つけやすいので、覚えておくと便利です。

ただし、まれに劣化で表記が見えづらくなっている場合があります。側面の表記が確認できない場合は、溝の細かさやゴムのやわらかさで判断するのがおすすめです。

スタッドレスタイヤは細かい溝が多く、一つひとつのブロックには「サイプ」と呼ばれる切れ込みが入っています。これは雪道でグリップ力を保つためのもので、スタッドレスタイヤ特有の特徴です。もしよくわからない場合は、スマートフォンで画像検索して、ノーマルタイヤと比較するのもいい方法です。

また、スタッドレスタイヤは低温でも柔軟なため、触って押してみるとやわらかくなっていることがわかります。ノーマルタイヤと比べると違いがはっきりわかるので、ぜひ一度試してみてください。

三井のカーシェアーズのスタッドレスタイヤへの対応状況

三井のカーシェアーズでは、例年11月から4月末ごろまでスタッドレスタイヤ装着車両の予約が可能です。

2024年の対応状況は以下のとおりです。最新情報を確認したい場合は、必ず三井のカーシェアーズ公式ホームページや公式アプリのお知らせをご覧ください。

対応状況 料金 対応エリア 期間
※全車両冬用タイヤ装着車両 0円 北海道
札幌市(北区/中央区)
2024年11月8日(金)~2025年4月30日(水)
※全車両冬用タイヤ装着車両 0円 宮城県
仙台市(青葉区/泉区/宮城野区/若林区 太白区)
2024年11月29日(金)~2025年4月30日(水)
※全車両冬用タイヤ装着車両 0円 新潟県
新潟市(中央区)
2024年11月1日(金)~2025年4月30日(水)    
※全車両冬用タイヤ装着車両 0円 富山県
富山市
2024年11月1日(金)~2025年4月30日(水)
※全車両冬用タイヤ装着車両 0円 石川県
金沢市
2024年11月1日(金)~2025年4月30日(水)
※全車両冬用タイヤ装着車両 0円 長野県
長野市
2024年11月1日(金)~2025年4月30日(水)
一部車種のみ 0円 東京都

都心部(渋谷区/新宿区/中央区/千代田区/文京区/港区)

東部(足立区/江戸川区/江東区/墨田区/台東区)

南部(大田区/品川区/世田谷区/目黒区)

北部(板橋区/北区/豊島区)   東京都 その他市部 (調布市/西東京市/東久留米市/武蔵野市)    
2024年12月1日(日)~2025年3月31日(月))
一部車種のみ 0円 神奈川県
(川崎市/横浜市)
2024年12月1日(日)~2025年3月31日(月)
一部車種のみ 0円 静岡県
(沼津市)
2024年12月1日(日)~2025年3月31日(月)

三井のカーシェアーズでは、スタッドレスタイヤ装着車両の利用に追加料金は発生せず、通常料金でご利用いただけるのが魅力です。また、北海道や宮城といった積雪の多いエリアでは、すべての車両がスタッドレスタイヤ装着車両となっています。利用者が自分でスタッドレスタイヤやチェーンを用意する必要がなく、雪国でも安心して運転が可能です。

スタッドレスタイヤ装着車両の予約方法

では、三井のカーシェアーズを例に、実際にスタッドレスタイヤ装着車両を予約する方法をご紹介します。公式ホームページの会員ページと、アプリからでは手順が異なるので、好みの方法を選びましょう。

会員ページでの予約方法(PC・スマートフォン)

PC・スマートフォンでの予約の手順は次のとおりです。

  1. 公式ホームページにログインする
  2. 会員ページへアクセスする
  3. 会員ホームにある「会員メニュー」>「クルマを予約」を選択
  1. 好みの検索方法で、利用したいステーションを探す
  1. 該当する予約可能な車が一覧で表示されるので、好みの車種を選ぶ
  2. 「冬用タイヤ」に対応しているのを確認して「このクルマを予約」を選択
  1. 予約時間や交代運転者など必要な情報を登録する予約時間や交代運転者など必要な情報を登録する
  1. 「予約内容を確認する」で内容を確認し「予約する」を選ぶ
  2. 登録中のメールアドレスに「予約受付メール」が届くので確認する

スタッドレスタイヤであっても予約方法は通常と変わりません。スタッドレスタイヤに対応した車種は、車種を選択する際必ず「冬用タイヤ」のアイコンがついています。アイコンやスタッドレスタイヤ装着車両の記載があるのを確認してから予約をしましょう。

アプリでの予約方法

公式アプリを使った予約の手順は次のとおりです。

  1. 公式アプリを開き、利用したいステーションのエリアを検索する
  1. 周辺地図が表示されたのち、右上のマークをタップして「検索条件」を開く
  2. 時間の欄をタップし、利用開始・終了時間をそれぞれ指定する
  1. 検索条件の下にある「装備」から「冬用タイヤ(期間限定)」を指定する
  2. その他、車のタイプや具体的な車種を指定する
  3. すべての条件を指定したら「検索」を押すと、該当するステーションが表示される
  4. 利用するステーションをタップすると、ステーション内の車が一覧で表示される
  1. 予約可、一部予約可の車の中から好みの車種を選んで「予約する」を選ぶ
  1. 予約する内容を確認し、「このクルマを予約する」、「予約を確定する」をタップ

※画像はイメージのため実際の情報とは異なる場合がございます

アプリでは条件を指定する際に「冬用タイヤ(期間限定)」を選べます。あらかじめスタッドレスタイヤ装着車両のみ検索できるので安心です。

>>>2024〜2025年|最新の冬用タイヤ設置情報はこちら!

