ドライブの知識

どうやってつける?何歳から?「ジュニアシート」「チャイルドシート」の違いと使い方

カレコでは、お子さまとのドライブが楽しめるようにジュニアシートとチャイルドシートを用意しています。ジュニアシートは、ホンダ「S660」を除くすべてのクルマに標準装備。荷室にあります。またチャイルドシートは、常設車両を用意している他、一部の「三井のリハウス」店舗などで無料貸出をしています。

>>>チャイルドシート常設車両があるステーション

>>>チャイルドシートが無料で借りられる「三井のリハウス」店舗

お子さまがいる方の中には、「使い方がわからない」「ジュニアシートとチャイルドシートは何が違うの?」と、疑問をお持ちの方もいらっしゃるでしょう。そこで、ジュニアシートとチャイルドシートの違いと使い方をご説明します。

<目次>
ジュニアシートやチャイルドシートはなぜ必要?
標準装備のジュニアシートは4歳ごろから
チャイルドシートは新生児~3歳ごろまで
カレコならお子さまとのドライブも楽しめる

ジュニアシートやチャイルドシートはなぜ必要?

身体の小さな赤ちゃんや子どもは、大人用のシートベルトを装着できません。ジュニアシートやチャイルドシートは、乳児や幼児を安全にクルマに乗せるために取り付ける装置です。

一般的に新生児~1歳前後の乳児を乗せるベビーシート、1歳~3歳ごろの幼児を乗せるチャイルドシート、4歳~6歳(体重15kg以上)を目安に使用するジュニアシートの3種類があり、カレコではベビーシート兼用のチャイルドシートと、ジュニアシートの2種類を用意しています。ご利用の際は、月齢や年齢ではなく、体重に応じて使い分けてください。

左がチャイルドシート、右がジュニアシート
左がチャイルドシート、右がジュニアシート

なお、法律(道路交通法)で、6歳未満のお子さまをクルマに乗せる時は、ベビーシートやチャイルドシート、ジュニアシートの使用が義務付けられており、使わなかった場合は交通違反で罰則の対象となります。

標準装備のジュニアシートは4歳ごろから

ジュニアシートは、4歳(体重15kg以上)ごろからのお子さまに使用します。クルマのシートの上に置いて座面を高くするもので、「ブースターシート」とも呼ばれます。金具などを装着する必要はなく、シートの上に置くだけでOK。ジュニアシートにお子さまを座らせたら、大人用と同じようにシートベルトを締めます。

ジュニアシートはシートの上に乗せるだけ
ジュニアシートはシートの上に乗せるだけ
大人と同じようにシートベルトを装着する
大人と同じようにシートベルトを装着する
ガイドの下に腰ベルトが通っていることを確認
ガイドの下に腰ベルトが通っていることを確認

シートベルトを締めるときは、ジュニアシートの両側にあるガイドの下に腰ベルトが通るようにしてください。ガイドの下に腰ベルトを通すことで、ジュニアシートをしっかりと固定します。

利用終了時には荷室に戻すことを忘れずに
利用終了時には荷室に戻すことを忘れずに

なお、ジュニアシートはチャイルドシートと違って運転席以外のどの席にも装着できますが、安全のために助手席は避けて、後ろのシートで使用しましょう。助手席では万が一、エアバッグが展開した際に、体の小さな子どもでは衝撃を受け止めきれず危険です。

またお子さまの年齢が6歳以上であっても、シートベルトが首にかからない身長になるまで(10歳ごろ、身長135cm程度)は、ジュニアシートの使用をおすすめします。

>>>ジュニアシートの利用方法(PDF)

チャイルドシートは新生児~3歳ごろまで

カレコで 2020年3月現在、 用意しているチャイルドシート(タカタ04 アイフィックス)は、ベビーシート兼用です。新生児から3歳ごろまでのお子さまに使用できます。チャイルドシートを固定する方式の国際標準規格「ISOFIX(アイソフィックス)」に対応していて、簡単に装着ができ、安全性も高いものです。

