太平洋に面した千葉県勝浦市は、天正時代から400年以上も続く「勝浦朝市」で有名です。現在でも水曜日をのぞいて毎日、朝市が開催されています。「勝浦朝市」の近くには、海の生き物と触れ合える「かつうら海中公園」と「鴨川シーワールド」もあります。今回は、勝浦市方面へ1泊2日の旅行に行ってきました。
「新型フリード」で東京湾アクアラインを渡り、房総半島を横断
都内から勝浦までは、東京湾アクアラインを経由して房総半島を横断します。途中、「海ほたるパーキングエリア」での休憩をはさんで3~4時間のドライブです。
今回利用したクルマは、「リパーク西つつじヶ丘1丁目」ステーションにある、ホンダ「新型フリード」です。7人乗りのコンパクトミニバン「新型フリード」は、荷物やお土産をたくさん載せても広々と使えるので、家族やお友だちとの旅行にピッタリです。
カレコではアプリや会員ページから72時間まで予約ができて、利用料金は予約した時間に応じて最も安いパック料金が自動的に適用されるので、長時間のご利用もおトクに楽しめます。72時間を超える予約は、カレコ・サポートセンターまでお電話ください。
途中、東京湾アクアラインの「海ほたるパーキングエリア」で休憩。この先は休憩所が少ないのでお手洗い休憩などはここで済ませておきましょう。
「海ほたるパーキングエリア」から木更津方面へ、クルマを走らせること1時間半で勝浦市へ到着しました。
「かつうら海中公園」で海の中から魚をじっくり観察
「かつうら海中公園」がある勝浦市鵜原地先(うばらじさき)は、リアス式海岸の景勝地として有名で、海の生き物がたくさん生息しています。勝浦市鵜原地先の一帯は、海域のすぐれた景観を維持し、大切にする「勝浦海域公園」に指定されており、「かつうら海中公園」はその中心施設として設置されました。沖合60ⅿの位置に海中展望塔があり、海の上と中から海の様子を観察できます。
水深8ⅿの海中展望室の周りには、年間を通して約90種類の魚が生息しており、季節ごとに異なる魚や海底の様子を海の中から楽しむことができます。
一年の中でも11月から3月の寒い時期は比較的海がきれいなので、観察するにはもってこいの季節です。「本日の海中の透明度」や「観察できる魚」は「かつうら海中公園」のホームページで紹介されているのでお出かけするときの参考にしてください。
ホームページには、入場料が10%オフになるクーポンも用意されているので、印刷またはケータイに表示させて行くのがおすすめです。
駐車場へ戻る途中、「海の資料館」へ立ち寄ってみました。海流や地形、漁業など房総半島の歴史がパネル展示やビデオ上映で紹介されています。さまざまな貝の化石や海藻標本なども展示されているので、お子さまの自由研究にもおすすめです。
▼かつうら海中公園
住所:千葉県勝浦市吉尾174
電話:0470-76-2955
URL:http://www.katsuura.org/
駐車場:あり(170台、有料)
2日目は「勝浦朝市」からスタート!
「勝浦朝市」は、「日本三大朝市」に数えられ、新鮮な野菜や魚のほか、わらび餅や魚介類のどんぶり、「お食事処いしい」の勝浦タンタンメンなどが有名です。朝市が開催されるエリアのそばに宿泊して、2日目は朝食として朝市での食べ歩きを楽しみました。
「勝浦朝市」の名物「南蛮屋」のわらび餅は6時のオープンと共に大賑わい。味は、プレーン・ごま・ミルクの3種類でその場で食べることも、テイクアウトすることもできます。この日は風が強かったので、プレーンとごまをテイクアウトしました。
あちこちからおいしそうなにおいが漂う朝市通りですが、中でも威勢のいい呼び込みについ吸い寄せられたのが、勝浦名物「さんが汁」。なめろうに火を通したものが入った「さんが汁」は、寒い朝の冷えた体に沁みわたりました。
そして、朝市の目玉である魚介丼のお店で有名な「朝市新鮮広場うおすい」。7時のオープンに合わせて訪れてみましたが、なんとこの時点で1時間待ちの大行列。期待が高まります。
どれもおいしそうなメニューばかり。並んでいる間にあれこれ悩みましたが、「まぐろの漬け丼」を頼みました。新鮮でおいしいのはもちろんのこと、ボリュームがあるのに600円(税別)という安さでした。行列に並ぶ価値ありですね。
「勝浦朝市」は、毎月1日~15日が「下本町朝市通り」、16日~月末までが「中本町朝市通り」で開催されています(営業時間は6時~11時。水曜日定休日)。朝市周辺には無料の市営駐車場(墨名市営駐車場、出水市営駐車場)があり、市外のホテルや宿からも訪れることができるので、ぜひ早起きをして楽しんでみてはいかがでしょうか。
※墨名市営駐車場、出水市営駐車場は、イベント開催時は有料となる場合があります。
▼勝浦朝市
開催場所:毎月1日~15日 下本町朝市通り 毎月16日~月末 仲本町朝市通り
URL:https://www.katsuura-kankou.net/asaichitop/
▼朝市新鮮広場うおすい
住所:千葉県勝浦市勝浦136
電話:0470-73-5505
営業時間:7時~13時(水曜日定休日)
海の生き物を間近で見られる「鴨川シーワールド」へ!