三井のカーシェアーズはスタッドレスタイヤで冬の運転も安心!

冬季の運転には、スタッドレスタイヤが欠かせません。雪が降らないエリアでも、早朝や深夜は路面が凍りやすいため、スタッドレスタイヤ装着車両を優先的に選びましょう。三井のカーシェアーズでは、スタッドレスタイヤ装着車両の利用に追加料金なしでご利用いただけます。

予約は11月頃から受付が開始され、ベーシックプランの方は利用の1か月前から、月会費無料プランの方は利用の14日前から予約可能です。ご希望の車両を確実にご利用いただくために、早めのご予約をおすすめいたします。

また、三井のカーシェアーズでは、快適に運転できるよう、保険やサポートなどのサービスも充実しています。自分がスタッドレスタイヤを装着していても、周囲の車が装着していないと事故やトラブルのリスクが高まるため、カーシェアを選ぶ際にはサポート体制も確認しておくと安心です。

保険内容

三井のカーシェアーズでは充実した保険をご用意しているため、事故時の費用負担について心配する必要はありません。三井のカーシェアーズの保険内容は以下のとおりです。

三井のカーシェアーズでは、対人・対物の補償がいずれも無制限となっており、事故の規模に関わらず、相手方への賠償は全額補償されます。特に対人補償については、自賠責保険も適用されるため、相手に十分な補償が提供されます。

また、人身傷害保険は最大6,000万円まで補償され、特約が適用されると最大2億円までカバーされます。これにより、ケガの治療や通院費用にも保険金が使えるため、安心して医療を受けることができます。

ただし、保険補償が適用されないケース(会員にてご負担)もございます。詳しくこちらをご確認ください。

さらに安心を追加「トラブルあんしんサポート」

三井のカーシェアーズでは、追加のサポートサービスを活用すればより安全、安心に車をご利用できます。「トラブルあんしんサポート」では、予約時に追加費用を支払えば、営業補償(ノン・オペレーションチャージ=NOC)の費用が免除されます。費用と負担免除される項目は、次のとおりです。

※タイヤのパンク・損傷時に発生した金額については、一旦会員さまに立替払いいただきます
※三井のカーシェアーズの会員である間に事故を2回以上起こされた場合は、営業補償は免除となりますが、修理費用、もしくは車両リース解約金相当額は、シェアカーの損害に対する修理費用などのサポート制度が適用されないケースに従い、会員にご負担いただく場合があります

また、トラブルあんしんサポートの加入料金は以下のとおりです。

※加入料金は利用時間ではなく、予約時間に基づき計算されます
※72時間を超えた予約も、24時間ごとに550円加算されます

最安550円の追加費用で最大50,000円の支出が免除となります。事故やトラブル時の失費を最小限に抑え、安心して車を利用されたい方は、本オプションへの加入を検討することをおすすめいたします。

24時間の受付対応

三井のカーシェアーズでは、24時間体制のサポートダイヤルを設置しており、専任スタッフが常駐しています。そのため、深夜や早朝、年末年始なども事故やトラブルの対応をいたします。

いかがだったでしょうか?
時期や地域によって必要性が変わったり、難しいイメージのあるスタッドレスタイヤ。とはいえ、命を守る大切な装備なので、しっかり確認・理解をして安心安全なカーライフを送りましょう!もちろん、三井のカーシェアーズでもばっちり対応しているので、冬のドライブにもぜひご利用ください!
   
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カーシェアでの保険料や補償内容って?基本システムや注意点、シーン別のQ&Aも! https://blog.carshares.jp/24023/ https://blog.carshares.jp/24023/#respond Thu, 26 Dec 2024 10:19:23 +0000 https://blog.carshares.jp/?p=24023 カーシェアの保険とはどのようなものなのでしょうか。本記事では一般的な補償内容から、購入車・レンタカー保険との違いや、適用時の注意点などについて解説します。お悩み別のQ&Aもぜひ参考にしてみてください!

カーシェア利用時の保険ってどうなっているの?