※色や型式が異なるチャイルドシートもございます。型式が異なるものは取り付け方も異なる場合があるのでご注意ください。

取り付け方法は、チャイルドシートのベース(台座)のコネクターをクルマに装備されている金具に差し込み調整したのち、チャイルドシート本体をベースに装着します。

シートクッション左右の奥にある金具にチャイルドシートのコネクターを差し込み、固定する
シートクッション左右の奥にある金具にチャイルドシートのコネクターを差し込み、固定する
ベースの内側左右にあるボタンに緑の表示が出ていればOK。また、このボタンを押してベースとシートの間に隙間ができないように調整する
ベースの内側左右にあるボタンに緑の表示が出ていればOK。また、このボタンを押しながらベースとシートの間に隙間ができないように調整する
サポートレッグは床につくように長さを調整する
サポートレッグは床につくように長さを調整する
金具の位置を合わせてベースにチャイルドシート本体を装着する
金具の位置を合わせてベースにチャイルドシート本体を装着する
ベースの脇にあるボタンの表示が緑になっていることを確認
ベースの脇にあるボタンの表示が緑になっていることを確認

チャイルドシート本体をベースに取り付けるときは、チャイルドシート側の金具とベース側の金具の位置を合わせます。「カチャン」と音がして、ベースの脇にあるボタンに緑の表示が出ていれば、取り付け完了です。「カチャン」と音がしなかったり、ボタンの表示が赤になっているときは、きちんと装着できていません。もう一度、つけ直してみてください。

お子さまを乗せたら、シートベルトを締めます。シートベルトは4点式で、2本の肩ハーネス(ベルト)を座面にあるバックルに装着。座面の先端に出ているベルト(ハーネスアジャスター)を引いて、肩ハーネスのたるみを取ります。肩ハーネスの高さが合わないときは、一度チャイルドシートを外して、背もたれの裏側から肩ハーネスの位置を調整してください。

シートベルトを装着したら、ハーネスアジャスターでたるみを取る
シートベルトを装着したら、ハーネスアジャスターでたるみを取る

1歳半を過ぎているお子さまは、チャイルドシート本体を前向きに取り付けますが、新生児から1歳半ごろ(体重13kg未満)までは、後ろ向きに取り付けます。また、約7kg(参考月齢6ヶ月未満)までのお子さまを乗せる場合は、インナークッションを取り付けて、その上にお子さまを乗せます。

1歳半ごろ(体重13kg)までは後ろ向きに装着する。万が一、衝突事故が起きた際に、衝撃から首を守るため
1歳半ごろ(体重13kg未満)までは後ろ向きに装着する。万が一、衝突事故が起きた際に、衝撃から首を守るため
 7kg(月齢6ヶ月)までのお子さまは、インナークッションの上に座らせる
7kg(月齢6ヶ月)までのお子さまは、インナークッションの上に座らせる

ISOFIXの金具は、2列シート車の場合は後ろの席、3列シート車の場合は2列目のシートにあります。ISOFIX金具のない助手席や3列目のシートには装着できませんのでご注意ください。

>>>チャイルドシート利用マニュアル(PDF)※必ずお読みください

>>>チャイルドシートの取り付け方をもっと詳しく写真で紹介(ブログ)

>>>チャイルドシート常設車両があるステーション

>>>チャイルドシートが無料で借りられる「三井のリハウス」店舗

カレコならお子さまとのドライブも楽しめる

チャイルドシートやジュニアシートを安全なドライブを!
チャイルドシートやジュニアシートを正しく利用して安全なドライブを!

チャイルドシートやジュニアシートの利用は「法律違反になるから」ではなく、「安全なドライブのため」に欠かせません。カレコではジュニアシートをすべてのクルマに標準装備(「S660」を除く)、チャイルドシートは常設車両を用意している他、貸し出しも行っています。お子さまとのお出かけに、ぜひカレコをご利用ください。

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