やさしい舌触りとミネラルによる甘みが魅力の天然氷。今回は暑さでバテそうな体を癒すべく、埼玉県秩父市にあるかき氷の人気店、「阿左美冷蔵(あさみれいぞう)金崎本店」にクルマを走らせます!
<目次>
・都心から「阿佐美冷蔵 金崎本店」まで、およそ100分のドライブ
・「阿佐美冷蔵」で天然かき氷に舌鼓
・秩父の市街を一望できる絶景スポット「秩父ミューズパーク」展望台へ
・秩父「わらじかつ丼」の草分け「名代わらじかつ丼 安田屋」
・「道の駅ちちぶ」でオリジナルの秩父土産を
・今回のドライブに使用したクルマ:トヨタ 「RAV4」
都心から「阿佐美冷蔵 金崎本店」まで、およそ100分のドライブ
都心から「阿左美冷蔵 金崎本店」までは、首都高速5号池袋線を利用し、美女木JCTで東京外環自動車道へ。大泉ICにて関越自動車道に分岐します。花園ICで一般道に降り、「秩父やまなみ街道」こと皆野寄居バイパス(有料区間あり)を利用します。花園ICを降りてから30分ほどで「阿左美冷蔵 金崎本店」に到着です。
「阿佐美冷蔵」で天然かき氷に舌鼓
「阿左美冷蔵 金崎本店」の駐車場は「彩甲斐街道(さいかいかいどう)」こと国道140号線沿いにあります。
阿左美冷蔵は明治23年に創業した天然氷の蔵元で、1992年にかき氷の専門店として現在の金崎本店をオープン。現在は長瀞町に「阿左美冷蔵 寶登山道店」も構えています。金崎本店、寶登山道店ともに大人気店のため、盛夏のトップシーズンは週末、平日問わず2~3時間の行列ができるそう。どちらのお店も通年営業しているので、暑さや行列が苦手な人は涼しくなってから訪れるのもいいかもしれません。
「阿左美冷蔵」の天然氷は、長瀞渓谷のある宝登山の伏流水から作られています。放射冷却でゆっくりと凍った天然の氷は結晶が大きく、これを溶ける寸前で削ることで、ふわりとした舌触りの良いかき氷に仕上がるそう。製法は平安時代から続く伝統的なもので、歴史の長さに驚かされます。
お店の入り口でオーダーしたのち、店内席、あるいはテラス席に通されます。この日、オーダーしたのは「蔵元秘伝みつ 極みスペシャル」と「本日限定のメニュー」です。
「阿左美冷蔵」の代名詞と呼べる「蔵元秘伝みつ」。極みスペシャルは蔵元秘伝みつに、粒あん、白あん、抹茶あんと、相性のいい餡が付きます。
まずは何もかけずに、そのままの天然氷をいただきます。ふんわりと舌触りの良い氷が舌に触れるやスッと溶け、ほのかな甘さとわずかな苦みを残します。「阿左美冷蔵」では氷が張らない季節でも日々、水と山を管理し、水質を保っているそう。天然氷の繊細な味わいは、多くの人の労力により作られていることを忘れてはいけませんね。
天然氷を味わったあとは、秘伝みつをかけていただきます。上質な三温糖を煮詰めて作ったという秘伝みつは、和菓子のような上品な甘さで、それだけでも主役のようなおいしさ。しっかりと脇役に回り天然氷の味わいを一層、引き立ててくれます。
あずき粒あん、白あん、抹茶あんは、とても濃厚な味わいで、かき氷と合うように試行錯誤を重ねて作ったもの。かき氷と一緒に、またはそれぞれの餡だけでと、ちょっとずつ違いを楽しみながら食べるのがおすすめです。
本日限定メニューは秘伝みつと黒みつ、栗の甘露煮ペーストが付いていました。店員さんから「黒みつは、かき氷を半分ほど食べてからかけるのがおすすめです」とアドバイスを受けます。
黒みつを舐めてみると、香りが濃く、味がしっかりしています。とてもおいしい黒みつですが、先に味わってしまうと、秘伝みつの繊細さや天然氷のほのかな甘さがわかりづらくなってしまうかもしれません。
栗の甘露煮ペーストも舌触りがなめらかで、それだけで上質な和菓子のよう。どっしりとした栗特有の風味は黒みつとの相性も良く、互いの芳ばしさを引き立て合っていました。
▼阿左美冷蔵 金崎本店
住所:埼玉県秩父郡皆野町大字金崎27-1
駐車場:あり(無料)
URL:http://asamireizou.blog.jp
秩父の市街を一望できる絶景スポット「秩父ミューズパーク」展望台へ
おいしかったかき氷の余韻に浸りながら、秩父の市街を一望でき、有名な雲海スポットのある「秩父ミューズパーク」へとクルマを走らせます。「阿左美冷蔵 金崎本店」から「秩父ミューズパーク」までは、20分ほどの道のりです。
秩父市と小鹿野町にまたがる長尾根丘陵に位置する「秩父ミューズパーク」。およそ375ヘクタールの広大な敷地を有し、音楽堂や野外ステージ、フォレストアドベンチャー、カートコースなど、数多くの施設やアトラクションを設ける大型公園です。