カーシェアリング(以下、カーシェア)を利用する際の保険は、多くの場合、利用料金や月額費用に含まれています。そのため、利用者が別途で保険契約を結ぶ必要はありません。

保険の内容には、対人・対物賠償や自分自身への補償が含まれていますが、条件によっては補償が適用されないケースもあります。そのため、利用前に保険内容を十分に確認しておくことが重要です。

ここでは、カーシェアの保険の概要や他のカーサービスとの違いを解説します。

基本料金や月額費に含まれていることが一般的

カーシェアの保険は、一般的に基本料金や月額費用に含まれています。カーシェアのサービスに含まれる保険は、以下のとおりです。

保険の種類内容
自賠責保険自動車の運転で他人にケガをさせたり死亡
させたりして、運転手が賠償責任を負う場合
の保険。
自動車に乗る人は強制的に加入する。
任意保険対人、対物への賠償や車両の損害賠償など、
自分で内容を組み合わせて任意に加入する
自動車保険。
自賠責保険とは異なり強制加入ではない。

自賠責保険は、事故が起きた際に被害者へ補償するための保険です。自動車損害賠償保障法の第5条に基づき、必ず加入しなければなりません。自賠責保険の補償金額は、次のとおりです。

  • 死亡:30,000,000円
  • ケガ:1,200,000円
  • 後遺障害:750,000円〜40,000,000円(障害の等級による)

一方、任意保険とは車の事故に関するさまざまな損害に対する保険です。自賠責保険とは異なり任意で加入するため、複数の補償内容を組み合わせられます。主な補償には次のようなものがあります。

  • 対人賠償
  • 対物賠償
  • 人身傷害、搭乗者傷害
  • 車両保険

カーシェアでは、ほとんどの車両に自賠責保険と任意保険が付帯されています。そのため、利用者は保険料を含む料金を支払うだけで問題ありません。

また、カーシェアの料金には保険料だけでなく、ガソリン代なども含まれているため、月額料金と利用料金以外に追加費用がかかりません。このような点は、カーシェアの大きなメリットです。

購入車・レンタカー・カーリースとの違い

カーシェアは別途で保険に加入する必要がありません。また、レンタカーも同様に、任意保険への加入や追加の手続きは不要です。

一方、カーリースは任意保険がリース料に含まれている場合と、別途契約が必要なものがあります。別途契約が必要な場合、保険選びや保険料の支払いなどの手間がかかる上、リース料以外の費用が発生するため支出も増えます。

また、車を購入する際は任意保険を自分で選び、保険料は毎年全額自己負担しなければなりません。費用や手間を考慮するなら、カーシェアやレンタカーのほうがおトクに利用できる可能性があります。

よくある保険・補償内容

カーシェアの保険の補償内容を、三井のカーシェアーズを例にして見てみましょう。三井のカーシェアーズの保険内容は次のとおりです。

対人賠償1名につき無制限(自賠責保険を含む)
対物賠償1事故につき無制限(免責0万円)
人身傷害保険1名につき6,000万円まで(無保険車障害特約
1名につき2億円)

三井のカーシェアーズでは、人、物への賠償や自身、搭乗者のケガに対して補償が受けられます。対人賠償、対物賠償はともに無制限です。対人賠償は自賠責保険も含むため、自賠責保険の補償額を超える分については、任意保険からの補償となります。

また、人身傷害への補償は6,000万円までです。ただし、事故の被害に遭った際に相手が自動車保険に加入しておらず、満足な補償が受けられない場合に限り「無保険者傷害特約」が適用されます。無保険者傷害特約が適用された場合は、最大2億円まで補償を受けられます。

なお、三井のカーシェアーズでは突然の事故に備え、車両の損害についてはシェアカーの損害に対する修理費用等のサポート制度を用意しております。

カーシェアで任意保険を追加できる?

カーシェア利用時は、任意保険の追加はできません。カーシェアで使う車はすでに保険加入済みであり、別途追加契約する必要がないためです。また、カーシェアで利用する車のナンバーのひらがなは「わ」や「れ」といった貸渡用の車両であり、ちょい乗り保険のような短期保険も適用されません。

事故時の補償が不安な場合は、カーシェアサービス会社の追加サポートや特約の上乗せで対応しましょう。例えば、三井のカーシェアーズでは、「トラブルあんしんサポート」を利用すると、1回の予約あたり550円(税込)で事故やタイヤのパンクによる修理費用、および営業補償やその他の費用の一部が免除(※)されます。

※24時間以内の予約時。以降は別途料金がかかります。

カーシェアで保険利用時の注意点

カーシェアを利用する際は、保険が適用されない場合があることに注意が必要です。例えば、交通ルールの違反や事故報告が行われない場合は、保険が適用されず、自己負担で賠償を行わなければならないこともあります。

また、カーシェアにはNOC(ノンオペレーションチャージ)と呼ばれる営業補償も存在します。保険が適用されないトラブルが発生した場合、カーシェア会社に補償のための手数料を支払わなければなりません。

カーシェアの保険利用時の注意点を2つ解説します。

保険が適用されないケース

カーシェアでは、保険が適用されないケースが存在します。例えば、規約や道路交通法の違反、わざと事故を起こすといった悪質な行為があったときは保険が適用されません。

保険が適用されない場合、事故時の賠償や自身および同乗者の治療・通院費などをすべて実費で負担することになります。結果として、大きな経済的負担がかかる可能性があります。危険運転や虚偽の報告は絶対に避け、ルールを守って安全に利用することが重要です。