「勝浦朝市」を楽しんだあとは、海の王者・シャチのパフォーマンスが大人気の「鴨川シーワールド」へ。シャチだけでなく、イルカやベルーガ(白イルカ)、アシカのショーも見逃せません。
勝浦から「鴨川シーワールド」までは、海沿いの道を30分のドライブ。休日は道路や駐車場が混雑するので、午前中に入場するのがおすすめです。
休館日が不定期なのと、季節や天候によってパフォーマンスの内容やスケジュールが変更されるので、事前にホームページで確認してから行きましょう。
「鴨川シーワールド」のアシカショーは、3頭の親子によるほのぼのとしたパフォーマンスが人気。笑顔が自慢のアシカと一緒に記念写真を撮ることもできます。
室内シアターで行われるベルーガのパフォーマンスも必見です。愛くるしいベルーガたちの生態や、賢さには目を見張るものがあります。映画館のような室内シアターで行われているのも珍しいのではないでしょうか。
水族館の定番でもあるイルカショーは、「鴨川シーワールド」でも大人気。ショーが始まる前から客席はどんどん埋まってしまいます。シャチに比べると小さいイルカたちですが、その身軽さや愛らしい鳴き声で会場を沸かせます。イルカとの記念撮影やコミュニケーションタイムなどのふれあいタイムも充実。タイムスケジュールや定員が決まっているので、入館したらすぐに申し込んでおきましょう。
最後は、「鴨川シーワールド」の目玉であるシャチのショー。好奇心旺盛なシャチたちがトレーナーと息を合わせて大迫力のジャンプなどダイナミックなパフォーマンスを繰り広げます。シャチがジャンプするたびに大きな水しぶきが起こり、前方の席はずぶ濡れに。これには子どもたちも大興奮でした。
レインコート(ポンチョ)が会場近くで売られていますが、その他にもケータイやバッグ、靴なども防水対策は必須です。タオルや着替えなどもしっかり準備して行きましょう。
他にも見どころ満載の「鴨川シーワールド」
「鴨川シーワールド」は、迫力あるパフォーマンスばかりでなく、じっくりと動物の生態を学べるような工夫もされています。1日2回あるペリカンのガイダンスは、可愛くお散歩する姿を見ながら飼育員さんの解説を聞くことができます。
イルカの水槽では、ショーとは一味違ったイルカたちの人懐っこい姿を見ることができました。ガラス越しに呼びかけるとカラダを回転させながら何度もご挨拶。まるで一緒に遊んでいるかのよう。癒されるひとときでした。
ショーやパフォーマンス以外にも、「フィーディングタイム」には動物たちや魚たちの食事の様子を見ることができました。こちらもタイムスケジュールが組まれているのでチェックしておきましょう。
今回はタイミングよくデビュー間もないペンギンの赤ちゃんも見られました。体の大きさは大人と変わらないけれど、ふわふわの体毛でゆっくり歩く姿はとてもかわいく、貴重な体験ができました。
▼鴨川シーワールド
住所:千葉県鴨川市東町1464-18
電話:04-7093-4803
URL:http://www.kamogawa-seaworld.jp/
駐車場:あり(1,200台、1日1,000円)
定休日:不定休
勝浦、鴨川まで行くなら1泊してたくさん遊ぼう
今回は、1泊して勝浦から鴨川まで観光してきました。絶景スポットの「かつうら海中公園」に活気あふれる「勝浦朝市」、シャチの大迫力のパフォーマンスや海の生き物の生態の観察を楽しめる「鴨川シーワールド」。どこもとても楽しく過ごすことができました。
週末に、家族やお友だちと訪れてみてはいかがでしょうか。
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