この日の目的は展望台。最寄りの駐車場「展望台駐車場」にクルマを停め、300メートルほど、林道(遊歩道)を歩きます。
展望台(展望デッキ)の高さは標高363メートル。秩父の市街や囲む山々を一望でき、うわさに違わぬ絶景が広がります。雲海スポットとして有名な秩父ミューズパークの展望台。取材日の数日前にも雲海が発生していたそう。
南口駐車場に併設されている「農林物産直売所」を軽くのぞいたのち、昼食を食べに「名代わらじかつ丼 安田屋」に向かいます。
▼秩父ミューズパーク
住所:埼玉県秩父郡小鹿野町長留2518
駐車場:あり(無料)
URL:https://www.muse-park.com
秩父「わらじかつ丼」の草分け「名代わらじかつ丼 安田屋」
秩父ミューズパークから安田屋までは、10分ほどで到着します。
わらじかつ丼は秩父市を代表するご当地グルメ。市内の多くのお店で提供されています。「名代わらじかつ丼 安田屋」は、ご当地グルメブームの前からわらじかつ丼を提供しており、草分け的なお店として知られています。
安田屋のメニューはわらじかつ丼のみ。カツの枚数を1~3枚から選ぶことができます。
出てきた丼のふたを開けるや、山になったカツの大きさと厚みに圧倒されます。お店ではカツを持ち帰るための容器を用意してくれているので、実物を前にして「とても食べきれない」と感じたら、箸をつける前に容器をお願いしましょう。
揚げたてで熱々のカツはとても柔らかく、噛めば肉の脂があふれ出ます。衣に染みこんだ辛めのタレが食欲を増進。ご飯が進み、気が付けばあれだけボリュームのあったカツを平らげていました。満腹感と満足感の中、まだ並んでいるお客さんのため、早々にお店をあとにします。
▼名代わらじかつ丼 安田屋
住所:埼玉県秩父市日野田町1-6−9
駐車場:あり(無料)
「道の駅ちちぶ」でオリジナルの秩父土産を
いよいよ秩父巡りも締めくくりです。お土産を購入するため「道の駅ちちぶ」へ向かいます。「安田屋」から「道の駅ちちぶ」まで約2km。両店舗とも国道140号沿いにあるので、すぐに到着します。
「道の駅ちちぶ」では、採れたて新鮮野菜や他店では購入できないオリジナル商品、秩父市のマスコットキャラクター「ポテくまくん」グッズが多数、取りそろえられています。また国道沿いというアクセスの良さもあって人気の道の駅です。
まずは秩父産のカエデを使った「かえでのラムネ」で喉を潤したのち、店内を見て回ります。気になる商品だらけでしたが、厳選して特産品の「黄金味噌」、秩父メープラーの洋菓子を揃えたメープラーセット、そしておトクな地元産のキュウリを購入しました。
▼道の駅ちちぶ
住所:埼玉県秩父市大宮4625
駐車場:あり(無料)
URL:https://www.michinoeki-network.jp
都心から近く、絶景や絶品グルメの多い秩父市。まだまだ紹介しきれていないスポットがいっぱいあります。今日の楽しかった出来事や、今度はどこにおでかけするかを車内で話し合うなど、帰途まで楽しい1日でした。
今回のドライブに使用したクルマ:トヨタ 「RAV4(ラヴフォー)」
どこでも快適に走行するクロスオーバーSUVの「RAV4」。アウトドアに向いた力強い雰囲気を持ちながら、都会に溶け込むデザインが魅力の一台です。
クロスオーバーSUVとしての使い勝手の良さや性能も評価され、「RAV4」は「2019-2020年度 日本カー・オブ・ザ・イヤー」を受賞。また2019年の世界販売台数ランキングでは、トヨタ「カローラ」、フォード「Fシリーズ」に次いで3位を記録し、世界で認められる一台であることを証明しました。
新たに採用されたシャーシの極めて高い剛性は、運転するドライバーに安心感として伝わります。同じく新開発のエンジンとCVTにより走行性能も抜群。加速から高速域まで気持ちの良い加速が続き、「ずっと運転したい」という気持ちにさせてくれました。近場のショッピングから長距離ドライブまで、何でもこなせる一台です。
<今回のドライブのカーシェア料金>
・車種クラス:ミドル
・プラン:ベーシック
・時間料金:6,700円(12時間パック)
・距離料金:4,500円(18円×250km)
合計:11,200円
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