保険が適用されない主なケースは、次のとおりです。

  • 無免許運転や酒気帯び、酒酔いなどの法令違反
  • 煽り運転や蛇行、不要な急発進、急停車といった危険運転
  • わざと追突するなど故意な過失
  • 事故を起こしたことを報告しなかったり遅らせたりした場合
  • 事故の報告が虚偽だった場合
  • 登録した人でない人が運転していた場合
  • 警察へ届出しなかった場合
  • ロードレースやサーキットレースなどの競技、曲技のために使っていた場合(練習も含む)

このほかにも、保険が適用されないケースが存在します。カーシェアサービス会社の規約を、事前によく確認しておきましょう。

営業補償(ノン・オペレーションチャージ)に注意

カーシェアでは、営業補償(ノンオペレーションチャージ)による費用に注意しましょう。営業補償とは営業補償のことで、車両にトラブルが発生した場合に、利用者がカーシェア会社へ支払う費用を指します。営業補償の対象となるのは、車両の破損や鍵の紛失、バッテリーあがりなどのトラブルです。

カーシェアは自己所有の車とは異なり、同じ車両を他の利用者も使用します。そのため、車両が破損したり汚損したりすると、カーシェア会社の営業に支障をきたします。営業補償の支払いは修理費全額を負担する場合に比べれば少額ですが、車両を丁寧に扱うことで、このような余分な出費を防ぐことができます。

営業補償の対象となる主な車両トラブルは次のとおりです。

  • 追突などの車両事故
  • 返却後の車内への忘れ物回収
  • クリーニングが必要なレベルのシートや内装の汚損
  • 鍵の紛失や破損、インロックなど
  • 車両の放置
  • バッテリーあがり
  • ガソリンの未給油や異なる種類のガソリンの混在
  • 内装の破損や変形
  • タイヤの破損
  • 窓の閉め忘れ
  • ライトの消し忘れ
  • 返却場所の間違いなどによる再停車
  • 駐車違反

※三井のカーシェアーズだけではなく、他社の規約も含みます。

このほかにも対象となるケースが存在するため、カーシェアサービスの規約をよく読んでおきましょう。

こんなときはどうなるの?カーシェア保険のQ&A

カーシェアの保険は自分で決められるものではないため、補償内容をあらかじめ十分理解しておくのが大切です。特に、家族や友人など自分以外が運転する場合は保険が適用されない可能性もあるため、よくチェックしておきましょう。

カーシェアの補償や事故発生時の対応に関するよくある質問について、詳しく回答していきます。

家族や友人が運転する際の補償は?

家族や友人がカーシェアの車を運転する場合は、あらかじめ運転者登録を行いましょう。

カーシェアでは、登録された運転者以外が運転した場合、事故が発生しても保険が適用されなかったり、カーシェアの会員資格が取り消されたりする可能性があります。したがって他の人が運転する場合には必ず事前に運転者として登録しておくことが大切です。

例えば、三井のカーシェアーズでは会員同士であれば、会員ページの予約画面で手続き後、同乗者と運転を交代できます。また、家族の場合は同じ会員IDに運転者を追加登録することで、運転の交代が可能です。(ただし予約者の同乗が必須)登録は会員ページから行い、承認までには2〜3日程度かかります。

運転者登録がある人が運転している際に事故に遭った場合は、会員本人と同じように保険が適用されます。

個人間カーシェアリングの場合は?

車を借りたい人と貸したい人とがマッチングするプラットフォームを利用してカーシェアを行う際は、プラットフォームを運営する会社がカーシェアの車両用保険を用意してくれているケースが多いです。

また、友人の車を借りたり、自分の車を友人に貸したりするケースもあるかもしれません。その場合、他車運転特約の追加や本人限定特約を外すなど、適切な保険の調整が必要です。補償が適用されないリスクを避けるため、事前に補償内容や範囲をしっかり確認しておきましょう。

事故が発生したときは?

万が一事故が発生した際は、相手方とのやり取りや警察への連絡など、通常の事故対応をおこなってください。

また、カーシェアサービスによっては専用のサポートセンターがあります。事故を起こしてしまって不安な人は、まずサポートセンターに問い合わせて、適切な対応方法や今後の流れを確認するといいでしょう。

三井のカーシェアーズでは、次のように対応します。

▼故障発生時の対応手順
▼事故発生時の対応手順

どのようなトラブルでも、各所への連絡を忘れないように注意が必要です。警察や保険会社、サポートセンターへの連絡を怠ると、保険・補償制度の適用外とともに会員資格の取り消し対象となり、営業補償とは別に修理費用の実費が請求されます。

また、事故現場で相手と直接示談交渉を行うのは避けましょう。事態がさらに悪化し、予期せぬトラブルに発展することがあります。示談交渉は保険会社に任せるのが適切です。

「三井のカーシェアーズ」の手厚いサポート

三井のカーシェアーズでは、初めてカーシェアを使う人はもちろん、頻繁に利用する人に対しても手厚いサポートをご用意。優れた補償内容を持つ自動車保険に加え、安心して車を利用できる各種サポートサービスをご提供しております。

さらに、24時間稼働しているサポートダイヤルにより、さまざまなトラブルにも対応が可能です。

保険内容

三井のカーシェアーズでは充実した保険をご用意しているため、事故時の費用負担について心配する必要はありません。三井のカーシェアーズの保険内容は以下のとおりです。

三井のカーシェアーズでは、対人・対物の補償がいずれも無制限となっており、事故の規模に関わらず、相手方への賠償は全額補償されます。特に対人補償については、自賠責保険も適用されるため、相手に十分な補償が提供されます。

また、人身傷害保険は最大6,000万円まで補償され、特約が適用されると最大2億円までカバーされます。これにより、ケガの治療や通院費用にも保険金が使えるため、安心して医療を受けることができます。

ただし、保険補償が適用されないケース(会員にてご負担)もございます。詳しくこちらをご確認ください。

さらに安心を追加「トラブル安心サポート」

三井のカーシェアーズでは、追加のサポートサービスを活用すればより安全、安心に車をご利用できます。「トラブルあんしんサポート」では、予約時に追加費用を支払えば、営業補償(ノン・オペレーションチャージ=NOC)の費用が免除されます。費用と負担免除される項目は、次のとおりです。

※タイヤのパンク・損傷時に発生した金額については、一旦会員さまに立替払いいただきます
※三井のカーシェアーズの会員である間に事故を2回以上起こされた場合は、営業補償は免除となりますが、修理費用、もしくは車両リース解約金相当額は、シェアカーの損害に対する修理費用などのサポート制度が適用されないケースに従い、会員にご負担いただく場合があります

また、トラブルあんしんサポートの加入料金は以下のとおりです。

※加入料金は利用時間ではなく、予約時間に基づき計算されます
※72時間を超えた予約も、24時間ごとに550円加算されます

最安550円の追加費用で最大50,000円の支出が免除となります。事故やトラブル時の失費を最小限に抑え、安心して車を利用されたい方は、本オプションへの加入を検討することをおすすめいたします。

24時間の受付対応

三井のカーシェアーズでは、24時間体制のサポートダイヤルを設置しており、専任スタッフが常駐しています。そのため、深夜や早朝、年末年始なども事故やトラブルの対応をいたします。

特に、事故を起こした直後はパニックで正常な判断ができない場合もあるでしょう。専任スタッフによる的確なサポートをいたしますのでご安心ください。

いかがだったでしょうか?
三井のカーシェアーズでは、基本料金内で対人・対物・人身傷害の3つの補償に加え、さらにオプションで加入できる「トラブルあんしんサポート」もご用意。いざという時に備えておきたい方も大満足な三井のカーシェアーズを、ぜひご利用ください!    
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カーシェアとレンタカーの違いを解説!どちらが安いか損益分岐点も紹介 https://blog.carshares.jp/24392/ https://blog.carshares.jp/24392/#respond Thu, 26 Dec 2024 08:54:18 +0000 https://blog.carshares.jp/?p=24392 本記事では、カーシェアとレンタカー両者の料金体系を詳しく比較し、利用時間や距離に応じた損益分岐点を解説します。各シーンにおける最適な選択肢をわかりやすく紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください!

カーシェアとレンタカーの違い

カーシェアとレンタカーは、いずれも「車を借りて利用する」サービスですが、料金体系や予約方法、給油の負担など、さまざまな面で違いがあります。

それぞれの特徴を押さえることで、より自分に合ったサービスを選ぶことができます。まずは、カーシェアとレンタカーの違いを詳しく確認してみましょう。

項目 カーシェア レンタカー
会員登録 必要 不要(手続き時に個人情報記入は必要)
初期費用 月額料金やカード発行手数料などが必要 不要
店頭の手続き 不要 必要
車の種類 軽自動車、4WD、高級車など乗用車中心 乗用車のほか、トラックやバスなど幅広い選択肢がある
料金体系 分単位 時間単位、1日単位
給油 ・返却時にガソリンを満タンにする必要なし
・途中の給油では自己負担なし
・返却時にガソリンを満タンにする必要あり ・給油はすべて自己負担
店舗・ステーション ステーション(駐車場)を利用するため多い 店舗ベースで、数はカーシェアより少ない

料金体系の違い

カーシェアは、分単位の料金体系が一般的です。「30分から10分単位で利用可能」など、必要な時間だけを細かく区切って借りられるのが特徴です。利用料金にはガソリン代や保険料も含まれているため、手軽に利用できます。

距離に応じた料金もかかりますが、一定距離までは0円のサービスが多く、短時間・近距離の利用ならコストパフォーマンスが高いのが魅力です。

一方、レンタカーは6時間、12時間、1日など時間単位で料金が設定されています。延長は10分単位で対応するサービスもありますが、基本は時間単位の料金です。保険料は含まれていますが、補償が不十分な場合もあり、より充実した補償を希望する場合は別途オプション料金が必要になることが多いです。

予約方法や手続きの違い

カーシェアでは、会員登録が必須で、最初に住所や氏名に加えてクレジットカード情報の登録が必要です。手間はかかりますが、一度登録すれば、スマートフォンのアプリからかんたんに予約や手続きができるのが特徴です。ステーションは無人のため、対面手続きは不要で、予約時間になるとすぐに車を利用できます。

一方、レンタカーは、会員登録や予約なしでも利用できる場合が多いですが、いずれにしても店舗で手続きが必要です。出発前に書類の記入や運転免許証の提示、かんたんな行き先確認が求められます。手続きには、出発時に約10分、返却時に約5分かかり、先客がいると待ち時間が発生することもあります。そのため、急いでいるときにはやや不便ですが、スタッフから直接説明を受けられるため、店頭でのサポートを重視する方には適しています。

給油の違い

カーシェアでは、返却時にガソリンを満タンにする必要はありません。給油が必要な場合は、専用の給油カードで支払いを済ませることができます。多くのサービスでは、ガソリンが半分以下になった際に給油するルールがあるため、最低でも半分程度のガソリンが入った状態で出発できます。

一方、レンタカーは返却時にガソリンを満タンにするのが原則です。給油後に店舗へ戻る際に多少ガソリンが減っても問題ありません。出発前の手続きで周辺のガソリンスタンドを案内されることが多く、スムーズに給油できます。返却時にはメーターやレシートの確認が行われるため、給油レシートを保管しておく必要があります。

ステーション数と店舗数の違い

カーシェアは、専用のステーションから車を借りる仕組みです。マンション前や商業施設の駐車場を利用したステーションも多く、レンタカーに比べて利用できる場所が広範囲にわたります。

また、個人経営の駐車場と提携してステーションが設置されることも多く、地域に密着したサービスが特徴です。

一方、レンタカーは実店舗を拠点とし、駅前など利便性の高い場所に展開されています。特に大手レンタカー会社は全国に多くの支店を持っているため、出先でもかんたんに店舗を見付けることができます。

カーシェアの特徴とメリット・デメリット

カーシェアとレンタカーの違いを把握したところで、今度はカーシェアに焦点を当てて特徴やメリット、デメリットを見てみましょう。

特徴

カーシェアとは、利用者が必要なときに車を借りられるサービスです。複数の会員が同じ車をシェアして使うことから「カーシェア」と呼ばれています。

利用者はまずスマートフォンのアプリで会員登録をし、車を利用したい時間を予約します。予約した時間に指定されたステーションへ行き、専用のICカードやアプリで車を解錠します。車内にある鍵でエンジンを始動し、利用後は元のステーションに返却するシステムです。

メリット・デメリット

カーシェアのメリットとして、普段乗る機会の少ない高級車やスポーツカー、4WDなどを気軽に体験できる点が挙げられます。例えば、休日に4WDで山道を走ったり、海沿いをスポーツカーでドライブしたりと、シーンに応じた車を利用できます。

また、アプリでかんたんに予約でき、24時間365日いつでも利用可能。対面での手続きが不要な点も大きな魅力です。多くのサービスが短時間利用に対応しており、30分からの利用や10分単位の料金体系、ナイトパックなどの割安プランを活用できる点もメリットです。

一方、デメリットも存在します。まず、利用には会員登録やクレジットカードの登録が必須で、デビットカードなど他の支払い手段には対応していない場合が多いです。また、「乗り捨て」は基本的にできず、車を借りたステーションへの返却が必要です。さらに、車内の清掃(食べこぼしやゴミなど)は利用者自身で行う必要があります。

レンタカーの特徴とメリット・デメリット

続いて、レンタカーならではの特徴とメリット、デメリットも確認していきましょう。

特徴

レンタカーとは、その名のとおり車をレンタルするサービスです。利用者は店舗に足を運び、対面で手続きを行った上で、店舗が管理する車を一定時間借ります。

複数の利用者が一台の車を利用する点はカーシェアと共通していますが、レンタカーは利用後に必ず店舗へ返却され、次の利用者に貸し出されるまで店舗で保管されます。車の状態や清掃は店舗側が管理しているため、常に良好なコンディションで車を利用できるのが特徴です。

メリット・デメリット

レンタカーのメリットは、乗用車だけでなく、バスやトラックなどさまざまな車種を借りられる点です。「引越しで荷物を運びたい」「大人数の旅行でマイクロバスを借りたい」といったニーズにも対応できます。

また、6時間、12時間、1日といった時間単位だけでなく、1か月単位の長期間レンタルにも対応しているため、「出張中だけ使いたい」「マイカーが修理中なので代車がほしい」といった長期的な利用にも便利です。さらに、大手レンタカー会社では全国に多数の支店があり、借りた店舗とは異なる店舗に返却する「乗り捨て」にも対応しています。例えば、旅行先で借りた車を地元の店舗に返却するなど、柔軟な利用が可能です。

一方で、デメリットもあります。レンタカーは対面手続きが必須で、利用時間は店舗の営業時間内に限られます。例えば、朝11時に12時間プランで借りても、店舗が22時で閉店する場合、22時までに返却しなければなりません。営業時間を過ぎると翌朝の返却となり、延長料金が発生します。反対に、予定より早く返しても、未使用時間の返金はレンタカー会社の規定によります。

さらに、レンタカーは満タンの状態で貸し出され、返却時にも満タンで返す必要があります。ガソリン代は自己負担となり、返却前にガソリンスタンドに立ち寄る時間も考慮しなければなりません。

カーシェアとレンタカーどちらが安い?損益分岐点を解説

近所にカーシェアとレンタカー両方のサービスがある場合、どちらを使ったほうがおトクなのかは悩むことが多いポイントです。

一般的にカーシェアは短時間の利用、レンタカーは長時間の利用に向いていると言われていますが、実際カーシェアがレンタカーよりおトクなのは何時間までなのでしょうか。それぞれシミュレーションしてみたので、ぜひ参考にしてください。

カーシェアのコストシミュレーション

まずは1時間や2時間単位の短時間利用を中心に、カーシェアを利用した場合のコストをシミュレーションしてみましょう。条件は次のとおりです。

【料金】ベーシックプランの場合

  • 月会費980円(980円まで利用料金から割引)
  • 利用料金150円/10分
  • 距離料金(6時間まで0円、6時間以降20円/km、1時間あたり20km走行すると仮定)
  • パックあり(6時間パック4,280円/12時間パック5,700円/24時間パック7,300円)
  • 保険料込
  • オプションなし

【利用時間・距離】
1~6時間、12時間、24時間の利用

【車種】
フィット(ホンダ)

利用時間 利用料金 距離料金 月会費割引なしの料金総額 月会費割引ありの料金総額
1時間 900円 0円 900円 0円
2時間 1,800円 0円 1,800円 820円
3時間 2,700円 0円 2,700円 1,720円
4時間 3,600円 0円 3,600円 2,620円
5時間 4,280円(6時間パック適用) 0円 4,280円 3,300円
6時間 4,280円(6時間パック適用) 0円 4,280円 3,300円
12時間 5,700円(12時間パック適用) 4,800円 10,500円 9,520円
24時間 7,300円(24時間パック適用) 9,600円 16,900円 15,920円

レンタカーのコストシミュレーション

続いてレンタカーのコストをシミュレーションしてみましょう。レンタカーは大手レンタカー会社と格安レンタカー会社があり、料金に大きく差が出るため、両方のパターンを紹介します。条件は次のとおりです。

【料金】

<大手レンタカー会社>

  • 月会費無料
  • 利用料金:パック制(6時間パック6,500円/12時間パック7,200円/24時間パック8,900円)
  • 保険料込
  • オプションなし

<格安レンタカー会社>

  • 月会費無料
  • 利用料金:24時間まで一律3,800円
  • 保険料込
  • オプションなし

【利用時間・距離】

  • 1~6時間、12時間、24時間の利用
  • 1時間あたり20km走行すると仮定

【車種】
フィット(ホンダ)

燃費:30km/リットル走行、ガソリン代は168円/リットルを想定(1時間あたり20km走行で112円)

利用時間 利用料金(大手) 利用料金(格安)
1時間~6時間 6,500円(6時間パック適用)+ガソリン代112~672円
=総額6,612~7,172円
3,800円(24時間まで)+ガソリン代112~672円
=総額3,912円~4,472円
6時間超~12時間 7,200円(12時間パック適用)+ガソリン代672~1,344円
=総額7,872円~8,544円
3,800円(24時間まで)+ガソリン代672~1,344円
=総額4,472円~5,144円
12時間超~24時間 8,900円(24時間パック適用)+ガソリン代1,344~2,688円
=総額10,244円~11,588円
3,800円(24時間まで)+ガソリン代1,344~2,688円
=総額5,144円~6,488円

シミュレーション結果からわかるように、レンタカーは1時間のみの利用でも3,912~6,612円の費用がかかります。

一方、カーシェアなら1時間で1,000円未満で利用可能で、ガソリン代も料金に含まれています。このように、短時間の利用においてはレンタカーよりもカーシェアのほうがコストを抑えられることがわかります。

損益分岐点は?

紹介したシミュレーションによると、レンタカーよりカーシェアのほうがおトクになるのは6時間以内の利用です。月会費の割引が適用されるうちは4時間が損益分岐点ですが、走行距離を含めると6時間程度まではカーシェアの方がコストを抑えられる場合もあります。

また、大手レンタカー会社と比較すると、24時間利用時でも月会費割引が適用されればカーシェアの方が安くなるという意外な結果が得られました。ただし、割引が適用されない場合は24時間利用ではレンタカーの方が割安です。月会費割引や走行距離に応じて多少の差はありますが、概ね1~6時間の利用ならカーシェア、6~12時間以上なら格安レンタカー、24時間ならレンタカーの利用がおすすめです。

カーシェアとレンタカー、どちらが向いている?

シミュレーション結果を基に、カーシェアとレンタカーそれぞれのサービスについておすすめの人やシチュエーションをご紹介します。

短時間利用ならカーシェア

4~6時間程度の短時間利用ならカーシェアがコスパよく利用できておすすめです。手続きが少なく、手軽に利用できる点も短時間の利用に適しています。また、ステーションの数が多く、都市部での移動にも便利です。車を頻繁に使わない方や短時間だけ使用したい方には最適なサービスです。

【利用シーンの例】
都内に住む夫婦2人。普段は公共交通機関で通勤しているため、車を使う機会は少なめです。ドライブを兼ねて、都内から離れた観光地へのお出かけや、郊外の大型ショッピングモールへの買い物の際にカーシェアを利用しています。小回りのきく車でショッピングがスムーズに終わり、移動時間も短縮されたため、観光地での滞在時間をたっぷり確保できました。

長時間・長距離ならレンタカー

6時間以上の利用や遠方への移動には、レンタカーがおすすめです。レンタカーは、短時間利用でも6時間、12時間、あるいは24時間分の料金がかかるため、1~2時間程度の利用には向いていませんが、距離料金が発生しないため長距離移動には適しています。

特に、レジャーや家族旅行など大人数での移動や、軽トラックなど特定の車種が必要な場面では、レンタカーを積極的に検討しましょう。

【利用シーンの例】
4人家族。地方の観光地に2泊3日で旅行に行く予定ですが、車がないと不便な場所です。ホテルも山の中にあり、公共交通機関を利用すると時間がかかりすぎてしまうため、家族全員での移動には不向きだとわかりました。そこでレンタカーを借りることに。広い車内で荷物もたくさん運べる車を選び、家族全員で観光地を自由に回りながら快適な旅行を楽しみました。

カーシェアなら「三井のカーシェアーズ」

カーシェアのご利用をご検討されている方には、三井不動産グループが提供する「三井のカーシェアーズ」をおすすめいたします。利便性の高いおトクな料金プランに加え、充実した補償とサポート体制が整っておりますので、初めての方でも安心してご利用いただけます。

料金

三井のカーシェアーズでは、「月会費+時間料金+距離料金」を基本とした料金体系に加え、お客さまのニーズに合わせて選べる2つのプランと、おトクなパック料金を用意しています。

【ベーシックプラン】
「ベーシックプラン」は、頻繁にカーシェアをご利用される方向けのプランです。月会費として980円(税込)が必要ですが、月会費相当分が時間料金から割引されるため、実質0円でご利用いただけます。

※料金はすべて税込
※ランクル300クラスが適用されるクルマ「ランドクルーザー300 GR SPORT」は、一部の個人会員さまにご利用を限定させていただいております。
※2024年11月末時点の情報です。変更の可能性もございます。

【月会費無料プラン】
もし数か月に1回、あるいは月に1回30分のみといった低頻度の利用で、月会費相当の割引をうまく活かせないときは「月会費無料プラン」をおすすめします。時間料金はやや高くなりますが、月会費がかからないのでスポット利用に最適です。

※料金はすべて税込
※ランクル300クラスが適用されるクルマ「ランドクルーザー300 GR SPORT」は、一部の個人会員さまにご利用を限定させていただいております。
※2024年11月末時点の情報です。変更の可能性もございます。

〈三井のカーシェアーズの詳細はこちら〉

さらに安心を追加「トラブルあんしんサポート」

三井のカーシェアーズでは、追加のサポートサービスを活用すればより安全、安心に車をご利用できます。「トラブルあんしんサポート」では、予約時に追加費用を支払えば、営業補償(ノン・オペレーションチャージ=NOC)の費用が免除されます。費用と負担免除される項目は、次のとおりです。

※タイヤのパンク・損傷時に発生した金額については、一旦会員さまに立替払いいただきます
※三井のカーシェアーズの会員である間に事故を2回以上起こされた場合は、営業補償は免除となりますが、修理費用、もしくは車両リース解約金相当額は、シェアカーの損害に対する修理費用などのサポート制度が適用されないケースに従い、会員にご負担いただく場合があります

また、トラブルあんしんサポートの加入料金は以下のとおりです。

※加入料金は利用時間ではなく、予約時間に基づき計算されます
※72時間を超えた予約も、24時間ごとに550円加算されます

最安550円の追加費用で最大50,000円の支出が免除となります。事故やトラブル時の失費をできる限り抑え、安心して車を利用されたい方は、本オプションへの加入を検討することをおすすめいたします。

24時間の受付対応

三井のカーシェアーズでは、24時間体制のサポートダイヤルを設置しており、専任スタッフが常駐しています。そのため、深夜や早朝、年末年始なども事故やトラブルの対応をいたします。

特に、事故を起こした直後はパニックで正常な判断ができない場合もあるでしょう。専任スタッフによる的確なサポートをいたしますのでご安心ください。

いかがだったでしょうか?
カーシェアもレンタカーもどちらもメリットがありますが、「必要な分だけサクッと手軽に利用したい!」そんな方はカーシェアがおすすめです。特にコスパや車種にもこだわりたいなら、ぜひ三井のカーシェアーズをチェックしてみてください!    
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